JPH0712277B2 - インスタントティーの製造法 - Google Patents
インスタントティーの製造法Info
- Publication number
- JPH0712277B2 JPH0712277B2 JP24502987A JP24502987A JPH0712277B2 JP H0712277 B2 JPH0712277 B2 JP H0712277B2 JP 24502987 A JP24502987 A JP 24502987A JP 24502987 A JP24502987 A JP 24502987A JP H0712277 B2 JPH0712277 B2 JP H0712277B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea
- weight
- ice crystals
- extract
- parts
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は泡の発生の少ないインスタントティーの製造方
法に関する。
法に関する。
発明が解決しようとする問題点: 現在では紅茶、ウーロン茶、緑茶、マテ茶等のFD(凍結
乾燥)インスタントティーが大変普及している。これら
のインスタントティーの最大の問題点はこれらのインス
タントティーと湯と混合した時、泡立ちが起ることであ
る。泡立ったお茶は、飲む人の興趣を阻隔く。
乾燥)インスタントティーが大変普及している。これら
のインスタントティーの最大の問題点はこれらのインス
タントティーと湯と混合した時、泡立ちが起ることであ
る。泡立ったお茶は、飲む人の興趣を阻隔く。
これを防ぐために従来では消泡剤が使用されていた。し
かし泡を完全になくすには大量の消泡剤をインスタント
ティーに混入しなければならなかった。しかし多量の消
泡剤の添加は当然のことながらインスタントティーの品
質を大幅に低下させることになる。又、製造工程で、茶
抽出液又は抽出濃縮液の凍結速度等を、調節して、泡発
生を少くすることもある。しかし、この場合には、凍結
時間が長時間かかる事もあり、大量製造生産には、必ず
しも、このましいものではなかった。
かし泡を完全になくすには大量の消泡剤をインスタント
ティーに混入しなければならなかった。しかし多量の消
泡剤の添加は当然のことながらインスタントティーの品
質を大幅に低下させることになる。又、製造工程で、茶
抽出液又は抽出濃縮液の凍結速度等を、調節して、泡発
生を少くすることもある。しかし、この場合には、凍結
時間が長時間かかる事もあり、大量製造生産には、必ず
しも、このましいものではなかった。
問題点を解決するための手段: 本発明は、FD茶粉末につき、その製造工程条件を工夫す
ることにより、消泡剤のような添加物などを用いずに、
泡が発生しないFDインスタントティーを製造することを
発見した。すなわち本発明者は通常のインスタントティ
ーの製造方法において、 (i)エキスを含む液をエキス濃度15〜60%に濃縮する
こと、 (ii)その後その濃縮液中に氷晶を20〜40重量%発生さ
せること、 および (iii)その氷晶の1部分を溶解させる という操作を経た時、意外にも得られたインスタントテ
ィーは泡立たないことを発見した。本発明この発見に基
づいている。
ることにより、消泡剤のような添加物などを用いずに、
泡が発生しないFDインスタントティーを製造することを
発見した。すなわち本発明者は通常のインスタントティ
ーの製造方法において、 (i)エキスを含む液をエキス濃度15〜60%に濃縮する
こと、 (ii)その後その濃縮液中に氷晶を20〜40重量%発生さ
せること、 および (iii)その氷晶の1部分を溶解させる という操作を経た時、意外にも得られたインスタントテ
ィーは泡立たないことを発見した。本発明この発見に基
づいている。
本発明は、 (a)常法により茶葉からエキスを抽出し、 (b)そのエキスを含む液を濃縮してエキス濃度を15〜
60重量%に調整し、 (c)凍結させる前にその濃縮液中に氷晶を20〜40重量
%を発生させ、 (d)その液を攪拌しながら加熱するか又は攪拌しある
いは攪拌せずに放置して、その氷晶の1部分を溶解し、
好ましくは氷晶が14〜25重量%となるまで氷晶を溶解し
そして (e)その氷晶を含む液を凍結乾燥する ことからなる泡の発生が少ないインスタントティーの製
造方法する。
60重量%に調整し、 (c)凍結させる前にその濃縮液中に氷晶を20〜40重量
%を発生させ、 (d)その液を攪拌しながら加熱するか又は攪拌しある
いは攪拌せずに放置して、その氷晶の1部分を溶解し、
好ましくは氷晶が14〜25重量%となるまで氷晶を溶解し
そして (e)その氷晶を含む液を凍結乾燥する ことからなる泡の発生が少ないインスタントティーの製
造方法する。
上記のような(i)〜(iii)の操作を得ることによっ
て得られたインスタントティーの泡立ちがなくなる理論
的理由は、不明であるが、これは実験の結果得られたも
のである。
て得られたインスタントティーの泡立ちがなくなる理論
的理由は、不明であるが、これは実験の結果得られたも
のである。
本発明において茶葉からエキスの抽出エキスを含む液の
濃縮、氷晶の形成および凍結乾燥等は従来公知の方法に
よって行なう。
濃縮、氷晶の形成および凍結乾燥等は従来公知の方法に
よって行なう。
茶の有効成分の乾燥を容易にするため、エキス液の濃縮
前および/または濃縮後に茶のソリッド分10重量部に対
しデキストリンおよび還元澱粉分解物の少なくとも1種
1〜100重量部添加することができる。これらは乾燥担
体としての作用をする。
前および/または濃縮後に茶のソリッド分10重量部に対
しデキストリンおよび還元澱粉分解物の少なくとも1種
1〜100重量部添加することができる。これらは乾燥担
体としての作用をする。
実施例及び対照例: 特にことわりがなければ「部」および「%」は「重量
部」および「重量%」を意味する。
部」および「重量%」を意味する。
実施例 1 紅茶茶葉を常法により、エキスを抽出・濃縮後、茶ソリ
ッド分10部に対し、デキストリン10部を添加し、濃度25
%に調整した紅茶濃縮液を得た。この液10kgを20リッタ
ーのボールに入れ、−40℃の冷凍室に保管して時々攪拌
しなが氷晶の量が均一に30重量%になるように調整し
た。この液を外気中(約25℃)において時々攪拌し、氷
晶を20重量%まで解かした。再び、冷凍室にて凍結を行
ない、凍結乾燥室内で凍結乾燥し、FDインスタントティ
ーを得た。
ッド分10部に対し、デキストリン10部を添加し、濃度25
%に調整した紅茶濃縮液を得た。この液10kgを20リッタ
ーのボールに入れ、−40℃の冷凍室に保管して時々攪拌
しなが氷晶の量が均一に30重量%になるように調整し
た。この液を外気中(約25℃)において時々攪拌し、氷
晶を20重量%まで解かした。再び、冷凍室にて凍結を行
ない、凍結乾燥室内で凍結乾燥し、FDインスタントティ
ーを得た。
実施例 2 実施例1と同様にして得、茶ソリッド分10部に対し、還
元澱粉分解物50部を添加し、濃度45%の緑茶濃縮液を連
続式掻き取り式熱交換器に通し、溶液中に氷晶を25重量
%発生させた。この液を容器に入れ40℃温湯につけて、
攪拌して3分間で氷晶を15重量%まで解かした。冷凍室
にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾燥し、インスタントテ
ィーを得た。
元澱粉分解物50部を添加し、濃度45%の緑茶濃縮液を連
続式掻き取り式熱交換器に通し、溶液中に氷晶を25重量
%発生させた。この液を容器に入れ40℃温湯につけて、
攪拌して3分間で氷晶を15重量%まで解かした。冷凍室
にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾燥し、インスタントテ
ィーを得た。
実施例 3 実施例1と同様にして得、濃度25%のウーロン茶濃縮液
を連続式ソフトクリームサーバー(掻き取り式熱交換
器)に通し、溶液中に氷晶を30重量%発生させた。本液
を器に入れて55℃湯中に浸漬して濃縮液中の氷晶を14重
量%まで解かした。冷凍室にて凍結を行ない、凍結乾燥
し、インスタントティーを得た。
を連続式ソフトクリームサーバー(掻き取り式熱交換
器)に通し、溶液中に氷晶を30重量%発生させた。本液
を器に入れて55℃湯中に浸漬して濃縮液中の氷晶を14重
量%まで解かした。冷凍室にて凍結を行ない、凍結乾燥
し、インスタントティーを得た。
実施例 4 実施例1と同様にして得、茶ソリッド分10部に対し、デ
キストリン80部を添加し、濃度45%のマテ茶濃縮液を連
続式ソフトクリームサーバー(掻き取り式熱交換器)に
通し、溶液中に氷晶を40重量%発生させた。外壁に温水
(約65℃)を流せる様な2重壁容器に入れ、氷晶を17重
量%まで解かした。冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒
後乾燥し、FDインスタントティーを得た。
キストリン80部を添加し、濃度45%のマテ茶濃縮液を連
続式ソフトクリームサーバー(掻き取り式熱交換器)に
通し、溶液中に氷晶を40重量%発生させた。外壁に温水
(約65℃)を流せる様な2重壁容器に入れ、氷晶を17重
量%まで解かした。冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒
後乾燥し、FDインスタントティーを得た。
対照例 1 紅茶茶葉を常法により、エキスを抽出・濃縮後、茶ソリ
ッド分10部に対し、デキストリン10部を添加し、濃度25
%に調整した紅茶濃縮液を得た。この液10kgを20リッタ
ーのボールに入れ、−40℃の冷凍室に保管して、時々攪
拌しながら氷晶の量が均一に30重量%になるように調整
した。この液を外気中(約25℃)において、10分間で氷
晶を10重量%まで解かした。再び、冷凍室にて凍結を行
ない、粉砕整粒後乾燥し、FDインスタントティーを得
た。
ッド分10部に対し、デキストリン10部を添加し、濃度25
%に調整した紅茶濃縮液を得た。この液10kgを20リッタ
ーのボールに入れ、−40℃の冷凍室に保管して、時々攪
拌しながら氷晶の量が均一に30重量%になるように調整
した。この液を外気中(約25℃)において、10分間で氷
晶を10重量%まで解かした。再び、冷凍室にて凍結を行
ない、粉砕整粒後乾燥し、FDインスタントティーを得
た。
対照例 2 実施例1と同様にして得、茶ソリッド分10部に対し、還
元澱粉分解物50部を添加し、濃度45%の緑茶濃縮液を調
整後、そのまま冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾
燥し、FDインスタントティーを得た。
元澱粉分解物50部を添加し、濃度45%の緑茶濃縮液を調
整後、そのまま冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾
燥し、FDインスタントティーを得た。
対照例 3 実施例1と同様にして得、濃度25%のウーロン茶濃縮液
を連続式掻き取り式熱交換器に通し、溶液中に氷晶を35
重量%発生させた。そのまま冷凍室にて凍結を行ない、
粉砕整粒後乾燥し、FDインスタントティーを得た。
を連続式掻き取り式熱交換器に通し、溶液中に氷晶を35
重量%発生させた。そのまま冷凍室にて凍結を行ない、
粉砕整粒後乾燥し、FDインスタントティーを得た。
対照例 4 紅茶茶葉を常法により、エキスを抽出後、清澄・濃縮
後、茶ソリッド分10部に対し、デキストリン10部を添加
し、濃度25%に調整した紅茶濃縮液を得た。茶ソリッド
に対し、シリコン樹脂50ppmとなるように添加し、その
まま冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾燥し、FDイ
ンスタントティーを得た。
後、茶ソリッド分10部に対し、デキストリン10部を添加
し、濃度25%に調整した紅茶濃縮液を得た。茶ソリッド
に対し、シリコン樹脂50ppmとなるように添加し、その
まま冷凍室にて凍結を行ない、粉砕整粒後乾燥し、FDイ
ンスタントティーを得た。
その結果を表1に示す。
本発明による効果 実施例1〜4から分るように、茶濃縮液中に一旦所定量
の氷晶を発生させ、その氷晶をある範囲まで溶解し、再
び、完全に凍結し、粉砕整粒後、乾燥して得られたFDイ
ンスタントティーは、湯を注いだときの発泡を防止でき
るのである。さらに、デキストリンの添加および無添加
に拘らず、また、茶の種類にもよらず全てのFDインスタ
ントティーの製造に適用できるのである。
の氷晶を発生させ、その氷晶をある範囲まで溶解し、再
び、完全に凍結し、粉砕整粒後、乾燥して得られたFDイ
ンスタントティーは、湯を注いだときの発泡を防止でき
るのである。さらに、デキストリンの添加および無添加
に拘らず、また、茶の種類にもよらず全てのFDインスタ
ントティーの製造に適用できるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−7777(JP,A) 特公 昭39−21645(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】(a)常法により茶葉からエキスを抽出
し、 (b)そのエキスを含む液を濃縮してエキス濃度を15〜
60重量%に調整し、 (c)凍結させる前にその濃縮液中に氷晶を20〜40重量
%を発生させ、 (d)その液を攪拌しながら加熱するか又は攪拌しある
いは攪拌せずに放置してその氷晶の1部分を溶解し、そ
して (e)その氷晶を含む液を凍結乾燥することからなる泡
の発生が少ないインスタントティーの製造方法。 - 【請求項2】エキスを含む濃縮前および/または濃縮後
に茶ソリッド10重量部に対しデキキストリンおよび還元
澱粉分解物の少なくとも1種を1〜100重量部を添加す
る追加の工程を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24502987A JPH0712277B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | インスタントティーの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24502987A JPH0712277B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | インスタントティーの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6486832A JPS6486832A (en) | 1989-03-31 |
| JPH0712277B2 true JPH0712277B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17127518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24502987A Expired - Fee Related JPH0712277B2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | インスタントティーの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712277B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2515943B2 (ja) * | 1992-02-28 | 1996-07-10 | 焼津ミール協業組合 | 濃縮ウ―ロン茶の製造方法 |
| JPH05236877A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-17 | Yaizu Miile Kyogyo Kumiai | 濃縮緑茶の製造方法 |
| DE4334734C2 (de) * | 1992-10-13 | 1997-04-30 | House Foods Corp | Verfahren zur Herstellung eines sofortlöslichen Pulvers |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP24502987A patent/JPH0712277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6486832A (en) | 1989-03-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |