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JPH0699002B2 - 麈芥車の麈芥押込制御装置 - Google Patents
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JPH0699002B2 - 麈芥車の麈芥押込制御装置 - Google Patents

麈芥車の麈芥押込制御装置

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JPH0699002B2
JPH0699002B2 JP63276837A JP27683788A JPH0699002B2 JP H0699002 B2 JPH0699002 B2 JP H0699002B2 JP 63276837 A JP63276837 A JP 63276837A JP 27683788 A JP27683788 A JP 27683788A JP H0699002 B2 JPH0699002 B2 JP H0699002B2
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dust
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pushing plate
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憲男 前田
一男 宇野
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塵芥車の塵芥押込制御装置に係り、詳しくは、
塵芥を収集する塵芥車の塵芥収容箱に連設したパッカに
装着される塵芥押込装置にあって、その押込板が昇降お
よび正反転を伴ったサイクル運動を行い、塵芥を塵芥収
容箱に収納することができる塵芥押込制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
塵芥収集車における押込板のサイクル運動機構の制御に
は、その機構の可動部分にカムやリミットスイッチなど
の感知装置が連設され、この感知装置によってサイクル
運動の制御装置が作動するようになっている。この制御
装置にあっては、感知装置が可動部分に接触しているの
で摩耗し易く、そのサイクル運動に狂いが生じたり、構
造上多くの感知装置が必要とされ、故障の発生が多く耐
久性に欠ける難点がある。
この問題を除去したものとして、特公昭51-48555号公報
に記載されたサイクル運動の制御装置がある。これは、
流体ポンプの駆動軸に近接板が取り付けられ、この近接
板の対向位置に感知装置が配設されている。そして、近
接板が流体ポンプの回転に伴って感知装置に接近するご
とに、感知装置から発信される高周波信号に変化が与え
られ、これにより流体ポンプの回転数を取り出すことが
できるようになっている。押込板のサイクル運動制御に
は、感知装置からの高周波信号を受信する制御装置が用
いられ、その感知装置が流体ポンプの回転数を計測し、
予め制御装置に設定された設定回転数と計測回転数とを
比較してカウントコントロールし、押込板の例えば反転
・下降・正転・上昇行程などそれぞれの所定のストロー
クからなるサイクル運動が行われる。その際、パッカに
投入された塵芥は、主として押込板の下降行程ならびに
正転行程で圧縮され、正転行程に続く上昇行程で塵芥収
容箱に円滑に収納される。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、塵芥車に投入される塵芥として、例えば電気洗濯
機や電気冷蔵庫などの大きく固い廃棄物が投入されるこ
とがしばしばある。そのとき、上述のカウントコントロ
ール形式の制御装置によって制御される押込板が、投入
された固い廃棄物を押圧して効率的に圧壊できるような
特別な運動をするようにはなっていない。特に、上昇行
程において固い廃棄物を押圧して、さらに、その圧壊を
続ける運動が行われるようになっていないので、上昇行
程でパッカ内にとり残される廃棄物が多くなり、固い廃
棄物を含む塵芥が塵芥収容箱へ能率よく収納され難くな
る問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みなされたもので、その目的
は、正転行程の終了位置から上昇行程へ移行した押込板
が、その上昇行程で、投入されている固い廃棄物に遭遇
したとき、その廃棄物を異なる個所で順次押圧圧壊で
き、多量の廃棄物を能率よく塵芥収容箱へ押し込むこと
ができる塵芥車の塵芥押込制御装置を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1図に示すように、塵芥収納箱1の後部に連
設されたパッカ3の内部に装着され、プッシュシリンダ
14によって昇降されるスライダ10と、スライダ10に枢支
され、スイープシリンダ13によって正反転する押込板11
と、プッシュシリンダ14およびスイープシリンダ13を制
御し、押込板11に反転行程A、下降行程B、正転行程C
および上昇行程Dよりなるサイクル運動を行わせる塵芥
押込制御装置に適用される。
その特徴とするところは、パッカ3に投入された廃棄物
34を押圧圧壊するため、押込板11が二次プレスする正転
行程Cの終了位置H1〔第6図(a)参照〕からの上昇行
程の開始後、スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14
とを同時に作動させ、その同時作動中に油圧回路内の作
動油圧の急激な上昇がなければ、所定期間の同時作動の
終了後に、プッシュシリンダ14のみを作動させて押込板
11を上昇させる単独作動とし、一方、上記同時作動中
に、押込板11が固い廃棄物34に遭遇して油圧回路内の作
動油圧の急激な上昇が生じると、同時作動の終了後にプ
ッシュシリンダ14のみを作動させて押込板11を一時的に
上昇させる単独作動とし、その単独作動の終了後に、再
度スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14とを同時作
動させる作動指令制御手段29〔第3図参照〕が設けられ
ていることである。
なお、スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14とによ
る同時作動中に、油圧回路内の作動油圧の急激な上昇が
生じると、その時点から所定の保持期間が経過するまで
同時作動を維持させ、その後、単独作動に移るようにし
てもよい。また、油圧回路内の作動油圧の急激な上昇が
生じると、その時点で同時作動を終了させ、その後、単
独作動に移るようにすることもできる。さらには、油圧
回路内の作動油圧の急激な上昇が生じても、所定期間の
同時作動を完遂させて後、単独作動に移るようにしても
よい。
〔作用〕
塵芥収納箱1の後部に連接されたパッカ3の内部に装着
された塵芥押込制御装置は、作動指令制御手段29からの
指令信号で作動する。すなわち、スライダ10に枢支され
た押込板11は、スイープシリンダ13の作動で反転し、サ
イクル運動の最初の行程である反転行程Aをとる。パッ
カ3に塵芥などの廃棄物34が投入され、押込板11はプッ
シュシリンダ14の作動で下降行程Bに入り、廃棄物34や
塵芥は一次プレスされる。続いて、スイープシリンダ13
の作動で正転行程Cに入り、押込板11の正転で塵芥など
は二次プレスされる。次の上昇行程Dにおいては、作動
指令制御手段29の指令信号によって、押込板11が正転と
上昇とを同時に行うかのようにスイープシリンダ13とプ
ッシュシリンダ14とが同時作動される〔第5図(a)参
照〕。最初の同時作動中に油圧回路内の作動油圧の急激
な上昇がなければ、押込板11の近傍には固い廃棄物34が
存在しないことを意味し、押込板11は、所定期間の同時
作動の終了後にプッシュシリンダ14のみを作動させて上
昇の単独作動を行い、廃棄物34を塵芥収容箱1へ押し込
む。
一方、最初の同時作動中に、押込板11が固い廃棄物34に
遭遇して油圧回路内の作動油圧の急激な上昇が生じると
〔第5図(b)参照〕、その同時作動の終了後に押込板
11はプッシュシリンダ14のみを作動させて一時的な上昇
の単独作動に移行される。その単独作動の終了後、再度
スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14とによる同時
作動とされる。このように従前の同時作動中に固い廃棄
物34に遭遇すると一時的な上昇で押圧圧壊作用の位置変
更が行われ、再度の同時作動で圧壊の促進が図られる。
このような単独作動と同時作動とを繰り返しながら押込
板11はサイクルの開始位置に戻る。その結果、上昇行程
Dにおける押込板11の幾つかの異なる個所の押圧作動に
より、固い廃棄物34や強く圧縮されて固くなった塵芥な
どは、パッカ3内に残す量を極めて少なくして、塵芥収
容箱1へ能率よく収容される。
なお、スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14とによ
る同時作動中に、油圧回路内の作動油圧の急激な上昇が
生じると、その時点から所定の保持期間が経過するまで
同時作動を維持させ〔第5図(b)参照〕、その後、単
独作動に移るようにしておくと、同時作動が安定なもの
となる利点がある。また、油圧回路内の作動油圧の急激
な上昇が生じると、その時点で同時作動を終了させ、そ
の後、単独作動に移るようにすると〔第5図(f)参
照〕、押込板が迅速に次の動作に移り、一サイクルの動
きが円滑となる。さらには、油圧回路内の作動油圧の急
激な上昇が生じても、所定期間の同時作動を完遂させて
後〔第5図(g)参照〕、単独作動に移るようにしてお
くと、制御が簡単となる利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作動指令制御手段からの指令信号によ
って行われるサイクル運動の上昇行程で、押込板が正転
と上昇とを同時に行うことができるように、プッシュシ
リンダとスイープシリンダとによる同時作動状態にある
とき、油圧回路内の作動油圧の急激な上昇があれば、そ
の後にプッシュシリンダの作動のみによる上昇で押込板
の位置を変え、さらに、プッシュシリンダとスイープシ
リンダとによる同時作動で廃棄物を異なる位置で再度押
圧圧壊することができる。その結果、上昇行程で固い廃
棄物を含む塵芥に遭遇しても、迅速かつ能率的に廃棄物
を塵芥収容箱に押し込むことができる。それゆえに、各
行程をカウントやタイムコントロールするような場合で
も、投入された固い廃棄物や塵芥が塵芥収容箱に押し込
まれずに、パッカ内に残ってしまうということはなくな
る。
〔実 施 例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図に示すように、塵芥車の車枠上に載置される塵芥
収容箱1の後部上端には、ヒンジピン2によってパッカ
3が回動可能に連結され、パッカ3が下降された状態に
おいて、このパッカ3に形成された開口部4が塵芥収納
箱1の内部に連通している。パッカ3はその後部に投入
口5が形成され、この投入口5に連続する底部には下方
に窪んだ円弧状の圧縮面6と、塵芥収容箱1に向けて斜
め上方に立ち上がると共に、上記開口部4に連続する案
内面7が形成されている。
パッカ3内には塵芥や廃棄物34を圧縮して塵芥収容箱1
内に押し込むようにした塵芥押込機構が収容される。以
下、その塵芥押込機構およびその機構を制御する装置を
詳述する。パッカ3の両側壁には前上方から後下方に向
けてガイド溝8が形成され、このガイド溝8には一対の
案内ローラ9a,9bを有する左右一対のスライダ10が摺動
自在に支持されている。両スライダ10,10の下端間には
押込板11が枢軸12によって揺動自在に枢支され、その背
部に突設されたブラケット11aとスライダ10の上端とに
は、押込板11を正転方向および反転方向に揺動させるた
めのスイープシリンダ13の両端部が枢支される。そし
て、スライダ10の中間とパッカ3の下端には、スライダ
10をガイド溝8に沿って上下に移動させるためのプッシ
ュシリンダ14の両端部が枢支されている。したがって、
プッシュシリンダ14とスイープシリンダ13とを例えばシ
ーケンス制御することにより、二点鎖線で示すように、
押込板11に対して反転行程A、一次プレスする下降行程
B、二次プレスする正点行程Cおよび上昇行程Dの四つ
の行程からなるサイクル運動を行わせることが可能とな
っている。
第2図〜第4図は、押込板11にサイクル運動を行わせる
ためのサイクル運動装置を示すものである。第2図にお
いて、塵芥車の走行用エンジンに接続される動力取出装
置15の回転軸16には流体ポンプ17が接続され、この流体
ポンプ17より吐出される作動油によって、第3図に示す
サイクル運動機能18の作動が行われるようになってい
る。
第3図に基づいてサイクル運動機構18の構造を説明す
る。流体ポンプ17の吐出管19は制御弁20aに接続され、
さらに、連絡管19aを介して他方の制御弁20bに接続され
ている。制御弁20aは導管21,22を介してプッシュシリン
ダ14のロッド側室23とピストン側室24とに接続され、制
御弁20bは導管25,26を介してスイープシリンダ13のロッ
ド側室27とピストン側室28とに接続されている。制御弁
20aには、それを左ポートまたは右ポートに切り換える
ためのソレノイドSaB,SaAが、また、制御弁20bには、そ
れを左右に切り換えるためのソレノイドSbB,SbAがそれ
ぞれ設けられ、これらのソレノイドSaA,SaB,SbA,SbBは
後述する作動指令制御手段29からの指令信号によって、
一サイクル中に順次作動する制御弁20a,20bのポートを
切り換え、プッシュシリンダ14およびスイープシリンダ
13の動作を制御する。また、吐出管19には、リリーフ圧
に昇圧したとき開弁して作動油をタンクに戻すリリーフ
弁32と、リリーフ圧より低い圧力に設定されているイン
チング圧Pi以上の昇圧の有無を検出する圧力センサ33と
が取り付けられている。
第2図に示す流体ポンプ17の回転軸16には、例えば逆L
字状の近接板30が固着され、この近接板30に近接して、
これと対向する位置に感知装置31が配置されている。な
お、近接板30は一つに限らず図示しないが例えば複数個
を円周上に配置するようにしておいてもよい。そして、
回転軸16の回転により近接板30が近接スイッチである感
知装置31に接近すると、この近接スイッチ31から発信さ
れている高周波に変化が与えられ、これにより流体ポン
プ17の回転数を高周波信号として取り出すことができ
る。
近接スイッチ31から発信される高周波信号を受信する作
動指令制御手段29は、流体ポンプ17の実際の回転数を計
測し、この実測回転数を予め設定した設定回転数と比較
して、すなわち、その流体ポンプ17の回転に基づくカウ
ント数と設定カウント数とが一致あるいは超過すると、
その都度サイクル運動機構18の制御弁20a,20bを切り換
え指令するようになっている。
第4図は作動指令制御手段29の概略構成を示す。これは
例えばマイクロコンピュータであり、図示しないが固定
記憶部、随時書き込み記憶部、中央処理装置などからな
る。その機能は、パッカ3に投入された廃棄物34を押圧
圧壊するため、二点鎖線および実線で示す押込板11〔第
6図(a)参照〕が、二次プレスする正点行程Cの途中
H2または終了位置H1から、上昇行程Dに入るとき、あた
かも正転と上昇とを同時に行えるようにスイープシリン
ダ13とプッシュシリンダ14との最初の同時作動を行わ
せ、その最初の同時作動中に油圧回路内の作動油圧の急
激な上昇がなければ、所定期間の同時作動の終了後に、
プッシュシリンダ14のみを作動させて押込板11を上昇さ
せ、破線Y1を辿る単独作動とされる。一方、最初の同時
作動中に、押込板が固い廃棄物34や圧縮された塵芥など
に遭遇して油圧回路内の作動油圧の急激な上昇が生じる
と、その同時作動の終了後にプッシュシリンダ14が作動
され、押込板が一時的に上昇して最初の単独作動を行わ
せ、その単独作動の終了後に、再度スイープシリンダ13
とプッシュシリンダ14とを作動させて押込板11の同時作
動を行わせるようになっている。
その具体的な構成として、計数回路L、出力回路Qおよ
び出力保持回路Mを備える。計数回路Lは感知装置31か
ら発信された高周波信号を受信して二進法により流体ポ
ンプ17の回転数すなわちカウント数を計測する。出力回
路Qは、計数回路Lで計測した流体ポンプ17の実測の回
転数が予め設定された設定回転数すなわち設定カウント
数に達したり超過したりすると、出力保持回路Mに出力
信号を発するようになっている。その出力保持回路M
は、出力回路Qからの信号に基づき、制御弁20a,20bを
切り換えるためのソレノイドSaA,SaB,SbA,SbB〔第3図
参照〕を励磁あるいは消磁させると共に、流体ポンプ17
に吐出圧を発生させるため、アイドリング状態にあるエ
ンジンの回転数増大を開始させるロータリソレノイドSr
y〔図示せず〕も励磁あるいは消磁させる。なお、出力
回路Qは後述するそれぞれのカウント数が設定最大値に
達すると、計数回路Lで計測していたカウント数を0に
リセットする機能をも備えている。
本例においては、押込板11が反転・下降・正転・上昇の
四つの行程A〜Dからなるサイクル運動をとり、その間
に固い廃棄物をプレスすることがなければ、第5図
(a)に示すようにカウント数N0を累積して一サイクル
を終了するようにしている。例えば上昇行程Dにおいて
は、一時的にソレノイドSbAが励磁されることはあって
も、ソレノイドSaAが連続して励磁されることにより、
プッシュシリンダ14の伸長は、累積カウント数N0が103
からサイクル完了まで続けられる。なお、各行程などに
おけるカウントは、電気信号が制御系を一順する間の流
体ポンプ17の回転数に基づくカウント数αが加算される
ようになっている。このカウント数αは、流体ポンプ17
の回転数が常に一定であるとは限らないことから、一般
的にその都度異なり、その数が1であったり2であった
りする。
ところで、上昇行程Dにおける最初の同時作動〔第6図
(a),第5図(b),(c)参照〕で、押込板11が位
置G1で固い廃棄物34に遭遇するとき、押込板11の押圧に
よってプッシュシリンダ14やスイープシリンダ13〔第3
図参照〕に接続される油圧回路内の作動油圧の急激な上
昇が生じることがある。そして、圧力センサ33で検出さ
れた昇降値が設定されたインチング圧Pi以上となる場合
に、押込板11の最初の同時作動後に一時的な上昇のみの
単独作動に移り、その終了後に、再度第2回目の同時作
動に入るようになっている。さらに、この第2回目の同
時作動で位置G2において急激な昇圧が発生すると、押込
板11は第2回目の単独作動後に第3回目の同時作動を行
うように設定されるが、その第3回目の同時作動では、
その間において昇圧の検出は無視され、第3回目の単独
作動終了後には同時作動が行われないように規制されて
いる。また、最初の同時作動で急激な昇圧がなければ、
上述のように押込板11は破線Y1を辿る上昇のみとなる。
ちなみに、第2回目の同時作動で急激な昇降がなけれ
ば、破線Y2に沿う上昇のみとされるようになっている。
このような作動を行う押込板11は、累積カウント数N0が
156となる位置W2に至るまで上昇され、本例において
は、N0=156〜166すなわち位置W2からサイクル開始位置
W1に至る間に押込行程Eが設けられ、同時作動でもって
廃棄物34を塵芥収容箱1へさらに能率よく押し込むこと
ができるように配慮されている。なお、上昇行程Dで、
押込板11の最初の同時作動におけるプッシュシリンダ14
の起動に昇圧時間が必要となるので、短い時間(例えば
0.4秒程度)ではあるがカウント数N5=5〔第5図
(b)参照〕の昇圧不感帯が設けられている。これは、
第3図に示すプッシュシリンダ14におけるピストンが、
下降行程B終了時に二点鎖線の位置にあり、押込板11を
上昇させるためのソレノイドSaAが動作して制御弁20aが
右ポートに切り換えられるとき、二点鎖線のピストンで
形成されるピストン側室24の昇圧に若干の時間を要する
からである。したがって、以後の同時作動ではプッシュ
シリンダ14内は昇圧している状態から開始されるので、
昇圧不感帯は設けられていない〔第5図(b)および第
6図(a)参照〕。
その不感帯が経過すると、押込板11は、設定されたカウ
ント数N6=10まで最初の同時作動を行い、その作動中
に、固い廃棄物34と遭遇しなければN6=10までの所定期
間の同時作動を続ける。なお、第2回目の同時作動にお
いても、固い廃棄物34に遭遇しなければ、N9=10まで所
定期間続けられる。
ここで、作動を目視的により分かり易く説明する。第6
図(a)において、正転行程Cに入って二次プレスを行
っている二点鎖線の押込板11が、その途中H2で固い廃棄
物34に遭遇すると、油圧回路の昇圧が圧力センサ33〔第
3図参照〕で検出される。その検出信号が入力された作
動指令制御手段29の指令信号で、その位置から最初の同
時作動を行う。また、実線の押込板11のように、昇圧が
ないまま正転行程Cを完了して上昇行程Dの開始位置H1
に到達すると、その位置から作動指令制御手段29に設定
された指令信号で最初の同時作動が行われるようになっ
ている。その際、ソレノイドSaA〔第3図参照〕が励磁
されると共に、ソレノイドSbAの励磁が維持され、プッ
シュシリンダ14のロッド側室23に連通するスイープシリ
ンダ13のピストン側室28へ、ロッド側室23から作動油が
流入し、押込板11をさらに案内面7の方向へ回動させる
ような押圧力を与える。その結果、押込板11は、固い廃
棄物を押圧し可能な限り圧壊するように作用する。
このようにして、押込板11は最初の同時作動に入ると、
上述したカウント数N5=5の完了後に、実質的に最初の
同時作動(太い実線)がN6=10に相当する所定期間だけ
行われる。しかし、例えばN6=4のカウント数で固い廃
棄物に遭遇すると、プッシュシリンダ14のピストン側室
24が昇圧する。それに伴って、圧力センサ33が油圧回路
の昇圧を検出し、その検出圧Pcがインチング圧Piを越え
ると、昇圧発生時のカウント数N6=4が作動指令制御手
段29に記憶される。ちなみに、インチング圧Piの検出の
後例えば1カウント数の間昇圧検出が維持されれば、そ
の検出は正規のものである判断し、作動指令制御手段29
から次の指令が出され、ノイズなどに基づく誤動作を生
じるのが回避される。
第6図(a)に示す実線の押込板11が同時作動で太い実
線を辿り、位置G1のN6=4で油圧回路に昇圧があると、
その設定された保持期間のN7=4カウント経過後に単独
作動へ移行される。すなわち、N7=4経過後〔第5図
(b)参照〕にソレノイドSbAが消磁され、常時励磁状
態に維持されたソレノイドSaAによってプッシュシリン
ダ14のみが作動する単独作動に移る。なお、同時作動と
単独作動とは交互に行われるが、同時作動における昇圧
位置は一般に異なる。そして、例えば、最初の同時作動
ではN6=4の位置G1で昇圧が検出されると、第2回目の
同時作動が予定されるが、第2回目の同時作動ではN9=
5の位置G2で昇圧が生じたりする。しかし、いずれにし
ても、第2回目で昇圧があれば、第3回目の同時作動が
予定される。これらの同時作動や単独作動を含めて累積
カウントN0=156である位置W2に至ると、押込板11は累
積カウントN0=166であるサイクル開始位置W1まで押圧
行程Eを辿って復帰する。
以上のように構成された塵芥車の押込制御装置は、反
転、下降、正転の各行程A〜Cおよび上昇行程Dよりな
る一サイクルを、次のように作動して投入された塵芥を
上昇行程Dで押圧圧壊する一方、それら塵芥と共に固い
廃棄物34を塵芥収容箱1へ収容することができる。
第7図(a)〜(c)のフローチャートに示すように、
塵芥車における塵芥押込装置の押込開始指令ボタン〔図
示せず〕が押されると、スタート信号が作動指令制御手
段29に入力される。そして、塵芥押込装置はアイドルア
ップ行程Iの入り、ロータリソレノイドSry〔第5図
(a)参照〕が励磁され〔S1〕、流体ポンプ17に吐出圧
を発生させるために、アイドリング状態とされているエ
ンジンの回転数の増大が開始される。続いて、アイドル
アップ行程Iのカウント数N1のカウントが開始される
〔S2〕。カウント開始直後であってN1が3に至っておら
ず、近接スイッチ31により流体ポンプ17の回転に相当す
るカウント信号が検出されるごとに、ステップ2でN1に
カウント数αが付加され、N1は増大する。そして、N1≧
3になれば〔S3〕、累積カウント数N0にN1が加算され
〔S4〕、作動指令制御手段29に記憶されてアイドルアッ
プ行程Iが終了する。すなわち、塵芥車の動力取出装置
15〔第2図参照〕がエンジンから大きい動力を取り出
し、その動力が回転軸16を経て流体ポンプ17に供給さ
れ、所定時間経過後に流体ポンプ17は規定回転数の定常
運転とされる。上述したように、近接スイッチ31の前面
で回転する近接板30が近接するごとに、流体ポンプ17の
一回転ごとの高周波信号が変化し、その変化数がカウン
トされる。なお、ステップ2においてN1=N1+αとされ
ているのは、電気信号が循環する間の回転軸16の回転数
がその都度同一とは限らないので、検出されたカウント
数をαとして加算することにしているのは前に述べた通
りである。
続いて、N1がクリアされ〔S5〕、作動指令制御手段29の
指令信号でソレノイドSbBが励磁され〔S6〕、押込板11
はサイクルの開始位置W1〔第6図(a)参照〕から反転
行程Aに入る。その反転行程Aのカウント数N2のカウン
トが開始される〔S7〕。ソレノイドSbBの励磁で第3図
に示す制御弁20bが左のポートに切り換えられ、流体ポ
ンプ17からの作動油がスイープシリンダ13のロッド側室
27〔第3図参照〕に供給される。第8図(a)に示すよ
うにスイープシリンダ13が供給され、押込板11は塵芥収
容箱1から遠ざかる方向に反転してほぼ水平状態とな
る。この状態において投入口5からパッカ3へ塵芥や廃
棄物が投入される。カウント数が23に達すると〔S8〕、
反転行程Aが終了され、累積カウントN0にN2が加算され
て〔S9〕、N2がクリアされ〔S10〕、さらに、ソレノイ
ドSbBが消磁される〔S11〕。
次に、作動指令制御手段29の指令信号でソレノイドSaB
が励磁され〔S12〕、制御弁20bがソレノイドSbBの消磁
によって中立位置に戻される一方、制御弁20aが左のポ
ートに切り換えられる。流体ポンプ17の作動油がプッシ
ュシリンダ14のロッド側室23に供給され、押込板11はプ
ッシュシリンダ14の縮小に伴って下降を開始する。第8
図(b)に示すように、プッシュシリンダ14の縮小でス
ライダ10を押込板11と一体でガイド溝8に沿って移動さ
せる。同時に、下降行程Bのカウント数N3のカウントが
開始され〔S13〕、押込板11のカウント数N3が38に達し
ているか否かが判別される〔S14〕。N3≧38になると、
縮小状態にあるプッシュシリンダ14のピストンがストロ
ークエンドに位置し、押込板11は下降行程Bを終了す
る。そして、累積カウント数N0にN3が付加される〔S1
5〕と共にN3がクリアされ〔S16〕、さらに、ソレノイド
SaBが消磁され〔S17〕、制御弁20aは中立位置に戻され
る。
続いて、ソレノイドSbAが励磁され〔S18〕、制御弁20b
は右のポートに切り換えられ、第8図(c)に示すよう
に、流体ポンプ17からの作動油がピストン側室28〔第3
図参照〕に供給されてスイープシリンダ13が伸長し、押
込板11は正転行程Cに移る。同時に、正転行程Cのカウ
ント数N4のカウントが開始される〔S19〕。カウント数N
4が39を越えるまで、押込板11は正転行程Cの経路を辿
って正転を続ける。その正転作動中に押込板11が固い廃
棄物34に遭遇すると、スイープシリンダ13のピストン側
室28に急激な昇圧が起こる。しかし、検出圧Pcがインチ
ング圧Piより低くけれ〔S21〕、すなわち、廃棄物34が
比較的簡単に押圧圧壊されると、正転状態は維持され、
N4にその間のカウント数αが付加され、N4は増大する。
ここで、上記のように正転行程Cにおける押込板11が、
固い廃棄物に遭遇しないか、遭遇しても昇圧が低い場合
について述べる。
正転行程Cのカウント数N4≧39となれば〔S20〕、スイ
ープシリンダ13のピストンはロッド側室27のストローク
エンドに位置して、押込板11の正転行程Cが終了され、
累積カウント数N0にN4が加えられ〔S22〕、N4がクリア
される〔S23〕。そして、押込板11の上昇行程Dにおけ
る同時作動時に、固い廃棄物34に遭遇したときに行われ
る押込板11のインチング作動の回数を示すインチング回
数のフラグXが0とされる〔S24〕。さらに、作動指令
制御手段29の指令信号によって、ソレノイドSbAが励磁
状態を維持する一方、ソレノイドSaAが励磁され〔S2
5〕、第8図(d)に示すように、制御弁20a,20bが共に
右のポートに維持および切り換えられる。
プッシュシリンダ14が伸長され、さらにはスイープシリ
ンダ13も伸長する。ここで、第7図(b)に示すよう
に、プッシュシリンダ14の不感帯のカウント数N5のカウ
ントが開始される〔S26〕。すなわち、最初の同時作動
にあっては、プッシュシリンダ14の不感帯に基づいて許
容される押込板11の不動状態は、5カウントの間とされ
ている。カウント数N5≧5になると〔S27〕、累積カウ
ントN0にN5が加算され〔S28〕、N5がクリアされる〔S2
9〕。この不動状態を経て、押込板11は実質的に最初の
同時作動に入って上昇すると共に、スイープシリンダ13
の伸長によって案内面7に向けて押圧力を作用させる。
そして、同時作動におけるカウント数N6のカウントが開
始される〔S30〕。本例では、カウント数N6は10までと
され、最初の同時作動の所定期間となる。
N6が10に達していない状態で〔S31〕、押込板11が固い
廃棄物に遭遇した否かすなわちPc≧Piであるか否かが問
われ〔S32〕、遭遇していなければ、カウント数N6にそ
の間のカウント数αが付加され、N6は増大する。そし
て、N6の増大に伴って、ステップ31においてN6≧10とな
ると、累積カウント数N0にN6が加算され〔S33〕、N6が
クリアされる〔S34〕。続いて、ソレノイドSbAが消磁さ
れる〔S35〕一方、ソレノイドSaAの励磁状態が維持され
るので、押込板11は上昇のみの単独作動に入る。この押
込板11の単独作動は、第6図(a)に示す破線Y1〔図中
の左側の破線〕を辿る上昇となる。さらに、この単独作
動に入った時点から累積カウントN0の加算が開始され
〔S36〕、N0が押込行程E〔第6図(a)参照〕を開始
する位置W2に至るまでのカウント数156に達するまで続
けられる。
N0≧156になると〔S37〕、押込板11は位置W2に到達し、
励磁状態のソレノイドSaAに加えてソレノイドSbAが励磁
される〔S38〕。その励磁によって、第8図(d)に示
すように、押込板11は押込行程Eに入ると共に、その累
積カウント数N0が加算され〔S39〕、押込行程Eの終了
するサイクル開始位置W1に到達するまでのカウント数16
6に達したか否かが判別される〔S40〕。カウント数N0≧
166となれば、ソレノイドSaA,SbAが共に消磁され〔S4
1〕、累積カウント数N0がクリアされる〔S42〕。そのと
き、押込板11はサイクル開始位置W1に到達しており、さ
らに、次のサイクルを行うか否かが問われ〔S43〕、次
のサイクルを行う必要があれば、第7図(a)に示すス
タートに戻される。なお、次のサイクルを行わない場合
には、ロータリソレノイドSryが消磁される〔S44〕。こ
のような作動におけるそれぞれのソレノイドの動作タイ
ムチャートは、第5図(a)のように表される。
一方、第7図(b)に示すステップ32において、押込板
11が固い廃棄物34に遭遇して不動状態に近くなると、油
圧回路に発生した昇圧が圧力セン33で検出される。その
検出圧Pcがインチング圧Piより高ければ〔S32〕、第7
図(c)に示すように従前の累積カウント数N0に、カウ
ント数N6が付加されて昇圧時のN0が記憶され〔S45〕、
そのカウント数N6がクリアされる〔S46〕。なお、本例
では、圧力センサ33がインチング圧Piを検出して、それ
が例えば1カウントの間維持されていれば、作動指令制
御手段29では次の制御に移る指令信号が発せられるよう
になっており、ノイズなどにより塵芥押込制御装置が誤
作動するのが防止される。
上述のように、押込板11が最初のインチング作動を行う
ことになるので、インチング回数を示すフラグXが0か
ら1に置き換えられ〔S47〕、その時点からのカウント
数N7のカウントが開始される〔S48〕。インチング圧を
検出後も同時作動は保持期間中続けられ、N7=4カウン
トとなると終了される。これは、インチング圧を検出し
た後でも、スイープシリンダ13とプッシュシリンダ14と
の同時作動を続けておけば、廃棄物34の圧壊を促すこと
がありうるので、その可能性を残しておくためである。
カウント数N7≧4になると〔S49〕、累積カウント数N0
にN7が付加され〔S50〕、N7がクリアされる〔S51〕。続
いて、ソレノイドSbAが消磁され〔S52〕、ソレノイドSa
Aの励磁状態のみ維持されるので、押込板11は上昇だけ
の単独作動に入り、そのカウント数N8のカウントが開始
される〔S53〕。その単独作動は7カウントと設定され
ているため、N8がカウント数7に達すれば〔S54〕、累
積カウント数N0にN8が加算され〔S55〕、N8がクリアさ
れる〔S56〕。
最初の同時作動で昇圧があれば、第2回目の同時作動が
予定されるので、ソレノイドSbAが励磁され〔S57〕、さ
らに、ソレノイドSaAの励磁状態が維持されていること
から、押込板11は第2回目の同時作動に移行し、その所
定期間のカウント数N9のカウントが開始される〔S5
8〕。同時作動は10カウントの間だけ許容されるように
設定されているので、N9が10を越えるまえにインチング
回数X=2か否かが問われる〔S60〕。押込板11の従前
のインチング作動が1回だけであるので、第2回目の同
時作動における油圧回路の昇圧の有無すなわちPc≧Piか
否かが問われる〔S61〕。押込板11が固い廃棄物に遭遇
していない場合、ステップ58でN9にカウント数αが付加
され、ステップ59でN9≧10になるまで昇圧の検出の有無
が監視され、昇圧がないままN9≧10になると〔S59〕、
累積カウントN0にN9が加算され〔S62〕、N9がクリアさ
れる〔S63〕。そして、第7図(b)に示すステップ35
に戻り、ステップ43に至る。そのとき、押込板11は第6
図(a)に示す左側の破線Y2を辿って位置W2を経てサイ
クルの開始位置W1へ復帰する。
次に、第7図(c)におけるステップ61において、Pc≧
Piとなれば、すなわち、押込板11が第6図(a)の位置
G2で固い廃棄物に遭遇すると、押込板11の第3回目の同
時作動が予定されると共に、インチング回数のフラグX
が2に置き換えられ〔S64〕、累積カウント数N0にN9が
加算され〔S65〕、N9がクリアされる〔S66〕。そして、
ステップ48に戻されステップ59までを辿る間に、第2回
目の単独作動を行った後に第3回目の同時作動に入る。
さらに、ステップ59からステップ60へ進むと、フラグX
は2となっていることから常にステップ58に戻り、ステ
ップ59でN9≧10となれば、ステップ62,63を経て、第7
図(b)におけるステップ35に戻る。そして、ステップ
43まで辿り、次のサイクルを行うのであれば、ステップ
1に戻る。次のサイクルに進まない場合には終了され
る。なお、第5図(b)は、押込板11が上述したインチ
ングを3回行った場合の累積カウント数N0と各カウント
数N1〜N9との関連や、両シリンダ13,14の作動状態を目
視的に、タイムチャートで示している。
ところで、第7図(a)に示すステップ21で、正転作動
中の押込板11が固い廃棄物に遭遇し、Pc≧Piとなれば、
ステップ20でN4≧39とならなくても直ちにステップ22に
移り、以後、上述した各ステップを経て作動する。第6
図(a)に示すように、押込板11が正転行程Cの中途H2
から最初の同時作動を行うようになるが、正転行程Cの
終了位置H1から始まる場合と同様な経路を辿って作動す
る〔第5図(c)参照〕。
以上の実施例の説明においては、塵芥押込制御装置に、
第3図に示すサイクル運動機構18が採用されているが、
それに代えて、第9図に示す異なるサイクル運動機構18
Aを用いても塵芥押込制御装置は同様に作動する。これ
は、プッシュシリンダ14およびスイープシリンダ13のそ
れぞれに独立して流体ポンプ17,17Aが接続され、さら
に、流体ポンプ17Aと制御弁20bとが接続される吐出管19
Aが配設され、それに独立したリリーフ弁32Aおよび圧力
センサ33Aが取り付けられている点が異なるだけであ
る。
以上の例では、押込板11が上昇行程Dに入ると直ちに同
時作動に入るようにしているが、まず、上昇のみの単独
作動を行った後に、最初の同時作動に入るようにしても
よい〔第6図(b)参照〕。その最初の同時作動で位置
G1において急激な昇圧があれば、第2回目の同時作動が
行われ、位置G1で急激な昇圧がなければ、破線Y1を辿っ
て上昇のみを続ける。第2回目の同時作動で位置G2にお
いて昇圧があれば、第3回目の同時作動を行わせ、なけ
れば破線Y2に沿って上昇のみさせる。そして、第3回目
の同時作動中に昇圧が検出されても無視するようにして
おくと、第4回目の同時作動は行われない。なお、第6
図(b)の押込板11が、途中H2や位置H1からの上昇行程
Dに入るとき、カウント数N5=5の不感帯を経て、N8=
7の単独作動を行った後に最初の同時作動に移る。N6=
3で昇圧すれば、N7が4カウントとなるまでの間同時作
動した後に単独作動に移される。これによっても、押込
板11は固い廃棄物34を能率よく押圧圧壊すると共に、圧
壊された廃棄物を含む塵芥を塵芥収容箱1へ円滑に押し
込むことができる〔第5図(d)および第5図(e)参
照〕。
また、上の例では、最初の同時作動に入った押込板11が
固い廃棄物34に遭遇すると、その遭遇した位置G1からN7
=4カウント後に、さらに、第2回目の同時作動に入っ
た押込板11が固い廃棄物34に遭遇すると、その遭遇した
位置G2からN7=4カウント後に、それぞれ次の一次的な
上昇の単独作動に移行するようになっている。そのN7=
4カウントに代えて、N7=0カウント後すなわち直ちに
単独作動に移行するようにしてもよい。
これによれば、第6図(c)および第5図(f)に示す
ように、押込板11は正転行程Cの終了位置H1から最初の
同時作動に入り、その同時作動は、不感帯のN5=5を経
て設定されたN6=10まで続けられる。しかし、N6=4で
昇圧が検出されると、N6=4から直ちに一時的な上昇の
みの単独作動となる。なお、この例では、第7図(c)
に示すステップ48〜51が除かれたフローチャートにな
り、正転行程Cの途中H2から最初の同時作動に入る場合
も、上述の正転行程Cの終了位置H1からの最初の同時作
動と同様の経路を辿ってサイクル運動を行い、1サイク
ルの動きが円滑となる。
また、最初の同時作動における昇圧検出後、設定された
N7=4カウント後に単独作動させるのに代えて、昇圧検
出を検出しても所定期間として設定されたN9=10の同時
作動を行った後に、単独作動に移るようにしてもよい。
すなわち、押込板11は正転行程Cの終了位置H1から最初
の同時作動に入り、第6図(d)および第5図(g)に
示すように、その同時作動は、不感帯のN5=5を経て設
定されたN6=10まで続けられる。その間に、位置G1のN6
=4で昇圧が検出されても、N6=10まで同時作動を続行
した後に、最初の上昇のみの単独作動に移る。続いて、
第2回目の同時作動に移行して、位置G2のN9=5で昇圧
が検出されても、N9=10までの同時作動を続行する。正
転行程Cの途中H2から最初の同時作動に入る場合も、上
述の正転行程Cの終了位置H1から最初の同時作動に入る
場合と同じ経路を辿ってサイクル運動が行われ、サイク
ル中の制御が簡単となる。
上述の塵芥押込装置のサイクル運動では、各行程の作動
に要する時間が、近接スイッチ31からのポンプ回転に基
づくカウント数の積算によって行われているが、これに
代えて、各作動を時間制御するためタイマを用い、例え
ば第7図(b)におけるステップ26,33などにおいて時
間積算を行わせてもよい。他の行程においても同様であ
り、その場合も塵芥押込装置を円滑に作動させ、固い廃
棄物を塵芥収容箱に押し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塵芥車における塵芥押込装置の全体構成の側面
図、第2図は流体ポンプの回転に基づくカウント数検出
のための計測部の模式的斜視図、第3図はサイクル運動
機構の構成図、第4図は作動指令制御手段の概略構成
図、第5図(a)〜(g)はスイープシリンダおよびプ
ッシュシリンダを作動させるソレノイドの動作タイムチ
ャート、第6図(a)〜(d)は本実施例の上昇行程に
おける押込板の作動状態説明図、第7図(a)〜(c)
は本実施例の塵芥押込装置によるサイクル運動のフロー
チャート、第8図(a)〜(d)は本実施例のサイクル
運動において上昇行程での同時作動、単独作動および押
込行程を含む各行程の押込板の作動状態図、第9図は異
なるサイクル運動機構の構成図である。 1……塵芥収容箱、3……パッカ、10……スライダ、11
……押込板、13……スイープシリンダ、14……プッシュ
シリンダ、29……作動指令制御手段、34……廃棄物、A
……反転行程、B……下降行程、C……正転行程、D…
…上昇行程、H1……終了位置、H2……途中。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵芥収容箱の後部に連設されたパッカの内
    部に装着され、プッシュシリンダによって昇降されるス
    ライダと、上記スライダに枢支され、スイープシリンダ
    によって正反転する押込板と、上記プッシュシリンダお
    よびスイープシリンダを制御し、上記押込板に反転行
    程、下降行程、正転行程および上昇行程よりなるサイク
    ル運動を行わせる塵芥押込制御装置において、 上記パッカに投入された廃棄物を押圧圧壊するため、押
    込板が二次プレスする正転行程の終了位置からの上昇行
    程の開始後、スイープシリンダとプッシュシリンダとを
    同時に作動させ、その同時作動中に油圧回路内の作動油
    圧の急激な上昇がなければ、所定期間の同時作動の終了
    後に、プッシュシリンダのみを作動させて押込板を上昇
    させる単独作動とし、一方、上記同時作動中に、押込板
    が固い廃棄物に遭遇して油圧回路内の作動油圧の急激な
    上昇が生じると、同時作動の終了後にプッシュシリンダ
    のみを作動させて押込板を一時的に上昇させる単独作動
    とし、その単独作動の終了後に、再度スイープシリンダ
    とプッシュシリンダとを同時作動させる作動指令制御手
    段が設けられていることを特徴とする塵芥車の塵芥押込
    制御装置。
  2. 【請求項2】スイープシリンダとプッシュシリンダとに
    よる前記同時作動中に、油圧回路内の作動油圧の急激な
    上昇が生じると、その時点から所定の保持期間が経過す
    るまで同時作動を維持させ、その後、前記単独作動に移
    行させる作動指令制御手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の塵芥車の塵芥押込制御装置。
  3. 【請求項3】スイープシリンダとプッシュシリンダとに
    よる前記同時作動中に、油圧回路内の作動油圧の急激な
    上昇が生じると、その時点で同時作動を終了させ、その
    後、前記単独作動に移行させる作動指令制御手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の塵芥車の
    塵芥押込制御装置。
  4. 【請求項4】スイープシリンダとプッシュシリンダとに
    よる前記同時作動中に、油圧回路内の作動油圧の急激な
    上昇が生じても、所定期間の同時作動を完遂させて後、
    前記単独作動に移行させる作動指令制御手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の塵芥車の塵芥
    押込制御装置。
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