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JPH0728626B2 - 固形物の送出装置 - Google Patents
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JPH0728626B2 - 固形物の送出装置 - Google Patents

固形物の送出装置

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JPH0728626B2
JPH0728626B2 JP61240072A JP24007286A JPH0728626B2 JP H0728626 B2 JPH0728626 B2 JP H0728626B2 JP 61240072 A JP61240072 A JP 61240072A JP 24007286 A JP24007286 A JP 24007286A JP H0728626 B2 JPH0728626 B2 JP H0728626B2
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shovel
casing
spring
delivery device
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、餌、合成樹脂成形原料ペレット、あるいは砕
氷などの固形物を遠方に投げて送出する装置に関し、特
に、餌を投げて給餌する養殖漁業用の給餌装置に最適の
送出装置に関する。
【従来の技術】
ハマチ、鯛、ヒラメ等の海水性養魚や、錦鮭、鮎等の淡
水性養魚に与える餌として、冷凍魚を解凍した生餌以外
に、一定の粒形状に整形して乾燥したペレット餌及び未
乾燥状態で冷蔵保管したモイストペレット餌が養魚用餌
として多用されている。 養魚餌を養魚いけすの水面に向かって給餌するのに使用
される固形物の送出装置として現在最も多用されている
装置は、空気搬送式の固形物の送出装置である。この装
置は、ホッペ内に解凍した魚や、乾燥ペレット、モイス
トペレット等を投入し、この餌を原動機によって回転す
るロータリーフィーダーに供給して、ブロアによる圧力
空気によって、餌を高速の空気流によって吹き飛ばし、
養魚池に散布するものである。この装置は、餌を養魚池
に散布するので、投餌機と呼ばれている。 この投餌機は、大量の圧縮空気により餌を吹き飛ばす構
造であり、ルーツブロア等の大型の圧縮機が必要で、所
要動力も、時間当りの散布量が0.5トン程度のもので、1
0馬力以上の動力を要するのである。又、大容量ブロア
独得の大きな騒音が発生し、その騒音のため、給餌時に
養魚が水中深く潜没して浮上せず、捕食効率が悪くなる
のである。 固形物を遠方に投げない自動給餌装置も開発されてい
る。この装置は、ホッパ内にあらかじめ供給された乾燥
ペレット餌(通称ドライペレット)を原動機に附勢され
たスクリューフィーダーによって単位時間内に定量排出
し、下方の養魚池に落下して給餌するものであり、タイ
マーにより給餌を発停し、長時間をかけて、自動的に給
餌するものである。 この構造の給餌装置は、ドライペレット専用であり、モ
イストペレットや生餌には、ブリッヂ現象が発生してホ
ッパからスクリューフィーダーに落下せず、排出不能と
なる。又、餌を水平方向に投げる機能と散布する機能が
ないので、養魚池の真上に設置しなければならない制約
がある。 さらに、筒状のケーシング内で羽根を固定するドラムを
回転し、ドラムの羽根で供給される餌を加速してケーシ
ングに接線方法に設けた放出筒から投げ飛ばす投餌機が
実開昭60-162451号公報に記載される。
【発明が解決しようとする課題】
この公報に記載される投餌機は、簡単な機構で餌を投げ
飛ばすことができる特長がある。しかしながら、この投
餌機は投げ飛ばす餌の種類によっては、餌がばらばらに
なってしまう欠点がある。高速回転する羽根に餌が衝突
して加速されるからである。餌がばらばらになるのを防
止するために、羽根の回転速度を遅くすると、餌を高速
に加速できなくなって、餌を効率よく遠くまで飛ばすこ
とができなくなる。 ところで、投縄の投てき装置として、スプリングの付勢
力で回転アームの先端に設けたバケットを加速する装置
も開発されている(特開昭60-224433号公報)。この公
報に記載される装置は、モーターと回転アームとの間に
一方クラッチを連結し、回転アームの回転軸をスプリン
グで加速して回転するようにしている。この装置は、ス
プリングで投縄を投げ出すことはできるが、餌等の固形
物を効率よく投げ飛ばすことが難しい。回転アームのバ
ケットに固形物を供給することが難しいからである。 本発明は、従来の固形物の送出装置が有するこれ等の欠
点を除去することを目的に開発されたもので、本発明の
重要な目的は、所要動力が少なく、運転時に騒音が発生
せず、固形物を投げて移送できる固形物の送出装置を提
案するにある。 又、本発明の他の重要な目的は、合成樹脂成形用原料ペ
レットや砕氷等の硬い固形物は言うに及ばず、柔らかく
て形状が壊れ易い固形物、例えば、生餌、特にモイスト
ペレット等の固形物も、その形状を壊すことなく移送
し、必要ならば、移送と同時に散布も可能である固形物
の送出装置を提案することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明の固形物の送出装置は、原動機1で回転されるシ
ャフト2と、このシャフト2に半径方向に固定されてい
る投アーム5と、原動機1とシャフト2との間に連結さ
れている一方クラッチ3と、シャフト2に連結されたク
ランク8に連結されてシャフト2を加速するスプリング
9とを備える。投アーム5は先端に固形物をすくい取っ
て移送するショベル4を有する。一方クラッチ3は、原
動機1の回転方向にのみ駆動トルクをシャフト2に伝達
する。スプリング9は一端をクランク8に連結し、クラ
ンク8を介してシャフト2を原動機1の回転方向に加速
して高速回転させる。 さらに本発明の送出装置は、投アーム5に固定されたシ
ョベル4の回転軌跡の外周に接近し、かつ、回転軌跡の
接線方向に投出口6を開口してなる容器形状のケーシン
グ7を配設している。ケーシング7に固形物が供給され
ると、供給された固形物はケーシング7に沿って回転す
る投アーム5のショベル4にすくい取られ、固形物をす
くい取ったショベル4は、スプリング9に回転加速され
て固形物をケーシング7の投出口6から投げ出すように
構成されている。
【作用】
本発明の固形物の送出装置は、ケーシングに供給された
固形物を、投アームの先端に固定されてケーシングに沿
って回転するショベルですくい取り、その後にショベル
を加速してすくい取った固形物を加速して投げ飛ばす。
ショベルは、ケーシングに供給された固形物をすくい取
るときにゆっくりと移動し、すくい取った固形物を投げ
飛ばすときには加速回転して固形物を遠くに投げ飛ば
す。ショベルがケーシングの固形物をすくい取るときに
ゆっくりと回転されるのは、原動機がショベルを回転さ
せると共に、シャフトに連結しているスプリングを伸長
するなどの方法でエネルギーを与えるからである。シャ
フトが固形物を投げ飛ばすときに高速回転されるのは、
スプリングがシャフトを回転方向に加速するからであ
る。このように、ケーシング内をゆっくりと回転して固
形物をすくい取るショベルは、固形物に過大な衝撃を与
えることがなく、破損しやすい固形物を型くずれさせな
いですくい取る。また、すくい取った固形物を効率よく
遠くに飛ばせて送出する。
【好ましい実施例】
以下、本発明の実施例にかかる送出装置が、投餌装置に
使用された具体例を図面に基づいて説明する。 第1図に示す送出装置は、原動機1と、この原動機1の
回転駆動をシャフト2に伝達する一方クラッチ3と、一
方クラッチ3で回転されるシャフト2に連結されて先端
にショベル4を有する投アーム5と、投アーム5の回転
軌跡に接近して投出口6が開口するケーシング7と、シ
ャフト2を高速回転するクランプ8並びにスプリング9
を備える。 原動機1はシャフト2をゆっくりと回転し、かつ、シャ
フト2にクランク8を介して連結されたスプリング9の
弾力性に抗してシャフト2を回転できるトルクのギヤー
ドモーターが使用される。原動機1は、ゆっくりとシャ
フト2をショベル4が餌を投げる方向に回転する。 一方クラッチ3は、原動機1でシャフト2が回転され、
かつ、スプリング9でシャフト2で原動機1の回転速度
より遠く高速回転されるときは、原動機1の回転速度に
より速くシャフト2が自由に回転できるように、原動機
1の回転方向にのみ駆動トルクを伝達し、これと反対の
方向、即ち、第1図に於て、シャフト2が原動機1に対
して矢印Aの方向に回転するときに、シャフト2と原動
機1との連結を解除する総てのクラッチが使用できる。 シャフト2は軸受(図示せず)を介してそれ自体が回転
自在に、しかも水平に支承されている。水平に支承され
たシャフト2は、投アーム5が垂直面内で回転するの
で、餌を最も遠方に飛ばすことができる。 投アーム5は、半径方向に延長してシャフト2に一端が
固定され、先端のショベル4は、ケーシング7内の餌を
効率よく抄い取って投げることができるように、中央が
凹み、前方が開口したホッパー状に形成されている。 ケーシング7は、上方から餌が供給でき、かつ供給され
た餌を、第2図で示すように水平面に対して30〜60度上
向きに投げることができるように、上方が開口されて固
形物供給口10と投出口6とが開口されている。 ケーシング7の全体形状は、内部に供給された餌をショ
ベル4が抄い取って投げることができるように、ショベ
ル4の回転軌跡に接近する中空円盤状に形成されてい
る。 ショベル4の先端外周は円軌道を回転する。従って、第
1図と第2図とに示すように、ケーシング7の外周を円
弧状に形成し、この円弧状内面がショベル4の先端外周
と例えば0.1〜5mm程度に著しく接近させるなら、ショベ
ル4が回転する毎に、ケーシング7内に供給された餌の
殆ど全てを残らず投げることができる。ただ、本発明
は、ケーシング7の外周を円弧状に特定せず、例えば多
角形状として、ショベルとの隙間が例えば数cmあるもの
も充分使用できる。 従って、本明細書に於て、ケーシングがショベルの回転
軌跡の外周に接近するとは、両者の間隔が数cm以上ある
状態を含む広い意味に使用する。 ショベル4の両側とケーシング7両側板の内面との間隔
も、同様に、数cmあっても使用でき、両者の間隔が数cm
以上の場合も、ケーシング7がショベル4の回転軌跡に
接近する状態とする。 第2図に示すように、ショベル4の回転軌跡の接線方向
に開口された投出口6は、水平面とのなす角度を調整し
て、投げる方向と投げる距離とを調整できる。餌を最も
遠方に飛ばしたい場合、投出口6を、水平面に対して40
〜50度程度の範囲に調整する。 第1図に於て、シャフト2の右端には、円盤形のクラン
ク8が固定され、クランク8のピン11にはスプリング9
である牽引スプリングの一端が連結され、スプリング9
はそれ自体がシャフト2と直交する面内に位置して先端
が固定されたフレームに固定されている。 ショベル4の高速回転範囲は、クランク8とスプリング
9の位置で調整できる。クランク8とスプリング9と
は、ショベル4が餌を抄い取る状態で、投アーム5のシ
ャフト2をスプリング9が加速する位置に決定される。 即ち、第1図と第2図とに於て、ショベル4が餌を抄い
取るまでスプリング9を伸張させ、その位置を通過する
瞬間にスプリング9の収縮エネルギーによって、シャフ
ト2は原動機1の回転速度より追越し高速回転し、ケー
シング7に供給された餌をショベル4によって抄い上げ
て斜上方に投げる。ショベル4によって抄い上げるまで
は、回転は緩慢で、スプリング9の収縮運動により、シ
ョベル4は円滑に加速されて餌が投げられるので、柔ら
かい崩れ易い餌も形をくずさず投餌することができる。 第1図ないし第4図に基づいてショベル4がスプリング
9で加速される位置を詳述する。 第2図に於て、クランクピン11がA点に達するまでは、
ショベル4は原動機1の附勢回転で緩慢に移動し、その
間にスプリング9はシャフト2の回転駆動力によって伸
張される。A点を通過する瞬間にスプリング9の収縮エ
ネルギーによってシャフト2の回転は加速され、原動機
1による附勢回転を追い越して高速に回転して投餌し、
その慣性力によってA点より180度の位置を通り越して
所定角回転して次にスプリング9により引っ張られて停
止するが、瞬間的に原動機1と一方クラッチ(図示せ
ず)の作用で実際には完全に停止せず、直ちに原動機1
の附勢回転で駆動される。 第2図は、正にショベル4が停止する瞬間に原動機1に
よって駆動される状態である。 ショベル4の回転速度は、第4図に示すように、〜
の区間で不等速運動する。 原動機駆動低回転区間・・・・餌の抄い上げ。 加速区間・・・・しだいに加速されるが、ただ比較
的加速度が遅いので餌は壊れない。 投餌区間・・・・加速されて高速となつている。 慣性運動区間・・スプリングにより減速される。 ショベルは上記不等速回転運動をくり返して投餌する。 第3図は第4図の〜についてショベルの位置を示
す。 第1図ないし第3図ではケーシング7に上方から餌を送
り込んでくるが、第5図は、ケーシング7のシャフト2
近傍に餌を供給する固形物の送出装置12が連結された実
施例を示す。 固形物の送出装置12は、第5図と第6図とに示すよう
に、ホッパー13内にブリッジブレーカー14と、スクリュ
ーフィーダー15が配設されている。ホッパー13は上方が
開口され、底板は内部の餌が中央のスクリューフィーダ
ー15に向かって滑動するように、第6図に示す如く、ス
クリューフィーダー15に向かって下り勾配に傾斜してい
る。 ブリッジブレーカー14はホッパー13内の餌がブリッジに
なるのを防止するもので、表面にピン16が固定された軸
17が上下2段に水平に支承され、原動機1に連結され
て、例えば1分間に数回転の超低速で回転される。 超低速で回転されるブリッジブレーカー14は、餌の形状
を破壊することなく攪拌して下方のスクリューフィーダ
ー15に落下させる。 スクリューフィーダー15は送出装置のシャフト2と同軸
で、ホッパー13の底部を貫通して、第5図に於て右端が
送出装置のシャフト2となっている。スクリューフィー
ダーシャフト15は、これが回転してホッパー内の餌を送
出装置に送り込む為の螺旋状のフィン18が固定されてい
る。スクリューフィーダー15のホッパ貫通口、即ち、固
形物の供給口19は、送出装置のケーシング7の中心部分
に、餌が外部にもれない状態で連通されている。 スクリューフィーダー15は、一方クラッチ3を介して原
動機1に連結されている。従って、1台の原動機1が、
スクリューフィーダー15と、送出装置のシャフト2の駆
動用に兼用される。この送出装置は、ケーシング7の中
心部分に餌が供給されるので、第7図に示すように、ケ
ーシング7の上方に固形物の供給口を開口する必要がな
い。ケーシング7の上方には、ケーシング外周の接線方
向に上向きに投出口6が開口されている。 この構造の送出装置は、4〜5メートルないし10メート
ル程度の飛距離で散布されるが、手前に落下するものは
樋20によって養殖網21内へ案内できる。 第8図はスプリング9の牽引力を変えて、餌の飛距離を
調整する構造を示す。この図に於て、一端がシャフト2
のクランクピン11に連結されたスプリング9は、調整ネ
ジ22を介してスプリングボックス23に連結されている。 調整ネジ22はスプリングボックス23内の止板24を貫通
し、調整ナット25でスプリング9の強弱が調整できる。
調整ナット25を緩めるとスプリング9の牽引力が弱くな
り、餌の飛距離は短く、反対に、調整ナット25を締めて
スプリング9の牽引力を強くすると、餌を遠くに飛ばす
ことができる。従って、スプリング9の強さは、投げる
距離と、一回当りの固形物量によって強弱を調整する。 スプリングボックス23は、ケーシング7の側面に固定さ
れ、内部にスプリング9が内蔵されて上蓋26が開閉でき
る。 第5図に示す実施例では、送出手段とスクリューフィー
ダー15のシャフト2が一体で、スクリューフィーダー15
の供給量と、ショベル4による排出量の相関関係を調整
することが出来ない。 この為、送出する固形物の種類によっては、ショベル4
の排出量に比較して、スクリューフィーダー15の供給量
が多過ぎて、送出手段のケーシング7内の1回当りの餌
供給量が多過ぎるため、ショベル4に多量の餌が供給さ
れ、充分な飛距離が得られない。スプリング9の引張力
を強くすれば、飛距離を長くできるがそれには限度があ
り、また、振動が激しくなる。 また、スクリューフィーダー15の供給速度も、ショベル
4の回転速度と同一なので、1回転に高速と低速を含む
不等速運動となるため、高速時に多量の餌をケーシング
7に供給するため、スクリューフィーダー15によって大
きな加重がかかり、それがブレーキとなって、ショベル
4が高速回転できないことがある。 スクリューフィーダー15のピッチを小さくするか、スク
リュー径を小さくするかによってある程度は供給量を少
なく出来るが、ショベル4の投げ行程の高速回転時に一
度に、供給されることによる一時的な過大荷重は軽減で
きない。また、その高速時に、スクリューフィーダー15
のフィンで柔らかいモイスペレットの形状が破壊される
というデメリットも発生する。 第9図に示す送出装置は、第5図に示すものと異なっ
て、給餌装置12の底部に配設されたスクリューフィーダ
ー15のシャフト2′と、送出装置のシャフト2とを別シ
ャフトとしてこの問題を解消している。 スクリューフィーダー15のシャフト2′は、軸受28を介
して送出装置のシャフト2の外周に支承されており、こ
のシャフト2、2′は、チェーン29とスプロケット30と
減速機31を介して原動機1に連結されている。 この装置は、スクリューフィーダーのピッチもスクリュ
ー径も大きくとも、回転速度を遅くすることにより、餌
の供給量を少なくすると共に、ショベルの回転を上げ
て、単位時間内の投餌回数を増やし、ショベル回転1回
分の投餌量が少ないにもかかわらず、全体としての投餌
量を増加させることが出来る。 したがって、ショベル1回分の投餌量が少なく単位時間
内の回転数を多くしたもので、スプリング9も強力なも
のは必要でなく、振動が少ない装置が実現できる。 更に第9図に示すように、1台の原動機でスクリューフ
ィーダーと送出措置の両方を駆動するものは、駆動手段
の構造を簡素化出来る。 更にまた、第9図の送出手段は、投アーム5にバランス
ウェイト32が設けられている。バランスウェイト32は、
回転する投アーム5のバランスをとって振動を防止する
為に、投アーム5のショベル4反対側に設けられてい
る。この送出装置はショベルの給餌量にかかわらず、少
ない振動で投餌距離をほぼ一定に出来る特長がある。 又、図示しないが、スクリューフィーダー15のシャフト
2′を別の原動機にて駆動し、第4図に於てスプリング
を附勢する間、即ち〜の区間のみ、スクリューフィ
ーダー15を駆動して供給するものは、最も理想的な状態
でケーシング内へ餌料を供給することができる。 第10図と第11図とは、シャフト2を鉛直方向に傾斜させ
て、ケーシング7の投出口6を斜め上端部に設けた実施
例である。餌は、ケーシング7の側面から供給出来るよ
うに、ケーシング7の上面下部に固形物供給口10が開口
されており、固形物供給口10は、供給する餌が外部に漏
れないように、第10図に示すように、外周板27の底部が
上方にやや高く延長されている。 この構造の送出装置は、固形物供給口10と投出口6の方
向が異なり、第1図の装置のように、固形物供給口10の
開口方向に投餌されないので、餌の供給が簡単にでき
る。 この送出装置は、第10図に於て、投出口6が水平面とな
す角度を30〜60度の範囲に調整し、第11図に於て投出口
6の方向を真上に調整することによって、シャフト2が
水平に配設された装置と同様に適当な飛距離が実現でき
る。 以上の実施例は、固形物が餌の場合について説明した
が、餌が送出出来る装置は、プラスチック成形用のペレ
ットや砕氷など、殆ど全ての粉粒体の移送に使用できる
のは言うまでもない。
【発明の効果】
本発明の固形物の送出装置は、回転するシャフトに半径
方向に延長して投アームを固定し、この投アームの先端
にショベルを固定し、このショベルをケーシング内に回
転させることによって、ケーシングに供給された餌を、
ショベルで抄いとって投出口から投げ飛ばす。即ち、投
アームに固定されたショベルは、回転軌跡の接線方向に
餌を投げる。本発明の送出装置は、ショベルを等速円運
動させるのではない。ショベルは、抄い取った固形物を
投げる時には速く、固形物をケーシングをショベルに抄
いとるときには遅く回転する。ショベルの回転加速度
は、スプリングに蓄えられた位置のエネルギーをうまく
利用する。スプリングの弾性力は、ショベルに抄われた
固形物を円滑に加速し、型くずし易い固形物の形状を崩
すことなく散布する。 即ち、原動機はショベルを等速で高速回転させず、固形
物をショベルによって抄い上げるまでは、シャフトをゆ
っくりと回転させる。このとき、原動機はスプリングに
エネルギーを補給する。いいかえると、ショベルが固形
物をケーシングからすくい取るときには、原動機はショ
ベルをケーシングに沿って回転させると共に、スプリン
グを牽引する。このため、原動機はゆっくりと回転して
ショベルでケーシング内の固形物をすくい取る。ショベ
ルが固形物をすくい取ると、スプリングは蓄えたエネル
ギーでショベルを一時的に円滑に高速加速して固形物を
投げ飛ばす。 本発明の送出装置は、このように、ゆっくりと時間をか
けてスプリングに大きなエネルギーを蓄え、これを一気
に放出し、固形物を遠方に飛ばす。したがって、小容量
のモーターで固形物を遠方に飛ばすことができる特長が
ある。 ところで、ペレット状に整形された餌、特にモイスペレ
ットは、投餌時に形状が破壊されたり、崩れると、粉末
となり、養魚水面に落下して水を汚濁するため、養魚の
捕食効率が低下するが、本発明の送出装置を給餌機とし
て使用することにより、形状が壊れ易いモイストペケッ
ト餌が、そのままの形で、水面に給餌されるため、水が
濁ることなく、養魚は直ちに捕食して給餌効率が上昇す
る。ショベルがケーシング内をゆっくりと回転して供給
された餌を破壊することなくすくい取り、その後にスプ
リングで加速して遠くに飛ばせるからである。 又、本発明の装置は、ロータリーフィーダーとブロアを
使用した従来の空気移送式固形物の送出装置に比較し
て、ブロア独特の騒音もなく、養魚がやかましい騒音の
為に水面まで浮上しないと言う問題も解決し得たのであ
る。 更に本発明の送出装置は、ブロアを駆動させる動力が不
要なため、非常に大きな省エネルギー効果をもたらした
のである。ちなみに散布能が500kg/時で、約水面上4〜
5メートルの距離にモイストペレットを投餌する場合、
従来の空気移送式投餌機は約7.5KWの動力を必要とした
が、本発明の装置はその1/10、即ち、0.75KWのモートル
動力で充足し得たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す送出手段の概略斜視
図、第2図および第3図は第1図に示す送出手段の鉛直
断面図、第4図は第3図に示す送出手段のショベルの速
度変化を示すグラフ、第5図および第9図は給餌装置が
連結された送出手段の断面図、第6図は第5図に示す給
餌装置の横断面図、第7図は第5図に示す送出装置の横
断面図、第8図はスプリングの引っ張り力を調整する機
構を示す断面図、第10図および第11図は他の実施例を示
す送出装置の断面図および平面図である。但し第11図は
送出装置を真上から見たものでなく多少傾斜してケーシ
ングの真正面から見た平面図である。 1……原動機、2……シャフト、2′……シャフト、3
……一方クラツチ、4……ショベル、5……投アーム、
6……投出口、7……ケーシング、8……クランク、9
……スプリング、10……固形物供給口、11……クランク
ピン、12……送出装置、13……ホッパー、14……ブリッ
ジブレーカー、15……スクリューフィーダー、16……ピ
ン、17……軸、18……フィン、19……供給口、20……
樋、21……養殖網、22……調整ネジ、23……スプリング
ボックス、24……止板、25……調整ナツト、26……上
蓋、27……外周板、28……軸受、29……チェーン、30…
…スプロケット、31……減速機、32……バランスウェイ
ト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機(1)で回転されるシャフト(2)
    と、このシャフト(2)に半径方向に固定されると共
    に、先端にショベル(4)を有する投アーム(5)と、
    原動機(1)とシャフト(2)との間に連結されて、原
    動機(1)の回転方向にのみ駆動トルクをシャフト
    (2)に伝達する一方クラッチ(3)と、シャフト
    (2)に連結されたクランク(8)に一端が連結され
    て、クランク(8)を介してシャフト(2)を原動機
    (1)の回転方向に加速して高速回転させるスプリング
    (9)とを備える固形物の送出装置において、 前記投アーム(5)に固定されたショベル(4)の回転
    軌跡の外周に接近し、かつ、回転軌跡の接線方向に投出
    口(6)を開口してなる容器形状のケーシング(7)が
    配設され、このケーシング(7)に固形物が供給される
    と、供給された固形物はケーシング(7)に沿って回転
    する投アーム(5)のショベル(4)にすくい取られ、
    固形物をすくい取ったショベル(4)は、スプリング
    (9)に回転加速されて固形物をケーシング(7)の投
    出口(6)から投げ出すように構成されてなることを特
    徴とする固形物の送出装置。
  2. 【請求項2】前記シャフト(2)が水平方向に延長され
    て、投アーム(5)が垂直面内で回転される特許請求の
    範囲第1項記載の固形物の送出装置。
  3. 【請求項3】ケーシング(7)のシャフト近傍に固形物
    供給口(10)が開口されている特許請求の範囲第2項記
    載の固形物の送出装置。
  4. 【請求項4】ケーシング(7)の上方が開口されて、上
    方に固形物供給口(10)が設けられる特許請求の範囲第
    1項記載の固形物の送出装置。
  5. 【請求項5】スプリング(9)が牽引スプリングである
    特許請求の範囲第1項記載の固形物の送出装置。
  6. 【請求項6】投アーム(5)がシャフト(2)の反対側
    にバランスウェイト(32)を有する特許請求の範囲第1
    項記載の固形物の送出装置。
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