JPH0711938B2 - マイクロ波管 - Google Patents
マイクロ波管Info
- Publication number
- JPH0711938B2 JPH0711938B2 JP29112887A JP29112887A JPH0711938B2 JP H0711938 B2 JPH0711938 B2 JP H0711938B2 JP 29112887 A JP29112887 A JP 29112887A JP 29112887 A JP29112887 A JP 29112887A JP H0711938 B2 JPH0711938 B2 JP H0711938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collector
- section
- high frequency
- electron beam
- frequency circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クライストロンや進行波管などのマイクロ波
管のコレクタに関し、特にコレクタ電圧を高周波回路の
電位より低くして高効率化したマイクロ波管のコレクタ
構造に関する。
管のコレクタに関し、特にコレクタ電圧を高周波回路の
電位より低くして高効率化したマイクロ波管のコレクタ
構造に関する。
一般にマイクロ波無線通信回線の中継局、衛星通信地上
局などの送信機に用いられるマイクロ波管においては、
装置設計や経済性の面から低消費電力であること、つま
り高効率であることが要求される。効率改善の手段とし
ては、コレクタ電位を高周波回路電位より低くして、コ
レクタ消費電力を低減した電位低下コレクタが広く用い
られる。
局などの送信機に用いられるマイクロ波管においては、
装置設計や経済性の面から低消費電力であること、つま
り高効率であることが要求される。効率改善の手段とし
ては、コレクタ電位を高周波回路電位より低くして、コ
レクタ消費電力を低減した電位低下コレクタが広く用い
られる。
電子ビームは高周波回路と相互作用を行なう際、その結
合状態が各々異なり速度変調を受けるので相互作用後の
電子ビームのもつ運動エネルギーに速度分散を生じる。
従って最も遅い電子ビーム群を捕捉し得る電位まで低下
することが可能である。しかしこれ以上に電位を低下し
てより一層の効率改善を図ろうとすると、コレクタに捕
捉されるに十分な速度を持たない一次電子ビーム群の一
部や、コレクタ内面から発生した2次電子がより高電位
の高周波回路部へ逆行し、高周波回路に作用して、振幅
歪,位相歪など伝送特性に悪影響を及ぼし、また異常発
振,動作不安定などの要因となるなど、十分な電位低下
が行なえず、効率改善に支障をきたす。そこで、逆行電
子防止のためコレクタ外部に偏向用マグネットを取付け
ることによってコレクタ内部に管軸に垂直な面に磁界を
印加し電子に作用するローレンツカによって電子軌道を
曲げて高周波回路への逆行を防止する方策がとられてい
る。
合状態が各々異なり速度変調を受けるので相互作用後の
電子ビームのもつ運動エネルギーに速度分散を生じる。
従って最も遅い電子ビーム群を捕捉し得る電位まで低下
することが可能である。しかしこれ以上に電位を低下し
てより一層の効率改善を図ろうとすると、コレクタに捕
捉されるに十分な速度を持たない一次電子ビーム群の一
部や、コレクタ内面から発生した2次電子がより高電位
の高周波回路部へ逆行し、高周波回路に作用して、振幅
歪,位相歪など伝送特性に悪影響を及ぼし、また異常発
振,動作不安定などの要因となるなど、十分な電位低下
が行なえず、効率改善に支障をきたす。そこで、逆行電
子防止のためコレクタ外部に偏向用マグネットを取付け
ることによってコレクタ内部に管軸に垂直な面に磁界を
印加し電子に作用するローレンツカによって電子軌道を
曲げて高周波回路への逆行を防止する方策がとられてい
る。
しかしながら、強制空冷形マイクロ波管の場合は、コレ
クタコアの外周に熱伝導率の良い銅などを材料とする放
熱翼を放射状にろう付した構造になっているので偏向用
マグネットをコレクタコアの近くに取付けられない。従
って放熱翼の外側に偏向用マグネットを取り付けること
になるが、偏向用マグネットがコレクタコアから離れて
いるので、コレクタコア内部に印加される磁界は距離の
2乗に反比例して弱くなり電子に作用するローレンツカ
が非常に弱くなってしまい逆行電子防止効果が小さくな
ってしまう。その結果、従来の強制空冷形マイクロ波管
ではコレクタ電位を高周波回路電位に対して十分低下す
ることができないので効率改善が制限されるという欠点
があった。
クタコアの外周に熱伝導率の良い銅などを材料とする放
熱翼を放射状にろう付した構造になっているので偏向用
マグネットをコレクタコアの近くに取付けられない。従
って放熱翼の外側に偏向用マグネットを取り付けること
になるが、偏向用マグネットがコレクタコアから離れて
いるので、コレクタコア内部に印加される磁界は距離の
2乗に反比例して弱くなり電子に作用するローレンツカ
が非常に弱くなってしまい逆行電子防止効果が小さくな
ってしまう。その結果、従来の強制空冷形マイクロ波管
ではコレクタ電位を高周波回路電位に対して十分低下す
ることができないので効率改善が制限されるという欠点
があった。
上述した従来の強制空冷形マイクロ波管のコレクタ構造
に対して本発明はコレクタ入口部に鉄などの強磁性材を
管軸に対し点対称に配設しさらに放熱翼のまわりに鉄な
どの強磁性材を配して、放熱翼の外側に取付けた偏向用
マグネットによってコレクタコア部に磁気帰還回路を構
成して、偏向磁界を弱めることなく、コレクタコア内部
に十分に強い偏向磁界を印加することができるという独
創的内容を有する。
に対して本発明はコレクタ入口部に鉄などの強磁性材を
管軸に対し点対称に配設しさらに放熱翼のまわりに鉄な
どの強磁性材を配して、放熱翼の外側に取付けた偏向用
マグネットによってコレクタコア部に磁気帰還回路を構
成して、偏向磁界を弱めることなく、コレクタコア内部
に十分に強い偏向磁界を印加することができるという独
創的内容を有する。
本発明による強制空冷形マイクロ波管は、電子ビームを
放射形成する電子銃部と、電子ビームとの相互作用によ
り高周波増幅を行なう高周波回路部と、電子ビームを高
周波回路内に集束せしめる集束磁界装置部と、高周波回
路との相互作用で増幅に寄与した電子ビームを捕捉する
ためのコレクタ部とで構成され、コレクタ部は、非磁性
である無酸素銅製のコレクタコア入口部に鉄などの強磁
性材を管軸に対して点対称に配設し、この近傍でコレク
タの外側に偏向用マグネットを取付け、さらに放熱翼の
周囲に鉄などの強磁性材を配した構造を有している。
放射形成する電子銃部と、電子ビームとの相互作用によ
り高周波増幅を行なう高周波回路部と、電子ビームを高
周波回路内に集束せしめる集束磁界装置部と、高周波回
路との相互作用で増幅に寄与した電子ビームを捕捉する
ためのコレクタ部とで構成され、コレクタ部は、非磁性
である無酸素銅製のコレクタコア入口部に鉄などの強磁
性材を管軸に対して点対称に配設し、この近傍でコレク
タの外側に偏向用マグネットを取付け、さらに放熱翼の
周囲に鉄などの強磁性材を配した構造を有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は、第1
図のコレクタ部のA−A断面図を示す。
図のコレクタ部のA−A断面図を示す。
マイクロ波管は、電子銃部1,高周波回路部2,集束用磁界
装置部3,コレクタ部4からなりコレクタ部4は、コレク
タコア5とその外周部にろう付固定された放熱翼6とコ
レクタ外部に取付けた偏向用マグネット7から構成され
ている。
装置部3,コレクタ部4からなりコレクタ部4は、コレク
タコア5とその外周部にろう付固定された放熱翼6とコ
レクタ外部に取付けた偏向用マグネット7から構成され
ている。
また、コレクタコア5は熱伝導率の大きい非磁性無酸素
銅を材料とし、その入口部分の材料の一部に鉄などの強
磁性材8を管軸に対して点対称となる位置にろう付など
に配され、さらに放熱翼6の外周部に鉄などの強磁性材
9が固定されている。
銅を材料とし、その入口部分の材料の一部に鉄などの強
磁性材8を管軸に対して点対称となる位置にろう付など
に配され、さらに放熱翼6の外周部に鉄などの強磁性材
9が固定されている。
偏向用マグネット7はコレクタ外部で強磁性材8の近傍
に取り付けられ、磁界がコレクタコア5の中心に向かう
ように取付けることにより、第2図に示すようにコレク
タコア5の入口部に配された強磁性材8を磁力線が通
り、放熱翼6の外部の強磁性材9をもどる磁気帰還回路
を形成することにより、コレクタコア5の入口部の管軸
に垂直な面に充分強い磁界を発生することができる。
に取り付けられ、磁界がコレクタコア5の中心に向かう
ように取付けることにより、第2図に示すようにコレク
タコア5の入口部に配された強磁性材8を磁力線が通
り、放熱翼6の外部の強磁性材9をもどる磁気帰還回路
を形成することにより、コレクタコア5の入口部の管軸
に垂直な面に充分強い磁界を発生することができる。
以上説明したように本発明は、非磁性の無酸素銅製のコ
レクタコアの入口部分の材料の一部に鉄などの強磁性材
を管軸に対し、点対称な位置に配し、この近傍に偏向用
マグネットをコレクタ外部に取付け、放熱翼の外周部を
おおうように鉄などの強磁性材を配することにより、コ
レクタ入口部に磁気帰還回路を形成し、コレクタ入口部
の管軸に垂直な面に充分強い磁界を発生することができ
るので戻り電子や2次電子に作用してその軌道を曲げ高
周波回路への逆流を効果的に防止することができる。
レクタコアの入口部分の材料の一部に鉄などの強磁性材
を管軸に対し、点対称な位置に配し、この近傍に偏向用
マグネットをコレクタ外部に取付け、放熱翼の外周部を
おおうように鉄などの強磁性材を配することにより、コ
レクタ入口部に磁気帰還回路を形成し、コレクタ入口部
の管軸に垂直な面に充分強い磁界を発生することができ
るので戻り電子や2次電子に作用してその軌道を曲げ高
周波回路への逆流を効果的に防止することができる。
従って、コレクタ電位の大幅な低下が可能となり効率向
上に効果がある。
上に効果がある。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
のコレクタ部のA−A断面図 1……電子銃部、2……高周波回路部、3……集束用磁
界装置部、4……コレクタ部、5……コレクタコア、6
……放熱翼、7……偏向用マグネット、8,9……強磁性
材、10……絶縁石。
のコレクタ部のA−A断面図 1……電子銃部、2……高周波回路部、3……集束用磁
界装置部、4……コレクタ部、5……コレクタコア、6
……放熱翼、7……偏向用マグネット、8,9……強磁性
材、10……絶縁石。
Claims (1)
- 【請求項1】電子ビームを放射形成する電子銃部と、電
子ビームとの相互作用により高周波増幅を行なう高周波
回路部と、電子ビームを高周波回路内に集束せしめる集
束磁界装置部と、高周波回路との相互作用で増幅に寄与
した電子ビームを捕捉するコレクタ部とで構成されるマ
イクロ波管において、コレクタ部はその入口部に鉄など
の強磁性材を管軸に対して点対称に配しかつこの強磁性
材の近傍でコレクタ側に偏向用マグネットを取付け、さ
らにコレクタコアの入口部のコレクタ外周部をおおうよ
うに強磁性材を配したことを特徴とするマイクロ波管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29112887A JPH0711938B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | マイクロ波管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29112887A JPH0711938B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | マイクロ波管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132031A JPH01132031A (ja) | 1989-05-24 |
| JPH0711938B2 true JPH0711938B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17764816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29112887A Expired - Lifetime JPH0711938B2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | マイクロ波管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711938B2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP29112887A patent/JPH0711938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132031A (ja) | 1989-05-24 |
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