JPH0695091B2 - Gc/msを用いた定量分析法 - Google Patents
Gc/msを用いた定量分析法Info
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- JPH0695091B2 JPH0695091B2 JP27993689A JP27993689A JPH0695091B2 JP H0695091 B2 JPH0695091 B2 JP H0695091B2 JP 27993689 A JP27993689 A JP 27993689A JP 27993689 A JP27993689 A JP 27993689A JP H0695091 B2 JPH0695091 B2 JP H0695091B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスクロマトグラフ/マススペクトロメーター
(GC/MS)を用いた定量分析法に関する。
(GC/MS)を用いた定量分析法に関する。
さらに詳しくは、本発明は被検物質のGCの保持特性
(P)からGC/MSによる相対重量感度(R)を近似的に
求める方法および上記方法によって得られたRを用いて
混合試料における被検物質の重量パーセントを求める定
量分析法に関するものである。
(P)からGC/MSによる相対重量感度(R)を近似的に
求める方法および上記方法によって得られたRを用いて
混合試料における被検物質の重量パーセントを求める定
量分析法に関するものである。
本発明の方法は多数の被検物質からなる混合試料の定量
分析に特に有用であり、香料、食品、医薬品等の産業分
野において広く利用される。
分析に特に有用であり、香料、食品、医薬品等の産業分
野において広く利用される。
混合試料中の各成分の分離や成分の数およびそれらの相
対的な成分重量比はGC/MSを用いて知ることができる。
しかし、GC/MSを用いる場合には測定機種、カラムの劣
化、スプリット比(キャピラリーガスクロマトグラフの
場合)など、クロマトグラフの条件によってピークの面
積強度が変化する。従って定量分析のためには、該当す
るクロマト条件下での注入量と面積強度との関係(検量
線)を全ての成分の標品についてその都度求め、然る
後、定量しようとする試料をクロマトにかけて各成分の
面積強度を求め、上記検量線を用いて成分重量比を計算
しなければならない。
対的な成分重量比はGC/MSを用いて知ることができる。
しかし、GC/MSを用いる場合には測定機種、カラムの劣
化、スプリット比(キャピラリーガスクロマトグラフの
場合)など、クロマトグラフの条件によってピークの面
積強度が変化する。従って定量分析のためには、該当す
るクロマト条件下での注入量と面積強度との関係(検量
線)を全ての成分の標品についてその都度求め、然る
後、定量しようとする試料をクロマトにかけて各成分の
面積強度を求め、上記検量線を用いて成分重量比を計算
しなければならない。
従って試料中の成分の数が多い場合は上記従来法による
定量分析は困難であった。特に香料のように成分の種類
が5000を超えるような試料の定量分析は実際上不可能で
あった。
定量分析は困難であった。特に香料のように成分の種類
が5000を超えるような試料の定量分析は実際上不可能で
あった。
そこでGC/MSの面積強度比から求めた各成分の面積パー
セントを近似的に重量パーセントとしていた。しかしな
がらこの方法によって得られる値は極めて誤差の大きい
ものであった。
セントを近似的に重量パーセントとしていた。しかしな
がらこの方法によって得られる値は極めて誤差の大きい
ものであった。
本発明者等は、多数の成分からなる混合試料の正確でか
つ簡単な定量分析法を提供すべく鋭意研究を重ねた結
果、ガスクロマトグラフの保持特性(P)とガスクロマ
トグラフ/マススペクトロメーターによる相対重量感度
(R)の間に、同族体あるいはそれらの誘導体について
良好な相関関係があることを見い出した。
つ簡単な定量分析法を提供すべく鋭意研究を重ねた結
果、ガスクロマトグラフの保持特性(P)とガスクロマ
トグラフ/マススペクトロメーターによる相対重量感度
(R)の間に、同族体あるいはそれらの誘導体について
良好な相関関係があることを見い出した。
本発明はこの知見に基づいて完成されたものであり、本
発明は以下に示す近似的相対重量感度の決定方法および
それを用いた定量分析法からなる。
発明は以下に示す近似的相対重量感度の決定方法および
それを用いた定量分析法からなる。
1)2種以上の標準物質について、一定条件下でガスク
ロマトグラフ(GC)の保持特性(P)およびガスクロマ
トグラフ/マススペクトロメーター(GC/MS)による相
対重量感度(R)(基準物質の一定重量当りの感度を1.
00とした場合の標準物質の感度)を測定し、各標準物質
のPに対応する相対重量感度(R)の実測値をグラフ上
にプロットし、該プロットから検量線を作成し、次いで
被検物質のPを測定し、前記検量線から上記Pに対応す
る相対重量感度を求めることを特徴とする被検物質の近
似的相対重量感度(Ra)の決定方法。
ロマトグラフ(GC)の保持特性(P)およびガスクロマ
トグラフ/マススペクトロメーター(GC/MS)による相
対重量感度(R)(基準物質の一定重量当りの感度を1.
00とした場合の標準物質の感度)を測定し、各標準物質
のPに対応する相対重量感度(R)の実測値をグラフ上
にプロットし、該プロットから検量線を作成し、次いで
被検物質のPを測定し、前記検量線から上記Pに対応す
る相対重量感度を求めることを特徴とする被検物質の近
似的相対重量感度(Ra)の決定方法。
2)保持特性(P)として保持指標(I)を用いる1項
に記載の決定方法。
に記載の決定方法。
3)検量線の作成に当たり、各標準物質について、極性
カラムを用いた場合のGCの保持指標(IP)および相対重
量感度(R)と、非極性カラムを用いた場合のGCの保持
指標(INP)および相対重量感度(R)とをそれぞれ測
定し、各標準物質のINPとそれに対応するRをグラフ上
にプロットし、他方、IPとINPの差(ΔI)の大小によ
り標準物質を2つ以上のグループに分け、同一グループ
に属する標準物質の上記プロットから検量線をそれぞれ
グループ毎に作成し、次いで被検物質のINPおよびΔI
を求め、ΔIから該被検物質が属するグループを決定
し、該グループの検量線から上記INPに対応する被検物
質の相対重量感度を求めることを特徴とする2項に記載
の決定方法。
カラムを用いた場合のGCの保持指標(IP)および相対重
量感度(R)と、非極性カラムを用いた場合のGCの保持
指標(INP)および相対重量感度(R)とをそれぞれ測
定し、各標準物質のINPとそれに対応するRをグラフ上
にプロットし、他方、IPとINPの差(ΔI)の大小によ
り標準物質を2つ以上のグループに分け、同一グループ
に属する標準物質の上記プロットから検量線をそれぞれ
グループ毎に作成し、次いで被検物質のINPおよびΔI
を求め、ΔIから該被検物質が属するグループを決定
し、該グループの検量線から上記INPに対応する被検物
質の相対重量感度を求めることを特徴とする2項に記載
の決定方法。
4)2種以上の極性カラムおよび非極性カラムをそれぞ
れ使用して2つ以上のΔIを求め、それらを算術平均し
て得られる▲▼を前記のΔIとして用いることを特
徴とする3項に記載の決定方法。
れ使用して2つ以上のΔIを求め、それらを算術平均し
て得られる▲▼を前記のΔIとして用いることを特
徴とする3項に記載の決定方法。
5)基準物質がヘプタン酸エチルである2乃至4項に記
載の決定方法。
載の決定方法。
6)2種以上の被検物質を含む混合試料についてGCによ
り各被検物質の面積強度比を測定し、これらを1乃至5
項のいずれかの項に記載の決定方法で得た近似的相対重
量感度(Ra)でそれぞれ除して各被検物質の重量比を算
出し、次いでその値を全被検物質の重量比の和で除し、
その商に100を乗ずることを特徴とする全被検物質にお
ける各被検物質の重量パーセントを求める定量分析法。
り各被検物質の面積強度比を測定し、これらを1乃至5
項のいずれかの項に記載の決定方法で得た近似的相対重
量感度(Ra)でそれぞれ除して各被検物質の重量比を算
出し、次いでその値を全被検物質の重量比の和で除し、
その商に100を乗ずることを特徴とする全被検物質にお
ける各被検物質の重量パーセントを求める定量分析法。
本発明の方法において、標準物質のガスクロマトグラフ
の保持特性およびGC/MSによる相対重量感度(R)は常
法に従って一定条件下で測定される。
の保持特性およびGC/MSによる相対重量感度(R)は常
法に従って一定条件下で測定される。
保持特性としては、保持指標(I)の他、保持時間、オ
ーブン温度、保持容量等を用いることができるが、保持
指標を用いるのが最も好ましい。
ーブン温度、保持容量等を用いることができるが、保持
指標を用いるのが最も好ましい。
保持指標(Retention Index)は1958年Kovatsによって
提案されたものであり、クロマトグラフにおける保持値
の標準化法として最も優れた値とされている。物質Xの
保持指標は次の式で定義される。
提案されたものであり、クロマトグラフにおける保持値
の標準化法として最も優れた値とされている。物質Xの
保持指標は次の式で定義される。
X :Iを求めたい物質 stph. :固定相液体 T:温度 Vg(X):化合物Xの比保持容量 Vg(pZ):炭素数Zのn-パラフィンの比保持容量 Vg(pZ+1):炭素数Z+1のn-パラフィンの比保 持容量 t′R:調整保持時間 オーブン温度をリニアーに昇温させる場合には、次の式
で保持指標を求めることもできる(J.Chromatogr.11,46
3(1963))。
で保持指標を求めることもできる(J.Chromatogr.11,46
3(1963))。
相対重量感度(R)は基準物質(例えばヘプタン酸エチ
ル)の一定重量当たりのGC/MSの感度を1.00とした場合
の、ある物質の感度をいう。標準物質の中でその保持指
標および相対重量感度がそれぞれそれらの平均的な値を
示す化合物を選んで基準物質とする。
ル)の一定重量当たりのGC/MSの感度を1.00とした場合
の、ある物質の感度をいう。標準物質の中でその保持指
標および相対重量感度がそれぞれそれらの平均的な値を
示す化合物を選んで基準物質とする。
標準物質の種類は、2種以上であれば特に限定はないが
多い程望ましく、また化学構造上できるだけ多くの種類
から選択するのが望ましい。測定によって得られた各標
準物質のPおよびそれに対応するRをグラフ上にプロッ
トし、該プロットから全物質に共通な検量線を作成す
る。検量線は1本だけ作成しても定量分析をすることか
できるが、標準物質をいくつかのグループに分け、各グ
ループ毎に検量線を作成すると分析結果の精度を格段に
高めることができる。標準物質のグループ分けは各標準
物質についての極性カラムを用いた場合のGCの保持指標
(IP)と非極性カラムを用いた場合の保持指標(INP)
との差(ΔI)の大小によって行われる。例えば、標準
物質をΔIの値によって、0〜149(グループA);150
〜499(グループB);500〜799(グループC);800以上
(グループD)の4つのグループに分け各グループ毎に
前記検量線を作成する。極性カラムとしては例えばCarb
owax 20M(小川香料社製),Reoplex400(ガスクロ工業
社製),Silar-10C(chrompac社製)等を用いることがで
き、非極性カラムとしてはOV-101(小川香料社製),Squ
alane(chrompac社製),OV-1(ガスクロ工業社製),SE-
30(chrompac社製)等が用いられるがこれらに限定され
ない。2種以上の極性カラムおよび非極性カラムをそれ
ぞれ使用して2つ以上のΔIを求め、それらを算術平均
して得られる▲▼を前記ΔIとして用いるとより精
度の高い結果が得られる。被検物質のRを求める際に
は、被検物質の2種の保持指標IPおよびINPを測定し、
前記ΔIを算出し、ΔIから該被検物質が属するグルー
プを決定し、該グループの検量線から上記INPに対応す
るRを読み取り、これを近似的相対重量感度(Ra)とす
る。
多い程望ましく、また化学構造上できるだけ多くの種類
から選択するのが望ましい。測定によって得られた各標
準物質のPおよびそれに対応するRをグラフ上にプロッ
トし、該プロットから全物質に共通な検量線を作成す
る。検量線は1本だけ作成しても定量分析をすることか
できるが、標準物質をいくつかのグループに分け、各グ
ループ毎に検量線を作成すると分析結果の精度を格段に
高めることができる。標準物質のグループ分けは各標準
物質についての極性カラムを用いた場合のGCの保持指標
(IP)と非極性カラムを用いた場合の保持指標(INP)
との差(ΔI)の大小によって行われる。例えば、標準
物質をΔIの値によって、0〜149(グループA);150
〜499(グループB);500〜799(グループC);800以上
(グループD)の4つのグループに分け各グループ毎に
前記検量線を作成する。極性カラムとしては例えばCarb
owax 20M(小川香料社製),Reoplex400(ガスクロ工業
社製),Silar-10C(chrompac社製)等を用いることがで
き、非極性カラムとしてはOV-101(小川香料社製),Squ
alane(chrompac社製),OV-1(ガスクロ工業社製),SE-
30(chrompac社製)等が用いられるがこれらに限定され
ない。2種以上の極性カラムおよび非極性カラムをそれ
ぞれ使用して2つ以上のΔIを求め、それらを算術平均
して得られる▲▼を前記ΔIとして用いるとより精
度の高い結果が得られる。被検物質のRを求める際に
は、被検物質の2種の保持指標IPおよびINPを測定し、
前記ΔIを算出し、ΔIから該被検物質が属するグルー
プを決定し、該グループの検量線から上記INPに対応す
るRを読み取り、これを近似的相対重量感度(Ra)とす
る。
ガスクロマトグラフにより得られた混合試料の各成分の
面積強度比を測定し、上記方法によって得られたRaでそ
れぞれ除して各成分の重量比を算出し、次いでその値を
全成分の重量比の和で除し、その商に100を乗ずること
によって各成分の重量パーセントを求めることができ
る。
面積強度比を測定し、上記方法によって得られたRaでそ
れぞれ除して各成分の重量比を算出し、次いでその値を
全成分の重量比の和で除し、その商に100を乗ずること
によって各成分の重量パーセントを求めることができ
る。
次に実施例を示して本発明の方法をさらに具体的に説明
する。
する。
表1に示した13種の標準物質の各同一重量を混合し、GC
/MSを測定した。ヘプタン酸エチルを基準物質とし、基
準物質のピーク面積(A0)に対する標準物質のピーク面
積(A)の比(A/A0)はその化合物の相対重量感度
(R)とした。
/MSを測定した。ヘプタン酸エチルを基準物質とし、基
準物質のピーク面積(A0)に対する標準物質のピーク面
積(A)の比(A/A0)はその化合物の相対重量感度
(R)とした。
他方、極性カラムおよび非極性カラムにおける各標準物
質の保持指標を測定した。
質の保持指標を測定した。
装置として日立クロマトデータ処理装置D-2500を装備し
た日立M80B GC/MSシステム(日立製作所社製)を用い
た。
た日立M80B GC/MSシステム(日立製作所社製)を用い
た。
GC/MS条件は、極性カラムとしてCW20Mフューズドシリカ
キャピラリーカラム(48m×0.3mmi.d.,スプリット比1/2
8)、非極性カラムとしてOV-101フューズドシリカキャ
ピラリーカラム(50m×0.22mmi.d.,スプリット比1/41)
を用いた。試料は、0.1μl注入した。オーブン温度は8
0℃から210℃まで毎分2℃の速度で昇温させた。ピーク
面積強度は、MSのイオン化室においてGCで分離された成
分に電子を照射し、生じる全てのイオン電流を、D-2500
で積算して求めた。
キャピラリーカラム(48m×0.3mmi.d.,スプリット比1/2
8)、非極性カラムとしてOV-101フューズドシリカキャ
ピラリーカラム(50m×0.22mmi.d.,スプリット比1/41)
を用いた。試料は、0.1μl注入した。オーブン温度は8
0℃から210℃まで毎分2℃の速度で昇温させた。ピーク
面積強度は、MSのイオン化室においてGCで分離された成
分に電子を照射し、生じる全てのイオン電流を、D-2500
で積算して求めた。
標準物質の保持指標は(3)の式に従って昇温条件下で
求めた。
求めた。
極性カラムによる保持指標ICW-20Mと非極性カラムによ
る保持指標I0V-101の差Δ1の値によって標準物質を次
の4つのグループに分類した。グループ ΔI A 0〜149 B 150〜499 C 500〜799 D 800以上 標準物質のIOV-101に対する相対重量感度(R)をグラ
フ上にプロットし、各グループごとに検量線A-Dを作成
した(第1図)。
る保持指標I0V-101の差Δ1の値によって標準物質を次
の4つのグループに分類した。グループ ΔI A 0〜149 B 150〜499 C 500〜799 D 800以上 標準物質のIOV-101に対する相対重量感度(R)をグラ
フ上にプロットし、各グループごとに検量線A-Dを作成
した(第1図)。
表2に示す20種の相対重量感度(R)が未知の被検物質
の混合試料をGCにかけ、それらの保持指標ICW-20Mおよ
びIOV-101をそれぞれ測定し、その差ΔIを求めた。Δ
Iから当該物質が属するグループを決め、そのIOV-101
に対応する近似的相対重量温度(Ra)を第1図の検量線
から求めた。結果を表2に示す。
の混合試料をGCにかけ、それらの保持指標ICW-20Mおよ
びIOV-101をそれぞれ測定し、その差ΔIを求めた。Δ
Iから当該物質が属するグループを決め、そのIOV-101
に対応する近似的相対重量温度(Ra)を第1図の検量線
から求めた。結果を表2に示す。
表2において、重量%(実測)は、混合試料作成時に秤
量した各被検物質の重量から算出した重量%、重量%
(ピーク面積)はGC/MSのピーク面積から算出した重量
%、重量%(R)は、検量線から求められたRaから算出
した重量%をそれぞれ意味する。D1は重量%(ピーク面
積)を重量%(実測)で除した値、D2は重量%(R)を
重量%(実測)で除した値である。従ってD1およびD2は
1.00に近い程、定量分析の誤差が少ないことを示してい
る。表2に記載されているように、D1の標準誤差は0.2
8、変動係数は0.29であるのに対してD2は、それぞれ0.1
0および0.10であり、本発明の方法による定量分析が、
従来のピーク面積に基づいた定量分析に比べて格別に優
れていることが明らかである。
量した各被検物質の重量から算出した重量%、重量%
(ピーク面積)はGC/MSのピーク面積から算出した重量
%、重量%(R)は、検量線から求められたRaから算出
した重量%をそれぞれ意味する。D1は重量%(ピーク面
積)を重量%(実測)で除した値、D2は重量%(R)を
重量%(実測)で除した値である。従ってD1およびD2は
1.00に近い程、定量分析の誤差が少ないことを示してい
る。表2に記載されているように、D1の標準誤差は0.2
8、変動係数は0.29であるのに対してD2は、それぞれ0.1
0および0.10であり、本発明の方法による定量分析が、
従来のピーク面積に基づいた定量分析に比べて格別に優
れていることが明らかである。
第1図は標準物質の保持指標に対する重量感度をグラフ
上にプロットして作成された検量線を示す。 第1図において、枠で囲まれた数字はΔI(極性カラム
による保持指標と非極性カラムによる保持指標の差)を
示す。
上にプロットして作成された検量線を示す。 第1図において、枠で囲まれた数字はΔI(極性カラム
による保持指標と非極性カラムによる保持指標の差)を
示す。
Claims (6)
- 【請求項1】2種以上の標準物質について、一定条件下
でガスクロマトグラフ(GC)の保持特性(P)およびガ
スクロマトグラフ/マススペクトロメーター(GC/MS)
による相対重量感度(R)(基準物質の一定重量当りの
感度を1.00とした場合の標準物質の感度)を測定し、各
標準物質のPに対応する相対重量感度(R)の実測値を
グラフ上にプロットし、該プロットから検量線を作成
し、次いで被検物質のPを測定し、前記検量線から上記
Pに対応する相対重量感度を求めることを特徴とする被
検物質の近似的相対重量感度(Ra)の決定方法。 - 【請求項2】保持特性(P)として保持指標(I)を用
いる請求項1に記載の決定方法。 - 【請求項3】検量線の作成に当たり、各標準物質につい
て、極性カラムを用いた場合のGCの保持指標(IP)およ
び相対重量感度(R)と、非極性カラムを用いた場合の
GCの保持指標(INP)および相対重量感度(R)とをそ
れぞれ測定し、各標準物質のINPとそれに対応するRを
グラフ上にプロットし、他方、IPとINPの差(ΔI)の
大小により標準物質を2つ以上のグループに分け、同一
グループに属する標準物質の上記プロットから検量線を
それぞれグループ毎に作成し、次いで被検物質のINPお
よびΔIを求め、ΔIから該被検物質が属するグループ
を決定し、該グループの検量線から上記INPに対応する
被検物質の相対重量感度を求めることを特徴とする請求
項2に記載の決定方法。 - 【請求項4】2種以上の極性カラムおよび非極性カラム
をそれぞれ使用して2つ以上のΔIを求め、それらを算
術平均して得られる▲▼を前記のΔIとして用いる
ことを特徴とする請求項3に記載の決定方法。 - 【請求項5】基準物質がヘプタン酸エチルである請求項
2乃至4に記載の決定方法。 - 【請求項6】2種以上の被検物質を含む混合試料につい
てGCにより各被検物質の面積強度比を測定し、これらを
請求項1乃至5のいずれかの項に記載の決定方法で得た
近似的相対重量感度(Ra)でそれぞれ除して各被検物質
の重量比を算出し、次いでその値を全被検物質の重量比
の和で除し、その商に100を乗ずることを特徴とする全
被検物質における各被検物質の重量パーセントを求める
定量分析法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27993689A JPH0695091B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | Gc/msを用いた定量分析法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27993689A JPH0695091B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | Gc/msを用いた定量分析法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03142358A JPH03142358A (ja) | 1991-06-18 |
| JPH0695091B2 true JPH0695091B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17617979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27993689A Expired - Lifetime JPH0695091B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | Gc/msを用いた定量分析法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0695091B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284371A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Shimadzu Corp | 質量分析方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4590091B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2010-12-01 | 大陽日酸株式会社 | ガス分析装置 |
| JP2006292446A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Shimadzu Corp | ガスクロマトグラフ装置 |
| JP4507962B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2010-07-21 | 株式会社島津製作所 | ガスクロマトグラフ装置 |
| US8078427B2 (en) | 2006-08-21 | 2011-12-13 | Agilent Technologies, Inc. | Calibration curve fit method and apparatus |
| JP4953175B2 (ja) * | 2007-03-20 | 2012-06-13 | 財団法人北九州産業学術推進機構 | クロマトグラフ/質量分析装置における定量精度向上方法 |
| US20110310544A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-22 | Arthur Larsen | Coupling Systems for Removably Coupling a Support Beam to an Electronic Device and Methods of Making and Using the Same |
| CN102458069A (zh) * | 2010-10-28 | 2012-05-16 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 电子装置 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP27993689A patent/JPH0695091B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006284371A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Shimadzu Corp | 質量分析方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03142358A (ja) | 1991-06-18 |
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| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Zoccali et al. | Fast gas chromatography-mass spectrometry: A review of the last decade | |
| Tanaka et al. | Development of a liquid chromatography/time‐of‐flight mass spectrometric method for the simultaneous determination of trichothecenes, zearalenone and aflatoxins in foodstuffs | |
| Tiscione et al. | Ethanol analysis by headspace gas chromatography with simultaneous flame-ionization and mass spectrometry detection | |
| Lindeman et al. | Use of a conventional mass spectrometer as a detector for gas chromatography | |
| Jain | Direct blood-injection method for gas chromatographic determination of alcohols and other volatile compounds | |
| Murata | Analysis of triglycerides by gas chromatography/chemical ionization mass spectrometry | |
| Bai et al. | Complex mixture quantification without calibration using gas chromatography and a comprehensive carbon reactor in conjunction with flame ionization detection | |
| JPH0695091B2 (ja) | Gc/msを用いた定量分析法 | |
| Stackler et al. | Quantitative determination of ethanol in wine by gas chromatography | |
| Goodman et al. | High-precision gas chromatography-combustion isotope ratio mass spectrometry at low signal levels | |
| Alm et al. | Simultaneous gas chromatographic analysis of drugs of abuse on two fused-silica columns of different polarities | |
| CN111398487A (zh) | 一种保留指数在气相色谱-串联质谱分析烟草香味成分中的应用方法 | |
| Liebich et al. | Identification of dihydrothiazoles in urine of male mice | |
| Webb et al. | Mass spectrometric and chemiluminescent detection of picogram amounts of N-nitrosodimethylamine | |
| Snedden et al. | Determination of volatile constituents of human blood and tissue specimens by quantitative high-resolution mass spectrometry | |
| Needham et al. | Electron-capture, capillary column gas chromatographic determination of low-molecular-weight diols in serum | |
| Boone et al. | Intra‐and interinstrument reproducibility of migration parameters in capillary electrophoresis for substance identification in systematic toxicological analysis | |
| Olynyk et al. | Simultaneous Qualitative and Quantitative Analyses, I. Precision Study of Compounds Amenable to the Inert Gas-Purge-and-Trap Method | |
| Chau et al. | Electron capture gas chromatographic methodology for the quantitation of polychlorinated biphenyls: survey and compromise | |
| Gurka et al. | Quantitation capability of a directly linked gas chromatography/Fourier transform infrared/mass spectrometry system | |
| Onuska et al. | Identification and determination of polychlorinated biphenyls by high-resolution gas chromatography | |
| Rose | Gas chromatography and its analytical applications. A review | |
| Nyerges et al. | Analysis and comparison of gas chromatographic columns with polyethylene glycol stationary phase | |
| CN114577950A (zh) | 一种化妆品内抗感染类药物的测定方法 | |
| Lanser et al. | Mass chromatographic analysis of volatiles |