JPH07110966B2 - 希土類磁石合金粒子の製造法 - Google Patents
希土類磁石合金粒子の製造法Info
- Publication number
- JPH07110966B2 JPH07110966B2 JP6158278A JP15827894A JPH07110966B2 JP H07110966 B2 JPH07110966 B2 JP H07110966B2 JP 6158278 A JP6158278 A JP 6158278A JP 15827894 A JP15827894 A JP 15827894A JP H07110966 B2 JPH07110966 B2 JP H07110966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rare earth
- earth magnet
- melt
- chamber
- magnet alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、希土類磁石合金粒子の
製造法、詳しくは希土類磁石合金の溶融体を、例えば誘
導溶解法により作り、保護雰囲気に保ちかつ液体アルゴ
ンのような低温液体の入った室内に注入し、溶融体流
を、例えば不活性ガスジエットでもって打つことによ
り、噴霧させ小滴となし、その小滴を室の底部にある冷
却媒体に落下させ、冷却、凝固し、集めて室から取出す
希土類磁石合金粒子の製造法に関するものである。
製造法、詳しくは希土類磁石合金の溶融体を、例えば誘
導溶解法により作り、保護雰囲気に保ちかつ液体アルゴ
ンのような低温液体の入った室内に注入し、溶融体流
を、例えば不活性ガスジエットでもって打つことによ
り、噴霧させ小滴となし、その小滴を室の底部にある冷
却媒体に落下させ、冷却、凝固し、集めて室から取出す
希土類磁石合金粒子の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重要な合金構成成分として少くとも1つ
の希土類元素を含む永久磁石を製造することはよく知ら
れている。そしてそれらの元素は、例えば、サマリウ
ム、プラセオジム、ネオジム、ランタン、セリウム、イ
ットリウムまたはミッシュメタルであってもよいことも
知られている。
の希土類元素を含む永久磁石を製造することはよく知ら
れている。そしてそれらの元素は、例えば、サマリウ
ム、プラセオジム、ネオジム、ランタン、セリウム、イ
ットリウムまたはミッシュメタルであってもよいことも
知られている。
【0003】従来これらの磁石は、希望する磁石合金成
分組成の溶融体を作るため、予め合金化された装入物を
真空誘導溶融することにより製造される。その溶融体
は、インゴット鋳型に鋳込まれ凝固する。その凝固した
インゴットは、最初の破砕操作に続いてボールミルまた
はジエットミルにより最終粒度にする方法によって2〜
5ミクロンのオーダーの微粉末に粉砕される。そのよう
にして製造された粉末は、冷間プレス後焼結するか、磁
粉が磁石の型を成形するために埋め込まれるプラスチッ
クバインダー、またはバインダーとして適当な低融点材
料のどちらかによって望ましい磁石の型に成形される。
分組成の溶融体を作るため、予め合金化された装入物を
真空誘導溶融することにより製造される。その溶融体
は、インゴット鋳型に鋳込まれ凝固する。その凝固した
インゴットは、最初の破砕操作に続いてボールミルまた
はジエットミルにより最終粒度にする方法によって2〜
5ミクロンのオーダーの微粉末に粉砕される。そのよう
にして製造された粉末は、冷間プレス後焼結するか、磁
粉が磁石の型を成形するために埋め込まれるプラスチッ
クバインダー、またはバインダーとして適当な低融点材
料のどちらかによって望ましい磁石の型に成形される。
【0004】粉末にするインゴットの凝固速度は比較的
遅いため、インゴットおよびその粉末は、冷却中にイン
ゴットに生じる偏析のため均一ではない。また粉砕操作
中に、微粉末はその表面が酸化される。さらに粉砕操作
中に、それに付随する機械加工により粉末に応力および
歪が生じ、これは粉砕媒体によってもたらされた粉末に
おける欠陥と同様である。希土類永久磁石を製造する従
来法でのこれらのいろいろの因子は、その結果できた磁
石の型の不均一性だけでなく磁石の型の成分組成の不均
一性の一因ともなり、磁石の磁気特性に影響を与える。
遅いため、インゴットおよびその粉末は、冷却中にイン
ゴットに生じる偏析のため均一ではない。また粉砕操作
中に、微粉末はその表面が酸化される。さらに粉砕操作
中に、それに付随する機械加工により粉末に応力および
歪が生じ、これは粉砕媒体によってもたらされた粉末に
おける欠陥と同様である。希土類永久磁石を製造する従
来法でのこれらのいろいろの因子は、その結果できた磁
石の型の不均一性だけでなく磁石の型の成分組成の不均
一性の一因ともなり、磁石の磁気特性に影響を与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた成分
組成の均一性と欠陥および不純物がないということで特
徴づけられる磁石の型が作られる希土類磁石合金粒子の
製造法を提供することを課題としている。さらに詳細に
は、本質的に成分組成が均一でむらのない、不純物や欠
陥のない永久磁石の型に製造しうる粉末を製造するため
の方法を提供することである。
組成の均一性と欠陥および不純物がないということで特
徴づけられる磁石の型が作られる希土類磁石合金粒子の
製造法を提供することを課題としている。さらに詳細に
は、本質的に成分組成が均一でむらのない、不純物や欠
陥のない永久磁石の型に製造しうる粉末を製造するため
の方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の方法
は、良く知られた方法である例えば誘導溶融によって、
好ましい希土類磁石合金の溶融体を製造する工程と、保
護雰囲気中で溶融体を保持しながら溶融流体を、保護雰
囲気に保たれ液体アルゴンの様な低温液体の入っている
底部を有する室内に注入する工程とからなる。
は、良く知られた方法である例えば誘導溶融によって、
好ましい希土類磁石合金の溶融体を製造する工程と、保
護雰囲気中で溶融体を保持しながら溶融流体を、保護雰
囲気に保たれ液体アルゴンの様な低温液体の入っている
底部を有する室内に注入する工程とからなる。
【0007】その溶融体流は、低温液体に衝突するか、
または低温液体その他の適当な冷却媒体によって冷却さ
れる底板に衝突することになる。その時、溶融体流は冷
却し凝固体となり、その凝固体は室から取出される。希
土類磁石合金の溶融体の急速な凝固のため、比較的均一
な成分組成となり、製造される磁石の磁気特性を高める
のに役立っている。これは、比較的遅い冷却速度と凝固
インゴット全体に分布する偏析を伴なう従来の鋳造イン
ゴットを粉砕したものとは対照的である。
または低温液体その他の適当な冷却媒体によって冷却さ
れる底板に衝突することになる。その時、溶融体流は冷
却し凝固体となり、その凝固体は室から取出される。希
土類磁石合金の溶融体の急速な凝固のため、比較的均一
な成分組成となり、製造される磁石の磁気特性を高める
のに役立っている。これは、比較的遅い冷却速度と凝固
インゴット全体に分布する偏析を伴なう従来の鋳造イン
ゴットを粉砕したものとは対照的である。
【0008】この発明のもう一つの実施は、溶融合金体
流が室に入るとき、それをアルゴンガスのような噴霧媒
体でうち、小滴を形成する工程を含み、該小滴は、低温
液体または低温液体その他適当な冷却媒体によって冷却
された底板のどちらかにおいて冷却され、凝固し、集め
られる。その結果つくられた粉末は、室から取り出さ
れ、磁石の型成形に用いられる。溶融体流は、アルゴン
ガスのような不活性流体のジエットによって噴霧されて
もよい。
流が室に入るとき、それをアルゴンガスのような噴霧媒
体でうち、小滴を形成する工程を含み、該小滴は、低温
液体または低温液体その他適当な冷却媒体によって冷却
された底板のどちらかにおいて冷却され、凝固し、集め
られる。その結果つくられた粉末は、室から取り出さ
れ、磁石の型成形に用いられる。溶融体流は、アルゴン
ガスのような不活性流体のジエットによって噴霧されて
もよい。
【0009】本発明の方法は、以下に詳細に示されるよ
うに、一般に希土類永久磁石合金に利用できるが、ネオ
ジム35〜38重量%、鉄60〜64.8重量%、ボロン
0.2〜2重量%の成分組成範囲内の希土類磁石合金に特
に有効である。この合金に関して、発明の詳細な説明お
よび特許請求の範囲で言及しているネオジムは、“実効
ネオジム(effective neodium )”に関するものであ
り、実効ネオジムは、全ネオジムからNd2O3 を形成する
ための含有酸素は反応する部分を引いたもので、このネ
オジムの量は次のようにして決定される。 %Nd(実効)=%Nd(全体)−6×% O2 例えば、0.121%の酸素を含有する35%ネオジム含
有合金は、34.28%の実効ネオジムを持つ。
うに、一般に希土類永久磁石合金に利用できるが、ネオ
ジム35〜38重量%、鉄60〜64.8重量%、ボロン
0.2〜2重量%の成分組成範囲内の希土類磁石合金に特
に有効である。この合金に関して、発明の詳細な説明お
よび特許請求の範囲で言及しているネオジムは、“実効
ネオジム(effective neodium )”に関するものであ
り、実効ネオジムは、全ネオジムからNd2O3 を形成する
ための含有酸素は反応する部分を引いたもので、このネ
オジムの量は次のようにして決定される。 %Nd(実効)=%Nd(全体)−6×% O2 例えば、0.121%の酸素を含有する35%ネオジム含
有合金は、34.28%の実効ネオジムを持つ。
【0010】希土類磁石およびその磁石製造に用いる粉
末を製造するこの発明の実施によって、特に前記特定の
合金成分組成に関して、磁気特性のうち特に誘導(indu
ction )及び保磁力に激烈な改良がなされた。保磁力
は、粉末の結晶粒の均一性によって改良される。そのこ
とから磁石は、冶金的成分組成と無欠陥という両方の観
点からつくられ、粉末が細かくなればなるほど結晶粒内
の成分組成の変化は少くなる。
末を製造するこの発明の実施によって、特に前記特定の
合金成分組成に関して、磁気特性のうち特に誘導(indu
ction )及び保磁力に激烈な改良がなされた。保磁力
は、粉末の結晶粒の均一性によって改良される。そのこ
とから磁石は、冶金的成分組成と無欠陥という両方の観
点からつくられ、粉末が細かくなればなるほど結晶粒内
の成分組成の変化は少くなる。
【0011】この発明の実施により作られた粉末は、従
来法でつくられた粉末以上に均一性が改良されているの
で、結晶粒内の成分組成の均一性は、この発明により最
大限定に達し、誘導(induction )は、各粒子内で結晶
が相対的に減少することに伴う微細な粒度の結果改良さ
れる。これは誘導(induction )を最高にするために最
大の配向を許している。以下に示すように、この発明の
実施によると、粉砕中の大量の機械加工の結果として増
加した応力および歪という付随的な不利なしに、またそ
の結果として欠陥が増加することなしに、改良された誘
導(induction)のための望ましい粉末をつくることが
可能である。
来法でつくられた粉末以上に均一性が改良されているの
で、結晶粒内の成分組成の均一性は、この発明により最
大限定に達し、誘導(induction )は、各粒子内で結晶
が相対的に減少することに伴う微細な粒度の結果改良さ
れる。これは誘導(induction )を最高にするために最
大の配向を許している。以下に示すように、この発明の
実施によると、粉砕中の大量の機械加工の結果として増
加した応力および歪という付随的な不利なしに、またそ
の結果として欠陥が増加することなしに、改良された誘
導(induction)のための望ましい粉末をつくることが
可能である。
【0012】以下に実施例を示して本発明を具体的に説
明する。 〔例〕図1は、本発明の方法で使用する具体的装置の概
略図である。図1に示されたように、溶融合金は、傾動
可能な炉2からタンデッシュ4へ注入される。タンデッ
シュと炉は保護雰囲気を作るため包囲装置6の中に置か
れる。8として示された溶融合金は、予め合金化された
希土類永久磁石合金から作られている。タンデッシュ4
の底図には、ノズル10があり、そのノズルを通して金
属は、溶融金属流12の形でタンデッシュから保護雰囲
気に保たれた室14に入る。溶融金属流12は、噴霧ガ
ス流18を溶融金属流に向けたジエット16によって噴
霧され、小滴20に形成される。小滴は、室の底部に落
下し、低温液体22内で冷却され、凝固し、取出され
る。この発明による噴霧粉末の凝固速度は、粒度分布に
より毎秒1000℃〜1000000℃のオーダーであ
ろう。この極めて急速な凝固速度は、冷却から生じる粉
末組成のばらつきを防止している。
明する。 〔例〕図1は、本発明の方法で使用する具体的装置の概
略図である。図1に示されたように、溶融合金は、傾動
可能な炉2からタンデッシュ4へ注入される。タンデッ
シュと炉は保護雰囲気を作るため包囲装置6の中に置か
れる。8として示された溶融合金は、予め合金化された
希土類永久磁石合金から作られている。タンデッシュ4
の底図には、ノズル10があり、そのノズルを通して金
属は、溶融金属流12の形でタンデッシュから保護雰囲
気に保たれた室14に入る。溶融金属流12は、噴霧ガ
ス流18を溶融金属流に向けたジエット16によって噴
霧され、小滴20に形成される。小滴は、室の底部に落
下し、低温液体22内で冷却され、凝固し、取出され
る。この発明による噴霧粉末の凝固速度は、粒度分布に
より毎秒1000℃〜1000000℃のオーダーであ
ろう。この極めて急速な凝固速度は、冷却から生じる粉
末組成のばらつきを防止している。
【0013】上述の発明は、サマリウム、ネオジム、ブ
ラセオジム、ランタン、セリウム、イットリウムおよび
ミッシュメタルからなる少くとも1つの希土類元素を、
例えば20〜40%含む一般的希土類磁石合金の使用に
適している。その合金の残部は、コバルト、鉄またはニ
ッケルのような遷移金属の少くとも1つ、または銅であ
ればよい。ボロン約2重量%まで、同様にアルミニウム
約10重量%までも含み得る。
ラセオジム、ランタン、セリウム、イットリウムおよび
ミッシュメタルからなる少くとも1つの希土類元素を、
例えば20〜40%含む一般的希土類磁石合金の使用に
適している。その合金の残部は、コバルト、鉄またはニ
ッケルのような遷移金属の少くとも1つ、または銅であ
ればよい。ボロン約2重量%まで、同様にアルミニウム
約10重量%までも含み得る。
【0014】真空誘導溶融し、インゴット鋳造し、粉砕
した従来の粉末と比較して、この発明の実施により製造
された粉末の均一性を、詳細な1実施例によって示すた
め、次の成分組成を真空溶融した。 ネオジム 32.58重量% 鉄 66.44重量% ボロン 0.98重量% この合金を従来のインゴット鋳造し、表Iに示す粒度に
粉砕した。また別にこの発明の実施によりアルゴンガス
ジエットによって噴霧し、液体アルゴン中で急冷した。
急冷のまゝの粉末は、表Iに示された粒度分級物にふる
い分けし、冶金的相を決定するためにキュリー温度測定
によって試験した。えられた結果を表Iに示した。
した従来の粉末と比較して、この発明の実施により製造
された粉末の均一性を、詳細な1実施例によって示すた
め、次の成分組成を真空溶融した。 ネオジム 32.58重量% 鉄 66.44重量% ボロン 0.98重量% この合金を従来のインゴット鋳造し、表Iに示す粒度に
粉砕した。また別にこの発明の実施によりアルゴンガス
ジエットによって噴霧し、液体アルゴン中で急冷した。
急冷のまゝの粉末は、表Iに示された粒度分級物にふる
い分けし、冶金的相を決定するためにキュリー温度測定
によって試験した。えられた結果を表Iに示した。
【0015】
【表1】
【0016】表Iからわかるように、従来のインゴット
鋳造合金には、2つの相、すなわち、正方晶 Nd15Fe80B
5 およびFe2B相が各例で存在した。この発明で製造され
た粉末には、前者の相のみが完全な均一性を示しながら
存在した。
鋳造合金には、2つの相、すなわち、正方晶 Nd15Fe80B
5 およびFe2B相が各例で存在した。この発明で製造され
た粉末には、前者の相のみが完全な均一性を示しながら
存在した。
【0017】従来のインゴット鋳造、および噴霧法と液
体アルゴン急冷のこの発明により製造された次の成分組
成の真空誘導溶融希土類磁石合金に対する改良された磁
気特性、すなわち、誘導比(Br/Bs )および保磁力を表
IIに示した。合金の成分組成は次の通りである。 ネオジム 32.58重量% 鉄 66.44重量% ボロン 0.98重量%
体アルゴン急冷のこの発明により製造された次の成分組
成の真空誘導溶融希土類磁石合金に対する改良された磁
気特性、すなわち、誘導比(Br/Bs )および保磁力を表
IIに示した。合金の成分組成は次の通りである。 ネオジム 32.58重量% 鉄 66.44重量% ボロン 0.98重量%
【0018】
【表2】
【0019】この発明の74ミクロンよりも小さい粒度
の保磁力は、従来法により製造されたはるかに微細な2.
8ミクロン粒度と類似した値であることがわかるであろ
う。希土類磁石合金粉末の保磁力および誘導比(Br/Bs
)値は、88ミクロンと74ミクロンの間の粒度で激
烈な改良がみられる。
の保磁力は、従来法により製造されたはるかに微細な2.
8ミクロン粒度と類似した値であることがわかるであろ
う。希土類磁石合金粉末の保磁力および誘導比(Br/Bs
)値は、88ミクロンと74ミクロンの間の粒度で激
烈な改良がみられる。
【0020】表III のデータは、SmCo5 合金に関して、
この発明により達成された保磁力の改良を示しており、
この同じ合金を従来法のインゴット鋳造し、粉砕して永
久磁石製造用粉末を成形したものと比較している。この
試験で、この発明により製造された粉末と従来法で製造
された粉末との両方を用い、その粉末はダイス空間に充
填され、粉末に対して同じ配向となるように磁界がかけ
られた。それからその粉末は、磁界をかけながら圧縮成
形された。冷間圧縮された成形体は、1122℃(20
50°F)の温度で焼結され、続いて954.4℃(17
50°F)で3時間熱処理された。
この発明により達成された保磁力の改良を示しており、
この同じ合金を従来法のインゴット鋳造し、粉砕して永
久磁石製造用粉末を成形したものと比較している。この
試験で、この発明により製造された粉末と従来法で製造
された粉末との両方を用い、その粉末はダイス空間に充
填され、粉末に対して同じ配向となるように磁界がかけ
られた。それからその粉末は、磁界をかけながら圧縮成
形された。冷間圧縮された成形体は、1122℃(20
50°F)の温度で焼結され、続いて954.4℃(17
50°F)で3時間熱処理された。
【0021】
【表3】
【0022】表III からわかるように、すべての粒度範
囲の粉末に対して、この発明の実施によって達成された
保磁力値は、従来法で達成された値以上の激烈な改良が
なされている。この発明で製造された噴霧粉は、篩分け
操作によって報告された粒度分級物に分けられ、さらに
粉砕することなく磁石体製造に用いた。
囲の粉末に対して、この発明の実施によって達成された
保磁力値は、従来法で達成された値以上の激烈な改良が
なされている。この発明で製造された噴霧粉は、篩分け
操作によって報告された粒度分級物に分けられ、さらに
粉砕することなく磁石体製造に用いた。
【0023】この発明の実施がネオジム35〜38重量
%、鉄60〜64.8重量%およびボロン0.2〜2重量%
の成分組成の希土類磁石合金になされるなら、エネルギ
ー積(BHmax )に関して最低でも30000000ガウ
スエルステッドのオーダーの激烈な向上が達成されえ
る。これを実証するため表IVの成分組成の希土類磁石合
金が試験のため製造された。これらの希土類磁石合金の
成分組成は、アルゴンガス噴霧と液体アルゴン急冷によ
るこの発明永久磁石体製造用粉末を作るのに用いられ
た。
%、鉄60〜64.8重量%およびボロン0.2〜2重量%
の成分組成の希土類磁石合金になされるなら、エネルギ
ー積(BHmax )に関して最低でも30000000ガウ
スエルステッドのオーダーの激烈な向上が達成されえ
る。これを実証するため表IVの成分組成の希土類磁石合
金が試験のため製造された。これらの希土類磁石合金の
成分組成は、アルゴンガス噴霧と液体アルゴン急冷によ
るこの発明永久磁石体製造用粉末を作るのに用いられ
た。
【0024】
【表4】
【0025】図2からわかるように、最大エネルギー積
値は、ネオジム約35〜38重量%の範囲内で達成さ
れ、同様に図3からわかるように、1000エルステッ
ドまたはそれ以上の最適な保磁力は、この同じネオジム
範囲内で達成される。その結果、この発明の方法は、ネ
オジム35〜38重量%、鉄60〜64.8重量%および
ボロン0.2〜2重量%の範囲内にある合金を用いること
が特に有益であることがわかる。
値は、ネオジム約35〜38重量%の範囲内で達成さ
れ、同様に図3からわかるように、1000エルステッ
ドまたはそれ以上の最適な保磁力は、この同じネオジム
範囲内で達成される。その結果、この発明の方法は、ネ
オジム35〜38重量%、鉄60〜64.8重量%および
ボロン0.2〜2重量%の範囲内にある合金を用いること
が特に有益であることがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法による希土類磁石合金粒子
の製造法は、従来の方法のように粒子の粉砕工程を必要
とせず、えられた粒子は均一な成分組成を有し、その粒
子で作った磁石の磁気特性は、従来方法で作った磁石の
それより優れている。
の製造法は、従来の方法のように粒子の粉砕工程を必要
とせず、えられた粒子は均一な成分組成を有し、その粒
子で作った磁石の磁気特性は、従来方法で作った磁石の
それより優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する装置の概略図である。
【図2】本発明で製造した希土類磁石合金のネオジム含
量と、その合金の最大エネルギー積との関係を示すグラ
フである。
量と、その合金の最大エネルギー積との関係を示すグラ
フである。
【図3】本発明で製造した希土類磁石合金のネオジム含
有量とその合金の保磁力との関係を示すグラフである。
有量とその合金の保磁力との関係を示すグラフである。
2 炉 4 タンデイッシュ 6 包囲装置 10 ノズル 14 室 20 小滴 22 低温液体
フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ジエイ・デユリス アメリカ合衆国、ペンシルヴアニア 15230 ピツツバーグ、ヘイステイングス ミルロード 1775 (56)参考文献 特開 昭60−189901(JP,A) 特開 昭59−219904(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】 希土類永久磁石の製造に使用する均一な
成分を有する粒子の製造法であって、該方法が、希土類
磁石合金の溶融体を作ること;該溶融体を保護的雰囲気
に維持すること;該溶融体の流れを保護雰囲気であり且
つ底部に冷却媒体を有する室に導入すること;小滴を作
るように該溶融体の流れを噴霧させること;粒子を作る
よう該室の底部で該小滴を急速に冷却し、集めること及
び該粒子を該室から取出すことよりなる粒子の製造方
法。 - 【請求項2】 該希土類磁石合金の該溶融体が真空誘導
溶融により製造されている請求項1の製造法。 - 【請求項3】 該冷却媒体が、寒剤液体である請求項1
の製造法。 - 【請求項4】 該寒剤液体が、液体アルゴンであり、該
室がアルゴン雰囲気を有する請求項3の製造法。 - 【請求項5】 該溶融体の流れが、不活性流体の使用に
より微粒化されている請求項1の製造法。 - 【請求項6】 該不活性流体が、アルゴンガスである請
求項5の製造法。 - 【請求項7】 該希土類磁石合金が、重量%で、35〜
38%のネオジム、60〜64.8%の鉄及び0.2〜2%
のホウ素を含む組成である請求項1の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158278A JPH07110966B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 希土類磁石合金粒子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158278A JPH07110966B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 希土類磁石合金粒子の製造法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60208529A Division JPS6274045A (ja) | 1984-04-09 | 1985-09-20 | 希土類永久磁石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748610A JPH0748610A (ja) | 1995-02-21 |
| JPH07110966B2 true JPH07110966B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=15668117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6158278A Expired - Fee Related JPH07110966B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 希土類磁石合金粒子の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110966B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102723802B1 (ko) * | 2019-12-09 | 2024-10-29 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 금속 분말 제조장치 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6158278A patent/JPH07110966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0748610A (ja) | 1995-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0215168B1 (en) | Method for making rare-earth element containing permanent magnets | |
| EP1187147B1 (en) | Rare-earth alloy, rare-earth sintered magnet, and methods of manufacturing | |
| JP3932143B2 (ja) | 磁石の製造方法 | |
| US5930582A (en) | Rare earth-iron-boron permanent magnet and method for the preparation thereof | |
| US7138017B2 (en) | Rare earth magnet and method for producing the magnet | |
| JP2002536539A (ja) | 希土類永久磁石合金およびその製造方法 | |
| US7264683B2 (en) | Centrifugal casting method, centrifugal casting apparatus, and cast alloy produced by same | |
| JPH044387B2 (ja) | ||
| WO2003066922A1 (en) | Sinter magnet made from rare earth-iron-boron alloy powder for magnet | |
| US4881985A (en) | Method for producing anisotropic RE-FE-B type magnetically aligned material | |
| JP2639609B2 (ja) | 永久磁石用合金鋳塊及びその製造法 | |
| JP3505261B2 (ja) | Sm−Co系永久磁石材料、永久磁石及びその製造法 | |
| US4983230A (en) | Platinum-cobalt alloy permanent magnets of enhanced coercivity | |
| JP3452561B2 (ja) | 希土類磁石およびその製造方法 | |
| JPH07110966B2 (ja) | 希土類磁石合金粒子の製造法 | |
| JP2002161302A (ja) | 永久磁石用磁性合金粉末およびその製造方法 | |
| JP3755902B2 (ja) | 異方性ボンド磁石用磁石粉末および異方性ボンド磁石の製造方法 | |
| CA1276486C (en) | Method of making rare-earth element containing permanent magnets | |
| JPH03162546A (ja) | 耐酸化性の優れた永久磁石合金の製造方法 | |
| JPH10223420A (ja) | アルニコ磁石用アトマイズ粉末およびその熱処理方法ならびにボンド磁石 | |
| JPH0562814A (ja) | 希土類元素−Fe−B系磁石の製造方法 | |
| JP2660917B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JPH0251203A (ja) | 永久磁石粉末の製造方法 | |
| JPH0774410B2 (ja) | 焼結軟磁性材料の製造方法 | |
| Dulis et al. | Solid NdFeB Magnets Made by Gas Atomization and Extrusion |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |