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JPH07103748B2 - サッシの建込み治具と建込み操作装置 - Google Patents
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JPH07103748B2 - サッシの建込み治具と建込み操作装置 - Google Patents

サッシの建込み治具と建込み操作装置

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JPH07103748B2
JPH07103748B2 JP18924289A JP18924289A JPH07103748B2 JP H07103748 B2 JPH07103748 B2 JP H07103748B2 JP 18924289 A JP18924289 A JP 18924289A JP 18924289 A JP18924289 A JP 18924289A JP H07103748 B2 JPH07103748 B2 JP H07103748B2
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frame
sash frame
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opening
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道男 我妻
誠 布川
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ワイケイケイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建造物の開口部内にサッシを建て込む際に使
用するサッシの建込み治具と建込み操作装置に関する。
〔従来の技術〕
従来知られているこの種の技術として、特開昭63−2554
82号公報に記載したものがある。当該公報の技術は、躯
体開口部の内周面に所要数のベース金具をそれぞれ固着
し、サッシ枠の所要の四周外周面にサッシ固定金具とサ
ッシ位置調整金具とを取り付けた状態で、該サッシ枠を
上記開口部内に嵌込んで前記サッシ位置調整金具を上記
ベース金具上にそれぞれビス固定し、サッシ枠を躯体開
口部に仮固定し、前記サッシ位置調整金具によりサッシ
建込み調整を行うものであり、該サッシ位置調整金具は
ボルト即ちねじ棒によって2方向へ調節できるように構
成してあって、躯体開口部の上下左右に複数込介在し、
上下部のものは上下方向と見込み方向(室内と室外方
向)へ、また左右部のものは見込み方向(左右方向)見
付け方向へ調整するものである。更に各サッシ位置調整
金具でサッシ枠を正常に位置せしめた後に、サッシ固定
金具をベース金具にビス止めするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の技術において、躯体開口部の内周面にベース部材
を固着して該ベース金具にサッシ枠の所要箇所に設置さ
れたサッシ位置調整金具をビス止めする手段が必要であ
り、サッシ枠の仮固定が容易に行なえない。
又、このようにサッシ位置調整金具を不動に固着するも
のであるから、ねじ棒を回して調整する際に、上下の場
合、躯体開口部の下側に位置するサッシ位置調整金具の
ねじ棒を回転することにより、躯体開口部の起立面に位
置するサッシ位置調整金具のサッシ係止板に、上下方向
に長い長孔が設けてあるので、問題なくサッシ枠を上下
に調整されるが、見付け方向、即ち左右への調整の際に
は、躯体開口部の起立面に位置するサッシ位置調整金具
のねじ棒を操作するが、片方のみ操作しても他方のねじ
棒が螺合されているので、左右のねじ棒を一緒に操作す
る必要があり、しかもねじ棒による送りが双方一致する
必要がある。従って調整に2人以上の作業員を必要とす
るものである。
本発明は以上の問題を解決することを課題とし、サッシ
枠の躯体開口部内への仮固定が容易に行えると共に、簡
単に調整することができるサッシの建込み治具と建込み
操作装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による解決手段には複数有る。
第1の解決手段による治具は、躯体開口部の上側内周壁
に埋設する支持部材と、支持部材に吊設する連結部材と
からなり、支持部材に見付け方向に案内するレールを備
え、連結部材は、上記レールに吊設されるガイド内に、
スライダーを見込み方向へ調節ボルトによって摺動可能
に設け、該スライダーにサッシ枠側に突設すると共に、
サッシ枠を昇降調節する支持ボルトを取付けているもの
である。
第2の解決手段による治具は、サッシ枠と躯体開口部の
内周面との間に設置されて固定部材よりなり、該固定部
材は、サッシ枠から躯体開口部の内周壁に向かって突出
可能に取付けられた支持ボルトの先端部にスライダーを
回転自在に設け、該スライダーが、躯体開口部の内周壁
に圧接するガイド内に設けてあると共に、調節ボルトに
よって前記支持ボルトの進退方向と直交する方向へ摺動
可能に設けるものである。
第3の解決手段は、治具を操作する装置であって、ケー
スに入力軸と3本の出力軸を備え、各軸間に、入力軸の
回転で2本の出力軸が互いに同方向に回転され、残る他
の出力軸が逆回転する回転伝達機構を介在し、出力軸と
躯体開口部に設置されたサッシ建込み治具との間に配さ
れる可撓軸を該出力軸に着脱自在に連結するものであ
る。
第4の解決手段による治具は、躯体開口部の内周隅角部
に配置されるL形の基板に、躯体開口部の上下方向へ流
体圧による伸縮体で摺動する台板を備え、該台板にサッ
シ枠の外周隅角部に当接するL形の調節板を、躯体開口
部の見付け方向に前記とは異なる流体圧による伸縮体で
摺動可能に設け、該調節板にサッシ枠と係合するスライ
ダーを、躯体開口部の見込み方向へ摺動調節可能に設け
たものである。
第5の解決手段による操作装置は、1つの流体圧の通路
である主管に方向切換え弁を介して4対の可撓性のある
枝管を連結すると共に、該各枝管の他端を躯体開口部と
サッシ枠との間に配される治具に連結し、前記方向切換
え弁の切換え操作により、各対の枝管に、流体圧を同時
に双方へ供給及び一方に供給、他方に排出及び双方へ供
給停止することを選択的に行うように構成するものであ
る。
〔実 施 例〕
本発明による各実施例を具体的に説明する。
第1実施例による治具は第1図から第3図及び第7図に
示しており、支持部材Aと連結部材Bとからなる。
支持部材Aは、長方形で下面を開放した箱体1内に、そ
の両側壁部を内側に折り曲げて断面八字形をなすレール
2,2を長手方向に沿って設けたもので、躯体を構築する
際に既に躯体開口部Oの内周面に、箱体1の開放口が露
出するように埋設しておくものである。連結部材Bは、
同じく長方形で下面を開放した箱状をなすガイド3内
に、その両側面部を内側に水平に折り曲げたレール4,4
を長手方向に沿って設け、該ガイド3の上面にテーパー
付き頭部5を有する支杆6を突設し、ガイド3内に断面
上向きコ字形をなすスライダー7をレールに沿って摺動
自在に設け、ガイド3の長手方向の一端壁よりねじ込ん
だ調整ボルト8の先端部をスライダー7に連結し、また
スライダー7に両レール4,4間より下方へ垂下する支持
ボルト9を設けたもので、該支持ボルト9はスライダー
7に対して取り付けるものである。尚、支持ボルト9の
基部に螺合したナット11は、スライダー7をガイド3に
固定するものであると共に、スライダー7がガイド3内
に摺動する際に、スライダー7ががたつくのを防止する
ものである。
上記第1実施例の治具は、第1図から第3図及び第7図
の上側左右部に示しているように、躯体の構築時に既に
支持部材Aを、躯体開口部Oの上面内に支持部材Aのレ
ール2が開口部Oの左右方向に沿うように埋設してお
く。この開口部O内にサッシ枠Sを嵌め込む際には、ま
ず支持部材Aに連結部材Bを取付ける。その操作は、連
結部材Bのガイド3の長手方向が支持部材Aの長手方向
に対して直交する状態にして、支杆6の頭部5を支持部
材Aの両レール2,2間に、下から突き上げるように挿入
することにより吊り下げた状態でしかも摺動自在に取付
けられる。一方サッシ枠Sの両側に基部13より突設した
舌片14に透孔15をあけている支持板12をビス止めしてお
き、このサッシ枠Sを躯体開口部O内に挿入して、連結
部材Bの垂下する支持ボルトを支持板12の透孔15に差し
通し、支持ボルト9にナット10を螺合することにより、
サッシ枠Sが吊り下げた状態で保持される。
上記治具は平面的に見て座標X(見付け方向即ち左右方
向)、Y(見込み方向即ち室内室外方向)、Z(上下方
向)の3方向に調節できるもので、X方向は連結部材B
が支持部材Aのレール2に沿うことにより、Y方向は調
節ボルト8によって、またZ方向は支持ボルト9を移動
するナット10によってそれぞれ調整されるものである。
殊にX方向の調整の場合に、左右に設けた連結部材B,B
がサッシ枠Sを介して一緒に左右に動くものである。
尚、Z方向の調節を支持ボルト9を移動するナット10に
よって行なったが、支持ボルト9をスライダー7に対し
て摺動可能とし、且つサッシ枠Sの支持板12に設けられ
た透孔15をねじ孔にすることによっても前記の調節を行
なえる。
第2実施例による治具は第4図から第6図に亘って示し
ており、一つの固定部材Cで構成される。
この固定部材Cは、前記連結部材Bとほぼ同様の構造で
あるが、その違いは支杆が設けてないのみである。即ち
箱状をなすガイド16内に調節ボルト17で摺動調整される
スライダー18を設け、スライダー18に調節ボルト17と直
交する支持ボルト19を回転自在に突設している。また支
持ボルト19の基部に締め付け用ナット20が螺合してあ
る。
上記固定部材Cをサッシ枠Sに取り付ける手段は、サッ
シ枠Sに板状をなす支持板21をビス止めし、該支持板21
にあけたねじ孔2に固定部材Cの支持ボルト19を螺合す
るものである。
上述の第2実施例の治具である固定部材Cは第7図図示
の如く、第1実施例の治具である支持部材Aと連結部材
Bとを併せて使用する場合、あるいは第8図図示の如
く、複数の固定部材Cのみを使用して、サッシ枠Sを調
整し固定する場合がある。
第7図図示の場合は、第1実施例の治具を前述のように
取付け、サッシ枠Sの両端より垂設した支持板21に、固
定部材Cの支持ボルト19を横より螺合して、そのガイド
16が躯体開口部Oの起立壁に対面するように設ける。そ
こで、上側の両支持部材Aと連結部材Bとでサッシ枠S
の位置を設定した後に、左右両固定部材Cの各支持ボル
ト19を操作して、ガイド16を躯体開口部Oの起立壁に圧
接すると共に、サッシ枠Sを見付け方向に調整し、次い
で固定部材Cの調節ボルト17を操作して、サッシ枠Sを
見込み方向に調整するものである。サッシ枠Sを所定位
置に建て込んだ後に、アンカー23に溶着するものであ
る。
次ぎに、第2実施例の固定部材Cのみでサッシ枠Sを所
定位置に建て込む手段は、第8図から第10図に示してお
り、サッシ枠Sの上端両側に取付けた支持板21,21に、
支持ボルト19を螺合してガイド16が躯体開口部Oの起立
壁に対面するように設け、またサッシ枠Sの下端両側に
は、基部に舌片を有し、基部と舌片にそれぞれねじ孔2
4,25をあけた支持板23をビス止めし、基板のねじ孔24に
支持ボルト19を螺合して横方向に取付け、舌片のねじ孔
25に他の支持ボルト19を螺合して起立方向に設ける。
尚、横方向のガイド16は躯体開口部Oの起立壁に、起立
するガイド16は躯体開口部Oの下壁にそれぞれ対面する
ように設けるものである。
上述の如く固定部材Cを取付けたサッシ枠Sを躯体開口
部O内に嵌め込み、下方に向かって突出するガイド16,1
6を躯体開口部Oの下壁上に載置し、起立壁に対面する
各ガイド16………を支持ボルト19によって、サッシ枠S
が倒れない程度に軽く仮圧接しておく。そこで、起立す
る下の支持ボルト19を上下に回して、サッシ枠Sを上下
に調整する。次いで、横方向の各支持ボルト19………に
よって見付け方向への調節を行い、同時にそれらの各ガ
イド16………を起立壁に強く圧接する。続いて、各調節
ボルト17………の操作によって、サッシ枠Sを見込み方
向に調整する。以後、図示してないがアンカーに溶着し
て固着するものである。尚、上記各ボルト17、19はドラ
イバーやレンチ等の手工具を使用して回転するものであ
る。
尚、第1実施例、第2実施例において、サッシの建込み
治具を、サッシ枠の支持板に取付けた例により示した
が、これに限られることなく、サッシ枠のアンカー等を
利用して行なってもよい。
次ぎに、第3実施例について説明する。第3実施例は、
前記第1、第2実施例による治具の各ボルト17,19を遠
隔操作によって調整する操作装置である。
第11図と第12図に図示しているように、中空をなす四角
のケース26の一面に入力軸27を突設し、他面に第1から
第3の3本の出力軸28,29,30が突設してあり、ケース26
内に、歯車により回転伝達機構31を備えるもので、該回
転伝達機構31は、入力軸27に設けた主動歯車32に第1、
第2の一対の従動歯車33,34を噛み合わせ、第2従動歯
車33に更に第2従動歯車35を噛み合わせたもので、各従
動歯車33,34,35より前記第1から第3の出力軸28,29,30
を突設するものであって、第13図図示のように、支持板
12,23のねじ孔に支持ボルト9,19を螺合する場合、前記
治具の各支持ボルト9,19に可撓軸36の一端部を着脱自在
に連結すると共に、該可撓軸36の他端部を、何れかの出
力軸28,29,30に同じく着脱自在に連結できるようになっ
ている。又、第14図図示のように支持板12に透光15が設
けてあり、支持ボルト9と螺合していない場合、支持ボ
ルトと可撓軸36の一端部との間に連動部材37′を介在さ
せることにより、上記と同様に行なえる。これもまた第
13図のように支持板12の透孔をねじ孔にすることによ
り、第13図の場合と同様に行なえる。従って入力軸27を
回転すると、第1出力軸28と第2出力軸29は互いに逆回
転し、第3出力軸30は第1出力軸28と同方向に回転する
ものである。尚、着脱できると共に回転を伝達できるよ
うに、可撓軸36の両端にソケット37,37を有し、支持ボ
ルト9,19及び連動部材37′の先端部がソケット37に係合
する角軸に形成してある。
上記操作装置を使用してサッシ建込み調整する例を説明
すると、第15図図示のものは、第1実施例の治具と第2
実施例の治具を取付けた場合で、上下の各支持ボルト9,
19にそれぞれ可撓軸36………を連結しておき、下側の支
持ボルト19,19は互いに逆方向に向いているから、図中
右側の可撓軸36aを第1出力軸28に、左側の可撓軸36bを
逆転する第2出力軸29に連結しておき、そこで入力軸27
を回転することによって、左右の各支持ボルト19,19を
同時に前進または後退することが出来る。また、上側の
左右両支持ボルト9,9に連結する可撓軸36c,36dと取り替
える場合には、同方向に回転する第1出力軸28と第3出
力軸30に連結して回転することにより、上側の左右両支
持ボルト9,9を同時に上昇または下降されるものであ
る。
次ぎに第16図図示のものは、第2実施例による治具のみ
を使用して調整する場合であって、下の起立する支持ボ
ルト19,19に連結した可撓軸36i,36jは同方向に回転する
第1、第3出力軸28,30に連結し、その他の各横向きの
支持ボルト19………に連結した可撓軸36eと36f、及び可
撓軸36gと36hはそれぞれ第1出力軸28と第2出力軸29に
連結するものである。
尚、本実施例の建込み治具の操作装置は、第1実施例、
第2実施例のサッシ建込み治具の使用に限定されるもの
ではなく、建込み調節を支持ボルトによって行なう治具
においては、上記と同様に使用することができる。
第4実施例の治具は第17図から第19図に示しており、躯
体開口部Oの各隅角部に配設される調節部材Dよりな
り、L形をなす基板38にその水平片と平行する台板40
を、基板38の起立片に有する両案内溝39,39に沿って上
下に摺動自在に組み付け、且つ基板38と台板40の両側間
にX状に枢着した昇降案内リンク41,41で連結し、更に
基板38の水平片5と台板40との間に、流体圧によって一
方向に向かって膨脹収縮する蛇腹状の伸縮体42を介在し
ている。この伸縮体42はシリンダーであっても良い。ま
た上記台板40にその基板38より突出する方向に摺動する
L形の調節板43を設け、台板40の起立部と調節板43の起
立片間に前記と同様の他の伸縮体44が介在してある。更
に調節板43の起立片にスライダー45を、調節板43の摺動
する方向に対して平面的に直交する方向へ摺動調節でき
るように設け、またスライダー45にサッシ枠Sに係合す
る突子46を設けている。尚スライダー45の摺動調節する
構造は、調節板43にスライダー45の摺動方向に沿うねじ
杆47を架設し、このねじ杆47にスライダー45を螺合し、
しかもねじ杆47に歯車による減速機構48を付設してい
る。
上記調節部材Dは第19図図示の如く、サッシ枠Sの隅角
部を調節板43上に当接するもので、伸縮体42で台板40を
可動することにより、サッシ枠Sを上下方向に調整する
ものであり、また他の伸縮体44で調節板43を可動するこ
とによって、サッシ枠Sを見付け方向に調整され、また
スライダー45を減速機構48を介して可動することによ
り、サッシ枠Sを見込み方向に調整されるものである。
次に第5実施例について説明する。第5実施例は上記第
4実施例である調節部材Dを使用して建込み調節する装
置であって、空気圧または油圧などによる流体圧により
各伸縮体42,44を一方向へ膨脹収縮するもので、遠隔操
作が出来るように構成するものである。
具体的に、第20図から第22図に示す空気圧による場合に
よって説明する。圧力を供給する主管49に並列して、4
個の方向切換え弁50a〜50dを設け、各弁50a〜50dにそれ
ぞれ可撓性のある一対の枝管51a,51b・52a,52b・53a,53
b・54a,54bが突設しており、上記各枝管にそれぞれリリ
ーフ弁55が取付けてあり、主管49には排出弁56が取付け
てある。また各方向切換え弁50は第22図図示のように、
ロータリー形の3方口弁である。
そこで躯体開口部Oに挿入したサッシ枠Sの各隅角部に
前記調節部材Dを嵌め込み、第20図図示にようにそれぞ
れ連結するが、その連結状態は下記のごとくである。
第1の弁50aの一方の枝管51aを上左側の上下方向の伸縮
体42に、他方の枝管51bを下左側の上下方向の伸縮体42
に連結する。
第2の弁50bの一方の枝管52aを下右側の上下方向の伸縮
体42に、他方の枝管52bを上右側の上下方向の伸縮体42
に連結する。
第3の弁50cの一方の枝杆53aを上左側の横方向の伸縮体
44に、他方の枝管53bを上右側の横方向の伸縮体44に連
結する。
第4の弁50dの一方の枝管54aを下左側の横方向の伸縮体
44に、他の枝管54bを下右側の横方向の伸縮体44に連結
する。
そこで、各弁50を第22図の左側に示すように双方の枝管
に流体圧を供給して、全ての伸縮体42,44を伸長するよ
うに駆動して、サッシ枠Sを仮固定する。次いで調整す
る操作を行う。
上下方向の調整は、第1の弁50aと第2の弁50bで行うも
ので、第22図中の右側の弁の如く、一方の枝管にのみ流
体圧を供給することにより、例えば上側の伸縮体42に供
給すると、サッシ枠Sに下降する押圧力が加えられ、こ
れに連れて下側の伸縮体42内の流体圧が、その系統のリ
リーフ弁55を通じて排出するので、その結果サッシ枠S
が下げられる。
見付け方向への調整は、第3の弁50cと第4の弁50dで行
うもので、前記と同様に一つの弁の双方の枝管のうち一
方の流体圧を供給し、他方より排気することにより、サ
ッシ枠Sを左右へ調整することが出来るものである。
見込み方向への調整は、第19図図示のように、ドライバ
ー等の工具57で、減速機構48を介してねじ杆47を回転し
て、スライダー45を室外側へまたは室内側へ送ることに
よって調整されるものである。全調整を終え、サッシ枠
Sをアンカー23に溶着した後、排出弁56より調節部材D
内の流体圧が排出され、調節部材Dの取外しができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の各構成を持つ治具、及び該治具を使用す
る建込み操作装置からなり、各発明による治具は、躯体
開口部の内周面に固着されないものであるので、各治具
または建込み操作装置により、躯体開口部内へのサッシ
枠の仮固定が容易に行なうことができると共に、殊に見
付けの方向の調節が容易になるものである。
請求項1記載の発明による治具は、ガイドを躯体開口部
の上壁に沿ってサッシ枠を摺動させることにより、サッ
シ枠両端に設けた治具の一方側に伴なって他方側が見付
けの方向へ摺動可能であるので、一人作業により見付け
方向へ自由に調整することができるものである。
請求項2記載の発明による治具は、ガイドを躯体開口部
の内周面に圧接するものであるが、躯体開口部の起立壁
に対面する左右のガイドのうち、一方を後退しておき、
他方のガイドを支持ボルトによって躯体開口部の起立壁
に圧接することによって、サッシ枠を自由に見付け方向
へ調整することが出来、その操作が容易になるものであ
る。
請求項3記載の発明による建込み操作装置は、これを実
際に治具に使用した場合、入力軸に対して互いに同方向
に回転する出力軸と逆回転する出力軸とを備え、それら
から選択された各出力軸と治具の支持ボルトまたは連続
ボルトに着脱自在に連結するもので、殊に見付け方向の
調節に際し、出力軸を選んで左右の支持ボルトを回転し
て、例えば一方は前進、他方は後退することが出来、し
かも同速で前進後退できるものである。更にサッシ枠外
部の一箇所で操作できるので、1人の作業員によって簡
単にサッシ枠建込み調整されるものである。
請求項4記載の発明による治具は、左右の見付け方向へ
調整、及び上下方向への調整する各調節板が伸縮体によ
って行われるもので、一方の伸縮体を膨脹して前進する
と、他方の伸縮体が収縮するため、サッシ枠に曲げ応力
を与えることがなく、安全に調整することが出来るもの
である。
請求項5記載の発明による建込み操作装置は、これを実
際に治具に使用した場合、上下と左右の対向する各伸縮
体を対として、それら対に流体圧を同時に供給または一
方は供給、他方は排出または双方への供給停止するよう
に切り換える方向切換え弁によって調整されるものであ
るから、サッシ枠外部の一箇所の操作によってサッシ建
込み調整することが出来、しかもその操作が容易になる
ものである。
請求項1,2記載の治具は、支持ボルトをサッシ枠に貫通
しナットにより螺合または支持ボルトをサッシ枠にねじ
込んで係合するものであるから、その取付けが容易であ
る。
請求項4記載の治具は、そのL形をなす調節板をサッシ
枠の隅角に当接し、且つスライダーの突子をサッシ枠に
係合するものであるから、サッシ枠の大小に関係なく簡
単に取付けることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1実施例の治具を示す斜視図、
第2図は同じく正面より見た断面図、第3図は同じく側
面より見た断面図、第4図は本発明による第2実施例の
治具を示す斜視図、第5図は同じく正面より見た断面
図、第6図は同じく平面より見た断面図、第7図は第1
実施例の治具と第2実施例の治具とによってサッシの建
込み調節する状態を示す正面図、第8図は第2実施例の
治具のみによる調節する状態を示す正面図、第9図は第
8図の下側右部を示す斜視図、第10図は第8図の右側上
下部を示す断面図、第11図は本発明による建込み操作装
置の回転伝達機構を示す断面図、第12図は第11図の回転
伝達機構を使用した本発明による建込み操作装置を一部
切欠して示す正面図、第13図は下側の治具の支持ボルト
にソケットを連結する状態を示す斜視図、第14図(a)
は第1実施例の治具と第2実施例の治具を上記と同様に
連結する状態を示す斜視図、第14図(b)はその連結部
を示す断面図、第15図と第16図は治具と操作装置との連
結状態を示す正面図、第17図は本発明による第4実施例
の治具を分解して示す斜視図、第18図は同じく正面図、
第19図は同じく斜視図、第20図は本発明による第4実施
例の治具に使用する建込み操作装置を示す正面図、第21
図は同じく建込み操作装置の方向切換え弁を示す斜視
図、第22図は方向切換え弁の一部を示す断面図である。 A……支持部材、2……レール B……連結部材、3……ガイド、7……スライダー 8……調節ボルト、9……支持ボルト C……固定部材、16……ガイド、17……調節ボルト、18
……スライダー、19……支持ボルト 26……ケース、27……入力軸 28,29,30……出力軸、36……可撓軸 38……基板、40……台板、42,44……伸縮体 43……調節板、45……スライダー 50……方向切換え弁、51〜54……枝管 55……リリーフ弁 O……躯体開口部、S……サッシ枠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体開口部(O)の上側内周壁に埋設する
    支持部材(A)と、支持部材(A)に吊設する連結部材
    (B)とからなり、支持部材(A)に見付け方向に案内
    するレール(2)を備え、連結部材(B)は、上記レー
    ル(2)に吊設されるガイド(3)内にスライダー
    (7)を見込み方向へ調節ボルト(8)によって摺動可
    能に設け、該スライダー(7)にサッシ枠(S)側に突
    設すると共に、サッシ枠を昇降調節する支持ボルト
    (9)を取付けていることを特徴とするサッシの建込み
    治具
  2. 【請求項2】サッシ枠(S)と躯体開口部(O)の内周
    面との間に設置されて固定部材(C)よりなり、該固定
    部材(C)は、サッシ枠(S)から躯体開口部の内周壁
    に向かって突出可能に取付けられた支持ボルト(19)の
    先端部にスライダー(18)を回転自在に設け、該スライ
    ダー(18)が、躯体開口部の内周壁に圧接するガイド
    (16)内に設けてあると共に、調節ボルト(17)によっ
    て前記支持ボルト(19)の進退方向と直交する方向へ摺
    動可能に設けていることを特徴とするサッシの建込み治
  3. 【請求項3】ケース(26)に入力軸(27)と3本の出力
    軸(28,29,30)を突設し、各軸間に入力軸(27)の回転
    により2本の出力軸(28,30)が互いに同方向に回転さ
    れ、残る他の出力軸(29)が逆回転する回転伝達機構
    (31)を介在し、出力軸と躯体開口部に設置されたサッ
    シ建込み治具との間に配される可撓軸(37)を、該出力
    軸に着脱自在に連結していることを特徴とするサッシの
    建込み操作装置
  4. 【請求項4】躯体開口部(O)の内周隅角部に配置され
    L形の基板(38)に躯体開口部(O)の上下方向へ流体
    圧による伸縮体(42)で摺動する台板(40)を備え、台
    板(40)にサッシ枠(S)の外周隅角部に当接するL形
    の調節板(43)を、躯体開口部の見付け方向へ前記とは
    異なる流体圧による伸縮体(44)で摺動可能に設け、該
    調節板(43)にサッシ枠と係合するスライダー(45)
    を、躯体開口部の見込み方向へ摺動調節可能に設けてい
    ることを特徴とするサッシの建込み治具。
  5. 【請求項5】1つの流体圧の通路である主管(49)に方
    向切換え弁(50)を介して4対の可撓性のある枝管(51
    〜54)の一端を連結すると共に、各枝管の他端を躯体開
    口部(O)とサッシ枠(S)との間に配される治具に連
    結し、前記方向切換え弁の切換え操作により、各対の枝
    管(51a,51b)に、流体圧を同時に双方へ供給及び一方
    に供給、他方に排出及び双方へ供給停止することを選択
    的に行うことができることを特徴とするサッシの建込み
    操作装置
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