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JPH0699481B2 - 修飾小麦bデンプン - Google Patents
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JPH0699481B2 - 修飾小麦bデンプン - Google Patents

修飾小麦bデンプン

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JPH0699481B2
JPH0699481B2 JP60040969A JP4096985A JPH0699481B2 JP H0699481 B2 JPH0699481 B2 JP H0699481B2 JP 60040969 A JP60040969 A JP 60040969A JP 4096985 A JP4096985 A JP 4096985A JP H0699481 B2 JPH0699481 B2 JP H0699481B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、2級デンプンおよび小麦Bデンプンに関す
る。さらに詳しくは、通常の低粘度デンプンを製造する
ための修飾処理に従つた、ことに段ボール用の、スタイ
ン・ホール方式のコルゲート用接着剤の製造において特
に有用なデンプンに関する。
発明の背景および先行技術 段ボールは、接着剤組成物で互いに貼合わせた平面状お
よび波形状紙よりなる。片面段ボールは、ライナーと呼
ばれる平面紙および中芯紙と呼ばれる波形紙よりなる2
層製品であつて、ライナーと接触する、段とよばれる波
形中芯紙の段頂にそつて塗布した接着剤で互いに貼り合
わされている。両面段ボールは、片面段ボールおよび第
1ライナーと同様の位置ではあるが、中芯紙の反対側、
即ち露出した面にあるもう1枚の、即ち第2ライナーよ
りなる3層製品である。
段ボール紙は、通常、連続式の方法で製造され、該方法
においては、僅かに湿潤させた紙を、加熱段ロールに通
し、波形中芯紙を形成する。次いで該中芯紙の片面の段
に接着剤組成物を塗布し、該面を次に加熱および加圧下
にて一枚のライナーと接触させ、いわゆる片面段ボール
を製造する。両面段ボール製品が所望の場合には、この
様にして形成した2層の積層材料を次いで「ダブルバツ
カー」機に通すと、第2ライナーが貼付され、シングル
ウオールボードとして公知の3層積層材料が製造され
る。さらに1枚またはそれ以上の片面段ボールからなる
積層材料は、ダブルウオールボード、トリプルウオール
ボード等と称される。
一般的には、経済的な機械の操作速度は、約300から約9
00フイート/分の範囲で、その上限は、使用する接着剤
組成物の性質に大きく影響される。このことは特に3層
の両面段ボールを製造する場合に問題となる。なぜなら
ば、かかる条件における律速段階は、第2ライナー貼付
であり、これは、望ましくない波形中芯紙の「ゆが
み」、さらに「つぶれ」を避けるために、第2ライナー
にはわずかの圧力しか加えることができないためであ
る。
従つて、接着剤は、第1ライナーと中心紙を貼り合わせ
る際に適用し得るより高い加熱および加圧条件よりもは
るかに好ましくない条件下で、第2ライナーおよび中芯
紙間に迅速に高い生の接着強度を層じさせる能力のある
ものでなければならない。
いずれにしても、どの段階が律速であるにかかわりな
く、機械の操作速度が速ければ速いほど、段ボールの生
産は経済的になる。
今日使用されている殆どのコルゲートマシンにおいて
は、未使用の接着剤を、塗布点と供給タンクとの間で常
に再循環させている。典型的にはかかる機械のアプリケ
ーターは、その円周部が接着剤の再循環浴に浸漬されな
がら回転するアプリケーターローラーからなる。接着剤
のフイルムがアプリケーターロール上に取り上げられ、
該フイルムは次いで、逆回転ワイパーロールおよび順回
転アプリケーターロール間で形成された、調節可能に設
定されたロール間隙を通過する。このようにして塗布点
まで送られる接着剤フイルムの厚さは一定であるにもか
かわらず、接着剤の量は、接着剤の粘度によつて著しく
変化する。さらにデンプンベースの接着剤の場合には、
接着剤の粘度が非常に低くなると、接着剤の量的および
質的供給が危うくなる程度までアプリケーターロールに
より中芯紙の段頂に移行させられる接着剤の量が減少
し、その結果、問題となるライナーおよび中芯紙間の接
着性が弱いか、全く不十分となる。従つて、安定した粘
性が接着剤組成物において望ましい性質である。
必然的に、再循環接着剤組成物に対する仕事投入量が高
くならざるを得ない。接着剤を冷却してはならないこと
が重要で、もし冷却すれば、従来のデンプン接着剤のセ
ツトバツク特性により老化が起こり、次いで使用不可能
なチキソトロープ・ゲルが形成される可能性がある。さ
らに、アプリケーター浴中に滞留する接着剤の局所的過
熱を防止し、アプリケーター機内において局所的かつ早
期ゲル形成が起こるのを防ぐために、高速で接着剤を再
循環することが必要とされる。同時に、投入される仕事
には、柔軟で膨潤したデンプンの高度に水和した粒子を
分解するある種の剪断要素が包含される。その結果、接
着剤の全体のゲル構造が細分割されるので、必然的に接
着の粘度が著しく減少する。この問題には、さらに温度
およびアルカリの影響が加わることが知られている。
従つて、理想的なデンプン接着剤は、 (1)通常の操作および特に剪断作用により比較的影響
を受けず、温度変化および高いアルカリ性によつても影
響を受けない安定な粘性を有し、 (2)耐老化性であり、かつ (3)迅速に生の高い接着強度を生じさせるものでなけ
ればならない。
今日使用されている大部分の市販のデンプン接着剤は、
スタイン・ホール方式のものである。これらの接着剤は
1930年代に導入され、例えば米国特許第2051025号およ
び第2102937号に記載されている。典型的には、スタイ
ン・ホール方式接着剤は、水中に懸濁した約80重量%の
生デンプン粒子からなり、接着剤の残りの部分は主に
「担体」成分である。通常、担体は極めて粘稠な蒸煮ま
たは糊化したデンプン溶液からなり、その主要な機能
は、生デンプンを懸濁液中に懸濁させ、十分な量の接着
剤がアプリケーターロールにより取り上げられ、前記の
通常の手段を用いて塗布されるのを保証するように、各
場合において必要とされる程度まで混合物の粘度を増加
させることである。最終的な接着剤の粘度はもちろん、
該混合物中の担体の量を変化させることにより調節す
る。
苛性アルカリは、生デンプン部の糊化温度を低下させ、
担体デンプンを糊化させるために、スタイン・ホール方
式接着剤においてしばしば用いられる。ホウ砂も、接着
剤の粘度または腰、粘弾性および粘着性を増加させるた
めにこれらの接着剤において用いられている。尿素もま
たこれらの成分のうちの1つまたは両方の一部の代替物
と考えられている(米国特許第4157318号参照)。
この方式の2つの主要成分を別々に混合し、担体は一次
または担体ミキサー中で調製する。この一次ミキサーか
ら、調製した担体を、予めそこで生デンプンスラリーを
調製した第二次ミキサーまたは生デンプンスラリーが送
入される主混合タンクのいずれかに移す。いずれの場合
でも、2つの成分が混合され、次いでアプリケーターロ
ールが部分的に浸漬される接着剤浴から再循環される。
該接着剤を中芯紙の段に塗布し、シングルフエーサー用
のライナー層を加圧および加熱下にてこれと接触させ
る。得られた波形積層材料を糊化温度に加熱すると、生
デンプン成分は水を吸収し、これにより、接着剤組成物
の粘度が急速に増加し、未硬化または生の接着が形成さ
れる。この「現場」での接着剤の糊化およびその後の脱
水によりライナーおよび中芯層間に永久的な接着が確立
される。
通常のデンプンベースの組成物を利用したスタイン・ホ
ール方式接着剤により必要とされる最適性能特性は当該
分野において、よく確立されている。
(1)接着剤は138゜Fから155゜Fの糊化点を有してい
なければならない。
(2)スタインホール粘度は25から60秒の間が好まし
い。
(3)デンプンの水に対する割合は、約1〜約3.3〜5.6
であつて、総固形分量は約18〜30重量%の範囲である。
および、 (4)担体デンプン対生デンプンの割合は、約1〜約5
である。
これらの仕様は、通常のデンプンベースの担体組成物を
用いるいずれもの接着剤のスタイン・ホール粘度と総固
形分含量間における最良の折衷であることが知られてい
る。
さらに、通常の高粘度のデンプン担体を用いたスタイン
・ホール接着剤の総固形分含量の約1.5〜2倍もの総固
形分含量を有する接着剤がアミロース含量の高いデンプ
ン(アミロース約80%)を担体として用いることにより
得られることが知られている。高アミロースデンプン固
有の低い粘度がより典型的な高粘性の担体を用いた通常
のスタイン・ホール方式接着剤において可能なよりもさ
らに高い固形分含量を可能とする。固形分含量が高けれ
ば、現場での糊化につづいて蒸発する遊離水が少ないの
で、接着剤の生の接着特性が向上することが知られてい
る。さらに、永久的接着がより速やかに確立される。か
かる接着剤は、その性能において、通常のスタイン・ホ
ール方式接着剤よりも優れているが、これらは特定の高
アミロース・コーン雑種からしか経済的に生産すること
ができず、従つて最終的な接着剤の経費は、通常の接着
剤の3〜4倍にもなる。高アミロースデンプンの他の入
手手段も公知であるが(例えば米国特許第2779693号ま
たは第2822305号参照)、これらはデンプン接着剤の製
造には、きわめて高価であると考えられる(米国特許第
4343654号参照)。スタイン・ホール方式接着剤用特殊
高アミロース担体が、通常、耐水性接着が要求される用
途向に市販されている。これらの特殊担体は、典型的に
はその湿潤強度接着特性を高めるために、合成樹脂を含
有し、この用途において経済的に利用できるものであ
る。つまり、かかる防水性樹脂を有する担体はより長い
硬化時間を必要とし、従つて、接着剤の硬化を容易にす
るために機械の速度を150フイート/分まで低下させな
ければならないが、高アミロース担体ベースの接着剤で
は、機械の供給速度を約600フイート/分まであげるこ
とができるからである。また、アミロース分子の整列度
により、永久的接着が向上する。しかし、その経費に加
えて、高アミロースデンプン担体の性質から、著しいセ
ツト・バツク特性のある可能性が示唆されている〔「デ
ンプンおよびコーンシロツプ」エイ・ラツクマン博士著
(Starches and Corn Syrups-Dr.A.Lachmann-1970,Noye
s Data Corporation)262頁および「小麦、化学および
技術工学第2版」ワイ・ポメランツ編(Wheat:Chemistr
y and Technology:2nd ed. edit by Y. Pomeranz)341
〜342頁参照〕。従つて、かかる接着剤は、老化の問題
を防止するために、比較的過酷な条件下で加熱および撹
拌しなければならない。そうしないと、直鎖状アミロー
ス分子が分子内水素結合の広範囲にわたる網目構造を形
成する結果、老化が起こる可能性がある。段ボールの製
造が行なわれている間の定常操作においてこの条件が満
たされたとしても、該接着剤を例えば一夜、週末、休暇
中または他の工場閉鎖期間中に放置する場合にはこの用
件が問題となる。
スタイン・ホール方式のコルゲート用接着剤用のデンプ
ンベースの担体を提供すると共に、これら老化問題を克
服しようとする試みが、米国特許第3912531号に記載さ
れている。この特許においては、95%〜100%のアミロ
ペクチンデンプン類を有するワキシー・コーン雑種ベー
スの担体組成物について記載している。担体の固有の粘
度を、元来低粘度の高アミロースデンプンと同様に、最
終接着剤において高い総固形分濃度が得られるような点
まで減少させるために、これらのデンプンの酸修飾が用
いられている。高アミロースデンプンの老化の問題は、
アミロペクチン分子の高分子量および広範囲にわたる分
枝構造のために、高アミロペクチンデンプンでは殆ど起
こらない。これらのワキシー・デンプンにおける分子内
水素結合形成では、高アミロースデンプンベースの担体
ほど容易にチキソトロピーゲルが形成されることはな
い。老化の問題を避けられるにもかかわらず、95〜100
%のアミロペクチンからなるデンプンベースの担体は、
特定のワキシー雑種の栽培および、例えば、米国特許第
2779693号および第2822305号に記載の抽出工程からしか
得られない。
概して、高アミロペクチンおよび高アミロースデンプン
の製造方法は、歴史的に次の2経路のうちの1つを採用
している。
(1)特定の雑種の遺伝学的開発、および (2)全デンプンからアミロースおよびアミロペクチン
フラクシヨンを化学的分画沈殿する さらに詳細な沿革は、「デンプンおよびコーンシロツ
プ」(Starches and Corn Syrups-1970,by Dr.A.Lachma
nn.a Noyes Data Corporation Publication)249頁に記
載されている。本発明の目的に関しては、高アミロース
雑種の生産が、概雑種株が75〜80%のアミロースを含有
する程度まで成功し、コルゲート接着剤工業における用
途について適した高アミロースデンプン源として栽培さ
れていることを言及するだけで十分である。かかる製品
を経済的に利用し得る制約された用途に関する検討につ
いては既に記載した。高アミロペクチン雑種(ワキシー
・コーンもしくはモチトウモロコシ)の開発を目的とし
た遺伝学的方法では、そのデンプンのコルゲート用接着
剤への適性の点、およびこれまでに開発された雑種の栽
培および加工においてかかる経費の観点から、経費面で
の有効な結果は得られていない。これらの高アミロペク
チン雑種から得られるデンプンは、比較的高価で、主
に、かかるデンプンの質が高い製造コストにみあう十分
な値段をつけるのに値するような修飾した食品用デンプ
ンとして用いられる。また、デンプン全体から各フラク
シヨンを分離する化学的方法を扱つた先行特許も数多く
あるが、(とりわけ、米国特許第2779693号および米国
特許第2822305号参照)、かかる分画法では、アミロー
スフラクシヨンがアミロペクチンフラクシヨンの保護コ
ロイド作用を受け、その結果アミロースフラクシヨンの
選択的沈殿が妨げられることから起きる問題がある。さ
らに過酷な条件下では、2つのフラクシヨンの共沈が続
いて起こり、その結果、工業的規模の分離は経済的に満
足できる程度には達成されていない。しかし、精製アミ
ロースおよび精製アミロペクチンともにオランダのジヤ
ガイモデンプン工業より商業的な量を入手可能である。
しかし、精製アミロースフラクシヨンは、コルゲート用
接着剤工業においては有用ではない。精製アミロペクチ
ンフラクシヨンは、主にインスタント食品の製造におい
て有用であり、現行のコルゲート用接着剤工業で使用す
ることは考えられていない。さらに、高度に分枝したア
ミロペクチン分子の「立体障害」効果により、強い生の
および永久接着の形成が妨げられる。しかし、それにも
かかわらず、アミロペクチンフラクシヨンは、経費より
もその特定の性質に対する要求が重視される特定の限ら
れた条件下で特殊な固形分含量の高い担体として有用で
ある。それ故に、前記した特殊な用途のほかには、これ
らの方法の溶液は、段ボール工業に広く応用し得る利点
を有していなかつた。
特殊でない普通に入手可能なデンプンを用いた、固形分
含量の高いスタイン・ホール方式のコルゲート用接着剤
の製造法には、酸で修飾した通常のデンプンの使用が包
含される。これらは、例えば、タツピ(TAPPI)第42
巻、No.3、1959年3月、204頁の「低粘性デンプン」の
見出し以後の、アンホイザー・ブツシユ社(Anheuser-B
usch Inc.)のスカレツトおよびソーウエル(Scallet a
nd Sowel)による記事に記載されている。しかし、酸加
水分解のランダムな性質のために、かかる通常のデンプ
ンを酸により修飾すると、接着剤の接着力が不十分にな
ることが知られている(例えば、米国特許第3475215
号、第1欄69行以後参照)。当然、酸のランダムな攻撃
により接着剤のセツト・バツク特性はさらに悪化する
〔「小麦デンプンおよびグルテンならびにその加工製
品」ジエイ・ケイ・ナイト著(Wheat Starch and Glute
n and Their Conversion Products,J.W.Knight,1965,Le
onard Hill.London,p60)参照〕。
米国特許第3475215号の方法では、触媒的に、酸で修飾
した「通常」のデンプンを酸化的処理工程でさらに修飾
することにより、この問題を解決しようとしている。該
特許の方法の根拠としている理論では、酸化剤がヒドロ
キシル・フリー・ラジカルに解離し、次いでこれがデン
プン分子のヒドロキシル基と自由に反応して酸化デンプ
ンが得られると推定している。このように処理されたデ
ンプンの老化を受ける傾向は、処理された分子が負電荷
を帯び、それ故、分子間水素結合を形成するよりも、互
いに反発する傾向があるため、最小限になる。ランダム
な酸加水分解・酸化工程の利点にもかかわらず、米国特
許第3475215号に記載の方法では、低いpH値を生じさ
せ、その結果、前記の様なランダムな加水分解によりデ
ンプン分子を接着性のない糖にまで分解するような触媒
を避けるために、慎重に酸触媒を選択することを提唱し
ている。
米国特許第4343654号では、通常のデンプンから低粘度
の担体を製造し、同時に、酸修飾により生じるランダム
な加水分解に伴う問題を避けるための酸化法を導入して
いる。この方法において有用なデンプンは、約70%〜約
80%の実質的なアミロペクチン含量を有しているが、米
国特許第3912531号に記載されている範囲のような高ア
ミロペクチンデンプンである必要はなく、当該分野で一
般に規定されているようなものでよい。むしろ、米国特
許第4343654号に記載の方法の実施において有用なデン
プンのアミロペクチン含量は、典型的には、普通のマイ
ロ、小麦、タピオカ、ソバ、大麦、エンバクまたは他の
穀物から生産されるデンプンのアミロペクチン含量であ
る。米国特許第3475215号に記載の方法と異なり、この
方法は、フリー・ラジカル酸化機構におけるパーオキサ
イド・イオン生成に依存し、酸修飾工程を採用していな
い。該特許に開示の方法において用いられる酸化剤は過
酸化水素である。かかる試薬を使用すると、板紙製造者
にとつて必然的に価格および在庫管理の問題が生じる。
「デンプンおよびコーンシロツプ」エイ・ラツクマン博
士著(Starches and Corn Syrups−1970,by Dr.A.Lachm
ann,a Noyes Data Corporation publication)による
と、酸修飾をせずにアルカリ性条件下で実施した酸化処
理は、加工を経済的にするために必要な固形分含量の高
いスラリーを処理する際、大量の酸化剤および緩衝液を
必要とする。さらに、製品はしばしば色が悪くなる。こ
れらの問題を回避するために蒸煮時間を短縮すると、得
られた担体において老化が著しい欠点となる。
スタイン・ホールコルゲート用接着剤において有用な通
常の高内部粘度の担体における改良は、小麦から得た
「B」テンプンの小粒子を用いることにより達成されて
いる。前記のノイズデータコーポレイシヨン(Noyes Da
ta Corporation)の開示において述べられている「B」
デンプンフラクシヨン(249頁参照)と異なり、現在の
小麦デンプン工業および本明細書において用いる「B」
デンプンなる語は、必ずしも天然の小麦デンプンのアミ
ロペクチン含量の多いフラクシヨンを示すものではな
い。むしろ、該用語は、本明細書においては、通常のま
たは天然の小麦デンプンにおいてみられるデンプン粒子
の二項粒度分布した集団の分画遠心沈降により得られる
比較的小さいデンプン粒子を含有する軽量の粗デンプン
フラクシヨンに関して用いる。この沈降は、沈殿反応に
よらない。さらに、かかる「B」デンプンは、アミロペ
クチン含量が高い(即ち95%〜100%)必要はない。実
際、これらの「B」デンプンは、より典型的には、「通
常の」デンプンと匹敵する濃度のアミロペクチンを含有
し、約50〜約75%の範囲のアミロペクチンからなること
により特徴づけられる。天然の小麦デンプンからの
「B」デンプンの分離は、例えば、英国特許第682527
号、英国特許第1397370号、カナダ国特許第1129816号、
米国特許第2642185号、米国特許第3901725号および米国
特許第3951958号に記載されている。カナダ国特許第110
6106号は、スタインホール方式コルゲート用接着剤にお
いて有用なデンプンベースの担体に関する改良について
開示しており、該改良は、一般に10ミクロン以下、通常
2ミクロンから約6ミクロンの範囲の粒径を有する小粒
子の小麦デンプン、1〜8%の小麦ペントサン、および
約1%〜10%の蛋白質からなると記載されている未修飾
の「B」デンプンを用いることにより得られる。この開
示は、「B」デンプンの水との結合能および非常に高い
内部粘度により、かかるデンプンを、接着剤混合物中の
生デンプンの担体デンプンに対する割合が9:1において
有用な、粘度を増加させ、安定化させ、かつ修飾してい
ないスタイン・ホール担体の製造において有効に使用で
きたことに基づいている。しかし、これらの高い未修飾
の「B」デンプンベースの高内部粘度の担体組成物で
は、固形分含量の高いスタイン・ホール方式接着剤組成
物を用いることができない。さらに、かかる担体の粘性
は非常に安定しているので、該担体の初期粘度を制御す
ることができず、スタイン・ホール方式接着剤の初期粘
度のバツチ間での差は、与えられた固形分濃度に対して
20秒から100秒にまでわたる。生成物の粘度特性が非常
に変化するので、新しいバツチの担体を使用するたびに
コルゲートマシンを調整しなければならない。明らか
に、このことにより、段ボールにおいて良好な接着が形
成されることを確実にするために、操作速度、ワイパー
およびアプリケーターロール間の間隙、および/または
生デンプンの担体デンプンに対する割合の調節が必要と
なる。
本発明の1つの目的は、スタイン・ホール方式接着剤の
担体成分として有用な、酸処理を施した、加水分解的に
修飾した小麦「B」デンプンを提供することである。
発明の概要 驚くべきことに、そして、この知見が本発明の基礎とな
るのであるが、小麦「B」デンプンの酸による修飾によ
り、従来の予想に反して高度に安定な粘度特性を有する
固形分含量の高い担体が得られることが判明した。小麦
「B」デンプンの酸修飾は、前記の酸修飾小麦デンプン
が通常有するような、著しいセツトパツク特性を示さな
い。
さらに、先行文献は、特殊な酸修飾技術を用いないと、
酸修飾によりデンプン中の蛋白質、繊維または灰分含量
が高くなり、その結果、コルゲート用接着剤の質が低下
することを教示している(米国特許第3479200号、第1
欄、第48行〜第52行参照)。ところが、小麦「B」デン
プンに残存する蛋白質、繊維および灰分含量は、例え
ば、小麦「A」デンプンと比較して高いにもかかわら
ず、驚くべきことに、本発明の酸修飾「B」デンプン
は、酸修飾を達成するために水性スラリー技術を用いた
場合でさえも、コルゲート用接着剤組成物におけるスタ
イン・ホール担体として非常に有用であることが判明し
た。
酸修飾により、さらに担体成分の初期粘度の制御が可能
となり、これにより、該担体の初期粘度において著しい
バツチ間の差なしに、製品仕様を厳格に守ることが可能
となる。
本発明の酸処理をした、加水分解的に修飾した小麦
「B」デンプンは、スタイン・ホール方式コルゲート用
接着剤に関する担体として特に有用であり、特に家禽、
肉および野菜用段ボール等の耐水性段ボールの製造用に
適している。さらに、本発明の担体組成物は、「偽稠
度」が実質的にほとんどなく、完全なスタイン・ホール
方式接着剤の製造に実に有利であることが判明した。本
発明のデンプンはまた、「無担体」接着剤塗布にも使用
することができる。従つて、本発明の1つの態様は、酸
処理した、加水分解的に修飾した小麦「B」デンプンを
提供するものである。
当該分野において、小麦「B」デンプンはまた、2級デ
ンプンとして知られており、平均粒径が一般に約15ミク
ロン以下、典型的には、大部分が約2〜10ミクロンの粒
径のデンプン粒子からなる。このような粒度分布は小麦
「B」デンプン固有のものであるが、本発明の平均は小
麦「B」デンプンの小さな平均粒径に必ずしも依存する
ものではない。同様に、小麦「B」デンプンの蛋白質含
量(一般に、乾物換算で約10重量%までの範囲)も本発
明の改良された担体組成物の実現には必ずしも必須では
ないが、特に重要なことには、デンプンの修飾が蛋白質
の本来の状態を実質的に干渉しない場合には、そのよう
な小麦蛋白質は担体組成物において保湿剤として作用で
き、組成物全体の粘着性を改善できる。
加えて、小麦「B」デンプンは、乾物換算で約15重量%
までの、小麦ペントザンとして知られる複合炭水化物へ
ミセルロースも含有することができる。小麦「B」デン
プンにおける小麦ペントザンの濃度は、もつとも典型的
には、乾物換算で約3〜10重量%、通常、約4〜8%、
一般に約1〜10%である。一般に、「通常」または天然
の小麦デンプンは、乾物換算で約0.5重量%の小麦ペン
トザンを含有する。多分、本発明にとつてより適当なの
は、小麦「B」デンプンが、その原料となる対応する通
常の小麦デンプンよりも高濃度のかかるペントザンと、
一般に、小麦デンプンに固有の同様な物質を常に含有し
ていることである。
小麦「B」デンプンの水性分散液の高い親液性は、本発
明の小麦「B」デンプンの粘度低下を生じさせる修飾法
と相まつて、本発明の小麦「B」デンプンをベースとす
る担体組成物は、未修飾の小麦「B」デンプンまたは他
の商業的に入手できる小麦デンプンの担体との比較のみ
ならず、高アミロース・コーン雑種から由来するデンプ
ンベースの高性能/高コスト特製担体と比較しても、驚
くほどに高い性能を示す。
スタイン・ホール方式接着剤に有用な担体組成物の製造
においては、担体デンプンを水と混合し、スラリーを製
造温度まで加熱し、苛性ソーダを混合物に加える。かか
る混合物は当該分野で「偽稠度」と称される特性を有
し、これは、担体をスタイン・ホール方式接着剤に処方
する前に「剪断して」取り除かなければならない。しか
しながら、本発明の担体組成物、ことに、酸修飾小麦
「B」デンプンをベースとした組成物は、「偽稠度」に
ついての傾向がほんのわずかであり、通常のデンプンを
ベースとした担体に必要なほどの剪断を要しない。しか
し、さらに重要なことには、本発明のデンプンをベース
とする担体組成物を製造においては、組成物を容易に
「蒸煮」して偽稠度を除去できるので、より低い製造温
度を採用することができる。(すなわち、該組成物は担
体製造タンク中で、通常のデンプンが偽稠度の除去を通
じて粘度を安定化するために必要な約130゜F〜140゜F
の加熱よりも、非常に低い温度で安定な稠度に到達す
る)。本発明の担体組成物は、本発明の新規デンプンに
伴う偽稠度の蒸煮による除去のために、80゜F〜130゜
Fより実質的に低い温度、好ましくは110゜Fでの加熱
しか必要としない。このことは、節約できるエネルギー
の点のみならず、最終の接着剤組成物、すなわち、担体
および生デンプン部分の混合物が約103゜F(100〜105
゜F)の温度を有する必要があり、従つて、担体部分の
熱のために、特に暖かい気候や、生デンプンを水和する
ために温循環水しか利用できない場合において、もし、
粘度を安定化させるために抗体を130゜F〜140゜Fで加
熱しなければならない場合には、所望の103゜Fの温度
を達成するのが困難なことからも非常に重要である。
したがつて、これらの知見および小麦「B」デンプンの
低粘性と高い親液性の両方の効果から得られる驚くべき
改善に基いて、本発明のもう1つの態様は、酸処理、加
水分解的修飾デンプンであつて、修飾により、該修飾デ
ンプンの蒸煮水性分散液が対応する未修飾デンプンと比
較して低粘度であり、該修飾デンプンが、対応する通常
デンプンに固有の非蛋白性、非デンプン性物質を通常デ
ンプンよりも高い濃度で含有するデンプンを提供するも
のである。
該小麦デンプンの水性分散液の低粘性はナメータ(NAME
TRE )モデルNo.7006粘度計〔米国ニユージヤジー、ナ
メータ・カンパニー(Nametre Company)から入手でき
る粘度計〕による測定で、約12センチポイズ−g/cm3
満であつてはならない。かかる水性分散液の粘度の測定
操作はつぎのとおりである。
水:デンプンの重量比15:1の混合物を調製し、L61プル
ロニツク(PLURONIC )脱泡剤1〜2滴と混合し、中和
し、沸騰浴中で室温から93℃まで加熱する。ついで、試
料をさらに30秒間浴中に保持して分散液を蒸煮した後、
冷水浴中で36℃に冷却する。要すれば、水を加えて蒸発
ロスを補い、当初の試料重量を保たなければならない。
追加の水を加えた場合、加えた水を完全に混合した後、
冷水浴中で試料の温度を33℃に調節しなければならな
い。粘度計の0点を調節し、試料をのせる。粘度計のレ
ンジ・セレクターを103にセツトし、1分後の値を読み
取る。本明細書におけるいずれの粘度も、特に断らない
限り、この操作により測定したものである。(L61プル
ロニツク脱泡剤は西独BASFから入手できる長鎖アルコー
ルをベースとした消泡剤である。) 約12センチポイズ−g/cm3より少ない粘度を有する修飾
小麦デンプンはスタイン・ホール方式接着剤用の担体組
成物としては望ましくない。その理由の1つは、低分子
量デキストリンの濃度が担体の性能を実質的に干渉する
からである。
さらに、小麦デンプンが好ましいのであるが、マメ科の
植物からのデンプン、例えば、エンドウデンプン、ライ
麦または大麦のような穀物からのデンプン(これらのデ
ンプンも粒度が二項分布している)のような、小麦にお
けると同様な親水性コロイド特性を有する固有の非蛋白
性、非デンプン性物質を有する他のデンプンを用いるこ
ともできる。しかし、コーンのような穀物は有意な濃度
のかかる物質を含有せず、したがつて、本発明の目的の
ために、小麦の代りに用いることはできない。しかし、
通常の工業的実施に従つて、本発明による低粘度デンプ
ンを担体成分とするスタイン・ホール方式接着剤の生デ
ンプン部分にはいずれの穀類、マメ類あるいは根のデン
プンでも用いることができる。
対応する通常のデンプンと比較して、該修飾小麦デンプ
ンにおける前記の非蛋白性、非デンプン物質(とりわ
け、小麦ペントザンが主要なものである)の濃度の増加
は修飾小麦デンプンの水性分散液の親液性特性の増加に
対応している。現在行なわれている商業的実施にかんが
みて、多分、かかる増加は通常の小麦デンプンのスラリ
ーのハイドロサイクロンにおける流体力学的遠心分離に
よつて、もつとも容易に、かつ、経済的に達成される。
このような技術は広く知られており、通常、小麦「B」
デンプンの製造に取り入れられている(例えば、米国特
許第2642185号参照)。また、当業者は、かかる修飾小
麦デンプン製造用の他の手段を本明細書の開示から想到
しうるであろう。例えば、ハイドロサイクロンと異なる
他のより伝統的な遠心分離機も前記のような物質を高濃
度で含む小麦デンプン、ことに、小麦「B」デンプンの
製造に用いることもできる。空気分級技術も使用でき
る。適用できる技術のいくつかは、ジエイ・ダブリユウ
・ナイトによる「小麦デンプンおよびグルテンならびに
それらの転換製品」(J.W.Knight,Wheat Starch and Gl
uten and Their Conversion Proclucts,Leonard Hill P
ublishers,London,1965)の第1章に総括されている。
特に、空気分級技術を用いてエンドウ粉を分画する場
合、例えば、分画工程は必然的に蛋白と共に多量の大粒
子デンプンを除去する。その結果、所望のデンプンをさ
らに分級することなく、事実上、固有の非蛋白性、非デ
ンプン性親水性コロイドの濃度が増加したデンプンが残
る。この点で、このような空気分級技術の適用は、現在
の、経済的な理由から異なつた等級のデンプンと、分離
蛋白質分画を生じさせるように運転される典型的な流体
力学的デンプン分級技術の適用とは異なる。もちろん、
流体力学的分級方法は、本明細書の開示に従つて、当業
者が容易に理解できる方法で、単に「カツトオフ」点を
変えるだけで、空気分級技術と同じ効果を達成するよう
に変えることができる。
また、本発明においては、酸処理、ことに、乾燥酸処理
が小麦デンプンの加水分解に好ましい方法であるが、同
じ効果は、デンプンの酸素的加水分解によつても達成で
きる。同様に、デンプンの粘度も、酸化処理のよく知ら
れた変形のいずれか、あるいはタツピ(TAPPI)、42
巻、3号、204頁(1959年3月)に記載されている粘度
低下、架橋処理によつて低下させることができる。これ
らの技術の各々は当該分野においてよく理解されてお
り、本明細書においてくり返す必要はない。
したがつて、本発明の広義の態様は、小麦、大麦、ライ
麦およびマメ科植物のデンプンからなる群から選ばれる
デンプンの修飾デンプンであつて、該修飾デンプンが対
応する未修飾デンプンよりも低粘度で、かつ、約12セン
チポイズ−g/cm3以上の粘度を有し、対応する通常のデ
ンプンに比べて、それに固有の非蛋白性、非デンプン性
物質の濃度が高い新規な修飾デンプンを提供するもので
ある。
本発明はまた、かかる新規な修飾デンプンをベースとし
た担体組成物、高固形分スタイン・ホール接着剤組成物
およびそれらの製法にも関する。加えて、本発明はま
た、前記の修飾デンプンからなる接着剤組成物によつて
少なくとも1つのライナー層と1つの中芯紙層を接着し
てなる改良された湿潤強度特性を有する改良された段ボ
ール製品も包含する。
本発明の担体組成物の製法の1つは、 担体デンプンを水と混合してスラリーを製造し、スラリ
ーを製造温度まで加熱し、苛性ソーダを加え、得られた
混合物を撹拌して偽稠度を低下させる工程からなり、担
体デンプンとして、小麦、大麦、ライ麦およびマメ科植
物のデンプンからなる群から選ばれるデンプンの修飾2
級デンプンであつて、該修飾2級デンプンが対応する同
じタイプの通常のデンプンに比して高濃度の該選択した
タイプのデンプンに固有の非デンプン性、非蛋白性、親
水性コロイドを含有し、 該修飾デンプンの水性分散液が対応する通常のデンプン
の水性分散液に比して低い粘度を有し、該低粘度は、蒸
煮前の水:修飾デンプン比が15:1の分散液の33〜36℃に
おける粘度として約12センチポイズ−g/cm3より低くな
らず、 製造温度は約130゜Fより実質的に低く、かつ、約80゜
Fよりは低くない、 ことを特徴とする。好ましい製造温度は約110゜Fであ
る。
また、前記の製法と実質的に同じ工程と、さらに、追加
の水、生デンプンおよびホウ砂を前記の担体に加えてス
タイン・ホール接着剤組成物を得る工程を含む方法も提
供する。
さらに、本発明は、小麦、大麦、ライ麦またはマメ科植
物のデンプンからなる群から選ばれる通常のデンプンを
1級デンプン画分と、該通常のデンプンに比し、それに
固有の非デンプン性、非蛋白性親水性コロイドを高濃度
に含有する2級デンプン画分に分画し、該2級デンプン
画分を修飾し、得られる修飾デンプンの水性分散液が対
応する通常のデンプンの水性分散液に比して低い粘度を
有し、該低粘度が、蒸煮前の水:修飾デンプン比15:1の
分散液の33〜36℃における粘度として約12センチポイズ
−g/cm3より少なくならない修飾デンプンを得る工程か
らなる修飾デンプンの製法にも関する。
本明細書において、「通常の」または「天然の」デンプ
ンなる語は、対応する粉から1級デンプンとグルテンま
たは他の植物蛋白を分離するのに利用される工業的方法
における対応する粉の処理から、分離された植物蛋白画
分と共に得られる高精製の商業的に製造された1級デン
プンを意味する。
発明の詳説 本発明のもつとも商業的に有意な態様は以下に記載の好
ましい具体例の実施に従つて小麦「B」デンプンを使用
して達成される。
第1に、前記した本発明で使用するのに適した穀類デン
プンのうちで、現在、小麦デンプンのみが、商業的に十
分な量で、かつ、デンプンベースのコルゲート用接着剤
の製造において使用するに適した加工コストで入手可能
なものである。マメ科植物デンプンは現在、コルゲート
用接着剤工業の全てに供給するのに十分な量商業的に入
手できないが、空気分級されたエンドウデンプンは、そ
の固有の非デンプン性、非蛋白性、親水性コロイドの高
い濃度から有利である。大麦およびライ麦デンプンに関
しては、現在、これらの原料の加工コストが比較的高い
ので、むしろ、採用しがたい。
第2に、小麦「B」デンプンは、いわゆる、小麦「A」
デンプン製造の副産物である。たしかに、デンプン工業
においては、小麦「B」デンプンにより高い商品価値を
付すことに対する要望があつた。「A」および「B」デ
ンプン共に、近代的小麦加工工場で大量に製造されてい
るので、小麦「B」デンプンはすでに商業的に良好な供
給状態で入手可能であり、加工設備あるいは、工程を変
化させる必要性は全くない。
第3に、小麦「B」デンプンにおける蛋白質の存在は何
ら不利なことはなく、ことに、デンプンを乾燥酸修飾す
る場合にもそうである。また、小麦「B」デンプンの高
蛋白質濃度で存在は、例えば、乾燥酸処理、加水分解小
麦「B」デンプンをベースとする担体の粘着性および水
分保持能を向上させることが判明した。また、「B」デ
ンプンに存在する蛋白質が、家禽用段ボールのような耐
水性ボード製造に用いるスタイン・ホール方式接着剤中
の防水樹脂と望ましい相互作用をしうると考えられるい
くつかの根拠も存在する。
本発明の他の利点は以下の記載から明らかとなる。
前記した粘度低下手段、すなわち、酸加水分解等は当該
分野において確立されたものであるが、以下、小麦
「B」デンプンの乾燥酸、加水分解修飾について詳細に
記載する。
好ましい出発原料は、平均デンプン粒径15ミクロン以
下、典型的には2〜10ミクロンのデンプン粒径の小麦
「B」デンプンである。天然の小麦ペントザン濃度は、
一般に、乾物換算で4〜10重量%であるが、1〜15%に
わたることもある。
蛋白濃度は乾物換算で約10%までであるが、一般に、約
2〜5重量%である。また、小麦「B」デンプはいくら
かのフスマ物質を含有してもよいが、通常、乾物換算で
約5重量%までである。小麦「B」デンプンはハイドロ
サイクロン・スラリー分離工程の出口で一般に、約15〜
25%の固形分含量を有している。ついで、スラリーを噴
霧乾燥機に通して、噴霧乾燥した小麦「B」デンプンを
加水分解修飾に付す。小麦「B」デンプンのpHは通常約
2.8〜4.0であり、新たに乾燥した小麦「B」デンプンは
約5.4程度までのpHを有しうる。
したがつて、所望により、乾燥小麦「B」デンプンをガ
ス状の酸の存在下でよく混合してデンプンを、好ましく
は、pH2.5〜3.5の酸性にする。より低いpHは、特に、高
温で行なう場合、デンプン粒子の加水分解修飾を非常に
促進するが、制御するのが困難となる。酸性ではある
が、高いpHでは加水分解修飾の完了に長時間を要する。
約3.1のpHがもつとも好ましい。pH調節には、いずれの
ガス状の酸または他のいずれの酸(すなわち、湿潤また
は乾燥した酸)も使用することができる。
ついで、小麦「B」デンプンを、好ましくは、200゜F
〜340゜Fに加熱する。200゜F以下の温度および室温で
もよいが、反応時間がそれに応じて長くなる。約250゜
Fの温度および比較的温和な酸性条件において、いくら
かの再重合可能なデキストリンが形成され、これは、再
重合により、デンプン粒子の微細構造を安定化させ、接
着剤の粘度安定性をもたらす。340゜Fより高い温度に
おいては、褐変が起るが、明らかなように、例えば、押
出機やある種の流動床反応器のような、「短接触時間」
反応器を用いれば、非常に高い温度(すなわち、500゜
Fまで)を採用することも可能である。好ましい温度範
囲は約230±30゜Fで、所望の加水分解修飾の程度にも
よるが、この温度で、好ましいpHにおける反応時間は約
3〜10時間である。明らかなごとく、もちろん、総反応
時間は選択したpHおよび温度の組合せに依存する。
つぎの第1表に、いくつかのpH、温度および反応時間の
組合せと得られた本発明の酸修飾小麦「B」デンプンの
最終粘度を総括する。
デンプンの加水分解修飾は試料スラリーが最終製品にお
ける所望の粘度に近づきはじめる時点まで続ける。つい
で、反応混合物の冷却または、例えば、アンモニアガス
の添加による中和で反応を停止させる。明らかなごと
く、室温で起る全ての加水分解反応も、塩基性薬剤の添
加で中和しなければならない。さもないと、デンプンは
やがてデキストリン物質になり、対応して粘度が低下す
る。
本発明の修飾デンプンの粘度は、一般に、12〜80センチ
ポイズ−g/cm3の範囲である。加水分解修飾小麦「B」
デンプンの場合、27〜80センチポイズ−g/cm3の範囲の
粘度を有するものはスタイン・ホール方式コルゲート用
接着剤用の担体として、未修飾小麦「B」デンプンより
も相当に優れた改善効果を示す。13〜27センチポイズ−
g/cm3の粘度を有する修飾小麦「B」デンプンが好まし
く、18〜25センチポイズ−g/cm3の粘度のものがことに
好ましい。一旦、加水分解修飾が完了したら、反応を効
率よく停止させ、修飾デンプンは、配送および販売用に
包装したり、後にスタイン・ホール方式コルゲート用接
着剤組成物に用いるために貯蔵することができる。
乾燥酸修飾に加えて、湿潤酸修飾を行なうこともでき
る。かかる湿潤酸修飾においては、小麦「B」デンプン
は、例えば、流体力学的遠心分離法で得られた小麦
「B」デンプンのように、固形分約15〜25%のスラリー
の形をとる。このスラリーを20〜40℃の温度で、酸を添
加してpH約1〜2.5の酸性にする。ついで、所望の粘度
に達するまで反応を進行させ、加水分解を停止させるに
十分な量の苛性ソーダまたは他のアルカリで反応混合物
を中和する。一般に、これにより、pHが約3〜7に上昇
する。ついで、スラリーを、乾燥酸修飾製品と同様に噴
霧乾燥し、包装、配送または貯蔵する。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 小麦「B」デンプン9000ポンドを貯蔵槽から酸性化−ブ
レンダー反応器を移す。(所望により、少量の通常もし
くは「A」デンプンを「B」デンプンと混合してもよ
い。)この反応器は密閉された円筒形の殻内に、該反応
器の中央を縦軸方向に延長する回転シヤフト上で、縦軸
の周囲を回転する螺旋ブレード配列を収納してなる。ブ
レードはそれらと反応器の円筒壁との間隙が最小になる
ように配置されている。反応器はその内容物に計量した
ガス状の酸を添加できるようになつている。ついで、所
望により、水性塩酸を用いて小麦「B」デンプンをpH3.
0〜3.3に調整する。ガスの添加が必要な場合、デンプン
およびガスは反応器内で少なくとも1時間混合する。完
全に混合したら、混合をロースター・ブレンダー反応器
に移す。この第2の反応器は、加熱ジヤケツトを有し、
循環する熱媒体、この場合は310゜Fの加熱油と、反応
器の内容物の間の熱伝達に用いることを除いては、第1
の反応器と実質的に同じである。また、第2の反応器は
酸性化した小麦「B」デンプン中を循環する空気流を与
え、加熱中の水分除去を行なう。小麦「B」デンプンの
温度は反応器中で230±30゜Fに上昇する。定期的にサ
ンプリングして小麦「B」デンプンの加水分解修飾の進
行を測定し、修飾が完了に近づいたら、すなわち、所望
の粘度(すなわち、約18〜25センチポイズ−g/cm3)に
ほぼ達したら、酸処理、加水分解修飾小麦「B」デンプ
ンを第3の反応器に移す。第3の反応器は、必ずしも空
気流の循環に用いる必要がなく、ジヤケツトに通じる熱
媒体が冷水である以外は第2の反応器と同様である。こ
の第3の反応器内で、加水分解修飾された小麦「B」デ
ンプンが冷却され、加水分解反応が遅延され、ついに
は、効果的に停止される。反応混合物が所望の最終粘度
に非常に近く、より速やかに反応の停止が必要な場合、
化学量論量のアンモニアガスを加えて反応を中和するこ
とができる。冷却後、製品を包装し、配送、販売する。
この3つの別々の一連の反応器を用いることは製品処理
量を増大し、単一の多用途反応器を用いるよりも経済的
である。しかし、そのような単一の反応器を用いること
もできる。この後者のタイプの商業的に入手できる反応
器にはブラツトマン・デキストリナイザー(Blattman D
extrinizer)およびパターソン・デキストリナイザー
(Patterson Dextrinizer)が含まれる。ダブル・コー
ン反応器またはツイン・シエル反応器のような他のよく
知られた反応器も本発明の実施に用いることができる。
さらに、流動床反応器、ことに、加圧型のものも小麦
「B」デンプンの乾燥修飾に用いることができる。
実施例2(a) 種々の苛性ソーダ濃度が本発明の乾燥酸処理、加水分解
修飾小麦「B」デンプンの粘度安定性に及ぼす影響を調
べるため、つぎの試験を行なつた。
修飾小麦「B」デンプンの6つの同じ水分散液を調製し
た。第2(a)表に示すごとく、各分散液は水520mlを
修飾小麦「B」デンプン60.5gと混合して調製し、130゜
Fに加熱した。ついで、各分散液を第2(a)表に示す
ごとく、5〜14gの苛性ソーダと混合した。混合液を600
rpmで攪拌し、103゜Fにおけるブルツクフイールド粘度
を測定した。24時間後、再び粘度を測定した。
結果を第2(a)表に示す。
第2表に示すごとく、修飾小麦「B」デンプンの粘度は
広範囲の苛性ソーダ処理によつても比較的安定である。
実施例2(b) 種々の苛性ソーダ濃度が本発明の乾燥酸処理、加水分解
修飾空気分級エンドウデンプンの粘度安定性に及ぼす影
響を調べるため、つぎの試験を行なつた。
第2(b)表に示すごとく、水500mlと修飾エンドウデ
ンプン88gを混合し、140゜Fに加熱して6つの同じ、修
飾エンドウデンプン水分散液を調製した。各分散液を第
2(b)表に示すように10〜28gの苛性ソーダと混合し
た。混合液を600rpmで攪拌し、103゜Fにおけるブルツ
クフイールド粘度を測定した。24時間後、再び粘度を測
定した。結果を第2(b)表に示す。
第2(b)表に示すごとく、修飾エンドウデンプンの粘
度は広範囲の苛性ソーダ処理によつても比較的安定であ
る。
実施例3(a) 種々の加熱(蒸気)温度が本発明の修飾小麦「B」デン
プンの粘度安定性に及ぼす影響を調べるため、つぎの試
験を行なつた。
水520mlを修飾小麦「B」デンプン60.5gと混合して5つ
の試料を調製した。ついで、5つの試料を、各々、120
゜F、130゜F、140゜F、150゜Fおよび160゜Fに加熱
した。苛性ソーダ10gをこれらの各分散液に加え、600rp
mで混合した。初期ブルツクフイールド粘度を103゜Fで
測定し、24時間後、再び粘度を測定した。
結果を第3(a)表に示す。
第3(a)表に示すとおり、種々の加熱温度の本発明の
修飾小麦「B」デンプンの粘度安定性に及ぼす影響はわ
ずかである。
実施例3(b) 種々の加熱(蒸煮)温度が本発明の修飾空気分級エンド
ウデンプンの粘度安定性に及ぼす影響を調べるため、つ
ぎの試験を行なつた。
水500mlを修飾エンドウデンプン88gと混合し、5つの試
料を調製した。ついで、5つの試験を、各々、120゜
F、130゜F、140゜F、150゜Fおよび160゜Fで加熱し
た。苛性ソーダ10gを各分散液に加え、600rpmで混合し
た。初期ブルツクフイールド粘度を103゜Fで測定し、2
4時間後、再度、粘度を測定した。結果を第3(b)表
に示す。
第3(b)表に示すごとく、種々の加熱温度の本発明の
修飾エンドウデンプンの粘度安定性に及ぼす影響はわず
かである。
実施例4(a) 種々の剪断(攪拌)時間が本発明の修飾小麦「B」デン
プンに及ぼす影響を調べるため、つぎの試験を行なつ
た。
水520mlと修飾小麦「B」デンプン60.5gを混合して該デ
ンプンの4つの水分散液試料を調製し、ついで、各試料
を130゜Fに加熱し、苛性ソーダ10gと混合した。得られ
た4つの試料を、各々、600rpmで15、30、45および60分
間攪拌した。前記実施例と同様に、103゜Fにおける初
期および24時間後のブルツクフイールド粘度を測定し
た。結果を第4(a)表に示す。
第4(a)表に示すごとく、種々の剪断時間の、本発明
の修飾小麦「B」デンプンの粘度安定性に及ぼす影響は
比較的少ない。
実施例4(b) 剪断時間が本発明の修飾空気分級エンドウデンプンに及
ぼす影響を調べるため、つぎの試験を行なつた。
水500mlと修飾エンドウデンプン88gを混合し、該デンプ
ンの4つの水分散液試料を試製した。各試料を130゜F
に加熱し、苛性ソーダ10gと混合した。ついで、得られ
た4つの試料を、各々、600rpmで15、30、45および60分
間攪拌した。前記実施例と同様に、混合液の103゜Fに
おける初期および24時間後のブルツクフイールド粘度を
測定した。結果を第4(b)表に示す。
第4(b)表に示すごとく、種々の剪断時間の、本発明
の修飾エンドウデンプンの粘度安定性に及ぼす影響は比
較的少ない。
実施例5 この実施例では、カナダ国特許第1106106号に開示され
ているタイプの未修飾「B」デンプン担体を処方したス
タイン・ホール方式接着剤の初期粘度におけるロツトご
との大きなバラツキを説明する。
5つの異なつたロツトの標準的な、商業的に入手できる
小麦「B」デンプンを用いて5つのスタイン・ホール方
式接着剤を調製した。5ロツトの各々の未修飾小麦
「B」デンプン140部を水2000部と混合した。得られた
スラリーをよく混合し、140゜Fに加熱した。フレーク
状苛性ソーダ32部を適当量の水に溶解し、加熱した未修
飾小麦「B」デンプン混合液に加えた。最後に、水2400
部、コーン・スターチ1060部およびホウ砂・五水和物20
部を混合液に加え、得られたスタイン・ホール接着剤
を、滑らかなテクスチヤーとなるまで攪拌した。
各試料の調製を第5A表に総括する。
第5A表 水 2000部 未修飾小麦Bデンプン 140部 加熱温度 140゜F フレーク状苛性ソーダ 32部 混合時間 ≧15分 水 2400部 コーン・スターチ 1060部 ホウ砂・五水和物 20部 混合時間 ≧15分 5つのスタイン・ホール接着剤(各々、試料A〜Eとい
う)を調製したら、その初期スタイン・ホール粘度
(秒)を測定した。結果を第5B表に示す。
第5B表 試 料 スタイン・ホール粘度(秒) A 49 B 55 C 39 D 28 E 21 このように、広範囲に初期粘度がバラツクことにより、
前記のとおり、未修飾の小麦「B」デンプンを担体とし
て接着剤に処方することは望ましくない。
実施例6 この実施例では、修飾小麦「A」デンプン担体組成物を
ベースとするスタイン・ホール接着剤の特性を説明す
る。
担体組成物は本発明の修飾小麦「B」デンプン担体と同
じ方法で、ただし、原料として小麦「A」デンプンを用
いた。
修飾小麦「A」デンプン352部を水2000部と混合した。
得られたスラリーを140゜Fで加熱攪拌した。フレーク
状苛性ソーダ36部を適当量の水に溶解し、該加熱混合液
に加え、全体をさらに少なくとも15分間攪拌した。最後
に、水2200部、コーン・スターチ1248部およびホウ砂・
五水和物21部を混合物に加えた。得られたスタイン・ホ
ール接着剤を、滑らかなテクスチヤーが得られるまで攪
拌する。接着剤の調製を第6A表に総括する。
第6A表 水 2000部 修飾小麦Aデンプン 352部 加熱温度 140゜F 苛性ソーダ 36部 混合時間 ≧15分 水 2200部 コーン・スターチ 1248部 ホウ砂・五水和物 21部 滑らかになるまでの時間 15〜30分 得られた接着剤の粘度は、スタイン・ホール・カツプ中
で測定した場合、102゜Fで初期が51秒、24時間後が57
秒であつた。この、修飾小麦Aデンプン担体をベースと
するスタイン・ホール方式コルゲート用接着剤の1ロツ
トを2つの試料に分ける。
接着剤の第1の試料は、102゜Fに保持した水浴に浸漬
した密閉容器中、攪拌せずに一夜貯蔵した。翌日、この
接着剤バツチの粘度は、攪拌後でも、スタイン・ホール
・カツプ中で測定した場合、170秒の粘度にセツトバツ
クしていた。
第2の試料は、攪拌下に放冷した。スタイン・ホール・
カツプで粘度を測定したところ、つぎの第6B表に示す粘
度と温度の関係が得られた。
第6B表 102゜Fにおいて55秒 95゜Fにおいて80秒 90゜Fにおいて105秒 85゜Fにおいて160秒 これらの試験で得られた結果は、修飾小麦「A」デンプ
ン担体で調製したスタイン・ホール接着剤が、望ましく
ない条件下に、または、攪拌機や加熱系の故障のような
装置の故障により貯蔵されると、望ましくない粘度増加
が起ることを示している。
実施例7 この実施例では修飾コーン・スターチ担体組成物を用い
て調製したスタイン・ホール接着剤の特性を説明する。
この実施例で用いる修飾コーン・スターチ担体は本発明
の乾燥酸、加水分解修飾小麦「B」デンプンと同様にし
て調製した。
修飾コーン・スターチ352部を水2000部と混合した。得
られたスラリーを攪拌しながら140゜Fに加熱した。フ
レーク状苛性ソーダ36部を適当量の水に溶解し、加熱混
合液に加えた。ついで、全混合液を少なくとも15分間攪
拌した。最後に、水2200部、コーン・スターチ1248部お
よびホウ砂・五水和物21部を加え、得られたスタイン・
ホール接着剤を、滑らかなテクスチヤーが得られるまで
攪拌する。
修飾コーン・スターチをベースとしたスタイン・ホール
接着剤の調製を第7A表に総括する。
第7A表 水 2000部 修飾コーン・スターチ 352部 加熱温度 140゜F 苛性ソーダ 36部 混合時間 ≧15分 水 2200部 コーン・スターチ 1248部 滑らかになるまでの混合時間 15〜30分 2つの試料を調製した。スタイン・ホール・カツプで測
定した102゜Fにおける各々の粘度は52秒および56秒で
あつた。
コルゲート用接着剤の第1の試料を、102゜Fに保持し
た水浴中に浸漬した密閉容器中で、攪拌することなく一
夜貯蔵した。
翌日、第1の試料の粘度をスタイン・ホール・カツプで
測定したところ、攪拌後でも、125秒の粘度にセツトバ
ツクしていた。
第2の試料を激しく攪拌しながら、放冷した。
スタイン・ホール・カツプで粘度を測定したところ、つ
ぎの第7B表に示す粘度と温度の関係が得られた。
第7B表 102゜Fにおいて52秒 95゜Fにおいて72秒 90゜Fにおいて95秒 85゜Fにおいて130秒 これらの試験で得られた結果は、修飾コーン・スターチ
担体で調製した接着剤が、望ましくない条件下に、また
は、攪拌機や加熱系の故障のような装置の故障により貯
蔵されると、望ましくない粘度増加が起ることを示して
いる。
実施例8 この実施例では高アミロース・コーン・スターチ担体組
成物を用いて調製したスタイン・ホール接着剤の特性を
説明する。
高アミロース・コーン・スターチ352部を水2000部と混
合した。得られたスラリーを140゜Fで攪拌下に加熱し
た。フレーク状苛性ソーダ36部を適当量の水に溶解し、
加熱混合液に加える。ついで、全体を少なくとも15分間
攪拌した。最後に、水2200部、コーン・スターチ1248部
およびホウ砂・五水和物21部を加え、全混合物を、滑ら
かなテクスチヤーが得られるまで攪拌する。このスタイ
ン・ホール接着剤の調製を第8A表に総括する。
第8A表 水 2000部 高アミロース・コーン・スターチ 352部 加熱温度 140゜F 苛性ソーダ 36部 混合時間 ≧15分 水 2200部 コーン・スターチ 1248部 ホウ砂・五水和物 21部 滑らかになるまでの混合時間 15〜30分 2つの試料を調製した。スタイン・ホール・カツプで測
定したところ、102゜Fでの粘度は、各々、40秒および4
2秒であつた。
接着剤の1つの試料を、102゜Fに保持した水浴中に浸
漬した密閉容器中、攪拌せずに一夜貯蔵した。
翌日、この接着剤のバツチの粘度は、スタイン・ホール
・カツプで測定したところ、攪拌後、52秒で、わずかに
セツトバツクしていた。
第2の試料は激しく攪拌しながら、放冷した。
スタイン・ホール・カツプで粘度を測定した場合の粘度
と温度の関係は第8B表のとおりである。
第8B表 102゜Fにおいて42秒 95゜Fにおいて54秒 90゜Fにおいて58秒 85゜Fにおいて64秒 これらの試験で得られた結果は、高アミロース・コーン
・スターチ担体で調製された接着剤が、望ましくない条
件下に、または、攪拌機や加熱系の故障のような装置の
故障により貯蔵されると、多分、許容できる範囲ではあ
るが、望ましくない粘度増加が起りうることを示してい
る。
実施例9 この実施例は本発明の修飾「B」デンプン担体組成物を
ベースとして調製したスタイン・ホール接着剤の特性に
ついて説明する。
修飾小麦「B」デンプン352部を水2200部と混合した。
得られたスラリーを140゜Fにて攪拌下に加熱した。フ
レーク状苛性ソーダ40部を適当量の水に溶解し、加熱混
合液に加えた。ついで、全体を、少なくとも15分間攪拌
した。最後に、水2320部、コーン・スターチ1248部およ
びホウ砂・五水和物12部を加えた。混合液を、滑らかな
テクスチヤーが得られるまで攪拌した。この調製を第9A
表に総括する。
第9A表 水 2200部 修飾「B」デンプン 352部 加熱温度 140゜F 苛性ソーダ 40部 混合時間 ≧15分 水 2320部 コーン・スターチ 1248部 ホウ砂・五水和物 12部 滑らかになるまでの混合時間 15〜30分 2つの試料を調製し、得られたスタイン・ホール接着剤
の粘度を102゜Fでスタイン・ホール・カツプを用いて
測定したところ、44秒および39秒であつた。
スタイン・ホール接着剤の1つの試料を102゜Fの水浴
に浸漬した密閉容器中、攪拌せずに一夜貯蔵した。
翌日、試料の粘度はセツトバツクしていなかつた。攪拌
後、スタイン・ホール・カツプで測定したところ、粘度
は39秒であつた。
第2の試料を激しく攪拌しながら、放冷した。スタイン
・ホール・カツプで粘度を測定したところ、第9B表に示
す粘度と時間の関係が得られた。
第9B表 102゜Fにおいて39秒 95゜Fにおいて38秒 90゜Fにおいて38秒 85゜Fにおいて39秒 この試験結果は、本発明の修飾小麦「B」デンプン担体
でスタイン・ホール接着剤を調製すると、望ましくない
条件下に、または、攪拌機の故障や加熱系の故障のよう
な装置の故障より貯蔵しても、何ら著しい粘度変化を生
じないことを示している。
実施例10 この実施例は本発明の修飾エンドウデンプン担体組成物
をベースとして調製したスタイン・ホール接着剤の特性
について説明する。
修飾エンドウデンプン352部を水2200部と混合する。得
られたスラリーを攪拌下、140゜Fで加熱する。フレー
ク状苛性ソーダ40部を適当量の水に溶解し、加熱混合液
に加えた。全体を少なくとも15分間攪拌した。最後に、
水2200部、コーン・スターチ1360部およびホウ砂・五水
和物12部を加えた。ついで、混合物を、滑らかなテクス
チヤーが得られるまで攪拌した。この調製を第10A表に
総括する。
第10A表 水 2000部 修飾エンドウデンプン 352部 加熱温度 140゜F 苛性ソーダ 40部 混合時間 ≧15分 水 2200部 コーン・スターチ 1360部 ホウ砂・五水和物 12部 滑らかになるまでの混合時間 15〜30分 2つの試料に分け、102゜Fにてスタイン・ホール・カ
ツプで粘度を測定したところ、各々、37秒および39秒で
あつた。
第1の試料を、102゜Fの水浴中に浸漬した密閉容器中
で攪拌せずに一夜貯蔵した。
翌日、試料の粘度はセツトバツクしていなかつた。攪拌
後、スタイン・ホール・カツプで測定した粘度は40秒で
あつた。
第2の試料は激しく攪拌しながら放冷した。スタイン・
ホール・カツプで測定した粘度と時間の関係は第10B表
のとおりである。
第10B表 102゜Fにおいて37秒 95゜Fにおいて38秒 90゜Fにおいて39秒 85゜Fにおいて39秒 この試験結果は、本発明の修飾エンドウデンプン担体で
スタイン・ホール接着剤を調製すると、望ましくない条
件下に、または、攪拌機の故障や加熱系の故障のような
装置の故障により貯蔵しても、何ら著しい粘度変化を生
じないことを示している。
実施例6〜10に示したデータを、比較のため、つぎの第
11表に総括する。
第11表の結果から明らかなごとく、高性能、高価格の高
アミロース・コーン・スターチでも、本発明の酸処理、
加水分解修飾小麦「B」デンプンほどに安定ではなかつ
た。
しかし、スタイン・ホール接着剤の究極的試験は、段ボ
ール製品製造のための種々の板紙との結合性能に基いて
判断すべきである。スタイン・ホール接着剤の性能のも
つとも過酷な試験は耐水テストである。
そこで、3つのスタイン・ホール接着剤を調製し、同じ
条件下、米国、テステイング・マシンズ・インコーポレ
イテツドから入手できるマクミラン・ブレーデル・リサ
ーチ・リミテツド・ウエツト・シエアー・テスター(Te
sting Machines inc.,400 Bayview Avenue,Amityville,
New York,U.S.A,MacMillan Bloedel Research Limited
Wet Shear Tester)モデルNo.TMI44−6を用いて試験
した。
第1のスタイン・ホール接着剤は生コーン・スターチ部
分と、本発明の修飾小麦「B」デンプンをベースとした
担体組成物からなる。第2のスタイン・ホール接着剤も
生コーン・スターチ部分を用いるが、担体は修飾小麦
「A」デンプンからなる。第3のスタイン・ホール接着
剤は生小麦デンプンと、修飾小麦「A」デンプンをベー
スとした担体からなる。これら3つのコルゲート用接着
剤のワツクス含浸板紙上での耐水性を第12表に総括する
(中芯紙および片面ライナーをコルゲート中にワツクス
含浸させる。耐水性は2kg荷重のウエツト・シエアー・
テスターで試験した)。
第12表に示すごとく、本発明の修飾小麦「B」デンプン
をベースとするスタイン・ホール接着剤は他の2つのス
タイン・ホール方式コルゲート用接着剤よりも著しく高
性能である。
第13表には、生小麦デンプン部分と本発明の修飾小麦
「B」デンプンをベースとしたスタイン・ホール接着剤
と、生コーン・スターチ部分と、高アミロース・コーン
・スターチをベースとした担体組成物のスタイン・ホー
ル接着剤の比較を総括した。この試験に用いたいずれの
板紙もワツクス含浸しておらず、したがつて、用いた段
ボールは第12表で試験した段ボールよりも、水に対して
非常に弱いものである(耐水性は1kg荷重のウエツト・
シエアー・テスターで試験した)。
第13表に示すごとく、本発明の修飾小麦「B」デンプン
をベースとするスタイン・ホール接着剤は、よりコスト
のかかる高アミロース・コーン・スターチ担体をベース
とするスタイン・ホール接着剤と比較して、はるかに優
れた性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・アンガー カナダ国ジエイ4ピイ・2ゼツト3、ケベ ツク、セント・ランバート、ダルウイツ チ・ストリート312番

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】修飾小麦Bデンプンであって、その水性分
    散液が、対応する未修飾の小麦Bデンプンの同様な水性
    分散液より低粘度で、該低粘度が、蒸煮前の水:修飾デ
    ンプン比が15:1の分散液の33〜36℃における粘度として
    約12センチポイズ−g/cm3より低くならないことを特徴
    とする修飾小麦Bデンプン。
  2. 【請求項2】修飾小麦Bデンプンが、含有するデンプン
    粒子の部分加水分解により修飾されている特許請求の範
    囲第(1)項の修飾デンプン。
  3. 【請求項3】部分加水分解が酸性pHにて、約20℃以上の
    室温またはそれ以上の温度で行なわれる特許請求の範囲
    第(2)項の修飾デンプン。
  4. 【請求項4】修飾小麦Bデンプンが酸処理修飾Bデンプ
    ンである特許請求の範囲第(3)項の修飾デンプン。
  5. 【請求項5】酸処理修飾小麦Bデンプンが乾燥酸処理修
    飾小麦Bデンプンである特許請求の範囲第(4)項の修
    飾デンプン。
  6. 【請求項6】酸性pHが約2.5〜3.5に調整され、部分加水
    分解が約200゜F〜340゜Fの温度で行なわれる特許請求
    の範囲第(5)項の修飾デンプン。
  7. 【請求項7】酸性pHが約3.1である特許請求の範囲第
    (6)項の修飾デンプン。
  8. 【請求項8】温度が230゜Fである特許請求の範囲第
    (7)項の修飾デンプン。
  9. 【請求項9】酸性pHが約2.8〜5.4で、温度が約200゜F
    〜340゜Fである特許請求の範囲第(5)項の修飾デン
    プン。
  10. 【請求項10】小麦Bデンプンを含有する水性スラリー
    を、酸で処理してpHを約1.0〜2.5とし、20℃〜40℃で加
    水分解を進行させて修飾して低粘度の修飾小麦Bデンプ
    ンとし、ついで、スラリーのpHを約3.0〜7.0に中和して
    得られる特許請求の範囲第(4)項の修飾デンプン。
  11. 【請求項11】部分加水分解が酸素加水分解である特許
    請求の範囲第(2)項の修飾デンプン。
  12. 【請求項12】修飾小麦Bデンプンが酸化小麦Bデンプ
    ンである特許請求の範囲第(1)項の修飾デンプン。
  13. 【請求項13】修飾小麦Bデンプンが架橋小麦Bデンプ
    ンである特許請求の範囲第(1)項の修飾デンプン。
  14. 【請求項14】該低粘度が約12〜80センチポイズ−g/cm
    3である特許請求の範囲第(1)項の修飾デンプン。
  15. 【請求項15】該低粘度が約13〜27センチポイズ−g/cm
    3である特許請求の範囲第(13)項の修飾デンプン。
  16. 【請求項16】該低粘度が約18〜25センチポイズ−g/cm
    3である特許請求の範囲第(14)項の修飾デンプン。
  17. 【請求項17】小麦、大麦、ライ麦またはマメ科植物の
    デンプンからなる群から選ばれるデンプンの修飾デンプ
    ンであって、該修飾デンプンが該デンプンに固有の非デ
    ンプン性、非蛋白性親水性コロイドを対応する通常のデ
    ンプンよりも多量に含有し、該修飾デンプンの水性分散
    液が対応する通常のデンプンの同様な水性分散液よりも
    低粘度で、該低粘度が、蒸煮前の水:修飾デンプン比1
    5:1の分散液の33〜36℃における粘度として約12センチ
    ポイズ−g/cm3より低くならないことを特徴とする修飾
    デンプン。
  18. 【請求項18】選ばれたデンプンがエンドウデンプンで
    ある特許請求の範囲第(17)項の修飾デンプン。
  19. 【請求項19】選ばれたデンプンが小麦デンプンである
    特許請求の範囲第(17)項の修飾デンプン。
  20. 【請求項20】小麦、大麦、ライ麦またはマメ科植物の
    デンプンからなる群から選ばれるデンプンの修飾デンプ
    ンであって、該修飾デンプンが該デンプンに固有の非デ
    ンプン性、非蛋白性親水性コロイドを対応する通常のデ
    ンプンよりも多量に含有し、該修飾デンプンの水性分散
    液が対応する通常のデンプンの同様な水性分散液よりも
    低粘度で、該低粘度が、蒸煮前の水:修飾デンプン比1
    5:1の分散液の33〜36℃における粘度として約12センチ
    ポイズ−g/cm3より低くならない修飾デンプンからなる
    ことを特徴とするスタイン・ホール方式コルゲート用接
    着剤用担体組成物。
  21. 【請求項21】選択した修飾デンプンが小麦デンプンで
    ある特許請求の範囲第(20)項の担体組成物。
  22. 【請求項22】小麦Bデンプンが小麦Bデンプンである
    特許請求の範囲第(21)項の担体組成物。
  23. 【請求項23】小麦Bデンプンが、含有されるデンプン
    粒子の部分加水分解により修飾されている特許請求の範
    囲第(22)項の担体組成物。
  24. 【請求項24】部分加水分解が酸性pHにて、約20℃以上
    の室温またはそれ以上の温度で行なわれる特許請求の範
    囲第(23)項の担体組成物。
  25. 【請求項25】該修飾デンプンが酸処理修飾小麦Bデン
    プンである特許請求の範囲第(24)項の担体組成物。
  26. 【請求項26】酸処理修飾小麦Bデンプンが乾燥酸処理
    修飾小麦Bデンプンである特許請求の範囲第(25)項の
    担体組成物。
  27. 【請求項27】酸性pHが約2.5〜3.5に調整され、部分加
    水分解が約200゜F〜約340゜Fで行なわれる特許請求の
    範囲第(26)項の担体組成物。
  28. 【請求項28】酸性pHが約3.1に調整される特許請求の
    範囲第(27)項の担体組成物。
  29. 【請求項29】温度が約230゜Fである特許請求の範囲
    第(28)項の担体組成物。
  30. 【請求項30】低粘度が約12〜80センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(20)項の担体組成物。
  31. 【請求項31】低粘度が約12〜80センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(22)項の担体組成物。
  32. 【請求項32】低粘度が約13〜27センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(20)項の担体組成物。
  33. 【請求項33】低粘度が約13〜27センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(22)項の担体組成物。
  34. 【請求項34】低粘度が約18〜25センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(20)項の担体組成物。
  35. 【請求項35】低粘度が約18〜25センチポイズ−g/cm3
    である特許請求の範囲第(22)項の担体組成物。
  36. 【請求項36】小麦、大麦、ライ麦またはマメ科植物の
    デンプンからなる群から選ばれるデンプンの修飾デンプ
    ンであって、該修飾デンプンが該デンプンに固有の非デ
    ンプン性、非蛋白性親水性コロイドを対応する通常のデ
    ンプンよりも多量に含有し、該修飾デンプンの水性分散
    液が対応する通常のデンプンの同様な水性分散液よりも
    低粘度で、該低粘度が、蒸煮前の水:修飾デンプン比1
    5:1の分散液の33〜36℃における粘度として約12〜27セ
    ンチポイズ−g/cm3である修飾デンプンからなる組成物
    を担体とすることを特徴とする高固形分スタイン・ホー
    ル方式コルゲート用接着剤組成物。
  37. 【請求項37】低粘度が約18〜25センチポイズ−g/cm3
    の範囲である特許請求の範囲第(36)項の接着剤組成
    物。
  38. 【請求項38】選択した修飾デンプンが小麦デンプンで
    ある特許請求の範囲第(36)項の接着剤組成物。
  39. 【請求項39】選択した修飾デンプンが小麦Bデンプン
    である特許請求の範囲第(36)項の接着剤組成物。
  40. 【請求項40】小麦Bデンプンが加水分解修飾Bデンプ
    ンである特許請求の範囲第(39)項の接着剤組成物。
  41. 【請求項41】小麦Bデンプンが乾燥酸処理、加水分解
    修飾デンプンである特許請求の範囲第(39)項の接着剤
    組成物。
  42. 【請求項42】小麦、大麦、ライ麦またはマメ科植物の
    デンプンからなる群から選ばれるデンプンを分画して1
    級デンプン画分と、該デンプンに固有の非デンプン性、
    非蛋白性親水性コロイドを対応する通常のデンプンより
    も多量に含有する2級デンプン画分に分け、該2級デン
    プンを修飾して該修飾デンプンの水性分散液が対応する
    通常のデンプンの同様な水性分散液よりも低粘度で、該
    低粘度が、蒸煮前の水:修飾デンプン比15:1の分散液の
    33〜36℃における粘度として約12センチポイズ−g/cm3
    より低くならない修飾デンプンを得ることを特徴とする
    修飾デンプンの製法。
  43. 【請求項43】通常デンプンが小麦デンプンである特許
    請求の範囲第(42)項の製法。
  44. 【請求項44】2級デンプン画分が小麦Bデンプンであ
    る特許請求の範囲第(42)項の製法。
  45. 【請求項45】小麦Bデンプンが約200゜F〜340゜Fで
    加熱されて修飾される特許請求の範囲第(44)項の製
    法。
  46. 【請求項46】小麦BデンプンのpHを、ガス状の酸で約
    2.5〜3.5に調整する特許請求の範囲第(45)項の製法。
  47. 【請求項47】pHを約3.1に調整する特許請求の範囲第
    (46)項の製法。
  48. 【請求項48】小麦Bデンプンを約230゜Fに加熱して
    修飾する特許請求の範囲第(45)項の製法。
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