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JPH0710787B2 - アシル化ジケトン化合物の製造方法 - Google Patents
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JPH0710787B2 - アシル化ジケトン化合物の製造方法 - Google Patents

アシル化ジケトン化合物の製造方法

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JPH0710787B2
JPH0710787B2 JP28758885A JP28758885A JPH0710787B2 JP H0710787 B2 JPH0710787 B2 JP H0710787B2 JP 28758885 A JP28758885 A JP 28758885A JP 28758885 A JP28758885 A JP 28758885A JP H0710787 B2 JPH0710787 B2 JP H0710787B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エノルエステルの転位によりアシル化ジケト
ン化合物を製造する方法に関する。アシル化ジケトン化
合物として以後関係される化合物のタイプは一般式 をもつている。ここでRは、以後定義されるような群で
ある(そして一般には芳香族、脂肪族部分になる)。こ
のタイプの化合物は、例えば、化合物中間体、殺虫剤と
して有用であると多くの文献に記されている。ジケトン
群を含む分子の残部は一般に環状構造をもつている。こ
のタイプのアシル化ジケトン化合物は一般式 をもつている。ここでRは上に定義されたものであり、
nは2又は3である。環は置換されていないか、例え
ば、アルキル、アリール、アルキレンなどの基で1又は
それ以上の位置で置換されえる。
アシル化ジケトン化合物の製造に対する一法は欧洲特許
出願公告第90262号公報に開示されている。そして置換
ベンゾイルシアナイドと任意に置換した1,3−シクロヘ
キサンジオンの反応を含んでいる。反応は塩化亜鉛とト
リエチルアミンの存在で行われる。然しながら、そのよ
うな方法はある欠点を有している。ベンゾイルシアナイ
ドは幾分高価な試薬であり、シアン化水素が、アシル化
ジケトンの各モルに対し約1モルの量この反応で生成さ
れる。それ故高価でないそして更に容易に入手出来るア
シル化試薬で加えてシアン化水素のそのような量を生じ
ない試薬を使用して反応を行うことが望まれる。例え
ば、ベンゾイルクロライドはアシル化試薬の比較的低廉
な入手しやすいものである。然しながら、ベンゾイルク
ロライドは、ベンゾイルシアナイドに較べより強力なア
シル化試薬である、そして通常の触媒の存在で2カーボ
ニル基の間の炭素原子でアシル化しないで、むしろ直接
カーボニル基自体の一つを攻撃し、 タイプのエノルエステルを作る傾向がある。
アシル化環状ジケトン化合物が転位により、対応するエ
ノルエステルから生成されえることは、多くの文献から
知られている: 文献は、アシル化ジケトン化合物の種々の異つたタイプ
と、アシル化ジケトンへのエノルエステルの転位に対す
る、種々の触媒、或は促進剤を開示している。
例えば、AkhyemらSynthesisP.925−927(1978)は、1,3
−シクロヘキサンジオンのアシル化剤(特にアシルハラ
イド)との2段における反応によりアシル化シクロヘキ
サンジオンの生成を開示している。第1段において、ア
シルハライドはピリジンの存在でシクロヘキサンジオン
と反応され、エノルエステルを作る、それは塩化アルミ
ニウムの2モル過剰の存在で転位によりアシル化シクロ
ヘキサンジオンに転換される。この研究に使用されてい
るアシル化試薬は式RCOClをもち、Rは種々のアルキル
(即ち、メチル、エチル、プロピル)、フエニル、置換
フエニル、ベンジル、置換ベンジル基である。
TanabeらChem.Letters,P.1543-1546(1982)はアルキル
又はアルケニル−タイプのアシルハライドでのピロンの
アシル化による3−アシル−4−ハイドロキシ−2−ピ
ロンの生成と4−ジメチルアミノピリジンの触媒量を使
つて得られたエノルエステルの転位についての研究を記
している。
欧洲特許出願(Publication No.)123001号公報は、あ
るN−アルキルイミダゾール誘導体と同称、他のアミノ
ピリジン誘導体が、5−カルボキシレート置換基をもつ
ているアシル化シクロヘキサンジオンへのエノルエステ
ルの転位に対し適切な触媒であると開示している。
ソ連特許第784195号公報には、160−170℃で熔解酢酸ソ
ーダの存在で2−オレオイル−シクロヘキサン−1,3−
ジオンを生成するエノルエステルの転位を開示してい
る。欧洲特許出願(Publication No.)80301号公報は、
ルイス酸の存在における5−(ポリメチルフエニル)−
1,3−シクロヘキサンジオンのエノルエステルの対応す
るアシル化シクロヘキサンジオンへの転位を開示してい
る。使用されたアシル化試薬は、無水物、式RCOClのア
シルハライドを含んだ、ここでRは、アルキル、フルオ
ルアルキル、アルケニル、アルキニル、又はフエニルで
ある。
この発明は、転位がシアン化物源の存在で行われてい
る、エノルエステルの転位によるアシル化環状シケトン
化合物を製造する方法に関係する。
この発明は、一般反応 によつてエノルエステルの転位によりアシル化ジケトン
化合物を製造する方法に関連している。ここで、転位は
シアン化物源の存在で行われる。
更に詳しくは、(a)シアン化物源の触媒量と、エノル
エステルに関し、例えば、3級アミン、アルカリ金属炭
酸塩、或はアルカリ金属燐酸塩のような適度の塩基のモ
ル過剰の存在において、 (b)エノルエステルに関し、シアン化カリ、シアン化
リチウムの化学量論量と、環状クラウンエーテル或はそ
の非環状類似物の触媒量の存在、いずれかにおいて転位
が行われる。
この反応の生成物は一般式 をもつている。ここでRは、種々のアルキル、アルケニ
ル、アリール(例えば、フエニル、置換フエニル)、フ
エナルキル(例えば、任意に置換されたベンジル、フエ
ネチルなど)、他の置換基、例えば上記に記した文献に
述べられたものでありえる。
ジケトンは環状化合物であるように、分子の残部は2つ
のカルボニル基の炭素原子を結合している原子の鎖を含
んでいる。もつとも好ましくは、ジケトンはカルボサイ
クリツク化合物である。ジケトンの好ましい型は、シク
ロペンタンジオンとシクロヘキサンジオンであり、それ
らはアルキル、アリル及び他の置換基グループにより環
上の数ケ所で置換されえる。最も好ましいものはアルキ
ル基により任意に置換された1,3−シクロヘキサンジオ
ンである。
生成物の特に好ましいクラスはジケトンがシクロヘキサ
ンジオンで、アシル化グループが置換ベンゾイルである
ものである。即ち、Rは置換フエニルである。一般に、
これらの化合物は式 をもつている。ここで、R1,R2,R3,R4,R5及R6は夫々水素
或はC1からC6のアルキル(好ましくはC1からC4のアルキ
ル)、或は、R1,R2及びR3であり、RaはC1からC4のアルキル、任意に2から5メチ
ル基により置換されたフエニル;であり又はR1とR2、R3
とR4は一緒になつたC3からC6のアルキレン(そのような
化合物はスピロ構造をもつ)である。R7はハロゲン(ク
ロリン、ブロミン、ヨード、フロリン);シアノ;C1
らC4のアルキル;C1からC4のハロアルキル(好ましくは
トリフルオルメチル);RkがC1からC4のアルキルでnが
好ましくは0,1又は2であるRkS(O)n;C1からC4のアル
コキシ(好ましくはメトキシ);或はニトロである。
R8,R9及びR10は夫々水素;ハロゲンを含む置換基;C1
らC4のアルキル;C1からC4のアルコキシ;トリフルオル
メトキシ;シアノ;ニトロ;C1からC4のハロアルキル;C1
からC4のアルキルチオ;フエノキシ;或は置換基がハロ
ゲン、ハロメチル或は両者である置換フエノキシ;nが0.
1又は2で、RbがC1からC4のアルキル、C1からC4のハロ
アルキル、フエニル、或はベンジルであるRbS(O)n;R
cがC1からC4アルキルである とReが夫々水素、或はC1からC4のアルキルである−NRdR
e;Rfが水素、C1からC4のアルキル、C1からC4のハロアル
キル、又はC1からC4のアルコキシであるRfC(O)−;Rg
とRhが、夫々水素、C1からC4のアルキルであるSO2NRgRh
である。或はR8とR9は一緒になつてフエニル環の2つの
となりの炭素原子で環構造を作つている。
シクロヘキサン又はフエニル環、或は両者のいずれかに
種々の置換基をもつこのタイプの化合物は、以下の文書
に開示されている。欧洲特許出願(Publication No.)9
0262号公報;以下の係属中の米国特許出願、これらはす
べてWilliam I.Michaelyらのもので、これと共に譲渡人
に譲渡されているそして“ある2−(2−置換ベンゾイ
ル)−1,3−シクロヘキサンジオン”と表題されてい
る、1984年7月31日出願の出願番号第634,408号;1984年
8月17日出願第640,791号;1985年7月8日出願第752,70
2号;1985年9月5日出願第722,593号である。この譲渡
人に譲渡された以下の米国特許出願は1984年12月20日に
出願された、Charles G.Carterの“ある2−(2−ニト
ロベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン”と表題
された出願番号683,900号;同人の“ある2−(2′−
シアノベンゾイル)1,3−シクロヘキサンジオン”と表
題された出願第683,899号;Charles G.Carterらの“ある
2−(2′−置換ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサン
ジオン”と表題された出願第683,898号;Charles G.Cart
erの“ある2−(2′−アルキルベンゾイル)−1,3−
シクロヘキサンジオン”と表題された出願第683,884号
である。(これら全ての特許出願は除草剤的化合物に関
係している)。そして日本曹達会社の日本特許出願(Pu
blication Nos.)51/13750、51/13755がある。これらは
除草剤に対する中間体として、このタイプのいくつかの
化合物を、開示している。これら文書の開示はこれによ
りここに含まれている。
この合成法が応用されえるある他の化合物は、係属中の
米国特許出願に開示されている。それはDavid L.Leeら
の1985年8月26日出願された出願番号764,110号、“あ
る2−(2−置換フエニルアセチル)−1,3−シクロヘ
キサンジオン”、David L,Leeらの1984年12月20日出
願、出願番号683,883号“ある2−(2′−置換ベンゾ
イル)−1,3−シクロヘキサンジオン”である。化合物
は、“基礎と先行技術”の表示下にのべた文献に開示し
た。
この発明の転位方法はシアン化物源の存在で行われる。
“シアン化物源”なる語は転位状態下シアン化水素或は
シアナイドアニオンよりなる、又は発生する物質に関与
している。ここに2つの主要な実施態様がある。
1つの実施態様において、方法はシアナイドアニオンの
源、又はシアン化水素の源の触媒量の存在において、エ
ノルエステルに関し、適度の塩基のモル過剰と共に行わ
れる。
好ましいシアナイド源はシアン化ソーダ、シアン化カリ
のようなアルカリ金属シアン化物;アセトン或はメチル
ブチルケトンシアンヒドリンのようにアルキル基におい
て1から4の炭素原子をもつメチルアルキルケトンのシ
アンヒドリン;アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド
などのようなC2からC5の脂肪酸アルデヒドのシアンヒド
リン;ベンズアルデヒドのシアンヒドリン;シアン化亜
鉛;トリ(低アルキル)シリルシアナイド、特にトリメ
チルシリルシアナイド;シアン化水素自体である。シア
ン化水素は、もつとも利点があると考えられる、比較的
反応が早く、高価でないからである。それは液状又はガ
ス状で使用しえる;ガスとして使用するとき、それは市
販の供給者から購入される、或は金属シアン化物と酸と
の反応によりその場所で発生される。シアンヒドリンの
中で、好ましいシアン化物源はアセトンシアンヒドリン
である。
この実施態様において、シアン化物源はエノルエステル
を基準に約50モル%までの量使用される。小規模におい
て、約40℃で反応の条件にかなう速度を生じるよう、約
1モル%のような少量において使用されえる。大規模反
応は約2モル%の僅かに高い触媒水準でもつと再現性の
ある結果をえる。一般に、シアン化物源の約1から10モ
ル%が好まれる。
この実施態様において、エノルエステルに関し、適度の
塩基のモル過剰で行われる。“適度の塩基”なる語によ
り、塩基としての活性又は強さが水酸化物のような強い
塩基(それはエノルエステルの加水分解を生じる)と重
炭酸塩のような弱い塩基(効果的に機能しない)との間
にある塩基として作用する物質を意味している。この実
施態様における使用に適した適度の塩基は、3級アミン
のような有機塩基、アルカリ金属カーボネート、及びホ
スフエイトのような無機塩基両者を含んでいる。適切な
3級アミンは、トリエチルアミンのようなトリアルキル
アミン、トリエタノールアミンのようなトリアルカノー
ルアミン及びピリジンを含む。適切な無機塩基は、炭酸
カリ、燐酸ナトリウムを含んでいる。
塩基はエノルエステルのモル当り約1から約4モル、好
ましくは約2モル量使用される。
シアン化物源がアルカリ金属シアン化物、特にシアン化
カリであるとき、相間移動触媒が反応に含まれえる。特
に好ましい適切な相移動触媒はクラウンエーテルであ
る。
種々の溶媒がこの方法に使用されえる、それは酸クロラ
イドの性質とアセチル化生成物の性質に依存する。この
反応に対する好ましい溶媒は、1,2−ジクロルエタンで
ある。反応物或は生成物に依存して使用しえる他の溶媒
は、トルエン、アセトニトリル、メチレンクロライド、
酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)を含んでいる。
一般に、反応物、シアン化物源の性質によつて、転位は
約80゜迄の温度で行われる。ある場合には、例えば、過
剰の副生成物生成の可能な問題のあるとき(例えば、オ
ルト−シアノベンゾイルハライド、及びシアン化物源と
してのアルカリ金属シアン化物或はアセトンシアンヒド
リンを使用するとき)、温度は最高約40℃に保たれるべ
きである。
この方法の第2の主要な実施態様において、シアン化カ
リ又はシアン化リチウムがシアン化物源として奉仕す
る。しかし、別の塩基を使用することなく、エノルエス
テルに関し化学量論的量で使用される。シアン化物源
は、クラウンエーテル或はそれらの非環状類似物である
相間移動触媒の触媒量と共に使用される。
この実施態様における好ましいシアン化物源はシアン化
カリである。この源に対する好ましいクラウン−エーテ
ルは18−クラウン−6である。シクロヘキサン−18−ク
ラウン−6、ジベンゾ−18−クラウン−6のような他の
ヘキサデンテイト化合物、非環状化合物ペンタエチレン
グリコールジエチルエーテルも適切である。
シアン化リチウムに対し、15−クラウン−5−が適して
いる。
この実施態様において、別の塩基は必要でなく、使用さ
れない。
この実施態様は一般タイプの化合物の生成に対し適して
いるが、特に温和な状態が利点であるところ、或はフエ
ニル環にオルト−シアノ置換基をもつベンゾイル化され
たシクロヘキサンジオンの合成におけるように、副産物
を最少にする必要があるところでの使用に対し特に満足
であると発明されている。方法のこの実施態様は室温で
行われる最初の実施態様に類似の溶媒が使用される;ア
セトニトリルが好まれる。
いずれの実施態様による方法も出発物質としてエノルエ
ステルを使用して、或はジケトンとアシル化剤の反応に
よる例に対し、その場所でエノルエステルの発生で行わ
れる。ここで使用されているように“エノルエステル”
なる語は、カルボン酸のエノルエステルに関連してい
る。
方法のいずれかの実施態様において出発物質としてエノ
ルエステルが利用されているとき、例えば、アシルハラ
イドとジケトン物質のアシル化を含め、それは既知の方
法のいずれによつても合成されえる。
アシル化剤とジケトン(例えば、置換されたベンゾイル
ハライドのようなアシルハライドとシクロヘキサンジオ
ンのようなジケトン)で出発している、この発明による
アシル化ジケトンの生成は、中間体エノルエステルを単
離して又は単離しなくて、有利に行われる。2段階で行
つたとき、アシルハライド又は他のアシル化剤とジケト
ンは、トリエチルアミンのような適度の塩基の存在で反
応される。エノルエステルは、既知の技術、例えば酸と
塩基で反応物生成溶液を洗浄する飽和食塩水で洗浄する
乾燥するにより反応生成物混合から単離される。異つた
溶媒が第2段階エノルエステルをアシル化ジケトンへの
転位に使用されているときそのような技術は利点があ
る。それから乾燥エノルエステルは、アセトニトリル、
1,2−ジクロルエタンのような適切な溶媒と混合され、
最終生成物を生じるように適温で適度の塩基又はクラウ
ンエーテルいずれかと、シアン化物源の適量と、使用さ
れる実施態様に従つて接触される。
代りに、エノルエステルは、反応生成物に保持されるそ
して第2段階は(同じ溶媒を使つて)シアン化物源と必
要なら付加的塩基を加えることにより、アシル化ジケト
ンを生成するように行われる。
別の方法変型において、アシル化ジケトン生成物は、使
用される実施態様により、適度の塩基或はクラウンエー
テルの適量と、シアン化物源の適量の存在で、ジケトン
とアシルハライド、又は他のアシル化剤を反応すること
により、エノルエステルのその場所での生成と転位を経
て、1段階で得られる。
エノルエステルの単離をしてもしなくても匹敵する収率
がえられる。
アシル化ジケトン生成物は、最初に記された実施態様
で、塩の形でこの反応からえられる。望まれるアシル化
ジケトンは酸性にすること、そして若し必要なら適当な
溶媒で抽出することによりえられる。ある場合には、生
成物はアシルハライドに対応しているカルボン酸の少量
で汚染される;そのような副産物は酸性化した生成物溶
液をうすい苛性ソーダ水溶液又は他の適当な塩基と接触
することにより、酸の塩を作つて除去される。第2の実
施態様でアシル化ジケトンはそれ自体えられる。
この発明の方法の実施は以下の例で説明されている。
例1 エノルエステルの転位 実験系は種々のシアン化物と溶媒を利用して、エノルエ
ステルの転位により、2−(2′,3′,4′−トリクロロ
ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオンの生成が行
われている。一般的処置は次のようである:エノルエス
テル(トリエチルアミンの存在で、2,3,4−トリクロル
ベンゾイルクロライドの1,3−シクロ−ヘキサンジオン
との反応により合成)が示された溶媒の10mlにとかさ
れ、示された触媒の10モル%とトリエチルアミンの140
モル%(両者エノルエステルに関しての量である)が加
えられた。混合物は周囲の温度に保たれ、反応は4−18
時間行われた。反応混合物は、水で薄められ、溶媒は減
圧下に蒸留により除かれた。えられた水混合物は、撹拌
して6N−HClを徐々に加え約pHに酸性化した。えられた
固体は過により採取され、75℃で恒量に乾燥された。
出発物質の純度に対し調整されていない粗アシル化ジケ
トン生成物の収量は表−1に与えられている。
例2 エノルエステルの単離なしでアセチルジケトンの
合成 この例は、中間体エノルエステルの単離なしで、1段階
でアシルハライドとジケトンから出発している方法を説
明している。処置は次のようであつた: フラスコに1,3−シクロヘキサンジオン3.0g(0.027mol
e)、示された溶媒15ml、NaCN10モル%(中間体エノル
エステルに関し)がおかれた。反応混合物は窒素で覆わ
れ、室温に保持された。それから(エノルエステルにも
とづき)300mole%トリエチルアミンが加えられ、混合
物は室温を保持された。それから(ジオンに関し)100m
ole%の2,3,4−トリクロルベンゾイルクロライドが混合
物に加えられた。混合物は周囲の温度に保持され、反応
は約24時間行われた。生成物は例1の様に回収された。
粗生成物収量8.04g(理論値の93.2%、出発物質の純度
に対し調整されていない。) 例3−6 実験の系は例2に記されたものと類似に行われた、しか
し異つた触媒と溶媒を使用している。同じ反応物が使用
されている。全ての触媒は中間体エノルエステルにもと
づき、10mole%使用された。表−2は出発物質の純度に
対し調整されていない収量で、これらの実験の結果を含
んでいる。
例7 この例も、中間体エノルエステルの単離なしでの方法の
実施を示している。
フラスコに1,3−シクロヘキサンジオン15g(0.13mol
e)、1,2−ジクロルエタン75ml、アセトンシアンヒドリ
ン0.24ml(エノルエステルにもとづき2mole%)が加え
られた。物質は窒素気流下におかれ、フラスコは氷浴に
おかれた。
それから、順次トリエチルアミン54.36ml(34.96g、0.3
9mole)、1,2−ジクロルエタン125mlにとかした2,3,4−
トリクロルベンゾイルクロライド32.86g(0.13mole)が
加えられたアミンとベンジルクロライドの両者の添加が
完了されたとき、反応混合物の温度は40℃に上昇した。
混合物は2時間反応された。この時間の終りに高圧液体
クロマトグラフでの検査は望まれた生成物の84.6面積%
を示した。残りの大部分は未反応シクロヘキサンジオン
であつた。
それから、反応混合物は冷され、水100mlで稀釈され、
9.8のpHが3M硫酸の添加で2.8に調節された。その間沈殿
をはじめる固体を再溶解するため、このステツプの間に
1,2−ジクロルエタン100mlが更に加えられた。混合物
は、水相と有機相にわけられ、水相(約200ml)はpH2.6
であつた。
有機相は水洗され、再び相は分離された(水相はpH4で
あつた)。それから有機相は2.5N苛性ソーダ水溶液の2
部で洗われ、再び相は各洗浄後分離された。水相は夫々
pH10.7、pH12.8をもつた。有機相は再び100ml水で洗浄
された。
上の分離ステツプからえた水相の全はあつめられ、3M硫
酸で酸性化されpH価は2.1に減じられた。一緒にされた
水相は氷浴中で低温にたもたれた。固体が溶液から沈降
し、過により集められた。固体は真空オーブンで恒量
に乾燥され、乾燥生成物39.19gをえた、mp150−151℃、
生成物の構造は高圧液体クロマトグラフ分析により既知
サンプルとの比較で確認された。
例8 2−プロパノイル−1,3−シクロヘキサンジオン
の生成 メチレンクロライド15mlにおけるトリエチルアミン3.8m
l(0.027mole)、1,3−シクロヘキサンジオン3.0g(0.0
27mole)の混合物に、撹拌そして室温水浴において冷却
しながら、プロピオニルクロライド2.3ml(0.027mole)
を滴下された。4時間周囲の温度で撹拌を続けたあと、
更にトリエチルアミン7.5ml(0.054mole)とアセトンシ
アンヒドリン0.25ml(エノルエステルに関し10mole%)
が加えられた。混合物は周囲の温度で晩中撹拌され、そ
れから水でうすめられ、6NHClで酸性にされた。相は分
離された、そして水相はメチレンクロライドで抽出され
た。有機相は一緒にし、無水芒硝上で乾燥され、減圧下
に濃縮され、固体液体の混合物として、粗生成物4.68g
をえた。粗生成物はメチレンクロライドに溶され、2,5N
苛性ソーダで抽出され次いで水により抽出された。水相
は一緒にして6NHClで酸性化され、メチレンクロライド
で抽出された。有機抽出物は無水芒硝で乾燥され、減圧
下に濃縮され、油状生成物3.8gをえた(理論値の84
%)。生成物の構造は赤外分光、核磁気共鳴、マススペ
クトルで確認された。
例9と10 これらの例はCharles G.Carterの1984年12月20日に出願
された米国特許出願第683,900号“ある2−(2−ニト
ロベンゾイル−1,3−シクロヘキサンジオン”に記され
た化合物の製造を説明している。
例9 2−(2′−ニトロベンゾイル)−1,3−シクロ
ヘキサンジオン 2−ニトロベンゾイルクロライド(5.0g、0.027mole)
とシクロヘキサンジオン(3.0g0.027mole)がメチレン
クロライドに溶された。トリエチルアミン(4.9ml、0.0
35mole)が滴下され、得られた溶液は1時間撹拌され
た。溶液は2NHCl、水、5%炭酸ソーダ溶液、飽和食塩
水で洗浄され、無水硫酸マグネシウム(MgSO4)上で乾
燥され、真空下で濃縮された。残査は20mlアセトニトリ
ルにとかされた。トリエチルアミン(1当量)とシアン
化カリ(40mole%)が加えられ、溶液は室温で1時間撹
拌した。エーテルで稀釈後、溶液は2NHClで洗浄され、
5%炭酸カリ溶液で抽出された、水性抽出相は酸性化さ
れ、エーテルが加えられた。得られた混合物の過は望
む生成物(m.p132−135℃)3.2gをえた。それは核磁気
共鳴、赤外、マススペクトルで確認された。
例10 2−(2′−ニトロベンゾイル)−5,5−ジメチ
ル−1,3−ジクロヘキサンジオン トリエチルアミン(3.4ml、0.025mole)が2−ニトロベ
ンゾイルクロライド(3.5g、0.019mole)と5.5−ジメチ
ル−シクロヘキサンジオン(2.4g、0.019mole)のメチ
レンクロライド溶液に滴下された。室温で1時間撹拌
後、更にトリエチルアミンの3頭領と0.4mlアセトンシ
アンヒドリンが加えられた。溶液は2.5時間撹拌され、
それから2NHClで洗浄、5%炭酸カリで抽出された。塩
基性抽出相は2NHClで酸性化され、エーテルで抽出され
た。エーテル部は飽和食塩水で洗浄、無水MgSO4で乾
燥、真空下に濃縮した。残査はエチルアセテートから再
結晶され、望みの化合物(m.p.130−133℃)2.0gをえ
た。それは核磁気共鳴、赤外、マススペクトロスコピー
で確認された。
例11 2−(2′−シアノベンゾイル)−4,4−ジメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオン この例は、1984年12月20日出願されたCharles G.Carter
の米国特許出願第683,899号“ある2−(2′−シアノ
ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン”に記され
た化合物の製造を説明している。2−シアノベンゾイル
クロライド(3.9g、0.024mole)と4,4−ジメチル−1,3
−シクロヘキサンジオン(3.3g、0.024mole)がメチレ
ンクロライド75mlに溶された。トリエチルアミン(5.0m
l、0.036mole)が滴下され、得られた溶液は室温で1時
間半撹拌した。溶液は水、2NHCl、5%炭酸カリ(K2C
O3)溶液、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで
乾燥、真空下に濃縮した。残査は20mlアセトニトリルに
とかされた。トリエチルアミン(4.4ml、0.032mole)と
アセトンシアンヒドリン(5滴)が加えられ、溶液は2N
HClで洗浄、5%K2CO3で抽出された。水相は濃塩酸で酸
性とされ、エーテルで抽出された。エーテルは水、飽和
食塩水で洗浄、MgSO4で乾燥され、真空下に濃縮され
た。残査はシリカゲルクロマトグラフイで精製され、粘
稠油1.2gをえた。核磁気共鳴、赤外、マススペクトロス
コピイにより目的物と確認された。
例12 2−(2′−メチルチオベンゾイル)−4,4,6−
トリメチル−1,3−シクロヘキサンジオン この例は、ここに同時に出願された、Charles G.Carter
らの米国特許出願第683,898号“ある2−(2′−置換
ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン”に記され
た化合物の製造を説明している。
2−メチルチオベンゾイルクロライド(7.2g、0.039mol
e)と4,4,6−トリメチルシクロヘキサンジオン(5.0g、
0.039mole)がメチレンクロライドに溶された。トリメ
チルアミン(7.0ml、0.050mole)が滴下され、溶液は1
時間室温で撹拌された。溶液は2N−HCl、5%K2CO3、飽
和食塩水で洗浄、MgSO4で乾燥し、真空下に濃縮され
た。残査はアセトニトリル20mlに溶かされ、トリエチル
アミン(2.5当量)とアセトンシアンヒドリン(0.4ml)
が加えられ、45分室温で溶液は撹拌された。エーテルで
うすめた後、溶液を2NHClで洗浄、5%K2CO3で抽出し
た。水相抽出物はHClで酸性にされ、エーテルで抽出し
た。エーテルは食塩水で洗浄、MgSO4で乾燥、真空下に
濃縮した。残査はエーテルでの粉砕により純化された。
粘稠油5.0gをえた。核磁気共鳴、赤外、マススペクトロ
スコピイにより目的物であると確認された。
例13 2−(4′−ブロム−2′−トリフルオルメチル
ベンゾイル)−4,4,6−トリメチル−1,3−シクロヘキサ
ンジオン この例は、1984年12月20日出願のCharles G.Carterの米
国特許出願第673,884号“ある2−(2−アルキルベン
ゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン”に記された化
合物の製造を説明している。
4−ブロム−2−トリフルオルメチルベンゾイルクロラ
イド(4.3g、0.015mole)と4,4,6−トリメチル−1,3−
シクロヘキサンジオン(2.3g、0.015mole)がメチレン
クロライド100mlに溶された。溶液は氷浴で冷され、10m
lのメチレンクロライドにとかしたトリエチルアミン
(2.1ml、0.015mole)が滴下された。それから氷浴がの
ぞかれ、溶液は室温で30分撹拌された。溶液は2NHCl、
5%K2CO3、飽和食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥し、
真空下に濃縮された。残査(5.1g)は20mlアセトニトリ
ルに溶かされ、トリエチルアミン(3.5ml、0.025mole)
と0.4mlのアセトンシアンヒドリンが加えられた。溶液
は室温で2時間撹拌されたその間乾燥管(カルシウムサ
ルフエト)により保護されていた。エーテルでうすめた
後、溶液は2NHClで洗浄し、5%K2CO3で抽出された。水
相抽出液は濃塩酸で酸性とされ、エーテルで抽出、エー
テル相を食塩水で洗浄、MgSO4で乾燥、真空下に濃縮し
た。得られた油はシリカゲルカラム(80:20:1ヘキサ
ン:エチルアセテート:アセチツクアシツドー溶出液)
で精製し粘稠油1.5gをえた。核磁気共鳴、赤外、マスス
ペクトロスコピにより確認した。
例14 2−(4′−クロルベンゾイル)−5,5−ジメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオン この例はシアン化物源として(シアン化ソーダと硫酸と
の反応により発生した)シアン化水素を使用する方法を
説明している。
5,5−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオン(7.01g、
0.05mole)、アセトニトリル(80ml)、トリメチルアミ
ン(21ml、0.15mole)がフラスコに入れられ窒素気流下
に置かれた。アセトニトリル(20ml)における4−クロ
ルベンゾイルクロライド(6.4ml、0.05mole)溶液か15
分にわたり加えられ、その間周囲の温度の水浴で冷却
し、撹拌した。表面下ガス送入管により結合された別の
反応容器に、水(10ml)に硫酸(0.25g、0.0025mole)
を含む溶液が、85℃で水130mlにシアン化ソーダ(0.25
g、0.005mole)をとかした溶液に、10分間で加えられ
た。その間撹拌をつづけ第2の反応器を通して第1の反
応器にゆるく窒素を通す。第1の反応器はそれから加熱
され、反応が完結するまで約2時間40℃で撹拌された。
反応混合物は水60mlでうすめ、6NHCl、40mlで徐々に酸
性とする、この場合生成物の析出を生じる。約5分撹拌
後、固体生成物は過により採取され、水洗、乾燥し、
融点134−134.5℃の灰白色固体11.85g(理論収量値の8
5.0%)をえた。
例15 2−(4′−クロルベンゾイル)−5,5−ジメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオン この例はシアン化物源として、トリ低級アルキルシリル
シアナイドを使用する方法を説明している。
5,5−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオン(7.01g、
0.05mole)、アセトニトリル(80ml)、トリエチルアミ
ン(21ml、0.15mole)がフラスコに入れられ、窒素気流
下に置かれた。アセトニトリル(20ml)における4−ク
ロロベンゾイルクロライド(6.4ml、0.05mole)の溶液
が、15分間で加えられた。その間周囲温度の水浴で冷却
され、撹拌されている。トリメチルシリルシアナイド
(0.33ml、2.55mmole)が加えられ、反応が完結するま
で、約3時間40℃で熱せられ撹拌された。
反応混合物は160mlの水でうすめられ6NHCl溶液40mlで酸
性とされた、その間生成物の沈降が生じる。10分間撹拌
後、生成物は過により採取され、水洗、乾燥して融点
135−134.5℃の灰白色固体13.2g(理論収量の95.0%)
をえる。
例16 2−(2′−シアノベンゾイル)−1,3−シクロ
ヘキサンジオン この例は、シアン化カリとクラウンエーテルの化学量論
量を使う方法の第2の実施態様の説明である。
2−シアノベンゾイルクロライドと1,3−シクロヘキサ
ンジオンの反応によりえたエノルエステル1.2g(0.005m
ole)、シアン化カリ(0.3g、0.005mole)、18−クラウ
ン−6(0.1g、0.0005mole)及10mlアセトニトリルがフ
ラスコに入れられた。混合物は30分室温で撹拌され、そ
れから300ml水に注がれた。pHは濃HClで約6に注意深く
調節された;それから溶液は200ml酢酸エチルで抽出さ
れた。これはかわるがわる重炭酸ソーダの飽和溶液300m
lで抽出された。重曹抽出液は濃HClでpH3に酸性化され
酢酸エチル200mlで抽出された。得られた溶液は芒硝で
乾燥し、ストリツプし、オレンジ−褐色の油として目的
物0.7g(理論量の58%)をえた。構造は赤外、核磁気共
鳴、マススペクトロスコピにより確認された。
例17 2−(4′−クロルベンゾイル)−5,5−ジメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオン この例は、塩基として金属炭酸塩を使用している方法を
説明している。
5,5−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオン(3.50g、
0.025mole)、炭酸カリ(10g)、シアン化カリ(0.2
g)、ジメチルホルムアミド(40ml)がフラスコに入れ
られ、窒素気流下におかれている。p−クロルベンゾイ
ルクロライド(3.5ml、0.025mole)が滴下された。混合
物は3時間40℃でそして2時間70℃で撹拌された。
反応混合物はメチレンクロライドでうすめられ、3NHCl
溶液で酸性とされた。有機相は水洗し、2.5NNaOH溶液で
抽出、塩基性抽出相は3NHCl溶液で酸性とされ、析出生
成物は過によりあつめられ、水洗され、乾燥し、粗生
成物5.46g(理論量の78.0%)をえた。高感度液体クロ
マトによる生成物の分析は2−(4′−クロルベンゾイ
ル)−5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオンの63
重量%であると示した。p−クロルベンゾイツクアシツ
ドがただ一つの主たる不純物であつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 323/22 // B01J 27/26 X 9342−4G 31/02 102 X 8017−4G C07B 61/00 300

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の一般式で表される部分を有するエノ
    ルエステル (ここで、Rはアルキル、アルケニル、アリール又はフ
    ェナルキルである) の転位により、以下の一般式で表される部分を有するア
    シル化環状ジケトン化合物 (ここで、Rはアルキル、アルケニル、アリール又はフ
    ェナルキルである) を製造する方法であって、該転位がシアン化物源と塩基
    或は環状クラウンエーテル又はその非環状類似物との存
    在下で行われ、ここで該シアン化物源が転位条件下でシ
    アン化水素、シアナイドアニオン又はそれらの組合せよ
    りなるか、或はシアン化水素、シアナイドアニオン又は
    それらの組合せを発生する、方法。
  2. 【請求項2】前記転位が以下のいずかれの存在下で行わ
    れる、特許請求の範囲第1項記載による方法: (a)触媒量の前記シアン化物源、及び前記エノルエス
    テルに関しモル過剰量の適度の塩基、ここで該適度の塩
    基は、その活性又は強さが、エノルエステルの加水分解
    を生じる強い塩基と、効果的に機能しない弱い塩基との
    間にある;又は (b)前記エノルエステルに関し化学量論量のシアン化
    カリ又はシアン化リチウム、及び触媒量の前記環状クラ
    ウンエーテル又はその非環状類似物。
  3. 【請求項3】前記シアン化物源、及び前記エノルエステ
    ルに関して過剰の適度の塩基の存在下で転位が行われ、
    ここで該シアン化物源がアルカリ金属シアン化物、シア
    ン化亜鉛、1から4炭素原子のアルキル基をもつメチル
    アルキルケトンのシアンヒドリン;ベンズアルデヒドシ
    アンヒドリン;2から5の炭素原子をもつ脂肪族アルデヒ
    ドのシアンヒドリン;トリ(低級アルキル)シリルシア
    ン化物或はシアン化水素である、特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載による方法。
  4. 【請求項4】前記シアン化物源が、シアン化水素であ
    る、特許請求の範囲第3項記載による方法。
  5. 【請求項5】前記シアン化物源が、シアン化ナトリウム
    である、特許請求の範囲第3項記載による方法。
  6. 【請求項6】前記シアン化物源が、シアン化カリであ
    る、特許請求の範囲第3項記載による方法。
  7. 【請求項7】前記シアン化物源が、アセトンシアンヒド
    リンである、特許請求の範囲第3項記載による方法。
  8. 【請求項8】前記シアン化物源が、前記エノルエステル
    にもとづいて約1から約10モルパーセントの量で使用さ
    れる、特許請求の範囲第3項記載による方法。
  9. 【請求項9】前記適度の塩基が、3級アミン、アルカリ
    金属炭酸塩、又はアルカリ金属燐酸塩である、特許請求
    の範囲第3項記載による方法。
  10. 【請求項10】前記適度の塩基が、トリアルキルアミン
    である、特許請求の範囲第3項から第9項記載のいずれ
    かによる方法。
  11. 【請求項11】前記適度の塩基が、トリエチルアミンで
    ある、特許請求の範囲第3項から第10項記載のいずれか
    による方法。
  12. 【請求項12】前記塩基がエノルエステルの1モルに対
    し、約1から約4モルの量で使用される、特許請求の範
    囲第3項から第11項記載のいずれかによる方法。
  13. 【請求項13】前記転位が、エノルエステルに関し化学
    的量論量のシアン化カリ又はシアン化リチウムと、触媒
    量の環状クラウンエーテル又はその非環状類似物との存
    在下で行われる、特許請求の範囲第2項記載による方
    法。
  14. 【請求項14】前記アシル化ジケトン化合物が、シクロ
    ヘキサンジオンの誘導体である、特許請求の範囲第1項
    記載による方法。
  15. 【請求項15】前記アシル化ジケトン化合物が、1,3−
    シクロヘキサンジオンの置換ベンゾイル誘導体である、
    特許請求の範囲第1項記載による方法。
  16. 【請求項16】前記アシル化ジケトン化合物が以下の式
    を有する、特許請求の範囲第1項記載による方法: ここで、R1,R2,R3,R4,R5及びR6は独立に水素又はC1から
    C6のアルキル、或は、R1,R2又はR3であり、ここでRaはC1からC4のアルキル、フエニル、で
    任意に2から5メチル基により置換され、又はR1とR2
    はR3とR4は一緒になりC3からC6のアルキレンであり、 R7はハロゲン;シアノ;C1からC4のアルキル;C1からC4
    ハロアルキル;RkがC1からC4のアルキルで、nが0,1又は
    2であるRkS(O)n;C1からC4のアルコキシ;又はニト
    ロ基であり、 R8,R9,及びR10は独立に水素;ハロゲン;C1−C4のアルキ
    ル;C1−C4アルコキシ;トリフルオロメトキシ;シア
    ノ;ニトロ;C1からC4のハロアルキル;C1からC4のアルキ
    ルチオ;フエノキシ;置換基がハロゲン或はハロメチル
    又は両者である置換フエノキシ;nが0,1又は2であり、R
    bがC1からC4のアルキル、C1からC4のハロアルキル、フ
    エニル、又はベンジルであるRbS(O)n;RcがC1からC4
    のアルキルである とReが独立に水素又はC1からC4のアルキルである−NRdR
    e;Rfが水素、C1からC4のアルキル、C1からC4のハロアル
    キル、又はC1からC4のアルコキシであるRfC(O)−;Rg
    とRhが独立に水素又はC1からC4のアルキルであるSO2NRg
    Rhであるか、又はR8とR9は一緒になつてフエニル環の2
    つのとなり合つた炭素原子と共に環状構造を作る。
  17. 【請求項17】前記アシル化ジケトン化合物が以下の式
    を有する、特許請求の範囲第1項記載による方法: ここで、R1,R2,R3,R4,R5及びR6は独立に水素又はC1から
    C6のアルキルであり、 R7はハロゲン;シアノ;C1からC4のハロアルキル;RkがC1
    からC4のアルキルであるRkS;又はニトロ基であり、 R8,R9,及びR10は独立に水素;又はハロゲンである。
  18. 【請求項18】前記エノルエステルがジケトン化合物の
    アシルハライドとの反応により製造される、特許請求の
    範囲第1項から第17項記載のいずれかによる方法。
  19. 【請求項19】前記エノルエステルの転位が、前記ジケ
    トン化合物のアシルハライドとの反応から生じた生成物
    から該エステルを単離することなく行われる、特許請求
    の範囲第1項から第18項記載のいずれかによる方法。
  20. 【請求項20】以下の一般式で表されるエノルエステル (ここで、Rはアルキル、アルケニル、アリール又はフ
    ェナルキルであり、nは2又は3であり、そして(C
    H2)nは必要に応じて一箇所又はそれ以上の箇所がアル
    キル、アリール又はアルキレンで置換されている) の転位により、以下の一般式で表されるアシル化環状ジ
    ケトン化合物 (ここで、Rはアルキル、アルケニル、アリール又はフ
    ェナルキルであり、nは2又は3であり、そして(C
    H2)nは必要に応じて一箇所又はそれ以上の箇所がアル
    キル、アリール又はアルキレンで置換されている) を製造する方法であって、該転位がシアン化物源と塩基
    或は環状クラウンエーテル又はその非環状類似物との存
    在下で行われ、ここで該シアン化物源が転位条件下でシ
    アン化水素、シアナイドアニオン又はそれらの組合せよ
    りなるか、或はシアン化水素、シアナイドアニオン又は
    それらの組合せを発生する、特許請求の範囲第1項記載
    による方法。
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