JPH07107128B2 - ポリフェニレンスルフィド組成物 - Google Patents
ポリフェニレンスルフィド組成物Info
- Publication number
- JPH07107128B2 JPH07107128B2 JP62258577A JP25857787A JPH07107128B2 JP H07107128 B2 JPH07107128 B2 JP H07107128B2 JP 62258577 A JP62258577 A JP 62258577A JP 25857787 A JP25857787 A JP 25857787A JP H07107128 B2 JPH07107128 B2 JP H07107128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pps
- polyphenylene sulfide
- ureidosilane
- fiber
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/032—Organic insulating material consisting of one material
- H05K1/0333—Organic insulating material consisting of one material containing S
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0373—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement containing additives, e.g. fillers
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はウレイドシラン化合物を含有するポリフェニレ
ンスルフィド組成物に関するものであり、さらに詳しく
はウレイドシラン化合物を含有せしめたことにより、優
れた機械特性、耐湿性を有するポリフェニレンスルフィ
ド組成物に関するものである。
ンスルフィド組成物に関するものであり、さらに詳しく
はウレイドシラン化合物を含有せしめたことにより、優
れた機械特性、耐湿性を有するポリフェニレンスルフィ
ド組成物に関するものである。
ポリフェニレンスルフィド樹脂(以下PPSと略称する)
は、優れた耐熱性、耐薬品性、難燃性などを有している
のであるが、もろいという欠点がある。そのため通常は
ガラス繊維をはじめとする各種の補強材、充填材を配合
して機械的性質を高めると共に、さらに耐熱性を向上さ
せて実用に供されている。そしてこれら充填材を配合し
たPPSは、特徴を生かしてコネクター、プリント配線板
用基材、電子部品封止材などの電子・電気用途、自動車
用途、事務機器用途などに巾広く利用されている。しか
しながらこれら充填材とPPSの接着性がよくないため
か、吸湿時の電気特性が低下するという欠点があり、ま
た機械特性の発現が十分でないという問題点もある。こ
れらの欠点を改善する目的で各種のカップリング剤の使
用が提案されている。例えばアミド、スルファミド系シ
ラン(特開昭62-27459号公報)、パーフロロアルキル系
シラン(特開昭61-296063号公報)、二重結合とアミノ
基を有するシラン(特開昭61-285255号公報)、ポリシ
ラン化合物(特開昭59-206463号公報)、ハロシラン
(特開昭59-68370号公報)、メルカプトシラン(特開昭
59-31503号公報)、アミノシラン、3−ウレイドプロピ
ルトリメトキシシラン(特開昭58-65750号公報)、チタ
ネート系カップリング剤(特開昭56-102004号公報)な
どである。
は、優れた耐熱性、耐薬品性、難燃性などを有している
のであるが、もろいという欠点がある。そのため通常は
ガラス繊維をはじめとする各種の補強材、充填材を配合
して機械的性質を高めると共に、さらに耐熱性を向上さ
せて実用に供されている。そしてこれら充填材を配合し
たPPSは、特徴を生かしてコネクター、プリント配線板
用基材、電子部品封止材などの電子・電気用途、自動車
用途、事務機器用途などに巾広く利用されている。しか
しながらこれら充填材とPPSの接着性がよくないため
か、吸湿時の電気特性が低下するという欠点があり、ま
た機械特性の発現が十分でないという問題点もある。こ
れらの欠点を改善する目的で各種のカップリング剤の使
用が提案されている。例えばアミド、スルファミド系シ
ラン(特開昭62-27459号公報)、パーフロロアルキル系
シラン(特開昭61-296063号公報)、二重結合とアミノ
基を有するシラン(特開昭61-285255号公報)、ポリシ
ラン化合物(特開昭59-206463号公報)、ハロシラン
(特開昭59-68370号公報)、メルカプトシラン(特開昭
59-31503号公報)、アミノシラン、3−ウレイドプロピ
ルトリメトキシシラン(特開昭58-65750号公報)、チタ
ネート系カップリング剤(特開昭56-102004号公報)な
どである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上述のカップリング剤を使用することにより、吸湿時の
電気特性および機械特性は、ある程度改善されるのであ
るが未だ満足できるレベルには達していない。
電気特性および機械特性は、ある程度改善されるのであ
るが未だ満足できるレベルには達していない。
そこで本発明者らは鋭意検討した結果、すでにしられて
いる3−ウレイドプロピルトリメトキシシランに代え
て、一般式NH2CONH-R-Si-X3で表されるウレイドシラン
においてR中にアミノ基などの極性基を有するウレイド
シランを使用することにより、吸湿時の電気特性が大巾
に改善されることを見出し本発明に到達した。すなわち
本発明は、 A.ポリフェニレンスルフィド樹脂 B.充填材 および C.下記式で示されるウレイドシランを必須成分とするこ
とを特徴とするポリフェニレンスルフィド組成物を提供
するものである。
いる3−ウレイドプロピルトリメトキシシランに代え
て、一般式NH2CONH-R-Si-X3で表されるウレイドシラン
においてR中にアミノ基などの極性基を有するウレイド
シランを使用することにより、吸湿時の電気特性が大巾
に改善されることを見出し本発明に到達した。すなわち
本発明は、 A.ポリフェニレンスルフィド樹脂 B.充填材 および C.下記式で示されるウレイドシランを必須成分とするこ
とを特徴とするポリフェニレンスルフィド組成物を提供
するものである。
(ただしここでR2およびR3は炭素数1〜14のアルキレン
基、Yは−NR4−、−S−、−SO−、−SO2−または−O
−、R4はHまたは炭素数1〜10のアルキル基、Zは炭素
数1〜10のアルコキシ基またはハロゲン基を示す)。本
発明で使用するポリフェニレンスルフィド(以下PPSと
称する)とは、構造式 で示される繰返し単位を70モル%以上、より好ましくは
90モル%以上を含む重合体であり、上記繰返し単位が70
モル%未満では耐熱性が損なわれるため好ましくない。
PPSは一般に、特公昭45-3368号公報で代表される製造法
により得られる比較的分子量の小さい重合体と、特公昭
52-12240号公報で代表される製造法により得られる本質
的に線状で比較的高分子量の重合体等があり、前記特公
昭45-3368号公報記載の方法で得られた重合体において
は、重合後酸素雰囲気下において加熱することにより、
あるいは過酸化物等の架橋剤を添加して加熱することに
より高重合度化して用いることも可能であり、本発明に
おいてはいかなる方法により得られたPPSを用いること
も可能である。またPPSはその繰返し単位の30モル%未
満を下記の構造式を有する繰返し単位等で構成すること
が可能である。
基、Yは−NR4−、−S−、−SO−、−SO2−または−O
−、R4はHまたは炭素数1〜10のアルキル基、Zは炭素
数1〜10のアルコキシ基またはハロゲン基を示す)。本
発明で使用するポリフェニレンスルフィド(以下PPSと
称する)とは、構造式 で示される繰返し単位を70モル%以上、より好ましくは
90モル%以上を含む重合体であり、上記繰返し単位が70
モル%未満では耐熱性が損なわれるため好ましくない。
PPSは一般に、特公昭45-3368号公報で代表される製造法
により得られる比較的分子量の小さい重合体と、特公昭
52-12240号公報で代表される製造法により得られる本質
的に線状で比較的高分子量の重合体等があり、前記特公
昭45-3368号公報記載の方法で得られた重合体において
は、重合後酸素雰囲気下において加熱することにより、
あるいは過酸化物等の架橋剤を添加して加熱することに
より高重合度化して用いることも可能であり、本発明に
おいてはいかなる方法により得られたPPSを用いること
も可能である。またPPSはその繰返し単位の30モル%未
満を下記の構造式を有する繰返し単位等で構成すること
が可能である。
また、本発明で用いるPPSには、本発明の効果を損なわ
ない範囲で酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核剤、紫
外線防止剤、着色剤などの通常の添加剤および他種ポリ
マーを添加することができ、更に、PPSの架橋度を制御
する目的で、通常の過酸化剤および、特開昭59-131650
号公報に記載されているチオホスフィン酸金属塩等の架
橋促進剤または特開昭58-204045号公報、特開昭58-2040
46号公報等に記載されているジアルキル錫ジカルボキシ
レート、アミノトリアゾール等の架橋防止剤を配合する
ことも可能である。本発明で用いる充填材は無機あるい
は有機物のいずれであってもよく、またその形態は、繊
維状、粒状、その他のいかなる形状であってもよい。こ
のような充填材として例えば、ガラス繊維、シラスガラ
ス繊維、炭素繊維、シリカ繊維、アスベスト繊維、シリ
カ、アルミナ繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、窒
化ホウ素繊維、窒化ケイ素繊維、ジルコニア繊維、ホウ
素繊維、石コウ繊維、炭化ケイ素ウィスカ、チタン酸カ
リウムウィスカ、ケイ酸カルシウム繊維、その他の各種
セラミック繊維類、各種金属繊維類、アラミド繊維、ポ
リベンズチアゾール繊維、ポリベンズイミダゾール繊
維、シリカ、マイカ、ガラスビーズ、タルク、クレー、
ベントナイト、ワラステナイト、セリナイト、カオリ
ン、アスベスト、アルミナシリケート、ケイ酸カルシウ
ム、モンモリロナイト、アルミナ、塩化ケイ素、酸化マ
グネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、炭化ケイ素などが挙げ
られ、これらは中空であってもよい。これらの充填材は
1種または2種以上の混合物で使用される。本発明の組
成物において、これら充填材の配合量に特に制限はない
が、通常PPS 100重量部に対して充填材5〜400重量部が
好ましい。5重量部未満では機械強度、耐熱性の改善効
果が得られ難く、また400重量部を越えると溶融流動性
が低下して成形性が損なわれると共に、機械強度も低下
してしまう。本発明で用いるウレイドシランは、 一般式 (ただしここでR2およびR3は炭素数1〜14のアルキレン
基、YはNR4、−S−、−SO−、−SO2−または−O−、
R4はHまたは炭素数1〜10のアルキル基、Zは炭素数1
〜10のアルコキシ基またはハロゲン基を示す)で表され
る化合物である。本発明で用いられるウレイドシランと
して例えば、γ−(ウレイドメチル)アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−(2−ウレイドエチル)アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−(2−ウレイドエチ
ル)アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−(2−ウ
レイドエチル)アミノプロピルトリクロルシラン、γ−
(3−ウレイドプロピル)アミノプロピルトリメチルシ
ランなどが挙げられる。これらのウレイドシランは1種
または2種以上で使用される。また他のシラン化合物例
えば、アミノシラン、エポキシシラン、ビニルシラン、
ハロシランなどとの併用も可能である。本発明のこれら
ウレイドシランの配合量は特に制限はないが、通常充填
材に対して0.05〜10重量%が適当である。0.05重量%未
満では目的とする効果が得られにくく、10重量%を越え
ると改良効果が飽和に達して経済的に不利になるばかり
でなく、組成物の流動性を損なうので好ましくない。こ
れらのウレイドシランを配合する方法には特に限定はな
いが、例えば、一定pHに調整されたウレイドシランの溶
液(水溶液、有機溶媒溶液、水/有機溶媒混合溶液)に
充填材を浸漬後乾燥する方法、あるいは各種ミキサーに
よりウレイドシランと充填材を、あるいはPPSとウレイ
ドシランと充填材を混合し配合する方法などが挙げられ
る。本発明の組成物の調製手段には特に制限がなく、例
えば予めウレイドシランで処理した充填材とPPSを、あ
るいはウレイドシラン、充填材とPPSの3者をリボン羽
根型混合機、ドラム型回転混合機を用いて混合した後、
単軸押出機、多軸押出機またはニーダーなどにより溶融
混練する方法などが挙げられる。またウレイドシランで
処理した繊維状充填材のチョップドファイバー、チョッ
プドファイバーマット、連続長繊維マット、織物、編物
などにPPS粉末を散布するか、PPSスラリーを散布するか
またはPPSシートを積層し、これを加熱加圧一体化する
ことにより直接シート状の成形品または三次元賦形品を
製造することもできる。なお、このようにして得た繊維
状充填材強化PPSシートは銅箔などの金属箔をはり合せ
て用いるプリント配線板用基材として有用である。
ない範囲で酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核剤、紫
外線防止剤、着色剤などの通常の添加剤および他種ポリ
マーを添加することができ、更に、PPSの架橋度を制御
する目的で、通常の過酸化剤および、特開昭59-131650
号公報に記載されているチオホスフィン酸金属塩等の架
橋促進剤または特開昭58-204045号公報、特開昭58-2040
46号公報等に記載されているジアルキル錫ジカルボキシ
レート、アミノトリアゾール等の架橋防止剤を配合する
ことも可能である。本発明で用いる充填材は無機あるい
は有機物のいずれであってもよく、またその形態は、繊
維状、粒状、その他のいかなる形状であってもよい。こ
のような充填材として例えば、ガラス繊維、シラスガラ
ス繊維、炭素繊維、シリカ繊維、アスベスト繊維、シリ
カ、アルミナ繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、窒
化ホウ素繊維、窒化ケイ素繊維、ジルコニア繊維、ホウ
素繊維、石コウ繊維、炭化ケイ素ウィスカ、チタン酸カ
リウムウィスカ、ケイ酸カルシウム繊維、その他の各種
セラミック繊維類、各種金属繊維類、アラミド繊維、ポ
リベンズチアゾール繊維、ポリベンズイミダゾール繊
維、シリカ、マイカ、ガラスビーズ、タルク、クレー、
ベントナイト、ワラステナイト、セリナイト、カオリ
ン、アスベスト、アルミナシリケート、ケイ酸カルシウ
ム、モンモリロナイト、アルミナ、塩化ケイ素、酸化マ
グネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、炭化ケイ素などが挙げ
られ、これらは中空であってもよい。これらの充填材は
1種または2種以上の混合物で使用される。本発明の組
成物において、これら充填材の配合量に特に制限はない
が、通常PPS 100重量部に対して充填材5〜400重量部が
好ましい。5重量部未満では機械強度、耐熱性の改善効
果が得られ難く、また400重量部を越えると溶融流動性
が低下して成形性が損なわれると共に、機械強度も低下
してしまう。本発明で用いるウレイドシランは、 一般式 (ただしここでR2およびR3は炭素数1〜14のアルキレン
基、YはNR4、−S−、−SO−、−SO2−または−O−、
R4はHまたは炭素数1〜10のアルキル基、Zは炭素数1
〜10のアルコキシ基またはハロゲン基を示す)で表され
る化合物である。本発明で用いられるウレイドシランと
して例えば、γ−(ウレイドメチル)アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−(2−ウレイドエチル)アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−(2−ウレイドエチ
ル)アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−(2−ウ
レイドエチル)アミノプロピルトリクロルシラン、γ−
(3−ウレイドプロピル)アミノプロピルトリメチルシ
ランなどが挙げられる。これらのウレイドシランは1種
または2種以上で使用される。また他のシラン化合物例
えば、アミノシラン、エポキシシラン、ビニルシラン、
ハロシランなどとの併用も可能である。本発明のこれら
ウレイドシランの配合量は特に制限はないが、通常充填
材に対して0.05〜10重量%が適当である。0.05重量%未
満では目的とする効果が得られにくく、10重量%を越え
ると改良効果が飽和に達して経済的に不利になるばかり
でなく、組成物の流動性を損なうので好ましくない。こ
れらのウレイドシランを配合する方法には特に限定はな
いが、例えば、一定pHに調整されたウレイドシランの溶
液(水溶液、有機溶媒溶液、水/有機溶媒混合溶液)に
充填材を浸漬後乾燥する方法、あるいは各種ミキサーに
よりウレイドシランと充填材を、あるいはPPSとウレイ
ドシランと充填材を混合し配合する方法などが挙げられ
る。本発明の組成物の調製手段には特に制限がなく、例
えば予めウレイドシランで処理した充填材とPPSを、あ
るいはウレイドシラン、充填材とPPSの3者をリボン羽
根型混合機、ドラム型回転混合機を用いて混合した後、
単軸押出機、多軸押出機またはニーダーなどにより溶融
混練する方法などが挙げられる。またウレイドシランで
処理した繊維状充填材のチョップドファイバー、チョッ
プドファイバーマット、連続長繊維マット、織物、編物
などにPPS粉末を散布するか、PPSスラリーを散布するか
またはPPSシートを積層し、これを加熱加圧一体化する
ことにより直接シート状の成形品または三次元賦形品を
製造することもできる。なお、このようにして得た繊維
状充填材強化PPSシートは銅箔などの金属箔をはり合せ
て用いるプリント配線板用基材として有用である。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳述するなお、本
実施例中に用いた部、%の値は、特にことわりのない限
り各々重量部、重量%を示す。また実施例中の各物性測
定は下記の方法に準じて行った。
実施例中に用いた部、%の値は、特にことわりのない限
り各々重量部、重量%を示す。また実施例中の各物性測
定は下記の方法に準じて行った。
曲げ強度 ASTM D790 アイゾット衝撃強度(ノッチ付) ASTM D256 絶縁抵抗 ASTM D257 〔実施例1、比較例1〜4〕 〈ライトンPR-06〉(フィリップスペトロリアーム社製P
PS)、ガラス繊維、炭酸カルシウム(実施例3)、およ
びシラン化合物を第1表に示す割合で混合した後、押出
機にて溶融混練ペレット化した(温度280℃〜320℃)。
続いて得られたペレットを射出成形機(成形温度280℃
〜320℃、金型温度150℃)にて試験片を成形し、物性を
測定したところ第1表記載の結果が得られた。第1表の
結果から明らかなように、ウレイドシランを含有せしめ
た実施例1〜3の組成物は、他のシラン系カップリング
剤を含有させた比較例1〜4の組成物に比べて耐湿製
(プレッシャークッカー処理後の吸水率、絶縁抵抗)の
優れたものである。
PS)、ガラス繊維、炭酸カルシウム(実施例3)、およ
びシラン化合物を第1表に示す割合で混合した後、押出
機にて溶融混練ペレット化した(温度280℃〜320℃)。
続いて得られたペレットを射出成形機(成形温度280℃
〜320℃、金型温度150℃)にて試験片を成形し、物性を
測定したところ第1表記載の結果が得られた。第1表の
結果から明らかなように、ウレイドシランを含有せしめ
た実施例1〜3の組成物は、他のシラン系カップリング
剤を含有させた比較例1〜4の組成物に比べて耐湿製
(プレッシャークッカー処理後の吸水率、絶縁抵抗)の
優れたものである。
〔実施例2〕 〈ライトンV−1 〉(フィリップスペトロリアーム社
製PPS)、ガラス繊維、溶融シリカ、ウレイドシランを
第2表に示す割合で混合した後、実施例1と同様に溶融
混練/射出成形して試験片を作成し、物性測定したとこ
ろ、第2表記載の結果を得た。第2表から判るように本
発明の組成物は耐湿性(プレシャクッカー処理後の吸水
率、絶縁抵抗)および機械的特性に優れたものである。
製PPS)、ガラス繊維、溶融シリカ、ウレイドシランを
第2表に示す割合で混合した後、実施例1と同様に溶融
混練/射出成形して試験片を作成し、物性測定したとこ
ろ、第2表記載の結果を得た。第2表から判るように本
発明の組成物は耐湿性(プレシャクッカー処理後の吸水
率、絶縁抵抗)および機械的特性に優れたものである。
〔実施例3 比較例5〜7〕 第3表に示したシラン化合物のアルコール希釈後の水溶
液で処理したガラス繊維コンティニュアスストランドマ
ットに実施例1のPPS粉末を均一に散布し、320℃に加熱
した金型に供給して、圧縮成形した後、150℃まで冷却
して板状成形品を作成した。この試験片について常態お
よび2時間水中煮沸した後の絶縁抵抗をJIS C6481に基
づいて測定したところ第3表記載の結果が得られた。第
3表から明らかなように、ガラス繊維にウレイドシラン
で処理を施すことにより、吸湿時の電気絶縁性が著しく
改良されている。
液で処理したガラス繊維コンティニュアスストランドマ
ットに実施例1のPPS粉末を均一に散布し、320℃に加熱
した金型に供給して、圧縮成形した後、150℃まで冷却
して板状成形品を作成した。この試験片について常態お
よび2時間水中煮沸した後の絶縁抵抗をJIS C6481に基
づいて測定したところ第3表記載の結果が得られた。第
3表から明らかなように、ガラス繊維にウレイドシラン
で処理を施すことにより、吸湿時の電気絶縁性が著しく
改良されている。
〔発明の効果〕 本発明のポリフェニレンスルフィド組成物は、優れた耐
湿性および機械物性を有しており、電子・電気部品用途
を始めとして、各種用途に好適に使用される。
湿性および機械物性を有しており、電子・電気部品用途
を始めとして、各種用途に好適に使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−65750(JP,A) 特開 昭62−232457(JP,A) 特開 昭63−218761(JP,A) 特開 平1−101366(JP,A) 特開 昭57−172925(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】A.ポリフェニレンスルフィド樹脂 B.充填材 および、 C.下記式で示されるウレイドシランを必須成分とするこ
とを特徴とするポリフェニレンスルフィド組成物。 (ただしここでR2およびR3は炭素数1〜14のアルキレン
基、YはNR4−、−S−,−SO−、−SO2−または−O
−、R4は、Hまたは炭素数1〜10のアルキル基Zは炭素
数1〜10のアルコキシ基またはハロゲン基を示す)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62258577A JPH07107128B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | ポリフェニレンスルフィド組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62258577A JPH07107128B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | ポリフェニレンスルフィド組成物 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7109369A Division JP2576812B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 電気・電子部品用ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01193360A JPH01193360A (ja) | 1989-08-03 |
| JPH07107128B2 true JPH07107128B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=17322181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62258577A Expired - Fee Related JPH07107128B2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | ポリフェニレンスルフィド組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107128B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0828780B1 (en) * | 1996-04-02 | 2003-08-27 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Polyarylene sulfide and a composition thereof |
| JP5109736B2 (ja) * | 2008-03-13 | 2012-12-26 | 東レ株式会社 | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物からなる箱形成形体および箱形成形体部品 |
| JP2012188480A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Denso Corp | ポリフェニレンサルファイド樹脂の組成物、複合体およびそれらの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1222588A (en) * | 1981-09-10 | 1987-06-02 | Jennings P. Blackwell | Glass-filled polyarylene sulfide compositions containing organosilanes |
| JPH07742B2 (ja) * | 1986-04-03 | 1995-01-11 | 大日本インキ化学工業株式会社 | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP62258577A patent/JPH07107128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01193360A (ja) | 1989-08-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3624077B2 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JP2004149564A (ja) | 樹脂組成物 | |
| EP0401502B1 (en) | Glass-filled poly(arylene sulphide) compositions | |
| JPH07107128B2 (ja) | ポリフェニレンスルフィド組成物 | |
| JPH03231969A (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物及びその製造法 | |
| JP2576812B2 (ja) | 電気・電子部品用ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| JPH0541664B2 (ja) | ||
| JPH06207103A (ja) | 耐熱性ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JPH02196858A (ja) | 射出成形用ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| EP0255370B1 (en) | Polyarylene sulfide resin compositions, and articles manufactured therefrom | |
| JP2967356B2 (ja) | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物 | |
| KR101438862B1 (ko) | 폴리부틸렌테레프탈레이트 수지 조성물 및 이를 이용하여 제조된 성형품 | |
| JPH0641425A (ja) | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| JP6968321B1 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造方法 | |
| JPH09157525A (ja) | 精密成形用ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JP7309790B2 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造方法 | |
| JPS61296063A (ja) | ポリフエニレンサルフアイド樹脂組成物 | |
| JPH0641426A (ja) | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 | |
| JP2002188005A (ja) | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JP2002060621A (ja) | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JP2002188006A (ja) | ポリフェニレンサルファイド樹脂組成物 | |
| JP4013119B2 (ja) | 樹脂組成物および成形物 | |
| JPS6227459A (ja) | ポリフエニレンスルフイド樹脂組成物 | |
| JP3038794B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP4381544B2 (ja) | ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |