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JPH0711178B2 - 基体上に美麗骨材を固定する方法 - Google Patents
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JPH0711178B2 - 基体上に美麗骨材を固定する方法 - Google Patents

基体上に美麗骨材を固定する方法

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JPH0711178B2
JPH0711178B2 JP21508688A JP21508688A JPH0711178B2 JP H0711178 B2 JPH0711178 B2 JP H0711178B2 JP 21508688 A JP21508688 A JP 21508688A JP 21508688 A JP21508688 A JP 21508688A JP H0711178 B2 JPH0711178 B2 JP H0711178B2
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beautiful aggregate
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、美麗骨材をコンクリート等の基体の上に固定
する方法に関する。一般に遊歩道、公園、庭、料亭の玄
関及び玄関先の道、美術館、体育館、資料館等の建物の
敷地内の広場等、建物の外壁において、図1において示
されるようにコンクリート等の基体の表面に美麗骨材の
1部がコンクリートの中に埋め込まれた状態の化粧コン
クリートが使用されて来た。本明細書において、図1に
示される構造のものを単に化粧コンクリートと云う。
従来化粧コンクリートは所謂洗い出し工法により製造さ
れて来た。
洗い出し工法は次の工程よりなる。クラッシャーラン1
の上に基礎コンクリート層2を設ける。クラッシャーラ
ン1と基礎コンクリート層は基礎と呼ばれる。その上に
モルタル層3を設け、その上に美麗骨材4を含むプレグ
ラウトモルタル5を塗布する。この状態を図2に示す。
次いでプレグラウトモルタル5の上に硬化遅延剤を散布
し、その上に養生プラスチックシート6を被せる。この
状態を図3に示す。次いで夏では2時間〜3時間、冬で
は4時間〜6時間放置し、プレグラウトモルタル5の表
面以外の部分を硬化させる。層5の表面には硬化遅延剤
が存在するので硬化しない。その養生シートを除去し、
そのモルタル5上に硬化しないで存在するモルタル成分
を水で洗い出し、化粧コンクリートを形成する。この状
態を図4に示す。
しかし従来の洗い出し方法は下記の欠点を有する。
(1)硬化遅延剤の散布を均一に行なわなければなら
ず、硬化剤の散布から水による洗い出しの時間は気温に
左右される。そのためにこの工法は熟練者が行なわなけ
ればならない。
(2)水での洗い出し工程においては、大量のセメント
汚泥が流出し、これを下水設備に流出させることが不可
能である。何故ならば洗い流したセメントが排水管を詰
まらせ大事に至るからである。従って作業を可能にする
場所は非常に限定される。
(3)化粧骨材とモルタルの接着部分に対して水洗いに
よりセメントを流出してしまうので大切な接着強度を低
下させてしまい早期に化粧骨材の脱去が発生する。
(4)最外層のモルタル層において、高価な化粧骨材4
を比較的大量に使用しなければならない。
(5)養生シートは1回しか使用できず、資源の無駄と
なる。
本発明者は化粧コンクリートを製造するための従来技術
の欠点を克服するため幅広い研究を行ない本発明を完成
させた。
本発明は、(a)基体の上に粒子の長径が2〜10mmであ
る美麗骨材を合成樹脂結合剤で結合させ、(b)その美
麗骨材の間をセメントペーストで埋め、そして(c)そ
のセメントペースト層が初期凝結になった時、その美麗
骨材の表面が露出するようにその表面上のセメントペー
ストを除去する、各工程を含む基体上に美麗骨材を固定
する方法に関する。
図面によって本発明をさらに詳しく説明する。図5にお
いて、基体11上に長径は2〜10mmの美麗骨材14を載せ、
その美麗骨材14を合成樹脂接合材(図示せず)で接合す
る。次いでその骨材の隙間をセメントペースト15で埋め
る(第6図参照)。そのセメントペーストの層が初期凝
結となった時(例えば約1時間後)に例えばたわし付き
ポリッシャーにより、その美麗骨材14の表面が露出する
ようにその表面上のセメントペーストを除去する(第7
図参照)。その表面上のセメントペーストの除去はたわ
し付きポリッシャー以外の公知の手段で除去できる。す
なわち、初期凝結後のセメントペーストは、比較的柔か
く、例えばスポンジ、通常の束子、雑巾等で除去でき
る。
美麗骨材としては意匠性に優れた美麗な天然産の玉石ま
たは天然石の砕石が好ましい。人工的に着色した骨材も
使用に供することはできるが、意匠的にあまり好ましい
とはいえない。骨材の大きさとしては上で述べたよう
に、長径が2〜10mmの範囲のものが望ましい。これより
も小さくなると肝心の意匠価値が急速に低減し、この範
囲よりも大きくなると被化粧体への塗り延べ作業性が困
難になる。特に壁面への適用においては、骨材が大きく
なるほど塗り延べた塗り組成物が落下しやすくなり、こ
の範囲をこえると施工は困難どころか、ほとんど不可能
になる。
合成樹脂結合剤としては、常温硬化性で透明なフイルム
を形成するものはすべて適用が可能である。ビスフェノ
ールAまたはF型エポキシ樹脂とポリアミンまたはポリ
チオールからなるエポキシ樹脂組成物、不飽和ポリエス
テル樹脂、エチレンのようなビニルモノマーおよび重合
開始剤からなる不飽和ポリエステル樹脂組成物、ポリイ
ソシアネートとポリオールまたはポリエステルから合成
されるウレタンプレポリマーと硬化剤としてのポリアミ
ンまたはポリオールからなるウレタン樹脂組成物、ある
いはアクリルポリオールとポリイソシアネートからなる
ウレタン樹脂組成物などすべて適用可能である。これら
合成樹脂結合剤の粘度は500〜100,000センチポイズの範
囲内にあることが望ましい。ここで床面は50〜20,000セ
ンチポイズ、壁面は20,000〜100,000センチポイズの範
囲であることが好ましい。
これよりも粘度が低くなると、壁面への適用においては
骨材を壁面にとどめることが困難になり、床面への適用
においては結合材が地下面に流下して接着力が低下す
る。また粘度が高くなると双方とも作業性が悪くなり、
実用にならなくなる。適正な粘度は使用する天然骨材の
大きさによっても異なる。一般的にいって大きな骨材ほ
ど高い粘度の結合剤を必要とする。骨材100重量部に対
する合成樹脂結合剤の添加量は、固形分基準で3〜10重
量部が好ましい。但しこれは床面は少なく、壁面が多く
必要とされる。添加量がこれよりも少ないと骨材の結合
力が弱すぎて実用上問題となり、これよりも多い添加量
は経済的に不適当であるばかりでなく、自然暴露による
変色の程度を高めるので実用上好ましくない。
第一段目の工程で美麗骨材と合成樹脂結合剤からなる塗
り組成物を、従来工法で多孔性の美麗天然骨材層として
施工し、それが硬化したのちにおいて、第二段目の工程
でセメントペーストを充填する。使用されるセメントの
種類は好みによって変えられる。一般的に白色セメント
をベースとし、セメント1:硅砂1の割合で混合したもの
を用い必要に応じて顔料で着色することが好ましい。
セメントペーストは床面については流し塗りしてから鏝
でしごき塗りを行う。壁面については鏝で塗り付けた
後、同じくしごき塗りを行う。ここで使用される鏝とし
ては、ゴムまたは軟質プラスチック製のものが望まし
い。このような鏝はセメントペースト塗り延べに際して
美麗骨材表面の骨材に沿って変形するために、ペースト
層の表面が骨材層より低くなって、美麗骨材の露出が多
くなる。これに反して金鏝のような変形しにくい鏝を使
用すると、セメントペーストが骨材面の多くを覆ってし
まい無駄なセメントペーストとなるし、美麗骨材の露出
工程でも効率が悪くなり好ましくない。
ここでのポイントは、第一工程の天然美麗骨材層が適宜
な空隙を持って硬化体となっているので、しごき塗りを
してもセメントペーストからの、あまが浮かない為に白
華の発生も微量で見苦しさがない安定した仕上がりとな
る。次にゴム鏝だけのしごき塗りでは、美麗骨材の露出
比率が足りず洗い出し風の意匠性に欠ける為に、しごき
塗り後セメントペーストの初期凝結が始まった時点でた
わし付きポリッシャーによりブラッシングを行う。その
度合は目的の美麗骨材露出度に合わせてストップした後
に、集塵機によりこの余剰セメントペーストを集塵し
て、更にウエス付きポリッシャーにより仕上げの研ぎを
行い完成とする。
第二工程で美麗骨材の露出比率を高くした洗い出し風と
する際に、水洗い工程を必要としないで得られる工法と
した塗り仕上げ構造であり、以下実施例で詳しく説明す
る。
〔実施例1〕 ビスフェノールA型の液状エポキシ樹脂(エピコート82
8、油化シエル)100重量部に硬化剤としての60重量部の
変性ポリアミン(サンマイドIM−544、三和化学)、反
応性希釈剤として16重量部のブチルグリシジルエーテル
を加え、均一に混合して粘度約1,000センチポイズの結
合剤とした。ここで調整された結合剤1重量部に対して
20重量部の長径10mmの天然産玉石を加え、結合剤を骨材
表面に一様にまぶして塗り組成物とした。塗り組成物は
金鏝を使用して屋内床面に約10mmの厚さに塗り延べ、約
12時間放置して硬化させ多孔性骨材層とした。
次いで白色セメントと硅砂8号を1:1の割合で配合した
パウダー100重量部に、水35重量部を加えて調整したセ
メントペーストを硬化材層に約3.5kg/m2流し、ゴム鏝で
しごいてその空隙を充填した。
セメントペースト層が初期凝結となった時(約1時間
後)に、たわし付きポリッシャーにより、目的の骨材露
出度に達するまでブラッシングを行い、次にこの余剰セ
メントペーストを集塵機にて集塵した後に、ウエス付き
ポリッシャーで研いて仕上げた。セメントペーストの硬
化とともに強度は上昇し、6時間後には歩行に供する事
が可能となった。使用に供して約2年間が経過しても骨
材の脱落および骨材の変色は殆ど見られず、さらに長期
にわたる使用に対する非常に高い可能性を示唆した。
〔実施例2〕 ビスフェノールA型の液状エポキシ樹脂(エピコート82
8、油化シエル)100重量部に硬化剤としての60重量部の
変性ポリアミン(サンマイドIM−544、三和化学)、反
応性希釈剤として12重量部のブチルグリシジルエーテル
および9重量部のコロイダルシリカを加え、均一に混合
して粘度100,000センチポイズの結合剤とした。ここで
調整された結合剤1重量部に対して10重量部の長径3mm
の天然産玉石を加え、結合剤を骨材表面に一様にまぶし
て塗り組成物とした。
塗り組成物は金鏝を使用して屋外壁面に約5mmの厚さに
塗り延べ、約12時間放置して硬化させ多孔性骨材層とし
た。次いで白色セメントと硅砂8号を1:1の割合で配合
したパウダー100重量部に、水35重量部を加えて調整し
たセメントペーストを硬化剤層に約2kg/m2ゴム鏝でしご
いてその空隙を充填した。
セメントペースト層が初期凝結となった時(約1時間
後)に、たわし付きポリッシャーにより、目的の骨材露
出度に達するまでブラッシングを行い、次にウエス付き
ポリッシャーで研いて仕上げた。
セメントペーストの硬化とともに強度は上昇して、使用
に供して約4年間が経過しても骨材の脱落および骨材の
変色は殆ど見られず、さらに長期にわたる使用に対する
非常に高い可能性を示唆した。
〔実施例3〕 濃度55%の不飽和ポリエステル樹脂(ポリライトTP−10
0、大日本インキ)のスチレン溶液に、不飽和ポリエス
テル樹脂100重量部に対して2.0重量部のメチルエチルケ
トンパーキシドと0.5重量部のナフテン酸コバルトを加
え、粘度約500センチポイズの結合剤を調製した。ここ
で調整された結合剤1重量部に対して15重量部の長径10
mmの角を丸めた天然石砕石骨材を加え、結合剤を骨材表
面に一様にまぶして塗り組成物とした。塗り組成物は金
鏝を使用して屋上床面に約10mmの厚さに塗り延べ、約12
時間放置して硬化させ多孔性骨材層とした。
次いで白色セメントと硅砂8号を1:1の割合で配合した
パウダー100重量部に水35重量部を加えて調整したセメ
ントペーストを硬化材層に約3kg/m2流し、ゴム鏝でしご
いてその空隙を充填した。
セメントペースト層が初期凝結となった時(約1時間
後)に、たわし付きポリッシャーにより、目的の骨材露
出度に達するまでブラッシングを行い、次にこの余剰セ
メントペーストを集塵機にて集塵した後、ウエス付きポ
リッシャーで研いて仕上げた。セメントペーストの硬化
とともに強度は上昇し、6時間後には歩行に供する事が
可能となった。使用に供して約4年間が経過して骨材表
面を被覆していた硬化不飽和ポリエステル樹脂は露出部
分で完全に剥落して骨材の地肌が現れたが、骨材の脱落
は起こらず、さらに長期にわたる使用に対する非常に高
い可能性を示唆する十分な接着強度を示した。
(発明の効果) 本発明の構造では、意匠の主体である美麗骨材の多孔性
構造が合成樹脂系接合剤で形成され、次いでその空隙が
セメントペーストで充填される。次いでそのセメントペ
ースト層が初期凝結になった時、その美麗骨材の表面が
露出するようにその表面上のセメントペーストを除去す
る。従ってその形成は従来のセメント系洗い出し仕上げ
に比べて格段に簡便であり、仕上がり状態の安定性が高
い為に、美麗天然骨材の利点を十分に発揮でき、且つ接
合点がセメント硬化体で完全に覆い隠されるために、施
工性に勝るが耐久性に劣る洗い出し工法に比べて格段に
耐久性に優れる。従って従来工法の欠点が本発明により
克服された。
本発明の実施の態様は次の通りである: (1)(a)基体の上に粒子の長径が2〜10mmである美
麗骨材を合成樹脂結合剤で結合させ、 (b)その美麗骨材の間をセメントペーストで埋め、そ
して (c)そのセメントペースト層が初期凝結になった時、
その美麗骨材の表面が露出するようにその表面上のセメ
ントペーストを除去する 各工程を含む基体上に美麗骨材の固定方法。
(2)美麗骨材の露出比率を高くした洗い出し風とする
際に、水洗い工程を必要としないで得られる上記(1)
記載の方法。
(3)骨材が美麗な天然産の玉石または天然石の砕石で
ある上記(1)記載の方法。
(4)合成樹脂結合剤の粘度が500〜100,000センチポイ
ズである上記(1)記載の方法。
(5)合成樹脂結合剤がポリエポキサイド化合物とポリ
アミンまたはポリチオール化合物からなる常温硬化性の
エポキシ樹脂組成物である上記(1)記載の方法。
(6)合成樹脂結合剤がポリエステル樹脂、ビニルモノ
マーおよび重合開始剤からなる不飽和ポリエステル樹脂
組成物である上記(1)記載の方法。
(7)合成樹脂結合剤がポリイソシアネートとポリオー
ルまたはポリエステルから合成されるウレタンプレポリ
マーと硬化剤としてのポリアミンまたはポリオールから
なるウレタン樹脂組成物である上記(1)記載の方法。
(8)合成樹脂結合剤がアクリルポリオールとポリイソ
シアネートからなるウレタン樹脂系組成物である上記
(1)記載の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は、所謂化粧コンクリートの断面図である; 第2図は、従来の洗い出し工法の説明図である; 第3図は、従来の洗い出し工法の説明図である; 第4図は、従来の洗い出し工法の説明図である; 第5図は本発明の方法の美麗骨材を合成樹脂結合剤で結
合した状態の断面図である(第1工程); 第6図は第5図の状態のものにセメントペーストを充填
した状態の断面図である(第2工程);そして 第7図は美麗骨材の表面を露出した状態(完成品)の断
面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)基体の上に粒子の長径が2〜10mmで
    ある美麗骨材を合成樹脂結合剤で結合させ、 (b)その美麗骨材の間をセメントペーストで埋め、そ
    して (c)そのセメントペースト層が初期凝結になった時、
    その美麗骨材の表面が露出するようにその表面上のセメ
    ントペーストを除去する 各工程を含む基体上に美麗骨材を固定する方法。
JP21508688A 1988-08-31 1988-08-31 基体上に美麗骨材を固定する方法 Expired - Lifetime JPH0711178B2 (ja)

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JP2008133156A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Yabuhara Sangyo Kk セメント組成物、セメントペーストおよび美麗粒子の固定方法
JP2016056681A (ja) * 2015-11-25 2016-04-21 治郎 杉本 テラゾ
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