JPH069720B2 - ホイールリムの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
ホイールリムの製造方法及びその製造装置Info
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- JPH069720B2 JPH069720B2 JP12298189A JP12298189A JPH069720B2 JP H069720 B2 JPH069720 B2 JP H069720B2 JP 12298189 A JP12298189 A JP 12298189A JP 12298189 A JP12298189 A JP 12298189A JP H069720 B2 JPH069720 B2 JP H069720B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のホイールリムを製造する方法及びその
製造装置に関する。
製造装置に関する。
(従来の技術) 自動車のホイールリムとしては、例えば第1図元の形状
のものが知られているが、一般にこのホイールリムHの
ようにその略中央部の円筒状のウェル部Wの両側にはフ
ランジ部F1,F2が設けられ、両フランジ部F1,F
2はそれぞれ該ウェル部Wの両端位置からホイールリム
Hの開口端に向かって順に第1段部a1,a2、第1側
壁部b1,b2、第2段部c1,c2及びリム端部であ
る第2側壁部d1,d2により二段の階段状に形成され
ている。そして、該フランジ部F1,F2の第1側壁部
b1,b2にはそれぞれホイールリムHに外嵌されるタ
イヤ(図示しない)を係止するために外側に向かって湾
曲されたハンプ部h1,h2が設けられ、さらにリム端
部である第2側壁部d1,d2は外側に突出するように
湾曲されている。
のものが知られているが、一般にこのホイールリムHの
ようにその略中央部の円筒状のウェル部Wの両側にはフ
ランジ部F1,F2が設けられ、両フランジ部F1,F
2はそれぞれ該ウェル部Wの両端位置からホイールリム
Hの開口端に向かって順に第1段部a1,a2、第1側
壁部b1,b2、第2段部c1,c2及びリム端部であ
る第2側壁部d1,d2により二段の階段状に形成され
ている。そして、該フランジ部F1,F2の第1側壁部
b1,b2にはそれぞれホイールリムHに外嵌されるタ
イヤ(図示しない)を係止するために外側に向かって湾
曲されたハンプ部h1,h2が設けられ、さらにリム端
部である第2側壁部d1,d2は外側に突出するように
湾曲されている。
この種のホイールリムHを製造する場合には、従来は、
例えば特開昭56−131033号公報に開示されているよう
に、アルミニウム合金等の金属材料から成る前記ウェル
部Wの径を有する円筒体の両端部をそれぞれ各別に数回
にわたってプレス加工して拡管させることにより該両端
部を徐々に前記フランジ部F1,F2の形状に成形する
ようにしている。さらに詳細には、上記のプレス加工で
は円筒体の外周面にサイドダイ外嵌すると共に、該円筒
体にその軸方向でパンチを内嵌し、該円筒体の両端部を
各別に該パンチによりサイドダイに向かって押圧するこ
とにより所定の形状に拡管し、これらの作業を繰り返す
ことによって円筒体の両端部をフランジ部F1,F2の
形状に成形するようにしている。
例えば特開昭56−131033号公報に開示されているよう
に、アルミニウム合金等の金属材料から成る前記ウェル
部Wの径を有する円筒体の両端部をそれぞれ各別に数回
にわたってプレス加工して拡管させることにより該両端
部を徐々に前記フランジ部F1,F2の形状に成形する
ようにしている。さらに詳細には、上記のプレス加工で
は円筒体の外周面にサイドダイ外嵌すると共に、該円筒
体にその軸方向でパンチを内嵌し、該円筒体の両端部を
各別に該パンチによりサイドダイに向かって押圧するこ
とにより所定の形状に拡管し、これらの作業を繰り返す
ことによって円筒体の両端部をフランジ部F1,F2の
形状に成形するようにしている。
また、ホイールリムHの前記ハンプ部h1,h2及びリ
ム端部d1,d2の成形においては、該ハンプ部h1,
h2及びリム端部d1,d2が外側に突出するように湾
曲されているので、上記のようなプレス加工で該パンプ
部h1,h2及びリム端部d1,d2を成形しようとし
てもパンチの型抜きができないため、従来は特開昭56−
131033号公報に開示されているように、上記のプレス加
工ではフランジ部F1,F2の第1段部a1,a2、第
1側壁部b1,b2、第2段部c1,c2及びリム端部
である第2側壁部d1,d2をいずれも平滑にした形状
の予備フランジ部を成形し、その後に、ロール成形によ
り該予備フランジ部の第1側壁部b1,b2の前記ハン
プ部h1,h2に対応する部位を外側に突出するように
湾曲させて該パンプ部h1,h2を形成すると共に該予
備フランジ部の第2側壁部d1,d2を外側に突出すよ
うに湾曲させて前記リム端部d1,d2を形成するよう
にしている。
ム端部d1,d2の成形においては、該ハンプ部h1,
h2及びリム端部d1,d2が外側に突出するように湾
曲されているので、上記のようなプレス加工で該パンプ
部h1,h2及びリム端部d1,d2を成形しようとし
てもパンチの型抜きができないため、従来は特開昭56−
131033号公報に開示されているように、上記のプレス加
工ではフランジ部F1,F2の第1段部a1,a2、第
1側壁部b1,b2、第2段部c1,c2及びリム端部
である第2側壁部d1,d2をいずれも平滑にした形状
の予備フランジ部を成形し、その後に、ロール成形によ
り該予備フランジ部の第1側壁部b1,b2の前記ハン
プ部h1,h2に対応する部位を外側に突出するように
湾曲させて該パンプ部h1,h2を形成すると共に該予
備フランジ部の第2側壁部d1,d2を外側に突出すよ
うに湾曲させて前記リム端部d1,d2を形成するよう
にしている。
しかしながら、この種のロール成形はプレス加工に較べ
て時間がかかり、これがホイールリムHの製造効率を向
上させる妨げとなっていた。
て時間がかかり、これがホイールリムHの製造効率を向
上させる妨げとなっていた。
また、上記のように、単にパンチを円筒体に内嵌してサ
イドダイに向かって該円筒体の両端部を横方向に押圧す
るようなプレス加工では、該両端部をフランジ部F1,
F2と略同一の形状となるまで一度に拡管しようとする
と該円筒体の両端部の大きな引張荷重が作用して座屈等
の弊害が生じる虞れがあるため、上記のように数回にわ
たるプレス加工を行わなければならず、従って多数の加
工工程が必要になってホイールリムHの製造効率を向上
させる妨げとなっていた。
イドダイに向かって該円筒体の両端部を横方向に押圧す
るようなプレス加工では、該両端部をフランジ部F1,
F2と略同一の形状となるまで一度に拡管しようとする
と該円筒体の両端部の大きな引張荷重が作用して座屈等
の弊害が生じる虞れがあるため、上記のように数回にわ
たるプレス加工を行わなければならず、従って多数の加
工工程が必要になってホイールリムHの製造効率を向上
させる妨げとなっていた。
(解決しようとする課題) 本発明はかかる不都合を解消し、ホイールリムのハンプ
部及びリム端部をプレス加工により成形することがで
き、さらに、少数の加工工程で効率よくホイールリムを
製造することができる方法を提供することを目的とす
る。
部及びリム端部をプレス加工により成形することがで
き、さらに、少数の加工工程で効率よくホイールリムを
製造することができる方法を提供することを目的とす
る。
また、該ハンプ部及びリム端部をプレス加工により効率
よく成形してホイールリムを製造することのできる装置
を提供することを目的とする。
よく成形してホイールリムを製造することのできる装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 本発明のホイールリムの製造方法はかかる目的を達成す
るために、ウェル部の両端の両フランジ部がそれぞれ該
ウェル部の両端位置から開口端まで順に第1段部、第1
側壁部、第2段部及び第2側壁部により二段の段階状に
形成され、両第1側壁部が外側に向かって湾曲されたハ
ンプ部を有すると共に、リム端部である両第2側壁部が
外側に向かって突出するように湾曲された自動車のホイ
ールリムをプレス成形により製造する方法であって、金
属材料から成る前記ウェル部の径を有する円筒体の両端
部にそれぞれ前記フランジ部と略同一形状でその第1段
部、第1側壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも平
滑な予備フランジ部をプレス成形する第1工程と、次い
で、両予備フランジ部を成形した円筒体の外周面にその
側方から該円筒体に対して分割されたサイドダイを外嵌
すると共に該円筒体をその両予備フランジ部に内嵌され
る一対のパンチ間でその軸方向に加圧し、該加圧により
各予備フランジ部の第1側壁部の所定の部分を該サイド
ダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記ハンプ部を
形成すると共に各予備フランジ部の第2側壁部を該サイ
ドダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記リム端部
を形成する第2工程とから成ることを特徴とする。
るために、ウェル部の両端の両フランジ部がそれぞれ該
ウェル部の両端位置から開口端まで順に第1段部、第1
側壁部、第2段部及び第2側壁部により二段の段階状に
形成され、両第1側壁部が外側に向かって湾曲されたハ
ンプ部を有すると共に、リム端部である両第2側壁部が
外側に向かって突出するように湾曲された自動車のホイ
ールリムをプレス成形により製造する方法であって、金
属材料から成る前記ウェル部の径を有する円筒体の両端
部にそれぞれ前記フランジ部と略同一形状でその第1段
部、第1側壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも平
滑な予備フランジ部をプレス成形する第1工程と、次い
で、両予備フランジ部を成形した円筒体の外周面にその
側方から該円筒体に対して分割されたサイドダイを外嵌
すると共に該円筒体をその両予備フランジ部に内嵌され
る一対のパンチ間でその軸方向に加圧し、該加圧により
各予備フランジ部の第1側壁部の所定の部分を該サイド
ダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記ハンプ部を
形成すると共に各予備フランジ部の第2側壁部を該サイ
ドダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記リム端部
を形成する第2工程とから成ることを特徴とする。
さらに、前記第1工程が、前記円筒体の両端部にそれぞ
れ前記フランジ部と略相似形状でその第1段部、第1側
壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも平滑であると
共に該第1及び第2段部の傾斜角度が所定の角度よりも
小さい一次の予備フランジ部をプレス成形する一次の工
程と、該一次の予備フランジ部を成形する円筒体をその
軸方向に加圧しながら該一次の各予備フランジ部の第1
及び第2段部をその傾斜角度が所定の角度に増大するま
で押圧して前記両予備フランジ部をプレス成形する二次
の工程とから成り、該一次の工程における一次の両予備
フランジの成形がそれぞれ一回のプレス工程で行われ、
該二次の工程における両予備フランジ部の成形がそれぞ
れ一回のプレス工程で行われることを特徴とする。
れ前記フランジ部と略相似形状でその第1段部、第1側
壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも平滑であると
共に該第1及び第2段部の傾斜角度が所定の角度よりも
小さい一次の予備フランジ部をプレス成形する一次の工
程と、該一次の予備フランジ部を成形する円筒体をその
軸方向に加圧しながら該一次の各予備フランジ部の第1
及び第2段部をその傾斜角度が所定の角度に増大するま
で押圧して前記両予備フランジ部をプレス成形する二次
の工程とから成り、該一次の工程における一次の両予備
フランジの成形がそれぞれ一回のプレス工程で行われ、
該二次の工程における両予備フランジ部の成形がそれぞ
れ一回のプレス工程で行われることを特徴とする。
また、本発明のホイールリムの製造装置は上記の目的を
達成するために、前記製造法によりホイールリムを製造
する装置であって、前記第1工程を行う第1のプレス装
置と、前記第2工程を行う第2のプレス装置とから成
り、該第2のプレス装置が、その下型に設けられて前記
両予備フランジ部を成形した円筒体の軸心を上下方向に
向けた状態で該円筒体の下側の予備フランジ部に内嵌さ
れる下パンチと、該下型に向かって下降される昇降自在
な上型にこれと一体に設けられて該下パンチを内嵌した
円筒体の上側の予備フランジ部に下降時に内嵌される上
パンチと、該下パンチを内嵌した円筒体の周囲に該円筒
体に内嵌された上パンチと共に昇降自在に設けられて該
円筒体の外周面にその側方から外嵌される分割されたサ
イドダイとを備え、該両パンチの外周面に前記予備フラ
ンジ部の内周面と略同一形状の成形面と該両パンチの円
筒体への内嵌時に該円筒体の両端に係止される顎部とが
設けられ、前記サイドダイの内周面の上部及び下部にそ
れぞれ該円筒体の上下の予備フランジ部の外周面と略同
一形状の成形面が形成され、該成形面に前記ハンプ部及
びリム端部を形成する凹部が周状に設けられていること
を特徴とする。
達成するために、前記製造法によりホイールリムを製造
する装置であって、前記第1工程を行う第1のプレス装
置と、前記第2工程を行う第2のプレス装置とから成
り、該第2のプレス装置が、その下型に設けられて前記
両予備フランジ部を成形した円筒体の軸心を上下方向に
向けた状態で該円筒体の下側の予備フランジ部に内嵌さ
れる下パンチと、該下型に向かって下降される昇降自在
な上型にこれと一体に設けられて該下パンチを内嵌した
円筒体の上側の予備フランジ部に下降時に内嵌される上
パンチと、該下パンチを内嵌した円筒体の周囲に該円筒
体に内嵌された上パンチと共に昇降自在に設けられて該
円筒体の外周面にその側方から外嵌される分割されたサ
イドダイとを備え、該両パンチの外周面に前記予備フラ
ンジ部の内周面と略同一形状の成形面と該両パンチの円
筒体への内嵌時に該円筒体の両端に係止される顎部とが
設けられ、前記サイドダイの内周面の上部及び下部にそ
れぞれ該円筒体の上下の予備フランジ部の外周面と略同
一形状の成形面が形成され、該成形面に前記ハンプ部及
びリム端部を形成する凹部が周状に設けられていること
を特徴とする。
(作用) 本発明のホイールリムの製造方法によれば、前記第1工
程において前記両予備フランジ部が両端部にプレス成形
された前記円筒体を前記第2工程において前記一対のパ
ンチ間でその軸方向に加圧することによって、各予備フ
ランジ部の平滑に形成された前記第1側壁部の所定の部
分及び前記第2側壁部を前記サイドダイに設けた凹部に
向かって湾曲させるので、これらのパンチ及びサイドダ
イによるプレス加工で前記ハンプ部及び前記リム端部が
成形されてホイールリムが得られる。
程において前記両予備フランジ部が両端部にプレス成形
された前記円筒体を前記第2工程において前記一対のパ
ンチ間でその軸方向に加圧することによって、各予備フ
ランジ部の平滑に形成された前記第1側壁部の所定の部
分及び前記第2側壁部を前記サイドダイに設けた凹部に
向かって湾曲させるので、これらのパンチ及びサイドダ
イによるプレス加工で前記ハンプ部及び前記リム端部が
成形されてホイールリムが得られる。
そして、前記第1工程が前記一次及び二次の工程から成
るときには、該一次の工程において、前記円筒体の両端
部に前記一次の両予備フランジ部をそれぞれ一回のプレ
ス工程で成形する際には、一次の各予備フランジ部の第
1及び第2段部の傾斜角度が所定の角度よりも小さいの
で、該円筒体の両端部の拡管量が小さく、これに作用す
る引張荷重が比較的小さなものとなって一次の各予備フ
ランジ部が一回のプレス工程で支障なく成形される。次
いで、該二次の工程において、一次の両予備フランジ部
をそれぞれ一回のプレス工程で前記両予備フランジ部に
成形する際には、一次の両予備フランジ部を成形した円
筒体をその軸方向で加圧しながら一次の各予備フランジ
部の第1及び第2段部をその傾斜角度が所定の角度に増
大するまで押圧することによって両予備フランジ部を成
形するので、上記と同様に該円筒体に作用する引張荷重
が比較的小さなものとなって各予備フランジ部が一回の
プレス工程で支障なく成形される。
るときには、該一次の工程において、前記円筒体の両端
部に前記一次の両予備フランジ部をそれぞれ一回のプレ
ス工程で成形する際には、一次の各予備フランジ部の第
1及び第2段部の傾斜角度が所定の角度よりも小さいの
で、該円筒体の両端部の拡管量が小さく、これに作用す
る引張荷重が比較的小さなものとなって一次の各予備フ
ランジ部が一回のプレス工程で支障なく成形される。次
いで、該二次の工程において、一次の両予備フランジ部
をそれぞれ一回のプレス工程で前記両予備フランジ部に
成形する際には、一次の両予備フランジ部を成形した円
筒体をその軸方向で加圧しながら一次の各予備フランジ
部の第1及び第2段部をその傾斜角度が所定の角度に増
大するまで押圧することによって両予備フランジ部を成
形するので、上記と同様に該円筒体に作用する引張荷重
が比較的小さなものとなって各予備フランジ部が一回の
プレス工程で支障なく成形される。
また、本発明のホイールリムの製造装置によれば、ま
ず、前記第1のプレス装置により前記円筒体の両端部に
前記予備フランジ部がプレス成形され、該第1のプレス
装置しては公知のプレス装置等が用いられる。次いで、
両予備フランジ部に前記第2のプレス装置により前記ハ
ンプ部及びリム端部を成形する際には、まず該円筒体の
下側の予備フランジ部に前記下パンチが内嵌され、次い
で前記上型が下降されて前記上パンチが該円筒体の上側
の予備フランジ部に内嵌されると共に前記サイドダイが
該筒体の外周面に外嵌される。この時、該円筒体の両端
は該両パンチの顎部に係止され、該上パンチの下降に伴
って該円筒体がその軸方向に加圧され、これによって該
予備フランジ部の第1及び第2側壁部が該軸方向に加圧
されて湾曲しようとする。そして、該両パンチの前記成
形面は該予備フランジ部と略同一形状であり、且つ、前
記サイドダイ成形面の前記ハンプ部及びリム端部に対応
する位置には前記凹部が設けられているので、これらの
位置において各予備フランジ部の第1及び第2側壁部が
該凹部内に湾曲して突出し、これによって前記ハンプ部
及びリム端部が形成される。
ず、前記第1のプレス装置により前記円筒体の両端部に
前記予備フランジ部がプレス成形され、該第1のプレス
装置しては公知のプレス装置等が用いられる。次いで、
両予備フランジ部に前記第2のプレス装置により前記ハ
ンプ部及びリム端部を成形する際には、まず該円筒体の
下側の予備フランジ部に前記下パンチが内嵌され、次い
で前記上型が下降されて前記上パンチが該円筒体の上側
の予備フランジ部に内嵌されると共に前記サイドダイが
該筒体の外周面に外嵌される。この時、該円筒体の両端
は該両パンチの顎部に係止され、該上パンチの下降に伴
って該円筒体がその軸方向に加圧され、これによって該
予備フランジ部の第1及び第2側壁部が該軸方向に加圧
されて湾曲しようとする。そして、該両パンチの前記成
形面は該予備フランジ部と略同一形状であり、且つ、前
記サイドダイ成形面の前記ハンプ部及びリム端部に対応
する位置には前記凹部が設けられているので、これらの
位置において各予備フランジ部の第1及び第2側壁部が
該凹部内に湾曲して突出し、これによって前記ハンプ部
及びリム端部が形成される。
(実施例) 本発明のホイールリムの製造方法の一例の概略を第1図
及び第2図(a)〜(d)に従って説明する。第2図(a)〜(d)
は前記した第1図示のホイールリムHの製造方法の概略
を説明するための説明的断面図である。
及び第2図(a)〜(d)に従って説明する。第2図(a)〜(d)
は前記した第1図示のホイールリムHの製造方法の概略
を説明するための説明的断面図である。
この製造方法では、まず、鉄系合金やアルミニウム合金
等から成る第2図(a)示の円筒体Aの両端部が拡管され
て、第2図(b)示のように前記ホイールリムHのフラン
ジ部F1,F2と略相似形状の一次の予備フラジ部Fa
1,Fa2が成形される。この時、該予備フランジ部F
a1,Fa2の第1段部a1,a2、第1側壁部b1,
b2、第2段部c1,c2及び第2側壁部d1,d2は
いずれも平滑に形成され、また、第1及び第2段部
a1,a2及びc1,c2はいずれも円筒体Aの軸心に
対して比較的さな傾斜角度で形成される。
等から成る第2図(a)示の円筒体Aの両端部が拡管され
て、第2図(b)示のように前記ホイールリムHのフラン
ジ部F1,F2と略相似形状の一次の予備フラジ部Fa
1,Fa2が成形される。この時、該予備フランジ部F
a1,Fa2の第1段部a1,a2、第1側壁部b1,
b2、第2段部c1,c2及び第2側壁部d1,d2は
いずれも平滑に形成され、また、第1及び第2段部
a1,a2及びc1,c2はいずれも円筒体Aの軸心に
対して比較的さな傾斜角度で形成される。
次いで、該一次の予備フランジ部Fa1,Fa2がその
第1及び第2段部a1,a2及びc1,c2の傾斜角度
が増大するように成形されて第2図(c)示のように前記
フランジ部F1,F2と略同一形状でその第1段部
a1,a2、第1側壁部b1,b2、第2段部c1,c
2及び第2側壁部d1,d2がいずれも平滑な予備フラ
ジ部Fb1,Fb2がプレス成形され、その後に該予備
フランジ部Fb1,Fb2の第1側壁部b1,b2の所
定の部位と第2側壁部d1,d2とが外側に突出するよ
うに湾曲されて第2図(d)示のように前記ハンプ部
h1,h2及びリム端部d1,d2が形成され、これに
よってホイールリムHが得られる。そして、上記の各成
形はいずれも以下に詳説するプレス加工により行われ
る。
第1及び第2段部a1,a2及びc1,c2の傾斜角度
が増大するように成形されて第2図(c)示のように前記
フランジ部F1,F2と略同一形状でその第1段部
a1,a2、第1側壁部b1,b2、第2段部c1,c
2及び第2側壁部d1,d2がいずれも平滑な予備フラ
ジ部Fb1,Fb2がプレス成形され、その後に該予備
フランジ部Fb1,Fb2の第1側壁部b1,b2の所
定の部位と第2側壁部d1,d2とが外側に突出するよ
うに湾曲されて第2図(d)示のように前記ハンプ部
h1,h2及びリム端部d1,d2が形成され、これに
よってホイールリムHが得られる。そして、上記の各成
形はいずれも以下に詳説するプレス加工により行われ
る。
前記一次の予備フラジ部Fa1,Fa2を成形する方法
及びその成形を行うプレス装置Xを次に第3図乃至第6
図(a),(b)に従って説明する。第3図はプレス装置Xの
説明的断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5
図は第4図のV−V線断面図、第6図(a),(b)はこのプ
レス装置Xの作動を説明するための作動説明図である。
及びその成形を行うプレス装置Xを次に第3図乃至第6
図(a),(b)に従って説明する。第3図はプレス装置Xの
説明的断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5
図は第4図のV−V線断面図、第6図(a),(b)はこのプ
レス装置Xの作動を説明するための作動説明図である。
第3図及び第4図で、1は上パンチ2を下面に備えて該
上パンチ2と共に昇降自在な上型、3は該上パンチ2の
直下の位置で下パンチ4を上面に備えた下型、5は両型
1,3間に昇降自在に設けられた水平な昇降台、6は昇
降台5にこれと一体に昇降自在に設けられて両パンチ
2,4と同心で軸心を上下方向に向けた前記円筒体Aの
下面を係脱自在に支持する支持台、7は支持台6に支持
された円筒体Aの周囲の位置で昇降台5にこれと一体に
昇降自在に設けられたサイドダイ、8は円筒体Aを支持
した支持台6を該円筒体Aから脱離させる脱離手段、9
は支持台6に支持された円筒体Aの外周面にサイドダイ
7を外嵌させるために該サイドダイ7を移動させる移動
手段である。
上パンチ2と共に昇降自在な上型、3は該上パンチ2の
直下の位置で下パンチ4を上面に備えた下型、5は両型
1,3間に昇降自在に設けられた水平な昇降台、6は昇
降台5にこれと一体に昇降自在に設けられて両パンチ
2,4と同心で軸心を上下方向に向けた前記円筒体Aの
下面を係脱自在に支持する支持台、7は支持台6に支持
された円筒体Aの周囲の位置で昇降台5にこれと一体に
昇降自在に設けられたサイドダイ、8は円筒体Aを支持
した支持台6を該円筒体Aから脱離させる脱離手段、9
は支持台6に支持された円筒体Aの外周面にサイドダイ
7を外嵌させるために該サイドダイ7を移動させる移動
手段である。
前記両パンチ2,4は、それぞれ第3図示のようにその
外周面に前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2の内
周面と略同一形状の成形面2a,4aを有し、上型1と
共に上パンチ2が下パンチ4に向かって下降された時
に、該両パンチ2,4間でこれらと同心で上下方向に向
けられた円筒体Aの上部及び下部に内嵌され、且つ上型
1の下降終了時に該円筒体Aの略中央位置でそれらの先
端面同士が当接するように形成されている。
外周面に前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2の内
周面と略同一形状の成形面2a,4aを有し、上型1と
共に上パンチ2が下パンチ4に向かって下降された時
に、該両パンチ2,4間でこれらと同心で上下方向に向
けられた円筒体Aの上部及び下部に内嵌され、且つ上型
1の下降終了時に該円筒体Aの略中央位置でそれらの先
端面同士が当接するように形成されている。
前記昇降台5は、第3図示のように下型3の下方から該
下型3を貫通して上下動自在に上型1に向かって突出さ
れたクッションピン10の上端部に支承され、その外側面
が下型3の側部に立設されたバックアップ部材11の内面
に摺接されて該内面に沿って昇降自在とされている。そ
して、該クッションピン10は下型3の下方で昇降自在に
設けられて図示しないスプリング等により上方に向かっ
て付勢されたクッションプレート12に立設され、昇降台
5を上方に向かって付勢している。また、昇降台5の前
記両パンチ2,4間の位置にはその下降時に前記下パン
チ4が貫通自在な径を有する円形の開口部5aが設けら
れ、第4図及び第5図示のように該開口部5aから放射
状に延びる複数の溝5bが昇降台5の上面に形成されて
いる。
下型3を貫通して上下動自在に上型1に向かって突出さ
れたクッションピン10の上端部に支承され、その外側面
が下型3の側部に立設されたバックアップ部材11の内面
に摺接されて該内面に沿って昇降自在とされている。そ
して、該クッションピン10は下型3の下方で昇降自在に
設けられて図示しないスプリング等により上方に向かっ
て付勢されたクッションプレート12に立設され、昇降台
5を上方に向かって付勢している。また、昇降台5の前
記両パンチ2,4間の位置にはその下降時に前記下パン
チ4が貫通自在な径を有する円形の開口部5aが設けら
れ、第4図及び第5図示のように該開口部5aから放射
状に延びる複数の溝5bが昇降台5の上面に形成されて
いる。
前記支持台6は、第4図及び第5図示のように昇降台5
の各溝5b内にこれに沿って水平移動自在に、且つ該昇
降台5と一体に昇降自在に係合された複数の移動台13か
ら成り、各移動台13は第5図示のようにスプリング14を
介して昇降台5に連結されて開口部5aの中心に向かっ
て付勢されている。そして、この付勢によって各移動台
13の先端部は第4図示のように開口部5a内に突出して
互いに隣接するもの同士が当接し、該当接状態でこれら
を併せて前記円筒体Aの下端面に沿ったリング形状の支
持部6aを形成し、該円筒体Aは該支持部6aに第3図
示のように前記両パンチ2,4と同心で支持される。ま
た、各移動台13の後部には第5図示のように斜め上下方
向に延びるカム穴13aが設けられている。
の各溝5b内にこれに沿って水平移動自在に、且つ該昇
降台5と一体に昇降自在に係合された複数の移動台13か
ら成り、各移動台13は第5図示のようにスプリング14を
介して昇降台5に連結されて開口部5aの中心に向かっ
て付勢されている。そして、この付勢によって各移動台
13の先端部は第4図示のように開口部5a内に突出して
互いに隣接するもの同士が当接し、該当接状態でこれら
を併せて前記円筒体Aの下端面に沿ったリング形状の支
持部6aを形成し、該円筒体Aは該支持部6aに第3図
示のように前記両パンチ2,4と同心で支持される。ま
た、各移動台13の後部には第5図示のように斜め上下方
向に延びるカム穴13aが設けられている。
前記脱離手段8は第3図示のように支持台6の各移動台
13のカム穴13aの下方位置で下型3に立設されたアーム
15を備え、該アーム15には支持台6が昇降台5と共に下
降された時に第5図仮想線示のようにカム穴13aに係合
されるカム15aが形成されている。そして、該カム15a
及びカム穴13aは、支持台6の下降に伴ってその各移動
台13の先端部が前記支持部6aに支持された円筒体Aか
ら脱離して前記下パンチ4が昇降台5の開口部5aを貫
通可能な位置まで前記溝5bに沿って放射方向に移動さ
せるように形成されている。
13のカム穴13aの下方位置で下型3に立設されたアーム
15を備え、該アーム15には支持台6が昇降台5と共に下
降された時に第5図仮想線示のようにカム穴13aに係合
されるカム15aが形成されている。そして、該カム15a
及びカム穴13aは、支持台6の下降に伴ってその各移動
台13の先端部が前記支持部6aに支持された円筒体Aか
ら脱離して前記下パンチ4が昇降台5の開口部5aを貫
通可能な位置まで前記溝5bに沿って放射方向に移動さ
せるように形成されている。
前記サイドダイ7は第3図及び第4図示のように、支持
台6に支持された円筒体Aの外周面を包囲するようにそ
の周方向に配設された複数のダイ16から成り、各ダイ16
は昇降台5上に相互に間隔を存して載架され、円筒体A
に対して放射方向に該昇降台5上を水平移動自在とされ
ている。そして、各ダイ16はその外側面が第3図示のよ
うに昇降台5の側部に立設されたバックアップ部材17に
第4図示のようにスプリング18を介して連結されて円筒
体Aから離反する方向に付勢されている。また、各ダイ
16は第5図示のようにその内側面の上部及び下部にそれ
ぞれ前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2の外周面
を分割的に成形するための成形面16a1,16a2を有
し、各ダイ16が支持台6に支持された円筒体Aに向かっ
て移動された時に該各ダイ16が相互に当接してこれらを
併せてサイドダイ7が円筒体Aの外周面に全周にわたっ
て外嵌されると共に、これらの成形面16a1,16a2が
それぞれ相互に前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa
2の外周面と略同一形状の連続面を形成するようにして
いる。
台6に支持された円筒体Aの外周面を包囲するようにそ
の周方向に配設された複数のダイ16から成り、各ダイ16
は昇降台5上に相互に間隔を存して載架され、円筒体A
に対して放射方向に該昇降台5上を水平移動自在とされ
ている。そして、各ダイ16はその外側面が第3図示のよ
うに昇降台5の側部に立設されたバックアップ部材17に
第4図示のようにスプリング18を介して連結されて円筒
体Aから離反する方向に付勢されている。また、各ダイ
16は第5図示のようにその内側面の上部及び下部にそれ
ぞれ前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2の外周面
を分割的に成形するための成形面16a1,16a2を有
し、各ダイ16が支持台6に支持された円筒体Aに向かっ
て移動された時に該各ダイ16が相互に当接してこれらを
併せてサイドダイ7が円筒体Aの外周面に全周にわたっ
て外嵌されると共に、これらの成形面16a1,16a2が
それぞれ相互に前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa
2の外周面と略同一形状の連続面を形成するようにして
いる。
前記移動手段9は、第3図示のように昇降台5のバック
アップ部材17及び各ダイ16間の間隙の上方位置で上型1
の下面に垂設されたガイド部材19を備え、該ガイド部材
19には、上型1の下降時に各ダイ16の外側面に形成され
たカム面16bに係合されるカム19aが形成されている。
そして、該カム19a及びカム面16bは上型1の下降に伴
って各ダイ16を前記したように円筒体Aに向かって移動
させると共にバックアップ部材17及び各ダイ16間の間隙
にガイド部材19を入り込ませ、これによってサイドダイ
7を該円筒体Aの外周面に外嵌させるように形成されて
いる。
アップ部材17及び各ダイ16間の間隙の上方位置で上型1
の下面に垂設されたガイド部材19を備え、該ガイド部材
19には、上型1の下降時に各ダイ16の外側面に形成され
たカム面16bに係合されるカム19aが形成されている。
そして、該カム19a及びカム面16bは上型1の下降に伴
って各ダイ16を前記したように円筒体Aに向かって移動
させると共にバックアップ部材17及び各ダイ16間の間隙
にガイド部材19を入り込ませ、これによってサイドダイ
7を該円筒体Aの外周面に外嵌させるように形成されて
いる。
尚、第3図で20は下型3の側部に立設されたガイドポス
トであり、上型1はその下降時に該上型1の側部に垂設
されたガイドブッシュ21が該ガイドポスト20に案内され
て下降される。
トであり、上型1はその下降時に該上型1の側部に垂設
されたガイドブッシュ21が該ガイドポスト20に案内され
て下降される。
次い、かかるプレス装置Xの作動を第3図及び第6図
(a),(b)に従って説明する。
(a),(b)に従って説明する。
このプレス装置Xでは、まず、第3図において前記円筒
体Aが上記したように支持台6に支持され、この状態で
上型1が下型3に向かって下降されて上パンチ2は円筒
体Aに向かって下降する。
体Aが上記したように支持台6に支持され、この状態で
上型1が下型3に向かって下降されて上パンチ2は円筒
体Aに向かって下降する。
そして、この下降途中で、まず、前記ガイド部材19のカ
ム19aがサイドダイ7の各ダイ16のカム面16bに係合さ
れて各ダイ16が前記したように円筒体Aに向かって移動
されると共に、該ガイド部材19が前記昇降台5のバック
アップ部材17及び各ダイ16間の間隙の位置に第6図(a)
示のように入り込み、これによって各ダイ16が円筒体A
の外周面に圧接されてサイドダイ7が円筒体1の外周面
に全周にわたって外嵌される。
ム19aがサイドダイ7の各ダイ16のカム面16bに係合さ
れて各ダイ16が前記したように円筒体Aに向かって移動
されると共に、該ガイド部材19が前記昇降台5のバック
アップ部材17及び各ダイ16間の間隙の位置に第6図(a)
示のように入り込み、これによって各ダイ16が円筒体A
の外周面に圧接されてサイドダイ7が円筒体1の外周面
に全周にわたって外嵌される。
一方、該サイドダイ7の外嵌とほぼ同時に上パンチ2が
第6図(a)示のように円筒体1の上部に内嵌され、該円
筒体Aの上部をサイドダイ7に向かって押圧し、これに
よって該円筒体Aの上部が横方向に拡管されて該上パン
チ2の成形面2a及びサイダイ7の連続した成形面16a
1間に前記予備フランジ部Fa1が成形される。この
時、サイドダイ7及び支持台6は前記クッションピン10
により昇降台5を介して上方に向かって付勢されてお
り、この付勢力は上記のように上パンチ2が円筒体Aの
上部をサイドダイ7に向かって押圧可能な程度の大きさ
で、且つ上型1の下降を妨げない程度の大きさに設定さ
れている。
第6図(a)示のように円筒体1の上部に内嵌され、該円
筒体Aの上部をサイドダイ7に向かって押圧し、これに
よって該円筒体Aの上部が横方向に拡管されて該上パン
チ2の成形面2a及びサイダイ7の連続した成形面16a
1間に前記予備フランジ部Fa1が成形される。この
時、サイドダイ7及び支持台6は前記クッションピン10
により昇降台5を介して上方に向かって付勢されてお
り、この付勢力は上記のように上パンチ2が円筒体Aの
上部をサイドダイ7に向かって押圧可能な程度の大きさ
で、且つ上型1の下降を妨げない程度の大きさに設定さ
れている。
上記の成形後に上型1がさらに下降されるに伴って上パ
ンチ1は円筒体A、サイドダイ7、支持台6及び昇降台
5と一体に下降され、その途中でまず、前記脱離手段8
のカム15aが前記したように支持台6の各移動台13のカ
ム穴13aに係合され、上記の下降に伴って第6図(b)示
のように各移動台13すなわち支持台6が円筒体Aの下端
面から脱離されて円筒体Aの支持が解除され、更にこれ
に続いて第6図(b)示のように円筒体Aの下部に下パン
チ4が内嵌される。この時、円筒体Aの上部に内嵌され
ている上パンチ2は円筒体Aの下部をサイドダイ7介し
て下パンチ4に向かって押圧し、これによって該円筒体
Aの下部が横方向に拡管されて該下パンチ4の成形面4
a及びサイドダイ7の連続した成形面16a2間に前記一
次の予備フランジ部Fa2が成形される。そして、この
成形時には第6図(b)示のように両パンチ2,4の先端
面同士が円筒体Aの略中央位置で当接して該円筒体Aが
該両パンチ2,4及びサイドダイ7間で必要以上に押圧
されない。
ンチ1は円筒体A、サイドダイ7、支持台6及び昇降台
5と一体に下降され、その途中でまず、前記脱離手段8
のカム15aが前記したように支持台6の各移動台13のカ
ム穴13aに係合され、上記の下降に伴って第6図(b)示
のように各移動台13すなわち支持台6が円筒体Aの下端
面から脱離されて円筒体Aの支持が解除され、更にこれ
に続いて第6図(b)示のように円筒体Aの下部に下パン
チ4が内嵌される。この時、円筒体Aの上部に内嵌され
ている上パンチ2は円筒体Aの下部をサイドダイ7介し
て下パンチ4に向かって押圧し、これによって該円筒体
Aの下部が横方向に拡管されて該下パンチ4の成形面4
a及びサイドダイ7の連続した成形面16a2間に前記一
次の予備フランジ部Fa2が成形される。そして、この
成形時には第6図(b)示のように両パンチ2,4の先端
面同士が円筒体Aの略中央位置で当接して該円筒体Aが
該両パンチ2,4及びサイドダイ7間で必要以上に押圧
されない。
このように、上記のプレス成形においては、一回のプレ
ス工程で一次の予備フランジ部Fa1,Fa2が順次成
形され、この時、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2
の前記第1段部a1,a2及び第2段部c1,c2の傾
斜角度が小さいので、円筒体Aの両端部の急激な拡管が
なく、従って該円筒体Aの両端部に作用する引張荷重が
比較的小さなものとなって支障なく該予備フランジ部F
a1,Fa2が成形される。
ス工程で一次の予備フランジ部Fa1,Fa2が順次成
形され、この時、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2
の前記第1段部a1,a2及び第2段部c1,c2の傾
斜角度が小さいので、円筒体Aの両端部の急激な拡管が
なく、従って該円筒体Aの両端部に作用する引張荷重が
比較的小さなものとなって支障なく該予備フランジ部F
a1,Fa2が成形される。
かかる成形の終了と同時に上型1の下降は停止され、次
いで該上型1は元の位置まで上昇される。そして、この
上昇により上記と逆の作動により下パンチ4、上パンチ
2及びサイドダイ7が順次予備フランジFa1,Fa2
を成形した円筒体Aから脱離される一方、支持台6に該
円筒体Aが支持され、この状態で該円筒体Aがプレス装
置Xから搬出される。
いで該上型1は元の位置まで上昇される。そして、この
上昇により上記と逆の作動により下パンチ4、上パンチ
2及びサイドダイ7が順次予備フランジFa1,Fa2
を成形した円筒体Aから脱離される一方、支持台6に該
円筒体Aが支持され、この状態で該円筒体Aがプレス装
置Xから搬出される。
次に、該一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を前記予
備フランジ部Fb1,Fb2に成形する方法及びその成
形を行うプレス装置Yを第7図及び第8図(a),(b)に従
って説明する。第7図はこのプレス装置Yの説明的断面
図、第8図(a),(b)はその要部の作動説明図である。
備フランジ部Fb1,Fb2に成形する方法及びその成
形を行うプレス装置Yを第7図及び第8図(a),(b)に従
って説明する。第7図はこのプレス装置Yの説明的断面
図、第8図(a),(b)はその要部の作動説明図である。
このプレス装置Yは前記プレス装置Xと基本的構成は同
一であり、第7図示のように、上パンチ2を有する上型
1と、下パンチ4を有する下型3と、該両型1,2間に
昇降自在に設けられてクッションピン10により上方に向
かって付勢された昇降台5と、該昇降台5上に水平移動
自在に載架された複数のダイ16から成るサイドダイ7
と、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒
体Aの外周面にサイドダイ7を外嵌させるために各ダイ
16を移動させる移動手段9とを備え、これらは前記プレ
ス装置Xと同様の構成とされている。そして、このプレ
ス装置Yは前記支持台6及び離脱手段8は備えず、該予
備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒体Aは第7図
示のように両パンチ2,4と同心でその下部に下パンチ
4が直接内嵌され、これによって該円筒体Aを支持し、
この状態で上型1を下降させてプレス加工を行うように
している。
一であり、第7図示のように、上パンチ2を有する上型
1と、下パンチ4を有する下型3と、該両型1,2間に
昇降自在に設けられてクッションピン10により上方に向
かって付勢された昇降台5と、該昇降台5上に水平移動
自在に載架された複数のダイ16から成るサイドダイ7
と、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒
体Aの外周面にサイドダイ7を外嵌させるために各ダイ
16を移動させる移動手段9とを備え、これらは前記プレ
ス装置Xと同様の構成とされている。そして、このプレ
ス装置Yは前記支持台6及び離脱手段8は備えず、該予
備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒体Aは第7図
示のように両パンチ2,4と同心でその下部に下パンチ
4が直接内嵌され、これによって該円筒体Aを支持し、
この状態で上型1を下降させてプレス加工を行うように
している。
尚、両パンチ2,4はそれぞれの外周面に前記予備フラ
ンジ部Fb1,Fb2の内周面と略同一形状の成形面2
b,4bを有すると共に、該成形面2bの上端部及び成
形面4bの下端部にはそれぞれ第8図(a)示のように、
両パンチ2,4の該円筒体Aへの内嵌時にその両端に係
止される顎部2x,4xが設けられている。そして、サ
イドダイ7の各ダイ16の内面の上部及び下部にはそれぞ
れ前記予備フランジ部Fb1,Fb2の外周面と略同一
形状の成形面16b1,16b2が形成されている。
ンジ部Fb1,Fb2の内周面と略同一形状の成形面2
b,4bを有すると共に、該成形面2bの上端部及び成
形面4bの下端部にはそれぞれ第8図(a)示のように、
両パンチ2,4の該円筒体Aへの内嵌時にその両端に係
止される顎部2x,4xが設けられている。そして、サ
イドダイ7の各ダイ16の内面の上部及び下部にはそれぞ
れ前記予備フランジ部Fb1,Fb2の外周面と略同一
形状の成形面16b1,16b2が形成されている。
かかるプレス装置Yでは、上型1の下降により、まず移
動手段9によりプレス装置Xと同様にサイドダイ7の各
ダイ16が移動されて、第8図(a)示のように該サイドダ
イ7が前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備え
た円筒体Aの外周面に全周にわたって外嵌されると共
に、上パンチ2が該円筒体Aの上部に内嵌され、該円筒
体Aの予備フランジ部Fa1が上パンチ2の成形面2b
及びシドダイ7の成形面16b1間で前記予備フランジ部
Fb1に成形され、続いて上型1の更なる下降により上
パンチ2及びサイドダイ7が干渉下降され、第8図(b)
示のように円筒体Aの予備フランジ部Fa2が下パンチ
4の成形面4b及びサイドダイ7の成形面16b2間で前
記予備フランジ部Fb2に成形される。
動手段9によりプレス装置Xと同様にサイドダイ7の各
ダイ16が移動されて、第8図(a)示のように該サイドダ
イ7が前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備え
た円筒体Aの外周面に全周にわたって外嵌されると共
に、上パンチ2が該円筒体Aの上部に内嵌され、該円筒
体Aの予備フランジ部Fa1が上パンチ2の成形面2b
及びシドダイ7の成形面16b1間で前記予備フランジ部
Fb1に成形され、続いて上型1の更なる下降により上
パンチ2及びサイドダイ7が干渉下降され、第8図(b)
示のように円筒体Aの予備フランジ部Fa2が下パンチ
4の成形面4b及びサイドダイ7の成形面16b2間で前
記予備フランジ部Fb2に成形される。
さらに詳細には、前記予備フランジ部Fb1,Fb2の
成形の際には、一次の予備フランジ部Fa1,Fb2を
備えた円筒体Aの両端が、第8図(a)示のように、上パ
ンチ2の内嵌時に、両パンチ2,4の前記顎部2x,4
xに係止されると共に、一次の予備フランジ部Fa1の
前記両端壁部b1,d1及び予備フランジ部Fa2の前
記両側壁部b2,d2がそれぞれ上パンチ2及びサイド
ダイ7間と下パンチ4及びサイドダイ7間とに挟まれ
る。そして、この状態で上パンチ2が下降されるに伴っ
て、まず、予備フランジ部Fa1の両側壁部b1,d1
がその軸心方向で加圧されると共に、予備フランジ部F
a1の前記両段部a1,c1が上パンチ2及びサイドダ
イ7間でその傾斜角度が増大するように該サイドダイ7
に向かって押圧され、これによって第8図(b)示のよう
に該一次の予備フランジ部Fa1が前記予備フランジ部
Fb1に成形される。次いで、上パンチ2が更に下降さ
れて上記と同様に一次の予備フランジ部Fa2が前記予
備フランジ部Fb2に成形される。
成形の際には、一次の予備フランジ部Fa1,Fb2を
備えた円筒体Aの両端が、第8図(a)示のように、上パ
ンチ2の内嵌時に、両パンチ2,4の前記顎部2x,4
xに係止されると共に、一次の予備フランジ部Fa1の
前記両端壁部b1,d1及び予備フランジ部Fa2の前
記両側壁部b2,d2がそれぞれ上パンチ2及びサイド
ダイ7間と下パンチ4及びサイドダイ7間とに挟まれ
る。そして、この状態で上パンチ2が下降されるに伴っ
て、まず、予備フランジ部Fa1の両側壁部b1,d1
がその軸心方向で加圧されると共に、予備フランジ部F
a1の前記両段部a1,c1が上パンチ2及びサイドダ
イ7間でその傾斜角度が増大するように該サイドダイ7
に向かって押圧され、これによって第8図(b)示のよう
に該一次の予備フランジ部Fa1が前記予備フランジ部
Fb1に成形される。次いで、上パンチ2が更に下降さ
れて上記と同様に一次の予備フランジ部Fa2が前記予
備フランジ部Fb2に成形される。
このように、予備フランジ部Fb1,Fb2の成形にお
いては、前記した一次の予備フランジ部Fa1,Fa2
の整形と同様に一回のプレス工程で順次行われ、この
時、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒
体Aを両パンチ2,4の顎部2x,4x間に係止して軸
方向に加圧すると共に、該予備フランジ部Fa1,Fa
2の第1及び第2側壁部b1,b2及びd1,d2を両
パンチ2,4及びサイドダイ7間に挟み、この状態で該
予備フランジ部Fa1,Fa2の第1及び第2段部
a1,a2及びc1,c2をその傾斜角度が増大する方
向に押圧するようにしているので、該予備フランジ部F
a1,Fa2に作用する引張荷重が小さなものとなって
座屈等の弊害が生じることはなく、従って支障なく前記
予備フランジ部Fb1,Fb2が成形される。
いては、前記した一次の予備フランジ部Fa1,Fa2
の整形と同様に一回のプレス工程で順次行われ、この
時、一次の予備フランジ部Fa1,Fa2を備えた円筒
体Aを両パンチ2,4の顎部2x,4x間に係止して軸
方向に加圧すると共に、該予備フランジ部Fa1,Fa
2の第1及び第2側壁部b1,b2及びd1,d2を両
パンチ2,4及びサイドダイ7間に挟み、この状態で該
予備フランジ部Fa1,Fa2の第1及び第2段部
a1,a2及びc1,c2をその傾斜角度が増大する方
向に押圧するようにしているので、該予備フランジ部F
a1,Fa2に作用する引張荷重が小さなものとなって
座屈等の弊害が生じることはなく、従って支障なく前記
予備フランジ部Fb1,Fb2が成形される。
尚、上記のプレス成形においては、前記プレス装置Xと
同様に、成形終了時に第8図(b)示のように両パンチ
2,4の先端面同士が当接し、必要以上に円筒体Aを押
圧することのないようにされている。
同様に、成形終了時に第8図(b)示のように両パンチ
2,4の先端面同士が当接し、必要以上に円筒体Aを押
圧することのないようにされている。
次に、上記予備フランジ部Fb1,Fb2に前記ハンプ
部h1,h2及びリム端部d1,d2を成形する方法及
びその成形を行うプレス装置Zを第9図(a),(b)に従っ
て説明する。第9図(a),(b)はこのプレス装置Zの要部
の作動説明図である。
部h1,h2及びリム端部d1,d2を成形する方法及
びその成形を行うプレス装置Zを第9図(a),(b)に従っ
て説明する。第9図(a),(b)はこのプレス装置Zの要部
の作動説明図である。
プレス装置Zは前記プレス装置Yと同一の構成であり、
第9図(a)示のように、サイドダイ7の上部には前記ホ
イールリムHのフランジ部F1の外周面と略同一形状の
成形面16c1が形成されていると共に該成形面16c1の
前記ハンプ部h1及びリム端部d1に対応する位置にそ
れぞれ周方向に凹部16x1,16x2が形成され、サイド
ダイ7の下部にはフランジ部F2の外周面と略同一形状
の成形面16c2が形成されちると共に該成形面16c2の
前記ハンプ部h2及びリム端部d2に対応する位置にそ
れぞれ周方向に凹部16y1,16y2が形成されている。
また、両パンチ2,4の外周面はそれぞれフランジ部F
1,F2の内周面と略同一形状で、且つ該フランジ部F
1,F2の第1及び第2側壁部b1,b2及びd1,d
2に対応する面を平滑に形成した成形面2c,scを有
し、さらに該成形面2cの上端部及び成形面4cの下端
部には前記プレう装置Yと同様にそれぞれ顎部2x,4
xが形成されている。
第9図(a)示のように、サイドダイ7の上部には前記ホ
イールリムHのフランジ部F1の外周面と略同一形状の
成形面16c1が形成されていると共に該成形面16c1の
前記ハンプ部h1及びリム端部d1に対応する位置にそ
れぞれ周方向に凹部16x1,16x2が形成され、サイド
ダイ7の下部にはフランジ部F2の外周面と略同一形状
の成形面16c2が形成されちると共に該成形面16c2の
前記ハンプ部h2及びリム端部d2に対応する位置にそ
れぞれ周方向に凹部16y1,16y2が形成されている。
また、両パンチ2,4の外周面はそれぞれフランジ部F
1,F2の内周面と略同一形状で、且つ該フランジ部F
1,F2の第1及び第2側壁部b1,b2及びd1,d
2に対応する面を平滑に形成した成形面2c,scを有
し、さらに該成形面2cの上端部及び成形面4cの下端
部には前記プレう装置Yと同様にそれぞれ顎部2x,4
xが形成されている。
かかるプレス装置Zでは、プレス装置Yと同様に上パン
チ2が前記予備フランジ部Fb1,Fb2を備えた円筒
体Aの上部に内嵌される際に、該円筒体Aが、第9図
(a)示のように、該上パンチ2の顎部2x及び下パンチ
4の顎部4x間に係止されると共に、予備フランジ部F
b1,Fb2の第1及び第2借壁部b1,b2及び
d1,d2がそれぞれ上パンチ2及びサイドダイ7間と
下パンチ4及びサイドダイ7間とに挟まれる。そして、
この状態で上パンチ2が下降されるに伴って、該予備フ
ランジ部Fb1の両側壁部b1,d1はその軸心方向で
押圧されて湾曲しようとする。この時、上パンチ2の成
形面2cの該両側壁部b1,d1に対応する面は平滑に
形成されているので、該両側壁部b1,d1は該上パン
チ2側には湾曲できず、このため該両側壁部b1,d1
がサイドダイ7の前記凹部16x1,16x2の位置で第9
図(b)示のようにこれらの凹部16x1,16x2内に突出
するように湾曲し、これによって前記ハンプ部h1及び
リム端部d1が形成されて該予備フランジ部Fb1が前
記フランジ部F1に成形される。
チ2が前記予備フランジ部Fb1,Fb2を備えた円筒
体Aの上部に内嵌される際に、該円筒体Aが、第9図
(a)示のように、該上パンチ2の顎部2x及び下パンチ
4の顎部4x間に係止されると共に、予備フランジ部F
b1,Fb2の第1及び第2借壁部b1,b2及び
d1,d2がそれぞれ上パンチ2及びサイドダイ7間と
下パンチ4及びサイドダイ7間とに挟まれる。そして、
この状態で上パンチ2が下降されるに伴って、該予備フ
ランジ部Fb1の両側壁部b1,d1はその軸心方向で
押圧されて湾曲しようとする。この時、上パンチ2の成
形面2cの該両側壁部b1,d1に対応する面は平滑に
形成されているので、該両側壁部b1,d1は該上パン
チ2側には湾曲できず、このため該両側壁部b1,d1
がサイドダイ7の前記凹部16x1,16x2の位置で第9
図(b)示のようにこれらの凹部16x1,16x2内に突出
するように湾曲し、これによって前記ハンプ部h1及び
リム端部d1が形成されて該予備フランジ部Fb1が前
記フランジ部F1に成形される。
次いで、上パンチ2が更に下降されて上記と同様に、サ
イドダイ7の前記凹部16y1,16y2の位置で第9図
(b)示のように予備フランジ部Fb2の両側壁部b2,
d2が該凹部16y1,16y2内に突出するように湾曲
し、これによって前記ハンプ部h2及びリム端部d2が
形成されて該予備フランジ部Fb2が前記フランジ部F
2に成形され、前記ホイールリムHが得られる。
イドダイ7の前記凹部16y1,16y2の位置で第9図
(b)示のように予備フランジ部Fb2の両側壁部b2,
d2が該凹部16y1,16y2内に突出するように湾曲
し、これによって前記ハンプ部h2及びリム端部d2が
形成されて該予備フランジ部Fb2が前記フランジ部F
2に成形され、前記ホイールリムHが得られる。
上述したように、本実施例では、前記プレス装置X,
Y,Zを用いてそのそれぞれの一回のプレス工程で円筒
体Aの上端部及び下端部に順次所定の形状のフランジ部
が成形され、トータルで三回のプレス工程で円筒体Aが
ホイールリムHに成形され、工程数が少ないものとなっ
ている。
Y,Zを用いてそのそれぞれの一回のプレス工程で円筒
体Aの上端部及び下端部に順次所定の形状のフランジ部
が成形され、トータルで三回のプレス工程で円筒体Aが
ホイールリムHに成形され、工程数が少ないものとなっ
ている。
尚、本実施例では、二回のプレス加工により円筒体Aの
両端部に予備フラジ部Fb1,Fb2を成形したが、該
予備フランジ部Fb1,Fb2の段部が例えば比較的傾
斜角度の小さいものであるような場合には、一回のプレ
ス加工で該予備フランジ部を成形し、次いで該予備フラ
ンジ部にハンプ部及びリム端部を形成してホイールリム
を製造することも可能であることはもちろんである。
両端部に予備フラジ部Fb1,Fb2を成形したが、該
予備フランジ部Fb1,Fb2の段部が例えば比較的傾
斜角度の小さいものであるような場合には、一回のプレ
ス加工で該予備フランジ部を成形し、次いで該予備フラ
ンジ部にハンプ部及びリム端部を形成してホイールリム
を製造することも可能であることはもちろんである。
また、前記一次の予備フランジ部Fa1,Fa2をそれ
ぞれ各別に一回のプレス工程で成形し、これと同様に前
記予備フランジ部Fb1,Fb2をそれぞれ各別に一回
のプレス工程で成形することも可能であることはもちろ
んであり、この場合においても少ない工程数でホイール
リムHを製造することができる。
ぞれ各別に一回のプレス工程で成形し、これと同様に前
記予備フランジ部Fb1,Fb2をそれぞれ各別に一回
のプレス工程で成形することも可能であることはもちろ
んであり、この場合においても少ない工程数でホイール
リムHを製造することができる。
(効果) 上記の説明から明らかなように、本発明のホイールリム
の製造方法によれば、ハンプ部及びリム端部を成形する
際に、第1工程で予備フランジ部を両端部に成形した円
筒体を、第2工程でその軸方向に加圧して該予備フラン
ジ部の第1側壁部の所定の部分及び第2側壁部を外側に
湾曲させることによって、該ハンプ部及びリム端部をプ
レス加工により効率よく成形することができ、従って、
該ハンプ部及びリム端部を短時間で成形してホイールリ
ムの製造効率を向上させることができる。
の製造方法によれば、ハンプ部及びリム端部を成形する
際に、第1工程で予備フランジ部を両端部に成形した円
筒体を、第2工程でその軸方向に加圧して該予備フラン
ジ部の第1側壁部の所定の部分及び第2側壁部を外側に
湾曲させることによって、該ハンプ部及びリム端部をプ
レス加工により効率よく成形することができ、従って、
該ハンプ部及びリム端部を短時間で成形してホイールリ
ムの製造効率を向上させることができる。
そして、該第1工程が一次及び二次の工程から成るとき
には、一次の工程において成形する一次の予備フランジ
部の第1及び第2段部を傾斜角度の小しものとすること
によって、円筒体の両端部にそれぞれ一回のプレス工程
で一次の両予備フランジ部を支障なく成形することがで
き、次いで二次の工程において一次の両予備フランジ部
を整形した円筒体を軸方向に加圧しながら一次の各予備
フランジ部の第1及び第2段部の傾斜角度を増大させて
前記予備フランジ部を成形することによって、該円筒体
の両端部にそれぞれ一回のプレス工程で両予備フランジ
部を支障なく成形することができ、従って、少ない加工
工程数でホイールリムを製造することができ、その製造
効率を更に向上させることができる。
には、一次の工程において成形する一次の予備フランジ
部の第1及び第2段部を傾斜角度の小しものとすること
によって、円筒体の両端部にそれぞれ一回のプレス工程
で一次の両予備フランジ部を支障なく成形することがで
き、次いで二次の工程において一次の両予備フランジ部
を整形した円筒体を軸方向に加圧しながら一次の各予備
フランジ部の第1及び第2段部の傾斜角度を増大させて
前記予備フランジ部を成形することによって、該円筒体
の両端部にそれぞれ一回のプレス工程で両予備フランジ
部を支障なく成形することができ、従って、少ない加工
工程数でホイールリムを製造することができ、その製造
効率を更に向上させることができる。
また、本発明のホイールリムの製造装置によれば、前記
ハンプ部及びリム端部を成形するための第2のプレス装
置において、前記予備フランジ部を成形した円筒体に内
嵌される第2のプレス装置の上パンチ及び下パンチに該
円筒体の両端に係止される顎部を設け、該円筒体に外嵌
されるサイドダイの成形面に凹部を設けたことによっ
て、該第2のプレス装置のプレス工程により上記の製造
方法に従って該凹部の位置で予備フランジ部の第1側壁
部の所定の部分及び第2側壁部を該凹部内に湾曲させて
ハンプ部及びリム端部を効率よく確実に成形することが
できる。
ハンプ部及びリム端部を成形するための第2のプレス装
置において、前記予備フランジ部を成形した円筒体に内
嵌される第2のプレス装置の上パンチ及び下パンチに該
円筒体の両端に係止される顎部を設け、該円筒体に外嵌
されるサイドダイの成形面に凹部を設けたことによっ
て、該第2のプレス装置のプレス工程により上記の製造
方法に従って該凹部の位置で予備フランジ部の第1側壁
部の所定の部分及び第2側壁部を該凹部内に湾曲させて
ハンプ部及びリム端部を効率よく確実に成形することが
できる。
第1図はホイールリムの一例の説明的断面図、第2図
(a)〜(d)は本発明のホイールリムの製造方法の一例の概
略を説明するための説明図、第3図はプレス装置の一例
の説明的断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第
5図は第4図のV−V線断面図、第6図(a),(b)は第3
図のプレス装置の作動説明図、第7図はプレス装置の一
例の説明的断面図、第8図(a),(b)は第7図のプレス装
置の作動説明図、第9図(a),(b)はプレス装置の一例の
要部の作動説明図である。 1…上型 2…上パンチ 2c…上パンチの成形面 2x…上パンチの顎部 3…下型 4…下パンチ 4c…下パンチの成形面 4x…下パンチの顎部 7…サイドダイ 16c1,16c2…サイドダイの成形面 16x1,16x2,16y1,16y2…凹部 A…円筒体 H…ホイールリム F1,F1…フランジ部 Fa1,Fa2…一次の予備フランジ部 Fb1,Fb2…予備フランジ部 a1,a2…第1段部 b1,b2…第1側壁部 c1,c2…第2段部 d1,d2…2側壁部(リム端部) h1,h2…ハンプ部 X,Y…第1のプレス装置 Z…第2のプレス装置
(a)〜(d)は本発明のホイールリムの製造方法の一例の概
略を説明するための説明図、第3図はプレス装置の一例
の説明的断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第
5図は第4図のV−V線断面図、第6図(a),(b)は第3
図のプレス装置の作動説明図、第7図はプレス装置の一
例の説明的断面図、第8図(a),(b)は第7図のプレス装
置の作動説明図、第9図(a),(b)はプレス装置の一例の
要部の作動説明図である。 1…上型 2…上パンチ 2c…上パンチの成形面 2x…上パンチの顎部 3…下型 4…下パンチ 4c…下パンチの成形面 4x…下パンチの顎部 7…サイドダイ 16c1,16c2…サイドダイの成形面 16x1,16x2,16y1,16y2…凹部 A…円筒体 H…ホイールリム F1,F1…フランジ部 Fa1,Fa2…一次の予備フランジ部 Fb1,Fb2…予備フランジ部 a1,a2…第1段部 b1,b2…第1側壁部 c1,c2…第2段部 d1,d2…2側壁部(リム端部) h1,h2…ハンプ部 X,Y…第1のプレス装置 Z…第2のプレス装置
Claims (3)
- 【請求項1】ウェル部の両側の両フランジ部がそれぞれ
該ウェル部の両端位置から開口端まで順に第1段部、第
1側壁部、第2段部及び第2側壁部により二段の階段状
に形成され、両第1側壁部が外側に向かって湾曲された
ハンプ部を有すると共に、リム端部である両第2側壁部
が外側に向かって突出するように湾曲された自動車のホ
ーイルリムをプレス成形により製造する方法であって、
金属材料から成る前記ウェル部の径を有する円筒体の両
端部にそれぞれ前記フランジ部と略同一形状でその第1
段部、第1側壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも
平滑な予備フランジ部をプレス成形する第1工程と、次
いで、両予備フランジ部を成形した円筒体の外周面にそ
の側方から該円筒体に対して分割されたサイドダイを外
嵌すると共に該円筒体をその両予備フランジ部に内嵌さ
れる一対のパンチ間でその軸方向に加圧し、該加圧によ
り各予備フランジ部の第1側壁部の所定の部分を該サイ
ドダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記ハンプ部
を形成すると共に各予備フランジ部の第2側壁部を該サ
イドダイに設けた凹部に向かって湾曲させて前記リム端
部を形成する第2工程とから成ることを特徴とするホイ
ールリムの製造方法。 - 【請求項2】前記第1工程が、前記円筒体の両端部にそ
れぞれ前記フランジ部と略相似形状でその第1段部、第
1側壁部、第2段部及び第2側壁部がいずれも平滑であ
ると共に該第1及び第2段部の傾斜角度が所定の角度よ
りも小さい一次の予備フランジ部をプレス成形する一次
の工程と、該一次の予備フランジ部を成形した円筒体を
その軸方向に加圧しながら該一次の各予備フランジ部の
第1及び第2段部をその傾斜角度が所定の角度に増大す
るまで押圧して前記両予備フランジ部をプレス成形する
二次の工程とから成り、該一次の工程における一次の両
予備フランジの成形がそれぞれ一回のプレス工程で行わ
れ、該二次の工程における両予備フランジ部の成形がそ
れぞれ一回のプレス工程で行われることを特徴とする請
求項1記載のホイールリムの製造方法。 - 【請求項3】請求項1記載のホイールリムの製造方法に
より該ホイールリムを製造する装置であって、前記第1
工程を行う第1のプレス装置と、前記第2工程を行う第
2のプレス装置とから成り、該第2のプレス装置が、そ
の下型に設けられて前記両予備フランジ部を成形した円
筒体の軸心を上下方向に向けた状態で該円筒体の下側の
予備フランジ部に内嵌される下パンチと、該下型に向か
って下降される昇降自在な上型にこれと一体に設けられ
て該下パンチを内嵌した円筒体の上側の予備フランジ部
に下降時に内嵌される上パンチと、該下パンチを内嵌し
た円筒体の周囲に該円筒体の内嵌された上パンチと共に
昇降自在に設けられて該円筒体の外周面にその側方から
外嵌される分割されたサイドダイとを備え、該両パンチ
の外周面に前記予備フランジ部の内周面と略同一形状の
成形面と該両パンチの円筒体への内嵌時に該円筒体の両
端に係止される顎部とが設けられ、前記サイドダイの内
周面の上部及び下部にそれれ該円筒体の上下の予備フラ
ンジ部の外周面と略同一形状の成形円が形成され、該成
形面に前記ハンプ部及びリム端部を形成する凹部が周状
に設けられていることを特徴とするホイールリムの製造
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12298189A JPH069720B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ホイールリムの製造方法及びその製造装置 |
| US07/522,809 US4985993A (en) | 1989-05-15 | 1990-05-11 | Method for producing wheel rim |
| GB9010878A GB2232100B (en) | 1989-05-15 | 1990-05-15 | Method for producing wheel rim |
| GB9301378A GB2262248B (en) | 1989-05-15 | 1993-01-22 | Method for producing wheel rim |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12298189A JPH069720B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ホイールリムの製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02303640A JPH02303640A (ja) | 1990-12-17 |
| JPH069720B2 true JPH069720B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=14849354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12298189A Expired - Lifetime JPH069720B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-18 | ホイールリムの製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069720B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4906186B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2012-03-28 | 中央精機株式会社 | 自動車用リムの製造方法 |
| CN104540612B (zh) * | 2012-08-07 | 2016-06-01 | 都美工业株式会社 | 车辆用车轮轮辋的制造方法 |
| CN110712381B (zh) * | 2019-11-22 | 2024-10-01 | 吉林大学 | 一种碳纤维复合材料轮辋成型模具 |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP12298189A patent/JPH069720B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02303640A (ja) | 1990-12-17 |
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