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JPH0717836B2 - リンのアルキルエステル基含有オルガノポリシロキサンエマルジヨンの安定化方法 - Google Patents
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JPH0717836B2 - リンのアルキルエステル基含有オルガノポリシロキサンエマルジヨンの安定化方法 - Google Patents

リンのアルキルエステル基含有オルガノポリシロキサンエマルジヨンの安定化方法

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JPH0717836B2
JPH0717836B2 JP24632886A JP24632886A JPH0717836B2 JP H0717836 B2 JPH0717836 B2 JP H0717836B2 JP 24632886 A JP24632886 A JP 24632886A JP 24632886 A JP24632886 A JP 24632886A JP H0717836 B2 JPH0717836 B2 JP H0717836B2
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勝 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリンのアルキルエステル基含有オルガノポリシ
ロキサンエマルジョンの安定化方法に関する。
[従来の技術] 従来、リンのアルキルエステル基を含有するオルガノポ
リシロキサンとして、特開昭54−48718号公報に記載さ
れたものが知られている。また、リンのアルキルエステ
ル基を含有するオルガノポリシロキサンの安定なエマル
ジョンを得る方法として、オルガノポリシロキサンとリ
ン酸エステル基含有アルコキシシランを水中で乳化重合
する方法(特開昭60−248732号公報参照)が知られてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、特開昭54−48718号公報に記載されたオ
ルガノポリシロキサンをアニオン系界面活性剤および/
または非イオン系界面活性剤を用いて水中に乳化した場
合、得られたオルガノポリシロキサンエマルジョンの機
械安定性、希釈安定性、保存安定性等の各種安定性に劣
るという欠点を有していた。また、特開昭60−248732号
公報に記載されたオルガノポリシロキサンエマルジョン
は、乳化重合に長時間を必要とし、生産性に劣るという
欠点を有していた。
本発明は、上記した欠点を解消することを目的とし、リ
ンのアルキルエステル基を含有するオルガノポリシロキ
サンエマルジョンを容易にかつ速やかに機械安定性、希
釈安定性、保存安定性等の各種安定性を付与する方法を
提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 上記した目的は、1分子中に少なくとも1個の式 (式中、Rは一価炭化水素基もしくはX、R2は一価炭化
水素基、R1は炭素原子数2〜6の二価炭化水素基、Xは
炭素原子数1〜4のアルコキシ基、aは0または1、b
は1または2、cは0または1、dは0,1または2、b
+cは2、ただしaが0の場合、bは2、cは0であ
る)で示される単位を有するオルガノポリシロキサン
を、アニオン系界面活性剤および/または非イオン系界
面活性剤を用いて水中に乳化してなるエマルジョンに、
水溶性アルカリ性物質を添加して該エマルジョンのPHを
6以上にすることを特徴とする、リンのアルキルエステ
ル基含有オルガノポリシロキサンエマルジョンの安定化
方法によって達成することができる。
これを説明するに、本発明において主剤とされるオルガ
ノポリシロキサンは、1分子中に少なくとも1個の式 で示される基を有するオルガノポリシロキサンである。
前記した式中、Rは一価炭化水素基もしくはXであり、
一価炭化水素基はメチル基、エチル基、プロピル基、オ
クチル基のようなアルキル基、ビニル基、アリル基、プ
ロペニル基のようなアルケニル基、2−フェニルエチル
基、2−フェニルプロピル基、3・3・3−トリフルオ
ロプロピル基のような置換アルキル基、フェニル基、ト
リル基のようなアリール基、または置換アリール基が例
示される。Xは炭素原子数1〜4のアルコキシ基であ
り、これにはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
メトキシエトキシ基などが例示される。R1は炭素原子数
2〜6のアルキレン基であり、これにはエチレン基、プ
ロピレン基、ブチレン基が例示される。R2は、一価炭化
水素基であり、これにはRの一価炭化水素基で例示した
ものがあげられる。aは0または1、bは1または2、
cは0または1、dは0,1または2、b+cは2、ただ
しaが0の場合、bは2、cは0である。
で示される単位の具体例としては、 がある。
本オルガノポリシロキサンは、リンのアルキルエステル
基を含有するオルガノシロキサン単位のみで構成されて
いてもよく、また他のオルガノシロキサン単位を有して
いてもよい。他のオルガノシロキサン単位はモノオルガ
ノシロキサン、ジオルガノシロキサン、トリオルガノシ
ロキサン単位が例示される。これらのオルガノシロキサ
ン単位中、けい素原子に結合する有機基は一価炭化水素
基であり、これにはRの一価炭化水素基で例示したもの
があげられる。該オルガノシロキサン単位の具体例とし
ては (CH32SiO、(CH33SiO1/2、 CH3SiO3/2、CH3・CF3CH2CH2SiO、 CH3・C6H5SiO、C6H5(CH22SiO3/2 がある。
オルガノポリシロキサンの分子構造としては、直鎖状、
分枝鎖状あるいは網状のいずれでもよい。また、末端基
は特に制限されず、水酸基、トリアルキルシロキシ基、
アルコキシシロキシ基、また式 (式中、R、R1、R2、X、a、b、cは前記と同じ)で
示される基が例示される。また、オルガノポリシロキサ
ンのシロキサン単位の合計数は、エマルジョンの使用目
的、用途により異なり特に制限されないが、3〜5000が
一般的である。
本発明で使用されるオルガノポリシロキサンは、例えば
リンのアルキルエステル基含有アルコキシシランを加水
分解し、環状または直鎖状ジオルガノポリシロキサンと
重縮合することにより得られる。
オルガノポリシロキサンを水中に乳化させるための界面
活性剤は、アニオン系界面活性剤および/または非イオ
ン系界面活性剤が使用される。
アニオン系界面活性剤としては、ヘキシルベンゼンスル
ホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸、デシルベンゼン
スルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、セチルベン
ゼンスルホン酸ミリスチルベンゼンスルホン酸のような
アルキルベンゼンスルホン酸、CH3(CH26CH2O(C2H
4O)2SO3H、CH3(CH28CH2O(C2H4O)8SO3H、CH3(C
H219CH2O(C2H4O)4SO3H、CH3(CH28CH2C6H4O(C2H
42SO3Hのようなポリオキシエチレンモノアルキルエー
テルの硫酸エステル、アルキルナフチルスルホン酸が例
示され、これらの1種もしくは2種以上使用してよい。
ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェ
ノールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステ
ル、ポリオキシアルキレンソルビタンアルキルエステ
ル、ポリエチレングライコール、ポリプロピレングライ
コール、ジエチレングライコールが例示され、これらの
1種もしくは2種以上を使用してよい。
界面活性剤の使用量は、界面活性剤の種類により異なり
特に限定されないが、好ましくはオルガノポリシロキサ
ン100重量部に対し0.5〜10重量部である。
また水の使用量は、オルガノポリシロキサン100重量部
に対し、50〜500重量部である。
本発明で使用される水溶性アルカリ性物質は、エマルジ
ョンの安定性を容易にかつ速やかに向上させるための成
分であり、これには、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウムのようなアルカリ金属の水酸化物または、
炭酸、ホウ酸、モリブデン酸などの弱酸との塩;ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミンのような脂肪属ア
ミン類;アンモニア水などが例示される。また、その使
用量はエマルジョンのPHが6.0以上、好ましくは6.5〜9.
0となるような量である。
本発明の方法は、前述したオルガノポリシロキサン、ア
ニオン系界面活性剤および/またはノニオン系界面活性
剤および水を均一に混合し、ホモゲナイザー、コロイド
ミル、ラインミキサーなどの乳化機を通してエマルジョ
ンを調製後、水溶性アルカリ性物質を添加すればよい。
本発明の方法により得られたエマルジョンは、本発明の
目的を損なわない程度に、防腐剤;ポリビニルアルコー
ル、カルボキシメチルセルロースのような保護コロイド
剤;染料;シランカップリング剤、ジメチルポリシロキ
サオイル,有機変性ジオルガノポリシロキサンなどのエ
マルジョンを添加してもよい。
本発明の方法により得られたエマルジョンは、そのまま
あるいは水で希釈して、離型剤、剥離剤、繊維処理剤、
毛髪用リンス剤、艶出剤、塗料添加剤、消泡剤などとし
て有用である。とりわけ毛髪、アルペカ、モヘヤ、アン
ゴラ、羊毛、絹、麻、木綿、アスベストのような天然繊
維、レーヨン、アセテートのような再生繊維、ポリエス
テル、ポリアミド、ビニロン、ポリアクリロニトリル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、スパンデックスのよう
な合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、シリコーンカ
ーバイド繊維およびこれら繊維の糸、編物、織物、不織
布、樹脂加工布帛、これらの縫製品の潤滑剤、帯電防止
剤として有用である。
[実施例] 次に本発明を実施例により説明する。実施例中部とある
のは重量部を意味し、粘度は25℃における値である。
実施例1 粘度150センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン20部、ポリオキシ
アルキレンノニルフェノールエーテル(HLB11.5)5部
および水3部を均一に撹拌した。これをコロイドミルに
通し、さらに水72部を添加してエマルジョンを作成した
(エマルジョンA)。なおこのエマルジョンのPHは4.8
であった。これに水酸化ナトリウムの10重量%水溶液を
添加して、PHを8.5に調整し、エマルジョンを安定化さ
せた(エマルジョンB)。
かくして得られたエマルジョンBについて、次の通り各
種試験を行なった。また、エマルジョンを50℃で7日間
放置したものについても同様に試験を行なった。
・遠心分離試験:2500回転/分で30分間処理し肉眼で観
察する ・希釈安定性試験:エマルジョンを水で20倍に希釈し、
肉眼で観察する ・透過率測定:エマルジョンを水で100倍に希釈し、比
色計により580nmの透過率を測定する これらの結果を第1表に示した。
比較例1 実施例1において作成した、水酸化ナトリウム水溶液を
添加しないエマルジョンAを、実施例1と同様に乳化直
後および50℃で7日間放置のものについて各種試験を行
ない、その結果を第1表に示した。
実施例2 粘度145センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン15部、高級アルコ
ールのエチレンオキサイド7モル付加物(日本触媒化学
工業株式会社製 商品名:ソフタノール70)3部および
水4部を均一に撹拌した。これをコロイドミルに通し、
さらに水78部を添加してエマルジョンを作成した(エマ
ルジョンC)。なおこのエマルジョンのPHは4.0であっ
た。これに水酸化カリウムの10重量%水溶液を添加し
て、PHを8.5に調整し、エマルジョンを安定化させた
(エマルジョンD)。
かくして得られたエマルジョンDについて、実施例1と
同様に各種試験を行なった。また、エマルジョンを50℃
で10日間放置したものについても同様に試験を行なっ
た。これらの結果を第2表に示した。
実施例3 実施例2において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸ナトリウムの10重量%水溶液を用いてエマルジョンの
PHを8.0に調整した他は全く同様にエマルジョンを作成
し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについて各
種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例4 実施例2において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸水素ナトリウムの10重量%水溶液を用いてエマルジョ
ンのPHを7.5に調整した他は全く同様にエマルジョンを
作成し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについ
て各種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例5 実施例2において、水酸化カリウム水溶液の代わりにト
リエタノールアミンの10重量%水溶液を用いてエマルジ
ョンのPHを8.5に調整した他は全く同様にエマルジョン
を作成し、乳化直後および50℃で10日間放置のものにつ
いて各種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
比較例2 実施例2において作成した、水酸化カリウム水溶液を添
加しないエマルジョンCを、実施例1と同様に乳化直後
および50℃で10日間放置のものについて各種試験を行な
い、その結果を第2表に示した。
実施例6 粘度158センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン15部、高級アルコ
ールのエチレンオキサイド7モル付加物(日本触媒化学
工業株式会社製 商品名:ソフタノール70)3部および
水4部を均一に撹拌した。これをコロイドミルに通し、
さらに水78部を添加してエマルジョンを作成した(エマ
ルジョンE)。なおこのエマルジョンのPHは2.8であっ
た。これに水酸化カリウムの10重量%水溶液を添加し
て、PHを8.5に調整し、エマルジョンを安定化させた
(エマルジョンF)。
かくして得られたエマルジョンFについて、実施例1と
同様に各種試験を行なった。また、エマルジョンを50℃
で10日間放置したものについても同様に試験を行なっ
た。これの結果を第2表に示した。
実施例7 実施例6において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸ナトリウムの10重量%水溶液を用いてエマルジョンの
PHを8.3に調整した他は全く同様にエマルジョンを作成
し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについて各
種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例8 実施例6において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸水素ナトリウムの10重量%水溶液を用いてエマルジョ
ンのPHを7.5に調整した他は全く同様にエマルジョンを
作成し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについ
て各種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例9 実施例6において、水酸化カリウム水溶液の代わりにト
リエタノールアミンの10重量%水溶液を用いてエマルジ
ョンのPHを8.0に調整した他は全く同様にエマルジョン
を作成し、乳化直後および50℃で10日間放置のものにつ
いて各種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
比較例3 実施例6において作成した、水酸化カリウム水溶液を添
加しないエマルジョンEを、乳化直後および50℃で10日
間放置のものについて実施例1と同様に各種試験を行な
い、その結果を第2表に示した。
実施例10 粘度165センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン15部、高級アルコ
ールのエチレンオキサイド7モル付加物(日本触媒化学
工業株式会社製 商品名:ソフタノール70)3部および
水4部を均一に撹拌した。これをコロイドミルに通し、
さらに水78部を添加してエマルジョンを作成した(エマ
ルジョンG)。これに水酸化ナトリウムの10重量%水溶
液を添加して、PHを8.5に調整し、エマルジョンを安定
化させた(エマルジョンH)。
かくして得られたエマルジョンHについて、実施例1と
同様に各種試験を行なった。また、エマルジョンを50℃
で10日間放置したものについても同様に試験を行なっ
た。これらの結果を第2表に示した。
実施例11 実施例10において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸ナトリウムの10重量%水溶液を用いてエマルジョンの
PHを8.5に調整した他は全く同様にエマルジョンを作成
し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについて各
種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例12 実施例10において、水酸化カリウム水溶液の代わりに炭
酸水素ナトリウムの10重量%を用いてエマルジョンのPH
を7.3に調整した他は全く同様にエマルジョンを作成
し、乳化直後および50℃で10日間放置のものについて各
種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
実施例13 実施例10において、水酸化カリウム水溶液の代わりにト
リエタノールアミンの10重量%水溶液を用いてエマルジ
ョンのPHを8.0に調整した他は全く同様にエマルジョン
を作成し、乳化直後および50℃で10日間放置のものにつ
いて各種試験を行ない、その結果を第2表に示した。
比較例4 実施例10において作成した、水酸化カリウム水溶液を添
加しないエマルジョンGを、乳化直後および50℃で10日
間放置のものについて実施例1と同様に各種試験を行な
い、その結果を第2表に示した。
実施例14 粘度138センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン20部、高級アルコ
ールのエチレンオキサイド7モル付加物(日本触媒化学
工業株式会社製 商品名:ソフタノール70)4部、式 で表わされるアニオン界面活性剤4部および水15部を均
一に撹拌した。これをコロイドミルに通し、さらに水57
部を添加してエマルジョンを作成した(エマルジョン
H)。なおこのエマルジョンのPHは4.0であった。これ
にジエタノールアミンの10重量%水溶液を添加して、PH
を7.5に調整し、エマルジョンを安定化させた(エマル
ジョンI)。
かくして得られたエマルジョンIについて、実施例1と
同様に各種試験を行ない、その結果を第3表に示した。
また、エマルジョンIを50℃で10日間放置したものにつ
いても同様に試験を行ない、その結果を第3表に示し
た。
比較例5 実施例14において作成した、ジエノールアミン水溶液を
添加しないエマルジョンHを、乳化直後および50℃で10
日間放置のものについて実施例1と同様に各種試験を行
ない、その結果を第3表に示した。
実施例15 粘度92センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン15部、高級アルコ
ールのエチレンオキサイド7モル付加物(日本触媒化学
工業株式会社製 商品名:ソフタノール70)5部および
10部を均一に撹拌した。これをコロイドミルに通し、さ
らに水70部を添加してエマルジョンを作成した(エマル
ジョンJ)。なおこのエマルジョンのPHは3.0であっ
た。これに10重量%アンモニア水溶液を添加して、PHを
7.5に調整し、エマルジョンを安定化させた(エマルジ
ョンK)。
かくして得られたエマルジョンKについて、実施例1と
同様に各種試験を行ない、その結果を第4表に示した。
また、エマルジョンKを50℃で10日間放置したものにつ
いても同様に試験を行ないその結果を第4表に示した。
比較例6 実施例15において作成した、アンモニア水溶液を添加し
ないエマルジョンJを、乳化直後および50℃で10日間放
置のものについて実施例1と同様に各種試験を行ない、
その結果を第4表に示した。
実施例16 粘度1260センチストークスを有する式 で表わされるオルガノポリシロキサン15部、ノニルフェ
ノールのエチレンオキサイド9モル付加物5部、式C9H
18O(C2H4O)4SO3Naで表わされるアニオン界面活性剤3
部および水15部を均一に撹拌した。これをコロイドミル
に通し、さらに水62部を添加してエマルジョンを作成し
た(エマルジョンL)。なおこのエマルジョンのPH4.5
はであった。これにジメチルフォルムアミドの10重量%
水溶液を添加して、PHを7.0に調整し、エマルジョンを
安定化させた(エマルジョンM)。
かくして得られたエマルジョンMについて、実施例1と
同様に各種試験を行ないその結果を第5表に示した。ま
た、エマルジョンMを50℃で10日間放置したものについ
ても同様に試験を行ないその結果を第5表に示した。
比較例7 実施例16において作成した、ジメチルフォルムアミド水
溶液を添加しないエマルジョンLを、乳化直後および50
℃で10日間放置のものについて実施例1と同様に各種試
験を行ない、その結果を第5表に示した。
[発明の効果] 本発明のリンのアルキルエステル基含有オルガノポリシ
ロキサンエマルジョンの安定化方法は、該オルガノポリ
シロキサンをアニオン系界面活性剤および/または非イ
オン系界面活性剤を用いて水中に乳化してなるエマルジ
ョンに、水溶性アルカリ性物質を添加して該エマルジョ
ンのPHを6以上にしているので、機械安定性、希釈安定
性、保存安定性等の各種安定性を容易にかつ速やかに付
与できるという特徴があり、産業上極めて有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1分子中に少なくとも1個の式 (式中、Rは一価炭化水素基もしくはX、R2は一価炭化
    水素基、R1は炭素原子数2〜6の二価炭化水素基、Xは
    炭素原子数1〜4のアルコキシ基、aは0または1、b
    は1または2、cは0または1、dは0,1または2、b
    +cは2、ただしaが0の場合、bは2、cは0であ
    る)で示される単位を有するオルガノポリシロキサン
    を、アニオン系界面活性剤および/または非イオン系界
    面活性剤を用いて水中に乳化してなるエマルジョンに、
    水溶性アルカリ性物質を添加して該エマルジョンのPHを
    6以上にすることを特徴とする、リンのアルキルエステ
    ル基含有オルガノポリシロキサンエマルジョンの安定化
    方法。
  2. 【請求項2】該エマルジョンのPHを6.5〜9.0にすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安定化方法。
JP24632886A 1986-10-16 1986-10-16 リンのアルキルエステル基含有オルガノポリシロキサンエマルジヨンの安定化方法 Expired - Lifetime JPH0717836B2 (ja)

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