JPH0722938B2 - 吸音断熱材の製造方法 - Google Patents
吸音断熱材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0722938B2 JPH0722938B2 JP62161482A JP16148287A JPH0722938B2 JP H0722938 B2 JPH0722938 B2 JP H0722938B2 JP 62161482 A JP62161482 A JP 62161482A JP 16148287 A JP16148287 A JP 16148287A JP H0722938 B2 JPH0722938 B2 JP H0722938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impregnated
- sound absorbing
- heat insulating
- insulating material
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は消音器の箱体等に用いられる吸音断熱材の製
造方法に関する。
造方法に関する。
(従来の技術) 消音器の箱体等の吸音性能とともに断熱性能を求められ
る機器は、グラスウール等の無機繊維体と熱硬化性樹脂
とを複合させた複合材料の吸音断熱材から構成されてい
る。近年、このような消音器の箱体は、構成組材の組成
が異なる複合材料を積層した積層複合材料から構成さ
れ、消音室を画成する内壁に無機繊維体の組成比率が大
きい複合材料を使用して吸音性能の向上を図り、また、
外壁に熱硬化性樹脂の組成比率が大きい複合材料を用い
て構造体としての剛性を維持する。
る機器は、グラスウール等の無機繊維体と熱硬化性樹脂
とを複合させた複合材料の吸音断熱材から構成されてい
る。近年、このような消音器の箱体は、構成組材の組成
が異なる複合材料を積層した積層複合材料から構成さ
れ、消音室を画成する内壁に無機繊維体の組成比率が大
きい複合材料を使用して吸音性能の向上を図り、また、
外壁に熱硬化性樹脂の組成比率が大きい複合材料を用い
て構造体としての剛性を維持する。
従来、このような吸音断熱材は、特開昭58-15883号公報
あるいは特開昭59-200297号公報等に記載されたものが
知られ、そして、特開昭61-41525号公報あるいは特開昭
61-144317号公報等に記載された方法で製造される。例
えば、特開昭61-41525号公報の製造方法は、マット状の
繊維体を略水平状態として、この繊維体の下面に成形剤
を含浸せしめた他の繊維体を重ね合せ、これら繊維体を
型によりプレス加工を施すようにしたものである。
あるいは特開昭59-200297号公報等に記載されたものが
知られ、そして、特開昭61-41525号公報あるいは特開昭
61-144317号公報等に記載された方法で製造される。例
えば、特開昭61-41525号公報の製造方法は、マット状の
繊維体を略水平状態として、この繊維体の下面に成形剤
を含浸せしめた他の繊維体を重ね合せ、これら繊維体を
型によりプレス加工を施すようにしたものである。
しかしながら、無機繊維体の組成比率が大きい複合材料
は脆弱であって振動によって剥離を生じる等のおそれが
ある。そこで、上述のような排気消音器にあっては、エ
ンジンからの排気を導く排気管と箱体との間にシリコン
ゴム等の耐熱弾性材料から成るブッシュを介設し、箱体
へ伝達されるエンジン振動の低減が図られる。そして、
上述のようなブッシュは、箱体に接着剤で固着され、振
動等による脱落が防止される。
は脆弱であって振動によって剥離を生じる等のおそれが
ある。そこで、上述のような排気消音器にあっては、エ
ンジンからの排気を導く排気管と箱体との間にシリコン
ゴム等の耐熱弾性材料から成るブッシュを介設し、箱体
へ伝達されるエンジン振動の低減が図られる。そして、
上述のようなブッシュは、箱体に接着剤で固着され、振
動等による脱落が防止される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のような排気消音器にあっては、箱
体に接着剤でブッシュを取り付けなければならないた
め、ブッシュの取付強度がブッシュの接着面あるいは箱
体の接着面の表面粗さ等の影響を受けやすく、安定した
品質を得ることが困難であるという問題点があった。
体に接着剤でブッシュを取り付けなければならないた
め、ブッシュの取付強度がブッシュの接着面あるいは箱
体の接着面の表面粗さ等の影響を受けやすく、安定した
品質を得ることが困難であるという問題点があった。
この発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、複合
材料等の樹脂を強固かつ確実に接合することができる吸
音断熱材の製造方法を提供し、吸音断熱材の品質を安定
させることを目的とする。
材料等の樹脂を強固かつ確実に接合することができる吸
音断熱材の製造方法を提供し、吸音断熱材の品質を安定
させることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、樹脂系複合材料を積層して成る音断熱材の
製造方法において、 マット状に成形された第1の無機繊維体に第1の熱硬化
性樹脂を含浸させて第1の含浸体を製造する工程と、該
第1の含浸体を加熱かつ加圧しつつ所定の形状の成形体
に成形する工程と、マット状に成形された第2の無機繊
維体に前記第1の熱硬化性樹脂と組成が相違する第2の
熱硬化性樹脂を含浸させて第2の含浸体を製造する工程
と、前記成形体の所定の面に前記第2の熱硬化性樹脂の
被覆層を形成する工程と、第2の含浸体を前記成形体の
被覆層に接触させて該成形体と第2の含浸体とを加熱か
つ加圧しつつ成形する工程と、を含むことが要旨であ
る。
製造方法において、 マット状に成形された第1の無機繊維体に第1の熱硬化
性樹脂を含浸させて第1の含浸体を製造する工程と、該
第1の含浸体を加熱かつ加圧しつつ所定の形状の成形体
に成形する工程と、マット状に成形された第2の無機繊
維体に前記第1の熱硬化性樹脂と組成が相違する第2の
熱硬化性樹脂を含浸させて第2の含浸体を製造する工程
と、前記成形体の所定の面に前記第2の熱硬化性樹脂の
被覆層を形成する工程と、第2の含浸体を前記成形体の
被覆層に接触させて該成形体と第2の含浸体とを加熱か
つ加圧しつつ成形する工程と、を含むことが要旨であ
る。
(作用) この発明にかかる吸音断熱材の製造方法によれば、第1
の含浸体を加熱、加圧して成形された成形体に熱硬化性
樹脂の被覆層を形成し、この成形体の被覆層に第2の含
浸体を接触させて第2の含浸体と成形体とを加圧、加熱
し、これらを一体化して成形する。このため、これらを
その結合面の表面粗さ等にかかわり無く強固かつ確実に
結合することができ、大量生産する場合でも安定した品
質が得られる。
の含浸体を加熱、加圧して成形された成形体に熱硬化性
樹脂の被覆層を形成し、この成形体の被覆層に第2の含
浸体を接触させて第2の含浸体と成形体とを加圧、加熱
し、これらを一体化して成形する。このため、これらを
その結合面の表面粗さ等にかかわり無く強固かつ確実に
結合することができ、大量生産する場合でも安定した品
質が得られる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)〜第1図(j)はこの発明の一実施例にか
かる吸音断熱材の製造方法を表し、製造工程における吸
音断熱材の断面図である。
かる吸音断熱材の製造方法を表し、製造工程における吸
音断熱材の断面図である。
この実施例における製造方法は、まず、第1図(a)お
よび第1図(b)に示すように、グラスウール等の無機
繊維の綿体11を容器12内に貯溜された熱硬化性弾性体
(第1の熱硬化性樹脂)のシリコンゴム溶液13L内に浸
漬し、綿体11にシリコンゴム溶液13Lを含浸させて第1
の含浸体14を作成する。次に、第1図(C)に示すよう
に、この第1の含浸体14を加熱しつつ上型15と下型16と
によって加圧して型成形し、第1図(d)に示すような
成形体17を製造する。続いて、第1図(e)に示すよう
に、この成形体17の所定の面に不飽和ポリエステル等の
熱硬化性樹脂(第2の熱硬化性樹脂)をハケ18等で塗布
して被覆層19aを形成する。
よび第1図(b)に示すように、グラスウール等の無機
繊維の綿体11を容器12内に貯溜された熱硬化性弾性体
(第1の熱硬化性樹脂)のシリコンゴム溶液13L内に浸
漬し、綿体11にシリコンゴム溶液13Lを含浸させて第1
の含浸体14を作成する。次に、第1図(C)に示すよう
に、この第1の含浸体14を加熱しつつ上型15と下型16と
によって加圧して型成形し、第1図(d)に示すような
成形体17を製造する。続いて、第1図(e)に示すよう
に、この成形体17の所定の面に不飽和ポリエステル等の
熱硬化性樹脂(第2の熱硬化性樹脂)をハケ18等で塗布
して被覆層19aを形成する。
一方、第1図(f)および第1図(g)に示すように、
グラスウール等の無機繊維をマット状に成形した綿体20
を容器21内に貯溜された熱硬化性樹脂の不飽和ポリエス
テル樹脂(以下、ポリエステルと略記する)の溶液19L
に浸漬し、綿体20にポリエステルの溶液19Lを含浸させ
て第2の含浸体22を作成する。そして、第1図(h)に
示すように、この第2の含浸体22の上面にハケ23等でポ
リエステル19Lを塗布して被覆層19bを形成する。次に第
1図(i)に示すように、前述の成形体17に被覆層19a
上で第2の含浸体22を重ね合せ、これらを加熱しつつ上
型24と下型25とによって加圧して型成形する。この時、
第2の含浸体22はその被覆層19bから浸出するポリエス
テルおよび成形体17の被覆層19aのポリエステルによっ
て成形体17に強固に結合され、第1図(j)に示すよう
なシリコンゴム層26aとポリエステル26bとが積層された
完成品としての吸音断熱材26を得る。
グラスウール等の無機繊維をマット状に成形した綿体20
を容器21内に貯溜された熱硬化性樹脂の不飽和ポリエス
テル樹脂(以下、ポリエステルと略記する)の溶液19L
に浸漬し、綿体20にポリエステルの溶液19Lを含浸させ
て第2の含浸体22を作成する。そして、第1図(h)に
示すように、この第2の含浸体22の上面にハケ23等でポ
リエステル19Lを塗布して被覆層19bを形成する。次に第
1図(i)に示すように、前述の成形体17に被覆層19a
上で第2の含浸体22を重ね合せ、これらを加熱しつつ上
型24と下型25とによって加圧して型成形する。この時、
第2の含浸体22はその被覆層19bから浸出するポリエス
テルおよび成形体17の被覆層19aのポリエステルによっ
て成形体17に強固に結合され、第1図(j)に示すよう
なシリコンゴム層26aとポリエステル26bとが積層された
完成品としての吸音断熱材26を得る。
上述のように成形された吸音断熱材26は、接着強度が接
着面の表面粗さ等の影響を受ける接着剤を用いないた
め、安定した品質が得られる。
着面の表面粗さ等の影響を受ける接着剤を用いないた
め、安定した品質が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかる吸音断熱材の製
造方法によれば、組成が異なる2つの樹脂材を接着剤を
用いることなく無く一体的に強固かつ確実に結合でき、
安定した品質が得られる。
造方法によれば、組成が異なる2つの樹脂材を接着剤を
用いることなく無く一体的に強固かつ確実に結合でき、
安定した品質が得られる。
第1図はこの発明の一実施例にかかる吸音断熱材の製造
方法を表わし、製造工程における吸音断熱材の断面図で
ある。 11……綿体 13L……シリコンゴム溶液 15……上型 16……下型 17……成形体 19a……被覆層 19b……被覆層 19L……ポリエステル溶液 20……綿体 22……第2の含浸体 24……上型 25……下型 26……吸音断熱材 26a……シリコンゴム層 26b……ポリエステル層
方法を表わし、製造工程における吸音断熱材の断面図で
ある。 11……綿体 13L……シリコンゴム溶液 15……上型 16……下型 17……成形体 19a……被覆層 19b……被覆層 19L……ポリエステル溶液 20……綿体 22……第2の含浸体 24……上型 25……下型 26……吸音断熱材 26a……シリコンゴム層 26b……ポリエステル層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:00
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂系複合材料を積層して成る吸音断熱材
の製造方法において、 マット状に成形された第1の無機繊維体に第1の熱硬化
性樹脂を含浸させて第1の含浸体を製造する工程と、該
第1の含浸体を加熱かつ加圧しつつ所定の形状の成形体
に成形する工程と、マット状に成形された第2の無機繊
維体に前記第1の熱硬化性樹脂と組成が相違する第2の
熱硬化性樹脂を含浸させて第2の含浸体を製造する工程
と、前記成形体の所定の面に前記第2の熱硬化性樹脂の
被覆層を形成する工程と、第2の含浸体を前記成形体の
被覆層に接触させて該成形体と第2の含浸体とを加熱か
つ加圧しつつ成形する工程と、を備えることを特徴とす
る吸音断熱材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62161482A JPH0722938B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | 吸音断熱材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62161482A JPH0722938B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | 吸音断熱材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS645812A JPS645812A (en) | 1989-01-10 |
| JPH0722938B2 true JPH0722938B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15735923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62161482A Expired - Fee Related JPH0722938B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | 吸音断熱材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722938B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101293292B1 (ko) * | 2011-04-05 | 2013-08-09 | 김영덕 | 파이프형 단열재 성형방법 및 파이프형 단열재를 구비한 히터 자켓 제조방법 |
-
1987
- 1987-06-29 JP JP62161482A patent/JPH0722938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645812A (en) | 1989-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4664955A (en) | Natural stone facing composite laminate | |
| US3141809A (en) | Mineral fiber laminate and method of making same | |
| KR950007550B1 (ko) | 샌드위치 구조물로 부터 일정한 형상의 부품을 제작하는 방법(A Method of making a shaped article from a sandwich construction) | |
| JPS6137107B2 (ja) | ||
| JPH0245135A (ja) | 自動車用内装材及びその製造方法 | |
| JPH0390340A (ja) | サンドイッチ構造体及びその製造方法 | |
| JPS60145413A (ja) | 車輌及びエンジンの消音用殻状成形体の製造方法 | |
| JPH0722938B2 (ja) | 吸音断熱材の製造方法 | |
| JP2632297B2 (ja) | 積層体及びその製造方法 | |
| JP2791784B2 (ja) | 剛性芯材の製造方法 | |
| JPH05286069A (ja) | フェノ−ル樹脂成形体及びその製造方法 | |
| JPH02162032A (ja) | ハニカムサンドイッチ構造体とその製造方法 | |
| JP3118036B2 (ja) | 断熱吸音材の製造方法 | |
| JPS6366361A (ja) | 成形物品に熱成形するための繊維マット | |
| JPH0330901A (ja) | 改質木材の製造方法 | |
| JPH0513566Y2 (ja) | ||
| JPH1086281A (ja) | ロックウールボードの製造方法 | |
| JPH07121567B2 (ja) | 深絞り可能な軽量防音材 | |
| JPH01156562A (ja) | 繊維成形体 | |
| JP3089061B2 (ja) | 断熱吸音体の製造方法 | |
| JPS6236397Y2 (ja) | ||
| JP2979343B2 (ja) | 成形用基材とその製造方法ならびにこの成形用基材を用いた成形体。 | |
| JPH0423911B2 (ja) | ||
| JPH0475817B2 (ja) | ||
| JPH05269921A (ja) | 木質化粧板の成形方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |