JPH07101487B2 - 磁気抵抗効果ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果ヘッドInfo
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- JPH07101487B2 JPH07101487B2 JP5026362A JP2636293A JPH07101487B2 JP H07101487 B2 JPH07101487 B2 JP H07101487B2 JP 5026362 A JP5026362 A JP 5026362A JP 2636293 A JP2636293 A JP 2636293A JP H07101487 B2 JPH07101487 B2 JP H07101487B2
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Landscapes
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記憶媒体に書き込
まれた磁気的情報を、強磁性磁気抵抗効果を利用して読
み出す強磁性磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と略
す)を具備した磁気抵抗効果ヘッド(以下、MRヘッド
と略す)に関するものである。
まれた磁気的情報を、強磁性磁気抵抗効果を利用して読
み出す強磁性磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と略
す)を具備した磁気抵抗効果ヘッド(以下、MRヘッド
と略す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、MR素子は高い出力が得
られ、出力が素子と記録媒体との相対速度に依存しない
ため、小型高密度の磁気記録装置の再生用ヘッドへの応
用が期待されている。しかし、MR素子を磁気記録の信
号再生用ヘッドとして実用化するためには、2つの基本
的な要請を満足する必要がある。
られ、出力が素子と記録媒体との相対速度に依存しない
ため、小型高密度の磁気記録装置の再生用ヘッドへの応
用が期待されている。しかし、MR素子を磁気記録の信
号再生用ヘッドとして実用化するためには、2つの基本
的な要請を満足する必要がある。
【0003】まず第1点は、MR素子を磁気記憶媒体に
書き込まれた磁気的情報に対して線形応答させることで
ある。このため、MRヘッドはMR素子に流すセンス電
流IとMR素子の磁化Mの成す角度θ(以下、バイアス
角度と呼ぶ)を所定の値(望ましくは45度)に設定す
るようセンス電流と直交する方向にバイアス磁界を加え
る必要がある(以下、横方向バイアス磁界と呼ぶ)。上
述のバイアス磁界を与えるバイアス手段としては、種々
の方法が開示されている。米国特許第3864751号
明細書に軟磁性バイアス補助層とMR素子が絶縁層を挟
んで積層された構造が開示されている。またこの米国特
許明細書には、MR素子にセンス電流を供給して軟磁性
バイアス補助層を磁化するとともに、軟磁性バイアス補
助層が発生する磁界でMR素子に横方向バイアス磁界を
印加する方法が示されている。また、他のバイアス手段
として実開昭60−159518号公報には、非晶質軟
磁性バイアス補助層とMR素子が非磁性導体層を挟んで
積層された構造が開示されている。この構成では、非晶
質軟磁性バイアス補助層の比抵抗がMR素子の比抵抗に
比較して著しく高いので、センス電流の大部分がMR素
子を流れ、実効的に非晶質軟磁性バイアス補助層とMR
素子が絶縁されている構成と同等のバイアス効果が得ら
れる。更に、このバイアス方法では、非晶質軟磁性バイ
アス補助層とMR素子の絶縁を保つ必要がないため、非
磁性導体層の膜厚を薄くした、コンパクトなMRヘッド
が形成される。
書き込まれた磁気的情報に対して線形応答させることで
ある。このため、MRヘッドはMR素子に流すセンス電
流IとMR素子の磁化Mの成す角度θ(以下、バイアス
角度と呼ぶ)を所定の値(望ましくは45度)に設定す
るようセンス電流と直交する方向にバイアス磁界を加え
る必要がある(以下、横方向バイアス磁界と呼ぶ)。上
述のバイアス磁界を与えるバイアス手段としては、種々
の方法が開示されている。米国特許第3864751号
明細書に軟磁性バイアス補助層とMR素子が絶縁層を挟
んで積層された構造が開示されている。またこの米国特
許明細書には、MR素子にセンス電流を供給して軟磁性
バイアス補助層を磁化するとともに、軟磁性バイアス補
助層が発生する磁界でMR素子に横方向バイアス磁界を
印加する方法が示されている。また、他のバイアス手段
として実開昭60−159518号公報には、非晶質軟
磁性バイアス補助層とMR素子が非磁性導体層を挟んで
積層された構造が開示されている。この構成では、非晶
質軟磁性バイアス補助層の比抵抗がMR素子の比抵抗に
比較して著しく高いので、センス電流の大部分がMR素
子を流れ、実効的に非晶質軟磁性バイアス補助層とMR
素子が絶縁されている構成と同等のバイアス効果が得ら
れる。更に、このバイアス方法では、非晶質軟磁性バイ
アス補助層とMR素子の絶縁を保つ必要がないため、非
磁性導体層の膜厚を薄くした、コンパクトなMRヘッド
が形成される。
【0004】次に第2点は、再生信号のノイズの主因と
なり、再生信号の再現性を低下させるバルクハウゼンノ
イズを抑制することである。バルクハウゼンノイズの原
因は、MR素子端部での反磁界によって生じる磁壁の移
動であると考えられる。このため、MR素子部を単磁区
化して磁壁をなくす方法が数多く提案されている。特開
昭62−40610号公報には、MR素子の両端にFe
Mnからなる反強磁性材料を置いて、反強磁性材料の交
換相互作用によってセンス電流方向にバイアス磁界(以
下、縦方向バイアス磁界と呼ぶ)を加える構造が開示さ
れている。
なり、再生信号の再現性を低下させるバルクハウゼンノ
イズを抑制することである。バルクハウゼンノイズの原
因は、MR素子端部での反磁界によって生じる磁壁の移
動であると考えられる。このため、MR素子部を単磁区
化して磁壁をなくす方法が数多く提案されている。特開
昭62−40610号公報には、MR素子の両端にFe
Mnからなる反強磁性材料を置いて、反強磁性材料の交
換相互作用によってセンス電流方向にバイアス磁界(以
下、縦方向バイアス磁界と呼ぶ)を加える構造が開示さ
れている。
【0005】反強磁性材料によってバイアス磁界を発生
させるためには、いくつかの制約がある。第1点は、交
換力によってバイアス磁界を発生しているので、強磁性
磁気抵抗効果層と直接的に接して反強磁性層を成膜する
必要がある点である。第2点として、MR素子の両端部
にのみ反強磁性材料が存在するようにパターン形成する
必要がある。これは、MR素子全体に交換力が働くと、
反強磁性層の大きな異方性磁界によってMR素子の応答
性が低下するためである。この2つの制約を満たすため
には、一般に強磁性磁気抵抗効果層と反強磁性層を高真
空中で連続成膜し、その後で反強磁性層のみをエッチン
グする製造方法が用いられている。
させるためには、いくつかの制約がある。第1点は、交
換力によってバイアス磁界を発生しているので、強磁性
磁気抵抗効果層と直接的に接して反強磁性層を成膜する
必要がある点である。第2点として、MR素子の両端部
にのみ反強磁性材料が存在するようにパターン形成する
必要がある。これは、MR素子全体に交換力が働くと、
反強磁性層の大きな異方性磁界によってMR素子の応答
性が低下するためである。この2つの制約を満たすため
には、一般に強磁性磁気抵抗効果層と反強磁性層を高真
空中で連続成膜し、その後で反強磁性層のみをエッチン
グする製造方法が用いられている。
【0006】特開平4−124024号公報には、Fe
Mnを主成分とする反強磁性層の一部にのみ面心立方構
造を有する下地層を設けた構造が開示されている。素子
の構成を図2に示す。図2において、1は非磁性基板、
2は軟磁性バイアス補助層、3は下地層、4は反強磁性
層、5は強磁性磁気抵抗効果層、6は電極、7は非磁性
導体層である。FeMnを主成分とする反強磁性層4
は、磁気特性が結晶構造に依存し、室温以上で反強磁性
相が安定となるのは、面心立方構造を有するいわゆるγ
相であるが、このγ相は、同じ面心立方構造を有する下
地層3の上にしか安定に成長しない。従って、この構成
のMRヘッドでは、交換力によるバイアス磁界を発生さ
せたい部分にだけ、面心立方構造を有する下地層3を設
けることによって、反強磁性層4をパターン化するのと
同等の効果が得られる。
Mnを主成分とする反強磁性層の一部にのみ面心立方構
造を有する下地層を設けた構造が開示されている。素子
の構成を図2に示す。図2において、1は非磁性基板、
2は軟磁性バイアス補助層、3は下地層、4は反強磁性
層、5は強磁性磁気抵抗効果層、6は電極、7は非磁性
導体層である。FeMnを主成分とする反強磁性層4
は、磁気特性が結晶構造に依存し、室温以上で反強磁性
相が安定となるのは、面心立方構造を有するいわゆるγ
相であるが、このγ相は、同じ面心立方構造を有する下
地層3の上にしか安定に成長しない。従って、この構成
のMRヘッドでは、交換力によるバイアス磁界を発生さ
せたい部分にだけ、面心立方構造を有する下地層3を設
けることによって、反強磁性層4をパターン化するのと
同等の効果が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2の構成に
おいては、強磁性磁気抵抗効果層と軟磁性バイアス補助
層を磁気的に分離する非磁性導体層を設ける必要がある
ため、製造プロセスが複雑になるという問題点があっ
た。
おいては、強磁性磁気抵抗効果層と軟磁性バイアス補助
層を磁気的に分離する非磁性導体層を設ける必要がある
ため、製造プロセスが複雑になるという問題点があっ
た。
【0008】本発明の目的は、バルクハウゼンノイズが
小さく、かつ、簡易な構造をもつ磁気抵抗効果ヘッドを
提供することにある。
小さく、かつ、簡易な構造をもつ磁気抵抗効果ヘッドを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のMRヘッドでは強磁性磁気抵抗効果層
と、前記強磁性磁気抵抗効果層との間に交換力によって
縦方向バイアス磁界を生じさせるためのFeMn、また
はFeMnを主成分とする反強磁性層と、前記強磁性磁
気抵抗効果層に横方向バイアス磁界を生じさせるための
軟磁性バイアス補助層とを有する磁気抵抗効果ヘッドに
おいて、前記軟磁性バイアス補助層が面心立方構造以外
の結晶構造を有し、前記反強磁性層の一部にのみ面心立
方構造を有する下地層を設け、かつ、前記軟磁性バイア
ス補助層、前記下地層、前記反強磁性層、前記強磁性磁
気抵抗効果層を順次この順番に積層する。さらに、前記
強磁性磁気抵抗効果層と下地層の材料を同一とする。
めに、本発明のMRヘッドでは強磁性磁気抵抗効果層
と、前記強磁性磁気抵抗効果層との間に交換力によって
縦方向バイアス磁界を生じさせるためのFeMn、また
はFeMnを主成分とする反強磁性層と、前記強磁性磁
気抵抗効果層に横方向バイアス磁界を生じさせるための
軟磁性バイアス補助層とを有する磁気抵抗効果ヘッドに
おいて、前記軟磁性バイアス補助層が面心立方構造以外
の結晶構造を有し、前記反強磁性層の一部にのみ面心立
方構造を有する下地層を設け、かつ、前記軟磁性バイア
ス補助層、前記下地層、前記反強磁性層、前記強磁性磁
気抵抗効果層を順次この順番に積層する。さらに、前記
強磁性磁気抵抗効果層と下地層の材料を同一とする。
【0010】
【作用】縦方向バイアス磁界を発生させるFeMnを主
成分とする反強磁性材料は、磁気特性が結晶構造に依存
し、室温以上で反強磁性相が安定となるのは、面心立方
構造を有するγ相である。このγ相は、比較的不安定で
あり、同じ面心立方構造を有する下地相の上にしか安定
に成長しない。本発明のMRヘッドでは、交換力による
バイアス磁界を発生させたい部分にだけ面心立方構造を
有する下地層を設けることによって、反強磁性層をパタ
ーン化するのと同等の効果が得られる。また、軟磁性バ
イアス層は面心立方構造以外の構造を有しているため、
FeMnを主成分とする反強磁性層の軟磁性バイアス層
に接して成膜された部分は磁性を持たないので、軟磁性
バイアス層と強磁性磁気抵抗効果層を磁気的に分離する
層として作用する。従って、強磁性磁気抵抗効果層と軟
磁性バイアス層を磁気的に分離する非磁性導体層を別に
設ける必要がなく、製造プロセスを簡素化することがで
きる。また、さらに強磁性磁気抵抗効果層、および、下
地層として同一の材料、例えば、NiFeを用いること
により、ターゲット数を減らすことができる。
成分とする反強磁性材料は、磁気特性が結晶構造に依存
し、室温以上で反強磁性相が安定となるのは、面心立方
構造を有するγ相である。このγ相は、比較的不安定で
あり、同じ面心立方構造を有する下地相の上にしか安定
に成長しない。本発明のMRヘッドでは、交換力による
バイアス磁界を発生させたい部分にだけ面心立方構造を
有する下地層を設けることによって、反強磁性層をパタ
ーン化するのと同等の効果が得られる。また、軟磁性バ
イアス層は面心立方構造以外の構造を有しているため、
FeMnを主成分とする反強磁性層の軟磁性バイアス層
に接して成膜された部分は磁性を持たないので、軟磁性
バイアス層と強磁性磁気抵抗効果層を磁気的に分離する
層として作用する。従って、強磁性磁気抵抗効果層と軟
磁性バイアス層を磁気的に分離する非磁性導体層を別に
設ける必要がなく、製造プロセスを簡素化することがで
きる。また、さらに強磁性磁気抵抗効果層、および、下
地層として同一の材料、例えば、NiFeを用いること
により、ターゲット数を減らすことができる。
【0011】以下に図面を参照して本発明をさらに詳細
に説明する。図1は本発明のMRヘッドの一例を示す構
造図である。このMRヘッドは、次のようにして作られ
る。非磁性基板1上に軟磁性バイアス補助層2を成膜す
る。この上に面心立方構造を有する下地層3を成膜し、
所定の形状にパターン化する。この上に反強磁性層4、
強磁性磁気抵抗効果層5を順次積層する。これらの積層
体を所定の形状にパターン形成した後、電極6を取り付
けてMRヘッドとする。
に説明する。図1は本発明のMRヘッドの一例を示す構
造図である。このMRヘッドは、次のようにして作られ
る。非磁性基板1上に軟磁性バイアス補助層2を成膜す
る。この上に面心立方構造を有する下地層3を成膜し、
所定の形状にパターン化する。この上に反強磁性層4、
強磁性磁気抵抗効果層5を順次積層する。これらの積層
体を所定の形状にパターン形成した後、電極6を取り付
けてMRヘッドとする。
【0012】非磁性基板1の材料には、ガラス,Si,
Al2 O3 ,TiC,SiC,Al2 O3 とTiCとの
焼結体,フェライト等を用いることができる。また、軟
磁性バイアス補助層2には、CoZr,CoZrNb,
CoZrMo,CoZrTa,CoTa等の非晶質軟磁
性材料を用いることができる。下地層3には、Cu,N
iCr,NiFe等の面心立方構造を有する合金、また
はこれらに添加物を加えたものを用いることができる。
反強磁性層4には、FeMn,FeMnCr等の反強磁
性合金、またはこれらに添加物を加えたものを用いるこ
とができる。強磁性磁気抵抗効果層5には、Co,Ni
またはNi−Fe,Co−Fe,Co−Ni等の強磁性
合金、あるいはこれらに添加物を加えたものを用いるこ
とができる。
Al2 O3 ,TiC,SiC,Al2 O3 とTiCとの
焼結体,フェライト等を用いることができる。また、軟
磁性バイアス補助層2には、CoZr,CoZrNb,
CoZrMo,CoZrTa,CoTa等の非晶質軟磁
性材料を用いることができる。下地層3には、Cu,N
iCr,NiFe等の面心立方構造を有する合金、また
はこれらに添加物を加えたものを用いることができる。
反強磁性層4には、FeMn,FeMnCr等の反強磁
性合金、またはこれらに添加物を加えたものを用いるこ
とができる。強磁性磁気抵抗効果層5には、Co,Ni
またはNi−Fe,Co−Fe,Co−Ni等の強磁性
合金、あるいはこれらに添加物を加えたものを用いるこ
とができる。
【0013】
【実施例】ガラスを用いた基板1上に、スパッタ法を用
いて軟磁性バイアス層2となる厚さ400オングストロ
ームのCoZrMo層、さらに下地層3となる厚さ10
0オングストロームのNiFe層を成膜した。この上に
所定のフォトレジストパターンを形成し、Arガス雰囲
気でイオンエッチングを行い、NiFe層を長さ方向に
10μmの間隔を有する2つの長さ20μm,幅5μm
の矩形パターンに加工した。さらにこの上にスパッタ法
により、反強磁性層4として、厚さ200オングストロ
ームのFeMn層を、続いて強磁性磁気抵抗効果層5と
して、厚さ400オングストロームのパーマロイ(Ni
82%−Fe18%重量%)層を積層した。その後、こ
の積層体上に所定のフォトレジストパターンを形成し、
Arガス雰囲気でイオンエッチングを行い、長さ50μ
m,幅5μmの矩形状のパターンに加工した。この時、
この矩形パターンが下地層3のパターンと重なるように
した。次いで、前述の積層体にセンス電流を供給する電
極6をAuを用いて形成し、実施例1とした。この時、
電極6の位置は矩形パターンの中心から両側3μmと
し、電極の間隔は6μmとした。
いて軟磁性バイアス層2となる厚さ400オングストロ
ームのCoZrMo層、さらに下地層3となる厚さ10
0オングストロームのNiFe層を成膜した。この上に
所定のフォトレジストパターンを形成し、Arガス雰囲
気でイオンエッチングを行い、NiFe層を長さ方向に
10μmの間隔を有する2つの長さ20μm,幅5μm
の矩形パターンに加工した。さらにこの上にスパッタ法
により、反強磁性層4として、厚さ200オングストロ
ームのFeMn層を、続いて強磁性磁気抵抗効果層5と
して、厚さ400オングストロームのパーマロイ(Ni
82%−Fe18%重量%)層を積層した。その後、こ
の積層体上に所定のフォトレジストパターンを形成し、
Arガス雰囲気でイオンエッチングを行い、長さ50μ
m,幅5μmの矩形状のパターンに加工した。この時、
この矩形パターンが下地層3のパターンと重なるように
した。次いで、前述の積層体にセンス電流を供給する電
極6をAuを用いて形成し、実施例1とした。この時、
電極6の位置は矩形パターンの中心から両側3μmと
し、電極の間隔は6μmとした。
【0014】また、下地層3のパターン化工程を省略
し、それ以外は実施例1とまったく同様の工程でMRヘ
ッドを作製し、比較例1とした。
し、それ以外は実施例1とまったく同様の工程でMRヘ
ッドを作製し、比較例1とした。
【0015】さらに、下地層を設けず、それ以外は実施
例2とまったく同様の工程でMRヘッドを作製し、比較
例2とした。
例2とまったく同様の工程でMRヘッドを作製し、比較
例2とした。
【0016】以上のようなMRヘッドにセンス電極10
mAを流して外部磁界を印加し、電気抵抗−磁界(R−
H)曲線を測定し、MRヘッドの感度の指標となるR−
H曲線の半値幅の値とバルクハウゼンノイズの有無を表
1にまとめた。
mAを流して外部磁界を印加し、電気抵抗−磁界(R−
H)曲線を測定し、MRヘッドの感度の指標となるR−
H曲線の半値幅の値とバルクハウゼンノイズの有無を表
1にまとめた。
【0017】
【表1】
【0018】表1の結果から明らかなように、本発明の
MRヘッドは高い感度を有し、バルクハウゼンノイズが
見られず、優れた性能を有していることがわかる。
MRヘッドは高い感度を有し、バルクハウゼンノイズが
見られず、優れた性能を有していることがわかる。
【0019】なお、本実施例においては、強磁性磁気抵
抗効果層、及び、下地層として、NiFeを用いている
ため、ターゲットが少なくて済むという特徴もある。な
お、下地層として他の面心立方格子構造を有する合金を
用いても同様の特性が得られることはいうまでもない。
抗効果層、及び、下地層として、NiFeを用いている
ため、ターゲットが少なくて済むという特徴もある。な
お、下地層として他の面心立方格子構造を有する合金を
用いても同様の特性が得られることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明の磁気抵抗効果ヘッドは、反強磁
性層のうち、下側に下地層のある部分を縦方向バイアス
磁界を生じさせるための層、下地層の無い部分を強磁性
磁気抵抗効果層と軟磁性バイアス層を磁気的に分離する
層として機能させることにより、シンプルで再生感度に
優れ、バルクハウゼンノイズの無い磁気抵抗効果ヘッド
が得られるという効果がある。さらに、強磁性磁気抵抗
効果層と下地層の材料を等しくすることが可能であるた
め、ターゲットを減らす効果もある。
性層のうち、下側に下地層のある部分を縦方向バイアス
磁界を生じさせるための層、下地層の無い部分を強磁性
磁気抵抗効果層と軟磁性バイアス層を磁気的に分離する
層として機能させることにより、シンプルで再生感度に
優れ、バルクハウゼンノイズの無い磁気抵抗効果ヘッド
が得られるという効果がある。さらに、強磁性磁気抵抗
効果層と下地層の材料を等しくすることが可能であるた
め、ターゲットを減らす効果もある。
【図1】本発明の磁気抵抗効果ヘッドの構造の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】従来の磁気抵抗効果ヘッドの構造を示す断面図
である。
である。
1 非磁性基板 2 軟磁性バイアス補助層 3 下地層 4 反強磁性層 5 強磁性磁気抵抗効果層 6 電極 7 非磁性導体層
Claims (3)
- 【請求項1】強磁性磁気抵抗効果層と、前記強磁性磁気
抵抗効果層との間に交換力によって縦方向バイアス磁界
を生じさせるための反強磁性層と、前記強磁性磁気抵抗
効果層に横方向バイアス磁界を生じさせるための軟磁性
バイアス補助層とを有する磁気抵抗効果ヘッドにおい
て、 前記軟磁性バイアス補助層が面心立方構造以外の結晶構
造を有し、前記反強磁性層の一部にのみ面心立方構造を
有する下地層が設けられており、かつ、前記軟磁性バイ
アス補助層、前記下地層、前記反強磁性層、前記強磁性
磁気抵抗効果層が順次この順番に積層されていることを
特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。 - 【請求項2】前記強磁性磁気抵抗効果層と前記下地層が
同一の材料であることを特徴とする請求項1記載の磁気
抵抗効果ヘッド。 - 【請求項3】前記反強磁性層は、FeMn、またはFe
Mnを主成分とする材料から成ることを特徴とする請求
項1または2記載の磁気抵抗効果ヘッド。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5026362A JPH07101487B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 磁気抵抗効果ヘッド |
| DE69316438T DE69316438T2 (de) | 1992-05-18 | 1993-05-17 | Magnetoresistives Element |
| EP93108005A EP0570883B1 (en) | 1992-05-18 | 1993-05-17 | A magnetoresistive element |
| US08/062,221 US5556718A (en) | 1992-05-18 | 1993-05-18 | Magnetoresistive head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5026362A JPH07101487B2 (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 磁気抵抗効果ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243435A JPH06243435A (ja) | 1994-09-02 |
| JPH07101487B2 true JPH07101487B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=12191387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5026362A Expired - Fee Related JPH07101487B2 (ja) | 1992-05-18 | 1993-02-16 | 磁気抵抗効果ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101487B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP5026362A patent/JPH07101487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06243435A (ja) | 1994-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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