JPH071263B2 - メラニンの分子量分布分析法 - Google Patents
メラニンの分子量分布分析法Info
- Publication number
- JPH071263B2 JPH071263B2 JP22794689A JP22794689A JPH071263B2 JP H071263 B2 JPH071263 B2 JP H071263B2 JP 22794689 A JP22794689 A JP 22794689A JP 22794689 A JP22794689 A JP 22794689A JP H071263 B2 JPH071263 B2 JP H071263B2
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- Japan
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- melanin
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- weight distribution
- dmso
- gpc
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はメラニンの分子量分布分析法に関する。さら
に詳しくは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィを
用いた、メラニンの品質管理、性能評価等に好適な分子
量分布の分析法に関する。
に詳しくは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィを
用いた、メラニンの品質管理、性能評価等に好適な分子
量分布の分析法に関する。
[従来の技術] メラニンは、フェノール類がオキシダーゼにより酸化さ
れた褐色ないし黒色の高分子色素であり、通常タンパク
質と固く結合して存在し、水やほとんどの有機溶媒に不
溶の極めて扱いにくい物質である。以上の理由により、
メラニンは通常の液体クロマトグラフィでは分析不可能
である。したがって現状ではメラニンの品質管理は不十
分なままであった。
れた褐色ないし黒色の高分子色素であり、通常タンパク
質と固く結合して存在し、水やほとんどの有機溶媒に不
溶の極めて扱いにくい物質である。以上の理由により、
メラニンは通常の液体クロマトグラフィでは分析不可能
である。したがって現状ではメラニンの品質管理は不十
分なままであった。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術の課題を解決するため、この発明はメラニ
ンの品質管理や性能評価が可能な分析法を提供しようと
するものである。
ンの品質管理や性能評価が可能な分析法を提供しようと
するものである。
すなわち、メラニンの希釈剤としてジメチルスルホキシ
ド(DMSO)を用い、ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィ(以下GPCという)の移動相としてジメチルスルホ
キシド(DMSO)を用い、検出手段として紫外線分光光度
計を用いたGPCによって分析することにより、メラニン
の分子量分布の測定を効率よく、正確に行なう方法を提
供する。
ド(DMSO)を用い、ゲルパーミエーションクロマトグラ
フィ(以下GPCという)の移動相としてジメチルスルホ
キシド(DMSO)を用い、検出手段として紫外線分光光度
計を用いたGPCによって分析することにより、メラニン
の分子量分布の測定を効率よく、正確に行なう方法を提
供する。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、本発明方法は、ゲルパーミエ
ーションクロマトグラフィ(GPC)によりメラニンの分
子量分布を測定する方法であって、メラニンをジメチル
スルホキシド(DMSO)で希釈し、ジメチルスルホキシド
(DMSO)を溶離液として用いたゲルパーミエーションク
ロマトグラフィ(GPC)に付して、紫外線分光光度計で
検出することにより、前記メラニンの分子量分布を測定
することを特徴とするメラニンの分子量分布分析法であ
る。
ーションクロマトグラフィ(GPC)によりメラニンの分
子量分布を測定する方法であって、メラニンをジメチル
スルホキシド(DMSO)で希釈し、ジメチルスルホキシド
(DMSO)を溶離液として用いたゲルパーミエーションク
ロマトグラフィ(GPC)に付して、紫外線分光光度計で
検出することにより、前記メラニンの分子量分布を測定
することを特徴とするメラニンの分子量分布分析法であ
る。
この発明において特徴的なことは、下記の4点を有機的
に組み合わせた点にある。
に組み合わせた点にある。
GPCを用いる点 メラニンをジメチルスルホキシド(DMSO)で希釈す
る点 ジメチルスルホキシド(DMSO)を溶離液として用い
る点 GPCの検出手段として、紫外線分光光度計を用いる
点 GPCは通常ポリマーの分子量分布を測定するのに用いら
れる。すなわち溶液に溶解または分散させたポリマーを
移動相を用いて分離カラムで分離し、各分子量のポリマ
ーを検出器で検出して分子量分布を求めるのである。そ
してメラニン試料の希釈液についてのGPCからの溶離液
を分画して補集することにより、メラニンのゾル成分の
分子量分布を得るのである。
る点 ジメチルスルホキシド(DMSO)を溶離液として用い
る点 GPCの検出手段として、紫外線分光光度計を用いる
点 GPCは通常ポリマーの分子量分布を測定するのに用いら
れる。すなわち溶液に溶解または分散させたポリマーを
移動相を用いて分離カラムで分離し、各分子量のポリマ
ーを検出器で検出して分子量分布を求めるのである。そ
してメラニン試料の希釈液についてのGPCからの溶離液
を分画して補集することにより、メラニンのゾル成分の
分子量分布を得るのである。
次に、メラニンの希釈剤としてジメチルスルホキシド
(DMSO)を用い、GPCの移動相としてジメチルスルホキ
シドを用いる。ジメチルスルホキシド(DMSO)は、メラ
ニンの分子量分布(粒度分布)に対応した溶離をしやす
いからである。
(DMSO)を用い、GPCの移動相としてジメチルスルホキ
シドを用いる。ジメチルスルホキシド(DMSO)は、メラ
ニンの分子量分布(粒度分布)に対応した溶離をしやす
いからである。
次に、GPCの検出器として紫外線分光光度計を用いる。
メラニンの分子量分布の検出に優れているからである。
メラニンの分子量分布の検出に優れているからである。
[作用] この発明によれば、メラニンのDMSO溶液を、DMSOからな
る移動相中に導入してGPCに付すことにより、メラニン
を効率良く分離定量することができる。また定性分析も
可能である。
る移動相中に導入してGPCに付すことにより、メラニン
を効率良く分離定量することができる。また定性分析も
可能である。
[実施例] この発明において、上記メラニンがDMSOに溶解されて注
入用溶液が調整された後、これがDMSOを移動相とするGP
Cに付される。この場合、メラニン溶解用のDMSOと移動
相のDMSOとは同一であることが装置の操作上好ましい。
入用溶液が調整された後、これがDMSOを移動相とするGP
Cに付される。この場合、メラニン溶解用のDMSOと移動
相のDMSOとは同一であることが装置の操作上好ましい。
前記においてメラニンはDMSOに50ppm程度溶解・希釈さ
せる。
せる。
一方、GPCで用いる分離カラムとしては、汎用の高分子
ゲルを充填したものが使用可能であり、例えばポリスチ
レンゲルや、スチレンージビニルベンゼン共重合体ゲル
の充填カラムが好適な例として挙げられる。
ゲルを充填したものが使用可能であり、例えばポリスチ
レンゲルや、スチレンージビニルベンゼン共重合体ゲル
の充填カラムが好適な例として挙げられる。
またGPC自体は汎用のものを使用できる。
以下図面および測定例により本発明方法を詳細に説明す
る。なお本発明は下記の実施例に限定されない。
る。なお本発明は下記の実施例に限定されない。
第1図は、この発明の方法を実施する装置の一例の構成
説明図である。この図において、1は移動貯留槽、2は
送液ポンプ、3はマニュアルインジェクタ、4はカラ
ム、5はカラムオーブン、6は紫外線分光光度計、7は
データ処理装置である。移動相1からポンプ2によりあ
らかじめ溶離液を流し、定常状態を作る。次にマニュア
ルインジェクタ3から試料を注入する。注入された試料
は溶離液によりカラムオーブン5中のカラム4に送ら
れ、検出器6(紫外線分光光度計)により分子量分布が
検出される。このデータをデータ処理装置7で処理し、
分子量分布の計算を行う。
説明図である。この図において、1は移動貯留槽、2は
送液ポンプ、3はマニュアルインジェクタ、4はカラ
ム、5はカラムオーブン、6は紫外線分光光度計、7は
データ処理装置である。移動相1からポンプ2によりあ
らかじめ溶離液を流し、定常状態を作る。次にマニュア
ルインジェクタ3から試料を注入する。注入された試料
は溶離液によりカラムオーブン5中のカラム4に送ら
れ、検出器6(紫外線分光光度計)により分子量分布が
検出される。このデータをデータ処理装置7で処理し、
分子量分布の計算を行う。
以上装置を用いて、下記の分析条件により分析を行っ
た。すなわち移動相1にDMSO、分析カラム4に“Shodex
GPC KD−80M"(昭和電工(株)製)、検出器6に紫外
可視分光光度計(SPD−6AV):(株)島津製作所製)を
使用し、マニュアルインジェクタ3から試料を注入し
た。試料のメラニンはDMSOに50ppmの濃度で溶解・希釈
させた。そして実際の分析結果はデータ処理装置7で解
析し分子量分布の計算を行わせた。
た。すなわち移動相1にDMSO、分析カラム4に“Shodex
GPC KD−80M"(昭和電工(株)製)、検出器6に紫外
可視分光光度計(SPD−6AV):(株)島津製作所製)を
使用し、マニュアルインジェクタ3から試料を注入し
た。試料のメラニンはDMSOに50ppmの濃度で溶解・希釈
させた。そして実際の分析結果はデータ処理装置7で解
析し分子量分布の計算を行わせた。
分析条件 カラム:Shodex GPC KD−80M(昭和電工(株)製)(8.0
mmI.D.×300mmL) 移動相:ジメチルスルホキシド(DMSO) 流 量:0.5ml/min 温 度:40℃ 検出器:SPD−6AV(紫外線分光光度計)((株)島津製
作所製)、 スケール(scale);0.32AUFS レスポンス(response);STD 波長(wavelength);261nm 試料の前処理 試料5mgを100mlのDMSOに溶解する。
mmI.D.×300mmL) 移動相:ジメチルスルホキシド(DMSO) 流 量:0.5ml/min 温 度:40℃ 検出器:SPD−6AV(紫外線分光光度計)((株)島津製
作所製)、 スケール(scale);0.32AUFS レスポンス(response);STD 波長(wavelength);261nm 試料の前処理 試料5mgを100mlのDMSOに溶解する。
次に50μlをGPCに注入する。
上記分析条件で分析した結果を第2図に示す。この第2
図によりGPCを用いてメラニンが分析できることがわか
る。
図によりGPCを用いてメラニンが分析できることがわか
る。
なお第2図中の縦軸は信号強度、横軸は保持時間(分)
である。
である。
[発明の効果] 本発明は、メラニンの希釈剤としてジメチルスルホキシ
ド(DMSO)を用いて、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィ(以下GPCという)の移動相としてジメチルスル
ホキシド(DMSO)を用い、検出手段として紫外線分光光
度計を用いたGPCによって分析することにより、メラニ
ンの分子量分布の測定を効率よく、正確に行なうことが
できた。
ド(DMSO)を用いて、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィ(以下GPCという)の移動相としてジメチルスル
ホキシド(DMSO)を用い、検出手段として紫外線分光光
度計を用いたGPCによって分析することにより、メラニ
ンの分子量分布の測定を効率よく、正確に行なうことが
できた。
また、この分子量分布をゲルパーミエーションクロマト
グラフィにより簡便に得ることができた。また、得られ
た分子量分布によりメラニンの品質管理、性能評価が簡
単に行えるという特別の効果を有する。
グラフィにより簡便に得ることができた。また、得られ
た分子量分布によりメラニンの品質管理、性能評価が簡
単に行えるという特別の効果を有する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例の構成説明
図、第2図は本発明のメラニンの希釈試料液についての
分子量分布を表すグラフである。 1:移動相貯留槽 2:送液ポンプ 3:マニュアルインジェクタ 4:カラム 5:カラムオーブン 6:紫外線分光光度計 7:データ処理装置
図、第2図は本発明のメラニンの希釈試料液についての
分子量分布を表すグラフである。 1:移動相貯留槽 2:送液ポンプ 3:マニュアルインジェクタ 4:カラム 5:カラムオーブン 6:紫外線分光光度計 7:データ処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】ゲルパーミエーションクロマトグラフィに
よりメラニンの分子量分布を測定する方法であって、メ
ラニンをジメチルスルホキシドで希釈し、ジメチルスル
ホキシドを溶離液として用いたゲルパーミエーションク
ロマトグラフィに付して、紫外線分光光度計で検出する
ことにより、前記メラニンの分子量分布を測定すること
を特徴とするメラニンの分子量分布分析法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22794689A JPH071263B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | メラニンの分子量分布分析法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22794689A JPH071263B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | メラニンの分子量分布分析法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0390858A JPH0390858A (ja) | 1991-04-16 |
| JPH071263B2 true JPH071263B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=16868754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22794689A Expired - Lifetime JPH071263B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | メラニンの分子量分布分析法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071263B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4921990B2 (ja) | 2006-10-10 | 2012-04-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両のヨーモーメント制御装置 |
| CN106324147A (zh) * | 2016-11-02 | 2017-01-11 | 百奥森(江苏)食品安全科技有限公司 | 一种奶粉中三聚氰胺的检测方法 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22794689A patent/JPH071263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0390858A (ja) | 1991-04-16 |
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