JPH0729660B2 - 保冷容器 - Google Patents
保冷容器Info
- Publication number
- JPH0729660B2 JPH0729660B2 JP62119955A JP11995587A JPH0729660B2 JP H0729660 B2 JPH0729660 B2 JP H0729660B2 JP 62119955 A JP62119955 A JP 62119955A JP 11995587 A JP11995587 A JP 11995587A JP H0729660 B2 JPH0729660 B2 JP H0729660B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- inner lid
- cool
- storage agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2303/00—Details of devices using other cold materials; Details of devices using cold-storage bodies
- F25D2303/08—Devices using cold storage material, i.e. ice or other freezable liquid
- F25D2303/084—Position of the cold storage material in relationship to a product to be cooled
- F25D2303/0844—Position of the cold storage material in relationship to a product to be cooled above the product
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2331/00—Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
- F25D2331/80—Type of cooled receptacles
- F25D2331/804—Boxes
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として魚介類,野菜類,果実類等を新鮮さを
保持して配送するための発泡合成樹脂製の断熱容器、特
に保冷容器に関するものである。
保持して配送するための発泡合成樹脂製の断熱容器、特
に保冷容器に関するものである。
(従来の技術) 従来、発泡ポリスチレンに代表される発泡合成樹脂は優
れた緩衝性と断熱性を有するため、各種の包装容器や輸
送容器等に汎く利用されている。
れた緩衝性と断熱性を有するため、各種の包装容器や輸
送容器等に汎く利用されている。
その代表的なものとして、魚介類,野菜類,果実類等の
地方の特産品を新鮮さを保持したままで消費者のところ
まで配送したり、また夕食等の材料を取り揃え、消費者
側で調理すれば良い状態としたものや、更にはこれらに
加工調味し、消費者は唯これらを電子レンジで加熱する
だけといったフレッシュさを売りものとする宅配便用の
包装、輸送容器がある。
地方の特産品を新鮮さを保持したままで消費者のところ
まで配送したり、また夕食等の材料を取り揃え、消費者
側で調理すれば良い状態としたものや、更にはこれらに
加工調味し、消費者は唯これらを電子レンジで加熱する
だけといったフレッシュさを売りものとする宅配便用の
包装、輸送容器がある。
ところで、このような包装、輸送容器において従来、魚
介類や料理用材料等の場合には、冷凍又は冷却した状態
で容器内に収容した後、目的地に配送するに必要な蓄冷
剤、例えばドライアイス,氷などを詰めるという保冷容
器が一般に利用されている。
介類や料理用材料等の場合には、冷凍又は冷却した状態
で容器内に収容した後、目的地に配送するに必要な蓄冷
剤、例えばドライアイス,氷などを詰めるという保冷容
器が一般に利用されている。
第4図は市販されているかかる既知の保冷容器の1例を
示しており、発泡合成樹脂製の蓋体(2′)及び容器本
体(1′)からなる容器において、蓋体(2′)上面に
中蓋(3′)を設け、蓋体(2′)と中蓋(3′)の間
に蓄冷剤(4′)を保持せしめると共に蓋体(2′)の
全面にわたり孔又はスリット(5′)を複数設けて上記
蓄冷剤(4′)により生じる冷気を孔又はスリットを通
じて下部の容器本体(1′)内部へ導入する構成が採り
入れられている。
示しており、発泡合成樹脂製の蓋体(2′)及び容器本
体(1′)からなる容器において、蓋体(2′)上面に
中蓋(3′)を設け、蓋体(2′)と中蓋(3′)の間
に蓄冷剤(4′)を保持せしめると共に蓋体(2′)の
全面にわたり孔又はスリット(5′)を複数設けて上記
蓄冷剤(4′)により生じる冷気を孔又はスリットを通
じて下部の容器本体(1′)内部へ導入する構成が採り
入れられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如き保冷容器は図示の如く冷気が
中蓋(3′)の孔又はスリット(5′)を通じて容器本
体(1′)内部へ下降するだけであり、冷気が容器本体
内で乱流となり、その乱流混合によって内容物を保冷す
るにしても保冷効果は容器本体の中央部が殆どであっ
て、逆に中央部に下降する冷気の抵抗で温度上昇のはげ
しい容器本体周壁に近い内容物までは該冷気が充分にま
わらず、そのため、該部分の内容物には中央部程、保冷
効果が届かず往々にして腐敗を招くという懸念を有して
いる。
中蓋(3′)の孔又はスリット(5′)を通じて容器本
体(1′)内部へ下降するだけであり、冷気が容器本体
内で乱流となり、その乱流混合によって内容物を保冷す
るにしても保冷効果は容器本体の中央部が殆どであっ
て、逆に中央部に下降する冷気の抵抗で温度上昇のはげ
しい容器本体周壁に近い内容物までは該冷気が充分にま
わらず、そのため、該部分の内容物には中央部程、保冷
効果が届かず往々にして腐敗を招くという懸念を有して
いる。
しかも上記の冷気は容器本体中央部において流入される
ため蓋体と容器本体との嵌合空隙より逸失され易く放熱
が大きいのみならず、容器本体内の中央部は冷気により
冷却されても周壁に近い側に冷気がまわり難く、両部分
の温度差が大きくなり従って内容物の温度としても同様
に大きな温度差を生じる。
ため蓋体と容器本体との嵌合空隙より逸失され易く放熱
が大きいのみならず、容器本体内の中央部は冷気により
冷却されても周壁に近い側に冷気がまわり難く、両部分
の温度差が大きくなり従って内容物の温度としても同様
に大きな温度差を生じる。
本発明は上述の如き既知の容器の実状に対処し、その難
点を打開し、特に保冷容器の温度上昇の最もはげしい容
器本体周壁近傍の充分なる冷却を課題とし、容器本体内
に冷気の対流を生ぜしめることによりその解決を図るも
のである。
点を打開し、特に保冷容器の温度上昇の最もはげしい容
器本体周壁近傍の充分なる冷却を課題とし、容器本体内
に冷気の対流を生ぜしめることによりその解決を図るも
のである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明の特徴とするところは前記蓋体と容器本体
からなる発泡合成樹脂製の保冷容器において、前記蓋体
内部に中蓋を嵌合着可能に設け、該中蓋の中央部に蓋体
との間に空隙を存し、凸出部を形成して該凸出部を除く
中蓋と上部の蓋体との間に蓄冷剤保持空間を形成せしめ
ると共に、前記中蓋中央部の凸出部と少なくとも中蓋外
周の一部に容器本体内と前記蓄冷剤保持空間を連通する
連通部を設け、蓄冷剤によって生じる冷気を中蓋周辺の
連通部より容器本体周壁に沿って流下させ、冷気済み温
気を中蓋中央凸出部の連通部より上部の蓄冷剤保持空間
に流す対流系路を形成せしめた点にある。
からなる発泡合成樹脂製の保冷容器において、前記蓋体
内部に中蓋を嵌合着可能に設け、該中蓋の中央部に蓋体
との間に空隙を存し、凸出部を形成して該凸出部を除く
中蓋と上部の蓋体との間に蓄冷剤保持空間を形成せしめ
ると共に、前記中蓋中央部の凸出部と少なくとも中蓋外
周の一部に容器本体内と前記蓄冷剤保持空間を連通する
連通部を設け、蓄冷剤によって生じる冷気を中蓋周辺の
連通部より容器本体周壁に沿って流下させ、冷気済み温
気を中蓋中央凸出部の連通部より上部の蓄冷剤保持空間
に流す対流系路を形成せしめた点にある。
ここで中蓋はその凸出部を含み全面において容器本体と
蓄冷剤保持空間との間を連通する孔又はスリットを具え
ていてもよいが、別段、なくてもよく、しかし中央凸出
部と少なくとも外周の一部には連通部の存在は必須であ
る。
蓄冷剤保持空間との間を連通する孔又はスリットを具え
ていてもよいが、別段、なくてもよく、しかし中央凸出
部と少なくとも外周の一部には連通部の存在は必須であ
る。
そして、上記中蓋は蓄冷剤をその保持空間内に位置せし
めたままワンタッチで蓋体に嵌合着可能であり、かつ中
蓋を上方へ押圧することによって発泡合成樹脂による弾
撥性を利用し蓋体より取り外すことも容易である。
めたままワンタッチで蓋体に嵌合着可能であり、かつ中
蓋を上方へ押圧することによって発泡合成樹脂による弾
撥性を利用し蓋体より取り外すことも容易である。
なお、嵌合着手段としては適宜、既知の構造が利用され
る。
る。
又、蓄冷剤としてはドライアイス,氷の外、種々の公知
のものが使用可能である。
のものが使用可能である。
(作用) 本発明保冷容器は以上のように構成されており、今、保
冷しようとする生鮮食料品などの内容物を容器本体内に
収納し、蓄冷剤を中蓋上に保持せしめたまま、これを蓋
体に対し嵌合着し、容器を蓋止すると、蓄冷剤によって
生じる冷気は中蓋周辺の容器本体周壁に沿って流入下降
し、内容物を容器本体の周辺部より冷却,保冷せしめ
て、中央部の連通部方向に至る対流を生ぜしめて冷却済
みの稍温かくなった温気を中央凸出部の連通部より上部
の蓄冷剤保持空間に流し、再び、蓄冷剤により冷却して
以後、前記対流の流れを繰り返す。
冷しようとする生鮮食料品などの内容物を容器本体内に
収納し、蓄冷剤を中蓋上に保持せしめたまま、これを蓋
体に対し嵌合着し、容器を蓋止すると、蓄冷剤によって
生じる冷気は中蓋周辺の容器本体周壁に沿って流入下降
し、内容物を容器本体の周辺部より冷却,保冷せしめ
て、中央部の連通部方向に至る対流を生ぜしめて冷却済
みの稍温かくなった温気を中央凸出部の連通部より上部
の蓄冷剤保持空間に流し、再び、蓄冷剤により冷却して
以後、前記対流の流れを繰り返す。
このとき、容器本体の中央凸出部の連通部は内容物を冷
却せしめた後の温気が流れるので前記の対流を促進し、
保冷容器内で最も温度上昇がはげしい周壁内面側を最も
効果的に冷却し、従来に比し一段と保冷効果を高める。
却せしめた後の温気が流れるので前記の対流を促進し、
保冷容器内で最も温度上昇がはげしい周壁内面側を最も
効果的に冷却し、従来に比し一段と保冷効果を高める。
しかも中蓋の外周より冷気が流入するため蓄冷剤による
冷気が容器本体と蓋体との嵌合空隙より逃げる機会はな
くより一層の保冷作用が達成される。
冷気が容器本体と蓋体との嵌合空隙より逃げる機会はな
くより一層の保冷作用が達成される。
(実施例) 以下、更に添付図面にもとづき、本発明保冷容器の実施
例を説明する。
例を説明する。
第1図は本発明に係る保冷容器の1例を示す一部断面正
面図、第2図は一部蓋体を除いた上記容器の平面図であ
る。
面図、第2図は一部蓋体を除いた上記容器の平面図であ
る。
これら図において、(1)は発泡ポリスチレン等の如き
発泡合成樹脂製容器本体、(2)は同じく発泡合成樹脂
製の蓋体で、該蓋体(2)の下側には中央に凸出部を有
する中蓋(3)が設けられ、蓋体(2)と前記凸出部を
除く中蓋(3)との間に蓄冷剤(4)を保持せしめる空
間(6)が形成されている。そして、上記中蓋(3)に
は全面において容器本体(1)の内部と蓄冷剤保持空間
の間を連通する孔(5)が設けられているが、本発明容
器にあっては特にその中蓋(3)の構成において重要な
特徴を有している。
発泡合成樹脂製容器本体、(2)は同じく発泡合成樹脂
製の蓋体で、該蓋体(2)の下側には中央に凸出部を有
する中蓋(3)が設けられ、蓋体(2)と前記凸出部を
除く中蓋(3)との間に蓄冷剤(4)を保持せしめる空
間(6)が形成されている。そして、上記中蓋(3)に
は全面において容器本体(1)の内部と蓄冷剤保持空間
の間を連通する孔(5)が設けられているが、本発明容
器にあっては特にその中蓋(3)の構成において重要な
特徴を有している。
即ち、第1図,第2図に示されるように中蓋(3)はそ
の中央凸出部と外周の一部において、前記孔(5)の外
に更に容器本体(1)内部と蓄冷剤保持空間(6)とを
連通する連通部としてスリット(7),(8)が形成さ
れる構造となっており、外周におけるスリット(8)形
成凹部以外の周縁(3a)によって蓋体(2)の脚部(2
a)と嵌合し両者は結合されている。
の中央凸出部と外周の一部において、前記孔(5)の外
に更に容器本体(1)内部と蓄冷剤保持空間(6)とを
連通する連通部としてスリット(7),(8)が形成さ
れる構造となっており、外周におけるスリット(8)形
成凹部以外の周縁(3a)によって蓋体(2)の脚部(2
a)と嵌合し両者は結合されている。
この場合、互いに嵌合し合う部分は発泡ポリスチレン等
の合成樹脂のため弾撥的に結合され、蓄冷剤(4)を中
蓋(3)上に保持せしめたままこれを蓋体(2)に容易
に結合一体化することができると共に特に中央凸出部及
び外周の少なくとも一部に設けられる両スリット
(7),(8)の存在は本発明の最も重要な冷気の対流
を起させるものである。
の合成樹脂のため弾撥的に結合され、蓄冷剤(4)を中
蓋(3)上に保持せしめたままこれを蓋体(2)に容易
に結合一体化することができると共に特に中央凸出部及
び外周の少なくとも一部に設けられる両スリット
(7),(8)の存在は本発明の最も重要な冷気の対流
を起させるものである。
このスリット(7),(8)は、そのうち外周のものは
図においては、中蓋(3)周縁に凹部を形成し、蓋体
(2)と結合せしめて容器本体(1)に対し蓋止時、ス
リット(8)として形成される構造となっているが、中
蓋周縁部に複数の連通孔を設けてもよく、又、中央凸出
部のスリット(7)も単数又は複数の連通孔をもって置
換することも可能である。
図においては、中蓋(3)周縁に凹部を形成し、蓋体
(2)と結合せしめて容器本体(1)に対し蓋止時、ス
リット(8)として形成される構造となっているが、中
蓋周縁部に複数の連通孔を設けてもよく、又、中央凸出
部のスリット(7)も単数又は複数の連通孔をもって置
換することも可能である。
なお、図中、(9)は蓄冷剤(4)を保持し安定せしめ
るための凸条である。
るための凸条である。
又、上記説明においては、中蓋(3)と蓋体(2)との
結合は中蓋の一部周縁(3a)によって行わせているが、
中蓋(3)の外周に第3図に示す如く凸部(10)を形成
し、これを蓋体(2)の脚部(2a)に設けた凹み(11)
に対し凹凸嵌合せしめる既知の嵌合手段を複数個用いて
も同様、極めて容易に両者の取り付け、取り外しを行な
うことができる。
結合は中蓋の一部周縁(3a)によって行わせているが、
中蓋(3)の外周に第3図に示す如く凸部(10)を形成
し、これを蓋体(2)の脚部(2a)に設けた凹み(11)
に対し凹凸嵌合せしめる既知の嵌合手段を複数個用いて
も同様、極めて容易に両者の取り付け、取り外しを行な
うことができる。
第3図中、第1図,第2図と同一符号は同一部分を示
す。また、第3図の例においても、凹凸嵌合部以外の部
分は中蓋中央凸出部と外周にスリットが形成されること
は勿論である。
す。また、第3図の例においても、凹凸嵌合部以外の部
分は中蓋中央凸出部と外周にスリットが形成されること
は勿論である。
なお、以上の例は本発明容器の各例であり、本発明容器
はこれに限られることなく、その目的を逸脱しない限り
において更に種々の改変が可能であることは云うまでも
ない。
はこれに限られることなく、その目的を逸脱しない限り
において更に種々の改変が可能であることは云うまでも
ない。
かくして、上記の如く構成された保冷容器は蓄冷剤と容
器とを嵌合しそのまま蓄冷することはもとより、内容物
を容器本体内に収容し、冷気の対流作用によって内容物
を冷却、又は保冷することができる。
器とを嵌合しそのまま蓄冷することはもとより、内容物
を容器本体内に収容し、冷気の対流作用によって内容物
を冷却、又は保冷することができる。
この場合、保冷容器の把手としては手,ベルト,紐など
種々のものを選定することができる。
種々のものを選定することができる。
次に上記本発明容器と第4図に示す如き従来容器とにつ
いて夫々容器内の温度分布を測定し、その性能を対比評
価した結果を示す。
いて夫々容器内の温度分布を測定し、その性能を対比評
価した結果を示す。
容器本体として縦×横×高さが415×315×100(mm)の
容器を用い、外気温度30℃、蓄冷剤−5℃氷結蓄冷剤4k
g入りの条件で第5図(イ)に示すA軸断面、B軸断
面、C軸断面で夫々同図(ロ)に示す〜の測定点を
とり、設定後、5時間経過後の各点の温度を測定した。
容器を用い、外気温度30℃、蓄冷剤−5℃氷結蓄冷剤4k
g入りの条件で第5図(イ)に示すA軸断面、B軸断
面、C軸断面で夫々同図(ロ)に示す〜の測定点を
とり、設定後、5時間経過後の各点の温度を測定した。
第6図,第7図及び第8図は上記測定におけるA,B及び
C各軸断面方向各測定点の温度分布状況の対比であり、
夫々(イ)は従来の容器の場合、(ロ)は本発明容器の
場合を示す。
C各軸断面方向各測定点の温度分布状況の対比であり、
夫々(イ)は従来の容器の場合、(ロ)は本発明容器の
場合を示す。
これら各図の対比結果より従来の容器においては容器内
の温度分布が大きく、中央部は冷気により冷却されると
しても周壁に近づくに従って冷気がまわり難いことが分
かるが本発明の場合は中央部、周壁近傍で温度差は少な
く保冷効果が良好であることが理解される。
の温度分布が大きく、中央部は冷気により冷却されると
しても周壁に近づくに従って冷気がまわり難いことが分
かるが本発明の場合は中央部、周壁近傍で温度差は少な
く保冷効果が良好であることが理解される。
(発明の効果) 本発明は以上のように発泡合成樹脂製の保冷容器におい
て、蓋体内面に中央に凸出部を設けた中蓋を配し、凸出
部を除く中蓋と蓋体との間に蓄冷剤を保持せしめると共
に、中蓋の中央凸出部と少なくとも外周の一部に冷気連
通部を形成せしめたものであり、蓄冷剤によって冷却さ
れた冷気は中蓋の外周連通部より容器本体内に流入し、
容器本体内壁に沿って流下したのち、中蓋中央部の連通
部より上昇する対流を生じて容器内の生鮮食料品などの
内容物を対流温度分布のもとに冷却し、保冷せしめるこ
ととなり従来の乱流混合冷却方式に比し保冷容器内で温
度上昇が最もはげしい周壁内面側を最も効果的に冷却
し、新鮮度を長時間安定的に保持させる顕著な効果を奏
する。
て、蓋体内面に中央に凸出部を設けた中蓋を配し、凸出
部を除く中蓋と蓋体との間に蓄冷剤を保持せしめると共
に、中蓋の中央凸出部と少なくとも外周の一部に冷気連
通部を形成せしめたものであり、蓄冷剤によって冷却さ
れた冷気は中蓋の外周連通部より容器本体内に流入し、
容器本体内壁に沿って流下したのち、中蓋中央部の連通
部より上昇する対流を生じて容器内の生鮮食料品などの
内容物を対流温度分布のもとに冷却し、保冷せしめるこ
ととなり従来の乱流混合冷却方式に比し保冷容器内で温
度上昇が最もはげしい周壁内面側を最も効果的に冷却
し、新鮮度を長時間安定的に保持させる顕著な効果を奏
する。
しかも本発明容器は前記の如く外周に冷気が流入し、内
容物を冷却した温気は中央凸出部の連通部より上昇して
対流作用は促進され、しかも温度上昇がはげしい周壁側
に冷気が導入されるので、容器内の周壁側と中心部の温
度差も少なくなり、全体が略均一な状態に近づき保冷中
の内容物の新鮮度の保持性能を一層高め、品質安定をよ
り有効ならしめることができる。
容物を冷却した温気は中央凸出部の連通部より上昇して
対流作用は促進され、しかも温度上昇がはげしい周壁側
に冷気が導入されるので、容器内の周壁側と中心部の温
度差も少なくなり、全体が略均一な状態に近づき保冷中
の内容物の新鮮度の保持性能を一層高め、品質安定をよ
り有効ならしめることができる。
更に、本発明容器は前記対流の結果、蓄冷剤冷気が上部
に逃げることがなく、内容物の冷却,保冷に最大限消費
されるのでより一層の保冷効果を発揮し、かつ蓄冷剤の
長期使用を可能とし保冷容器の実使用に一段の効用が期
待される。
に逃げることがなく、内容物の冷却,保冷に最大限消費
されるのでより一層の保冷効果を発揮し、かつ蓄冷剤の
長期使用を可能とし保冷容器の実使用に一段の効用が期
待される。
なお、本発明保冷容器は宅配用保冷箱の外、野菜用,魚
用,医薬品その他各種の要保冷商品の保冷容器として広
く各分野に使用される。
用,医薬品その他各種の要保冷商品の保冷容器として広
く各分野に使用される。
第1図は本発明保冷容器の1例を示す一部断面正面図、
第2図は第1図に示す保冷容器の一部蓋除去平面図、第
3図は本発明保冷容器の変形実施例に係る一部断面正面
図、第4図は市販の保冷容器例を示す内部構造説明斜視
図である。 また第5図(イ),(ロ)は本発明保冷容器の温度分布
による性能評価の軸方向ならびに測定点を示す説明図、
第6図,第7図及び第8図は第5図におけるA,B,C各軸
方向及び測定点における設定後5時間経過後の容器内温
度分布状況を示す図表であり、夫々(イ)は従来容器の
場合、(ロ)は本発明容器の場合を示す。 (1)……容器本体、 (2)……蓋体、 (3)……中蓋、 (4)……蓄冷剤、 (5)……中蓋面の孔又はスリット、 (6)……蓄冷剤保持空間、 (7)……中蓋中心部連通部(スリット)、 (8)……中蓋外周の連通部(スリット)。
第2図は第1図に示す保冷容器の一部蓋除去平面図、第
3図は本発明保冷容器の変形実施例に係る一部断面正面
図、第4図は市販の保冷容器例を示す内部構造説明斜視
図である。 また第5図(イ),(ロ)は本発明保冷容器の温度分布
による性能評価の軸方向ならびに測定点を示す説明図、
第6図,第7図及び第8図は第5図におけるA,B,C各軸
方向及び測定点における設定後5時間経過後の容器内温
度分布状況を示す図表であり、夫々(イ)は従来容器の
場合、(ロ)は本発明容器の場合を示す。 (1)……容器本体、 (2)……蓋体、 (3)……中蓋、 (4)……蓄冷剤、 (5)……中蓋面の孔又はスリット、 (6)……蓄冷剤保持空間、 (7)……中蓋中心部連通部(スリット)、 (8)……中蓋外周の連通部(スリット)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−172755(JP,U) 実開 昭62−6274(JP,U) 実公 昭55−21995(JP,Y2) 実公 昭60−1104(JP,Y2)
Claims (3)
- 【請求項1】容器本体とその上部開口に嵌着する蓋体か
らなる発泡合成樹脂製の保冷容器において、前記蓋体内
部に中蓋を嵌合着可能に設け、該中蓋の中央部に蓋体と
の間に空隙を存し凸出部を形成して該凸出部を除く中蓋
と上部の蓋体との間に蓄冷剤保持空間を形成せしめる共
に、前記中蓋中央部の凸出部と少なくとも中蓋外周の一
部に容器本体内と前記蓄冷剤保持空間を連通する連通部
を設け、蓄冷剤によって生じる冷気を中蓋周辺の連通部
より容器本体周壁に沿って流下させ、冷却済み温気を中
蓋中央凸出部の連通部より上部の蓄冷剤保持空間に流す
対流系路を形成してなることを特徴とする保冷容器。 - 【請求項2】中蓋が蓋体周縁部の脚部に対しワンタッチ
で嵌合される特許請求の範囲第1項記載の保冷容器。 - 【請求項3】中蓋が容器本体と蓄冷剤保持空間を連通す
る孔又はスリットを有している特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の保冷容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119955A JPH0729660B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 保冷容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62119955A JPH0729660B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | 保冷容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63294370A JPS63294370A (ja) | 1988-12-01 |
| JPH0729660B2 true JPH0729660B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=14774337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-05-15 JP JP62119955A patent/JPH0729660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
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