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JPH072402B2 - メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの一体化成型体の製造方法 - Google Patents
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JPH072402B2 - メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの一体化成型体の製造方法 - Google Patents

メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの一体化成型体の製造方法

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JPH072402B2
JPH072402B2 JP60208392A JP20839285A JPH072402B2 JP H072402 B2 JPH072402 B2 JP H072402B2 JP 60208392 A JP60208392 A JP 60208392A JP 20839285 A JP20839285 A JP 20839285A JP H072402 B2 JPH072402 B2 JP H072402B2
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methacrylic resin
mixture
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curable silicone
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實 西山
武彦 加藤
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東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はメタクリル系樹脂とシリコーンゴムとの一体
化成型体の製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、メタクリル樹脂層とシリコーンゴム層とからなる
一体化成型体及びその製造方法が知られており、主にシ
リコーンゴムで裏装された義歯床及びその製造方法とし
て提案されている(特公昭44−5516号、特開昭55−3817
2号参照)。従来公知の一体化成型体は、メタクリル樹
脂層とシリコーンゴム層とが直接接触するように一体化
している。また、従来公知の一体化成型体は、メタクリ
ル樹脂成型体にシラン系プライマーを塗布しその上に室
温硬化性シリコーンゴム組成物を塗布して硬化させる
か、型内にメタクリル樹脂粒子とそのモノマーとラジカ
ル重合触媒を混和錬成した餅状物と付加反応硬化型シリ
コーンゴム組成物を層状に填入し、加圧下加熱して硬化
させることにより製造されている。
[従来技術の問題点] メタクリル樹脂層とシリコーンゴム層とからなる一体化
成型体はメタクリル樹脂とシリコーンゴムが異質の材料
であるため接着耐久性が必ずしも大きくないという欠点
がある。また、上述の従来公知の製造方法のうちプライ
マーを使用する製造方法は、プライマー中の有機溶剤に
よりメタクリル樹脂に亀裂が生じたり、形状が複雑であ
るとプライマーの塗り方が難しいという欠点があり、プ
ライマーを使用しない製造方法は餅状混合物が良好な状
態にある短期間に硬化性シリコーンゴム組成物を填入し
ないと良好な接着が得られないため、良好な接着を得る
のに熟練を必要とするという難点がある。
[問題点の解決手段とその作用] この発明は、従来技術の上記欠点,難点を解消すべくな
されたものであり、メタクリル系樹脂層とシリコーンゴ
ム層とからなり、両層間の接着耐久性が優れた一体化成
型体を確実、かつ、簡易に製造する方法を提供すること
を目的とする。
この目的は、型内にメタクリル系樹脂粒子とそのモノマ
ーとラジカル重合触媒からなる餅状混合物、該混合物と
硬化性シリコーンゴム組成物との混合物及び硬化性シリ
コーンゴム組成物を層状に填入し、型を閉じて加圧加熱
下硬化させることによって達成される。
まず、メタクリル系樹脂層とシリコーンゴム層とが、メ
タクリル系樹脂とシリコーンゴムの混合物層を介して一
体化されている成型体における各層について説明する
に、メタクリル系樹脂層はポリメチルメタクリレートの
みから構成されていてもよいし、ポリメチルメタクリレ
ートの他に充填材や少量の顔料、安定剤などの添加剤、
あるいは重合触媒の未分解残渣を含有していてもよい。
また、ポリメチルメタクリレートはメチルメタクリレー
トのみのポリマーであってもよいし、少量の他ビニルモ
ノマー、例えば、アルキルメタクリレート、メチルアク
リレート、アルキルアクリレートまたはエチレングリコ
ールジメタクリレートとのコポリマーであってもよい。
変形、ひび割れの防止や機械的強度の向上といった観点
からメタクリレート100〜85重量%とエチレングリコー
ルジメチルメタクリレート15〜0(0を含まない)重量
%のコポリマーが好ましい。シリコーンゴム層は、白金
系触媒使用の付加反応硬化型シリコーンゴム、有機過酸
化物触媒使用のラジカル反応硬化型シリコーンゴム、縮
合反応硬化型シリコーンゴム等のいずれであってもよい
が、接着性、硬化の迅速性の点から前二者が好ましい。
ここで、白金系触媒作用の付加反応硬化型シリコーンゴ
ムの代表例は、両末端ビニル基封鎖ジオルガノポリシロ
キサン、オルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび
白金系触媒を主剤とするものであり、有機過酸化物触媒
使用のラジカル反応硬化型シリコーンゴムの代表例は、
ビニル基含有ジオルガノポリシロキサンと有機過酸化物
触媒を主剤とするものである。シリコーンゴムは補強性
充填剤を含有していて強度が大きく、JIS−K6301による
硬度が20〜70のものが好ましく、歯科用成型体に使用す
るときは30〜50が好ましい。シリコーンゴムは増量充填
剤、耐熱剤、γ−メタクリロキシプロピルトリアルコキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリアルコキシシ
ランのような接着促進剤、顔料、付加反応遅延剤等の添
加剤を含有していてもよい。
メタクリル系樹脂とシリコーンゴムとの混合物層を構成
するメタクリル系樹脂とシリコーンゴムは前述のとおり
であり、メタクリル系樹脂とシリコーンゴムが少なくと
もほぼ均一に混合していることが好ましく、いわゆる相
互侵入型網状物、すなわちIPN層を形成していることが
より好ましい。両者が少なくともほぼ均一に混合するこ
とにより、両者の中間的な性状を具備し、メタクリル系
樹脂層とシリコーンゴム層双方への接着性、その耐久性
が向上する。
メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの混合比率は、特に
制限されないが、接着性、その耐久性の点で重量比で
(2:8)〜(8:2)が好ましく、(4:6)〜(6:4)がより
好ましい。
メタクリル系樹脂層、シリコーンゴム層、メタクリル系
樹脂とシリコーンゴムとの混合物層いずれもその形状は
特に制限されず、シート状、板状、ブロック状、義歯床
とその裏装材のような特定の物品の形状などであっても
よい。
次に、メタクリル系樹脂層とシリコーンゴム層とが、メ
タクリル系樹脂とシリコーンゴムの混合物層を介して一
体化された成型体の製造方法について説明するに、いく
つかの製造方法が有り得るが、最も好ましいのは、型内
にメタクリル系樹脂粒子とそのモノマーとラジカル重合
触媒からなる餅状混合物、該餅状混合物と硬化性シリコ
ーンゴム組成物との混合物及び硬化性シリコーンゴム組
成物を層状に投入し、型を閉じて加圧加熱下硬化させる
という製造方法である。
ここで使用するメタクリル系樹脂粒子は前述したとおり
であり、餅状混合物のつくりやすさの点で微球状のもの
が好ましい。また、モノマーとしては、メチルメタクリ
レートのみでもよいし、メチルメタクリレートと少量の
その他のアルキルメタクリレート、メチルアクリレー
ト、アルキルアクリレートまたはエチレングリコールジ
メタクリレートとの混合物であってもよい。ラジカル重
合触媒としてはベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、ジ(t−ブチル)パーオキサイド、ジラ
ウリルパーオキサイドのような有機過酸化物、α,α′
−アゾビスイソブチロニトリルが例示される。ラジカル
重合触媒はメタクリル系樹脂およびそのモノマーと混合
されるのが常態であるが、メタクリル系樹脂粒子中にラ
ジカル重合触媒が残存しているときは、該触媒を別途添
加する必要は必ずしもない。ラジカル重合触媒の含有量
は、メタクリル系樹脂とそのモノマーの合計量の0.2〜
1.0重量%が好ましい。メタクリル系樹脂とそのモノマ
ーとラジカル重合触媒からなる餅状混合物は、メタクリ
ル系樹脂粒子、好ましくは粒子径30〜500μmの微小球
のものとそのモノマーが重量比で(1〜3):1、好まし
くは略2:1になるように混合して密閉容器中に保存する
ことにより得られる。混合物は当初は湿った砂のような
状態となり、次に糸引状となり、次につきたての餅状と
なり、最後にゴム状となるが、つきたての餅状のものを
成型に供する。
つきたての餅状では、メタクリル系樹脂がそのモノマー
により膨潤溶解して、粘度がほぼ均一となり可塑性を呈
している。
硬化性シリコーンゴム組成物には、大別して白金系触媒
使用の付加反応硬化型シリコーンゴム組成物と有機過酸
化物触媒使用のラジカル重合反応硬化型シリコーンゴム
組成物と縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物がある
が、各層間の接着性の点で前二者が好ましく、比較的低
温で急速に硬化し、副生物が発生しない点で付加反応硬
化型が最も好ましい。
硬化性シリコーンゴム組成物には、大別して液状ないし
ペースト状のものと粘土状のものがあるが、型内での流
動性の点で液状ないしペースト状のものが好ましく、か
つ、チキソトロピックなものが好ましい。硬化性シリコ
ーンゴム組成物は、流動性と機械的強度の点で補強性充
填剤を含有していて、硬化後のJIS−K6301による硬度が
20〜70のものが好ましく、成型体が歯科用成型体である
ときは、30〜50が好ましい。
メタクリル系樹脂とそのモノマーとラジカル重合触媒か
らなる餅状混合物と硬化性シリコーンゴム組成物との混
合物は、両者を重合・硬化しないような温度の下でヘ
ラ、ミキサー等で混合してつくる。両者の比率は特に限
定されないが、接着性、その耐久性の点で重量比で(2:
8)〜(8:2)が好ましく、(4:6)〜(6:4)がより好ま
しい。
両者を混合後、減圧下に置いて抱き込んだ気泡を除去す
ると接着強度が一段と向上する。
成型に使用する型は、内容物を密封でき、加圧加熱に耐
え得るものであれば石こう型、金型、セラミック型等の
いずれでもよいが割型が操作しやすい。石こう型は種々
の形状の陰型をつくりやすく、成型後に石こう層を破壊
して成型物を取り出せるので便利である。
本発明の成型体を製造するには、型内にメタクリル系樹
脂とそのモノマーとラジカル重合触媒からなる餅状混合
物を層状に填入し、ついで該餅状混合物と硬化性シリコ
ーンゴム組成物との混合物を該餅状混合物に密接するよ
うに層状に填入し、ついで該餅状混合物と硬化性シリコ
ーンゴム組成物との混合物層に密接するように硬化性シ
リコーンゴム組成物を層状に填入する。この際填入順序
を全く逆にしてもよい。型内面および割型の接合面にア
ルギン酸ナトリウム水溶液のような離型剤をうすく塗布
しておくと、成型品が取り出しやすい。ついで型を閉じ
て加圧加熱下内容物を硬化させる。加熱時間と温度は内
容物のすべてが完全に硬化する条件を適宜選ぶとよい。
型を加圧加熱するには、型をプレス等で挟圧して温水浴
または熱風オーブン中に投入してもよいし、型を電熱プ
レス成型機の熱板間に挟圧して加熱してもよい。内容物
が硬化後、型を取り出して放冷し、型を開いて成型物を
取り出す。
[実施例] 次に、この発明の実施例を説明する。実施例中の部数は
重量部であり、粘度は25℃における値である。
実施例1 第1図は、この発明の一実施例の一体化成型体の斜視図
であり、ポリメチルメタクリレート樹脂層1とシリコー
ンゴム層2とが、ポリメチルメタクリレート樹脂とシリ
コーンゴムの混合物層3を介して接着し一体化してい
る。
ここで、シリコーンゴム層は白金系触媒使用の付加反応
硬化型シリコーンゴムでできており、ポリメチルメタク
リレート樹脂とシリコーンゴムの配合比率は重量比で2:
1である。
この一体化成型体は、次の方法により製造した。すなわ
ち、歯科用の金属製フラスコ一対のうち、フラスコの下
盒に石こう泥をほぼいっぱいに流し込み、60mm×13mm×
19mmのワックスブロックを60mm×13mmの一面が上面とな
るように埋没させた。石こうが硬化後、石こう面に離型
剤を塗布し、これにフラスコの上盒を重ねて、これに石
こう泥を流し込み硬化させた。次に、上盒と下盒を分離
しワックスブロックを溶融して流出させ、60mm×13mm×
16mmの陰型を有する石こう割型を作成した。平均粒子型
50μmのポリメチルメタクリレート樹脂球状粒子とメチ
ルメタクリレートを重合比で2:1の比率で混合し、両者
の0.5重量%のベンゾイルパーオキサイドを添加混合
し、シャーレ中に保管した。室温下で放置してつきたて
の餅上になったところで、上記石こう型の陰型の左端28
mmを埋めるように中子を使って填入した。
次に、上記の餅状混合物と白金系触媒使用の付加反応硬
化型シリコーンゴム組成物を重量比で2:1の比率でよく
混合して、石こう型内の餅状混合物に隣接するように4m
mの長さに填入した。なお、上記の付加反応硬化型シリ
コーンゴム組成物は、両末端ビニル基封鎖ジメチルポリ
シロキサン(粘度2000cs)100部、(CH32CH2=CHSiO1
/2単位とSiO4/2単位からなるトルエン可溶性共重合体40
部、両末端トリメチルシロキサン基封鎖メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン(粘度10cs)7.0部、ヘキサメチ
ルジシラザンで疎水化処理した比表面積200m2/gのヒュ
ームドシリカ37部、塩化白金酸とジビニルテトラメチル
ジシロキサンの錯体触媒を白金重量として全体量の12pp
mおよびメチルビニルシクロテトラシロキサン0.5部を均
一に混合したものであり、チキソトロピックなペースト
状である。硬化後の硬度は50である。この付加反応硬化
型シリコーンゴム組成物を、石こう型内の餅状混合物と
付加反応硬化型シリコーンゴム組成物との混合物に隣接
するように28mmの長さに填入した。石こう面同士が接す
るように上下のフラスコを合わせ、フラスコプレスで加
圧し、クランプで両フラスコを留めた。これを70℃の水
中に60分間投入し、ついで100℃の水中に120分間投入し
た。水中から取り出して室温下放冷し、フラスコを開
け、石こうを壊して大きさが60mm×13mm×19mmの成型体
を取り出した。メタクリル樹脂とそのモノマーの餅状混
合層、餅状混合物と付加反応硬化型シリコーンゴム組成
物との混合物層、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
層のいずれも十分に硬化しており、かつ、相互によく接
着しており、成型体の両端をもって45゜の角度に50回屈
曲しても相互に剥離しなかった。成型体の両端を反対方
向に引張ったところシリコーンゴム層の凝集破壊であっ
た。この成型作業を5回繰り返したが上記同様の結果を
得た。
比較例1 実施例1において、餅状混合物と付加反応硬化型シリコ
ーンゴム組成物との混合物を使用しない以外は、同一の
条件でポリメチルメタクリレート樹脂とシリコーンゴム
の一体化成型体を製造した。この成型体の両端をもって
45゜の角度に4〜5回屈曲ところ部分的に剥離した。こ
の成型体の両端を反対方向に引っ張ったところポリメチ
ルメタクリレート樹脂層とシリコーンゴム層の界面剥離
が主体であった。この成型作業を5回繰り返したが上記
同様の結果を得た。
実施例2 実施例1における餅状混合物と付加反応硬化型シリコー
ンゴム組成物の混合比を重量比で1:2にした他は同様の
条件で一体化成型体を製造し、実施例1と同様の結果を
得た。
実施例3 第2図は、この発明の別の実施例の一体化成型体の斜視
図である。
人工歯4が植立した基部5はポリメチルメタクリレート
樹脂製であり、ポリメチルメタクリレート樹脂とシリコ
ーンゴムとの混合物層3を介してシリコーンゴム層2に
より裏装されている。
ここで、シリコーンゴム層2は白金系触媒使用の付加反
応硬化型シリコーンゴムでできており、混合層3のポリ
メチルメタクリレート樹脂とシリコーンゴムの配合比率
は重量比で1:1である。この一体化成型体は次の方法に
より製造された。
すなわち、患者の口腔内の形態の型取りにより作られた
模型上で人工歯を植立し、排列したろう義歯を作成し
た。これを歯科用フラスコ内の石こう泥中に埋設し、石
こうを固めた。歯科用フラスコを加熱して流ろうして石
こう割型を作製した。実施例1のポリメチルメタクリレ
ート樹脂とメチルメタクリレートとベンゾイルパーオキ
サイドからなる餅状混合物と同じ餅状混合物の一部を石
こう割型の陰型内に填入し、上記餅状混合物と付加反応
硬化型シリコーンゴム組成物の重量比で1:1の混合物を
上記餅状混合物層上に薄く填入し、上記餅状混合物と付
加反応硬化型シリコーンゴム組成物の混合物層上に付加
反応硬化型シリコーンゴム組成物を填入した。ここで、
付加反応硬化型シリコーンゴム組成物は、両末端ビニル
基封鎖ジメチルポリシロキサン(粘度5000cs)100部、
両末端シラノール基封鎖メチルビニルシロキサン(粘度
40cs)6.0部、ジメチルジクロルシランで表面処理した
比表面積200m2/gのヒュームドシリカ35部、両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキ
サン3.4部および塩化白金酸を白金重量として組成物全
体量の10ppmからなり、室温下でチキソトロピックなペ
ースト状を呈していた。硬化後の硬度は40である。
上下フラスコを閉じフラスコプレスで挟圧し、クランプ
で上下フラスコを留めた。これを70℃の水中に60分間投
入し、ついで100℃の水中に120分間投入後フラスコを取
り出し、室温下放冷しフラスコを開け、石こうを破壊し
て、メタクリレート樹脂製基部の裏面が、メタクリル樹
脂と付加反応硬化型シリコーンゴム組成物の1:1混合物
層を介して付加反応硬化型シリコーンゴム層で裏層され
た義歯床を取り出した。
この義歯床は、ポリメチルメタクリレート樹脂製基部、
ポリメチルメタクリレート樹脂と付加反応硬化型シリコ
ーンゴムとの混合物層および付加反応硬化型シリコーン
ゴム層のいずれでもよく硬化しており、かつ、相互によ
く接着しており、義歯床裏面は弾力感に富んでいた。こ
の成型作業を3回繰り返したが、上記同様の良好な結果
を得た。
実施例4 実施例3における付加反応硬化型シリコーンゴムに替え
て、有機過酸化物触媒使用のラジカル反応硬化型シリコ
ーンゴム組成物を使用する以外は実施例3と同一条件で
一体化成型体を製造した。
ただし、一体化成型体をフラスコから取り出した後、70
℃の熱水中に2時間浸漬して有機過酸化物の分解物を除
去した。
ここで、有機過酸化物触媒使用のラジカル反応硬化型シ
リコーンゴム組成物は、両末端ビニル基封鎖ジメチルポ
リシロキサン(粘度10000cs)100部、(CH32CH2=CHS
iO1/2単位とSiO4/2単位からなるトルエン可溶性共重合
体レジン5部、ジメチルジクロルシランで処理した比表
面積200m2/gのヒュームドシリカ30部、1,1−ビス−t−
ブチルパーオキシ−3,3,3−トリメチルシクロヘキサン
1.0部からなるチキソトロピックなペースト状物であ
り、硬化後の硬度が35である。
この義歯床は、メチルメタクリレート樹脂製基部、メチ
ルメタクリレート樹脂とラジカル反応硬化型シリコーン
ゴムとの混合層、ラジカル反応硬化型シリコーンゴム層
のいずれでもよく硬化しており、かつ、相互によく接着
しており、義歯床裏面は弾力感に富んでいた。この成型
作業を3回繰り返したが、上記同様の良好な結果を得
た。
[発明の効果] この発明のメタクリル系樹脂層とシリコーンゴム層とが
メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの混合層を介して一
体化された成型体の製造方法は、型内にメタクリル系樹
脂とそのモノマーとラジカル重合触媒からなる餅状混合
物、該混合物と硬化性シリコーンゴム組成物の混合物及
び硬化性シリコーンゴム組成物を層状に填入し、型を閉
じて加熱加圧下硬化させるので、各層間が相互によく接
着し、接着耐久性の優れた一体化成型体を確実、かつ、
簡易に製造できるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1の一体化成型体であり、第
2図はこの発明の実施例3の一体化成型体の平面図であ
り、第3図はこの発明の実施例3の一体化成型体の裏面
図であり、第4図は第2図におけるI−I線の断面図で
ある。 1……ポリメチルメタクリレート樹脂層 2……シリコーンゴム層 3……ポリメチルメタクリレート樹脂とシリコーンゴム
の混合物層 4……人工歯 5……ポリメチルメタクリレート樹脂製基部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型内にメタクリル系樹脂粒子とそのモノマ
    ーとラジカル重合触媒からなる餅状混合物、該混合物と
    硬化性シリコーンゴム組成物の混合物及び硬化性シリコ
    ーンゴム組成物を層状に投入し、型を閉じて加圧加熱下
    硬化させることを特徴とする、メタクリル系樹脂層とシ
    リコーンゴム層とが、メタクリル系樹脂とシリコーンゴ
    ムの混合物層を介して一体化された成型体の製造方法。
  2. 【請求項2】メタクリル系樹脂層が義歯床基部であり、
    シリコーンゴム層が裏装材であり、成型体が歯科用成型
    体である特許請求の範囲第1項記載の一体化された成型
    体の製造方法。
JP60208392A 1985-09-20 1985-09-20 メタクリル系樹脂とシリコーンゴムの一体化成型体の製造方法 Expired - Lifetime JPH072402B2 (ja)

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US4375505A (en) * 1981-10-22 1983-03-01 Eastman Kodak Company Fuser member

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