JPH07110751B2 - エレベータのドア制御装置 - Google Patents
エレベータのドア制御装置Info
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- JPH07110751B2 JPH07110751B2 JP5666788A JP5666788A JPH07110751B2 JP H07110751 B2 JPH07110751 B2 JP H07110751B2 JP 5666788 A JP5666788 A JP 5666788A JP 5666788 A JP5666788 A JP 5666788A JP H07110751 B2 JPH07110751 B2 JP H07110751B2
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Description
【産業上の利用分野】 この発明は、エレベータのドア制御装置に関し、特にド
アゾーン外での戸開を防止するエレベータのドア制御装
置に関する。
アゾーン外での戸開を防止するエレベータのドア制御装
置に関する。
エレベータドア開閉装置の概略構成を第4図及び第5図
について説明する。 第4図は、かごドア装置の正面図であり、第5図はかご
戸と乗場戸の関係を示す概略平面図である。 同図において、1は両開きのかご戸で、かご室2(第5
図参照)に取り付けたレール3にハンガー3aによって開
閉移動可能に吊下され、下端はかご室2に取り付けた敷
居4に係合されている。5はかご室2上に設置したドア
マシンで、ドアモータ6と、このドアモータ6にベルト
7を介して連結されドアモータ6の回転を減速するプー
リ8と、このプーリ8にチェーン9を介して連結され回
転されるクランク円盤10とを備え、このクランク円盤10
とかご戸1間は開閉リンク機構11により連結されてい
る。 12はかご戸1に設けた係合装置で、ドア開閉動作時に、
乗場戸13に取り付けた駆動ローラ14に係止して、開閉駆
動力をかご側から乗場戸側へ円滑に伝達するものであ
り、固定板12aと可動板12bからなっている。また、15は
乗場戸13を案内する敷居である。 上記構成のドア開閉装置において、かご戸1の全閉時
は、係合装置12の可動板12bは第5図に示す如く駆動ロ
ーラ14から離間している。従って、ドアの開閉時以外
は、係合装置12と駆動ローラ14との位置関係は第5図に
示す状態にあり、かご側は駆動ローラ14と干渉すること
なく昇降することができる。 また、かご戸1がドアマシン5のクランク円盤10の回転
に伴い全閉から開き動作されると、これにつれて係合装
置12の可動板12bが動作して乗場駆動ローラ14をつか
み、戸開閉動力を乗場戸13に伝達して乗場戸13を開くこ
とになる。 この時、戸開動作に必要な力は、第6図に示すように、
かご戸1の抵抗力F1と、乗場戸13の抵抗力F2、及び乗場
戸13を常時閉方向に付勢するクローザによる戸閉力F3と
を合計した力以上の戸開力がないと、戸開できない。ま
た、戸の全閉付近では、係合装置12の可動板12bが乗場
戸13の駆動ローラに完全に係合していないので、かご側
のF1のみであるが、可動板が完全に係合した後は、戸開
に必要な力はF1+F2+F3となる。 このように、係合装置12の係合時と非係合時では、両者
に乗場戸分のF2+F3に相当する力の差が生じる。また、
加速,減速に働く慣性力については、乗場戸の重量分に
比例した値の差が生じる。 第7図は、従来におけるドア開閉装置の制御回路であ
る。 図において、16はドアモータ6の駆動用電源回路、17は
ドアモータ6を供給される電力を制御する駆動回路、18
はドアモータ6に直結されドアモータ6の回転速度に比
例した速度信号を発生する速度発電機、19は速度発電機
18からの速度信号を増幅する増幅器で、その出力電圧V1
は差動増幅器20に供給されるようになっている。21はド
アモータを所定の速度パターンで駆動するための速度指
令電圧発生回路で、その速度指令電圧Vpは差動増幅器20
に入力されるようになっており、また、差動増幅器20の
出力電圧V2はゲート回路22を通して駆動回路17に入力さ
れるようになっている。23は戸開指令信号発生回路で、
乗場戸及びかご戸の全閉位置検出スイッチ(図示せず)
からのスイッチ信号に基づいて戸開閉指令信号V3を送出
するもので、その戸開閉指令信号V3が「H」の時戸開指
令となり、「L」の時は戸閉指令となり、この指令信号
V3はゲート回路22に供給される。 上記のように構成された制御回路において、呼発生に伴
いエレベータかごが目的階に到着し停止すると、一定時
間後に乗場戸及びかご戸の全閉位置検出スイッチのオン
/オフ状態を戸開閉指令信号発生回路23でチェックし、
いずれもオフしていることが検出されると、戸開信号V3
=「H」を発生して、ゲート回路22の戸開側をゲート
し、差動増幅器20の出力電圧V2を駆動回路17に供給し、
これにより駆動回路17を動作させてドアモータ6を速度
指令電圧発生回路21からの速度パターンに応じた速度で
制御する。そして、ドアモータ6が起動されると、第4
図に示すクランク円盤10,リンク機構11が作動してかご
戸1及び乗場戸13を開くことになる。 また、かご側の位置検出スイッチしかオフしなければ、
直ちに戸開閉指令信号V3は「L」となって駆動回路17を
戸閉動作させ、制御回路を戸閉シーケンスモードにす
る。
について説明する。 第4図は、かごドア装置の正面図であり、第5図はかご
戸と乗場戸の関係を示す概略平面図である。 同図において、1は両開きのかご戸で、かご室2(第5
図参照)に取り付けたレール3にハンガー3aによって開
閉移動可能に吊下され、下端はかご室2に取り付けた敷
居4に係合されている。5はかご室2上に設置したドア
マシンで、ドアモータ6と、このドアモータ6にベルト
7を介して連結されドアモータ6の回転を減速するプー
リ8と、このプーリ8にチェーン9を介して連結され回
転されるクランク円盤10とを備え、このクランク円盤10
とかご戸1間は開閉リンク機構11により連結されてい
る。 12はかご戸1に設けた係合装置で、ドア開閉動作時に、
乗場戸13に取り付けた駆動ローラ14に係止して、開閉駆
動力をかご側から乗場戸側へ円滑に伝達するものであ
り、固定板12aと可動板12bからなっている。また、15は
乗場戸13を案内する敷居である。 上記構成のドア開閉装置において、かご戸1の全閉時
は、係合装置12の可動板12bは第5図に示す如く駆動ロ
ーラ14から離間している。従って、ドアの開閉時以外
は、係合装置12と駆動ローラ14との位置関係は第5図に
示す状態にあり、かご側は駆動ローラ14と干渉すること
なく昇降することができる。 また、かご戸1がドアマシン5のクランク円盤10の回転
に伴い全閉から開き動作されると、これにつれて係合装
置12の可動板12bが動作して乗場駆動ローラ14をつか
み、戸開閉動力を乗場戸13に伝達して乗場戸13を開くこ
とになる。 この時、戸開動作に必要な力は、第6図に示すように、
かご戸1の抵抗力F1と、乗場戸13の抵抗力F2、及び乗場
戸13を常時閉方向に付勢するクローザによる戸閉力F3と
を合計した力以上の戸開力がないと、戸開できない。ま
た、戸の全閉付近では、係合装置12の可動板12bが乗場
戸13の駆動ローラに完全に係合していないので、かご側
のF1のみであるが、可動板が完全に係合した後は、戸開
に必要な力はF1+F2+F3となる。 このように、係合装置12の係合時と非係合時では、両者
に乗場戸分のF2+F3に相当する力の差が生じる。また、
加速,減速に働く慣性力については、乗場戸の重量分に
比例した値の差が生じる。 第7図は、従来におけるドア開閉装置の制御回路であ
る。 図において、16はドアモータ6の駆動用電源回路、17は
ドアモータ6を供給される電力を制御する駆動回路、18
はドアモータ6に直結されドアモータ6の回転速度に比
例した速度信号を発生する速度発電機、19は速度発電機
18からの速度信号を増幅する増幅器で、その出力電圧V1
は差動増幅器20に供給されるようになっている。21はド
アモータを所定の速度パターンで駆動するための速度指
令電圧発生回路で、その速度指令電圧Vpは差動増幅器20
に入力されるようになっており、また、差動増幅器20の
出力電圧V2はゲート回路22を通して駆動回路17に入力さ
れるようになっている。23は戸開指令信号発生回路で、
乗場戸及びかご戸の全閉位置検出スイッチ(図示せず)
からのスイッチ信号に基づいて戸開閉指令信号V3を送出
するもので、その戸開閉指令信号V3が「H」の時戸開指
令となり、「L」の時は戸閉指令となり、この指令信号
V3はゲート回路22に供給される。 上記のように構成された制御回路において、呼発生に伴
いエレベータかごが目的階に到着し停止すると、一定時
間後に乗場戸及びかご戸の全閉位置検出スイッチのオン
/オフ状態を戸開閉指令信号発生回路23でチェックし、
いずれもオフしていることが検出されると、戸開信号V3
=「H」を発生して、ゲート回路22の戸開側をゲート
し、差動増幅器20の出力電圧V2を駆動回路17に供給し、
これにより駆動回路17を動作させてドアモータ6を速度
指令電圧発生回路21からの速度パターンに応じた速度で
制御する。そして、ドアモータ6が起動されると、第4
図に示すクランク円盤10,リンク機構11が作動してかご
戸1及び乗場戸13を開くことになる。 また、かご側の位置検出スイッチしかオフしなければ、
直ちに戸開閉指令信号V3は「L」となって駆動回路17を
戸閉動作させ、制御回路を戸閉シーケンスモードにす
る。
上述した従来のエレベータドア制御装置では、制御盤,
特に戸開閉指令信号発生回路の誤動作,故障等により、
乗場戸のない場所,即ちドアゾーン外で戸開信号が発生
すると、駆動回路17が開動作方向に制御されて、かご戸
1をドアゾーン外,即ち昇降路の階床間などで開いてし
まい、極めて危険となり、エレベータの安全性が損なわ
れてしまう問題があった。 この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、戸開信号が故障によりドアゾーン外で発生しても、
ドアゾーン外での戸開を防止し、エレベータの安全性を
確保できるエレベータのドア制御装置を提供することを
目的とする。
特に戸開閉指令信号発生回路の誤動作,故障等により、
乗場戸のない場所,即ちドアゾーン外で戸開信号が発生
すると、駆動回路17が開動作方向に制御されて、かご戸
1をドアゾーン外,即ち昇降路の階床間などで開いてし
まい、極めて危険となり、エレベータの安全性が損なわ
れてしまう問題があった。 この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、戸開信号が故障によりドアゾーン外で発生しても、
ドアゾーン外での戸開を防止し、エレベータの安全性を
確保できるエレベータのドア制御装置を提供することを
目的とする。
この発明のエレベータドア制御装置は、ドアモータの速
度信号と速度指令発生回路からの速度指令信号との偏差
信号と基準値とを戸開開始から一定時間比較することに
より、かご戸側が乗場戸に係合しているか否かを判定す
ると共に前記偏差信号が基準値以下と判定した時ドアゾ
ーン外で戸開指令信号が発生したと判断して信号を出力
する乗場非係合検出回路と、この乗場非係合検出回路か
らの出力信号によって戸開指令信号を阻止すると共に前
記ドア制御系に対し戸閉指令信号を発生する戸開信号阻
止回路とを備えてなるものである。
度信号と速度指令発生回路からの速度指令信号との偏差
信号と基準値とを戸開開始から一定時間比較することに
より、かご戸側が乗場戸に係合しているか否かを判定す
ると共に前記偏差信号が基準値以下と判定した時ドアゾ
ーン外で戸開指令信号が発生したと判断して信号を出力
する乗場非係合検出回路と、この乗場非係合検出回路か
らの出力信号によって戸開指令信号を阻止すると共に前
記ドア制御系に対し戸閉指令信号を発生する戸開信号阻
止回路とを備えてなるものである。
この発明においては、乗場非係合検出回路がドア制御系
の偏差信号と基準値とからかご戸側の係合装置が乗場戸
側に係合しているか否かを判定し、偏差信号が基準値以
下であることを判定した時、係合装置が乗場戸側に係合
されず、かつドアゾーン外でかご戸のみが開動作されて
いると判断して戸開信号阻止回路に阻止指令を与え、誤
って発生した戸開指令信号を戸閉指令信号に反転させ
て、戸開開始中のかご戸を閉動作させる。 従って、この発明にあっては、誤って戸開指令が発生し
ても、かご戸がドアゾーン外で開くのを未然に防止で
き、エレベータの安全性を確保し得る。
の偏差信号と基準値とからかご戸側の係合装置が乗場戸
側に係合しているか否かを判定し、偏差信号が基準値以
下であることを判定した時、係合装置が乗場戸側に係合
されず、かつドアゾーン外でかご戸のみが開動作されて
いると判断して戸開信号阻止回路に阻止指令を与え、誤
って発生した戸開指令信号を戸閉指令信号に反転させ
て、戸開開始中のかご戸を閉動作させる。 従って、この発明にあっては、誤って戸開指令が発生し
ても、かご戸がドアゾーン外で開くのを未然に防止で
き、エレベータの安全性を確保し得る。
以下、この発明の実施例を図面について詳細に説明す
る。 第1図は、この発明に係るドア制御方式を備えたドア制
御回路の全体を示すブロック図であり、第7図と同一の
部分には同一符号を付して説明する。 図において、ドアモータ6に電力を供給する電源回路1
6,電源回路16からドアモータ6への供給電力を制御する
駆動回路17,及びドアモータ6の速度に比例した信号を
取り出す速度発電機18を備えていると共に、速度信号を
増幅する増幅器19,戸の開閉速度を設定する速度指令電
圧発生回路21及び増幅器19の出力電圧V1と速度指令電圧
発生回路12からの速度指令電圧Vpとの差を取り出す差動
増幅器20と、この差動増幅器20からの偏差出力信号V2を
駆動回路17へ供給するゲート回路22及び駆動回路17が戸
開又は戸閉方向に動作するようにゲート回路22を制御す
る戸開閉指令信号発生回路23を備え、さらに差動増幅器
20の出力信号V2から乗場戸への係合装置の非係合を検出
する乗場非係合検出回路24を新たに設け、また、戸開閉
指令信号発生回路23からゲート回路22への開閉信号出力
系には、制御盤故障時に発生する戸開信号を阻止する戸
開信号阻止回路25を設け、この戸開信号阻止回路25は前
記乗場非係合検出回路24から送出される信号によって制
御されるものである。 第2図は、前記乗場非係合検出回路24及び戸開信号阻止
回路25の具体的回路図を示すものである。 第2図において、乗場非係合検出回路24は、演算増幅器
24aを備え、その反転入力端には、入力端子Tinから抵抗
24bを通して差動増幅器20の出力信号V2が入力されるよ
うになっていると共に、非反転入力端には、+V電圧を
可変抵抗24cと抵抗24dにより分圧して得られる基準電圧
が抵抗24eを介して入力されるようになっている。 演算増幅器24aの出力端は抵抗24fを介してトランジスタ
24gのベースに接続され、トランジスタ24gのコレクタは
抵抗24hを介して+V電源に接続されていると共に、ベ
ース・エミッタ間には、抵抗24iとダイオード24jが並列
に接続されている。また、前記トランジスタ24gのコレ
クタには抵抗24k及びインバータ24lを介してNANDゲート
24mの一方の入力端が接続され、他方の入力端には位置
信号V5が入力される。 NANDゲート24mの出力端には、抵抗24nを介してトランジ
スタ24oのベースが接続され、そのエミッタは+V電源
に接続されていると共に、コレクタとアース間には、コ
ンデンサ24pが接続されている。 また、トランジスタ24oのコレクタとコンデンサ24pとの
接続点には、インバータ24q,抵抗24r及びダイオード24s
の直列回路が接続され、インバータ24qの入力端に端子
Tからリセット信号「H」を入力することにより、コン
デンサ24pの電荷を放電するようになっている。 戸開信号阻止回路25は、前記コンデンサ24pの充電電圧
を入力とするバッファゲート25aを備え、このバッファ
ゲート25aの出力端は抵抗25bを通してトランジスタ25c
のベースに接続され、そのコレクタは出力端子Toutに接
続されていると共に、この出力端子Toutには抵抗25dを
介して前記戸開閉指令信号発生回路23からの出力信号V3
が入力されるようになっている。また、トランジスタ25
cのエミッタはアースされ、このエミッタ・ベース間に
は抵抗25eが接続されている。 次に、上記のように構成された本実施例の動作を第3図
の波形図を参照して説明する。 まず、第3図において、同図(A)は戸開時の速度信号
V1の波形、同図(B)は戸開時の速度信号V1と速度指令
信号Vpとの差信号を表す差動増幅器20の出力信号V2の波
形、同図(C)は戸開時、係合装置が乗場戸側に係合し
てから一定区間「H」状態の信号を発生する位置信号V5
の波形、同図(D)は演算増幅器24aの出力信号V6の波
形をそれぞれ表している。 第4図及び第5図に示す係合装置12が乗場戸13の駆動ロ
ーラ14に係合してかご戸及び乗場戸が共に開動作される
時の差動増幅器20の差信号(ゲート回路22を通して駆動
回路17に供給される実際の指令信号)は、第3図(B)
の実線に示す波形のように速度指令電圧発生回路21から
の速度指令電圧Vpの加速,一定速,減速パターンに応じ
て変化し、これにより駆動回路17を制御してドアモータ
6を駆動し、かご戸及び乗場戸を開動作させる。 また、第3図(B)の実線に示す波形の差信号V2が乗場
非係合検出回路24の演算増幅器24aの反転入力端に加わ
ると、その差信号V2が演算増幅器24aの非反転入力端に
加えられている基準電圧(これは可変抵抗24cにより変
化可能である)より高いレベルとなる加速,定速ゾーン
S1では、演算増幅器24aの出力信号V6は、「L」とな
り、加速開始点及び減速(制動)ゾーンS2では「H」と
なって、その出力波形は第3図(D)の実線に示すよう
になる。 ここで、制動ゾーンS2では、演算増幅器24aの出力は
「H」となり、これに伴いトランジスタ24gがオンし、
かつインバータ24lの入力が「L」となるため、その出
力は「H」となる。しかし、位置信号V5も「L」となっ
ているため、NANDゲート24mの出力は「H」となり、ト
ランジスタ24oはオフ状態に保持される。従って、コン
デンサ24pは充電されず、その電位はアース電位になっ
ているため、戸開信号阻止回路25は不動作状態におかれ
る。即ち、バッファゲート25aの出力は「L」になって
いるため、トランジスタ25cはオフ状態におかれ、これ
により戸開閉信号V3をそのまま出力端子Toutに出力し、
これをゲート回路22に入力する。但し、V3が「H」の時
戸開,「L」の時戸閉とする。 一方、ドアゾーン外において、戸開閉指令信号発生回路
23等の故障により戸開信号が発生し、これがゲート回路
22に供給されることにより駆動回路17が動作し、ドアモ
ータ6が駆動されると、ドアマシンが戸開動作すること
になるが、この時、エレベータかごはドアゾーン外にあ
り、かつ、係合装置は乗場戸側に係合していないため、
かご戸のみが開動作されることになる。このため、ドア
モータにかかる負荷トルクはかご戸の抵抗力F1に相当す
るものとなり、その結果、差動増幅器20の差信号V2は第
3図(B)の破線で示すような波形となる。この差信号
V2が乗場非係合検出回路24の演算増幅器24aに加えられ
ると、その電圧レベルは基準電圧より低いため、演算増
幅器24aの出力は、第3図(D)の破線のように「H」
となる。すると、トランジスタ24gがオンし、これに伴
いインバータ24lの入力が「H」となるため、その出力
は「H」となり、これがNANDゲート24mの一方の入力端
に加えられる。この間に他方の入力端に第3図(C)に
示す位置信号V5が入力されると、NANDゲート24mの出力
は、位置信号V5に相対する一定期「L」となるため、ト
ランジスタ24nがオンし、コンデンサ24pを+V電圧まで
充電する。これによりバッファゲート25aが動作して、
トランジスタ25cのベースに「H」信号を入力し、トラ
ンジスタ25cをオンして、出力端子Toutに加えられる戸
開閉信号V3を「L」(アース電位)に落とす。即ち、戸
開信号阻止回路25を動作させて、故障により発生する戸
開信号(「H」)がゲート回路22に出力されるのを阻止
すると同時に、戸開閉信号V3を「L」に反転して戸閉指
令とする。このため、この戸閉指令信号を受けたゲート
回路22は、駆動回路17を戸閉モードに設定して、開きか
けたかご戸を閉動作させ、かご戸がドアゾーン外で開く
のを未然に防止する。 なお、バッファゲート25aの入力インピーダンスは高い
ので、一度コンデンサ24pが充電されると、これによる
バッファゲート25aの出力「H」状態を長時間に亘りホ
ールドすることになる。また、端子Tにリセット信号
「H」が入力されると、インバータ24qの出力は「L」
となるため、コンデンサ24pの充電電荷はダイオード24
s,抵抗24rを通して放電される。 上述した本実施例にあっては、差動増幅器20の差信号V2
を乗場非係合検出回路24において戸開開始から一定時間
基準電圧と比較し、差信号V2が基準電圧以下の時、係合
装置が乗場戸側に係合されず、かつドアゾーン外でかご
戸のみが開動作されていると判断して戸開信号阻止回路
25を動作させ、誤って発生している戸開指令信号を戸閉
指令信号に反転させてドアモータの駆動回路17を閉動作
させるようにしたので、ドアゾーン外で戸開閉指令信号
発生回路23などの故障により戸開指令信号が発生して
も、これによってかご戸がドアゾーン外で開くことがな
く、エレベータの安全性を確保できる。 なお、この発明における乗場非係合検出回路24及び戸開
信号阻止回路25は、第2図に示す回路構成のものに限定
されない。
る。 第1図は、この発明に係るドア制御方式を備えたドア制
御回路の全体を示すブロック図であり、第7図と同一の
部分には同一符号を付して説明する。 図において、ドアモータ6に電力を供給する電源回路1
6,電源回路16からドアモータ6への供給電力を制御する
駆動回路17,及びドアモータ6の速度に比例した信号を
取り出す速度発電機18を備えていると共に、速度信号を
増幅する増幅器19,戸の開閉速度を設定する速度指令電
圧発生回路21及び増幅器19の出力電圧V1と速度指令電圧
発生回路12からの速度指令電圧Vpとの差を取り出す差動
増幅器20と、この差動増幅器20からの偏差出力信号V2を
駆動回路17へ供給するゲート回路22及び駆動回路17が戸
開又は戸閉方向に動作するようにゲート回路22を制御す
る戸開閉指令信号発生回路23を備え、さらに差動増幅器
20の出力信号V2から乗場戸への係合装置の非係合を検出
する乗場非係合検出回路24を新たに設け、また、戸開閉
指令信号発生回路23からゲート回路22への開閉信号出力
系には、制御盤故障時に発生する戸開信号を阻止する戸
開信号阻止回路25を設け、この戸開信号阻止回路25は前
記乗場非係合検出回路24から送出される信号によって制
御されるものである。 第2図は、前記乗場非係合検出回路24及び戸開信号阻止
回路25の具体的回路図を示すものである。 第2図において、乗場非係合検出回路24は、演算増幅器
24aを備え、その反転入力端には、入力端子Tinから抵抗
24bを通して差動増幅器20の出力信号V2が入力されるよ
うになっていると共に、非反転入力端には、+V電圧を
可変抵抗24cと抵抗24dにより分圧して得られる基準電圧
が抵抗24eを介して入力されるようになっている。 演算増幅器24aの出力端は抵抗24fを介してトランジスタ
24gのベースに接続され、トランジスタ24gのコレクタは
抵抗24hを介して+V電源に接続されていると共に、ベ
ース・エミッタ間には、抵抗24iとダイオード24jが並列
に接続されている。また、前記トランジスタ24gのコレ
クタには抵抗24k及びインバータ24lを介してNANDゲート
24mの一方の入力端が接続され、他方の入力端には位置
信号V5が入力される。 NANDゲート24mの出力端には、抵抗24nを介してトランジ
スタ24oのベースが接続され、そのエミッタは+V電源
に接続されていると共に、コレクタとアース間には、コ
ンデンサ24pが接続されている。 また、トランジスタ24oのコレクタとコンデンサ24pとの
接続点には、インバータ24q,抵抗24r及びダイオード24s
の直列回路が接続され、インバータ24qの入力端に端子
Tからリセット信号「H」を入力することにより、コン
デンサ24pの電荷を放電するようになっている。 戸開信号阻止回路25は、前記コンデンサ24pの充電電圧
を入力とするバッファゲート25aを備え、このバッファ
ゲート25aの出力端は抵抗25bを通してトランジスタ25c
のベースに接続され、そのコレクタは出力端子Toutに接
続されていると共に、この出力端子Toutには抵抗25dを
介して前記戸開閉指令信号発生回路23からの出力信号V3
が入力されるようになっている。また、トランジスタ25
cのエミッタはアースされ、このエミッタ・ベース間に
は抵抗25eが接続されている。 次に、上記のように構成された本実施例の動作を第3図
の波形図を参照して説明する。 まず、第3図において、同図(A)は戸開時の速度信号
V1の波形、同図(B)は戸開時の速度信号V1と速度指令
信号Vpとの差信号を表す差動増幅器20の出力信号V2の波
形、同図(C)は戸開時、係合装置が乗場戸側に係合し
てから一定区間「H」状態の信号を発生する位置信号V5
の波形、同図(D)は演算増幅器24aの出力信号V6の波
形をそれぞれ表している。 第4図及び第5図に示す係合装置12が乗場戸13の駆動ロ
ーラ14に係合してかご戸及び乗場戸が共に開動作される
時の差動増幅器20の差信号(ゲート回路22を通して駆動
回路17に供給される実際の指令信号)は、第3図(B)
の実線に示す波形のように速度指令電圧発生回路21から
の速度指令電圧Vpの加速,一定速,減速パターンに応じ
て変化し、これにより駆動回路17を制御してドアモータ
6を駆動し、かご戸及び乗場戸を開動作させる。 また、第3図(B)の実線に示す波形の差信号V2が乗場
非係合検出回路24の演算増幅器24aの反転入力端に加わ
ると、その差信号V2が演算増幅器24aの非反転入力端に
加えられている基準電圧(これは可変抵抗24cにより変
化可能である)より高いレベルとなる加速,定速ゾーン
S1では、演算増幅器24aの出力信号V6は、「L」とな
り、加速開始点及び減速(制動)ゾーンS2では「H」と
なって、その出力波形は第3図(D)の実線に示すよう
になる。 ここで、制動ゾーンS2では、演算増幅器24aの出力は
「H」となり、これに伴いトランジスタ24gがオンし、
かつインバータ24lの入力が「L」となるため、その出
力は「H」となる。しかし、位置信号V5も「L」となっ
ているため、NANDゲート24mの出力は「H」となり、ト
ランジスタ24oはオフ状態に保持される。従って、コン
デンサ24pは充電されず、その電位はアース電位になっ
ているため、戸開信号阻止回路25は不動作状態におかれ
る。即ち、バッファゲート25aの出力は「L」になって
いるため、トランジスタ25cはオフ状態におかれ、これ
により戸開閉信号V3をそのまま出力端子Toutに出力し、
これをゲート回路22に入力する。但し、V3が「H」の時
戸開,「L」の時戸閉とする。 一方、ドアゾーン外において、戸開閉指令信号発生回路
23等の故障により戸開信号が発生し、これがゲート回路
22に供給されることにより駆動回路17が動作し、ドアモ
ータ6が駆動されると、ドアマシンが戸開動作すること
になるが、この時、エレベータかごはドアゾーン外にあ
り、かつ、係合装置は乗場戸側に係合していないため、
かご戸のみが開動作されることになる。このため、ドア
モータにかかる負荷トルクはかご戸の抵抗力F1に相当す
るものとなり、その結果、差動増幅器20の差信号V2は第
3図(B)の破線で示すような波形となる。この差信号
V2が乗場非係合検出回路24の演算増幅器24aに加えられ
ると、その電圧レベルは基準電圧より低いため、演算増
幅器24aの出力は、第3図(D)の破線のように「H」
となる。すると、トランジスタ24gがオンし、これに伴
いインバータ24lの入力が「H」となるため、その出力
は「H」となり、これがNANDゲート24mの一方の入力端
に加えられる。この間に他方の入力端に第3図(C)に
示す位置信号V5が入力されると、NANDゲート24mの出力
は、位置信号V5に相対する一定期「L」となるため、ト
ランジスタ24nがオンし、コンデンサ24pを+V電圧まで
充電する。これによりバッファゲート25aが動作して、
トランジスタ25cのベースに「H」信号を入力し、トラ
ンジスタ25cをオンして、出力端子Toutに加えられる戸
開閉信号V3を「L」(アース電位)に落とす。即ち、戸
開信号阻止回路25を動作させて、故障により発生する戸
開信号(「H」)がゲート回路22に出力されるのを阻止
すると同時に、戸開閉信号V3を「L」に反転して戸閉指
令とする。このため、この戸閉指令信号を受けたゲート
回路22は、駆動回路17を戸閉モードに設定して、開きか
けたかご戸を閉動作させ、かご戸がドアゾーン外で開く
のを未然に防止する。 なお、バッファゲート25aの入力インピーダンスは高い
ので、一度コンデンサ24pが充電されると、これによる
バッファゲート25aの出力「H」状態を長時間に亘りホ
ールドすることになる。また、端子Tにリセット信号
「H」が入力されると、インバータ24qの出力は「L」
となるため、コンデンサ24pの充電電荷はダイオード24
s,抵抗24rを通して放電される。 上述した本実施例にあっては、差動増幅器20の差信号V2
を乗場非係合検出回路24において戸開開始から一定時間
基準電圧と比較し、差信号V2が基準電圧以下の時、係合
装置が乗場戸側に係合されず、かつドアゾーン外でかご
戸のみが開動作されていると判断して戸開信号阻止回路
25を動作させ、誤って発生している戸開指令信号を戸閉
指令信号に反転させてドアモータの駆動回路17を閉動作
させるようにしたので、ドアゾーン外で戸開閉指令信号
発生回路23などの故障により戸開指令信号が発生して
も、これによってかご戸がドアゾーン外で開くことがな
く、エレベータの安全性を確保できる。 なお、この発明における乗場非係合検出回路24及び戸開
信号阻止回路25は、第2図に示す回路構成のものに限定
されない。
以上のように、この発明によれば、速度指令信号による
戸開制御時の偏差信号と基準値とを戸開開始から所定時
間比較することにより、係合装置が乗場戸に係合してい
るか否かを判定すると共に、偏差信号が基準値以下の
時、ドアゾーン外で誤って戸開指令信号が発生したもの
と判断して戸開指令信号を阻止し、戸閉指令信号を発生
するようにしたので、戸開閉指令信号発生回路等の故障
により戸開指令信号がドアゾーン外で発生してもかご戸
がドアゾーン外で開動作するのを未然に防止でき、エレ
ベータの安全性を確保できる。
戸開制御時の偏差信号と基準値とを戸開開始から所定時
間比較することにより、係合装置が乗場戸に係合してい
るか否かを判定すると共に、偏差信号が基準値以下の
時、ドアゾーン外で誤って戸開指令信号が発生したもの
と判断して戸開指令信号を阻止し、戸閉指令信号を発生
するようにしたので、戸開閉指令信号発生回路等の故障
により戸開指令信号がドアゾーン外で発生してもかご戸
がドアゾーン外で開動作するのを未然に防止でき、エレ
ベータの安全性を確保できる。
第1図はこの発明のエレベータドア制御装置の一例を示
す全体のブロック図、第2図は第1図における乗場非係
合検出回路及び戸開信号阻止回路の具体例を示す回路
図、第3図(A)〜(D)は各部の説明用出力波形図、
第4図はエレベータのかごドア装置の概略正面図、第5
図はかご戸と乗場戸の関係を示す要部の概略平面図、第
6図は乗場戸と係合してかご戸が開く時に必要な力を示
す説明図、第7図は従来のエレベータドア制御装置のブ
ロック図である。 1……かご戸、2……かご室、5……ドアマシン、6…
…ドアモータ、12……係合装置、13……乗場戸、16……
電源回路、17……駆動回路、18……速度発電機、19……
速度信号増幅器、20……差動増幅器、21……速度指令電
圧発生回路、22……ゲート回路、23……戸開閉指令信号
発生回路、24……乗場非係合検出回路、25……戸開信号
阻止回路。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
す全体のブロック図、第2図は第1図における乗場非係
合検出回路及び戸開信号阻止回路の具体例を示す回路
図、第3図(A)〜(D)は各部の説明用出力波形図、
第4図はエレベータのかごドア装置の概略正面図、第5
図はかご戸と乗場戸の関係を示す要部の概略平面図、第
6図は乗場戸と係合してかご戸が開く時に必要な力を示
す説明図、第7図は従来のエレベータドア制御装置のブ
ロック図である。 1……かご戸、2……かご室、5……ドアマシン、6…
…ドアモータ、12……係合装置、13……乗場戸、16……
電源回路、17……駆動回路、18……速度発電機、19……
速度信号増幅器、20……差動増幅器、21……速度指令電
圧発生回路、22……ゲート回路、23……戸開閉指令信号
発生回路、24……乗場非係合検出回路、25……戸開信号
阻止回路。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】ドアモータの速度信号と速度指令発生回路
からの速度指令信号に基づいてドアモータを開閉制御す
るドア制御系において、前記速度信号と速度指令信号と
の偏差信号と基準値とを戸開開始から一定時間比較する
ことによりかご戸側が乗場戸に係合しているか否かを判
定すると共に前記偏差信号が基準値以下と判定した時ド
アゾーン外で戸開指令信号が発生したと判断して信号を
出力する乗場非係合検出回路と、この乗場非係合検出回
路からの出力信号によって戸開指令信号を阻止すると共
に前記ドア制御系に対し戸開指令信号を発生する戸開指
令信号阻止回路とを備えてなるエレータのドア制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5666788A JPH07110751B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | エレベータのドア制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5666788A JPH07110751B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | エレベータのドア制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01231794A JPH01231794A (ja) | 1989-09-18 |
| JPH07110751B2 true JPH07110751B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=13033760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5666788A Expired - Lifetime JPH07110751B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | エレベータのドア制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110751B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5666788A patent/JPH07110751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01231794A (ja) | 1989-09-18 |
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