JPH07119232B2 - 5α−レダクターゼ阻害剤としての新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オン - Google Patents
5α−レダクターゼ阻害剤としての新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オンInfo
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- JPH07119232B2 JPH07119232B2 JP5141476A JP14147693A JPH07119232B2 JP H07119232 B2 JPH07119232 B2 JP H07119232B2 JP 5141476 A JP5141476 A JP 5141476A JP 14147693 A JP14147693 A JP 14147693A JP H07119232 B2 JPH07119232 B2 JP H07119232B2
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- C07D221/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom, not provided for by groups C07D211/00 - C07D219/00
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- C07J73/005—Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom by nitrogen as hetero atom
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な7β−置換−4
−アザ−5α−コレスタン−3ーオン及び近縁化合物、
並びに5α−レダクターゼ阻害剤としてのかかる化合物
の使用に関する。
−アザ−5α−コレスタン−3ーオン及び近縁化合物、
並びに5α−レダクターゼ阻害剤としてのかかる化合物
の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】尋常性ざ瘡、脂漏症、女性多毛症、男性
型脱毛症および良性の前立腺肥大などの望ましくない生
理的発現が、テストステロンまたは類似の男性ホルモン
が代謝系に過剰に蓄積して生じる高男性ホルモン刺激の
結果であることは、その分野において実証されている。
高男性ホルモン作用による望ましくない結果を阻止する
ための化学療法剤を提供すべく行った初期の試みでは、
望ましくないそれ自身のホルモン活性を有するような、
幾つかのステロイド性抗男性ホルモンが見出された。例
えば、エストロゲンは男性ホルモンの作用を消すだけで
なく、女性化作用も有する。また、非ステロイド性抗男
性ホルモンである、例えば4’−ニトロ−3’−トリフ
ルオロメチルイソブチルアニリドも開発されている(Ne
riら,Endo.,Vol.91,No.2(1972)参照)。しか
し、これらの物質は、ホルモン作用には欠けているもの
の、周辺で活性であって、天然の男性ホルモンとレセプ
ター部位の競合をし、従って、男性患者自身または女性
患者の男性胎児を女性化する傾向を有する。
型脱毛症および良性の前立腺肥大などの望ましくない生
理的発現が、テストステロンまたは類似の男性ホルモン
が代謝系に過剰に蓄積して生じる高男性ホルモン刺激の
結果であることは、その分野において実証されている。
高男性ホルモン作用による望ましくない結果を阻止する
ための化学療法剤を提供すべく行った初期の試みでは、
望ましくないそれ自身のホルモン活性を有するような、
幾つかのステロイド性抗男性ホルモンが見出された。例
えば、エストロゲンは男性ホルモンの作用を消すだけで
なく、女性化作用も有する。また、非ステロイド性抗男
性ホルモンである、例えば4’−ニトロ−3’−トリフ
ルオロメチルイソブチルアニリドも開発されている(Ne
riら,Endo.,Vol.91,No.2(1972)参照)。しか
し、これらの物質は、ホルモン作用には欠けているもの
の、周辺で活性であって、天然の男性ホルモンとレセプ
ター部位の競合をし、従って、男性患者自身または女性
患者の男性胎児を女性化する傾向を有する。
【0003】いくつかの標的器官における男性ホルモン
活性の主な媒介物が5α−ジヒドロテストステロンであ
り、それは、テストステロン−5α−レダクターゼの作
用によってその標的器官で局所的に生成されることは知
られている。また、テストステロン−5α−レダクター
ゼの阻害剤が高男性ホルモン刺激の症状を抑えたり軽減
するのに役立つことも知られている。
活性の主な媒介物が5α−ジヒドロテストステロンであ
り、それは、テストステロン−5α−レダクターゼの作
用によってその標的器官で局所的に生成されることは知
られている。また、テストステロン−5α−レダクター
ゼの阻害剤が高男性ホルモン刺激の症状を抑えたり軽減
するのに役立つことも知られている。
【0004】多数の4−アザステロイド化合物がこの分
野で5α−レダクターゼ阻害剤として知られている。例
えば、米国特許第2,227,876号、同第3,239,
417号、同第3,264,301号、同第3,285,9
18号、フランス特許第1,465,544号、Doorenbo
s and Solomons,J.Pharm.Sci.62,4,pp.638-640
(1973)、Doorenbos and Brown,J.Pharm.Sci.,6
0,No.8,pp.1234-1235(1971)、およびDoorenbos a
nd Kim,J.Pharm.Sci.63,4,pp.620-622(1974)
を参照。
野で5α−レダクターゼ阻害剤として知られている。例
えば、米国特許第2,227,876号、同第3,239,
417号、同第3,264,301号、同第3,285,9
18号、フランス特許第1,465,544号、Doorenbo
s and Solomons,J.Pharm.Sci.62,4,pp.638-640
(1973)、Doorenbos and Brown,J.Pharm.Sci.,6
0,No.8,pp.1234-1235(1971)、およびDoorenbos a
nd Kim,J.Pharm.Sci.63,4,pp.620-622(1974)
を参照。
【0005】さらに、米国特許第4,377,584号、
同第4,220,775号、同第4,859,681号、同
第4,760,071号、並びに、J. Med. Chem. 27, p.
1690-1701(1984)及びJ. Med. Chem. 29, 2998-2315
(1986)に収載のRasmusson他の論文、Carlin他の米国
特許第4,845,104号、Cainelli他の米国特許第
4,732,897号には、4−アザ−17β−置換−5
α−アンドロスタン−3−オンが記載されており、これ
らは、DHT−関連の高男性ホルモン症状の治療に有用
であることが述べられている。
同第4,220,775号、同第4,859,681号、同
第4,760,071号、並びに、J. Med. Chem. 27, p.
1690-1701(1984)及びJ. Med. Chem. 29, 2998-2315
(1986)に収載のRasmusson他の論文、Carlin他の米国
特許第4,845,104号、Cainelli他の米国特許第
4,732,897号には、4−アザ−17β−置換−5
α−アンドロスタン−3−オンが記載されており、これ
らは、DHT−関連の高男性ホルモン症状の治療に有用
であることが述べられている。
【0006】しかしながら、この分野において高男性ホ
ルモン疾患の原因が単一の5α−レダクターゼにあると
示唆されているにもかかわらず、ラット及びヒトの双方
に別の5α−レダクターゼ同位酵素が存在することが報
告されている。例えば、Bruchovsky他(J. Clin. Endoc
rinol. Metab. 67、806〜816、1988参照)及びHudson
(J. Steroid Biochem. 26、p.349〜353、1987参照)
は、ヒト前立腺の基質分画及び上皮分画で異なる5α−
レダクターゼ活性を観察した。更に、Moore及びWilson
は、pH5.5またはpH7〜9に活性ピークを夫々有
する異なる2種類のヒトレダクターゼを記載している
(J. Biol. Chem. 251、19、p.5895〜5900、1976参
照)。
ルモン疾患の原因が単一の5α−レダクターゼにあると
示唆されているにもかかわらず、ラット及びヒトの双方
に別の5α−レダクターゼ同位酵素が存在することが報
告されている。例えば、Bruchovsky他(J. Clin. Endoc
rinol. Metab. 67、806〜816、1988参照)及びHudson
(J. Steroid Biochem. 26、p.349〜353、1987参照)
は、ヒト前立腺の基質分画及び上皮分画で異なる5α−
レダクターゼ活性を観察した。更に、Moore及びWilson
は、pH5.5またはpH7〜9に活性ピークを夫々有
する異なる2種類のヒトレダクターゼを記載している
(J. Biol. Chem. 251、19、p.5895〜5900、1976参
照)。
【0007】近年、Andersson及びRussellが、ラット肝
の5α−レダクターゼをコードするcDNAを単離した
(J. Biol. Chem. 264 pp. 16249〜55(1989)参照)。
彼等は、ラットの肝臓及び前立腺の双方のレダクターゼ
をコードする単一のmRNAを見出した。後にこのラッ
ト遺伝子の配列を使用して「5α−レダクターゼ1」と
命名した5α−レダクターゼをコードするヒト前立腺c
DNAを選択した(Proc. Nat'l. Acad. Sci. 87、p.36
40〜3644、1990参照)。
の5α−レダクターゼをコードするcDNAを単離した
(J. Biol. Chem. 264 pp. 16249〜55(1989)参照)。
彼等は、ラットの肝臓及び前立腺の双方のレダクターゼ
をコードする単一のmRNAを見出した。後にこのラッ
ト遺伝子の配列を使用して「5α−レダクターゼ1」と
命名した5α−レダクターゼをコードするヒト前立腺c
DNAを選択した(Proc. Nat'l. Acad. Sci. 87、p.36
40〜3644、1990参照)。
【0008】より最近には、第2のヒト前立腺レダクタ
ーゼ(5α−レダクターゼ2)がクローニングされ、こ
れが未精製のヒト前立腺抽出物中に多量に存在する形態
であるという特性も確認された(Nature、354、p.159〜
161、1991参照)。
ーゼ(5α−レダクターゼ2)がクローニングされ、こ
れが未精製のヒト前立腺抽出物中に多量に存在する形態
であるという特性も確認された(Nature、354、p.159〜
161、1991参照)。
【0009】更に、「Syndromes of Androgen Resistan
ce」、The Biology of Reproduction, Vol. 46、p.168
〜173(1992)においてJean O. Wilsonは、5α−レダ
クターゼ1酵素が毛包に関連することを示している。
ce」、The Biology of Reproduction, Vol. 46、p.168
〜173(1992)においてJean O. Wilsonは、5α−レダ
クターゼ1酵素が毛包に関連することを示している。
【0010】従って、この分野では5α−レダクターゼ
の少なくとも2つの遺伝子が存在し且つヒトには異なる
2種類の5α−レダクターゼ同位酵素が存在するという
説が支持されている。前立腺組織には双方の形態が存在
しているが5α−レダクターゼ2が多量に存在してお
り、他方の同位酵素5α−レダクターゼ1は頭皮組織に
多量に存在すると考えられている。
の少なくとも2つの遺伝子が存在し且つヒトには異なる
2種類の5α−レダクターゼ同位酵素が存在するという
説が支持されている。前立腺組織には双方の形態が存在
しているが5α−レダクターゼ2が多量に存在してお
り、他方の同位酵素5α−レダクターゼ1は頭皮組織に
多量に存在すると考えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】高男性ホルモン疾患の
症状、例えば良性前立腺過形成(BPH)の治療におい
ては、前立腺中の酵素1及び2の双方に対して有効に作
用してジヒドロテストステロン(DHT)の産生を実質
的に阻害できる医薬品(drug entity)を提供するのが
望ましい。または、皮膚及び頭皮の疾患、例えばざ瘡及
び脱毛症の治療に使用するために頭皮関連酵素5α−レ
ダクターゼ1を阻害する高度に選択性の医薬品を提供す
るのが望ましい。この後者の医薬品はまた、BPHの治
療において混用療法を用いるために前立腺酵素5α−レ
ダクターゼ2に高度に選択性のPROSCAR(登録商
標)(フィナステリド)と併用できる。
症状、例えば良性前立腺過形成(BPH)の治療におい
ては、前立腺中の酵素1及び2の双方に対して有効に作
用してジヒドロテストステロン(DHT)の産生を実質
的に阻害できる医薬品(drug entity)を提供するのが
望ましい。または、皮膚及び頭皮の疾患、例えばざ瘡及
び脱毛症の治療に使用するために頭皮関連酵素5α−レ
ダクターゼ1を阻害する高度に選択性の医薬品を提供す
るのが望ましい。この後者の医薬品はまた、BPHの治
療において混用療法を用いるために前立腺酵素5α−レ
ダクターゼ2に高度に選択性のPROSCAR(登録商
標)(フィナステリド)と併用できる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステロイド5
α−レダクターゼ同位酵素1及び2を阻害するため、特
に頭皮関連の5α−レダクターゼ1を選択的に阻害する
ために有効であり、また良性前立腺過形成、ざ瘡、女性
多毛症、男性型脱毛症、男性ホルモン性脱毛症、前立腺
炎の経口、非経口または外用治療、並びに前立腺癌の予
防及び治療において同位酵素1及び2の双方を重複的に
阻害するために有用な新規な7β−置換−4−アザ−5
α−コレスタン−3−オン化合物を開示している。
α−レダクターゼ同位酵素1及び2を阻害するため、特
に頭皮関連の5α−レダクターゼ1を選択的に阻害する
ために有効であり、また良性前立腺過形成、ざ瘡、女性
多毛症、男性型脱毛症、男性ホルモン性脱毛症、前立腺
炎の経口、非経口または外用治療、並びに前立腺癌の予
防及び治療において同位酵素1及び2の双方を重複的に
阻害するために有用な新規な7β−置換−4−アザ−5
α−コレスタン−3−オン化合物を開示している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、式:
【0014】
【化7】 〔式中、Rは、水素、メチルまたはエチルから選択さ
れ、点線a及びbは、bが存在するときは5α水素、H
aが存在しないという条件で二重結合を示し;Zは、 (1)オキソ、 (2)α−水素、及び、C1-4アルキル、C2-4アルケニ
ル、CH2COOH、ヒドロキシ、アリル、カルボキ
シ、COOC1-4アルキルエステル;OCONR1R
2(但し、R1及びR2は個別にH、C1-4アルキル、フェ
ニル、ベンジルを示すかまたはR1とR2とが窒素と共に
任意に別の1つのヘテロ原子を伴う5〜6員の飽和複素
環を形成する);OC1-4アルキル、OC3-6シクロアル
キル、−OCOCH3、ハロ、ヒドロキシC1-2アルキ
ル、ハロC1-2アルキルまたはトリフルオロメチル;C
3-6シクロアルキル;から選択されたβ置換基、 (3)=CH−R’(但しR’はH、C1-4アルキ
ル); (4)スピロ:
れ、点線a及びbは、bが存在するときは5α水素、H
aが存在しないという条件で二重結合を示し;Zは、 (1)オキソ、 (2)α−水素、及び、C1-4アルキル、C2-4アルケニ
ル、CH2COOH、ヒドロキシ、アリル、カルボキ
シ、COOC1-4アルキルエステル;OCONR1R
2(但し、R1及びR2は個別にH、C1-4アルキル、フェ
ニル、ベンジルを示すかまたはR1とR2とが窒素と共に
任意に別の1つのヘテロ原子を伴う5〜6員の飽和複素
環を形成する);OC1-4アルキル、OC3-6シクロアル
キル、−OCOCH3、ハロ、ヒドロキシC1-2アルキ
ル、ハロC1-2アルキルまたはトリフルオロメチル;C
3-6シクロアルキル;から選択されたβ置換基、 (3)=CH−R’(但しR’はH、C1-4アルキ
ル); (4)スピロ:
【0015】
【化8】 (式中、R’はH、C1-4アルキル)を示す〕で示され
る化合物及びその立体異性体並びに医薬として許容され
るその塩及びエステルが提供される。
る化合物及びその立体異性体並びに医薬として許容され
るその塩及びエステルが提供される。
【0016】更に、新規な化合物の製造方法、新規な化
合物を有効成分として含有する製剤、高男性ホルモン状
態で発症する疾患、例えば良性前立腺過形成において前
立腺及び頭皮の5α−レダクターゼを新規な化合物及び
その製剤によって阻害する方法が開示されている。
合物を有効成分として含有する製剤、高男性ホルモン状
態で発症する疾患、例えば良性前立腺過形成において前
立腺及び頭皮の5α−レダクターゼを新規な化合物及び
その製剤によって阻害する方法が開示されている。
【0017】17−置換コレスタン側鎖はβ立体配置で
存在する。
存在する。
【0018】本文中で使用される「C1-4アルキル」な
る用語は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル及び
t−ブチルを意味する。
る用語は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル及び
t−ブチルを意味する。
【0019】本文中で使用される「C2-4アルケニル」
なる用語は、ビニル、アリル、1−プロペン−1−イ
ル、1−プロペン−2−イル、1−ブテン−1−イル、
1−ブテン−2−イルなどを意味する。
なる用語は、ビニル、アリル、1−プロペン−1−イ
ル、1−プロペン−2−イル、1−ブテン−1−イル、
1−ブテン−2−イルなどを意味する。
【0020】本文中で使用される「C3-6シクロアルキ
ル」なる用語は、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシルを意味する。
ル」なる用語は、シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシルを意味する。
【0021】本文中で使用される「ハロ」なる用語は、
フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードを意味する。
フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードを意味する。
【0022】本文中で使用される「OC1-4アルキル」
なる用語はメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、t−ブトキシを意味する。
なる用語はメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキ
シ、t−ブトキシを意味する。
【0023】本文中で使用される「OC3-6シクロアル
キル」なる用語は、シクロプロピルオキシ、シクロブチ
ルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキ
シを意味する。
キル」なる用語は、シクロプロピルオキシ、シクロブチ
ルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキ
シを意味する。
【0024】Zの代表例は、α−置換基(点線)が水素
でβ−置換基(くさび形)が例えばメチル、エチル、プ
ロピル、アリル、カルボキシメチル、ヒドロキシ、メト
キシ、エトキシ、シクロプロピルオキシ、シクロペンチ
ルオキシ、アセトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ト
リフルオロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチ
ル、クロロメチル、カルボキシ、N,N−ジメチルカル
バメート、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、などの
場合である。
でβ−置換基(くさび形)が例えばメチル、エチル、プ
ロピル、アリル、カルボキシメチル、ヒドロキシ、メト
キシ、エトキシ、シクロプロピルオキシ、シクロペンチ
ルオキシ、アセトキシ、フルオロ、クロロ、ブロモ、ト
リフルオロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチ
ル、クロロメチル、カルボキシ、N,N−ジメチルカル
バメート、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、などの
場合である。
【0025】Zがアルケニル置換基、=CH−R’であ
る代表例は、例えば=CH2、=CH−CH3、=CH−
CH2CH3、などである。
る代表例は、例えば=CH2、=CH−CH3、=CH−
CH2CH3、などである。
【0026】R1、R2及びNが複素環を形成し得る代表
例は、N−モルフォリニル、N−(4−メチル)ピペラ
ジニル、N−ピペリジニル、などである。
例は、N−モルフォリニル、N−(4−メチル)ピペラ
ジニル、N−ピペリジニル、などである。
【0027】Zが式:
【0028】
【化9】 で示されるスピロ置換基を示す代表例は、
【0029】
【化10】 及びその立体異性体を含む。
【0030】すべての17−及び7−置換基がβ立体配
置に存在する本発明の代表的化合物は、7−エチル−4
−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン、
7−エチル−4−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン、7−エチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3
−オン、7−エチル−4−アザ−5α−コレスタン−3
−オン、7−カルボキシメチル−4−アザ−コレスト−
5−エン−3−オン、7−カルボキシメチル−4−アザ
−コレスタン−3−オン、7−プロピル−4−メチル−
4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン、7−プロピ
ル−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−プロピル−4−アザ−コレスト−5−エン−3
−オン、7−プロピル−4−アザ−5α−コレスタン−
3−オン、7−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン
−3−オン、7−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン、4,7−ジメチル−4−アザ−コレスト−5−エ
ン−3−オン、4,7−ジメチル−4−アザ−5α−コ
レスタン−3−オン、4,7−ジメチル−4−アザ−5
α−コレスタン−3,7−ジオン、7−アセトキシ−4
−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、4
−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3,7−ジ
オン、7−ヒドロキシ−4−メチル−4−アザ−5α−
コレスタン−3−オン、7−メトキシ−4−メチル−4
−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7−ヒドロキシ
メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7−
ブロモメチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−クロロメチル−4−アザ−5α−コレスタン−
3−オン、7−フルオロメチル−4−アザ−5α−コレ
スタン−3−オン、7−カルボキシ−4−アザ−5α−
コレスタン−3−オン、7−トリフルオロメチル−4−
アザ−コレスト−5−エン−3−オン、4−メチル−4
−アザ−コレスタ−3,7−ジオン、7,7−ジメトキシ
−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−メトキシ−4−メチル−4−アザ−コレスタ−
5−エン−3−オン、7−メトキシ−4−メチル−4−
アザ−コレスタ−6−エン−3−オン、7−シクロプロ
ピルオキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン
−3−オン、7−シクロプロピルオキシ−4−メチル−
4−アザ−コレスタ−5,7−ジエン−3−オン、7−
プロピリデン−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン、7−(2−エチル)スピロエチレン−4
−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7
−メチル−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレ
スタン酸、7−エチル−5−オキソ−A−ノル−3,5
−セコ−コレスタン酸、7−プロピル−5−オキソ−A
−ノル−3,5−セコ−コレスタン酸、7−n−ブチル
−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレスタン
酸、7−t−ブチル−5−オキソ−A−ノル−3,5−
セコ−コレスタン酸、7−n−ペンチル−5−オキソ−
A−ノル−3,5−セコ−コレスタン酸、7−n−ヘキ
シル−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレスタ
ン酸である。
置に存在する本発明の代表的化合物は、7−エチル−4
−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン、
7−エチル−4−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン、7−エチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3
−オン、7−エチル−4−アザ−5α−コレスタン−3
−オン、7−カルボキシメチル−4−アザ−コレスト−
5−エン−3−オン、7−カルボキシメチル−4−アザ
−コレスタン−3−オン、7−プロピル−4−メチル−
4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン、7−プロピ
ル−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−プロピル−4−アザ−コレスト−5−エン−3
−オン、7−プロピル−4−アザ−5α−コレスタン−
3−オン、7−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン
−3−オン、7−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン、4,7−ジメチル−4−アザ−コレスト−5−エ
ン−3−オン、4,7−ジメチル−4−アザ−5α−コ
レスタン−3−オン、4,7−ジメチル−4−アザ−5
α−コレスタン−3,7−ジオン、7−アセトキシ−4
−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、4
−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3,7−ジ
オン、7−ヒドロキシ−4−メチル−4−アザ−5α−
コレスタン−3−オン、7−メトキシ−4−メチル−4
−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7−ヒドロキシ
メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7−
ブロモメチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−クロロメチル−4−アザ−5α−コレスタン−
3−オン、7−フルオロメチル−4−アザ−5α−コレ
スタン−3−オン、7−カルボキシ−4−アザ−5α−
コレスタン−3−オン、7−トリフルオロメチル−4−
アザ−コレスト−5−エン−3−オン、4−メチル−4
−アザ−コレスタ−3,7−ジオン、7,7−ジメトキシ
−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、7−メトキシ−4−メチル−4−アザ−コレスタ−
5−エン−3−オン、7−メトキシ−4−メチル−4−
アザ−コレスタ−6−エン−3−オン、7−シクロプロ
ピルオキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタン
−3−オン、7−シクロプロピルオキシ−4−メチル−
4−アザ−コレスタ−5,7−ジエン−3−オン、7−
プロピリデン−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン、7−(2−エチル)スピロエチレン−4
−メチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、7
−メチル−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレ
スタン酸、7−エチル−5−オキソ−A−ノル−3,5
−セコ−コレスタン酸、7−プロピル−5−オキソ−A
−ノル−3,5−セコ−コレスタン酸、7−n−ブチル
−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレスタン
酸、7−t−ブチル−5−オキソ−A−ノル−3,5−
セコ−コレスタン酸、7−n−ペンチル−5−オキソ−
A−ノル−3,5−セコ−コレスタン酸、7−n−ヘキ
シル−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−コレスタ
ン酸である。
【0031】本発明化合物は以下の一般反応図式に示す
手順で製造できる:
手順で製造できる:
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】
【化13】
【0035】
【化14】 7−βアルキル系 式中のZがメチル、エチル、イソプロピル、アリルなど
の7βアルキル基から成る本発明の化合物は一般反応図
式に示す手順で製造できる。
の7βアルキル基から成る本発明の化合物は一般反応図
式に示す手順で製造できる。
【0036】反応図式からわかるように、出発3−アセ
トキシ−コレスト−5−エンI(合成については実施例
1参照)を、還流下に例えばアセトニトリル中でt−ブ
チル過酸化水素とクロム化ヘキサカルボニルとによって
処理して酸化させると対応する5−エン−7−オンII
が得られる。ここで、例えば無水THF中の例えばアル
キルマグネシウムクロリドを0〜23℃で用いるグリニ
ャール反応によって、Alkで示すC1-4アルキル、例
えばメチルを導入し、7−アルキル−7−ヒドロキシ付
加化合物IIIを生成する。次いで、還流トルエン溶媒
中の例えばアルミニウムイソプロポキシド及びシクロヘ
キサノンで酸化し(オッペナウアー酸化条件)、7−ア
ルキル−4,6−ジエン−3−オンIVを生成する。こ
れを次に、例えば−78℃でリチウム、液体アンモニ
ア、THF及びトルエンを用いる金属−アンモニア還元
によって還元し、ジブロモエタン及びアンモニウムクロ
リドによって反応を停止させると、7β−アルキル−5
−エン−3−オンVが選択的に得られる。次の段階で
は、例えば還流テトラヒドロフラン(THF)中のDB
U(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン)を使用しδ−5二重結合を4−エンに異性化す
ると7β−アルキル 4−エン−3オンVIが生成す
る。次いで、80℃のt−ブチルアルコール中で例えば
過マンガン酸カリウム、過ヨウ素酸ナトリウムによって
処理してA環を開裂させると、対応するセコ−酸VII
が生成する。180℃のエチレングリコール中で適当な
アミン例えば塩酸メチルアミンと酢酸ナトリウムとによ
ってセコ−酸を処理すると、例えば4−メチル−4−ア
ザ−コレスト−5−エン−3−オンVIIIが得られ
る。次にこれを水素雰囲気中で例えばPtO2触媒によ
って選択的に還元すると、5位の二重結合が除去されて
5α−水素化合物IXが生成する。セコ−酸VIIを酢
酸中で酢酸アンモニウムによって同様に処理すると、対
応するN−H化合物Xが得られる。この化合物Xも同様
にPtO2を用いて接触水素化処理すると、対応する5
α−4N−H化合物XIが生成する。同様にして、ヒド
ロキシルアミンまたはヒドラジンを用いてセコ−酸の環
Aを閉鎖すると、−Xが−OHまたは−NH2を夫々示
す対応するδ−5−4N−X化合物が得られる。(Na
H処理によってNH前駆物質から生成した)飽和4N−
化合物のアニオンをメチルスルフェニルクロリドと反応
処理すると、−Xが−SCH3を示す対応する4N−X
化合物が与えられる。従って、式中のRはOH、−O
H、−NH2またはSCH3のいずれでもよい。
トキシ−コレスト−5−エンI(合成については実施例
1参照)を、還流下に例えばアセトニトリル中でt−ブ
チル過酸化水素とクロム化ヘキサカルボニルとによって
処理して酸化させると対応する5−エン−7−オンII
が得られる。ここで、例えば無水THF中の例えばアル
キルマグネシウムクロリドを0〜23℃で用いるグリニ
ャール反応によって、Alkで示すC1-4アルキル、例
えばメチルを導入し、7−アルキル−7−ヒドロキシ付
加化合物IIIを生成する。次いで、還流トルエン溶媒
中の例えばアルミニウムイソプロポキシド及びシクロヘ
キサノンで酸化し(オッペナウアー酸化条件)、7−ア
ルキル−4,6−ジエン−3−オンIVを生成する。こ
れを次に、例えば−78℃でリチウム、液体アンモニ
ア、THF及びトルエンを用いる金属−アンモニア還元
によって還元し、ジブロモエタン及びアンモニウムクロ
リドによって反応を停止させると、7β−アルキル−5
−エン−3−オンVが選択的に得られる。次の段階で
は、例えば還流テトラヒドロフラン(THF)中のDB
U(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン)を使用しδ−5二重結合を4−エンに異性化す
ると7β−アルキル 4−エン−3オンVIが生成す
る。次いで、80℃のt−ブチルアルコール中で例えば
過マンガン酸カリウム、過ヨウ素酸ナトリウムによって
処理してA環を開裂させると、対応するセコ−酸VII
が生成する。180℃のエチレングリコール中で適当な
アミン例えば塩酸メチルアミンと酢酸ナトリウムとによ
ってセコ−酸を処理すると、例えば4−メチル−4−ア
ザ−コレスト−5−エン−3−オンVIIIが得られ
る。次にこれを水素雰囲気中で例えばPtO2触媒によ
って選択的に還元すると、5位の二重結合が除去されて
5α−水素化合物IXが生成する。セコ−酸VIIを酢
酸中で酢酸アンモニウムによって同様に処理すると、対
応するN−H化合物Xが得られる。この化合物Xも同様
にPtO2を用いて接触水素化処理すると、対応する5
α−4N−H化合物XIが生成する。同様にして、ヒド
ロキシルアミンまたはヒドラジンを用いてセコ−酸の環
Aを閉鎖すると、−Xが−OHまたは−NH2を夫々示
す対応するδ−5−4N−X化合物が得られる。(Na
H処理によってNH前駆物質から生成した)飽和4N−
化合物のアニオンをメチルスルフェニルクロリドと反応
処理すると、−Xが−SCH3を示す対応する4N−X
化合物が与えられる。従って、式中のRはOH、−O
H、−NH2またはSCH3のいずれでもよい。
【0037】
【化15】
【0038】
【化16】
【0039】
【化17】
【0040】
【化18】
【0041】
【化1】 7−β−エチル−コレスタン類似体 一般反応図式に記載の手順と同様の手順によって反応図
式A及びBに示すように7−エチル置換基をコレスタン
系に導入する。
式A及びBに示すように7−エチル置換基をコレスタン
系に導入する。
【0042】出発コレステリルアセテートCAは市販さ
れている(Aldrich)。これを、(JCS Pe
rkin Trans.1985、p.267、A.J.P
earsonによって記載された)同様のクロム化ヘキ
サカルボニル/t−ブチル過酸化水素/アセトニトリル
酸化手順を用いて処理すると、3−アセトキシ−コレス
ト−5−エン−7−オン1が得られる。これをエチルマ
グネシウムクロリドのようなアルキルグリニャール試薬
と反応させて付加化合物2を形成させる。これをオッペ
ナウアー条件下に酸化するとジエノン3がえられる。次
いでこれを金属−アンモニア還元させて7β−エチル−
5−エン−3−オン4を得る。DBUを用いて異性化し
て4−エン−3−オン5とし、これを酸化して環Aを開
裂させるとセコ−酸6が得られる。これをメチルアミン
のようなアミン類で処理すると、A環が閉鎖した4−メ
チル−4−アザ化合物7が得られる。次いで接触水素化
すると、7−エチル−5−α−4−メチル−4−アザ−
コレスタン−3−オン8が得られる。
れている(Aldrich)。これを、(JCS Pe
rkin Trans.1985、p.267、A.J.P
earsonによって記載された)同様のクロム化ヘキ
サカルボニル/t−ブチル過酸化水素/アセトニトリル
酸化手順を用いて処理すると、3−アセトキシ−コレス
ト−5−エン−7−オン1が得られる。これをエチルマ
グネシウムクロリドのようなアルキルグリニャール試薬
と反応させて付加化合物2を形成させる。これをオッペ
ナウアー条件下に酸化するとジエノン3がえられる。次
いでこれを金属−アンモニア還元させて7β−エチル−
5−エン−3−オン4を得る。DBUを用いて異性化し
て4−エン−3−オン5とし、これを酸化して環Aを開
裂させるとセコ−酸6が得られる。これをメチルアミン
のようなアミン類で処理すると、A環が閉鎖した4−メ
チル−4−アザ化合物7が得られる。次いで接触水素化
すると、7−エチル−5−α−4−メチル−4−アザ−
コレスタン−3−オン8が得られる。
【0043】同様にして、セコ−酸6を酢酸アンモニウ
ム/酢酸で処理すると、対応する4−NH類似体9が生
成し、これを接触水素化して7−β−エチル−5α−4
−アザ−コレスタン−3−オン10を得る。
ム/酢酸で処理すると、対応する4−NH類似体9が生
成し、これを接触水素化して7−β−エチル−5α−4
−アザ−コレスタン−3−オン10を得る。
【0044】グリニャール試薬としてフェニルマグネシ
ウムクロリドを用い同じ手順で処理して対応する化合物
50及び51を得る。
ウムクロリドを用い同じ手順で処理して対応する化合物
50及び51を得る。
【0045】
【化20】
【0046】
【化21】
【0047】
【化22】 7−カルボキシメチル−コレスタン系 カルボキシ置換基は対応する7−アリル基を介して形成
される。反応図式Cに示すように、7−オキソ−コレス
テリルアセテート1をアリルグリニャール試薬と反応さ
せて、付加化合物11を形成し、これをオッペナウアー
条件下に酸化してジエノン12とする。金属−アンモニ
ア還元すると、5−エン類似体13が得られるので、次
いでDBUで触媒して二重結合を異性化して化合物14
とする。次にこれをキーステップで酸化して7−カルボ
キシメチルセコ−酸15を形成する。アンモニアのよう
なアミンで処理して4−アザ誘導体16を形成し、これ
を還元してコレスタン17とする。アンモニアの代わり
にメチルアミンを使用すると化合物16及び17の対応
する4−メチル類似体が得られる。
される。反応図式Cに示すように、7−オキソ−コレス
テリルアセテート1をアリルグリニャール試薬と反応さ
せて、付加化合物11を形成し、これをオッペナウアー
条件下に酸化してジエノン12とする。金属−アンモニ
ア還元すると、5−エン類似体13が得られるので、次
いでDBUで触媒して二重結合を異性化して化合物14
とする。次にこれをキーステップで酸化して7−カルボ
キシメチルセコ−酸15を形成する。アンモニアのよう
なアミンで処理して4−アザ誘導体16を形成し、これ
を還元してコレスタン17とする。アンモニアの代わり
にメチルアミンを使用すると化合物16及び17の対応
する4−メチル類似体が得られる。
【0048】
【化23】
【0049】
【化24】
【0050】
【化25】
【0051】
【化26】 7−プロピル−コレスタン系 7−アリル−4−エン−3−オン14を出発物質として
7−プロピル類似体を製造し、これをウィルキンソンの
触媒を用いて水素化してプロピル誘導体18とし、酸化
してセコ−酸19とし、次いでメチルアミンのようなア
ミンと縮合させて4−メチル類似体20を形成し、還元
してコレスタン21とする。反応図式Eに示すような対
応するアンモニア処理によって対応する未置換の4−ア
ザ22及びコレスタン23類似体が得られる。
7−プロピル類似体を製造し、これをウィルキンソンの
触媒を用いて水素化してプロピル誘導体18とし、酸化
してセコ−酸19とし、次いでメチルアミンのようなア
ミンと縮合させて4−メチル類似体20を形成し、還元
してコレスタン21とする。反応図式Eに示すような対
応するアンモニア処理によって対応する未置換の4−ア
ザ22及びコレスタン23類似体が得られる。
【0052】
【化27】
【0053】
【化28】
【0054】
【化29】
【0055】
【化30】
【0056】
【化31】 7−βメチルコレスタン系 エチル誘導体に関する反応図式A及びBに示した経路と
ほぼ同じ経路で7−βメチルコレスタン系を製造する。
ほぼ同じ経路で7−βメチルコレスタン系を製造する。
【0057】メチルグリニャール試薬を使用して付加化
合物24を形成し、次いでオッペナウアー酸化によって
化合物25を形成し、金属−アンモニア還元によって化
合物26を形成し、二重結合異性化によって化合物27
を形成し、セコ−酸の酸化によって化合物28を形成
し、アンモニウム塩で処理して化合物29を形成し、還
元して化合物30を形成する。対応するメチルアミン処
理によって対応する4−メチル−4−アザ化合物31が
生成し、還元によって化合物32が得られる。
合物24を形成し、次いでオッペナウアー酸化によって
化合物25を形成し、金属−アンモニア還元によって化
合物26を形成し、二重結合異性化によって化合物27
を形成し、セコ−酸の酸化によって化合物28を形成
し、アンモニウム塩で処理して化合物29を形成し、還
元して化合物30を形成する。対応するメチルアミン処
理によって対応する4−メチル−4−アザ化合物31が
生成し、還元によって化合物32が得られる。
【0058】
【化32】
【0059】
【化33】
【0060】
【化2】 7−βアセトキシコレスタン系 化合物1に関して記載したクロム化ヘキサカルボニル手
順によって出発物質33を5−エン−7−オン34に酸
化するか、または実施例に示すようにピリジン−ジクロ
メート/t−ブチルヒドロペルオキシド酸化することに
よって7−βアセトキシ系を製造する。次いで、白金、
ルテニウムのような貴金属で触媒して化合物34を還元
すると、2種の化合物、即ち、還元7−オキソ化合物3
5と7−βヒドロキシ化合物36とが得られる。化合物
36を無水酢酸でアシル化すると7−βアセトキシ化合
物37が得られる。
順によって出発物質33を5−エン−7−オン34に酸
化するか、または実施例に示すようにピリジン−ジクロ
メート/t−ブチルヒドロペルオキシド酸化することに
よって7−βアセトキシ系を製造する。次いで、白金、
ルテニウムのような貴金属で触媒して化合物34を還元
すると、2種の化合物、即ち、還元7−オキソ化合物3
5と7−βヒドロキシ化合物36とが得られる。化合物
36を無水酢酸でアシル化すると7−βアセトキシ化合
物37が得られる。
【0061】
【化35】
【0062】
【化36】 コレスタン系の7−βエーテルを7−β−オール(7−
βヒドロキシ誘導体)から製造する。反応図式Jに示す
ように、4−N−メチル−7−β−オール36を例えば
ジメチルホルムアミド中で例えばヨウ化メチル及び水素
化ナトリウムと反応させて対応するメチルエーテル37
を得る。その他のC1-4エーテルも同様に製造できる。
βヒドロキシ誘導体)から製造する。反応図式Jに示す
ように、4−N−メチル−7−β−オール36を例えば
ジメチルホルムアミド中で例えばヨウ化メチル及び水素
化ナトリウムと反応させて対応するメチルエーテル37
を得る。その他のC1-4エーテルも同様に製造できる。
【0063】C3-6シクロアルキルエーテルはSter
oids、1972、vol.19、pp.639〜64
7に記載のR.Gardi他の手順と同様の手順で製造
できる。例えば、化合物36を、1,1−ジメトキシ−
シクロヘキサンと反応させてエノールエーテル38を生
成させ、これをパラジウム触媒による水素化を用いて対
応する飽和化合物に還元し得る。
oids、1972、vol.19、pp.639〜64
7に記載のR.Gardi他の手順と同様の手順で製造
できる。例えば、化合物36を、1,1−ジメトキシ−
シクロヘキサンと反応させてエノールエーテル38を生
成させ、これをパラジウム触媒による水素化を用いて対
応する飽和化合物に還元し得る。
【0064】
【化37】
【0065】
【化38】
【0066】
【化39】
【0067】
【化3】 7−ハロアルキル系は反応図式Kに示す手順で製造でき
る。
る。
【0068】7−β−カルボキシ45を出発物質とし、
これをフンスディーカー反応条件下で処理することによ
って、即ち水銀金属塩の臭素化によって7−ブロモ誘導
体40を得る。クロロ及びヨード誘導体も実質的に同様
に製造できる。
これをフンスディーカー反応条件下で処理することによ
って、即ち水銀金属塩の臭素化によって7−ブロモ誘導
体40を得る。クロロ及びヨード誘導体も実質的に同様
に製造できる。
【0069】ハロエチル化合物を製造するためには、7
−カルボキシメチル類似体17を出発物質とし、これを
ボランのような還元剤と反応させて第1アルコール41
とする。これを次にトリフェニルホスフィン及びカーボ
ンテトラブロミドと反応させてブロモエチル誘導体42
とする。
−カルボキシメチル類似体17を出発物質とし、これを
ボランのような還元剤と反応させて第1アルコール41
とする。これを次にトリフェニルホスフィン及びカーボ
ンテトラブロミドと反応させてブロモエチル誘導体42
とする。
【0070】ハロメチル化合物を製造するためには、カ
ルボキシメチル誘導体17を出発物質とし、これを酸化
的脱炭酸/ハロゲン化条件下に、クロリド、ブロミドま
たはヨージドの塩と共に四酢酸鉛によって処理すると、
例えば7−クロロメチル類似体43が得られる。カルボ
キシメチル化合物17をフッ素化剤(XeF2)で処理
すると7−フルオロメチル類似体44が得られる。
ルボキシメチル誘導体17を出発物質とし、これを酸化
的脱炭酸/ハロゲン化条件下に、クロリド、ブロミドま
たはヨージドの塩と共に四酢酸鉛によって処理すると、
例えば7−クロロメチル類似体43が得られる。カルボ
キシメチル化合物17をフッ素化剤(XeF2)で処理
すると7−フルオロメチル類似体44が得られる。
【0071】7−トリフルオロメチル誘導体を製造する
ためには、7−カルボキシ誘導体45を出発物質とし、
SF4を用いる慣用のDastハロゲン化条件によって
7−トリフルオロメチル類似体46を得る。
ためには、7−カルボキシ誘導体45を出発物質とし、
SF4を用いる慣用のDastハロゲン化条件によって
7−トリフルオロメチル類似体46を得る。
【0072】
【化41】 反応図式Nは7−メチレン系を示す。この反応図式に示
すように、例えばPh 3PCH(CH2CH3)を用いて
7−オキソ化合物35をウィッチヒ反応させると7−
(エチル)メチレン化合物47が得られる。
すように、例えばPh 3PCH(CH2CH3)を用いて
7−オキソ化合物35をウィッチヒ反応させると7−
(エチル)メチレン化合物47が得られる。
【0073】次いで化合物47をシクロプロピル形成試
薬、CH2I2及び亜鉛で処理すると、エチルシクロプロ
ピルスピロ化合物48が得られる。これは立体異性体の
混合物である。
薬、CH2I2及び亜鉛で処理すると、エチルシクロプロ
ピルスピロ化合物48が得られる。これは立体異性体の
混合物である。
【0074】
【化42】 反応図式Oは1−エン 7−置換類似体の合成を示す。
例えば、化合物30をDDQ、BSTFA(ビス−トリ
メチルシリル−トリフルオロアセタミド)及びトリフル
オロメチルスルホン酸と共にトルエン中で室温で24時
間攪拌し、メチルアセトアセテートを添加し、混合物を
24時間還流させ、3:1のクロロホルム/アセトンを
用いたシリカゲル分取薄層クロマトグラフィーで精製す
ると化合物49が得られる。
例えば、化合物30をDDQ、BSTFA(ビス−トリ
メチルシリル−トリフルオロアセタミド)及びトリフル
オロメチルスルホン酸と共にトルエン中で室温で24時
間攪拌し、メチルアセトアセテートを添加し、混合物を
24時間還流させ、3:1のクロロホルム/アセトンを
用いたシリカゲル分取薄層クロマトグラフィーで精製す
ると化合物49が得られる。
【0075】従って、本発明は特に、本発明の新規な化
合物の経口、非経口または局所投与によって男性ホルモ
ン性脱毛症、尋常性ざ瘡、脂漏症及び女性多毛症のよう
な高男性ホルモン症状の治療方法並びに前立腺癌の予防
及び/または治療方法を提供することに関する。
合物の経口、非経口または局所投与によって男性ホルモ
ン性脱毛症、尋常性ざ瘡、脂漏症及び女性多毛症のよう
な高男性ホルモン症状の治療方法並びに前立腺癌の予防
及び/または治療方法を提供することに関する。
【0076】本発明はまた、本発明の新規な治療方法に
使用するための適当な外用、経口及び非経口製剤に関す
る。
使用するための適当な外用、経口及び非経口製剤に関す
る。
【0077】例えば、良性前立腺過形成、前立腺炎、前
立腺癌及びその他の低男性ホルモン症状の治療に使用す
るための有効成分として本発明の化合物を含有する組成
物は、全身性投与のための慣用の賦形剤に入れて多様な
治療剤形にし、例えば、錠剤、カプセル剤、溶液剤また
は懸濁液剤の形態で経口投与してもよくまたは注射によ
って投与してもよい。また、生成物の日用量を成人に対
して0.5〜1.000mg/日の広い範囲で処方し得
る。組成物は、治療すべき患者に対して薬用量を対症調
節するために有効成分を0.5、1.0、2.5、5.0、
10.0、15.0、25.0及び50.0mg含有する定
量錠剤(scored tablet)の形態で提供さ
れるのが好ましい。有効量の薬剤を通常は体重1kgあ
たり約0.002mg〜約50mg/日の用量レベルで
投与する。好ましい範囲は体重1kgあたり約0.01
mg〜7mg/日である。これらの薬用量は生成物の中
毒量をはるかに下回る。本発明の生成物を内包するカプ
セル剤は、本発明の活性化合物をラクトース及びステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、澱粉、
タルクまたはその他の担体と混合し、混合物をゼラチン
カプセルに封入することによって調製できる。錠剤は、
有効成分を慣用の錠剤化成分、例えばリン酸カルシウ
ム、ラクトース、コーンスターチまたはステアリン酸マ
グネシウムと混合することによって調製する。適宜香料
を加えた懸濁剤または分散剤、例えばトラガカントゴ
ム、アラビアゴムのような合成及び天然のガム、メチル
セルロースなどを用いて液剤を調製してもよい。使用で
きる分散剤の別の例はグリセリンなどである。非経口投
与のためには、滅菌した懸濁液剤及び溶液剤が好まし
い。静注投与が好ましい場合には通常は適当な保存剤を
含有する等張製剤を使用する。
立腺癌及びその他の低男性ホルモン症状の治療に使用す
るための有効成分として本発明の化合物を含有する組成
物は、全身性投与のための慣用の賦形剤に入れて多様な
治療剤形にし、例えば、錠剤、カプセル剤、溶液剤また
は懸濁液剤の形態で経口投与してもよくまたは注射によ
って投与してもよい。また、生成物の日用量を成人に対
して0.5〜1.000mg/日の広い範囲で処方し得
る。組成物は、治療すべき患者に対して薬用量を対症調
節するために有効成分を0.5、1.0、2.5、5.0、
10.0、15.0、25.0及び50.0mg含有する定
量錠剤(scored tablet)の形態で提供さ
れるのが好ましい。有効量の薬剤を通常は体重1kgあ
たり約0.002mg〜約50mg/日の用量レベルで
投与する。好ましい範囲は体重1kgあたり約0.01
mg〜7mg/日である。これらの薬用量は生成物の中
毒量をはるかに下回る。本発明の生成物を内包するカプ
セル剤は、本発明の活性化合物をラクトース及びステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、澱粉、
タルクまたはその他の担体と混合し、混合物をゼラチン
カプセルに封入することによって調製できる。錠剤は、
有効成分を慣用の錠剤化成分、例えばリン酸カルシウ
ム、ラクトース、コーンスターチまたはステアリン酸マ
グネシウムと混合することによって調製する。適宜香料
を加えた懸濁剤または分散剤、例えばトラガカントゴ
ム、アラビアゴムのような合成及び天然のガム、メチル
セルロースなどを用いて液剤を調製してもよい。使用で
きる分散剤の別の例はグリセリンなどである。非経口投
与のためには、滅菌した懸濁液剤及び溶液剤が好まし
い。静注投与が好ましい場合には通常は適当な保存剤を
含有する等張製剤を使用する。
【0078】男性ホルモン性脱毛症、尋常性ざ瘡、脂漏
症、女性多毛症の治療のためには、活性化合物を外用投
与に適した薬理学的に許容される担体と共に含む医薬組
成物の形態で本発明の化合物を投与する。経口投与及び
非経口投与の双方が可能である。これらの外用医薬組成
物は、皮膚に塗布されるクリーム、軟膏、ゲルまたはエ
アゾール製剤の形態でよい。本発明の化合物を含有する
これらの外用医薬組成物は通常は、約0.1%〜15
%、好ましくは約5%の活性化合物を約95%の液体賦
形剤と共に含有している。
症、女性多毛症の治療のためには、活性化合物を外用投
与に適した薬理学的に許容される担体と共に含む医薬組
成物の形態で本発明の化合物を投与する。経口投与及び
非経口投与の双方が可能である。これらの外用医薬組成
物は、皮膚に塗布されるクリーム、軟膏、ゲルまたはエ
アゾール製剤の形態でよい。本発明の化合物を含有する
これらの外用医薬組成物は通常は、約0.1%〜15
%、好ましくは約5%の活性化合物を約95%の液体賦
形剤と共に含有している。
【0079】以下の実施例は、本発明の代表例を示す
が、本発明の要旨及び範囲がこれらの実施例に限定され
ると解釈してはならない。
が、本発明の要旨及び範囲がこれらの実施例に限定され
ると解釈してはならない。
【0080】引用したRf値は標準薄層クロマトグラフ
ィーSiゲルプレート上で実施した。使用した溶出溶媒
系をRf値の後の括弧内に示す。
ィーSiゲルプレート上で実施した。使用した溶出溶媒
系をRf値の後の括弧内に示す。
【0081】FAB即ち高速原子衝撃による質量スペク
トル値は、(M+1)分子イオンピーク、即ち分子量に
1原子質量単位を加えた値で示す。EI即ち電子衝撃に
よる質量スペクトル値は、(M)または(M+2)分子
イオンピーク、即ち分子量MWまたはMWに2原子単位
を加えた値で示す。
トル値は、(M+1)分子イオンピーク、即ち分子量に
1原子質量単位を加えた値で示す。EI即ち電子衝撃に
よる質量スペクトル値は、(M)または(M+2)分子
イオンピーク、即ち分子量MWまたはMWに2原子単位
を加えた値で示す。
【0082】核磁気共鳴データはCDCl3中400M
Hzで測定し、実施例の末尾の表は各化合物の特徴的プ
ロトンの値を示す。結合定数JはヘルツHzで示す。
Hzで測定し、実施例の末尾の表は各化合物の特徴的プ
ロトンの値を示す。結合定数JはヘルツHzで示す。
【0083】実施例1 7−オキソ−コレステロール−3−アセテート(1)の
合成 コレステリルアセテート(CA)はこの分野で公知であ
り、JCS Perkins、前出、のPearson
の論文の記載と同様の手順で酸化すると公知の7−オキ
ソ−誘導体1を与える。
合成 コレステリルアセテート(CA)はこの分野で公知であ
り、JCS Perkins、前出、のPearson
の論文の記載と同様の手順で酸化すると公知の7−オキ
ソ−誘導体1を与える。
【0084】実施例2 7−エチル−7−ヒドロキシ−コレステロール(2)の
合成 5.0g(11.32mmol)の実施例1で得られた化
合物1を含む0℃の無水テトラヒドロフラン溶液に、5
6.6mlのエチルマグネシウムブロミド(1M)を5
〜10分間滴下した。次いで反応混合物を室温で24時
間攪拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液に注いだ。TH
F溶媒を減圧下に除去し、水相を酢酸エチルで抽出し
た。有機層をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると、
黄白色泡状物質が得られた。Rf値は0.2(30%E
tOAc/ヘキサン)であった。プロトンNMRは標題
化合物2の推定構造を確認した。これを更に生成するこ
となく次のステップで使用した。
合成 5.0g(11.32mmol)の実施例1で得られた化
合物1を含む0℃の無水テトラヒドロフラン溶液に、5
6.6mlのエチルマグネシウムブロミド(1M)を5
〜10分間滴下した。次いで反応混合物を室温で24時
間攪拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液に注いだ。TH
F溶媒を減圧下に除去し、水相を酢酸エチルで抽出し
た。有機層をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると、
黄白色泡状物質が得られた。Rf値は0.2(30%E
tOAc/ヘキサン)であった。プロトンNMRは標題
化合物2の推定構造を確認した。これを更に生成するこ
となく次のステップで使用した。
【0085】実施例3 7−エチル−コレスト−4,6−ジエン−3−オン
(3)の合成 5.13g(11.9mmol)の上記グリニャール生成
物2を50mlのトルエン及びシクロヘキサノンに溶解
し、約40mlの溶媒を減圧下に留去した。これに7.
2gのアルミニウムイソプロポキシドを添加し、反応混
合物を一夜15時間還流させた。混合物を冷却し、酢酸
エチルで希釈し、ナトリウムカリウムタータレート、ブ
ラインで洗浄し、減圧下に有機層を濃縮し、残留蒸気を
留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を
ブラインで洗浄し、乾燥し、5%EtOAc/ヘキサン
で溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
って精製すると標題化合物3が得られた。Rf=0.5
8(20%EtOAc/ヘキサン)。FAB質量スペク
トル:412(M+1)。計算値:411.9。
(3)の合成 5.13g(11.9mmol)の上記グリニャール生成
物2を50mlのトルエン及びシクロヘキサノンに溶解
し、約40mlの溶媒を減圧下に留去した。これに7.
2gのアルミニウムイソプロポキシドを添加し、反応混
合物を一夜15時間還流させた。混合物を冷却し、酢酸
エチルで希釈し、ナトリウムカリウムタータレート、ブ
ラインで洗浄し、減圧下に有機層を濃縮し、残留蒸気を
留去した。残渣を酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を
ブラインで洗浄し、乾燥し、5%EtOAc/ヘキサン
で溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
って精製すると標題化合物3が得られた。Rf=0.5
8(20%EtOAc/ヘキサン)。FAB質量スペク
トル:412(M+1)。計算値:411.9。
【0086】実施例4 7β−エチル−コレスト−5−エン−3−オン(4)の
合成 実施例3で得られた3.1gの化合物3を46mlのア
ンモニア、10mlのTHF、10mlのトルエン中に
含む溶液に、449mgの金属リチウムを少量ずつ添加
した。青色溶液を−78℃で2時間攪拌後、2mlのT
HF中の1,2−ジブロムエタンの溶液を添加した。溶
液を−78℃で10分間攪拌後、2.1gのアンモニウ
ムクロリドを添加し、混合物を10分間攪拌した。余剰
のアンモニアを窒素流下に蒸発によって除去した。反応
混合物をブラインで希釈し、酢酸エチルで抽出した。有
機層をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると粗生成物
として褐色粘性液体4が得られた。これをそのままで実
施例5で使用した。Rf=0.70(20%EtOAc
/ヘキサン)。EI質量スペクトル:412。計算値:
MW412.70。
合成 実施例3で得られた3.1gの化合物3を46mlのア
ンモニア、10mlのTHF、10mlのトルエン中に
含む溶液に、449mgの金属リチウムを少量ずつ添加
した。青色溶液を−78℃で2時間攪拌後、2mlのT
HF中の1,2−ジブロムエタンの溶液を添加した。溶
液を−78℃で10分間攪拌後、2.1gのアンモニウ
ムクロリドを添加し、混合物を10分間攪拌した。余剰
のアンモニアを窒素流下に蒸発によって除去した。反応
混合物をブラインで希釈し、酢酸エチルで抽出した。有
機層をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると粗生成物
として褐色粘性液体4が得られた。これをそのままで実
施例5で使用した。Rf=0.70(20%EtOAc
/ヘキサン)。EI質量スペクトル:412。計算値:
MW412.70。
【0087】実施例5 7β−エチル−コレスト−4−エン−3−オン(5)の
合成 実施例4で得られた3.1gの化合物4を30mlのT
HF中に含む溶液に、1.1mlのDBU(1,8−ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンを窒素下に
攪拌しながら添加した。混合物を1.5時間還流し、次
いで冷却し、NH4Clで希釈した。次にTHF溶媒を
減圧下に除去し、残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、ブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下に濃縮する
と、粗生成物として粘性油状物質が得られた。10%E
tOAc/ヘキサンを溶出剤として用いたシリカゲルク
ロマトグラフィーによって標題生成物5を精製した。E
I質量スペクトル:412。計算値:MW412.7
0。Rf=0.6(20%EtOAc/ヘキサン)。
合成 実施例4で得られた3.1gの化合物4を30mlのT
HF中に含む溶液に、1.1mlのDBU(1,8−ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンを窒素下に
攪拌しながら添加した。混合物を1.5時間還流し、次
いで冷却し、NH4Clで希釈した。次にTHF溶媒を
減圧下に除去し、残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層
を水、ブラインで洗浄し、乾燥し、減圧下に濃縮する
と、粗生成物として粘性油状物質が得られた。10%E
tOAc/ヘキサンを溶出剤として用いたシリカゲルク
ロマトグラフィーによって標題生成物5を精製した。E
I質量スペクトル:412。計算値:MW412.7
0。Rf=0.6(20%EtOAc/ヘキサン)。
【0088】実施例6 7−エチル−17β−(6−メチル−2−ヘプチル)−
5−オキソ−A−ノル−3,5−セコアンドロスタン−
3−オイック酸(6)の合成 80℃の18mlのt−ブチルアルコール中の1.0g
の化合物5の溶液に、1.8mlの水中の300mgの
炭酸ナトリウムを添加し、次いで15mlの水中の2.
74gの過ヨウ素酸ナトリウムと20.3mgの過マン
ガン酸カリウムとの混合物を15〜20分間滴下した。
反応混合物を80℃で2時間加熱し、冷却し、濾過し、
残渣を水洗し、次いで濾液を減圧下に濃縮し、HCl水
溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出し、有機層をNaH
SO3水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると
粗生成物6が得られた。プロトンNMRは推定構造を確
認した。高速原子衝撃でm/z分子イオン434(M+
2)が生じた。計算値432.69。
5−オキソ−A−ノル−3,5−セコアンドロスタン−
3−オイック酸(6)の合成 80℃の18mlのt−ブチルアルコール中の1.0g
の化合物5の溶液に、1.8mlの水中の300mgの
炭酸ナトリウムを添加し、次いで15mlの水中の2.
74gの過ヨウ素酸ナトリウムと20.3mgの過マン
ガン酸カリウムとの混合物を15〜20分間滴下した。
反応混合物を80℃で2時間加熱し、冷却し、濾過し、
残渣を水洗し、次いで濾液を減圧下に濃縮し、HCl水
溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出し、有機層をNaH
SO3水溶液、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると
粗生成物6が得られた。プロトンNMRは推定構造を確
認した。高速原子衝撃でm/z分子イオン434(M+
2)が生じた。計算値432.69。
【0089】実施例7 7−エチル−4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エ
ン−3−オン(7)の合成 500mgの生成物6を10mlのエチレングリコール
中に含む溶液に、1.3gの酢酸ナトリウムと1.0gの
塩酸メチルアミンとを添加した。反応混合物を180℃
で4時間攪拌後、混合物を冷却し、水で希釈し、酢酸エ
チルで抽出し、乾燥し、濃縮すると粗標題化合物7が得
られた。プロトンNMRは推定構造を確認した。Rf=
0.70(20%EtOAc/ヘキサン)。FAB質量
スペクトルのm/zイオンは429(M+2)を示し
た。計算値427.72。
ン−3−オン(7)の合成 500mgの生成物6を10mlのエチレングリコール
中に含む溶液に、1.3gの酢酸ナトリウムと1.0gの
塩酸メチルアミンとを添加した。反応混合物を180℃
で4時間攪拌後、混合物を冷却し、水で希釈し、酢酸エ
チルで抽出し、乾燥し、濃縮すると粗標題化合物7が得
られた。プロトンNMRは推定構造を確認した。Rf=
0.70(20%EtOAc/ヘキサン)。FAB質量
スペクトルのm/zイオンは429(M+2)を示し
た。計算値427.72。
【0090】元素分析:C29H49NO 計算値:C,81.44;H,11.55;N,3.27 測定値:C,82.19;H,10.92;N,3.11実施例8 7−エチル−4−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン(8)の合成 180mgの実施例7で得られた生成物7を5mlの酢
酸中に含む溶液に、54mgの二酸化白金を添加し、得
られた混合物を減圧し、水素を流した。反応混合物を水
素下に室温で一夜震盪した。濾過し、EtOAcで固体
を洗浄し、合わせたEtOAc層をNaHCO3水溶
液、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると標題化合物
8が得られた。
オン(8)の合成 180mgの実施例7で得られた生成物7を5mlの酢
酸中に含む溶液に、54mgの二酸化白金を添加し、得
られた混合物を減圧し、水素を流した。反応混合物を水
素下に室温で一夜震盪した。濾過し、EtOAcで固体
を洗浄し、合わせたEtOAc層をNaHCO3水溶
液、ブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮すると標題化合物
8が得られた。
【0091】FAB質量スペクトル分析によってm/z
イオン431(M+2)が生じた。計算値429.7
4。
イオン431(M+2)が生じた。計算値429.7
4。
【0092】元素分析:C29H51NO 計算値:C,81.06;H,11.96;N,3.26 測定値:C,81.42;H,12.24;N,3.16実施例9 7−エチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン
(9)の合成 3.5mlの酢酸に入れた0.5gのセコ酸6と0.5g
の酢酸アンモニウムとを3時間還流させた。反応混合物
を冷却し、水を添加し、次いで酢酸エチルで抽出した。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して得られた残
渣を、10%EtOAc/ヘキサンを用いたシリカゲル
カラムで溶出させると純粋な標題化合物9が得られた。
mp.147〜149℃。質量スペクトル:414(M
+1)。計算値:413.69。Rf=0.45(30%
EtOAc/ヘキサン)。
(9)の合成 3.5mlの酢酸に入れた0.5gのセコ酸6と0.5g
の酢酸アンモニウムとを3時間還流させた。反応混合物
を冷却し、水を添加し、次いで酢酸エチルで抽出した。
有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して得られた残
渣を、10%EtOAc/ヘキサンを用いたシリカゲル
カラムで溶出させると純粋な標題化合物9が得られた。
mp.147〜149℃。質量スペクトル:414(M
+1)。計算値:413.69。Rf=0.45(30%
EtOAc/ヘキサン)。
【0093】元素分析:C28H49NO、分子量413.
69 計算値:C,81.30;H,11.45;N,3.39 測定値:C,81.30;H,11.87;N,3.45実施例10 7β−エチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン
(10)の合成 実施例8、9とほぼ同様の手順で接触水素化すると標題
化合物10が得られた。50%EtOAc/ヘキサンを
溶出剤としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
って純粋生成物が得られた。mp.169〜170℃。
69 計算値:C,81.30;H,11.45;N,3.39 測定値:C,81.30;H,11.87;N,3.45実施例10 7β−エチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン
(10)の合成 実施例8、9とほぼ同様の手順で接触水素化すると標題
化合物10が得られた。50%EtOAc/ヘキサンを
溶出剤としたシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
って純粋生成物が得られた。mp.169〜170℃。
【0094】元素分析:C28H49NO、分子量415.
17 計算値:C,80.90;H,11.88;N,3.37 測定値:C,81.02;H,12.57;N,3.47 質量スペクトル:416(M+1) Rf=0.30(30%EtOAc/ヘキサン)実施例11 7−アリル−3,7−ジヒドロキシ−コレスト−5−エ
ン(11)の合成 実施例2とほぼ同様のグリニャール手順に従い無水TH
F中でアリルマグネシウムブロミドを化合物1と反応さ
せると標題化合物11が得られた。プロトンNMRは推
定構造を確認した。
17 計算値:C,80.90;H,11.88;N,3.37 測定値:C,81.02;H,12.57;N,3.47 質量スペクトル:416(M+1) Rf=0.30(30%EtOAc/ヘキサン)実施例11 7−アリル−3,7−ジヒドロキシ−コレスト−5−エ
ン(11)の合成 実施例2とほぼ同様のグリニャール手順に従い無水TH
F中でアリルマグネシウムブロミドを化合物1と反応さ
せると標題化合物11が得られた。プロトンNMRは推
定構造を確認した。
【0095】質量スペクトル:441(M+1)。計算
値440.71。Rf=0.25(30%EtOAc/ヘ
キサン)実施例12 7−アリル−コレスト−4,6−ジエン−3−オン(1
2)の合成 実施例3とほぼ同様のオッペナウアー酸化手順で化合物
11を酸化して標題化合物12を得た。プロトンNMR
は推定構造を確認した。FAB質量スペクトル:423
(M+1)。計算値:422.35。Rf=0.78(3
0%EtOAc/ヘキサン)実施例13 7−アリル−コレスト−5−エン−3−オン(13)の
合成 化合物12に実施例4と同様の金属−アンモニア還元条
件を作用させると標題化合物13が得られた。Rf=
0.5(5%EtOAc/ヘキサン)。
値440.71。Rf=0.25(30%EtOAc/ヘ
キサン)実施例12 7−アリル−コレスト−4,6−ジエン−3−オン(1
2)の合成 実施例3とほぼ同様のオッペナウアー酸化手順で化合物
11を酸化して標題化合物12を得た。プロトンNMR
は推定構造を確認した。FAB質量スペクトル:423
(M+1)。計算値:422.35。Rf=0.78(3
0%EtOAc/ヘキサン)実施例13 7−アリル−コレスト−5−エン−3−オン(13)の
合成 化合物12に実施例4と同様の金属−アンモニア還元条
件を作用させると標題化合物13が得られた。Rf=
0.5(5%EtOAc/ヘキサン)。
【0096】実施例14 7−アリル−コレスト−4−エン−3−オン(14)の
合成 実施例5とほぼ同様のDBU触媒異性化条件に従って化
合物13を同様に処理すると標題化合物14が得られ
た。
合成 実施例5とほぼ同様のDBU触媒異性化条件に従って化
合物13を同様に処理すると標題化合物14が得られ
た。
【0097】FAB質量スペクトル:425(M+
1)。計算値:424.37。Rf=0.45(5%Et
OAc/ヘキサン)。
1)。計算値:424.37。Rf=0.45(5%Et
OAc/ヘキサン)。
【0098】実施例15 7−プロピル−コレスト−4−エン−3−オン(18)
の合成 1.0gの7−アリル−エノン14と5mlのEtOA
cと50mgのトリフェニルホスフィンロジウムクロリ
ド(ウィルキンソン触媒)とを(H2雰囲気下に)2時
間攪拌した。反応生成物を25mlのシリカゲルで濾過
し、蒸発乾固すると、プロトンNMRの確認によればか
なり純粋な標題化合物18が得られた。質量スペクト
ル:427(M+1)。計算値:426.39。Rf=
0.15(5%EtOAc/ヘキサン)。
の合成 1.0gの7−アリル−エノン14と5mlのEtOA
cと50mgのトリフェニルホスフィンロジウムクロリ
ド(ウィルキンソン触媒)とを(H2雰囲気下に)2時
間攪拌した。反応生成物を25mlのシリカゲルで濾過
し、蒸発乾固すると、プロトンNMRの確認によればか
なり純粋な標題化合物18が得られた。質量スペクト
ル:427(M+1)。計算値:426.39。Rf=
0.15(5%EtOAc/ヘキサン)。
【0099】実施例16 7−プロピル−5−オキソ−A−ノル−3,5−セコ−
コレスタン酸(19)の 合成 酸化性環Aを開裂する実施例6の記載とほぼ同じ手順に
従って、化合物18(7−プロピル類似体)を同様に処
理して標題のセコ酸19を得た。プロトンNMRによっ
て推定構造を確認した。FAB質量スペクトル:447
(M+1)。計算値:446.38。Rf=0.1(20
%EtOAc/ヘキサン)。
コレスタン酸(19)の 合成 酸化性環Aを開裂する実施例6の記載とほぼ同じ手順に
従って、化合物18(7−プロピル類似体)を同様に処
理して標題のセコ酸19を得た。プロトンNMRによっ
て推定構造を確認した。FAB質量スペクトル:447
(M+1)。計算値:446.38。Rf=0.1(20
%EtOAc/ヘキサン)。
【0100】実施例17 7−プロピル−4−メチル−4−アザ−コレスト−5−
エン−3−オン(20)の合成 実施例7とほぼ同じ手順に従って、エチレングリコール
中の化合物19を塩酸メチルアミン及び酢酸ナトリウム
で処理すると液体状の標題化合物20が得られた。プロ
トンNMRによって推定構造を確認した。FAB質量ス
ペクトル:442(M+1)。計算値:441.74。
エン−3−オン(20)の合成 実施例7とほぼ同じ手順に従って、エチレングリコール
中の化合物19を塩酸メチルアミン及び酢酸ナトリウム
で処理すると液体状の標題化合物20が得られた。プロ
トンNMRによって推定構造を確認した。FAB質量ス
ペクトル:442(M+1)。計算値:441.74。
【0101】0.2H2O付加物(分子量441.74)
としてのC H N O の元素分析 計算値:C,80.91;H,11.63;N,3.15 測定値:C,81.00;H,12.06;N,2.93 Rf=0.3(20%EtOAc/ヘキサン)。
としてのC H N O の元素分析 計算値:C,80.91;H,11.63;N,3.15 測定値:C,81.00;H,12.06;N,2.93 Rf=0.3(20%EtOAc/ヘキサン)。
【0102】実施例18 7−プロピル−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン(21)の合成 実施例8とほぼ同様の手順に従って化合物20をHOA
c中で接触水素化して液体状の標題化合物21を得た。
プロトンNMRによって推定構造を確認した。FAB質
量スペクトル:444(M+1)。分子量443.4
1。
ン−3−オン(21)の合成 実施例8とほぼ同様の手順に従って化合物20をHOA
c中で接触水素化して液体状の標題化合物21を得た。
プロトンNMRによって推定構造を確認した。FAB質
量スペクトル:444(M+1)。分子量443.4
1。
【0103】元素分析 計算値:C,81.19;H,12.05;N,3.16 測定値;C,80.78;H,12.06;N,3.22 Rf=0.17(20%EtOAc/ヘキサン)。
【0104】実施例19 7−プロピル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オ
ン(22)の合成 実施例9と同様の手順に従って化合物19を酢酸中の酢
酸アンモニウムで処理して標題化合物22を得た。Et
OAc/Et2Oから再結晶化させると白色結晶質固体
が得られた。mp.91〜94℃。
ン(22)の合成 実施例9と同様の手順に従って化合物19を酢酸中の酢
酸アンモニウムで処理して標題化合物22を得た。Et
OAc/Et2Oから再結晶化させると白色結晶質固体
が得られた。mp.91〜94℃。
【0105】0.25H2O水和物としての元素分析(計
算分子量427.39) 計算値;C,80.59;H,11.54;N,3.24 測定値:C,80.59;H,11.69;N,3.36 質量スペクトル:428(M+1)。
算分子量427.39) 計算値;C,80.59;H,11.54;N,3.24 測定値:C,80.59;H,11.69;N,3.36 質量スペクトル:428(M+1)。
【0106】実施例20 7−プロピル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン
(23)の合成 実施例8の記載と同様の手順で化合物22を接触水素化
して標題化合物23を得た。mp.65〜68℃。
(23)の合成 実施例8の記載と同様の手順で化合物22を接触水素化
して標題化合物23を得た。mp.65〜68℃。
【0107】0.25H2O水和物としてのCHNの元素
分析 計算値:C,80.21;H,11.95;N,3.23 測定値:C,80.20;H,12.14;N,3.07 プロトンNMRは推定構造を確認した。
分析 計算値:C,80.21;H,11.95;N,3.23 測定値:C,80.20;H,12.14;N,3.07 プロトンNMRは推定構造を確認した。
【0108】質量スペクトル:430(M+1)。計算
分子量429.40 Rf=0.12(20%EtOAc/ヘキサン)。
分子量429.40 Rf=0.12(20%EtOAc/ヘキサン)。
【0109】実施例21 7−メチル−7−ヒドロキシ−コレステロール(24)
の合成 実施例1と同様のグリニャール手順に従ってコレステリ
ルアセテート−7−オン1とメチルマグネシウムブロミ
ドとを標準グリニャール条件下に反応させると、固体状
の標題化合物24が得られた。MNRによって推定構造
を確認し、質量スペクトル分析によって分子量を確認し
た。
の合成 実施例1と同様のグリニャール手順に従ってコレステリ
ルアセテート−7−オン1とメチルマグネシウムブロミ
ドとを標準グリニャール条件下に反応させると、固体状
の標題化合物24が得られた。MNRによって推定構造
を確認し、質量スペクトル分析によって分子量を確認し
た。
【0110】実施例22 7−メチル−コレスト−4,6−ジエン−3−オン(2
5)の合成 実施例2と同様の手順に従って、上記グリニャール生成
物24をオッペナウアー酸化条件下に処理すると、標題
化合物7β−メチル−コレスト−4,6−ジエン−3−
オン25が得られた。
5)の合成 実施例2と同様の手順に従って、上記グリニャール生成
物24をオッペナウアー酸化条件下に処理すると、標題
化合物7β−メチル−コレスト−4,6−ジエン−3−
オン25が得られた。
【0111】実施例23 7β−メチル−コレスト−5−エン−3−オン(26)
の合成 実施例4と同様の金属アンモニア還元手順に従って化合
物25をアンモニア/THF/トルエン中で同様に処理
すると標題化合物26が得られた。
の合成 実施例4と同様の金属アンモニア還元手順に従って化合
物25をアンモニア/THF/トルエン中で同様に処理
すると標題化合物26が得られた。
【0112】実施例24 7β−メチル−コレスト−4−エン−3−オン(27)
の合成 THF中のDBUを用いた実施例5の異性化手順とほぼ
同様にして化合物26を処理して標題化合物27を得
た。
の合成 THF中のDBUを用いた実施例5の異性化手順とほぼ
同様にして化合物26を処理して標題化合物27を得
た。
【0113】実施例25 7−メチル−17β−(2,6−ジメチルヘキシル)−
5−オキソ−A−ノル− 3,5−セコアンドロスタン−
3−オイック酸(28)の合成 実施例6の酸化性環A開裂手順とほぼ同様にして化合物
27を処理して標題セコ酸28を得た。プロトンNMR
は推定構造を確認した。
5−オキソ−A−ノル− 3,5−セコアンドロスタン−
3−オイック酸(28)の合成 実施例6の酸化性環A開裂手順とほぼ同様にして化合物
27を処理して標題セコ酸28を得た。プロトンNMR
は推定構造を確認した。
【0114】実施例26 7−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン
(29)の合成 実施例9の手順とほぼ同様にして化合物28を酢酸中の
塩化アンモニウムで同様に処理して標題化合物29を得
た。質量スペクトルm/zイオン(FB)は400.2
(M+1)(M+2)を示した。計算値399。
(29)の合成 実施例9の手順とほぼ同様にして化合物28を酢酸中の
塩化アンモニウムで同様に処理して標題化合物29を得
た。質量スペクトルm/zイオン(FB)は400.2
(M+1)(M+2)を示した。計算値399。
【0115】実施例27 7−メチル−4−アザ−コレスタン−3−オン(30)
の合成 実施例8の手順とほぼ同様にして化合物29をHOAc
中で接触水素化して標題化合物30を得た。EI質量ス
ペクトル分析はm/zイオン401を示した。計算値4
01。
の合成 実施例8の手順とほぼ同様にして化合物29をHOAc
中で接触水素化して標題化合物30を得た。EI質量ス
ペクトル分析はm/zイオン401を示した。計算値4
01。
【0116】実施例28 7−メチル−4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エ
ン−3−オン(31)の合成 セコ酸28を実施例7と同様に処理して純粋な標題化合
物31を得た。FAB質量スペクトル:414(M+
1)。計算値:413。
ン−3−オン(31)の合成 セコ酸28を実施例7と同様に処理して純粋な標題化合
物31を得た。FAB質量スペクトル:414(M+
1)。計算値:413。
【0117】実施例29 7β−メチル−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン(32)の合成 実施例8の記載とほぼ同様の手順に従って化合物31を
接触水素化して標題化合物32を得た。30%EtOA
c/ヘキサンを溶出剤としたシリカゲルクロマトグラフ
ィーによって純粋生成物が得られた。EI質量スペクト
ル:415。計算値415。
ン−3−オン(32)の合成 実施例8の記載とほぼ同様の手順に従って化合物31を
接触水素化して標題化合物32を得た。30%EtOA
c/ヘキサンを溶出剤としたシリカゲルクロマトグラフ
ィーによって純粋生成物が得られた。EI質量スペクト
ル:415。計算値415。
【0118】実施例30 4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3,7−
ジオン(34)の合成 4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン
33を酸化処理すると標題化合物34が得られた。(D
oorenboosの米国特許第3,264,301号及
びJ.Org.Chem.、1961、Vol.26、p.
4548参照)。化合物33をベンゼン中のピリジニウ
ムジクロロメート/t−ブチルヒドロペルオキシドの混
合物と共にベンゼン中で70℃で3〜4時間加熱すると
化合物34が得られた。
ジオン(34)の合成 4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オン
33を酸化処理すると標題化合物34が得られた。(D
oorenboosの米国特許第3,264,301号及
びJ.Org.Chem.、1961、Vol.26、p.
4548参照)。化合物33をベンゼン中のピリジニウ
ムジクロロメート/t−ブチルヒドロペルオキシドの混
合物と共にベンゼン中で70℃で3〜4時間加熱すると
化合物34が得られた。
【0119】実施例31 7β−アセトキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレ
スタン−3−オン(37) の合成 実施例8と同様の手順で化合物34を水素化すると7−
H類似体35及び7β−オール36が得られる。化合物
36を、メチレンクロリド中のピリジン、例えば4−ジ
メチル−アミノピリジンの存在下に無水酢酸によって2
3℃で24時間アシル化すると標題化合物37が得られ
る。
スタン−3−オン(37) の合成 実施例8と同様の手順で化合物34を水素化すると7−
H類似体35及び7β−オール36が得られる。化合物
36を、メチレンクロリド中のピリジン、例えば4−ジ
メチル−アミノピリジンの存在下に無水酢酸によって2
3℃で24時間アシル化すると標題化合物37が得られ
る。
【0120】実施例32 7β−メチル−4−アザ−5α−コレスト−1−エン−
3−オン(49)の合成 4mlのトルエン中の280mg(0.698mmo
l)の化合物30の溶液に178.8mgのDDQと0.
7186mgのBSTFAと8.163mgのトリフリ
ック酸とを添加し、反応混合物を室温で24時間攪拌し
た。8.1mgのメチルアセトアセテートを添加し、反
応混合物を24時間還流させた。反応混合物を冷却し、
酢酸エチルで希釈し、炭酸ナトリウム水溶液、重亜硫酸
ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで脱水して濃縮すると、油状物質が得られた。3:1
のCHCl3/アセトンで溶出させるシリカゲル分取T
LCによって粗化合物を精製すると、純粋化合物49が
得られた。そのプロトンNMRは推定構造を確認した。
3−オン(49)の合成 4mlのトルエン中の280mg(0.698mmo
l)の化合物30の溶液に178.8mgのDDQと0.
7186mgのBSTFAと8.163mgのトリフリ
ック酸とを添加し、反応混合物を室温で24時間攪拌し
た。8.1mgのメチルアセトアセテートを添加し、反
応混合物を24時間還流させた。反応混合物を冷却し、
酢酸エチルで希釈し、炭酸ナトリウム水溶液、重亜硫酸
ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで脱水して濃縮すると、油状物質が得られた。3:1
のCHCl3/アセトンで溶出させるシリカゲル分取T
LCによって粗化合物を精製すると、純粋化合物49が
得られた。そのプロトンNMRは推定構造を確認した。
【0121】次の表は、各化合物の特徴的プロトンのN
MR値(400MHz、CDCl3中)を示す。データ
中のs=singlet、d=doublet、m=m
ultiplet、J=結合定数である。C−18、C
−19及びC−21の核間メチルのプロトン及び分子の
特徴的部分に関連したプロトンに対する吸収値をdel
(δ)単位で示す。
MR値(400MHz、CDCl3中)を示す。データ
中のs=singlet、d=doublet、m=m
ultiplet、J=結合定数である。C−18、C
−19及びC−21の核間メチルのプロトン及び分子の
特徴的部分に関連したプロトンに対する吸収値をdel
(δ)単位で示す。
【0122】4−アザステロイドのナンバリングを以下
の構造によって与える。
の構造によって与える。
【0123】
【化43】
【0124】
【表1】
【0125】
【表2】
【0126】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・エイチ・ラスムツソン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07060、ウオツチユング、パーク・プレイ ス・155 (72)発明者 リチヤード・エル・トルマン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07059、ウオーレン、アツパー・ウオーレ ン・ウエイ・29 (72)発明者 グール・エフ・ペイテル アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07946、ミリングトン、ノツテインガム・ ウエイ・60 (72)発明者 ジヨージアナ・ハリス アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07724、テイントン・フオールズ、パーム リー・ロード・43 (56)参考文献 米国特許4377584(US,A) J.Med.Chem.Vol.27 N o.12(1984)P.1690−1701 J.Med.Chem.Vol.29 N o.11(1986)P.2298−2315
Claims (7)
- 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、 Rは、水素、メチルまたはエチルから選択され、点線a
及びbは、bが存在するときは5α水素であるHaが存
在しないという条件で二重結合を示し; Zは、 (1)オキソ、 (2)α−水素、及び、以下の(a)〜(f)から選択
されるβ−置換基 (a)C1−4アルキル (b)C2−4アルケニル (c)ヒドロキシ (d)OCONR1R2(但し、R1及びR2は各々
(i)H、(ii)C1−4アルキル、(iii)フェ
ニル若しくは(iv)ベンジルを示す) (e)OC1−4アルキル (f)OCOCH3 を示す] の化合物及びその立体異性体並びに医薬として許容され
るその塩及びエステル。 - 【請求項2】 二重結合aが存在せず、式: 【化2】 で示される構造を有することを特徴とする請求項1に記
載の化合物。 - 【請求項3】 二重結合aが存在せず、式: 【化3】 で示される構造を有することを特徴とする請求項1に記
載の化合物。 - 【請求項4】 二重結合aが存在せず、Rがメチルであ
り、式: 【化4】 で示される構造を有することを特徴とする請求項1に記
載の化合物。 - 【請求項5】 二重結合aが存在し、式: 【化5】 で示される構造を有することを特徴とする請求項1に記
載の化合物。 - 【請求項6】 Zがα−水素であり、β−置換基がC
1−4アルキルまたはC2−4アルケニルであることを
特徴とする請求項1に記載の化合物。 - 【請求項7】 7−エチル−4−メチル−4−アザ−コ
レスト−5−エン−3−オン、 7−エチル−4−メチル−4−アザ−コレスタン−3−
オン、 7−エチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オ
ン、 7−エチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オン、 7−プロピル−4−メチル−4−アザ−コレスト−5−
エン−3−オン、 7−プロピル−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン、 7−プロピル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オ
ン、 7−プロピル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オ
ン、 7−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3−オ
ン、 7−メチル−4−アザ−コレスタン−3−オン、 4,7−ジメチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3
−オン、 4,7−ジメチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−
オン、 7−アセトキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレス
タン−3−オン、 4−メチル−4−アザ−コレスト−5−エン−3,7−
ジオン、 7−ヒドロキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレス
タン−3−オン、 7−メトキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレスタ
ン−3−オン、 4−メチル−4−アザ−コレスタ−3,7−ジオン、 7−メトキシ−4−メチル−4−アザ−コレスタ−5−
エン−3−オン、 7−βメトキシ−4−メチル−4−アザ−5α−コレス
タン−3−オン、 から成る請求項1に記載の化合物。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US88602392A | 1992-05-20 | 1992-05-20 | |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP7035501A Division JPH07206759A (ja) | 1992-05-20 | 1995-02-23 | 5α−レダクターゼ阻害剤である新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オン合成用中間体 |
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|---|---|
| JPH0656881A JPH0656881A (ja) | 1994-03-01 |
| JPH07119232B2 true JPH07119232B2 (ja) | 1995-12-20 |
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|---|---|---|---|
| JP5141476A Expired - Fee Related JPH07119232B2 (ja) | 1992-05-20 | 1993-05-20 | 5α−レダクターゼ阻害剤としての新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オン |
| JP7035501A Pending JPH07206759A (ja) | 1992-05-20 | 1995-02-23 | 5α−レダクターゼ阻害剤である新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オン合成用中間体 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7035501A Pending JPH07206759A (ja) | 1992-05-20 | 1995-02-23 | 5α−レダクターゼ阻害剤である新規な7β−置換−4−アザ−5α−コレスタン−オン合成用中間体 |
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|---|---|---|---|---|
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