JPH0721364B2 - 空冷吸収式冷温水機 - Google Patents
空冷吸収式冷温水機Info
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- JPH0721364B2 JPH0721364B2 JP4178186A JP4178186A JPH0721364B2 JP H0721364 B2 JPH0721364 B2 JP H0721364B2 JP 4178186 A JP4178186 A JP 4178186A JP 4178186 A JP4178186 A JP 4178186A JP H0721364 B2 JPH0721364 B2 JP H0721364B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビル空調用冷熱源機器として利用される空冷
吸収式冷温水機に関する。
吸収式冷温水機に関する。
従来の吸収式冷温水機は、特開昭59−125365号公報に記
載されているように、再生器からの濃い吸収溶液を、吸
収器を構成する垂直管の上部に導き、各垂直管内を流下
させる一方、蒸発器からの冷媒蒸気を前記垂直管の下部
から供給して前記垂直管内を流下する吸収溶液に吸収さ
せて冷媒をより多く含んだ稀薄な吸収溶液を生成する。
載されているように、再生器からの濃い吸収溶液を、吸
収器を構成する垂直管の上部に導き、各垂直管内を流下
させる一方、蒸発器からの冷媒蒸気を前記垂直管の下部
から供給して前記垂直管内を流下する吸収溶液に吸収さ
せて冷媒をより多く含んだ稀薄な吸収溶液を生成する。
稀薄な吸収溶液を生成する過程において発生する吸収熱
は、管壁およびフインを介して前記垂直管の管外を通る
冷却空気によつて持ち去られる。
は、管壁およびフインを介して前記垂直管の管外を通る
冷却空気によつて持ち去られる。
また、特開昭50−50748号公報には、前記の吸収過程を
複数回繰り返して行なわせ、吸収溶液の流下距離を長く
することが記載されている。
複数回繰り返して行なわせ、吸収溶液の流下距離を長く
することが記載されている。
しかし、前者に開示の従来技術は、吸収過程を多段階に
行なわせることに関しては配慮されていない。そのた
め、冷却に大気を用いる空冷式では、吸収溶液が垂直管
を流下する間に、充分に冷却しきれなくなり、吸収溶液
の濃度と温度とを吸収冷凍サイクルを形成する上で必要
とするレベル以下にすることは難しい。
行なわせることに関しては配慮されていない。そのた
め、冷却に大気を用いる空冷式では、吸収溶液が垂直管
を流下する間に、充分に冷却しきれなくなり、吸収溶液
の濃度と温度とを吸収冷凍サイクルを形成する上で必要
とするレベル以下にすることは難しい。
また、後者に開示の従来技術は、各吸収過程における冷
却空気量に対して循環すべき吸収溶液の流量が配慮され
ていない上、吸収器内の吸収溶液の流れが直列的になつ
ているため、各吸収過程における吸収溶液の循環流量
は、吸収器に流れ込んだ量とほぼ等しく(吸収した冷媒
蒸気の分だけ増える)、これだけの循環量で吸収冷凍サ
イクルを形成するのに必要な濃度レベルおよび温度レベ
ルの吸収溶液を生成するには、吸収過程の段数(実質的
な流下距離)を極端に増す必要があり、後者に開示の多
段吸収を空冷式吸収器に応用しても実用に供し得るもの
を提供することは難しい。
却空気量に対して循環すべき吸収溶液の流量が配慮され
ていない上、吸収器内の吸収溶液の流れが直列的になつ
ているため、各吸収過程における吸収溶液の循環流量
は、吸収器に流れ込んだ量とほぼ等しく(吸収した冷媒
蒸気の分だけ増える)、これだけの循環量で吸収冷凍サ
イクルを形成するのに必要な濃度レベルおよび温度レベ
ルの吸収溶液を生成するには、吸収過程の段数(実質的
な流下距離)を極端に増す必要があり、後者に開示の多
段吸収を空冷式吸収器に応用しても実用に供し得るもの
を提供することは難しい。
本発明の目的は、少ない段数で実用に供し得る空冷吸収
器を有する空冷吸収式冷温水機を提供することにある。
器を有する空冷吸収式冷温水機を提供することにある。
上記目的は、垂直もしくは傾斜させて配列した管内に吸
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を
前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次
段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある液溜
め部間を連通する手段とを設けることによつて、達成さ
れる。
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を
前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次
段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある液溜
め部間を連通する手段とを設けることによつて、達成さ
れる。
又、上記目的は、垂直もしくは傾斜させて配列した管内
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空
気を前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液
を次段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある
液溜め部間を連通する手段と、前記液溜め部の液面レベ
ルを制御する制御手段とを設けることによつて、達成さ
れる。
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空
気を前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液
を次段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある
液溜め部間を連通する手段と、前記液溜め部の液面レベ
ルを制御する制御手段とを設けることによつて、達成さ
れる。
更に上記目的は、垂直もしくは傾斜させて配列した管内
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空
気を前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液
を次段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の2段目以降
の吸収器間で吸収液を還流させる手段とを設けることに
よって、達成される。
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空
気を前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液
を次段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の2段目以降
の吸収器間で吸収液を還流させる手段とを設けることに
よって、達成される。
更に上記目的は、垂直もしくは傾斜させて配列した管内
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器と、この吸収器に吸収液を散布する散布装置と
を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を前記
吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次段の
吸収器へ導く手段と、前記管の下方にある液溜め部を冷
却空気の流れ方向に区画して前記管とで構成される複数
組の吸収手段とを設けることによつて、達成される。
に吸収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の
上方から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させ
る吸収器と、この吸収器に吸収液を散布する散布装置と
を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を前記
吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次段の
吸収器へ導く手段と、前記管の下方にある液溜め部を冷
却空気の流れ方向に区画して前記管とで構成される複数
組の吸収手段とを設けることによつて、達成される。
上記の構成であるから、散布装置により吸収過程の溶液
溜め部の溶液をその上方に位置する垂直管に散布し、こ
れによつて吸収過程の溶液循環量を、発生器から吸収器
に流れ込んでくる吸収溶液の流量よりも多くしているの
で、吸収過程における吸収溶液の循環量を、冷却空気に
よる冷却能力に応じた流量とすることができ、通過する
冷却空気の冷却能力で得られる最も稀薄な濃度に近いレ
ベルの吸収溶液を生成し、これを直ぐ上流側に位置する
吸収段階に順次導き、さらに吸収作用を複数段階に行な
わせているので、少ない段数の吸収過程により吸収冷凍
サイクルの形成に必要なレベルの稀薄な吸収溶液を得る
ことができる。
溜め部の溶液をその上方に位置する垂直管に散布し、こ
れによつて吸収過程の溶液循環量を、発生器から吸収器
に流れ込んでくる吸収溶液の流量よりも多くしているの
で、吸収過程における吸収溶液の循環量を、冷却空気に
よる冷却能力に応じた流量とすることができ、通過する
冷却空気の冷却能力で得られる最も稀薄な濃度に近いレ
ベルの吸収溶液を生成し、これを直ぐ上流側に位置する
吸収段階に順次導き、さらに吸収作用を複数段階に行な
わせているので、少ない段数の吸収過程により吸収冷凍
サイクルの形成に必要なレベルの稀薄な吸収溶液を得る
ことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図,第2図により説明す
る。第1図において、1は高温再生器、2は低温再生
器、3は空冷凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、6は高
温熱交換器、7は低温熱交換器、8は溶液循環ポンプ、
9は冷媒スプレポンプである。上記機器のなかで吸収器
5および凝縮器3以外は従来のものを利用できる説明は
省略する。
る。第1図において、1は高温再生器、2は低温再生
器、3は空冷凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、6は高
温熱交換器、7は低温熱交換器、8は溶液循環ポンプ、
9は冷媒スプレポンプである。上記機器のなかで吸収器
5および凝縮器3以外は従来のものを利用できる説明は
省略する。
吸収器5は垂直管10の管外にフイン11を直交して配設し
た複数列の空冷熱交換器で構成され、冷却空気入口側の
列の一部分が、上下にヘツダ12,14を設け、凝縮器3を
構成している。凝縮器3の上部ヘツダ12が低温再生器2
の気相部に蒸気導管13を介して連絡され、下部ヘツダ14
は蒸発器4と液冷媒導管15により連絡され、かつ、下部
ヘツダ14には抽気装置16の抽気管17が連絡されている。
た複数列の空冷熱交換器で構成され、冷却空気入口側の
列の一部分が、上下にヘツダ12,14を設け、凝縮器3を
構成している。凝縮器3の上部ヘツダ12が低温再生器2
の気相部に蒸気導管13を介して連絡され、下部ヘツダ14
は蒸発器4と液冷媒導管15により連絡され、かつ、下部
ヘツダ14には抽気装置16の抽気管17が連絡されている。
吸収器5は4列(一部3列)の垂直管10a,10b,10c,10d
からなり、各列が1つの吸収過程を構成しており、これ
により、、第1段〜第4段吸収過程を構成している。吸
収器5の上部ヘツダ18は蒸発器4の気相部と蒸気通路19
を介して連絡され、各吸収過程の吸収液散布装置が設け
られている。散布装置は、それぞれ、散布ポンプ26、こ
の散布ポンプ26の出口に接続された散布導管20からな
る。垂直管10(10a,10b,10c,10d)が接続されている管
板上には各吸収過程間の吸収液の混合の防止と、各垂直
管10a,10b,10c,10dへの吸収液分配を均一にするため、
仕切板22(22a,22b,22c)が設けられている。
からなり、各列が1つの吸収過程を構成しており、これ
により、、第1段〜第4段吸収過程を構成している。吸
収器5の上部ヘツダ18は蒸発器4の気相部と蒸気通路19
を介して連絡され、各吸収過程の吸収液散布装置が設け
られている。散布装置は、それぞれ、散布ポンプ26、こ
の散布ポンプ26の出口に接続された散布導管20からな
る。垂直管10(10a,10b,10c,10d)が接続されている管
板上には各吸収過程間の吸収液の混合の防止と、各垂直
管10a,10b,10c,10dへの吸収液分配を均一にするため、
仕切板22(22a,22b,22c)が設けられている。
吸収器5の下部ヘツダ23には各吸収過程の受け皿24a,24
b,24cと稀液タンク25が設けられ、各受け皿24(24a,24
b,24c)にはそれぞれ散布ポンプ26a,26b,26cが連結され
ている。各溶液導管20a,20b,20c,20dに分岐管21a,21b,2
1cが連結されている。
b,24cと稀液タンク25が設けられ、各受け皿24(24a,24
b,24c)にはそれぞれ散布ポンプ26a,26b,26cが連結され
ている。各溶液導管20a,20b,20c,20dに分岐管21a,21b,2
1cが連結されている。
次に動作を説明する。高温再生器1で吸収液は燃焼器
(図示せず)からの燃焼ガスで加熱されて蒸発沸騰し、
冷媒蒸気を発生して、濃縮される。発生した冷媒蒸気は
低温再生器2の伝熱管27内に導かれ、管外に散布される
吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させて濃縮するととも
に、自身は凝縮液化し、液冷媒導管28を経由して凝縮器
3に送られる。なお、液冷媒導管28の途中を空冷熱交換
器29の形状にして、フアン(図示せず)で吸引される冷
却空気で冷却されるので、凝縮器3の熱負荷を削減でき
る。低温再生器2で発生した冷媒蒸気は蒸気導管13を経
由して凝縮器3の上部ヘツダ12に導かれ、伝熱管3A内で
冷却空気により冷却されて凝縮液化し、凝縮液は下部ヘ
ツダ14に溜まり、ここから液冷媒導管15を経由して蒸発
器4に送られる。蒸発器4の液冷媒は冷媒スプレポンプ
9により伝熱管29上に散布され、管29内を流れる冷水と
熱交換して蒸発気化し、そのとき冷水が冷却されて所要
の冷凍作用を得る。蒸発器4で蒸発した冷媒蒸気は蒸気
導管19を経て吸収器5の上部ヘツダ18に導かれる。
(図示せず)からの燃焼ガスで加熱されて蒸発沸騰し、
冷媒蒸気を発生して、濃縮される。発生した冷媒蒸気は
低温再生器2の伝熱管27内に導かれ、管外に散布される
吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させて濃縮するととも
に、自身は凝縮液化し、液冷媒導管28を経由して凝縮器
3に送られる。なお、液冷媒導管28の途中を空冷熱交換
器29の形状にして、フアン(図示せず)で吸引される冷
却空気で冷却されるので、凝縮器3の熱負荷を削減でき
る。低温再生器2で発生した冷媒蒸気は蒸気導管13を経
由して凝縮器3の上部ヘツダ12に導かれ、伝熱管3A内で
冷却空気により冷却されて凝縮液化し、凝縮液は下部ヘ
ツダ14に溜まり、ここから液冷媒導管15を経由して蒸発
器4に送られる。蒸発器4の液冷媒は冷媒スプレポンプ
9により伝熱管29上に散布され、管29内を流れる冷水と
熱交換して蒸発気化し、そのとき冷水が冷却されて所要
の冷凍作用を得る。蒸発器4で蒸発した冷媒蒸気は蒸気
導管19を経て吸収器5の上部ヘツダ18に導かれる。
一方、高温再生器1で生成された濃溶液および低温再生
器2で生成された濃溶液は、それぞれ高温熱交換器6、
低温熱交換器7、濃液導管30を経由して、吸収器5の下
部ヘツダ23の第1段吸収過程の受け皿24aに流入し、散
布ポンプ26aにより、散布管20aからヘツダ外壁と仕切板
22aとの中に供給され、冷媒蒸気とともに、垂直管群10a
内を流下し、冷媒蒸気を吸収して稀釈され、受け皿24a
に戻る。また、散布導管20aを通る吸収液の一部は分流
されて分岐管21aから第2段吸収過程の仕切板22aと22b
の間に供給され、垂直管群10b内を冷媒蒸気とともに流
下し、冷媒蒸気を吸収して稀釈され、受け皿24bに戻
る。また、受け皿24bの吸収液は散布ポンプ25bにより散
布導管20bからユニツトbの仕切板22aと22bの間に供給
され、前述と同様に冷媒蒸気を吸収する。また、第2段
吸収過程の吸収液の1部は分岐管21bに分流され、第2
段吸収過程に供給される。同様に、第3段吸収過程を循
環する吸収液の一部は分岐管21cより第4段吸収過程に
供給される。第4段吸収過程の吸収液は、一部が希液タ
ンク25に流出し、循環ポンプ8により希液導管31を経由
し、低温熱交換器7に流入し、ここから一部が低温再生
器2に、残りが高温熱交換器6を経由して高温再生器1
に送られる。
器2で生成された濃溶液は、それぞれ高温熱交換器6、
低温熱交換器7、濃液導管30を経由して、吸収器5の下
部ヘツダ23の第1段吸収過程の受け皿24aに流入し、散
布ポンプ26aにより、散布管20aからヘツダ外壁と仕切板
22aとの中に供給され、冷媒蒸気とともに、垂直管群10a
内を流下し、冷媒蒸気を吸収して稀釈され、受け皿24a
に戻る。また、散布導管20aを通る吸収液の一部は分流
されて分岐管21aから第2段吸収過程の仕切板22aと22b
の間に供給され、垂直管群10b内を冷媒蒸気とともに流
下し、冷媒蒸気を吸収して稀釈され、受け皿24bに戻
る。また、受け皿24bの吸収液は散布ポンプ25bにより散
布導管20bからユニツトbの仕切板22aと22bの間に供給
され、前述と同様に冷媒蒸気を吸収する。また、第2段
吸収過程の吸収液の1部は分岐管21bに分流され、第2
段吸収過程に供給される。同様に、第3段吸収過程を循
環する吸収液の一部は分岐管21cより第4段吸収過程に
供給される。第4段吸収過程の吸収液は、一部が希液タ
ンク25に流出し、循環ポンプ8により希液導管31を経由
し、低温熱交換器7に流入し、ここから一部が低温再生
器2に、残りが高温熱交換器6を経由して高温再生器1
に送られる。
上記のように、散布装置により吸収過程の吸収液溜め部
の吸収液をその上方に位置する垂直管に散布し、これに
よつて吸収過程の溶液循環量を、発生器から吸収器に流
れ込んでくる吸収液の流量よりも多くしているので、吸
収過程における吸収液の循環量を、冷却空気による冷却
能力に応じた流量とすることができ、通過する冷却空気
の冷却能力で得られる最も稀薄な濃度に近いレベルの吸
収液を生成し、これを直ぐ上流側に位置する吸収段階に
順次導き、さらに吸収作用を複数段階に行なわせている
ので、少ない段数の吸収過程により吸収冷凍サイクルの
形成に必要なレベルの稀薄な吸収液を得ることができ
る。
の吸収液をその上方に位置する垂直管に散布し、これに
よつて吸収過程の溶液循環量を、発生器から吸収器に流
れ込んでくる吸収液の流量よりも多くしているので、吸
収過程における吸収液の循環量を、冷却空気による冷却
能力に応じた流量とすることができ、通過する冷却空気
の冷却能力で得られる最も稀薄な濃度に近いレベルの吸
収液を生成し、これを直ぐ上流側に位置する吸収段階に
順次導き、さらに吸収作用を複数段階に行なわせている
ので、少ない段数の吸収過程により吸収冷凍サイクルの
形成に必要なレベルの稀薄な吸収液を得ることができ
る。
なお、受け皿24a,24b,24cはポンプサクシヨンダクト32
a,32b,32cに設けられた連通管33a,b,cで互いに連通され
て、ポンプ26の空転防止が図られている。
a,32b,32cに設けられた連通管33a,b,cで互いに連通され
て、ポンプ26の空転防止が図られている。
第3図は本発明の他の実施例である。なお、第1図と同
じ機能の箇所には同一符号を付している。本実施例で
は、吸収過程から次段の吸収過程への吸収液の分流は、
下部ヘツダ23に設けた受け皿24(24b,24c,24d)を前段
の吸収過程の垂直管10の下部まで一部分24a′,24b′,24
c′を張り出させることによつて達成しており、製作上
容易にできる利点がある。
じ機能の箇所には同一符号を付している。本実施例で
は、吸収過程から次段の吸収過程への吸収液の分流は、
下部ヘツダ23に設けた受け皿24(24b,24c,24d)を前段
の吸収過程の垂直管10の下部まで一部分24a′,24b′,24
c′を張り出させることによつて達成しており、製作上
容易にできる利点がある。
第4図は、本発明の他の実施例である。各段の吸収過程
から次段の吸収過程への吸収液の分流は、受け皿24aか
ら受皿24b,24c,24d、溶液タンク25の順に順次溢流(オ
ーバフロー)するようにする堰34a,34b,34c,34dを設け
ている点が前記実施例と異なる。本実施例では各受け皿
24の液面が堰34により常に所定以上に確保されるため散
布ポンプ26の空転等が防止できる。
から次段の吸収過程への吸収液の分流は、受け皿24aか
ら受皿24b,24c,24d、溶液タンク25の順に順次溢流(オ
ーバフロー)するようにする堰34a,34b,34c,34dを設け
ている点が前記実施例と異なる。本実施例では各受け皿
24の液面が堰34により常に所定以上に確保されるため散
布ポンプ26の空転等が防止できる。
第5図は、本発明の他の実施例である。各段の吸収過程
の受け皿24の一部に液タンク35a,35b,35cを設け、該液
タンク35a,35b,35c内にフロート弁36a,36b,36cを設け、
次段の吸収過程へ吸収液を分流する分岐管21a,21b,21c
を散布ポンプ26a,26b,26cの吐出側に連結するととも
に、これらの分岐管21a,21b,21cの途中にフロート弁36
a,36b,36cをそれぞれ配設したところが前述の実施例と
異なる。
の受け皿24の一部に液タンク35a,35b,35cを設け、該液
タンク35a,35b,35c内にフロート弁36a,36b,36cを設け、
次段の吸収過程へ吸収液を分流する分岐管21a,21b,21c
を散布ポンプ26a,26b,26cの吐出側に連結するととも
に、これらの分岐管21a,21b,21cの途中にフロート弁36
a,36b,36cをそれぞれ配設したところが前述の実施例と
異なる。
本実施例では各散布ポンプ26の吸込み液面が、フロート
弁36による分流量調節機能によつて所定の高さに保持さ
れるため各散布ポンプ26の空転が防止できる。
弁36による分流量調節機能によつて所定の高さに保持さ
れるため各散布ポンプ26の空転が防止できる。
第6図は、本発明の他の実施例であり、受皿24の吸収液
を次段の吸収過程へ送り込むための分岐管21(21a,21b,
21c,21d)を、各散布ポンプ26(26a,26b,26c,26d,26e)
の吸込み管同士を連絡するように設けたものである。
を次段の吸収過程へ送り込むための分岐管21(21a,21b,
21c,21d)を、各散布ポンプ26(26a,26b,26c,26d,26e)
の吸込み管同士を連絡するように設けたものである。
このようにすると、前段の濃度が若干高い吸収液が各散
布ポンプ26に吸込まれる吸収液に混入されるため、散布
される吸収液の濃度は、前段の吸収液と受皿24内に混入
させる場合よりも高くできる。これにより、吸収能力の
高い吸収液が散布されることになり吸収がさらに良く行
なわれ、より一層低い濃度の吸収液を生成できる。
布ポンプ26に吸込まれる吸収液に混入されるため、散布
される吸収液の濃度は、前段の吸収液と受皿24内に混入
させる場合よりも高くできる。これにより、吸収能力の
高い吸収液が散布されることになり吸収がさらに良く行
なわれ、より一層低い濃度の吸収液を生成できる。
第7図は本発明の他の実施例であり、第1段吸収過程と
第2段吸収過程に、受皿24aの吸収液を垂直管10aに、受
皿24bの吸収液を垂直管10bにそれぞれ散布すること、す
なわち自己の吸収過程内での吸収液の再循環は行なわれ
ず、第1段吸収過程から第2段吸収過程へは吸収液が直
列的に流れ、第3段〜第5段の各吸収過程における吸収
液の流れを前述の実施例と同様の流れとしたものであ
る。
第2段吸収過程に、受皿24aの吸収液を垂直管10aに、受
皿24bの吸収液を垂直管10bにそれぞれ散布すること、す
なわち自己の吸収過程内での吸収液の再循環は行なわれ
ず、第1段吸収過程から第2段吸収過程へは吸収液が直
列的に流れ、第3段〜第5段の各吸収過程における吸収
液の流れを前述の実施例と同様の流れとしたものであ
る。
本実施例では、第1段吸収過程の散布ポンプ26a′の吐
出側が、第2吸収過程の垂直管10bの上方に設置した散
布器20b′に連結され、第2段吸収過程の受皿24bは、第
3段吸収過程の溶液ポンプ26cの吸込側と導管37を介し
て連絡されている。また第1段吸収過程の垂直管10aの
上方に設置された散布器20a′は、濃液導管30を介して
低温熱交換器7に連絡されている。
出側が、第2吸収過程の垂直管10bの上方に設置した散
布器20b′に連結され、第2段吸収過程の受皿24bは、第
3段吸収過程の溶液ポンプ26cの吸込側と導管37を介し
て連絡されている。また第1段吸収過程の垂直管10aの
上方に設置された散布器20a′は、濃液導管30を介して
低温熱交換器7に連絡されている。
上記の実施例では、第1段および第2段の各吸収過程に
おける吸収液の流れを直列的としたが、他の任意たとえ
ば第3段,第4段の各吸収過程のみにつき直列的に吸収
液を流すこともできる。
おける吸収液の流れを直列的としたが、他の任意たとえ
ば第3段,第4段の各吸収過程のみにつき直列的に吸収
液を流すこともできる。
以上の各実施例で述べたように、各垂直管内に流下する
吸収液の流量を冷凍サイクルの吸収液循環量とは無関係
に大きくとることができるため、垂直管の流下液膜流量
不足による乾いた箇所の発生が防止でき、高い伝熱性能
を得ることができる。
吸収液の流量を冷凍サイクルの吸収液循環量とは無関係
に大きくとることができるため、垂直管の流下液膜流量
不足による乾いた箇所の発生が防止でき、高い伝熱性能
を得ることができる。
また、実施例は、吸収過程が4段,5段であるが、その数
が2段以上であればよい。
が2段以上であればよい。
以上のように本発明によれば、少ない段数で実用に供し
得る空冷吸収器を有する空冷吸収式冷温水機を提供する
ことができる。
得る空冷吸収器を有する空冷吸収式冷温水機を提供する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例のサイクル構成図、第2図
は、第1図の吸収器の断面平面図、第3図は、そのとき
の各ユニツトの吸収液の温度並びに冷却空気の温度の一
例である。第3図は本発明の他の実施例の空冷吸収器,
凝縮器の構成図、第4図は本発明の他の実施例の空冷吸
収器の構成図、第5図は本発明の他の実施例の空冷吸収
器の構成図、第6図は、本発明の他の実施例の空冷吸収
器,蒸発器の構成図、第7図は、本発明の他の実施例の
空冷吸収器,蒸発器の構成図である。 5…吸収器、10a,10b,10c,10d…垂直管、20a,20b,20c,2
0d…散布導管、21a,21b,21c,21d…分岐管、24a,24b,24
c,24d,24e…吸収液の受皿、26a,26b,26c,26d,26e…散布
ポンプ、34a,34b,34c…堰、36a,36b,36c,36d…フロート
弁。
は、第1図の吸収器の断面平面図、第3図は、そのとき
の各ユニツトの吸収液の温度並びに冷却空気の温度の一
例である。第3図は本発明の他の実施例の空冷吸収器,
凝縮器の構成図、第4図は本発明の他の実施例の空冷吸
収器の構成図、第5図は本発明の他の実施例の空冷吸収
器の構成図、第6図は、本発明の他の実施例の空冷吸収
器,蒸発器の構成図、第7図は、本発明の他の実施例の
空冷吸収器,蒸発器の構成図である。 5…吸収器、10a,10b,10c,10d…垂直管、20a,20b,20c,2
0d…散布導管、21a,21b,21c,21d…分岐管、24a,24b,24
c,24d,24e…吸収液の受皿、26a,26b,26c,26d,26e…散布
ポンプ、34a,34b,34c…堰、36a,36b,36c,36d…フロート
弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 富久 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 河野 恭二 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 審査官 上原 徹
Claims (4)
- 【請求項1】垂直もしくは傾斜させて配列した管内に吸
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を
前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次
段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある液溜
め部間を連通する手段とを設けたことを特徴とする空冷
吸収式冷温水機。 - 【請求項2】垂直もしくは傾斜させて配列した管内に吸
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を
前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次
段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の下方にある液溜
め部間を連通する手段と、前記液溜め部の液面レベルを
制御する制御手段とを設けたことを特徴とする空冷吸収
式冷温水機。 - 【請求項3】垂直もしくは傾斜させて配列した管内に吸
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器を備えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を
前記吸収器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次
段の吸収器へ導く手段と、前記吸収器の2段目以降の吸
収器間で吸収液を還流させる手段とを設けたことを特徴
とする空冷吸収式冷温水機。 - 【請求項4】垂直もしくは傾斜させて配列した管内に吸
収液を流下させ、蒸発器からの冷媒蒸気を前記管の上方
から供給して前記管内を流下する吸収液に吸収させる吸
収器と、この吸収器に吸収液を散布する散布装置とを備
えた空冷吸収式冷温水機において、冷却空気を前記吸収
器へ導く手段と、前記吸収器を出た吸収液を次段の吸収
器へ導く手段と、前記管の下方にある液溜め部を冷却空
気の流れ方向に区画して前記管とで構成される複数組の
吸収手段とを設けることを特徴とする空冷吸収式冷温水
機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4178186A JPH0721364B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 空冷吸収式冷温水機 |
| US07/017,559 US4748830A (en) | 1986-02-28 | 1987-02-24 | Air-cooled absorption heating and cooling system |
| DE19873706072 DE3706072A1 (de) | 1986-02-28 | 1987-02-25 | Luftgekuehlte absorptionsheiz- und -kuehlanlage |
| KR1019870001842A KR930004388B1 (ko) | 1986-02-28 | 1987-02-28 | 공냉흡수식 냉난방 시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4178186A JPH0721364B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 空冷吸収式冷温水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62202972A JPS62202972A (ja) | 1987-09-07 |
| JPH0721364B2 true JPH0721364B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=12617906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4178186A Expired - Lifetime JPH0721364B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 空冷吸収式冷温水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721364B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079318B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1995-02-01 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷温水機 |
| JP2584279B2 (ja) * | 1988-05-19 | 1997-02-26 | 三洋電機株式会社 | 吸収冷凍機用熱交換器 |
| JPH0827101B2 (ja) * | 1990-04-11 | 1996-03-21 | 日立造船株式会社 | 空冷式吸収器 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4178186A patent/JPH0721364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62202972A (ja) | 1987-09-07 |
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