JPH0714949B2 - 光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法 - Google Patents
光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法Info
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- JPH0714949B2 JPH0714949B2 JP22470786A JP22470786A JPH0714949B2 JP H0714949 B2 JPH0714949 B2 JP H0714949B2 JP 22470786 A JP22470786 A JP 22470786A JP 22470786 A JP22470786 A JP 22470786A JP H0714949 B2 JPH0714949 B2 JP H0714949B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法に関す
る。
る。
従来の技術及びその問題点 一般式: 〔式中、R1はアリール低級アルキル基、R2は低級アルキ
ル基又はメンチル基、R3はトリ(低級アルキル)シリル
基、Aは低級アルキリデン基を示す。〕 で表わされるヘキサン酸誘導体は、文献未載の新規化合
物であり、抗癌剤として有用なアントラサイクリン系抗
癌剤ダウノマイシンの糖部位であるダウノサミンを合成
するための中間体として有用な化合物である。
ル基又はメンチル基、R3はトリ(低級アルキル)シリル
基、Aは低級アルキリデン基を示す。〕 で表わされるヘキサン酸誘導体は、文献未載の新規化合
物であり、抗癌剤として有用なアントラサイクリン系抗
癌剤ダウノマイシンの糖部位であるダウノサミンを合成
するための中間体として有用な化合物である。
従来よりダウノサミンの製造法としては例えば向山、De
Shong、塩入等の方法〔T.Mukaiyama、Chem、Lett.,198
3、671;P.DeShong、J.Am.Chem.Soc.,105、1686(198
3):塩入、日本薬学会第104年会講演要旨集、215頁〕
が知られている。しかしながらこれらの方法は反応工程
が長く、操作が煩雑でありまた収率も低く、該方法に代
わる新しい光学活性なダウノサミンの製造法の開発が望
まれている。
Shong、塩入等の方法〔T.Mukaiyama、Chem、Lett.,198
3、671;P.DeShong、J.Am.Chem.Soc.,105、1686(198
3):塩入、日本薬学会第104年会講演要旨集、215頁〕
が知られている。しかしながらこれらの方法は反応工程
が長く、操作が煩雑でありまた収率も低く、該方法に代
わる新しい光学活性なダウノサミンの製造法の開発が望
まれている。
問題点を解決するための手段 本発明者らは斯かる現状に鑑み、上記欠点を有さない光
学活性なダウノサミンの製造法を開発すべく鋭意研究を
重ねてきた。そしてその研究過程に於て、光学活性なヘ
キミン酸の新規な製造法であるニトロン誘導体にシリル
ケテンアセタール誘導体を反応させて光学活性なヘキサ
ン酸誘導体であるO−シリル−アンチ−付加体を得る反
応を経由することにより光学活性なダウノサミンが簡便
な操作で高収率、高純度で得られることを見出した。
学活性なダウノサミンの製造法を開発すべく鋭意研究を
重ねてきた。そしてその研究過程に於て、光学活性なヘ
キミン酸の新規な製造法であるニトロン誘導体にシリル
ケテンアセタール誘導体を反応させて光学活性なヘキサ
ン酸誘導体であるO−シリル−アンチ−付加体を得る反
応を経由することにより光学活性なダウノサミンが簡便
な操作で高収率、高純度で得られることを見出した。
本発明は斯かる知見に基づき完成されたものである。
即ち、本発明は、 一般式 〔式中、R1及びAは前記に同じ。〕 で表わされるニトロン誘導体に一般式 〔式中R2は及びR3は前記に同じ。〕 で表わされるシリルケテンアセタール誘導体を反応させ
ることを特徴とする一般式 〔式中、R1、R2、R3及びAは前記に同じ。〕 で表わされる光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法に係
る。
ることを特徴とする一般式 〔式中、R1、R2、R3及びAは前記に同じ。〕 で表わされる光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法に係
る。
本明細書において、R1で表わされるアリール低級アルキ
ル基としては例えばベンジル、1−フエニルエチル、4
−フエニルブチル、3−フエニルヘキシル、2−クロロ
ベンジル、1−(3−クロロフエニル)エチル、3−
(4−クロロフエニル)ペンチル、2−(2−ブロモフ
エニル)プロピル、2−メチルベンジル、2−(3−エ
チルフエニル)エチル、1−(2−ブチルフエニル)エ
チル、5−(4−メチルフエニル)ヘキシル、3−メト
キシベンジル、1−(4−エトキシフエニル)エチル、
2−(2−ブトキシフエニル)プロピル、4−(3−メ
トキシフエニル)ペンチル、2−ニトロベンジル、1−
(3−ニトロフエニル)エチル、3−(2−ニトロフエ
ニル)ブチル、2,4−ジクロロベンジル、2,3,4−トリメ
チルベンジル基等のハロゲン原子、炭素数1〜6の低級
アルキル基、炭素数1〜6の低級アルコキシ基及びニト
ロ基なる群から選ばれた置換基を1〜3個有することの
あるアリール基を置換基として有する炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキル基を例示できる。
ル基としては例えばベンジル、1−フエニルエチル、4
−フエニルブチル、3−フエニルヘキシル、2−クロロ
ベンジル、1−(3−クロロフエニル)エチル、3−
(4−クロロフエニル)ペンチル、2−(2−ブロモフ
エニル)プロピル、2−メチルベンジル、2−(3−エ
チルフエニル)エチル、1−(2−ブチルフエニル)エ
チル、5−(4−メチルフエニル)ヘキシル、3−メト
キシベンジル、1−(4−エトキシフエニル)エチル、
2−(2−ブトキシフエニル)プロピル、4−(3−メ
トキシフエニル)ペンチル、2−ニトロベンジル、1−
(3−ニトロフエニル)エチル、3−(2−ニトロフエ
ニル)ブチル、2,4−ジクロロベンジル、2,3,4−トリメ
チルベンジル基等のハロゲン原子、炭素数1〜6の低級
アルキル基、炭素数1〜6の低級アルコキシ基及びニト
ロ基なる群から選ばれた置換基を1〜3個有することの
あるアリール基を置換基として有する炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキル基を例示できる。
Aで表わされる低級アルキリデン基としては、例えばメ
チレン、エチリデン、イソプロピリデン、ブチリデン、
イソペンチリデン、ヘキシリデン基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキリデン基を例示できる。
チレン、エチリデン、イソプロピリデン、ブチリデン、
イソペンチリデン、ヘキシリデン基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキリデン基を例示できる。
R2で表わされる低級アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を例示できる。
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を例示できる。
R3で表わされるトリ(低級アルキル)シリル基として
は、例えばトリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を
有するトリ(低級アルキル)シリル基を例示できる。
は、例えばトリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を
有するトリ(低級アルキル)シリル基を例示できる。
本発明の出発原料である一般式(1)の化合物は文献未
載の新規化合物であり、例えば一般式 〔式中、Aは前記に同じ〕 で表わされる公知のL−スレオース誘導体に一般式 R1NHOH (5) 〔式中R1は前記に同じ。〕 で表わされる公知のヒドロキシアミン誘導体を反応させ
ることにより製造される。
載の新規化合物であり、例えば一般式 〔式中、Aは前記に同じ〕 で表わされる公知のL−スレオース誘導体に一般式 R1NHOH (5) 〔式中R1は前記に同じ。〕 で表わされる公知のヒドロキシアミン誘導体を反応させ
ることにより製造される。
該一般式(4)の化合物は、L−酒石酸エステルよりFu
ganti、向山等の方法〔C.Fuganti、Tetrahedron Lett.,
1980,2999:T.Mukaiyama、Chem.Lett.,1983、671:J.Org.
Chem.,50,5865(1985):J.Med.Chem.,7,14(1964):Hel
v.Chim.Acta,64,687(1981):Tetrahedron Lett.,1979,
3883:Tetrahedron Lett.,27,1079(1986)〕により、又
はこれらの方法に準じて製造される。
ganti、向山等の方法〔C.Fuganti、Tetrahedron Lett.,
1980,2999:T.Mukaiyama、Chem.Lett.,1983、671:J.Org.
Chem.,50,5865(1985):J.Med.Chem.,7,14(1964):Hel
v.Chim.Acta,64,687(1981):Tetrahedron Lett.,1979,
3883:Tetrahedron Lett.,27,1079(1986)〕により、又
はこれらの方法に準じて製造される。
上記の化合物(4)と化合物(5)との反応は、適当な
不活性溶媒中、脱水剤の存在下実施される。ここで使用
される不活性溶媒としては、特に限定されるものではな
く上記反応に悪影響を及ぼさない限り公知のものを広く
使用でき、例えばクロロホルム、塩化メチレン、ジクロ
ロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
等を挙げることができる。これら不活性溶媒は、無水の
ものを使用するのが好適である。また脱水剤としては、
例えば乾燥硫酸ナトリウム、乾燥硫酸マグネシウム、ト
ルエンスルホン酸、モレキユラレシーブ等を例示でき
る。
不活性溶媒中、脱水剤の存在下実施される。ここで使用
される不活性溶媒としては、特に限定されるものではな
く上記反応に悪影響を及ぼさない限り公知のものを広く
使用でき、例えばクロロホルム、塩化メチレン、ジクロ
ロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
等を挙げることができる。これら不活性溶媒は、無水の
ものを使用するのが好適である。また脱水剤としては、
例えば乾燥硫酸ナトリウム、乾燥硫酸マグネシウム、ト
ルエンスルホン酸、モレキユラレシーブ等を例示でき
る。
化合物(4)と化合物(5)との使用割合としては、特
に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは1〜2
倍モル程度とするのがよい。上記反応は、通常0〜100
℃程度、好ましくは室温程度にて好適に進行し、一般に
6〜20時間程度で該反応は完結する。脱水剤の使用量と
しては、特に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、
通常は過剰量程度とするのがよい。
に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは1〜2
倍モル程度とするのがよい。上記反応は、通常0〜100
℃程度、好ましくは室温程度にて好適に進行し、一般に
6〜20時間程度で該反応は完結する。脱水剤の使用量と
しては、特に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、
通常は過剰量程度とするのがよい。
本発明における一般式(1)で表わされるニトロン誘導
体に、一般式(2)で表わされるシリルケテンアセター
ル誘導体を反応させ、一般式(3)で表わされるO−シ
リル−アンチ−付加体を得る反応は、触媒の存在下又は
不存在下、適当な不活性溶媒中で行われる。不活性溶媒
としては、特に制限されるものではなく該反応に悪影響
を及ぼさない限り公知のものを広く使用でき、例えば、
クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル等のニト
リル類、あるいはこれらの混合溶媒を挙げることができ
る。好ましくは、ニトリル類とハロゲン化炭化水素類と
の1:1(容量)の混合溶媒を例示できる。
体に、一般式(2)で表わされるシリルケテンアセター
ル誘導体を反応させ、一般式(3)で表わされるO−シ
リル−アンチ−付加体を得る反応は、触媒の存在下又は
不存在下、適当な不活性溶媒中で行われる。不活性溶媒
としては、特に制限されるものではなく該反応に悪影響
を及ぼさない限り公知のものを広く使用でき、例えば、
クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル等のニト
リル類、あるいはこれらの混合溶媒を挙げることができ
る。好ましくは、ニトリル類とハロゲン化炭化水素類と
の1:1(容量)の混合溶媒を例示できる。
また触媒としては、例えばヨウ化亜鉛、臭化亜鉛、塩化
亜鉛等のハロゲン化亜鉛、塩化マグネシウム等のハロゲ
ン化マグネシウム等のハロゲン化金属塩等を例示でき
る。
亜鉛等のハロゲン化亜鉛、塩化マグネシウム等のハロゲ
ン化マグネシウム等のハロゲン化金属塩等を例示でき
る。
化合物(1)と化合物(2)との使用割合としては、特
に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは1〜2
倍モル程度とするのがよい。反応温度は、特に限定され
ず広い範囲から適宜選択すればよいが、通常0℃以下程
度、好ましくは−100〜−30℃程度とすれば良く、該反
応は一般に10分〜6時間程度で終了する。
に限定がなく広範囲から適宜選択し得るが、通常前者に
対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは1〜2
倍モル程度とするのがよい。反応温度は、特に限定され
ず広い範囲から適宜選択すればよいが、通常0℃以下程
度、好ましくは−100〜−30℃程度とすれば良く、該反
応は一般に10分〜6時間程度で終了する。
触媒の使用量は、化合物(1)に対して通常触媒量程
度、好ましくは0.2〜0.05倍モル程度とする。
度、好ましくは0.2〜0.05倍モル程度とする。
斯くして生成する一般式(3)の化合物は、通常の分離
手段により反応混合物から容易に単離、精製される。斯
かる分離手段としては、例えば溶媒抽出法、溶媒希釈
法、再結晶法、カラムクロマトグラフイー、プレパラテ
イブ薄層クロマトグラフイー等を挙げることができる。
手段により反応混合物から容易に単離、精製される。斯
かる分離手段としては、例えば溶媒抽出法、溶媒希釈
法、再結晶法、カラムクロマトグラフイー、プレパラテ
イブ薄層クロマトグラフイー等を挙げることができる。
上記方法によれば本発明の出発原料である一般式(1)
の化合物及び本発明の目的化合物である一般式(3)の
化合物は共に簡便な操作にて高収率かつ高純度で製造さ
れ得る。
の化合物及び本発明の目的化合物である一般式(3)の
化合物は共に簡便な操作にて高収率かつ高純度で製造さ
れ得る。
本発明で得られる一般式(3)の化合物は、下記反応行
程式に示す如くして簡便な操作にて収率よくN−ベンゾ
イルダウノサミンに立体選択的に誘導され得る。
程式に示す如くして簡便な操作にて収率よくN−ベンゾ
イルダウノサミンに立体選択的に誘導され得る。
〔式中R1、R2、R3及びAは前者と同じ。〕 化合物(3)から化合物(6)を得る反応は、適当な不
活性溶媒中にて化合物(3)を接触還元することにより
行われる。ここで使用される不活性溶媒としては、特に
限定されるものではなく上記反応に悪影響を及ぼさない
限り公知のものを広く使用でき、例えば、化合物(1)
から化合物(3)を得る反応において用いられる不活性
溶媒、酢酸、プロピオン酸等の低級アルカン酸、あるい
はこれらの混合溶媒等を例示できる。接触還元触媒とし
ては、この種の反応に通常使用される触媒を広く使用で
き、例えばパラジウム、10%パラジウム−活性炭、5%
パラジウム−硫酸バリウム、ラネーニツケル、白金等を
挙げることができる。上記反応は、通常0〜100℃程
度、好ましくは室温〜70℃程度にて好適に進行し、圧力
1〜10気圧下で一般に1時間〜6日程度で完了する。
活性溶媒中にて化合物(3)を接触還元することにより
行われる。ここで使用される不活性溶媒としては、特に
限定されるものではなく上記反応に悪影響を及ぼさない
限り公知のものを広く使用でき、例えば、化合物(1)
から化合物(3)を得る反応において用いられる不活性
溶媒、酢酸、プロピオン酸等の低級アルカン酸、あるい
はこれらの混合溶媒等を例示できる。接触還元触媒とし
ては、この種の反応に通常使用される触媒を広く使用で
き、例えばパラジウム、10%パラジウム−活性炭、5%
パラジウム−硫酸バリウム、ラネーニツケル、白金等を
挙げることができる。上記反応は、通常0〜100℃程
度、好ましくは室温〜70℃程度にて好適に進行し、圧力
1〜10気圧下で一般に1時間〜6日程度で完了する。
次に化合物(6)のベンゾイル化反応は、塩基性化合物
の存在下適当な不活性溶媒中にて化合物(6)にベンゾ
イルハライド、安息香酸無水物等のベンゾイル化試薬を
反応させることにより行なわれる。不活性溶媒として
は、上記反応に悪影響を及ぼさない限り公知のものを広
く使用でき、化合物(1)から化合物(3)を得る反応
において用いられる不活性溶媒に加えて、更にピリジ
ン、トリエチルアミン、ピコリン等の第3級アミン類等
を例示できる。ベンゾイルハライドとしては、例えばベ
ンゾイルクロライド、ベンゾイルブロマイド等を例示で
きる。また、塩基性化合物としては、例えばピリジン、
トリエチルアミン等の第3級アミン等を例示できる。化
合物(6)とベンゾイル化試薬との使用割合としては、
特に限定がなく広い範囲内から適宜選択し得るが、通常
前者に対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは
1〜2倍モル程度とするのがよい。上記反応は、通常−
30℃〜50℃程度、好ましくは室温程度にて好適に進行
し、一般に1〜24時間程度で反応は完結する。
の存在下適当な不活性溶媒中にて化合物(6)にベンゾ
イルハライド、安息香酸無水物等のベンゾイル化試薬を
反応させることにより行なわれる。不活性溶媒として
は、上記反応に悪影響を及ぼさない限り公知のものを広
く使用でき、化合物(1)から化合物(3)を得る反応
において用いられる不活性溶媒に加えて、更にピリジ
ン、トリエチルアミン、ピコリン等の第3級アミン類等
を例示できる。ベンゾイルハライドとしては、例えばベ
ンゾイルクロライド、ベンゾイルブロマイド等を例示で
きる。また、塩基性化合物としては、例えばピリジン、
トリエチルアミン等の第3級アミン等を例示できる。化
合物(6)とベンゾイル化試薬との使用割合としては、
特に限定がなく広い範囲内から適宜選択し得るが、通常
前者に対して後者を少なくとも等モル程度、好ましくは
1〜2倍モル程度とするのがよい。上記反応は、通常−
30℃〜50℃程度、好ましくは室温程度にて好適に進行
し、一般に1〜24時間程度で反応は完結する。
一般式(7)の化合物から一般式(8)の化合物を得る
のには、酸の存在下で適当な不活性溶媒中にて、一般式
(7)の化合物からアルキリデンを開裂させ、次いで、
得られる生成物を単離、又は単離することなく適当な不
活性溶媒中で閉環反応を行なわせて一般式(8)の化合
物とすればよい。
のには、酸の存在下で適当な不活性溶媒中にて、一般式
(7)の化合物からアルキリデンを開裂させ、次いで、
得られる生成物を単離、又は単離することなく適当な不
活性溶媒中で閉環反応を行なわせて一般式(8)の化合
物とすればよい。
アルキリデンの開裂反応において用いられる酸として
は、酢酸、プロピオン酸などの低級アルカン酸、塩酸、
硫酸などの鉱酸等を例示できる。また不活性溶媒として
は、化合物(1)から化合物(3)を得る反応において
用いられる不活性溶媒に加えて、酢酸、プロピオン酸等
の低級アルカン酸等を使用でき、更にこれらの溶媒と水
との混合溶媒も使用できる。アルキリデンの開裂反応
は、通常0〜70℃程度、好ましくは室温−40℃程度にて
好適に進行し、一般に30分〜6時間程度で完結する。
は、酢酸、プロピオン酸などの低級アルカン酸、塩酸、
硫酸などの鉱酸等を例示できる。また不活性溶媒として
は、化合物(1)から化合物(3)を得る反応において
用いられる不活性溶媒に加えて、酢酸、プロピオン酸等
の低級アルカン酸等を使用でき、更にこれらの溶媒と水
との混合溶媒も使用できる。アルキリデンの開裂反応
は、通常0〜70℃程度、好ましくは室温−40℃程度にて
好適に進行し、一般に30分〜6時間程度で完結する。
また、アルキリデンの開裂により得られる生成物の閉環
反応において用いられる不活性溶媒としては、酢酸、プ
ロピオン酸等の低級アルカン酸、ベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素等の高沸点不活性溶媒を例示できる。
また、この閉環反応に於ては、例えば、酢酸、プロピオ
ン酸等の低級アルカン酸、パラトルエンスルホン酸ベン
ゼンスルホン酸、エタンスルホン酸等のスルホン酸類、
ルイス酸等の酸を添加してもよい。閉環反応は、通常80
〜150℃程度、好ましくは100〜130℃程度にて好適に進
行し、一般に3〜10時間程度で終了する。
反応において用いられる不活性溶媒としては、酢酸、プ
ロピオン酸等の低級アルカン酸、ベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素等の高沸点不活性溶媒を例示できる。
また、この閉環反応に於ては、例えば、酢酸、プロピオ
ン酸等の低級アルカン酸、パラトルエンスルホン酸ベン
ゼンスルホン酸、エタンスルホン酸等のスルホン酸類、
ルイス酸等の酸を添加してもよい。閉環反応は、通常80
〜150℃程度、好ましくは100〜130℃程度にて好適に進
行し、一般に3〜10時間程度で終了する。
一般式(8)の化合物から一般式(9)で表わされるN
−ベンゾイルダウノサミンに誘導する反応は公知であ
り、例えば向山、平間等の方法〔T.Mukaiyama、Chem、L
ett.,1983、671;M.Hirama、J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,
1986、393〕に従えばよい。
−ベンゾイルダウノサミンに誘導する反応は公知であ
り、例えば向山、平間等の方法〔T.Mukaiyama、Chem、L
ett.,1983、671;M.Hirama、J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,
1986、393〕に従えばよい。
上記各々の工程で得られる目的化合物は通常の分離手段
により反応混合物から容易に単離精製される。斯かる分
離手段としては、例えば溶媒抽出法、溶媒希釈法、再結
晶法、カラムクロマトグラフイー、プレパラテイブ薄層
クロマトグラフイー等を挙げることができる。
により反応混合物から容易に単離精製される。斯かる分
離手段としては、例えば溶媒抽出法、溶媒希釈法、再結
晶法、カラムクロマトグラフイー、プレパラテイブ薄層
クロマトグラフイー等を挙げることができる。
発明の効果 L−酒石酸エステルを出発原料とし、本発明の方法を経
由して一般式(9)の化合物を得る方法によれば、簡単
な操作にて立体選択的に収率良く一般式(9)の化合物
を合成でき、しかも出発原料についても安価であり、極
めて産業上有用な製造法である。
由して一般式(9)の化合物を得る方法によれば、簡単
な操作にて立体選択的に収率良く一般式(9)の化合物
を合成でき、しかも出発原料についても安価であり、極
めて産業上有用な製造法である。
実 施 例 以下に参考例及び実施例を挙げる。
参考例1 ジエチル−L−タルタレート50g、アセトンジメチルア
セタール60g及びパラトルエンスルホン酸120mgをベンゼ
ン120ml中に溶解し、20時間還流した。次いでK2CO3280m
gを加えて中和し、過し、濃縮した後、減圧蒸留によ
りジエチル2,3−O−イソプロピリデン−L−タルタレ
ート55.7g(93%)を得た。
セタール60g及びパラトルエンスルホン酸120mgをベンゼ
ン120ml中に溶解し、20時間還流した。次いでK2CO3280m
gを加えて中和し、過し、濃縮した後、減圧蒸留によ
りジエチル2,3−O−イソプロピリデン−L−タルタレ
ート55.7g(93%)を得た。
沸点96〜106℃/0.35mmHg 参考例2 乾燥エチルエーテル150ml中にLiAlH414gを加え、30分間
還流し、放冷後、これに室温でジエチル2,3−O−イソ
プロピリデン−L−タルタレート39.4gの乾燥エチルエ
ーテル溶液180mlを約2時間で滴下した。滴下終了後、
3時間還流し、放冷した後、0℃で過剰のLiAlH4を酢酸
エチルを滴下して分解し、還流しなくなるまで加えた。
次にメタノールを滴下し、更に、少量の水を加えた後、
10%NaOH水溶液を少量加え、更に少量の水を加えた。生
じた沈澱を吸収過し、沈澱をCHCl3−MeOH(10:1)で
洗浄した。液をMgSO4で乾燥し、濃縮した後減圧蒸留
して、(4S,5S)4,5−ビス(ヒドロキシメチル)−2,2
−ジメチル−1,3−ジオキソラン18.9gを得た。
還流し、放冷後、これに室温でジエチル2,3−O−イソ
プロピリデン−L−タルタレート39.4gの乾燥エチルエ
ーテル溶液180mlを約2時間で滴下した。滴下終了後、
3時間還流し、放冷した後、0℃で過剰のLiAlH4を酢酸
エチルを滴下して分解し、還流しなくなるまで加えた。
次にメタノールを滴下し、更に、少量の水を加えた後、
10%NaOH水溶液を少量加え、更に少量の水を加えた。生
じた沈澱を吸収過し、沈澱をCHCl3−MeOH(10:1)で
洗浄した。液をMgSO4で乾燥し、濃縮した後減圧蒸留
して、(4S,5S)4,5−ビス(ヒドロキシメチル)−2,2
−ジメチル−1,3−ジオキソラン18.9gを得た。
沸点128−130℃/0.4mmHg 参考例3 60%NaH2.3gをN2気流下で乾燥THF5mlで5回洗浄し、100
%のNaH粉末を得た後、−20℃でジメチルホルムアミド
(DMF)溶液(85ml)とした。次いで、これに−20℃で
(4S,5S)4,5−ビス(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメ
チル−1,3−ジオキソラン8.7gのDMF溶液(65ml)を5分
以内に滴下し、10分後、臭化ベンジル9.2gのDMF(35m
l)溶液を加えた。−20℃で20分間撹拌後、0℃で10分
間撹拌し、次いで室温で1.5時間撹拌した。40℃以下に
保持して、DMFを減圧留去後、水、CH2Cl2を加え、CH2Cl
2で抽出し、MgSO4で乾燥した。シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー〔メルク社製、キーゼルゲル60(70−230
メツシユ)〕(以下、参考例及び実施例に於ては、同じ
ものを用いた)により精製し(ベンゼン/酢酸エチル=
3/1)、(4S,5S)4−ベンジルオキシメチル−5−ヒド
ロキシメチル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン12.2
9g(90.4%)を得た。
%のNaH粉末を得た後、−20℃でジメチルホルムアミド
(DMF)溶液(85ml)とした。次いで、これに−20℃で
(4S,5S)4,5−ビス(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメ
チル−1,3−ジオキソラン8.7gのDMF溶液(65ml)を5分
以内に滴下し、10分後、臭化ベンジル9.2gのDMF(35m
l)溶液を加えた。−20℃で20分間撹拌後、0℃で10分
間撹拌し、次いで室温で1.5時間撹拌した。40℃以下に
保持して、DMFを減圧留去後、水、CH2Cl2を加え、CH2Cl
2で抽出し、MgSO4で乾燥した。シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー〔メルク社製、キーゼルゲル60(70−230
メツシユ)〕(以下、参考例及び実施例に於ては、同じ
ものを用いた)により精製し(ベンゼン/酢酸エチル=
3/1)、(4S,5S)4−ベンジルオキシメチル−5−ヒド
ロキシメチル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン12.2
9g(90.4%)を得た。
NMR(inCDCl3):δTMS、90MHz ppm アサインメント 1.40 s,6H 2.27 t,1H 3.43−4.20 m,6H 4.57 s,2H 7.31 s,5H 参考例4 (4S,5S)4−ベンジルオキシメチル−5−ヒドロキシ
メチル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン10.2gをピ
リジンに溶解し、ジメチルアミノピリジン(DMAP)324m
gを加えて、0℃としたのち、パラトルエンスルホニル
クロライド7.71gを加えた。0℃で14時間反応させた
後、反応液を濃縮し、残渣を氷水100mlにあけ、CHCl3で
抽出して、有機層を2NHCl、NaHCO3水、水、飽和NaCl水
で洗浄した後、MgSO4で乾燥し、過濃縮した。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル
=3:1)で精製して(4S,5S)(5−ベンジルオキシメチ
ル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メ
チルp−トルエンスルホネート13.96g(85.1%)を得
た。
メチル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン10.2gをピ
リジンに溶解し、ジメチルアミノピリジン(DMAP)324m
gを加えて、0℃としたのち、パラトルエンスルホニル
クロライド7.71gを加えた。0℃で14時間反応させた
後、反応液を濃縮し、残渣を氷水100mlにあけ、CHCl3で
抽出して、有機層を2NHCl、NaHCO3水、水、飽和NaCl水
で洗浄した後、MgSO4で乾燥し、過濃縮した。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル
=3:1)で精製して(4S,5S)(5−ベンジルオキシメチ
ル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メ
チルp−トルエンスルホネート13.96g(85.1%)を得
た。
▲〔α〕24 D▼=−13.5゜(C=1.25,CHCl3) 参考例5 NaBH415.1gをジメチルスルホオキサイド(DMSO)100ml
に懸濁させ、これに(4S,5S)(5−ベンジルオキシメ
チル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)
メチルp−トルエンスルホネート8.91gのDMSO(60ml)
溶液を滴下し、その後40〜55℃で13時間撹拌した。反応
液を氷水にあけて、エーテル抽出し、有機層を水で洗浄
して、飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮
した。シリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサ
ン:エチルエーテル=2:1)で精製して、(4S,5S)4−
ベンジルオキシメチル−2,2,5−トリメチル−1,3−ジオ
キソラン4.95gを得た。
に懸濁させ、これに(4S,5S)(5−ベンジルオキシメ
チル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)
メチルp−トルエンスルホネート8.91gのDMSO(60ml)
溶液を滴下し、その後40〜55℃で13時間撹拌した。反応
液を氷水にあけて、エーテル抽出し、有機層を水で洗浄
して、飽和NaCl水溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮
した。シリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサ
ン:エチルエーテル=2:1)で精製して、(4S,5S)4−
ベンジルオキシメチル−2,2,5−トリメチル−1,3−ジオ
キソラン4.95gを得た。
▲〔α〕21 D▼=+10.1゜(C=1.39,CHCl3) 参考例6 (4S,5S)4−ベンジルオキシメチル−2,2,5−トリメチ
ル−1,3−ジオキソラン1gの酢酸メチル16ml、酢酸2ml溶
液に10%Pd−C 600mgを加え、パールの接触還元装置
に依り、3.1気圧で2.5日間室温で反応させた。反応液を
過し、液にトリエチルアミン10mlを加え、濃縮し
て、シリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:
エチルエーテル=1:1)で精製して、(4S,5S)4−ヒド
ロキシメチル−2,2,5−トリメチル−1,3−ジオキソラン
を549.6mg(89%)得た。
ル−1,3−ジオキソラン1gの酢酸メチル16ml、酢酸2ml溶
液に10%Pd−C 600mgを加え、パールの接触還元装置
に依り、3.1気圧で2.5日間室温で反応させた。反応液を
過し、液にトリエチルアミン10mlを加え、濃縮し
て、シリカゲルカラムクロマトグラフイー(ヘキサン:
エチルエーテル=1:1)で精製して、(4S,5S)4−ヒド
ロキシメチル−2,2,5−トリメチル−1,3−ジオキソラン
を549.6mg(89%)得た。
▲〔α〕25 D▼=+0.50゜(C=1.78,CHCl3) 参考例7 N2気流下、−78℃で、乾燥CH2Cl218mlに(COCl)20.7ml
を滴下し、その後、DMSO1.4mlをゆつくりと滴下して、
5分間撹拌した。(4S,5S)4−ヒドロキシメチル−2,
2,5−トリメチル−1,3−ジオキソラン350mgの乾燥CH2Cl
24mlをゆつくりと滴下し、20分間撹拌した。トリエチル
アミン5.6mlを滴下し、−78℃で20分間撹拌後、室温ま
で昇温し、水でクエンチし、CH2Cl2で抽出した。有機層
をMgSO4で乾燥し、濃縮した後シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー(ヘキサン:エチルエーテル=2:1)で精
製し、2,3−O−イソプロピリデン−4−デオキシ−L
−スレオース324.5mgを得た。
を滴下し、その後、DMSO1.4mlをゆつくりと滴下して、
5分間撹拌した。(4S,5S)4−ヒドロキシメチル−2,
2,5−トリメチル−1,3−ジオキソラン350mgの乾燥CH2Cl
24mlをゆつくりと滴下し、20分間撹拌した。トリエチル
アミン5.6mlを滴下し、−78℃で20分間撹拌後、室温ま
で昇温し、水でクエンチし、CH2Cl2で抽出した。有機層
をMgSO4で乾燥し、濃縮した後シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー(ヘキサン:エチルエーテル=2:1)で精
製し、2,3−O−イソプロピリデン−4−デオキシ−L
−スレオース324.5mgを得た。
NMR(inCDCl3):δTMS、90MHz ppm アサインメント 1.43 brs,9H 3.88 dd,1H 4.13 qd,1H 9.73 d,1H 参考例8 2,3−O−イソプロピリデン−4−デオキシ−L−スレ
オース233mgを塩化メチレン10mlに溶解し、1−ヒドロ
キシアミノ−1−フエニルエタン332mgを加え、硫酸ナ
トリウム50mgを加えた後室温で15時間撹拌した。反応液
を塩化メチレンで稀釈し、5%塩酸で洗浄後、塩化メチ
レン抽出し、有機相を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー〔クロロホルム/酢酸エチル(20/
1)〕で精製してN−{〔(4R)−トランス−2,2,5−ト
リメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル〕メチレン}
−〔(1S)−1−フエニルエチル〕アミン N−オキサ
イド236mg(収率55%)を得た。
オース233mgを塩化メチレン10mlに溶解し、1−ヒドロ
キシアミノ−1−フエニルエタン332mgを加え、硫酸ナ
トリウム50mgを加えた後室温で15時間撹拌した。反応液
を塩化メチレンで稀釈し、5%塩酸で洗浄後、塩化メチ
レン抽出し、有機相を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー〔クロロホルム/酢酸エチル(20/
1)〕で精製してN−{〔(4R)−トランス−2,2,5−ト
リメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル〕メチレン}
−〔(1S)−1−フエニルエチル〕アミン N−オキサ
イド236mg(収率55%)を得た。
NMR(inCDCl3):δTMS,90MHz IRνmax(CHCl3):cm-1=1590 ▲〔α〕28 D▼=+43.8゜(C=0.54,CHCl3) 参考例9 (3S,4S,5S)メチル 3−{N−〔(1S)−1−フエニ
ルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕
アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロ
キシヘキサノエイト145mgと酢酸1mlを中圧びんに入れ
た。マイヤーに酢酸3mlを入れ、そこに10%パラジウム
−活性炭300mgを加えていき、このパラジウム−活性炭
の酢酸懸濁液を中圧びんに加え入れ、酢酸を6mlとし
た。室温にて5日間、3.2気圧の水素気圧下で還元し
た。セライト過でパラジウム−活性炭を除き、液を
濃縮し、残渣を塩化メチレンで稀釈し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄後塩化メチレンで抽出し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー〔クロロホルム/メタノール(20/1)〕で精製
して(3S,4S,5S)メチル 3−アミノ−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト67.2m
g(収率96%)を得た。
ルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕
アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロ
キシヘキサノエイト145mgと酢酸1mlを中圧びんに入れ
た。マイヤーに酢酸3mlを入れ、そこに10%パラジウム
−活性炭300mgを加えていき、このパラジウム−活性炭
の酢酸懸濁液を中圧びんに加え入れ、酢酸を6mlとし
た。室温にて5日間、3.2気圧の水素気圧下で還元し
た。セライト過でパラジウム−活性炭を除き、液を
濃縮し、残渣を塩化メチレンで稀釈し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄後塩化メチレンで抽出し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー〔クロロホルム/メタノール(20/1)〕で精製
して(3S,4S,5S)メチル 3−アミノ−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト67.2m
g(収率96%)を得た。
NMR(inCDCl3):δTMS IRνmax(CHCl3):cm-1=3375,1725,1580 参考例10 (3S,4S,5S)メチル 3−アミノ−4,5−O−イソプロ
ピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト67mgのピ
リジン2ml溶液に、室温にて塩化ベンゾイル63mgを滴下
し、室温で14時間撹拌した。反応液を濃縮後、塩化メチ
レンで稀釈し、塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、水相
から塩化メチレンで抽出し、炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー〔塩化メチレン/酢酸エ
チル(50/1)〕で精製して(3S,4S,5S)メチル 3−
(ベンゾイルアミノ)−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト80.3mg(収率81%)
を得た。
ピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト67mgのピ
リジン2ml溶液に、室温にて塩化ベンゾイル63mgを滴下
し、室温で14時間撹拌した。反応液を濃縮後、塩化メチ
レンで稀釈し、塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、水相
から塩化メチレンで抽出し、炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー〔塩化メチレン/酢酸エ
チル(50/1)〕で精製して(3S,4S,5S)メチル 3−
(ベンゾイルアミノ)−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト80.3mg(収率81%)
を得た。
ヘキサン−ジエチルエーテルにて再結晶したものは、融
点91〜94℃であつた。
点91〜94℃であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS ppm アサインメント J(Hz) 1.27 d,3H,C6−Me 6.0 1.38 s,6H,(CH3)2C 2.61 dd,1H,C2−H 16.2,5.0 2.88 dd,1H,C2−H 16.2,4.8 3.69 s,3H,OMe 3.60−3.80 m,1H,C4−H 4.05 qd,1H,C5−H 6.0,8.0 4.38−4.71 m,1H,C3−H 7.20−7.50 m,4H,Ar,NH 7.67−7.83 m,2H,Ar IRνmax(CHCl3):cm-1=3430,1720,1655 ▲〔α〕18 D▼=+22.3゜(C=1.66,CHCl3) 参考例11 (3S,4S,5S)メチル 3−(ベンゾイルアミノ)−4,5
−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒロキシヘキサノエ
イト52mgを室温にて80%酢酸水溶液3mlに溶解し、40℃
にて1時間撹拌し、更に5時間還流した。濃縮後ベンゼ
ンで水を共沸させ、酢酸エチルに溶解し、プレパラテイ
ブ薄層クロマトグラフイー〔メルク社、商品名シリカゲ
ル60プレートF254(0.5mm)、クロロホルム/メタノー
ル(25/1)〕(以下、参考例及び実施例では同じものを
用いた)で3回精製して、L−リクソ−3−(ベンゾイ
ルアミノ)−2,3,6−トリデオキシヘキサノイツク ア
シツド γ−ラクトン39.8mg(収率98%)を得た。
−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒロキシヘキサノエ
イト52mgを室温にて80%酢酸水溶液3mlに溶解し、40℃
にて1時間撹拌し、更に5時間還流した。濃縮後ベンゼ
ンで水を共沸させ、酢酸エチルに溶解し、プレパラテイ
ブ薄層クロマトグラフイー〔メルク社、商品名シリカゲ
ル60プレートF254(0.5mm)、クロロホルム/メタノー
ル(25/1)〕(以下、参考例及び実施例では同じものを
用いた)で3回精製して、L−リクソ−3−(ベンゾイ
ルアミノ)−2,3,6−トリデオキシヘキサノイツク ア
シツド γ−ラクトン39.8mg(収率98%)を得た。
酢酸エチル−ヘキサンにて再結晶したものは、融点148
〜149℃であつた。
〜149℃であつた。
NMR(ind6−Acetone):δTMS,500MHz ppm アサインメント J(Hz) 1.27 d,3H,C6−Me 5.85 2.61 dd,1H,C2−H 17.6,4.0 3.02 dd,1H,C2−H 17.6,8.8 4.09 qd,1H,C5−H 5.85,2.95 4.19 d,1H,OH 5.5 4.37 t,1H,C4−H 2.95 4.79−4.83 m,1H,C3−H 7.43−7.56 m,3H,Ar 7.90−7.93 m,2H,Ar 8.28 br.s,1H,NH IRνmax(KBr):cm-1=3470,3330,1770,1640,1530 ▲〔α〕18 D▼=−19.7゜(C=1.02、EtOH) 参考例12 L−リクソ−3−(ベンゾイルアミノ)−2,3,6−トリ
デオキシヘキサノイツク アシツド γ−ラクトン10mg
の乾燥テトラヒドロフラン2ml溶液に、アルゴン気流
下、−78℃にてDIBAH(化合物名:ジイソブチルアルミ
ニウムハイドライド)5当量をゆつくりと滴下し、−78
℃で1.5時間撹拌させた。メタノールと水(4:1)の混合
溶液0.5mlを加えて反応を止め、室温まで昇温した。飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を0.2ml加えて撹拌し、生
じた沈澱をグラスフイルターで吸収過した。沈澱をメ
タノールで洗い、液を濃縮し、残渣をプレパラテイブ
薄層クロマトグラフイー〔ベンゼン/アセトン(4/
3)〕で2回精製して、N−ベンゾイル−L−ダウノサ
ミン6.8mg(収率68%)を得た。アセトンにて再結晶し
たものは融点154〜156℃であつた。
デオキシヘキサノイツク アシツド γ−ラクトン10mg
の乾燥テトラヒドロフラン2ml溶液に、アルゴン気流
下、−78℃にてDIBAH(化合物名:ジイソブチルアルミ
ニウムハイドライド)5当量をゆつくりと滴下し、−78
℃で1.5時間撹拌させた。メタノールと水(4:1)の混合
溶液0.5mlを加えて反応を止め、室温まで昇温した。飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を0.2ml加えて撹拌し、生
じた沈澱をグラスフイルターで吸収過した。沈澱をメ
タノールで洗い、液を濃縮し、残渣をプレパラテイブ
薄層クロマトグラフイー〔ベンゼン/アセトン(4/
3)〕で2回精製して、N−ベンゾイル−L−ダウノサ
ミン6.8mg(収率68%)を得た。アセトンにて再結晶し
たものは融点154〜156℃であつた。
標品と薄層クロマトグラフイーにおいて全く一致した。
α体:β体=82:18 NMR(ind6−DMSO):δTMS,500MHz IRνmax(KBr):cm-1=3450,3325,1635,1575,1525 ▲〔α〕26 D▼=−108゜(C=0.093、EtOH) NMR(ind6−DMSO):δTMS,500MHz 実施例1 N−{〔(4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド33mgとヨウ化亜鉛3mgのアセトニトリル
−塩化メチレン(1:1)混合溶液1mlに、−40℃、窒素雰
囲気下で1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−メ
トキシエチレン30mgのアセトニトリル−塩化メチレン
(1:1)混合溶液0.5mlを加えた。1時間同条件で撹拌し
た後、反応液をエーテル5mlと飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液2mlで分配した。水層から更にエーテル5mlで3回
抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。濃縮後得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイー〔ヘキサン/エーテル(4/1)〕にて精製
し、(4S,5S)メチル 3−{N−ベンジル−〔(t−
ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−
イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト
をジアステレオマーの混合物として56mg(収率96%)得
た。
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド33mgとヨウ化亜鉛3mgのアセトニトリル
−塩化メチレン(1:1)混合溶液1mlに、−40℃、窒素雰
囲気下で1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−メ
トキシエチレン30mgのアセトニトリル−塩化メチレン
(1:1)混合溶液0.5mlを加えた。1時間同条件で撹拌し
た後、反応液をエーテル5mlと飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液2mlで分配した。水層から更にエーテル5mlで3回
抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。濃縮後得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイー〔ヘキサン/エーテル(4/1)〕にて精製
し、(4S,5S)メチル 3−{N−ベンジル−〔(t−
ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−
イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイト
をジアステレオマーの混合物として56mg(収率96%)得
た。
更に、高速液体クロマトグラフイー〔ケコム社、担体商
品名:ヌクレオシル50−5、圧力60〜70kg/cm2、流速1m
l/分、ヘキサン/酢酸エチル(20/1)〕(以下の実施例
では同じ高速液体クロマトグラフイーを用いた)で分離
精製した。アンチ付加体:シン付加体=62:38で分離
し、アンチ付加体の保持時間は13.34分であり、シン付
加体の保持時間は、12.50分であつた。
品名:ヌクレオシル50−5、圧力60〜70kg/cm2、流速1m
l/分、ヘキサン/酢酸エチル(20/1)〕(以下の実施例
では同じ高速液体クロマトグラフイーを用いた)で分離
精製した。アンチ付加体:シン付加体=62:38で分離
し、アンチ付加体の保持時間は13.34分であり、シン付
加体の保持時間は、12.50分であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS,500MHz ppm アサインメント −0.54 s,1.2H,SiMe −0.42 bs,1.2H,SiMe −0.23 bs,1.8H,SiMe −0.06 s,1.8H,SiMe 0.08 s,9H,SitBu 1.2−1.5 m,9H,CH3−C−CH3,C6−CH3 2.4−3.2 m,2H,C2−H2 3.79 s,3H,OMe 3.5−4.2 m,5H,C3−H,C4−H,C5−H,N−CH2 Ph 7.2 s,5H,Ph IRνmax(CHCl3):cm-1=1730 実施例2 反応溶媒にアセトニトリル−テトラヒドロフラン(1:
3)混合液を使用し、−130℃にて15分間反応させる以外
は実施例1と同様にした。
3)混合液を使用し、−130℃にて15分間反応させる以外
は実施例1と同様にした。
収率93% 実施例1と同じ条件で高速液体クロマトグラフイーで分
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体=60:40
で分離し、保持時間は、実施例1と同じであった。
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体=60:40
で分離し、保持時間は、実施例1と同じであった。
実施例3 反応温度−80℃にて1.5時間反応させる以外は実施例1
と同様にした。
と同様にした。
収率98% 実施例1と同じ条件で高速液体クロマトグラフイーで分
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体=60:40
で分離し、保持時間は、実施例1と同じであつた。
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体=60:40
で分離し、保持時間は、実施例1と同じであつた。
実施例4 反応溶媒に無水アセトニトリルを使用し、反応温度室温
にて10分間反応させる以外は実施例1と同様にした。
にて10分間反応させる以外は実施例1と同様にした。
収率定量的 実施例1と同じ条件で高速液体クロマトグラフイーで分
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体:64:36で
分離し、保持時間は、実施例1と同じであつた。
離精製したところ、アンチ付加体:シン付加体:64:36で
分離し、保持時間は、実施例1と同じであつた。
実施例5 N−{〔(4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド10.9mgの無水アセトニトリル1ml溶液に
1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−メトキシエ
チレン14.4mgを加え、70℃で2時間撹拌した後、反応液
を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー〔ヘキサン/エーテル(4/1)〕にて精製し、
(4S,5S)メチル 3−{N−ベンジル−〔(t−ブチ
ルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトをジ
アステレオマーの混合物として17mg(収率91%)得た。
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド10.9mgの無水アセトニトリル1ml溶液に
1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−メトキシエ
チレン14.4mgを加え、70℃で2時間撹拌した後、反応液
を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー〔ヘキサン/エーテル(4/1)〕にて精製し、
(4S,5S)メチル 3−{N−ベンジル−〔(t−ブチ
ルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトをジ
アステレオマーの混合物として17mg(収率91%)得た。
実施例1と同じ条件で高速液体クロマトグラフイーで分
離精製した。
離精製した。
アンチ付加体:シン付加体:=55:45で得られ、保持時
間は実施例1と同じであつた。
間は実施例1と同じであつた。
実施例6 N−{〔(4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド17.5mgとヨウ化亜鉛5mgの無水アセトニ
トリル−塩化メチレン(1:1)混合溶液2mlに、窒素雰囲
気下、−78℃で1−t−ブトキシ−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチレン21mgの無水アセトニトリル−
塩化メチレン(1:1)0.5mlを滴下した。同条件で10分間
撹拌した後、ピリジン5mgを加え濃縮し、得られた残渣
にヘキサン3mlを加え撹拌、析出した沈澱を過して除
き、液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(20/1)〕に
て精製し、(4S,5S)t−ブチル 3−{N−ベンジル
−〔(t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ)−
4,5−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサ
ノエイトをジアステレオマーの混合物として32.7mg(収
率99%)得た。
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド17.5mgとヨウ化亜鉛5mgの無水アセトニ
トリル−塩化メチレン(1:1)混合溶液2mlに、窒素雰囲
気下、−78℃で1−t−ブトキシ−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチレン21mgの無水アセトニトリル−
塩化メチレン(1:1)0.5mlを滴下した。同条件で10分間
撹拌した後、ピリジン5mgを加え濃縮し、得られた残渣
にヘキサン3mlを加え撹拌、析出した沈澱を過して除
き、液を濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(20/1)〕に
て精製し、(4S,5S)t−ブチル 3−{N−ベンジル
−〔(t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ)−
4,5−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサ
ノエイトをジアステレオマーの混合物として32.7mg(収
率99%)得た。
更に、高速液体クロマトグラフイー〔流速1ml、/
分、、ヘキサン/酢酸エチル(100/1)〕で分離精製し
た。
分、、ヘキサン/酢酸エチル(100/1)〕で分離精製し
た。
アンチ付加体:シン付加体=83:17で得られアンチ付加
体の保持時間は、38.34分、シン付加体の保持時間は27.
73分であつた。
体の保持時間は、38.34分、シン付加体の保持時間は27.
73分であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS ppm アサインメント −0.45 bs,3H,SiMe −0.2 bs,3H,SiMe 0.78 s,9H,SitBu 1.2−1.6 m,9H,MeCMe,C6−CH3 1.49 s,9H,CO2tBu 2.3−2.9 m,2H,C2−H2 3.4−4.5 m,5H,C3−H,C4−H,C5−H,N−CH2 Ph 7.2 s,5H,Ph IRνmax(CHCl3):cm-1=1720 実施例7 N−{〔4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−ジ
オキソラン−4−イル〕メチレン}−〔(1S)−1−フ
エニルエチル〕アミン N−オキサイド36.2mgとヨウ化
亜鉛5mgの無水アセトニトリル−塩化メチレン(1:1)混
合溶液4mlに、窒素気流下、−78℃にて1−t−ブチル
ジメチルシリルオキシ−1−メトキシエチレン52mgをゆ
つくりと滴下した。1時間同条件で撹拌した後、水を−
78℃で加えて反応を止め、塩化メチレンで稀釈し、炭酸
水素ナトリウム水溶液で洗浄後、塩化メチレン抽出し
た。硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(20:1)〕
にて精製し、(3S,4S,5S)メチル 3−{N−〔(1S)
−1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリ
ル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトを66mg(定量的)得
た。
オキソラン−4−イル〕メチレン}−〔(1S)−1−フ
エニルエチル〕アミン N−オキサイド36.2mgとヨウ化
亜鉛5mgの無水アセトニトリル−塩化メチレン(1:1)混
合溶液4mlに、窒素気流下、−78℃にて1−t−ブチル
ジメチルシリルオキシ−1−メトキシエチレン52mgをゆ
つくりと滴下した。1時間同条件で撹拌した後、水を−
78℃で加えて反応を止め、塩化メチレンで稀釈し、炭酸
水素ナトリウム水溶液で洗浄後、塩化メチレン抽出し
た。硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(20:1)〕
にて精製し、(3S,4S,5S)メチル 3−{N−〔(1S)
−1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリ
ル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトを66mg(定量的)得
た。
更に、高速液体クロマトグラフイー〔塩化メチレン/ヘ
キサン(2:3)〕に供した。
キサン(2:3)〕に供した。
アンチ付加体:シン付加体=100:0 立体構造はラクトン体に導き確認した。
▲〔α〕27 D▼=−5.98゜(C=2.59、CHCl3) NMR(inCDCl3):δTMS,90MHz IRνmax(CHCl3):cm-1=1725 実施例8 実施例7と同じ反応にて、下記反応条件以外は実施例7
と同様にして行なった。
と同様にして行なった。
反応溶媒に無水アセトニトリルを使用し、反応温度室温
にて15分間反応させた。
にて15分間反応させた。
収率 定量的 実施例7と同様に高速液体クロマトグラフイーに供した
ところアンチ付加体:シン付加体=95:5で得られ、アン
チ付加体の物性は、実施例7と同じであつた。
ところアンチ付加体:シン付加体=95:5で得られ、アン
チ付加体の物性は、実施例7と同じであつた。
実施例9 N−{〔(4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}−〔(1R)−1−
フエニルエチル〕アミン N−オキサイド30mgとヨウ化
亜鉛3mgの無水アセトニトリル−塩化メチレン(1:1)混
合溶液2mlに、窒素気流下、−78℃にて1−t−ブトキ
シ−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチレン50mg
をゆつくりと滴下した。そのまま1時間撹拌した後、水
を加えて反応を止め、塩化メチレンで稀釈し、炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗浄後、塩化メチレン抽出した。硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(10:1)〕にて
精製し、(4S,5S)t−ブチル 3−{N−〔(1R)−
1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリ
ル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキノエイトをジアステレオマーの
混合物として得た(収率77%)。
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}−〔(1R)−1−
フエニルエチル〕アミン N−オキサイド30mgとヨウ化
亜鉛3mgの無水アセトニトリル−塩化メチレン(1:1)混
合溶液2mlに、窒素気流下、−78℃にて1−t−ブトキ
シ−1−t−ブチルジメチルシリルオキシエチレン50mg
をゆつくりと滴下した。そのまま1時間撹拌した後、水
を加えて反応を止め、塩化メチレンで稀釈し、炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗浄後、塩化メチレン抽出した。硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイー〔ヘキサン/エーテル(10:1)〕にて
精製し、(4S,5S)t−ブチル 3−{N−〔(1R)−
1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチルジメチルシリ
ル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソプロピリデン−
4,5−ジヒドロキシヘキノエイトをジアステレオマーの
混合物として得た(収率77%)。
更に、高速液体クロマトグラフイー〔流速0.5ml/分、ヘ
キサン/酢酸エチル(25:1)〕で分離精製した。
キサン/酢酸エチル(25:1)〕で分離精製した。
アンチ付加体:シン付加体=94:6で分離し、アンチ付加
体の保持時間は、16.72分、シン付加体の保持時間は、1
5.34分であつた。
体の保持時間は、16.72分、シン付加体の保持時間は、1
5.34分であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS,500MHz IRνmax(CHCl3):cm-1=1715 実施例10 実施例9と同じ反応にて、下記反応条件以外は実施例9
と同様にして行なつた。
と同様にして行なつた。
反応溶媒に無水アセトニトリルを使用し、反応温度室温
にて5分間反応させた。
にて5分間反応させた。
収率 32% 実施例9と同様にして高速液体クロマトグラフイーに供
したところアンチ付加体:シン付加体=65:35で分離
し、保持時間は、実施例9と同じであつた。
したところアンチ付加体:シン付加体=65:35で分離
し、保持時間は、実施例9と同じであつた。
実施例11 反応化合物に1−t−ブトキシ−1−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシエチレンを使用した以外は、実施例7と
同様の反応条件により、(4S,5S)t−ブチル 3−
{N−〔(1S)−1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチ
ルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトをジ
アステレオマーの混合物として得た。
ルシリルオキシエチレンを使用した以外は、実施例7と
同様の反応条件により、(4S,5S)t−ブチル 3−
{N−〔(1S)−1−フエニルエチル〕−〔(t−ブチ
ルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5−O−イソ
プロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノエイトをジ
アステレオマーの混合物として得た。
収率64% 実施例9と同様の条件で高速液体クロマトグラフイーに
供したところ、アンチ付加体:シン付加体=73:27で分
離し、アンチ付加体の保持時間は17.05分、シン付加体
の保持時間は15.32分であつた。
供したところ、アンチ付加体:シン付加体=73:27で分
離し、アンチ付加体の保持時間は17.05分、シン付加体
の保持時間は15.32分であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS 実施例12 N−{〔(4R)−トランス−2,2,5−トリメチル−1,3−
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド12mgとヨウ化亜鉛触媒量の無水アセトニ
トリル−塩化メチレン(1:1)混合溶液1mlに、窒素気流
下、−78℃にて1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
1−l−メンチルオキシエチレン23mgをゆつくりと滴下
した。その後−78℃で30分間撹拌した後、水を加えて反
応を止め、エーテルで稀釈し、炭酸水素ナトリウム水溶
液で洗浄後、エーテル抽出した。硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮し、残渣をプレパラテイブ薄層クロマトグラ
フイー〔ヘキサン/エーテル(20:1)〕で3回精製し
て、(4S,5S)l−メンチル 3−{N−ベンジル−
〔t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5
−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノ
エイトを21.4mg(収率79%)得た。
ジオキソラン−4−イル〕メチレン}ベンジルアミン
N−オキサイド12mgとヨウ化亜鉛触媒量の無水アセトニ
トリル−塩化メチレン(1:1)混合溶液1mlに、窒素気流
下、−78℃にて1−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
1−l−メンチルオキシエチレン23mgをゆつくりと滴下
した。その後−78℃で30分間撹拌した後、水を加えて反
応を止め、エーテルで稀釈し、炭酸水素ナトリウム水溶
液で洗浄後、エーテル抽出した。硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮し、残渣をプレパラテイブ薄層クロマトグラ
フイー〔ヘキサン/エーテル(20:1)〕で3回精製し
て、(4S,5S)l−メンチル 3−{N−ベンジル−
〔t−ブチルジメチルシリル)オキシ〕アミノ}−4,5
−O−イソプロピリデン−4,5−ジヒドロキシヘキサノ
エイトを21.4mg(収率79%)得た。
更に、高速液体クロマトグラフイー〔ヘキサン/酢酸エ
チル(20:1)、流体0.5ml/分〕に供した。
チル(20:1)、流体0.5ml/分〕に供した。
アンチ付加体:シン付加体=71:29で分離し、アンチ付
加体の保持時間10.36分、シン付加体の保持時間9.76分
であつた。
加体の保持時間10.36分、シン付加体の保持時間9.76分
であつた。
NMR(inCDCl3):δTMS 尚、各実施例において得られたジアステレオマーの付加
体のアンチ付加体/シン付加体の比率は、高速液体クロ
マトグラフイーで決定し、立体構造は参考例4で記述し
たラクトンに導いて決定した。
体のアンチ付加体/シン付加体の比率は、高速液体クロ
マトグラフイーで決定し、立体構造は参考例4で記述し
たラクトンに導いて決定した。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 〔式中、R1はアリール低級アルキル基を示し、Aは低級
アルキリデン基を示す。〕 で表わされるニトロン誘導体に一般式 〔式中R2は低級アルキル基又はメンチル基を示し、R3は
トリ(低級アルキル)シリル基を示す。〕 で表わされるシリルケテンアセタール誘導体を反応させ
ることを特徴とする一般式 〔式中R1、R2、R3及びAは前記に同じ。〕 で表わされる光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22470786A JPH0714949B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22470786A JPH0714949B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379890A JPS6379890A (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0714949B2 true JPH0714949B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=16817981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22470786A Expired - Lifetime JPH0714949B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 光学活性なヘキサン酸誘導体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714949B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5801195A (en) * | 1994-12-30 | 1998-09-01 | Celgene Corporation | Immunotherapeutic aryl amides |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP22470786A patent/JPH0714949B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379890A (ja) | 1988-04-09 |
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