JPH07119119B2 - サーマルプリンタの高低温時記録パターン濃度推定法 - Google Patents
サーマルプリンタの高低温時記録パターン濃度推定法Info
- Publication number
- JPH07119119B2 JPH07119119B2 JP3313454A JP31345491A JPH07119119B2 JP H07119119 B2 JPH07119119 B2 JP H07119119B2 JP 3313454 A JP3313454 A JP 3313454A JP 31345491 A JP31345491 A JP 31345491A JP H07119119 B2 JPH07119119 B2 JP H07119119B2
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- thermal
- thermal head
- thermal printer
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータやファク
シミリにおいて文字や画像などのパターンを記録するの
に用いられるサーマルプリンタに関し、特に環境温度
(雰囲気温度)が常温より高温又は低温になったとき記
録されるパターンの濃度を推定する方法に関する。
シミリにおいて文字や画像などのパターンを記録するの
に用いられるサーマルプリンタに関し、特に環境温度
(雰囲気温度)が常温より高温又は低温になったとき記
録されるパターンの濃度を推定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタの原理的構成を図3に
示す。本図に示すようにサーマルプリンタはサーマルヘ
ッド1と信号生成部2と、直流電源3とからなる。サー
マルヘッド1はマトリクス状に配列された0.1mm程
度の大きさの微細な低抗体を備え、信号生成部2から出
力される記録パターンに応じて直流電源3から受ける直
流電流により選択的に低抗体を加熱する。
示す。本図に示すようにサーマルプリンタはサーマルヘ
ッド1と信号生成部2と、直流電源3とからなる。サー
マルヘッド1はマトリクス状に配列された0.1mm程
度の大きさの微細な低抗体を備え、信号生成部2から出
力される記録パターンに応じて直流電源3から受ける直
流電流により選択的に低抗体を加熱する。
【0003】感熱紙4は、常温では白色の発色層6を基
紙5の表面に塗布して成っており、サーマルヘッド1が
発色層6に接触したとき発色層6は瞬時に発色する。発
色した箇所の発色層6の色は黒、赤、青などであり、そ
の色は発色層6の材料により定まる。図3では発色した
箇所は発色部7としてサーマルヘッド1の全正面と同じ
領域が示してあるが、実際に発色するのは加熱された低
抗体に接触した箇所だけであり、その発色部7のパター
ンが記録パターンとして感熱紙4に記録される。その記
録パターンは信号生成部2で生成された文字や画像であ
る。
紙5の表面に塗布して成っており、サーマルヘッド1が
発色層6に接触したとき発色層6は瞬時に発色する。発
色した箇所の発色層6の色は黒、赤、青などであり、そ
の色は発色層6の材料により定まる。図3では発色した
箇所は発色部7としてサーマルヘッド1の全正面と同じ
領域が示してあるが、実際に発色するのは加熱された低
抗体に接触した箇所だけであり、その発色部7のパター
ンが記録パターンとして感熱紙4に記録される。その記
録パターンは信号生成部2で生成された文字や画像であ
る。
【0004】発色部7における発色の程度が記録パター
ンの濃度である。その濃度は、サーマルヘッド1の温度
により決まり、サーマルヘッド1に与える熱エネルギに
ほぼ依存するが、その熱エネルギが同じでもサーマルプ
リンタが置かれている環境の温度によってかなり変わ
る。そこで、従来は、常温より高いか又は低い環境温度
における記録パターンの濃度を確認するために、サーマ
ルプリンタを恒温槽に入れて感熱紙に実際にパターンを
記録し、そのパターンの濃さを調べていた。
ンの濃度である。その濃度は、サーマルヘッド1の温度
により決まり、サーマルヘッド1に与える熱エネルギに
ほぼ依存するが、その熱エネルギが同じでもサーマルプ
リンタが置かれている環境の温度によってかなり変わ
る。そこで、従来は、常温より高いか又は低い環境温度
における記録パターンの濃度を確認するために、サーマ
ルプリンタを恒温槽に入れて感熱紙に実際にパターンを
記録し、そのパターンの濃さを調べていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】恒温槽にサーマルプリ
ンタを収容して、その槽内温度を所定温度(例えば−2
0℃)に設定するにはかなりの時間(例えば1時間)が
かかる。また、このような急激な温度ストレスを加える
ことによりサーマルプリンタの信頼性を低下させてしま
うおそれもある。
ンタを収容して、その槽内温度を所定温度(例えば−2
0℃)に設定するにはかなりの時間(例えば1時間)が
かかる。また、このような急激な温度ストレスを加える
ことによりサーマルプリンタの信頼性を低下させてしま
うおそれもある。
【0006】このように、サーマルプリンタが高温また
は低温にあるときの記録パターンの濃度を確認するため
の従来の方法には、作業効率およびサーマルプリンタの
信頼性に関し解決すべき課題があった。本発明の目的
は、その従来の方法における課題を解決し、高温または
低温環境におけるサーマルプリンタによる記録パターン
の濃度を簡易に知ることができ、しかもサーマルプリン
タの信頼性を損うおそれのない方法の提供にある。
は低温にあるときの記録パターンの濃度を確認するため
の従来の方法には、作業効率およびサーマルプリンタの
信頼性に関し解決すべき課題があった。本発明の目的
は、その従来の方法における課題を解決し、高温または
低温環境におけるサーマルプリンタによる記録パターン
の濃度を簡易に知ることができ、しかもサーマルプリン
タの信頼性を損うおそれのない方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が提供する手段は、常温TM より高いか又は
低い温度THLの環境でサーマルプリンタのサーマルヘッ
ドが紙に記録する文字や画像のパターンの濃度を推定す
る方法であって、常温環境で記録する際の前記サーマル
ヘッドの温度をTK 、その常温環境で記録のために前記
サーマルヘッドに印加される電圧をVとするとき、 V' ={(THL+TK −2TM )/(TK −TM )}1/2 ・V なる式で計算により求めた電圧V´を常温環境で前記サ
ーマルヘッドに印加して前記紙にパターンを記録させ、
該紙に記録されたパターン濃さを前記温度THLにおいて
前記サーマルプリンタが前記紙に記録するであろうパタ
ーンの濃さを推定することを特徴とするサーマルプリン
タの高低温時記録パターン濃度推定法である。
めに本発明が提供する手段は、常温TM より高いか又は
低い温度THLの環境でサーマルプリンタのサーマルヘッ
ドが紙に記録する文字や画像のパターンの濃度を推定す
る方法であって、常温環境で記録する際の前記サーマル
ヘッドの温度をTK 、その常温環境で記録のために前記
サーマルヘッドに印加される電圧をVとするとき、 V' ={(THL+TK −2TM )/(TK −TM )}1/2 ・V なる式で計算により求めた電圧V´を常温環境で前記サ
ーマルヘッドに印加して前記紙にパターンを記録させ、
該紙に記録されたパターン濃さを前記温度THLにおいて
前記サーマルプリンタが前記紙に記録するであろうパタ
ーンの濃さを推定することを特徴とするサーマルプリン
タの高低温時記録パターン濃度推定法である。
【0008】
【作用】本発明では、常温環境のままで高温または低温
環境における記録パターンの濃度をシミュレートするこ
とにより、高温または低温環境における記録パターン濃
度を推定する。
環境における記録パターンの濃度をシミュレートするこ
とにより、高温または低温環境における記録パターン濃
度を推定する。
【0009】図1は、常温TM の環境と高温または低温
THLの非常温環境(図ではTHLは低温)とについて、サ
ーマルヘッドの温度と、そのサーマルヘッドに供給され
る熱エネルギの関係を示す図である。図において、 TM :常温度 THL:常温度TM より高いか低いときの環境の温度 TK :常温TM の環境で定常電圧Vがサーマルヘッドに
印加され、電流により加熱されたときに到達するサーマ
ルヘッド(より詳しくは、サーマルヘッドにマトリクス
状に配列されている各微小低抗体。以下同じ。)の温度 T'k:高温または低温THLの環境で定常電圧Vがサーマ
ルヘッドに印加され、電流により加熱されたときに到達
するサーマルヘッドの温度 W:定常電圧Vがサーマルヘッドに印加されたときにサ
ーマルヘッドを加熱するのに消費される熱エネルギ W' :常温TM の環境でサーマルヘッドの温度をT'Kに
加熱するのに消費される熱エネルギである。そして、 V' :W' の熱エネルギをサーマルヘッドに発生させる
のにそのサーマルヘッドに印加すべき電圧 R:サーマルヘッドの電気抵抗 とすると、次の式が成り立つ。 W=V2 /R …………………………………………………………(1) W' =V'2 /R ……………………………………………………(2) TK −TM =W・k …………………………………………………(3) T'K−THL=W・k …………………………………………………(4) T'K−TM =W'・k ………………………………………………(5) 但し、kは定数である。上記式(1)〜(5)からV’
をTHLについて求めると、 V' ={(THL+TK −2TM )/(TK −TM )}1/2 ・V…(6) となる。
THLの非常温環境(図ではTHLは低温)とについて、サ
ーマルヘッドの温度と、そのサーマルヘッドに供給され
る熱エネルギの関係を示す図である。図において、 TM :常温度 THL:常温度TM より高いか低いときの環境の温度 TK :常温TM の環境で定常電圧Vがサーマルヘッドに
印加され、電流により加熱されたときに到達するサーマ
ルヘッド(より詳しくは、サーマルヘッドにマトリクス
状に配列されている各微小低抗体。以下同じ。)の温度 T'k:高温または低温THLの環境で定常電圧Vがサーマ
ルヘッドに印加され、電流により加熱されたときに到達
するサーマルヘッドの温度 W:定常電圧Vがサーマルヘッドに印加されたときにサ
ーマルヘッドを加熱するのに消費される熱エネルギ W' :常温TM の環境でサーマルヘッドの温度をT'Kに
加熱するのに消費される熱エネルギである。そして、 V' :W' の熱エネルギをサーマルヘッドに発生させる
のにそのサーマルヘッドに印加すべき電圧 R:サーマルヘッドの電気抵抗 とすると、次の式が成り立つ。 W=V2 /R …………………………………………………………(1) W' =V'2 /R ……………………………………………………(2) TK −TM =W・k …………………………………………………(3) T'K−THL=W・k …………………………………………………(4) T'K−TM =W'・k ………………………………………………(5) 但し、kは定数である。上記式(1)〜(5)からV’
をTHLについて求めると、 V' ={(THL+TK −2TM )/(TK −TM )}1/2 ・V…(6) となる。
【0010】図2は式(6)により計算して得たTHLと
V' との関係を示す図である。以上に記したところから
明らかなように、常温TM の環境のままでヘッドに印加
する電圧を式(6)により求まるV' に設定することに
より、サーマルヘッドの温度をT'Kにすることができ
る。記録パターンの濃度はサーマルヘッドの温度により
決まるから、サーマルヘッドに印加する電圧をV' にし
てパターンを記録させ、その記録パターンの濃度を環境
温度THLのときの記録パターンの濃度として推定でき
る。
V' との関係を示す図である。以上に記したところから
明らかなように、常温TM の環境のままでヘッドに印加
する電圧を式(6)により求まるV' に設定することに
より、サーマルヘッドの温度をT'Kにすることができ
る。記録パターンの濃度はサーマルヘッドの温度により
決まるから、サーマルヘッドに印加する電圧をV' にし
てパターンを記録させ、その記録パターンの濃度を環境
温度THLのときの記録パターンの濃度として推定でき
る。
【0011】
【実施例】本発明を適用して、記録パターンの濃度を推
定する実施例を説明する。この実施例に用いるサーマル
プリンタは、サーマルヘッドの電気抵抗Rが240Ω、
サーマルヘッドに印加される定常電圧Vが14.6〔ボ
ルト〕、設計上の常温TMが25℃、常温TM の環境で
定常電圧Vがサーマルヘッドに印加されたときにサーマ
ルヘッドが到達する温度TK が150℃であるとする。
このサーマルプリンタが温度−20℃の環境に置かれた
ときに、そのサーマルプリンタによる印字濃度(ここで
は記録パターンが文字であるとする)を推定する。即
ち、前述のTHLが−20℃である。そこで、前述の式
(6)に TK =150℃ TM =25℃ THL=−20℃ V=14.6〔V〕 を代入して、V' を求めると、 V' ≒11.7〔V〕 となる。
定する実施例を説明する。この実施例に用いるサーマル
プリンタは、サーマルヘッドの電気抵抗Rが240Ω、
サーマルヘッドに印加される定常電圧Vが14.6〔ボ
ルト〕、設計上の常温TMが25℃、常温TM の環境で
定常電圧Vがサーマルヘッドに印加されたときにサーマ
ルヘッドが到達する温度TK が150℃であるとする。
このサーマルプリンタが温度−20℃の環境に置かれた
ときに、そのサーマルプリンタによる印字濃度(ここで
は記録パターンが文字であるとする)を推定する。即
ち、前述のTHLが−20℃である。そこで、前述の式
(6)に TK =150℃ TM =25℃ THL=−20℃ V=14.6〔V〕 を代入して、V' を求めると、 V' ≒11.7〔V〕 となる。
【0012】したがって、常温25℃の環境においてサ
ーマルヘッドの11.7Vの直流電圧を印加して感熱紙
に印字させると、その印字濃度が環境温度−20℃にお
いてサーマルヘッドに定常電圧Vを印加したときにおけ
る印字濃度であると推定できる。
ーマルヘッドの11.7Vの直流電圧を印加して感熱紙
に印字させると、その印字濃度が環境温度−20℃にお
いてサーマルヘッドに定常電圧Vを印加したときにおけ
る印字濃度であると推定できる。
【0013】この実施例では、サーマルプリンタを恒温
槽に収容する必要がないから、−20℃という低温環境
におけるサーマルプリンタの印字濃度を簡易に推定でき
るし、温度ストレスを加えないからサーマルプリンタの
品質を低下させ信頼性を損うおそれは全くない。
槽に収容する必要がないから、−20℃という低温環境
におけるサーマルプリンタの印字濃度を簡易に推定でき
るし、温度ストレスを加えないからサーマルプリンタの
品質を低下させ信頼性を損うおそれは全くない。
【0014】
【発明の効果】以上に詳しく説明したように、本発明に
よれば、高温または低温環境におけるサーマルプリンタ
による記録パターンの濃度を簡易に知ることができ、し
かもサーマルプリンタの信頼性を損うおそれが全くない
方法を提供できる。
よれば、高温または低温環境におけるサーマルプリンタ
による記録パターンの濃度を簡易に知ることができ、し
かもサーマルプリンタの信頼性を損うおそれが全くない
方法を提供できる。
【図1】サーマルヘッドの加熱時の温度とそのサーマル
ヘッドに与えた熱エネルギの関係を示す図。
ヘッドに与えた熱エネルギの関係を示す図。
【図2】環境温度と、その環境温度における記録パター
ンの温度を推定するためにサーマルヘッドに印加すべき
電圧との関係を示す図。
ンの温度を推定するためにサーマルヘッドに印加すべき
電圧との関係を示す図。
【図3】サーマルプリンタの概略の構成を示す概念図。
1 サーマルヘッド 2 信号生成部 3 直流電源 4 感熱紙 5 基紙 6 発色層 7 発色部
Claims (1)
- 【請求項1】 常温TM より高いか又は低い温度THLの
環境でサーマルプリンタのサーマルヘッドが紙に記録す
る文字や画像のパターンの濃度を推定する方法におい
て、 常温環境で記録する際の前記サーマルヘッドの温度をT
K 、その常温環境で記録のために前記サーマルヘッドに
印加される電圧をVとするとき、 V' ={(THL+TK −2TM )/(TK −TM )}1/2 ・V なる式で計算により求めた電圧V´を常温環境で前記サ
ーマルヘッドに印加して前記紙にパターンを記録させ、
該紙に記録されたパターン濃さを前記温度THLにおいて
前記サーマルプリンタが前記紙に記録するであろうパタ
ーンの濃さを推定することを特徴とするサーマルプリン
タの高低温時記録パターン濃度推定法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313454A JPH07119119B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | サーマルプリンタの高低温時記録パターン濃度推定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313454A JPH07119119B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | サーマルプリンタの高低温時記録パターン濃度推定法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124245A JPH05124245A (ja) | 1993-05-21 |
| JPH07119119B2 true JPH07119119B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=18041498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3313454A Expired - Lifetime JPH07119119B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | サーマルプリンタの高低温時記録パターン濃度推定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119119B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3313454A patent/JPH07119119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05124245A (ja) | 1993-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |