JPH0722337B2 - 画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式 - Google Patents
画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式Info
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- JPH0722337B2 JPH0722337B2 JP2001283A JP128390A JPH0722337B2 JP H0722337 B2 JPH0722337 B2 JP H0722337B2 JP 2001283 A JP2001283 A JP 2001283A JP 128390 A JP128390 A JP 128390A JP H0722337 B2 JPH0722337 B2 JP H0722337B2
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム画像を読み取り再現する画像処理装
置におけるフィルム画像パラメータの抽出方式に関す
る。
置におけるフィルム画像パラメータの抽出方式に関す
る。
近年、デジタルカラー複写機でフィルム画像のカラーコ
ピーを出力するためのフィルム画像読取装置が種々提案
されている。
ピーを出力するためのフィルム画像読取装置が種々提案
されている。
本出願人が出願(例えば特願平1−99589号、特願平1
−8967号)しているカラー複写機及びそれと組み合わせ
使用されるフィルム画像読み取り装置の例を説明する。
−8967号)しているカラー複写機及びそれと組み合わせ
使用されるフィルム画像読み取り装置の例を説明する。
第5図はカラー複写機の全体構成の1例を示す図であ
る。
る。
本発明が適用されるカラー複写機は、例えば第1図に示
すように基本構成となるベースマシン30が、上面に原稿
を載置するプラテンガラス31、イメージ入力ターミナル
(IIT)32、電気系制御収納部33、イメージ出力ターミ
ナル(IOT)34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース
(U/I)36から構成され、オプションとして、エディッ
トパッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62、
ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F/P)64を備え
る。
すように基本構成となるベースマシン30が、上面に原稿
を載置するプラテンガラス31、イメージ入力ターミナル
(IIT)32、電気系制御収納部33、イメージ出力ターミ
ナル(IOT)34、用紙トレイ35、ユーザインタフェース
(U/I)36から構成され、オプションとして、エディッ
トパッド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62、
ソータ63およびフィルムプロジェクタ(F/P)64を備え
る。
前記IIT、IOT、U/I等の制御を行うためには電気的ハー
ドウェアが必要であるが、これらのハードウェアは、II
T、IITの出力信号をイメージ処理するIPS、U/I、F/P等
の各処理の単位毎に複数の基板に分けられており、それ
らを制御するSYS基板、およびIOT、ADF、ソータ等を制
御するためのMCB基板(マシンコントロールボード)等
と共に電気制御系収納部33に収納されている。
ドウェアが必要であるが、これらのハードウェアは、II
T、IITの出力信号をイメージ処理するIPS、U/I、F/P等
の各処理の単位毎に複数の基板に分けられており、それ
らを制御するSYS基板、およびIOT、ADF、ソータ等を制
御するためのMCB基板(マシンコントロールボード)等
と共に電気制御系収納部33に収納されている。
IIT32は、イメージングユニット37、該ユニットを駆動
するためのワイヤ38、駆動プーリ39等からなり、イメー
ジングユニット37内のCCDラインセンサ、カラーフィル
タを用いて、カラー原稿を光の原色B(青)、G
(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信号に変換
してIPSへ出力する。
するためのワイヤ38、駆動プーリ39等からなり、イメー
ジングユニット37内のCCDラインセンサ、カラーフィル
タを用いて、カラー原稿を光の原色B(青)、G
(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信号に変換
してIPSへ出力する。
IPSでは、前記IIT32のB、G、R信号をトナーの原色Y
(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブ
ラック)に変換し、さらに、色、階調、精細度等の再現
性を高めるために、種々のデータ処理を施してプロセス
カラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信
号に変換し、IOT34に出力する。
(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブ
ラック)に変換し、さらに、色、階調、精細度等の再現
性を高めるために、種々のデータ処理を施してプロセス
カラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化トナー信
号に変換し、IOT34に出力する。
IOT34は、スキャナ40、感材ベルト41を有し、レーザ出
力部40aにおいて前記IPSからの画像信号を光信号に変換
し、ポリゴンミラー40b、F/θレンズ40cおよび反射ミラ
ー40dを介して感材ベルト41上に原稿画像に対応した潜
像を形成させる。感材ベルト41は、駆動プーリ41aによ
って駆動され、その周囲にクリーナ41b、帯電器41c、
Y、M、C、Kの各現像器41dおよび転写器41eが配置さ
れている。そして、この転写器41eに対向して転写装置4
2が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路35aを
経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色フルカラ
ーコピーの場合には、転写装置42を4回転させ、用紙に
Y、M、C、Kの順序で転写させる。転写された用紙
は、転写装置42から真空搬送装置43を経て定着器45で定
着され、排出される。また、用紙搬送路35aには、SSI
(シングルシートインサータ)35bからも用紙が選択的
に供給されるようになっている。
力部40aにおいて前記IPSからの画像信号を光信号に変換
し、ポリゴンミラー40b、F/θレンズ40cおよび反射ミラ
ー40dを介して感材ベルト41上に原稿画像に対応した潜
像を形成させる。感材ベルト41は、駆動プーリ41aによ
って駆動され、その周囲にクリーナ41b、帯電器41c、
Y、M、C、Kの各現像器41dおよび転写器41eが配置さ
れている。そして、この転写器41eに対向して転写装置4
2が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路35aを
経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色フルカラ
ーコピーの場合には、転写装置42を4回転させ、用紙に
Y、M、C、Kの順序で転写させる。転写された用紙
は、転写装置42から真空搬送装置43を経て定着器45で定
着され、排出される。また、用紙搬送路35aには、SSI
(シングルシートインサータ)35bからも用紙が選択的
に供給されるようになっている。
U/I36は、ユーザが所望の機能を選択してその実行条件
を指示するものであり、カラーディスプレイ51と、その
横にハードコントロールパネル52を備え、さらに赤外線
タッチボード53を組み合わせて画面のソフトボタンで直
接指示できるようにしている。
を指示するものであり、カラーディスプレイ51と、その
横にハードコントロールパネル52を備え、さらに赤外線
タッチボード53を組み合わせて画面のソフトボタンで直
接指示できるようにしている。
フィルムプロジェクタ(F/P)64およびミラーユニット
(M/U)65は、フィルム画像読取り装置を構成するもの
であり、第6図はフィルムプロジェクタの斜視図、第7
図はミラーユニットの斜視図、第8図はネガフィルムの
濃度特性及び補正の原理を説明するための図、第9図は
F/Pの概略構成及びF/P、M/U、IIT間の関連を示す図であ
る。
(M/U)65は、フィルム画像読取り装置を構成するもの
であり、第6図はフィルムプロジェクタの斜視図、第7
図はミラーユニットの斜視図、第8図はネガフィルムの
濃度特性及び補正の原理を説明するための図、第9図は
F/Pの概略構成及びF/P、M/U、IIT間の関連を示す図であ
る。
F/P64は、第6図に示すようにハウジング601を備え、こ
のハウジング601に動作確認ランプ602、マニュアルラン
プスイッチ603、オートフォーカス/マニュアルフォー
カス切り換えスイッチ(AF/MF切り換えスイッチ)604、
およびマニュアルフォーカス操作スイッチ(M/F操作ス
イッチ)605a,605bが設けられている。また、ハウジン
グ601は開閉自在な開閉部606を備え、開閉部606の上面
と側面とには、原稿フィルム633を保持したフィルム保
持ケース607をその原稿フィルム633に記録されている被
写体の写し方に応じて縦または横方向からハウジング60
1内に挿入することができる大きさの孔608,609がそれぞ
れ穿設されている。これら孔608,609の反対側にもフィ
ルム保持ケース607が突出することができる孔(図示さ
れない)が穿設されている。
のハウジング601に動作確認ランプ602、マニュアルラン
プスイッチ603、オートフォーカス/マニュアルフォー
カス切り換えスイッチ(AF/MF切り換えスイッチ)604、
およびマニュアルフォーカス操作スイッチ(M/F操作ス
イッチ)605a,605bが設けられている。また、ハウジン
グ601は開閉自在な開閉部606を備え、開閉部606の上面
と側面とには、原稿フィルム633を保持したフィルム保
持ケース607をその原稿フィルム633に記録されている被
写体の写し方に応じて縦または横方向からハウジング60
1内に挿入することができる大きさの孔608,609がそれぞ
れ穿設されている。これら孔608,609の反対側にもフィ
ルム保持ケース607が突出することができる孔(図示さ
れない)が穿設されている。
フィルム保持ケース607は35mmネガフィルム用のケース
とポジフィルム用のケースとを備え、F/P64はこれらの
フィルムに対応できるようになっている。また、F/P64
は6cm×6cmや4inch×5inchのネガフィルムにも対応でき
るうにしている。その場合、このネガフィルムをM/U65
とプラテンガラス31との間でプラテンガラス31上に密着
するようにしている。
とポジフィルム用のケースとを備え、F/P64はこれらの
フィルムに対応できるようになっている。また、F/P64
は6cm×6cmや4inch×5inchのネガフィルムにも対応でき
るうにしている。その場合、このネガフィルムをM/U65
とプラテンガラス31との間でプラテンガラス31上に密着
するようにしている。
また、ハウジング601内にはリフレクタ612およびハロゲ
ンランプ等からなる光源ランプ613が映写レンズ610と同
軸上に配設されている。ランプ613の近傍には、このラ
ンプ613を冷却するための冷却用ファン614が設けられて
いる。更に、ランプ613の右方には、このランプ613から
の光を収束するための非球面レンズ615、所定の波長の
光線をカットするための熱線吸収フィルタ616および凸
レンズ617がそれぞれ映写レンズ610と同軸上に配設され
ている。
ンランプ等からなる光源ランプ613が映写レンズ610と同
軸上に配設されている。ランプ613の近傍には、このラ
ンプ613を冷却するための冷却用ファン614が設けられて
いる。更に、ランプ613の右方には、このランプ613から
の光を収束するための非球面レンズ615、所定の波長の
光線をカットするための熱線吸収フィルタ616および凸
レンズ617がそれぞれ映写レンズ610と同軸上に配設され
ている。
凸レンズ617の右方には、例えば35mmネガフィルム用お
よびポジフィルム用のフィルム濃度を調整するための補
正フィルタ635(図では一方のフィルム用の補正フィル
タが示されている)を支持する補正フィルタ保持部材61
8と、この補正フィルタ保持部材618の駆動用モータ619
と、補正フィルタ保持部材618の回転位置を検出する第
1および第2位置検出センサ620,621と駆動用モータ619
を制御するコントロール装置(F/P64内の設けられるが
図示されていない)とをそれぞれ備えた補正フィルタ自
動交換装置が設けられている。そして、補正フィルタ保
持部材618に支持された補正フィルタ635のうち、原稿フ
ィルム633に対応した補正フィルタ635を自動的に選択し
て映写レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位置に整
合するようにしている。この補正フィルタ自動交換装置
の補正フィルタ635は、例えばプラテンガラス31とイメ
ージングユニット37との間等、投影光の光軸上であれば
どの場所にも配設することができる。
よびポジフィルム用のフィルム濃度を調整するための補
正フィルタ635(図では一方のフィルム用の補正フィル
タが示されている)を支持する補正フィルタ保持部材61
8と、この補正フィルタ保持部材618の駆動用モータ619
と、補正フィルタ保持部材618の回転位置を検出する第
1および第2位置検出センサ620,621と駆動用モータ619
を制御するコントロール装置(F/P64内の設けられるが
図示されていない)とをそれぞれ備えた補正フィルタ自
動交換装置が設けられている。そして、補正フィルタ保
持部材618に支持された補正フィルタ635のうち、原稿フ
ィルム633に対応した補正フィルタ635を自動的に選択し
て映写レンズ610等の各レンズと同軸上の使用位置に整
合するようにしている。この補正フィルタ自動交換装置
の補正フィルタ635は、例えばプラテンガラス31とイメ
ージングユニット37との間等、投影光の光軸上であれば
どの場所にも配設することができる。
更に、映写レンズ保持部材611に連動するオートフォー
カスセンサ用発光器623および受光器624と、映写レンズ
610の映写レンズ保持部材611をハウジング601の対して
摺動させる摺動用モータ625と備えたオートフォーカス
装置が設けられている。フィルム保持ケース607が孔608
または孔609からハウジング601内に挿入されたときに、
このフィルム保持ケース607に支持された原稿フィルム6
33は補正フィルタ保持部材618と発光器623および受光器
624との間に位置するようにされている。原稿フィルム6
35のセット位置の近傍には、この原稿フィルム633を冷
却するためのフィルム冷却用ファン626が設けられてい
る。
カスセンサ用発光器623および受光器624と、映写レンズ
610の映写レンズ保持部材611をハウジング601の対して
摺動させる摺動用モータ625と備えたオートフォーカス
装置が設けられている。フィルム保持ケース607が孔608
または孔609からハウジング601内に挿入されたときに、
このフィルム保持ケース607に支持された原稿フィルム6
33は補正フィルタ保持部材618と発光器623および受光器
624との間に位置するようにされている。原稿フィルム6
35のセット位置の近傍には、この原稿フィルム633を冷
却するためのフィルム冷却用ファン626が設けられてい
る。
ミラーユニット65は、第7図に示すように底板627とこ
の底板627に一端が回動可能に取り付けられたカバー628
とを備えている。底板627とカバー628との間には、一対
の支持片629,629が枢着されており、これら支持片629,6
29は、カバー628を最大に開いたときこのカバー628と底
板627とのなす角度が45度となるようにカバー628を支持
するようになっている。
の底板627に一端が回動可能に取り付けられたカバー628
とを備えている。底板627とカバー628との間には、一対
の支持片629,629が枢着されており、これら支持片629,6
29は、カバー628を最大に開いたときこのカバー628と底
板627とのなす角度が45度となるようにカバー628を支持
するようになっている。
カバー628の裏面にはミラー630が設けられている。また
底板627には大きな開口が形成されていて、この開口を
塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板632とが設け
られている。
底板627には大きな開口が形成されていて、この開口を
塞ぐようにしてフレネルレンズ631と拡散板632とが設け
られている。
これらフレネルレンズ631と拡散板632とは一枚のアクリ
ル板からなっており、このアクリル板の表面にフレネル
レンズ631が形成されているとともに、裏面に拡散板632
が形成されている。フレネルレンズ631はミラー630によ
って反射され、拡散しようとする映写光を平行な光に変
えることにより、画像の周辺部が暗くなるのを防止する
機能を有している。また拡散板632は、フレネルレンズ6
31からの平行光によって形成される、イメージングユニ
ット37内のセルフォックレンズ224の影をラインセンサ2
26が検知し得ないようにするために平行光を微小量拡散
する機能を有している。
ル板からなっており、このアクリル板の表面にフレネル
レンズ631が形成されているとともに、裏面に拡散板632
が形成されている。フレネルレンズ631はミラー630によ
って反射され、拡散しようとする映写光を平行な光に変
えることにより、画像の周辺部が暗くなるのを防止する
機能を有している。また拡散板632は、フレネルレンズ6
31からの平行光によって形成される、イメージングユニ
ット37内のセルフォックレンズ224の影をラインセンサ2
26が検知し得ないようにするために平行光を微小量拡散
する機能を有している。
一般にフィルムの持っている濃度レンジは原稿の濃度レ
ンズよりも広い。また、同じフィルムでも、ポジフィル
ムの濃度レンズはネガフィルムのそれよりも広いという
ようにフィルムの種類によっても濃度レンズが異なる。
更に、フィルムの濃度レンジは、例えばフィルムの露光
量、被写体の濃度あるいは撮影時の明るさ等の原稿フィ
ルムの撮影条件によって左右される。実際に、被写体濃
度はフィルムの濃度レンジ内で広く分布している。
ンズよりも広い。また、同じフィルムでも、ポジフィル
ムの濃度レンズはネガフィルムのそれよりも広いという
ようにフィルムの種類によっても濃度レンズが異なる。
更に、フィルムの濃度レンジは、例えばフィルムの露光
量、被写体の濃度あるいは撮影時の明るさ等の原稿フィ
ルムの撮影条件によって左右される。実際に、被写体濃
度はフィルムの濃度レンジ内で広く分布している。
したがって、このようなフィルムに記録されている画像
を、反射光によって原稿をコピーする複写機でコピーし
ようとする場合、同じ信号処理を行ったのでは、良好な
再生性は得られない。そこで、主要被写体の濃度が適正
となるように画像読取り信号を適宜補正することによ
り、良好な再現性を得るようにしている。
を、反射光によって原稿をコピーする複写機でコピーし
ようとする場合、同じ信号処理を行ったのでは、良好な
再生性は得られない。そこで、主要被写体の濃度が適正
となるように画像読取り信号を適宜補正することによ
り、良好な再現性を得るようにしている。
第8図はあるネガフィルムの濃度特性および濃度補正の
原理を示している。この図において、横軸は、右半分が
被写体の露光量(被写体濃度に相当する)を表わし、左
半分がシェーディング補正後の濃度を表わしている。ま
た、縦軸は、上半分がビデオ回路出力(ほぼネガ濃度に
等しい)を表わし、下半分が出力コピー濃度を表わして
いる。すなわち、第1象限はそのネガフィルムの濃度特
性を、第2象限はシェーディング補正の関係を、第3象
限はγ補正の関係を、そして第4象限は被写体露光量と
補正された出力コピー濃度との関係をそれぞれ表わして
いる。
原理を示している。この図において、横軸は、右半分が
被写体の露光量(被写体濃度に相当する)を表わし、左
半分がシェーディング補正後の濃度を表わしている。ま
た、縦軸は、上半分がビデオ回路出力(ほぼネガ濃度に
等しい)を表わし、下半分が出力コピー濃度を表わして
いる。すなわち、第1象限はそのネガフィルムの濃度特
性を、第2象限はシェーディング補正の関係を、第3象
限はγ補正の関係を、そして第4象限は被写体露光量と
補正された出力コピー濃度との関係をそれぞれ表わして
いる。
このネガフィルムの濃度特性は、第8図の第1象限にお
いて線αで示される。すなわち、被写体からの露光量が
多いときにはネガフィルムの濃度が大きく、被写体から
の露光量が少なくなるにしたがって、ネガフィルム濃度
は線形的に小さくなる。被写体からの露光量がある程度
少なくなると、被写体からの露光量とネガフィルム濃度
との線形性がなくなる。そして、この露光量が少ない場
合には、例えば、そのフィルムに記録されている画像が
人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛とのコントラス
トがとれくなってしまう。また、露光量が多い場合で
も、線αの傾き、すなわちγの値が1よりも小さいので
γ補正を行わないと、コピーが軟調になってしまう。
いて線αで示される。すなわち、被写体からの露光量が
多いときにはネガフィルムの濃度が大きく、被写体から
の露光量が少なくなるにしたがって、ネガフィルム濃度
は線形的に小さくなる。被写体からの露光量がある程度
少なくなると、被写体からの露光量とネガフィルム濃度
との線形性がなくなる。そして、この露光量が少ない場
合には、例えば、そのフィルムに記録されている画像が
人間の胸像であるとすると、顔と髪の毛とのコントラス
トがとれくなってしまう。また、露光量が多い場合で
も、線αの傾き、すなわちγの値が1よりも小さいので
γ補正を行わないと、コピーが軟調になってしまう。
このようなことから、γ補正が必要となる。
次に、第8図を用いて補正の原理を説明する。同図第3
象限には、γ補正のためのENDカーブβが設定されてい
る。このENDカーブβの傾きγ′は、第4象限において
被写体からの露光量と出力コピー濃度との関係が45度の
直線関係となるようにするために、γ′=1/γに設定さ
れている。
象限には、γ補正のためのENDカーブβが設定されてい
る。このENDカーブβの傾きγ′は、第4象限において
被写体からの露光量と出力コピー濃度との関係が45度の
直線関係となるようにするために、γ′=1/γに設定さ
れている。
例えば、被写体からの露光量が比較的多い領域aの場
合、シェーディング補正回路のレジスタに設定されてい
る濃度調整値が、第2象限において直線で表わされる
値にあるとすると、シェーディング補正後の濃度は領域
a′となる。この領域a′のうち領域についてはENDカ
ーブβの変換範囲な入らなくなり、この領域の部分はコ
ピーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限に
おいて濃度調整値を直線から直線にシフトして、シ
ェーデイング補正後の濃度をENDカーブβの変換範囲に
入るようにする。このようにすることにより、被写体か
らの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限におい
て45度の直線に従うようになって、コピーは諧調をも
った濃度を有するようになる。
合、シェーディング補正回路のレジスタに設定されてい
る濃度調整値が、第2象限において直線で表わされる
値にあるとすると、シェーディング補正後の濃度は領域
a′となる。この領域a′のうち領域についてはENDカ
ーブβの変換範囲な入らなくなり、この領域の部分はコ
ピーをすると白くつぶれてしまう。そこで、第2象限に
おいて濃度調整値を直線から直線にシフトして、シ
ェーデイング補正後の濃度をENDカーブβの変換範囲に
入るようにする。このようにすることにより、被写体か
らの露光量と出力コピー濃度との関係が第4象限におい
て45度の直線に従うようになって、コピーは諧調をも
った濃度を有するようになる。
また、被写体からの露光量が比較的小さい領域bの場合
には、被写体からの露光量とネガフィルム濃度との線形
性がなくなる。この場合には、シェーディング補正回路
の濃度調整値を第2象限において直線の値に設定す
る。そして、第3象限において線で表わされるENDカ
ーブβを選択する。このENDカーブβを選択することに
より、被写体からの露光量と出力コピー濃度とが第4象
限の45度の直線で表わされるようにすることができ
る。すなわち、被写体からの露光量が領域bにあると
き、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっているとす
ると、髪と帽子とがほとんど同じ濃度になってしまうこ
とが防止され、髪と帽子とのコントラストを明瞭に出す
ことができるようになる。そうして、被写体の濃度が適
正となるように補正が行われる。
には、被写体からの露光量とネガフィルム濃度との線形
性がなくなる。この場合には、シェーディング補正回路
の濃度調整値を第2象限において直線の値に設定す
る。そして、第3象限において線で表わされるENDカ
ーブβを選択する。このENDカーブβを選択することに
より、被写体からの露光量と出力コピー濃度とが第4象
限の45度の直線で表わされるようにすることができ
る。すなわち、被写体からの露光量が領域bにあると
き、例えば黒い髪の人が茶色い帽子をかぶっているとす
ると、髪と帽子とがほとんど同じ濃度になってしまうこ
とが防止され、髪と帽子とのコントラストを明瞭に出す
ことができるようになる。そうして、被写体の濃度が適
正となるように補正が行われる。
画像信号の処理は、第9図に示すようにラインセンサ22
6が原稿フィルム633の画像の映写光をR、G、B毎の光
量としてアナログで読み取り、この光量で表わされた画
像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅される。
増幅された画像信号はA/Dコンバータ235によってディジ
タル信号に変換され、更にログ変換器238によって光量
信号から濃度信号に変換される。
6が原稿フィルム633の画像の映写光をR、G、B毎の光
量としてアナログで読み取り、この光量で表わされた画
像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅される。
増幅された画像信号はA/Dコンバータ235によってディジ
タル信号に変換され、更にログ変換器238によって光量
信号から濃度信号に変換される。
濃度で表わされた画像信号はシェーディング補正回路23
9によってシェーディング補正がされる。このシェーデ
ィング補正によって、セルフォックレンズ224の光量ム
ラ、ラインセンサ226における各画素の感度ムラ、補正
フィルタやランプ613の各分光特性や光量レベルのバラ
ツキ、あるいは経時変化による影響分が画像信号から取
り除かれる。
9によってシェーディング補正がされる。このシェーデ
ィング補正によって、セルフォックレンズ224の光量ム
ラ、ラインセンサ226における各画素の感度ムラ、補正
フィルタやランプ613の各分光特性や光量レベルのバラ
ツキ、あるいは経時変化による影響分が画像信号から取
り除かれる。
このシェーディング補正を行うに先立って、まず原稿フ
ィルムが前述の3種類のフィルムおよび登録されたフィ
ルムが選択されたときには、補正フィルタがポジフィル
ム用フィルタにセットされ、原稿フィルム633を装着し
ない状態でランプ613からの光量信号を読み取り、その
信号を増幅してディジタル信号に変換した後、さらに濃
度信号に変換したものに基づいて得られたデータを基準
データとしてラインメモリ240に記憶させる。すなわ
ち、イメージングユニット37をR、G、Bの各画素毎に
16ラインステップスキャンしてサンプリングし、これら
のサンプリングデータをラインメモリ240を通してCPU63
4に送り、CPU634が16ラインのサンプリングデータの平
均濃度値を演算し、シェーディングデータをとる。この
ように平均をとることにより、各画素毎のエラーをなく
すようにしている。
ィルムが前述の3種類のフィルムおよび登録されたフィ
ルムが選択されたときには、補正フィルタがポジフィル
ム用フィルタにセットされ、原稿フィルム633を装着し
ない状態でランプ613からの光量信号を読み取り、その
信号を増幅してディジタル信号に変換した後、さらに濃
度信号に変換したものに基づいて得られたデータを基準
データとしてラインメモリ240に記憶させる。すなわ
ち、イメージングユニット37をR、G、Bの各画素毎に
16ラインステップスキャンしてサンプリングし、これら
のサンプリングデータをラインメモリ240を通してCPU63
4に送り、CPU634が16ラインのサンプリングデータの平
均濃度値を演算し、シェーディングデータをとる。この
ように平均をとることにより、各画素毎のエラーをなく
すようにしている。
また、原稿フィルムを装着してその原稿フィルムの画像
の読取り時に、CPU634はROMに記憶されているネガフィ
ルムの濃度データから濃度調整値DADjを演算し、シェー
ディング補正回路239内のLSIのレジスタに設定されてい
るDADj値を書き換える。更に、CPU634は選択されたフィ
ルムに対応してランプ613の光量および増幅器643のゲイ
ンを調整する。
の読取り時に、CPU634はROMに記憶されているネガフィ
ルムの濃度データから濃度調整値DADjを演算し、シェー
ディング補正回路239内のLSIのレジスタに設定されてい
るDADj値を書き換える。更に、CPU634は選択されたフィ
ルムに対応してランプ613の光量および増幅器643のゲイ
ンを調整する。
そして、シェーディング補正回路239は原稿フィルムを
読み取った実際のデータにDADj値を加えることにより、
読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シェーディン
グ補正回路239はこれらの調整がされたデータから各画
素毎のシェーディングデータを引くことによりシェーデ
ィング補正を行う。
読み取った実際のデータにDADj値を加えることにより、
読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シェーディン
グ補正回路239はこれらの調整がされたデータから各画
素毎のシェーディングデータを引くことによりシェーデ
ィング補正を行う。
なお、CPU634のROMにもシステムのRAMにも登録されてい
ないフィルムの場合には、ベースフィルムを装着してそ
のフィルムの濃度データを得、得られた濃度データから
DADj値を演算しなければならない。
ないフィルムの場合には、ベースフィルムを装着してそ
のフィルムの濃度データを得、得られた濃度データから
DADj値を演算しなければならない。
シェーディング補正が終ると、IIT32はIPS33にR、G、
Bの濃度信号を出力する。
Bの濃度信号を出力する。
そして、CPU634は原稿フィルムの実際のデータに基づい
てENDカーブを選択し、この選択したカーブに基づいて
γ補正を行うべく補正信号を出力する。この補正信号に
より、IPS33はγ補正を行って原稿フィルムのγが1で
ないことや非線形特性から生じるコントラストの不明瞭
さを補正する。
てENDカーブを選択し、この選択したカーブに基づいて
γ補正を行うべく補正信号を出力する。この補正信号に
より、IPS33はγ補正を行って原稿フィルムのγが1で
ないことや非線形特性から生じるコントラストの不明瞭
さを補正する。
しかしながら、上記のように一般にカメラによって撮影
したフィルム画像は、フィルムの種類だけでなく、カメ
ラの種類、撮影者による露光量等の撮影条件の設定、構
図、被写体の明るさ等様々な条件によって微妙に異なっ
てくる。例えば撮影条件を見ても、晴天の日差しの強い
状況で撮影した場合、夜間にストロボを使用して撮影し
た場合、線の多い風景を撮影した場合、人物を撮影した
場合等により全体としての色合いが違ってくる。特に、
ストロボ撮影による人物の画像の場合には、主要被写体
である人物等は、ストロボの光が十分に届くので、ほぼ
通常の濃度のものとなるが、周囲の背景には光が届かな
いので全体として暗くなる。
したフィルム画像は、フィルムの種類だけでなく、カメ
ラの種類、撮影者による露光量等の撮影条件の設定、構
図、被写体の明るさ等様々な条件によって微妙に異なっ
てくる。例えば撮影条件を見ても、晴天の日差しの強い
状況で撮影した場合、夜間にストロボを使用して撮影し
た場合、線の多い風景を撮影した場合、人物を撮影した
場合等により全体としての色合いが違ってくる。特に、
ストロボ撮影による人物の画像の場合には、主要被写体
である人物等は、ストロボの光が十分に届くので、ほぼ
通常の濃度のものとなるが、周囲の背景には光が届かな
いので全体として暗くなる。
カラー複写機を用いてフィルム画像から安定した画質の
カラーコピーを得るには、上記のように明るさ等が微妙
に違うため、各画像に対して適正なカラーバランスの調
整や濃度の調整等の処理を施すことが必要である。そこ
で、カラー画像を読み取りコピーを行うには、メインス
キャンに先立ってプリスキャンを行い、フィルム画像の
情報をサンプリングしてパラメータを抽出することが必
要になる。しかし、この場合、フィルムの各点の画像情
報をサンプリングして画像調整のためのパラメータを抽
出しようとすると、ステップスキャンを行って、複数の
ラインでデータをサンプリングすることになる。しか
も、各ライン毎に複数のサンプリングポイントでデータ
を取り込み、さらにそれぞれのサンプリングポイントの
色相判定、濃度調整量の決定等の演算処理が必要にな
る。そのため、1ラインの処理に要する時間が長くな
る。つまり、プリスキャンで時間短縮をすることが難し
くなり、スタートから所望のコピー出力を得るまでの時
間が長くなるため、迅速なサービスができないという問
題が生じる。
カラーコピーを得るには、上記のように明るさ等が微妙
に違うため、各画像に対して適正なカラーバランスの調
整や濃度の調整等の処理を施すことが必要である。そこ
で、カラー画像を読み取りコピーを行うには、メインス
キャンに先立ってプリスキャンを行い、フィルム画像の
情報をサンプリングしてパラメータを抽出することが必
要になる。しかし、この場合、フィルムの各点の画像情
報をサンプリングして画像調整のためのパラメータを抽
出しようとすると、ステップスキャンを行って、複数の
ラインでデータをサンプリングすることになる。しか
も、各ライン毎に複数のサンプリングポイントでデータ
を取り込み、さらにそれぞれのサンプリングポイントの
色相判定、濃度調整量の決定等の演算処理が必要にな
る。そのため、1ラインの処理に要する時間が長くな
る。つまり、プリスキャンで時間短縮をすることが難し
くなり、スタートから所望のコピー出力を得るまでの時
間が長くなるため、迅速なサービスができないという問
題が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、発明の
目的は、プリスキャンの時間が短縮できるようにするこ
とである。また、本発明の他の目的は、短時間のプリス
キャンによりフィルム画像の必要なパラメータを抽出で
きるようにすることである。さらに本発明の他の目的
は、人物の画像の再現性を損なうことなく適切な濃度調
整を可能にすることである。
目的は、プリスキャンの時間が短縮できるようにするこ
とである。また、本発明の他の目的は、短時間のプリス
キャンによりフィルム画像の必要なパラメータを抽出で
きるようにすることである。さらに本発明の他の目的
は、人物の画像の再現性を損なうことなく適切な濃度調
整を可能にすることである。
そのために本発明は、第1図に示すようにフィルムプロ
ジェクタとミラーユニット、ラインセンサを組み合わせ
たフィルム画像を読み取る画像読取手段1、該画像読取
手段で読み取った画像データにゲイン調整やオフセット
調整を行いアナログからデジタルに変換してシェーディ
ング補正等の調整を行う調整手段2、変換調整された画
像データに対して等価中性濃度変換やカラー変換、その
他の編集処理を行う処理手段3、編集処理された画像デ
ータを再現し出力する出力手段4、及び画像読取手段1
で読み取った画像データのパラメータを抽出し該パラメ
ータを調整手段2や処理手段3に設定するパラメータ抽
出設定手段5を備え、プリスキャンにより原稿画像のパ
ラメータを抽出し、該パラメータを用いてメインスキャ
ンで原稿画像の再現を行う画像処理装置において、プリ
スキャンとして複数のステップからなるステップスキャ
ンを行い、パラメータ抽出設定手段5は、ステップスキ
ャン時とステップスキャン終了後からメインスキャン開
始までの間に分けて処理を行うようにすると共に、ステ
ップスキャン時には、各ステップで1ラインの画像デー
タから複数の領域につき複数の画素をサンプリングして
複数画素の色分解データによりネガ/ポジ、シェーディ
ング補正、オレンジマスク補正を行った各領域のデータ
を抽出し、ステップスキャン終了後からメインスキャン
開始までの間にフィルム画像の補正値を演算してパラメ
ータの抽出、設定を行うことを特徴とする。上記のよう
に各ステップでは、1ラインの各領域のデータを抽出す
るだけなので、各ステップの時間間隔を短縮することが
でき、しかも、ステップスキャン終了後のバックスキャ
ンの時間でフィルム画像の補正値を演算してパラメータ
の抽出、設定を行うことができる。
ジェクタとミラーユニット、ラインセンサを組み合わせ
たフィルム画像を読み取る画像読取手段1、該画像読取
手段で読み取った画像データにゲイン調整やオフセット
調整を行いアナログからデジタルに変換してシェーディ
ング補正等の調整を行う調整手段2、変換調整された画
像データに対して等価中性濃度変換やカラー変換、その
他の編集処理を行う処理手段3、編集処理された画像デ
ータを再現し出力する出力手段4、及び画像読取手段1
で読み取った画像データのパラメータを抽出し該パラメ
ータを調整手段2や処理手段3に設定するパラメータ抽
出設定手段5を備え、プリスキャンにより原稿画像のパ
ラメータを抽出し、該パラメータを用いてメインスキャ
ンで原稿画像の再現を行う画像処理装置において、プリ
スキャンとして複数のステップからなるステップスキャ
ンを行い、パラメータ抽出設定手段5は、ステップスキ
ャン時とステップスキャン終了後からメインスキャン開
始までの間に分けて処理を行うようにすると共に、ステ
ップスキャン時には、各ステップで1ラインの画像デー
タから複数の領域につき複数の画素をサンプリングして
複数画素の色分解データによりネガ/ポジ、シェーディ
ング補正、オレンジマスク補正を行った各領域のデータ
を抽出し、ステップスキャン終了後からメインスキャン
開始までの間にフィルム画像の補正値を演算してパラメ
ータの抽出、設定を行うことを特徴とする。上記のよう
に各ステップでは、1ラインの各領域のデータを抽出す
るだけなので、各ステップの時間間隔を短縮することが
でき、しかも、ステップスキャン終了後のバックスキャ
ンの時間でフィルム画像の補正値を演算してパラメータ
の抽出、設定を行うことができる。
さらに、本発明は、パラメータ抽出設定手段5は、色分
解データを色相と濃度のデータに変換し、色相と濃度か
ら各領域がグレイ領域か彩色領域か肌色領域かの判定を
行い、該判定結果を基に濃度補正量を決定することを特
徴とするものであり、肌色領域の数に応じて濃度補正量
を制限するように構成したことを特徴とし、また、各領
域をブロック分けし、最大濃度や最低濃度、濃度差、平
均濃度、濃度の偏りを求めて露光の高低、コントラスト
の高低を判断し、濃度補正量を決定することを特徴とす
る。したがって、グレイ領域と彩色領域と肌色領域の割
合や濃度の分布等に応じた濃度調整量の決定をすること
ができ、フィルム画像の再現性を高めることができる。
解データを色相と濃度のデータに変換し、色相と濃度か
ら各領域がグレイ領域か彩色領域か肌色領域かの判定を
行い、該判定結果を基に濃度補正量を決定することを特
徴とするものであり、肌色領域の数に応じて濃度補正量
を制限するように構成したことを特徴とし、また、各領
域をブロック分けし、最大濃度や最低濃度、濃度差、平
均濃度、濃度の偏りを求めて露光の高低、コントラスト
の高低を判断し、濃度補正量を決定することを特徴とす
る。したがって、グレイ領域と彩色領域と肌色領域の割
合や濃度の分布等に応じた濃度調整量の決定をすること
ができ、フィルム画像の再現性を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置におけるフィルム画
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図である。
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図である。
第1図において、1は画像読取部、2は調整部、3は処
理部、4は出力部、5はラインメモリ、6はパラメータ
抽出設定部を示す。
理部、4は出力部、5はラインメモリ、6はパラメータ
抽出設定部を示す。
第1図において、画像読取部1は、例えばCCDラインセ
ンサを用いたものであり、先に説明したフィルムプロジ
ェクタ及びミラーユニットからなるフィルム画像読取装
置と組み合わせてフィルム画像を読み取ることができる
ものである。調整部2は、画像読取部1で読み取った画
像データに対してAGC(自動利得調整)やAOC(自動オフ
セット調整)、A/D変換、γ補正、シェーディング補
正、濃度調整等を行うものであり、先に説明したIITに
相当するものである。処理部3は、等価中性濃度変換
(END)やカラーコレクション、カラー変換、下色除
去、平滑化、エッジ強調処理その他イメージ編集処理を
行うものであり、先に説明したIPSに相当するものであ
る。出力部4は、処理部3で処理された画像データをカ
ラーコピーとして出力するものであり、先に説明したIO
Tに相当するものである。ラインメモリ5は、画像読取
部1の1ライン分の画像データを記憶したり、シェーデ
ィングデータを記憶するものであり、パラメータ抽出設
定部6は、例えば全体を制御するCPUの1機能で構成さ
れ、プリスキャン時にラインメモリ5を通して画像読取
部1で読み取った画像データをサンプリングしてパラメ
ータ抽出を行い、メインスキャン時にパラメータをライ
ンメモリ5に設定するものである。
ンサを用いたものであり、先に説明したフィルムプロジ
ェクタ及びミラーユニットからなるフィルム画像読取装
置と組み合わせてフィルム画像を読み取ることができる
ものである。調整部2は、画像読取部1で読み取った画
像データに対してAGC(自動利得調整)やAOC(自動オフ
セット調整)、A/D変換、γ補正、シェーディング補
正、濃度調整等を行うものであり、先に説明したIITに
相当するものである。処理部3は、等価中性濃度変換
(END)やカラーコレクション、カラー変換、下色除
去、平滑化、エッジ強調処理その他イメージ編集処理を
行うものであり、先に説明したIPSに相当するものであ
る。出力部4は、処理部3で処理された画像データをカ
ラーコピーとして出力するものであり、先に説明したIO
Tに相当するものである。ラインメモリ5は、画像読取
部1の1ライン分の画像データを記憶したり、シェーデ
ィングデータを記憶するものであり、パラメータ抽出設
定部6は、例えば全体を制御するCPUの1機能で構成さ
れ、プリスキャン時にラインメモリ5を通して画像読取
部1で読み取った画像データをサンプリングしてパラメ
ータ抽出を行い、メインスキャン時にパラメータをライ
ンメモリ5に設定するものである。
本発明のフィルム画像パラメータ抽出方式は、プリスキ
ャンで第1図に示す画像読取部1から調整部2、ライン
メモリ5を通してパラメータ抽出設定部6にフィルム画
像データをサンプリングして取り込み、パラメータ抽出
設定部6でプリスキャンからメインスキャンの開始まで
の間にパラメータを抽出してラインメモリ5に設定し、
フィルム画像の再現性を高めるようにしたものである。
ャンで第1図に示す画像読取部1から調整部2、ライン
メモリ5を通してパラメータ抽出設定部6にフィルム画
像データをサンプリングして取り込み、パラメータ抽出
設定部6でプリスキャンからメインスキャンの開始まで
の間にパラメータを抽出してラインメモリ5に設定し、
フィルム画像の再現性を高めるようにしたものである。
フィルム画像のパラメータ抽出を行うプリスキャンで
は、第2図に示すようにk=16ラインのステップスキャ
ンを行い、各ラインでj=16点のサンプリングポイント
から、計256点のサンプリングデータを抽出する。そし
て、各サンプリングポイントでは、i=32画素を抽出す
る。したがって、例えば1画素の解像度が16ドット/mm
である場合には、1サンプリングポイントが主走査方向
に2mmの長さとなる。この32画素のデータを1サンプリ
ングポイント毎に取り込んでパラメータ抽出に必要な画
像情報を生成し、このようなサンプリング処理だけを1
ラインで16点行い、スキャンを1ステップ進める。そし
て、16ラインのステップスキャンが終了すると、バック
スキャンしてメインスキャンに移行する。この間に、各
サンプリングポイントで得た画像情報を基にパラメータ
の抽出、設定を行う。
は、第2図に示すようにk=16ラインのステップスキャ
ンを行い、各ラインでj=16点のサンプリングポイント
から、計256点のサンプリングデータを抽出する。そし
て、各サンプリングポイントでは、i=32画素を抽出す
る。したがって、例えば1画素の解像度が16ドット/mm
である場合には、1サンプリングポイントが主走査方向
に2mmの長さとなる。この32画素のデータを1サンプリ
ングポイント毎に取り込んでパラメータ抽出に必要な画
像情報を生成し、このようなサンプリング処理だけを1
ラインで16点行い、スキャンを1ステップ進める。そし
て、16ラインのステップスキャンが終了すると、バック
スキャンしてメインスキャンに移行する。この間に、各
サンプリングポイントで得た画像情報を基にパラメータ
の抽出、設定を行う。
その全体の処理の流れを示したのが第2図である。フィ
ルム画像パラメータの抽出処理では、第2図(a)に示
すようにまず初期設定をしてから1ラインずつ16ライン
のデータをラインメモリに読み込む(ステップ、〜
)。この場合、同図(b)に示すようにラインk=
1、2、……16までのステップスキャンを行い、各ライ
ンのデータを読み込む毎に、同図(c)に示すようにj
=1〜16をサンプリングポイントとし、それぞれのポイ
ントでi=1〜32の画素の読み取りデータを加算する。
そして、それに補正、平均化処理を行って256点のデー
タを抽出する(、)。
ルム画像パラメータの抽出処理では、第2図(a)に示
すようにまず初期設定をしてから1ラインずつ16ライン
のデータをラインメモリに読み込む(ステップ、〜
)。この場合、同図(b)に示すようにラインk=
1、2、……16までのステップスキャンを行い、各ライ
ンのデータを読み込む毎に、同図(c)に示すようにj
=1〜16をサンプリングポイントとし、それぞれのポイ
ントでi=1〜32の画素の読み取りデータを加算する。
そして、それに補正、平均化処理を行って256点のデー
タを抽出する(、)。
各サンプルポイントでのデータ処理では、各画素の読
み取り値をRi、Gi、Biとし、対応する画素のシェーディ
ングデータをSRi、SGi、SBiとすると、第jサンプリン
グポイントの第i番目のデータRi、Gi、Biをラインメモ
リから転送すると、 =+Ri−SRi =+Gi−SGi =+Bi−SBi の演算を行う。これをi=1〜32の画素について繰り返
し、R、G、B毎にシェーディング補正した後の32画素
の積算値を求める。そして、これらの各データに対して
処理では、 =×10/32+10×(0&DAD+ROM) =×10/32+10×(0&DAD+GOM) =×10/32+10×(0&DAD+BOM) の演算を行う。この演算によってネガ/ポジに対応した
オフセット&濃度調整0&DAD、オレンジマスクの補正R
OM、GOM、BOMを行い、32画素の平均値を求める。ここ
で、10をかけているのは、データ処理上で以後の演算を
しやすくなるためである。
み取り値をRi、Gi、Biとし、対応する画素のシェーディ
ングデータをSRi、SGi、SBiとすると、第jサンプリン
グポイントの第i番目のデータRi、Gi、Biをラインメモ
リから転送すると、 =+Ri−SRi =+Gi−SGi =+Bi−SBi の演算を行う。これをi=1〜32の画素について繰り返
し、R、G、B毎にシェーディング補正した後の32画素
の積算値を求める。そして、これらの各データに対して
処理では、 =×10/32+10×(0&DAD+ROM) =×10/32+10×(0&DAD+GOM) =×10/32+10×(0&DAD+BOM) の演算を行う。この演算によってネガ/ポジに対応した
オフセット&濃度調整0&DAD、オレンジマスクの補正R
OM、GOM、BOMを行い、32画素の平均値を求める。ここ
で、10をかけているのは、データ処理上で以後の演算を
しやすくなるためである。
16ラインのステップスキャンが終了すると、バックスキ
ャンの間に、演算色相判定処理を行う。この処理
で、上記の各処理によりシェーディング補正等の調整を
行った、、のデータを色相と濃度に変換し、グレ
イ領域か肌色領域から彩色領域かそれ以外の領域かの判
定を行い、各領域の色相や濃度、個数等の情報を生成す
る。
ャンの間に、演算色相判定処理を行う。この処理
で、上記の各処理によりシェーディング補正等の調整を
行った、、のデータを色相と濃度に変換し、グレ
イ領域か肌色領域から彩色領域かそれ以外の領域かの判
定を行い、各領域の色相や濃度、個数等の情報を生成す
る。
そして、サンプルデータ整理の処理で、上記演算色相
判定処理で得られた情報を基に色相や濃度の平均値を
求めると共に平均コントラスト等を求め、補正判定、設
定変更処理で濃度の偏りや露光の度合、コントラスト
の度合等を判断して濃度補正量ΔWを決定し、さらにカ
ラーバランス色相の判定、カラーフェリア補正等を加え
てシェーディングデータを生成しラインメモリに書き込
む。
判定処理で得られた情報を基に色相や濃度の平均値を
求めると共に平均コントラスト等を求め、補正判定、設
定変更処理で濃度の偏りや露光の度合、コントラスト
の度合等を判断して濃度補正量ΔWを決定し、さらにカ
ラーバランス色相の判定、カラーフェリア補正等を加え
てシェーディングデータを生成しラインメモリに書き込
む。
次に上記演算色相判定処理及びその後の処理についてさ
らに説明する。
らに説明する。
第3図は演算色相判定処理を説明するための図、第4図
は補正判定、設定変更処理を説明するための図である。
は補正判定、設定変更処理を説明するための図である。
演算色相判定処理では、第3図に示すようにまずネガ/
ポジの判定処理を行い、色相と濃度の座標変換処理を行
う。この色相と濃度の座標は、同図(b)に示すように
縦方向を濃度Wとし、このW軸と直交するXY軸により色
相を表現するものである。つまり、W軸に沿って白から
黒までの濃度を表すので、XY軸の値が小さいW軸の周囲
がグレイ領域となり、XY軸の値が大きくなると彩色の領
域となる。そこで、32画素の平均値として求め補正処理
を行った、、データをネガの場合には、 のマトリクス演算により座標変換し、さらに により平均オフセット補正を行う。
ポジの判定処理を行い、色相と濃度の座標変換処理を行
う。この色相と濃度の座標は、同図(b)に示すように
縦方向を濃度Wとし、このW軸と直交するXY軸により色
相を表現するものである。つまり、W軸に沿って白から
黒までの濃度を表すので、XY軸の値が小さいW軸の周囲
がグレイ領域となり、XY軸の値が大きくなると彩色の領
域となる。そこで、32画素の平均値として求め補正処理
を行った、、データをネガの場合には、 のマトリクス演算により座標変換し、さらに により平均オフセット補正を行う。
これに対してボジの場合には、まず、 =Rnp− =Gnp− =Bnp− によりまずネガポジ反転処理を行った後、ネガの場合と
同様に座標変換と平均オフセット補正を行う。
同様に座標変換と平均オフセット補正を行う。
上記の処理によりネガに合わせたγ補正、カラーコレク
ションによる色にごり補正がなされたネガの世界で色相
判定を行う条件ができる。そこで、次に同図(c)に示
すように256のサンプリングポイントをja=1〜16にブ
ロック化してブロック濃度演算を行う。このブロック濃
度演算では、ブロック毎の濃度を求めると共に隣接する
点との濃度差の積算値により縦方向のバラツキ度合ΔD
V、横方向のバラツキ度合ΔDを求める。
ションによる色にごり補正がなされたネガの世界で色相
判定を行う条件ができる。そこで、次に同図(c)に示
すように256のサンプリングポイントをja=1〜16にブ
ロック化してブロック濃度演算を行う。このブロック濃
度演算では、ブロック毎の濃度を求めると共に隣接する
点との濃度差の積算値により縦方向のバラツキ度合ΔD
V、横方向のバラツキ度合ΔDを求める。
色相判定は、同図(d)に示すように領域判定の閾値と
してXGI、XFI、YGI、YGX、XFX、YFX、RCを設定し、これ
らの閾値との比較によりXY面でXGI<X<XFI、YGI<Y
<YGXをグレイ領域、XFI<X<XFX、Y<|YFX|を肌色領
域、半径RCの外側(RC2<X2+Y2)で肌色領域を除いた
領域を彩色領域とし、そのいずれの領域かを判定するも
のである。つまり、このことから明らかなように先に説
明した座標変換でのパラメータは、X軸が肌色の色相と
なるものが設定される。したがって、この判定処理で
は、まず、XFI<Xであれば肌色側として肌色判定を行
い、肌色領域でもない場合には、彩色判定を行う。ま
た、肌色側だない場合には、XGI、YGI、YGXとの比較を
行ってグレイ側か否かの判定を行い、そうでない場合に
は彩色判定を行う。そして、グレイ側の場合には、さら
に濃度W<WGによりグレイ判定を行う。すなわち、同図
(d)に示すグレイ領域であっても、濃度Wが所定の値
WGより小さい場合には、グレイ領域としない。なお、濃
度Wの値が極端に大きい場合や小さい場合には、限りな
く黒又は白に近くなるので、濃度Wの値によってグレイ
領域、肌色領域の判定となる閾値XFI、XFXは調整され
る。
してXGI、XFI、YGI、YGX、XFX、YFX、RCを設定し、これ
らの閾値との比較によりXY面でXGI<X<XFI、YGI<Y
<YGXをグレイ領域、XFI<X<XFX、Y<|YFX|を肌色領
域、半径RCの外側(RC2<X2+Y2)で肌色領域を除いた
領域を彩色領域とし、そのいずれの領域かを判定するも
のである。つまり、このことから明らかなように先に説
明した座標変換でのパラメータは、X軸が肌色の色相と
なるものが設定される。したがって、この判定処理で
は、まず、XFI<Xであれば肌色側として肌色判定を行
い、肌色領域でもない場合には、彩色判定を行う。ま
た、肌色側だない場合には、XGI、YGI、YGXとの比較を
行ってグレイ側か否かの判定を行い、そうでない場合に
は彩色判定を行う。そして、グレイ側の場合には、さら
に濃度W<WGによりグレイ判定を行う。すなわち、同図
(d)に示すグレイ領域であっても、濃度Wが所定の値
WGより小さい場合には、グレイ領域としない。なお、濃
度Wの値が極端に大きい場合や小さい場合には、限りな
く黒又は白に近くなるので、濃度Wの値によってグレイ
領域、肌色領域の判定となる閾値XFI、XFXは調整され
る。
上記のような領域判定を行うと、それぞれのデータを加
算演算してグレイ領域の個数nGとその色相XG、YG、彩色
領域の色相XC、YC、肌色領域の個数nFとその濃度WFを求
め、続いて、最大濃度WXとその色相XM、YM、最小濃度W
I、全体の濃度LATDW、色相LATDX、LATDYを求める。
算演算してグレイ領域の個数nGとその色相XG、YG、彩色
領域の色相XC、YC、肌色領域の個数nFとその濃度WFを求
め、続いて、最大濃度WXとその色相XM、YM、最小濃度W
I、全体の濃度LATDW、色相LATDX、LATDYを求める。
従来は、ここまでの処理が1ラインのデータ抽出毎に、
つまり各サンプリングステップ毎に行われていた。その
ため、上記演算色相判定処理が終了しないと、次のライ
ンへステップを進めることができず、ステップスキャン
のスピードを上げることができなかった。しかし、本発
明では、上記のように各サンプリングポイントのデータ
の積算、補正処理を行うだけで、演算色相判定処理を行
うことなく、次のステップへ進めるので、演算色相判定
処理に要する分の時間をステップスキャンで短縮するこ
とができる。しかも、この分の時間は、ステップスキャ
ン終了後、これまでのバックスキャンからメインスキャ
ンを開始するまでの時間で充分に確保することができる
時間である。
つまり各サンプリングステップ毎に行われていた。その
ため、上記演算色相判定処理が終了しないと、次のライ
ンへステップを進めることができず、ステップスキャン
のスピードを上げることができなかった。しかし、本発
明では、上記のように各サンプリングポイントのデータ
の積算、補正処理を行うだけで、演算色相判定処理を行
うことなく、次のステップへ進めるので、演算色相判定
処理に要する分の時間をステップスキャンで短縮するこ
とができる。しかも、この分の時間は、ステップスキャ
ン終了後、これまでのバックスキャンからメインスキャ
ンを開始するまでの時間で充分に確保することができる
時間である。
上記演算色相判定処理の後のサンプルデータ整理では、
全体の濃度LATDW、色相LATDX、LATDYを256で割ることに
よって平均の濃度LATDW、色相ΔX、ΔYを求めると共
に、グレイ領域の色相XG、YGを個数nGで割ることによっ
て平均のグレイ値を、また、肌色領域の濃度WFを個数nF
で割ることによって平均の肌色濃度を求める。さらに、
平均の濃度差、横方向の濃度差、縦方向の濃度差とを求
める。
全体の濃度LATDW、色相LATDX、LATDYを256で割ることに
よって平均の濃度LATDW、色相ΔX、ΔYを求めると共
に、グレイ領域の色相XG、YGを個数nGで割ることによっ
て平均のグレイ値を、また、肌色領域の濃度WFを個数nF
で割ることによって平均の肌色濃度を求める。さらに、
平均の濃度差、横方向の濃度差、縦方向の濃度差とを求
める。
補正判定、設定変更処理では、ブロック化した第3図
(c)、第4図(b)の領域について、さらに同図
(c)に示すように4つのブロック化し、その領域での
濃度D1〜D4、中央部DC(ja=6、7、10、11)の周囲部
の平均濃度DF、中央部と周辺部との濃度差CF=DC−DF、
最大濃度と最小濃度との差CN=WX−WI、全体の平均濃度
LATDWの最大濃度と最小濃度との中央値からの差CP=WI
+(CN/2)−LATDW、4分割エリアの平均濃度による対
角線での差UL(|D1−D4|、|D2−D3|を求める。
(c)、第4図(b)の領域について、さらに同図
(c)に示すように4つのブロック化し、その領域での
濃度D1〜D4、中央部DC(ja=6、7、10、11)の周囲部
の平均濃度DF、中央部と周辺部との濃度差CF=DC−DF、
最大濃度と最小濃度との差CN=WX−WI、全体の平均濃度
LATDWの最大濃度と最小濃度との中央値からの差CP=WI
+(CN/2)−LATDW、4分割エリアの平均濃度による対
角線での差UL(|D1−D4|、|D2−D3|を求める。
そして、これらの値からアンダー露光、オーバー露光、
適露光ローコントラスト、適露光ハイコントラストの判
定を行う。なお、ここで、いずれに該当しない場合には
標準モードとなる。例えばアンダー露光の判定は、最大
濃度WX或いは平均濃度LATDWの値を所定の閾値と比較
し、オーバー露光の判定は、最小濃度WI或いは平均濃度
LATDWの値を所定の閾値と比較し、適露光ローコントラ
ストの判定は、アンダー露光でもオーバー露光でもない
ことを条件として、最大濃度と最小濃度との差CN及び平
均濃度の偏り具合(CP、LATDW)を所定の閾値と比較
し、適露光ハイコントラストの判定は、上記のいずれで
もないことを条件として最大濃度と最小濃度との差CNが
閾値と比較してどうかによって行っている。そして、こ
の判定結果と肌色領域の個数nFによってパラメータを選
択し、濃度補正量ΔWを決定する。この濃度補正量ΔW
は、例えば、最大濃度WXや最小濃度WI、中央部と周辺部
との濃度差CF、対角線での濃度差UL、平均濃度差DB、グ
レイの個数nGに上記モード判定に応じ、また、平均濃度
LATDW及び肌色領域の濃度WFに肌色領域の個数nFに応じ
た重み付けを行うことによって決定される。ここで、肌
色領域の個数nFに応じた重み付けでは、人物が中心とす
る画像に対して補正量を抑えぎみにするのが通常であ
る。
適露光ローコントラスト、適露光ハイコントラストの判
定を行う。なお、ここで、いずれに該当しない場合には
標準モードとなる。例えばアンダー露光の判定は、最大
濃度WX或いは平均濃度LATDWの値を所定の閾値と比較
し、オーバー露光の判定は、最小濃度WI或いは平均濃度
LATDWの値を所定の閾値と比較し、適露光ローコントラ
ストの判定は、アンダー露光でもオーバー露光でもない
ことを条件として、最大濃度と最小濃度との差CN及び平
均濃度の偏り具合(CP、LATDW)を所定の閾値と比較
し、適露光ハイコントラストの判定は、上記のいずれで
もないことを条件として最大濃度と最小濃度との差CNが
閾値と比較してどうかによって行っている。そして、こ
の判定結果と肌色領域の個数nFによってパラメータを選
択し、濃度補正量ΔWを決定する。この濃度補正量ΔW
は、例えば、最大濃度WXや最小濃度WI、中央部と周辺部
との濃度差CF、対角線での濃度差UL、平均濃度差DB、グ
レイの個数nGに上記モード判定に応じ、また、平均濃度
LATDW及び肌色領域の濃度WFに肌色領域の個数nFに応じ
た重み付けを行うことによって決定される。ここで、肌
色領域の個数nFに応じた重み付けでは、人物が中心とす
る画像に対して補正量を抑えぎみにするのが通常であ
る。
上記により濃度補正量ΔWが決定されると、マニュアル
濃度設定モードにより設定された濃度を加減算した上で
濃度補正量ΔWの範囲を区分し、それぞれの区分に対応
した関数を用いて濃度補正量の制限を行い、さらに、従
来と同様にカラーバランス色彩判定、カラーフェリア補
正、ΔX、ΔYの補正範囲の制限の各処理を行う。そし
て、以上のようにして求められたカラーバランス補正量
ΔX、ΔY、濃度補正量ΔWから、ネガ/ポジに応じて
ネガの場合には、 により各R、G、Bの濃度補正量(ΔR、ΔG、ΔB)
を求めると共に、増幅器のゲインやランプ電圧を変更
し、また、ENDカーブのテーブル切り換えを行ってシェ
ーディングデータをラインメモリに書き込む。また、ポ
ジの場合には、それに応じたパラメータを適用して同様
の逆変換処理を行うことは勿論である。
濃度設定モードにより設定された濃度を加減算した上で
濃度補正量ΔWの範囲を区分し、それぞれの区分に対応
した関数を用いて濃度補正量の制限を行い、さらに、従
来と同様にカラーバランス色彩判定、カラーフェリア補
正、ΔX、ΔYの補正範囲の制限の各処理を行う。そし
て、以上のようにして求められたカラーバランス補正量
ΔX、ΔY、濃度補正量ΔWから、ネガ/ポジに応じて
ネガの場合には、 により各R、G、Bの濃度補正量(ΔR、ΔG、ΔB)
を求めると共に、増幅器のゲインやランプ電圧を変更
し、また、ENDカーブのテーブル切り換えを行ってシェ
ーディングデータをラインメモリに書き込む。また、ポ
ジの場合には、それに応じたパラメータを適用して同様
の逆変換処理を行うことは勿論である。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、1ライン毎に各点の色分解信号の積算処理を行うだ
けにしたが、さらに各点の色相、濃度や最大値、最小値
も求めるヨウニしてもよい 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1ラ
イン毎の各サンプリングポイントの色分解信号の積算、
色相、濃度のデータを得るので、サンプルスキャンの時
間を短縮することができる。しかも、フィルム画像を読
み取り、そのコピーを出力する場合には、サンプルスキ
ャン後にスキャナがホーム位置までバックスキャンする
時間、さらにフィルムの読み取り開始位置まで来る時間
が必要であるので、その時間を利用することにより、特
に処理のための時間を増やすことなく演算色相判定処理
を行ってから濃度補正量を決定し、シェーディングデー
タの設定その他のパラメータの設定を行うことができ
る。
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例で
は、1ライン毎に各点の色分解信号の積算処理を行うだ
けにしたが、さらに各点の色相、濃度や最大値、最小値
も求めるヨウニしてもよい 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1ラ
イン毎の各サンプリングポイントの色分解信号の積算、
色相、濃度のデータを得るので、サンプルスキャンの時
間を短縮することができる。しかも、フィルム画像を読
み取り、そのコピーを出力する場合には、サンプルスキ
ャン後にスキャナがホーム位置までバックスキャンする
時間、さらにフィルムの読み取り開始位置まで来る時間
が必要であるので、その時間を利用することにより、特
に処理のための時間を増やすことなく演算色相判定処理
を行ってから濃度補正量を決定し、シェーディングデー
タの設定その他のパラメータの設定を行うことができ
る。
第1図は本発明に係る画像処理装置におけるフィルム画
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図、第3図は演算色相判定処理を説明する
ための図、第4図は補正判定、設定変更処理を説明する
ための図、第5図はカラー複写機の全体構成の1例を示
す図、第6図はフィルムプロジェクタの斜視図、第7図
はミラーユニットの斜視図、第8図はネガフィルムの濃
度特性及び補正の原理を説明するための図、第9図はF/
Pの概略構成及びF/P、M/U、IIT間の関連を示す図であ
る。 1……画像読取部、2……調整部、3……処理部、4…
…出力部、5……ラインメモリ、6……パラメータ抽出
設定部。
像パラメータ抽出方式の1実施例を説明するための図、
第2図はフィルム画像パラメータ抽出の処理の流れを説
明するための図、第3図は演算色相判定処理を説明する
ための図、第4図は補正判定、設定変更処理を説明する
ための図、第5図はカラー複写機の全体構成の1例を示
す図、第6図はフィルムプロジェクタの斜視図、第7図
はミラーユニットの斜視図、第8図はネガフィルムの濃
度特性及び補正の原理を説明するための図、第9図はF/
Pの概略構成及びF/P、M/U、IIT間の関連を示す図であ
る。 1……画像読取部、2……調整部、3……処理部、4…
…出力部、5……ラインメモリ、6……パラメータ抽出
設定部。
Claims (4)
- 【請求項1】フィルム画像を読み取る画像読取手段、該
画像読取手段で読み取った画像データを変換調整する調
整手段、変換調整された画像データを編集処理する処理
手段、編集処理された画像データを再現し出力する出力
手段、及び画像読取手段で読み取った画像データのパラ
メータを抽出し該パラメータを調整手段や処理手段に設
定するパラメータ抽出設定手段を備え、プリスキャンに
より原稿画像のパラメータを抽出し、該パラメータを用
いてメインスキャンで原稿画像の再現を行う画像処理装
置において、プリスキャンとして複数のステップからな
るステップスキャンを行い、パラメータ抽出設定手段
は、ステップスキャン時とステップスキャン終了後から
メインスキャン開始までの間に分けて処理を行うように
すると共に、ステップスキャン時には、各ステップで1
ラインの画像データから複数の領域につき複数の画素を
サンプリングして複数画素の色分解データによりネガ/
ポジ、シェーディング補正、オレンジマスク補正を行っ
た各領域のデータを抽出し、ステップスキャン終了後か
らメインスキャン開始までの間にフィルム画像の補正値
を演算してパラメータの抽出、設定を行うことを特徴と
する画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出
方式。 - 【請求項2】パラメータ抽出設定手段は、色分解データ
を色相と濃度のデータに変換し、色相と濃度から各領域
がグレイ領域か彩色領域か肌色領域かの判定を行い、該
判定結果を基に濃度補正量を決定することを特徴とする
請求項1記載の画像処理装置におけるフィルム画像パラ
メータ抽出方式。 - 【請求項3】パラメータ抽出設定手段は、肌色領域の数
に応じて濃度補正量を制限するように構成したことを特
徴とする請求項2記載の画像処理装置におけるフィルム
画像パラメータ抽出方式。 - 【請求項4】パラメータ抽出設定手段は、各領域をブロ
ック分けし、最大濃度や最低濃度、濃度差、平均濃度、
濃度の偏りを求めて露光の高低、コントラストの高低を
判断し、濃度補正量を決定することを特徴とする請求項
1記載の画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ
抽出方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001283A JPH0722337B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式 |
| US07/637,126 US5210600A (en) | 1990-01-08 | 1991-01-03 | Extraction of film image parameters in image processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001283A JPH0722337B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03206762A JPH03206762A (ja) | 1991-09-10 |
| JPH0722337B2 true JPH0722337B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=11497127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001283A Expired - Fee Related JPH0722337B2 (ja) | 1990-01-08 | 1990-01-08 | 画像処理装置におけるフィルム画像パラメータ抽出方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5210600A (ja) |
| JP (1) | JPH0722337B2 (ja) |
Families Citing this family (39)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05268470A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-15 | Hitachi Ltd | 画像信号処理装置 |
| US5283670A (en) * | 1992-03-19 | 1994-02-01 | Sony Electronics Inc. | Hardware implementation of an HDTV color corrector |
| JPH05316351A (ja) * | 1992-05-10 | 1993-11-26 | Minolta Camera Co Ltd | 画像読取装置の較正処理用パラメ−タの調整方式 |
| JPH0638043A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-10 | Sony Corp | 量子化回路 |
| JPH0698092A (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-08 | Olympus Optical Co Ltd | スキャナシステム |
| JPH06121120A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-28 | Fujitsu Ltd | イメージスキャナ装置 |
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| US5504583A (en) * | 1993-02-24 | 1996-04-02 | Eastman Kodak Company | Generation of prints from an array of images and information relative to such images |
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| US5926562A (en) * | 1995-06-23 | 1999-07-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image processing method using reference values to determine exposure state |
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| US5667944A (en) * | 1995-10-25 | 1997-09-16 | Eastman Kodak Company | Digital process sensitivity correction |
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| US5901243A (en) * | 1996-09-30 | 1999-05-04 | Hewlett-Packard Company | Dynamic exposure control in single-scan digital input devices |
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| JP2002281303A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理装置、方法及び記録媒体 |
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