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JPH0728875B2 - 歯科矯正用やつとこ - Google Patents
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JPH0728875B2 - 歯科矯正用やつとこ - Google Patents

歯科矯正用やつとこ

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JPH0728875B2
JPH0728875B2 JP29062686A JP29062686A JPH0728875B2 JP H0728875 B2 JPH0728875 B2 JP H0728875B2 JP 29062686 A JP29062686 A JP 29062686A JP 29062686 A JP29062686 A JP 29062686A JP H0728875 B2 JPH0728875 B2 JP H0728875B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/02Tools for manipulating or working with an orthodontic appliance
    • A61C7/04Tools for manipulating or working with an orthodontic appliance plier-type, e.g. pincers

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  • Dentistry (AREA)
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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科矯正用やっとこに関する。
〔従来の技術〕
不適当に配置された歯の矯正処置は、これらの歯を正し
く整列させまた配向させるため機械的な力を加えること
が必要とされる。最も普通の形式の処置は、歯の唇及び
頬側の(唇と頬に対面する側の)もしくは舌側の(舌に
対面する側の)表面に直接取付けるような、又はこれに
代えて歯の周りにセメントで接合されるかもしくは固定
されるバンドに取付けるような形状に作られた、小さな
溝のつけられた本体である歯科矯正ブラケットの使用が
必要である。弾性のわく曲された弓形ワイヤがついでこ
のブラケットの溝の中に設置され、この弓形ワイヤが取
付けられる前に曲げられ又は捩られ、それによりこの設
置された弾性ワイヤにより生じた復元力がこれらの歯を
歯科矯正学上の正しい整列状態に移行させるようにす
る。この弓形ワイヤの形状(丸い断面及び矩形断面が共
に普通に用いられている)とブラケットの溝の配向とに
より、これらの歯を将来任意の所要の方向に移動させ、
回転させ又は傾斜させるような力を加えることが可能と
なる。
公知の歯科矯正用ブラケットは、その周りに小さな結紮
ワイヤが縛りつけられて弓形ワイヤをブラケット中の堅
く設置された位置に保持するような、くくりつけ翼状部
を含んでいる。結紮又はその他の形式の固定手段は、活
性化された弓形ワイヤが歯列弓(歯の先端と咬合面によ
って形成された、放物線状の曲線)の周りに正しく位置
決めされることを保証し、また、食物の咀しゃく中、歯
をブラシでみがいている間又は患者によってワイヤにそ
の他の力が加えられている間にこのワイヤがブラケット
の溝から外れるのを防ぐために、欠くことのできないも
のである。その上に、この弓形ワイヤは、溝よりもむし
ろチューブを有しているブラケットによりいずれかの端
においてしっかり固定されそして歯列弓の対向両端にお
いて歯に取付けられる。これらの通常は臼歯である歯
は、この弓形ワイヤをしっかりと固定するのに使用され
るが、それはこれらの歯は最も強い根元構造を有してい
るからである。
それがしばしば行われるように患者が比較的に若い時に
歯科矯正処置が開始される場合は、第2臼歯は未だ生え
ておらず弓形ワイヤは第1臼歯上にしっかりと固定され
ることになる。通常12才ぐらいで第2臼歯が生えた後
に、歯科矯正医は通常、新しい弓形ワイヤをこれらのよ
り強い根元構造を持つ第2臼歯上にしっかり固定しよう
とする。この弓形ワイヤにおける曲げ及び捩りとブラケ
ットの配向の変化とのために、新しい弓形ワイヤを第1
臼歯ブラケットのチューブを通って第2臼歯ブラケット
のチューブの中に通してしっかりと固定することは、歯
科矯正医にとって、不可能ではないとしても困難なこと
である。そのため第1臼歯上に置かれるブラケットの中
のチューブは、取外し可能又は切断可能なキャップを有
し、またブラケットは溝付きブラケットに変換できる縛
りつけ翼状部を有している。これにより歯科矯正医は、
第1臼歯にもともと取付けられていたブラケットを除去
し取換えることなしに、新しい弓形ワイヤを第2臼歯上
にしっかりと固定することができる。
現在は、取り除き可能なキャップは、標準の外科用メス
のハンドル上に取付けられた先のとがったL形先端を有
する刃からなるキャップ取外し具を用いて、取りはずさ
れる。この工具の先端がチューブの端の中に挿入されそ
してハンドルがブラケットから離れるよう回転されそれ
によりこの工具先端がキャップの内面を上方に向って押
圧しこのキャップを取外す。この取外し方法は不満足な
ものであるが、その理由は患者に不快感を与えかつ歯を
傷めるような歯の上での捩り力又は回転力が生じ、また
この工具が取りはずし工程中に滑り、その鋭い先端で患
者の頬を傷つけることがあるからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、歯に捩り力を発生させることなくまた柔い口
部組織を傷めるような露出した先端なしで、取外し可能
なキャップを取外すよう作用する向い合った顎部分を有
する歯科矯正用やっとこを提供することにより、上記の
問題点を解決するものである。
一方の顎部分はとがったL形の先端を有し、他方の顎部
分はこのL形の先端を受け入れるための溝を持った平ら
な表面を有している。このやっとこは、その先端がブラ
ケットのチューブの中に挿入されたとき、この2つの顎
部分が、実質的に真直ぐな線状に相互に近づくよう動く
ことができるような形に作られる。したがって取りはず
し作用は、ブラケットが取付けられる歯の上に生じる捩
り作用なしに、取りはずし可能なキャップ上に生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
一般に、本発明は転換可能な頬側チューブのキャップを
取りはずすための装置に関し、この転換可能な頬側チュ
ーブの一端が支えられ、取りはずし用先端が転換可能な
頬側チューブの他端の開口の中に挿入されそしてこの取
りはずし用先端が転換可能な頬側チューブの支えられた
端部に向って動かされてこの転換可能な頬側チューブの
キャップに上方に向う剪断力を及ぼすようにする装置に
関するものである。この上方に向かう剪断力はこの装置
自体により吸収され転換可能な頬側チューブが取付けら
れている歯に伝達されない。
さらに詳細には、本発明は、第1の腕と、この第1の腕
に両端の間で回転自在に連結された第2の腕と、第1の
腕の一端に作動可能に連結されたこじ開け顎手段と、第
2の腕の一端に連結されてこじ開け顎手段に対向するア
ンビル顎手段とを有する、歯科矯正用やっとこ装置に関
する。このやっとこは、その腕の端が相互に近づくよう
に回動するときこれら顎手段が一直線状に相互に近づく
よう動くことができるようになっている。そのアンビル
顎手段は転換可能な頬側チューブの一端を支え、またこ
じ開け顎手段は転換可能な頬側チューブの他端の開口の
中に挿入するためのこじ開け先端を提供し、その関連の
歯の上に潜在的に損傷を与える力を負わすことなく転換
可能な頬側チューブのキャップを取りはずすことができ
る。
その上、第1の腕の一方の端へのこじ開け顎手段の連結
は、その間に延びている摺動棒手段を含むことができ
る。この場合、アンビル顎手段は、その間に延びている
支持棒手段によって第2の腕の一方の端に連結され、こ
の摺動棒手段が相互に対する腕の端部の回動中その上面
の上を摺動することができるように位置させられる。摺
動棒手段と支持棒手段の長さを調節することにより、こ
のやっとこに偏倚を導入して歯列弓の歯端における患者
の口内部で使用される能力を高めることができる。
摺動棒手段の長さ方向に沿って少なくとも2つの個所に
おいて、相互に対して腕の端部が回動している間摺動棒
手段を支持棒手段の上の直線摺動運動に制限する案内手
段を、このやっとこに設けることがまた好ましい。こじ
開け顎手段又はこじ開け先端を、摩耗した時取換えられ
るよう取外し自在に取付けることがまた望ましい。
〔実施例〕
歯科矯正治療は歯の舌側表面に取付けられたブラケット
を用いて行うことができそして本発明の歯科矯正用やっ
とこがこの治療に関連して用いられるけれども、より年
若の患者の歯の唇及び頬側の表面にブラケットを取付け
ることはさらに普通のことであり、この好適な実施態様
はそのためこの型の治療に関して説明されるものであ
る。
第1図を参照すると、普通頬側チューブと呼ばれている
歯科矯正ブラケット10が示され、このブラケットは矩形
断面の弓形ワイヤを受け入れるためそれを通って中央か
ら末端に(歯列弓に沿って長手方向に)延びている矩形
断面のチューブ12を有している。このブラケットは1つ
の上側臼歯の頬側表面に取付けられる典型的なものとし
て意図されたものである。弓形の基部14はブラケットが
直接歯又は歯の帯環(歯にかぶせるための金合金などの
薄板で作った環)に接着できるような表面を提供する。
歯齦に(歯肉に向かって)延びる結束翼形部16と咬合面
に(歯の咬み合い面に向って)延びる結束翼形切取り部
18とは固定延長部を提供しこの延長部の周りに結紮ワイ
ヤ又はこれに匹敵する固定手段が結びつけられる。
固定用歯の上のブラケットは他の歯科矯正用付属具を担
持することもできる。フック20が結束翼形部の一方から
歯齦方向にそして末端方向に(歯列弓の一端に向って)
延びスプリング又は弾性帯環のような口内力発生要素の
ための固定部を提供する。円形断面を持った咬合面ヘッ
ドギアチューブ22がブラケットを通って中央から末端方
向に延び口外力発生頭部帯ひもに連結された顔弓(上下
の顎の位置関係を模型上に再現する器械)の口内部分の
末端の一方を受け入れるようにする。
歯科矯正ブラケットは口の周りに適合する任意の材料で
作ることができ、プラスチック又はステンレス鋼がこの
材料の例として2つあげられる。頬側チューブは強度を
持たせるため普通はステンレス鋼で構成される。ブラケ
ット上の適所にはんだ付けされてチューブ12の頬側の壁
を形成するようにしている取外し自在のキャップ24を除
きブラケット10は一部材に鋳造される。キャップ24は、
はんだ付け部において取外されチューブ12を中央から末
端側に延びる細孔に転換させるようにすることができ
る。弓形ワイヤがこの中へと下降されくくりつけワイヤ
が結束翼形部16と結束翼形切取り部18との下方でブラケ
ット10の周りに巻きつけられこの弓形ワイヤをブラケツ
トの正しい位置にしっかりと保持する。
第3A図から第3B図を参照すると、ブラケット10のような
転換可能な頬側チューブの使用が必要な状態が示されて
いる。第3A図において、弓形ワイヤ25は第1臼歯26上の
歯列弓の各端部で終っている。最後に、第2の臼歯28が
生えて来た時、歯科矯正医は、第3B図に示すように弓形
ワイヤを第2臼歯上の歯列弓の各端で終るように挿入し
ようとする。このような将来起り得ることを想定しまた
この新しいワイヤを挿入するために要する時間とわずら
わしさとを減少させるために、歯科矯正医は第1臼歯上
の第1の弓形ワイヤの両末端をブラケット10と同様な転
換可能な頬側チューブの中に固定しようとするであろ
う。そして、新しい弓形ワイヤの両末端を一対の通常の
頬側チューブ30に固定する時が来たならば、取外し自在
のキャップ24がブラケット10から取外されてそれが任意
の他の普通の溝付き歯科矯正ブラケットと同様に使用で
きるようにする。これは、ブラケット10をこの普通のブ
ラケットと置き換える必要をなくする。
解消すべき残りの困難性は、この普通の頬側チューブか
らキャップを安全かつ効率的に取外す方法を見出すこと
である。第2図を参照すると、本発明の歯科矯正用やっ
とこは必要とされる安全性と効果的なキャップの取外し
とをもたらす。やっとこ32は、蝶番ピンボルト38で回動
自在に連結された一対の普通のやっとこ腕34と36を含ん
でいる。腕34はその一端がハンドル40で終りその他端が
先端部42で終っている。この先端部は摺動棒44がその中
に取付けられるU形溝43を有する。腕36はその一端がハ
ンドル40に対抗するハンドル46で終り、他端が先端部42
に対向する先端部48で終っている。先端部48はこれに取
付けられた支持棒50を有している。摺動棒44と支持棒50
とは、十分に開いたハンドル40と46との間の中央に位置
しかつ蝶番ピンボルト38を通ってこれに平行に延在する
仮想平面から横方向に(そして好ましくはほぼ垂直に)
延出する。
摺動棒44はその一端が溝43の中に回転自在に取付けられ
かつ対向先端部48に向って外側に延出する、矩形断面を
持った細長い部材である。この摺動棒は円筒状ピン52に
より溝43の中に取付けられこのピン52はこの摺動棒の一
端を通って延出しかつその両端が溝43の対向壁の細長い
穴54に受け入れられている。これらの穴54はやっとこの
操作中取付け部に若干の遊びが許されるよう細長く形成
される。この延長方向は腕34の長さ方向に沿っている。
この形式の取付けにより、摺動棒44は、腕34に対して予
想される角度で回転することができかつボルト38の周り
にこのやっとこ腕が相互に回動している間必要に応じて
腕34の長さ方向に沿ってピン52の位置を変えることがで
きる。
摺動棒44の他端において、歯科矯正用やっとこの顎部の
一方を形成するはぎ取り又はこじ開け用先端56が取付け
られている。はぎ取り先端56は摺動棒の端部に切込まれ
た溝57の中でやっとこ腕の平面上に取付けられたほぼ逆
L字形の薄片である。先端56の平面に直角な摺動棒の端
を通って延出するねじ58がこの先端を摺動棒に取付ける
作用をする。ねじ58の頭部は、普通の溝付きヘッドもし
くはフィリップスヘッドスクリュードライバーにより又
は普通のアレンレンチにより、そのねじ締めをゆるめる
ことができる。溝付きヘッドスクリュードライバーに適
合される頭部が、この型のスクリュードライバーが最も
容易に手に入るので、好適な実施態様において示されて
いる。取外し自在のねじが先端56を取付けるのに用いら
れそれにより古い先端が使用により摩耗したとき新しい
先端と取換えることができるようにしている。
先端56の詳細な側面図が第5図に示されている。逆L字
形先端部の上方部材は摺動棒44の端から外側に離れて延
出する。これは平坦な上面と、この先端部の厚さが最先
端60から離れるにしたがって増加するようにL字形先端
部の側面部材へと曲がる下面とを有している。先端部56
のこの最先端の寸法はチューブ12の端の中に嵌まること
ができるような大きさである。先端部は摺動棒の上面の
上方に延びそれにより背後からはっきりと見え歯科矯正
医が患者の口の中を見ている間チューブ12の端部の中に
これを導入することができるようになっている。
溝57の底面は、この溝が摺動棒の上面に近づくにつれ深
くなるよう摺動棒の端部に対して傾斜している。最先端
と反対側の先端56の側面部材の後側もまた溝57に一致す
るよう傾斜している。尖端60がチューブ12上に作用して
いる時、先端部56はねじ58の周りに回転しようとする。
溝57のこの傾斜面は先端部の表面がこの作用に抵抗する
ため押しつけることのできるより大きな表面を提供す
る。このためこの先端部は取換えを必要とする前の寿命
が長くなり、そして先端部がキャップ取外し中に回転す
ることがなく回転力を歯に伝達するのを保証する。
支持棒50は、一端が先端部48に固定的に取付けられ(そ
して好ましくは一体的に形成され)かつ腕36の残部と90
°よりわずかに大きい角度で先端部42から離れる方向に
先端部48から外側に延出する、平らな矩形の細長い部材
である。支持棒は、摺動棒44がその上面に載りかつその
上面に沿って長手方向に摺動できるように配置されてい
る。支持棒50は摺動棒44より幅広でありそれによりその
各側面が摺動棒の両側面よりも外側に延出するようにな
っている。これら2つの部材が一直線上に共に摺動する
ように摺動棒を支持棒の近くに保持するため、一対のブ
リッジ62と64が支持棒の長さ方向に沿って設けられる。
これらのブリッジは摺動棒の対向側面上に支持棒から上
方に延び摺動棒の上を越え、摺動棒が動くことのできる
案内を形成する。ブリッジは好ましくは相互に間隔をお
いて配置されこれら2つの棒が相互に対して平行せずに
動くのを阻止するようにしている。このためブリッジ62
は先端部48に配置されブリッジ64はやっとこの顎部の作
動を妨げることなくこれら顎部に向ってできるだけ近く
に配置される。
支持棒50の最先端は摺動棒44の最先端よりも外側に延び
そして上方に約90°曲がり、やっとこの他方の顎部であ
る先端56に対向して平坦なアンビル66を提供する。先端
56と対向するアンビル66の面はその先端の端縁に切り込
み68を有しこの切り込み68はやっとこが閉じられた時に
先端を受け入れる。尖端60はこの切り込みの中に摺動し
患者の頬が傷つくのを防ぎ必要ならばキャップが完全に
取外されることを保証する。摺動棒と支持棒の長さは、
やっとこが閉じた時に尖端60が切り込み68の中に納まり
またやっとこが開いてその顎部が頬側チューブの対向側
面上に位置することが可能となった時尖端が切り込みか
ら十分遠く離れるような長さである。
この好適な実施態様は、先端56が摺動棒に取付けられた
顎部に設けられアンビル66が支持棒に取付けられた顎部
に設けられているが、この技術分野の熟練者にとって、
本発明の教示から逸脱することなく他の顎の配置又は構
造が行われ得ることは明らかである。例えば、アンビル
を摺動棒に取付けて支持棒に取付けた先端に対向させる
ようにすることができる。このほかに、先端を摺動棒に
取付けて支持棒に取付けた先端と対向させることもでき
る。この後者の配置構造はキャップを完全に取外すこと
はできないが以下に述べる理由のために必要である。
第4図を参照すると、本発明の好適な実施態様の歯科矯
正用やっとこの顎部が作動しているところが示されてい
る。ハンドル40と46とが相互に離れるよう開いた位置の
やっとこにより、アンビル66はブラケット10の末端面に
対して配置される。ハンドル40と46はついで相互に近づ
くよう回動され尖端60がチューブ12の中央端部へと移動
するよう留意される。これらハンドルはさらに相互に近
づくよう回動され先端56はアンビル66に向って直線状に
継続して移動するようにされる。先端56のわん曲した下
面はキャップ24に接触しこれを取外し始め第4図に示す
ように後方へ曲げる。キャップ24は完全に取外されるけ
れども、現在はできることならキャップがわずかにブラ
ケットにくっついたままにしておき、普通のニードルノ
ーズやっとこを用いて完全に取外しこのキャップを回収
するのが最良であると考えられている。さもないと、こ
のキャップは頬と歯肉との間に落下し回収するのが面倒
になる。ハンドル部分46の蝶番ピンボルト38に近接して
やっとこ腕36に螺合される止めねじ70が、キャップの取
外しの度合を調節する手段を提供する。やっとこがキャ
ップを部分的に取外すようにするため、この止めねじ
が、摺動棒先端がアンビル66の切り込みから引っ込むま
で閉じられたやっとこハンドルに対して、アレンレンチ
で時計方向に回転される。先端と切り込みとの間に0.00
5インチ(0.13mm)の隙間を残すことによりこのやっと
こを用いた時大概の頬側チューブにおいて約80%のキャ
ップの取外しが行われるものとなる。この調節は、商品
目録からの頬側チューブについてテストされ所要量のキ
ャップ取外しが得られるまで細かに調整された。
2つの対向する先端を持った顎の配置構造が用いられた
場合には、この止めねじは、これら2つの先端が相互に
接触するのが阻止されそれにより2つの先端が相互に損
傷するのが防止されるように調節することができる。
この他に、キャップ保留手段が歯科矯正用やっとこに設
けられそれによりキャップが完全に取外されたときこの
キャップがやっとこにより保持されて患者の口から取除
かれるようにすることができる。本発明の変更実施態様
のこのようなキャップ保留手段を含むものが第6図及び
第7図に示されている。このキャップ保留手段は、先端
56が取付けられている摺動棒の端部の両側面から外側に
延出する一対の側壁72と74からなっている。これらの側
壁の対向する離れた端部に、一対の端壁76と78が取付け
られ、これらの端壁はその間にわずかに狭い隙間80を残
して相互に向って延びている。隙間80は歯科矯正用やっ
とこの製造中摺動棒の端部に溝57を切り込むことができ
るようになっておりまたこの隙間を通ってキャップ24が
嵌まるほどの幅があってはならない。
第7図を参照すると、キャップ保留手段の作動状態が示
されている。底面として作用する支持棒50と共にこのキ
ャップ保留手段は、キャップがその取外し中に入る空所
を形成する。取外しが完了したとき、先端56とキャップ
保留手段との共働作用によりキャップ24は正しい位置に
保持され患者の口から取除かれるようになる。キャップ
がキャップ保留手段から落ちるのをなくすために、やっ
とこは、歯科矯正医によって、やっとこが患者の口の外
に取り出される前にキャップを正しい位置に保持するよ
う重力が作用する位置へと、回転されなければならな
い。
このやっとこの腕、摺動棒及び支持棒は好ましくは17−
4PHステンレス鋼で構成される。ピン52は302又は304ス
テンレス鋼で作られまた先端56及びねじ58は420ステン
レス鋼で作られる。先端はその寿命を長くするためロッ
クウエル50RCにまで硬化させるべきである。尖端60とア
ンビル66との間の隙間は、やっとこが開いた位置にあっ
て現在入手できる転換可能な頬側チューブを受け入れる
ようにしている時、約0.25から0.30インチ(6.35〜7.62
mm)とすべきである。尖端60は約0.025インチ(0.64m
m)切り込み68の中に延出しやっとこが閉じた時キャッ
プが完全に剪断されるのを保証する。
上記のやっとこは転換可能な頬側チューブ上にはんだ付
けされたキャップの従来の取外し方法に関連する問題を
解決するものである。キャップの取外しによって生じる
力はやっとこ自体によって吸収されそのため何ら損傷さ
せる力が歯に伝わらず、こじ開け用先端は滑らず患者の
頬を傷つけることがない。上記のように、やっとこの顎
部は偏倚している。この偏倚はやっとこの作用に決定的
なものではないが、転換可能な頬側チューブが歯列弓の
末端に配置されるので、これは好ましい構造である。こ
の偏倚は、したがって、やっとこの顎部が口の内部で作
動している間患者の口の外側でのやっとこハンドルの操
作がより容易にできるようにする。
〔発明の効果〕
本発明は、相互に回動自在に連結された2つの腕の回動
により一対の顎部を相互に近づけまた離間させる構成で
あるので、歯科矯正医は使用時より大きな力を顎部に加
えることができ、容易にかつ患者に不快感を与えること
なく、頬側チューブのキャップを取外すことができる。
また顎部が頬側チューブの端部に挿入できる尖端と頬側
チューブのキャップに剪断力を作用させる厚さとを有し
ているため、頬側チューブを取付ける歯を損傷すること
なく、キャップを取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の歯科矯正用やっとこによって取外され
る型式の取外し自在のキャップを有するチューブを持
つ、歯科矯正ブラケットの斜面図、 第2図は本発明の歯科矯正用やっとこの斜面図、 第3A図は歯の唇及び頬側表面に取付けられかつ第1臼歯
で終っている歯科矯正ブラケットに取付けられた弓形ワ
イヤを有する、上側歯列弓の咬合面図、 第3B図は第2臼歯で終っている弓形ワイヤを有する第3A
図に示す歯列弓の咬合面図、 第4図は取外し自在のキャップを歯科矯正ブラケットか
ら取除いている歯科矯正用やっとこの顎部と共に示す、
歯列弓の一部の咬合面図、 第5図は歯科矯正用やっとこの顎部分の側面図、 第6図は歯科矯正用やっとこの一方の顎部の変形例の斜
面図、 第7図は第6図に示されたやっとこの顎部が、歯科矯正
ブラケットから取外し自在のキャップを取外す工程の側
面図である。 10……歯科矯正ブラケット、 12……チューブ、24……キャップ、 30……頬側チューブ、32……やっとこ、 34,36……腕、40,46……ハンドル、 42,48……腕先端部、44……摺動棒、 50……支持棒、56……こじ開け用先端、 60……尖端、66……アンビル、 68……切り込み。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の腕と 第1の腕に両端の間で回転自在に連結された第2の腕
    と、 第1の腕の一端に作動可能に連結された第1の顎手段
    と、 第2の腕の一端に連結され第1の顎手段と対向するよう
    にしている第2の顎手段、 とを具備してなり、 前記各腕の端部が相互に近づくよう回動するときこれら
    両顎手段が相互に近づくよう一直線状に動き転換可能な
    頬側チューブのキャップを取外すようになっており、顎
    手段の少なくとも一方が、頬側チューブの端部に挿入す
    ることのできる尖端と、この尖端から離れるにつれて増
    大しかつ転換可能な頬側チューブが取付けられる歯に潜
    在的に損傷する力を加えることなく転換可能な頬側チュ
    ーブのキャップに上向きの剪断力を作用させるような厚
    さとを有している、 歯科矯正用やっとこ装置。
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