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JPH0711066B2 - 表面処理設備を有する連続焼鈍炉 - Google Patents
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JPH0711066B2 - 表面処理設備を有する連続焼鈍炉 - Google Patents

表面処理設備を有する連続焼鈍炉

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JPH0711066B2
JPH0711066B2 JP9566086A JP9566086A JPH0711066B2 JP H0711066 B2 JPH0711066 B2 JP H0711066B2 JP 9566086 A JP9566086 A JP 9566086A JP 9566086 A JP9566086 A JP 9566086A JP H0711066 B2 JPH0711066 B2 JP H0711066B2
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annealing furnace
steel plate
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continuous annealing
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浩伸 大野
雄二 下山
建男 大西
裕弘 山口
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川崎製鉄株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、めっき槽のコンダクタロールの摩耗の進行
を減少した表面処理設備を有する連続焼鈍炉に関する。
〔従来の技術〕
焼鈍炉を使用して耐蝕性にすぐれた表面処理鋼板を製造
する方法の一つに、焼鈍処理前にニッケル等の元素を鋼
板表面に付着させ、次いで焼鈍過程においてその元素の
拡散層を生成させ、そして焼鈍後に本来の表面処理を行
う方法が知られている(特公昭54-20940,特開昭57-2005
92号後方参照)。
この方法を連続焼鈍炉によって行う場合には、第2,3図
に示すように、焼鈍炉1の入側前方にめっき設備2を配
置する構成が採られる。めっき設備2は鋼板の脱脂等を
行う電解清浄部3,4、めっきを行うめっき槽5、鋼板に
付着しためっき液を中和,洗浄するリンスタンク6、鋼
板の水分を取るドライヤ7等から成り、鋼板は上記順序
でめっき設備2を経由して焼鈍炉1へ送られるようにな
っている。
ところで、このようなめっき設備2を有する連続焼鈍炉
においては、経済的な必要性によって、前記の耐蝕性に
すぐれた表面処理用鋼板だけでなく、通常の表面処理用
鋼板等も処理されることが多い。従って焼鈍前にめっき
を施す鋼板と施さない鋼板とは工程が異なるので鋼板の
パスラインを変更しなければならないが、これには長時
間にわたる生産ラインの停止を伴うことになるため、工
程は異なっても同一パスラインを兼用することが望まし
い。
そこで、この観点から従来は同一パスラインを使用し、
めっき鋼板と非メッキ鋼板との工程切換えは、単にコン
ダクタロール8に供給される電流を入切することによっ
て行っていた(第2,3図参照)。10は鋼板9をメッキ槽
5に送込むリンガロール、11はメッキ槽内に設けられた
アノードである。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の方法にあっては、めっ
き槽5内を通板される鋼板がめっき用であるときも非め
っき用であるときも、コンダクタロール8は常に鋼板と
接触することになり、従ってその表面の摩耗が非めっき
用鋼板が通板されるときも進行することになる。
そして、コンダクタロール表面の摩耗はその表面と鋼板
との間にめっき時の通電によってアークが発生し、この
アークは鋼板表面にいわゆるアークスポット(アークに
よる穴あき)を生じる原因となるのでコンダクタロール
を頻繁に取換えることが必要となる。これはめっき用鋼
板の処理量比率が小さければ小さい程、めっき処理経費
が高くなるという問題がある。さらに、従来技術におい
ては、非めっき用鋼板もめっき槽内を通るので、鋼板に
よるめっき液のめっき槽外への持出し量が増大し、不要
なめっき液の使用量が増えるという問題もあった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであって、めっき槽に必要に応じて鋼板と離接す
るコンダクタロールを設けることにより、上記問題点を
解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、表面処理設備のめっき槽に、鋼板のめっき
処理時には、鋼板に圧接し、めっき処理を施さないとき
は鋼板から離隔する可動コンダクターロールを設けた表
面処理設備を有する連続焼鈍炉としたものである。
またこの発明は前記可動コンダクターロールに加えて、
めっき処理時に圧接した可動コンダクターロールと鋼板
との間にめっき液を貯溜した液だまりを形成する手段と
を設けた表面処理設備を有する連続焼鈍炉である。さら
にこの発明は、前記可動コンダクターロールと液だまり
を形成する手段とに加えて、まっき槽にめっき液と水又
は温水とを入れ換える手段を設けた表面処理設備を有す
る連続焼鈍炉としたものである。
〔作用〕
めっき槽に設けた可動コンダクタロールは、めっき槽を
通板する鋼板に対してめっき処理時には鋼板に圧接する
がめっき処理を行わない時は鋼板から離隔しているため
にコンダクタロール表面の摩耗が進行しない。
また、めっき処理時における可動コンダクタロールと鋼
板との接触面積は小さいのでその接触面を通る電流密度
が大となりアークスポットの生じるおそれがあるが、液
だまりを形成する手段によって圧接した可動コンダクタ
ロールと鋼板との間にめっき液が貯溜することにより、
上記接触面積が拡大して電流密度を小さくしアークスポ
ット発生を防止する。
さらに、めっき処理を行わない鋼板を通板するときは、
めっき槽内のめっき液を水又は温水に入れ換える手段に
よってめっき槽を水又は温水で充たし、上記鋼板による
めっき液持出しを防止する。次にめっき処理を施す鋼板
を通板するときは、前記入れ換え手段によってめっき槽
から水又は温水を別途容器へ移し、別途貯溜した前記め
っき液をめっき槽へ戻すことによってめっき処理に対応
する。
〔実施例〕
以下この発明を図面に基づいて説明する。第1図は本発
明に係る実施例を示す図である。なお、従来例と同一の
部分については同一符号を付し、重複する説明を省く。
先ず構成を説明すると、12は可動コンダクタロールであ
って、鋼板9から離隔した位置においてめっき槽5の出
側近傍に設けられている。13は流体圧シリンダ等の駆動
装置であって、めっき処理時に可動コンダクタロール12
を鋼板9に圧接せしめるものである。
14はノズルヘッダ、15は該ノズルヘッダのノズルであっ
て、可動コンダクタロール12と鋼板9との当接位置に臨
んで設けられていて、めっき処理時には鋼板9と可動コ
ンダクタロール12とが圧接してなす空間へめっき液をノ
ズル15から注入して貯溜し、液だまり16を形成する。ノ
ズルヘッダ14とノズル15とにより液だまり16の形成手段
Mを構成する。
17はめっき液貯蔵タンクであって、めっき槽5内のめっ
き液を一時収容し、あるいは収容しためっき液をめっき
槽5へポンプ18によって戻すことができるようになって
いる。19は水又は温水貯蔵タンクであって、めっき槽5
内へめっき液と入れかわりに供給する水又は温水を貯蔵
する。20はそのためのポンプである。めっき液貯蔵タン
ク17,水又は温水貯蔵タンク19,ポンプ18,20によって、
入れ換え手段Nを構成する。
次に作用を説明する。
先ず、めっき処理時においては、可動コンダクタロール
12は流体圧シリンダ13によって鋼板9に圧接された状態
となり、このとき鋼板9とコンダクタロール12とのなす
空間へはノズル15からめっき液が注入されて液だまり16
が形成される。このとき、コンダクタロール12に供給さ
れる電流は、コンダクタロール12と鋼板9との極めて狭
い接触面(線接触に近い)の他に液だまり16の広い接触
面を介して鋼板へ流れるために、この接触面における電
流密度が小さくなり、アーク発生が防止される。
次に、めっき処理を施さない鋼板がメッキ槽5内へ通板
されるときは、流体圧シリンダ13を逆方向へ駆動してコ
ンダクタロール12を鋼板9から離隔させる。次いでめっ
き槽5内のめっき液をめっき液貯蔵タンク17へ移した
後、水又は温水貯蔵タンク19の水又は温水をめっき槽5
内へ供給する。従ってめっき槽5内の鋼板9は水中を通
過することになり、めっき液の持出しがなくなる。しか
も、鋼板9にめっき処理を施さないときは可動コンダク
タロール12は鋼板9とは接触しないため、この間はコン
ダクタロール12に摩耗は生じないことから、それだけ寿
命が延びることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればその構成を、表
面処理設備のめっき槽に、めっき液と水又は温水とを入
れ換える手段と、鋼板のめっき処理時には鋼板に圧接
し、非処理時には鋼板から離隔する可動コンダクタロー
ルとを設け、さらに、めっき処理時に圧接した可動コン
ダクタロールと鋼板との間にめっき液を貯溜した液だま
りを形成する手段を設けた表面処理を設備を有する連続
焼鈍炉としたため、アークスポットの発生を防止すると
ともにコンダクタロールの耐用期間を著しく延長し、か
つめっき液の使用量を著しく低減できるという効果が得
られる。次表はその効果の一例を表示したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の概略図、2図は表面処理
設備を有する連続焼鈍炉の一般構成図、第3図は従来例
におけるめっき槽の概略図である。 1……連続焼鈍炉、2……表面処理設備、5……めっき
槽、9……鋼板、12……可動コンダクタロール、14……
ノズルヘッダ(液だまり形成手段……M)、15……ノズ
ル(液だまり形成手段……M)、16……液だまり、17…
…めっき液貯蔵タンク(入れ換え手段……N)、19……
水又は温水貯蔵タンク(入れ換え手段……N)、18,20
……ポンプ(入れ換え手段……N)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 裕弘 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼鈍炉の入側前方に表面処理設備を有する
    連続焼鈍炉において、前記表面処理設備のめっき槽に鋼
    板のめっき処理時には、鋼板に圧接し、めっき処理を施
    さないときは鋼板から離隔する可動コンダクターロール
    を設けたことを特徴とする表面処理設備を有する連続焼
    鈍炉。
  2. 【請求項2】焼鈍炉の入側前方に表面処理設備を有する
    連続焼鈍炉において、前記表面処理設備のめっき槽に鋼
    板のめっき処理時には鋼板に圧接し、めっき処理を施さ
    ないときは鋼板から離隔する可動コンダクターロール
    と、前記めっき処理時に圧接した可動コンダクターロー
    ルを鋼板との間にめっき液を貯溜した液だまりを形成す
    る手段とを設けたことを特徴とする表面処理設備を有す
    る連続焼鈍炉。
  3. 【請求項3】焼鈍炉の入側前方に表面処理設備を有する
    連続焼鈍炉において、前記表面処理設備のめっき槽に、
    鋼板のめっき処理時には鋼板と圧接し、めっき処理を施
    さないときは、鋼板から離隔する可動コンダクターロー
    ルと、前記めっき処理時に圧接した可動コンダクターロ
    ールと鋼板との間にめっき液を貯溜した液だまりを形成
    する手段と、さらに、前記めっき槽にめっき液と水又は
    温水とを入れ換える手段を設けたことを特徴とする表面
    処理設備を有する連続焼鈍炉。
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