JPH0730572B2 - 地中埋設管の移動修正工法及びその工法に使用する起振動装置 - Google Patents
地中埋設管の移動修正工法及びその工法に使用する起振動装置Info
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- JPH0730572B2 JPH0730572B2 JP22410587A JP22410587A JPH0730572B2 JP H0730572 B2 JPH0730572 B2 JP H0730572B2 JP 22410587 A JP22410587 A JP 22410587A JP 22410587 A JP22410587 A JP 22410587A JP H0730572 B2 JPH0730572 B2 JP H0730572B2
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、地中に埋設された管を土を掘り起すことなく
移動修正する工法とその工法に使用する起振動装置に係
り、特に比較的大径の管の移動修正に適する工法及び装
置に関するものである。
移動修正する工法とその工法に使用する起振動装置に係
り、特に比較的大径の管の移動修正に適する工法及び装
置に関するものである。
(従来技術) 従来より、地盤の不等沈下等に伴なう地中埋設管のたる
みを修正するには土を掘り起して修正したり、土を掘り
起すことなく修正する工法としては、管の下側にセメン
トと水ガラス等の混合物からなる固結体を注入して凝固
させ、これにより管のたるみ部分を押し上げる、所謂グ
ラウト工法が知られている。
みを修正するには土を掘り起して修正したり、土を掘り
起すことなく修正する工法としては、管の下側にセメン
トと水ガラス等の混合物からなる固結体を注入して凝固
させ、これにより管のたるみ部分を押し上げる、所謂グ
ラウト工法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記したグラウト工法においては管の移動修正に
最適な注入材の量を設定することがむずかしい、という
基本的な難点がある。
最適な注入材の量を設定することがむずかしい、という
基本的な難点がある。
本発明者は埋設管の移動修正工法について上記クラウト
工法に代る他の工法を種々研究した結果、通常、地中に
管を埋設するに際しては、管の周辺に土砂を埋め戻して
おり、従って埋設管の周辺には土砂層が形成されている
のが一般であるから、土砂層の流動化現象を利用して埋
設管を移動修正し得ることを見出した。
工法に代る他の工法を種々研究した結果、通常、地中に
管を埋設するに際しては、管の周辺に土砂を埋め戻して
おり、従って埋設管の周辺には土砂層が形成されている
のが一般であるから、土砂層の流動化現象を利用して埋
設管を移動修正し得ることを見出した。
いわゆる新潟地震による落橋の原因究明を契機として飽
和砂層の流動化現象に関する研究が進められた結果、土
砂の流動化の原因は概略次のように説明されている。
和砂層の流動化現象に関する研究が進められた結果、土
砂の流動化の原因は概略次のように説明されている。
一般に、ゆるく堆積した砂が振動を受けると密になり、
逆に密度の高い状態の砂が振動を受けるとゆるむが、こ
の密度の限界状態における間隙比(限界間隙比)よりも
密度の低い砂が水で飽和された状態にあるときに振動を
受けると、間隙を減少するために間隙水圧が上昇し、粒
子間の接触圧(有効応力)が小さくなることによって剪
断抵抗が少なくなり、この剪断抵抗が殆どなくなると砂
は流体のようになってしまい(砂の流動化)、砂の表面
側にある重量物体は徐々に沈下し、砂の中に埋まってい
る軽量物体は浮上する現象を呈するものとされている。
逆に密度の高い状態の砂が振動を受けるとゆるむが、こ
の密度の限界状態における間隙比(限界間隙比)よりも
密度の低い砂が水で飽和された状態にあるときに振動を
受けると、間隙を減少するために間隙水圧が上昇し、粒
子間の接触圧(有効応力)が小さくなることによって剪
断抵抗が少なくなり、この剪断抵抗が殆どなくなると砂
は流体のようになってしまい(砂の流動化)、砂の表面
側にある重量物体は徐々に沈下し、砂の中に埋まってい
る軽量物体は浮上する現象を呈するものとされている。
従って、埋設管の周辺に形成されている土砂層に流動化
現象を生じさせてやることによって管を移動させること
が可能である。
現象を生じさせてやることによって管を移動させること
が可能である。
本発明の第1の目的は、上記した砂の流動化現象を利用
することによって埋設管を移動修正する工法を提供する
ことにあり、また、本発明の第2の目的はその工法の実
施に使用する起振動装置を提供することにある。
することによって埋設管を移動修正する工法を提供する
ことにあり、また、本発明の第2の目的はその工法の実
施に使用する起振動装置を提供することにある。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明の地中埋設管の移動修正工法は、地中に埋設され
た管内に起振動装置を設置して該起振動装置で管に振動
を加えることによって管周辺の土砂に振動を与えて水で
飽和された状態にある土砂に流動化現象を発生させ、土
砂中の重い物体が沈下して軽い物体が浮上する作用を利
用して管本体を移動修正する工法であり、 また、本発明の起振動装置は、板バネ状の脚部を備えた
フレームと、該フレームに固定された起振動機本体と、
フレームから伸縮自在に延びていて先端部には管の天端
に当接する当接部材が設けられた調節アームとによって
構成されている。
た管内に起振動装置を設置して該起振動装置で管に振動
を加えることによって管周辺の土砂に振動を与えて水で
飽和された状態にある土砂に流動化現象を発生させ、土
砂中の重い物体が沈下して軽い物体が浮上する作用を利
用して管本体を移動修正する工法であり、 また、本発明の起振動装置は、板バネ状の脚部を備えた
フレームと、該フレームに固定された起振動機本体と、
フレームから伸縮自在に延びていて先端部には管の天端
に当接する当接部材が設けられた調節アームとによって
構成されている。
本発明の工法を実施するに際し、埋設管周辺の土砂層を
飽和砂層とするために、地上から建て込んだパイプを介
して水を注入することができる。
飽和砂層とするために、地上から建て込んだパイプを介
して水を注入することができる。
(作用) 地中に埋設される管の周辺には通常土砂が埋め戻されて
いるから、移動修正しようとする埋設管の内部に起振動
装置を設置し、該起振動装置で管を振動させることによ
って管周辺の土砂に振動を与える。管の埋設されている
部分の地層条件は場所によって異なり、管周辺の土砂が
水で飽和された状態になっていない地層条件の場合には
地上からパイプを建て込んで該パイプを介して給水する
ことにより、土砂に充分に吸水せしめ、水で飽和された
状態を生成する。
いるから、移動修正しようとする埋設管の内部に起振動
装置を設置し、該起振動装置で管を振動させることによ
って管周辺の土砂に振動を与える。管の埋設されている
部分の地層条件は場所によって異なり、管周辺の土砂が
水で飽和された状態になっていない地層条件の場合には
地上からパイプを建て込んで該パイプを介して給水する
ことにより、土砂に充分に吸水せしめ、水で飽和された
状態を生成する。
このような水で飽和された状態にある土砂に管を介して
振動が与えられると土砂の流動化が生じ、中空体である
埋設管は土砂中においては軽量物であるから徐々に浮上
し、管のたるみが修正される。
振動が与えられると土砂の流動化が生じ、中空体である
埋設管は土砂中においては軽量物であるから徐々に浮上
し、管のたるみが修正される。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中、Aは水道管等の地中埋設管であるが、該地中埋設
管Aの周辺には土砂が埋め戻されていて土砂層Bが形成
されている。この埋設管A内に起振動装置1を設置して
該起振動装置1で管Aに振動を加えることによって管周
辺の土砂に振動を与え、水で飽和された状態にある土砂
に流動化現象を発生させる。
管Aの周辺には土砂が埋め戻されていて土砂層Bが形成
されている。この埋設管A内に起振動装置1を設置して
該起振動装置1で管Aに振動を加えることによって管周
辺の土砂に振動を与え、水で飽和された状態にある土砂
に流動化現象を発生させる。
土砂中における管Aの占める容積は大きいが管が中空体
であるため土砂中においては軽量物であり、従って、土
砂の流動化現象における作用、即ち、重い物体が沈下し
て軽い物体が浮上する作用により、管Aは浮上してたる
みを修正することができる。浮上修正された管Aのレベ
ルは容易に検知することができるから、管が所定位置ま
で修正された状態で起振動装置1による振動を停止す
る。
であるため土砂中においては軽量物であり、従って、土
砂の流動化現象における作用、即ち、重い物体が沈下し
て軽い物体が浮上する作用により、管Aは浮上してたる
みを修正することができる。浮上修正された管Aのレベ
ルは容易に検知することができるから、管が所定位置ま
で修正された状態で起振動装置1による振動を停止す
る。
管Aの埋設されている部分の地層条件は場所によって異
なり、管周辺の土砂層Bが水で飽和された状態になって
いない地層条件の場合には、地上からパイプPを建て込
んで該パイプを介して給水Wすることにより、土砂に充
分に吸水せしめ、水で飽和された状態を生成する。
なり、管周辺の土砂層Bが水で飽和された状態になって
いない地層条件の場合には、地上からパイプPを建て込
んで該パイプを介して給水Wすることにより、土砂に充
分に吸水せしめ、水で飽和された状態を生成する。
起振動装置1としては、第2図に示すように、板バネ状
の脚部3を備えたフレーム2と、該フレーム2に固定さ
れた電動の起振動機本体4と、フレーム2から昇降調節
自在に延びていて先端部には管の天端に当接する当接部
材6が設けられた調節アーム5とによって構成されてい
る。
の脚部3を備えたフレーム2と、該フレーム2に固定さ
れた電動の起振動機本体4と、フレーム2から昇降調節
自在に延びていて先端部には管の天端に当接する当接部
材6が設けられた調節アーム5とによって構成されてい
る。
上記した起振動装置1の構成を詳説すると、上記フレー
ム2には板バネ状の脚部3が平行に設けられ、この脚部
3の各先端部にはキャスター7が取り付けられていて管
内を移動走行させる際に便利なようになっている。調節
アーム5の構成としては、実施例では、フレーム2の前
後両サイドに油圧シリンダー8が配置され、両ロッド9
間に連結部材10が差し渡されると共にこの連結部材10に
木材等のクッション材からなる当接部材6が取り付けら
れている。
ム2には板バネ状の脚部3が平行に設けられ、この脚部
3の各先端部にはキャスター7が取り付けられていて管
内を移動走行させる際に便利なようになっている。調節
アーム5の構成としては、実施例では、フレーム2の前
後両サイドに油圧シリンダー8が配置され、両ロッド9
間に連結部材10が差し渡されると共にこの連結部材10に
木材等のクッション材からなる当接部材6が取り付けら
れている。
第1図に示すように、垂れ下り等が生じた管Aをレベル
Lの位置まで持ち上げ修正するに際しては、該管の内部
に上記のように構成された起振動装置1をワイヤー等に
よって移動走行させ、ホース11を介して油圧で調節アー
ム5をジャッキアップすると当接部材6が管内天端に圧
接する。このようにすることによって内径の異なる管に
対応させることができる。
Lの位置まで持ち上げ修正するに際しては、該管の内部
に上記のように構成された起振動装置1をワイヤー等に
よって移動走行させ、ホース11を介して油圧で調節アー
ム5をジャッキアップすると当接部材6が管内天端に圧
接する。このようにすることによって内径の異なる管に
対応させることができる。
この状態で起振動機本体4に通電して振動を発生させる
と上記板バネ状の脚部3と当接部材6を介して管Aが振
動し、これによって該管Aの周辺に形成されている土砂
層Bに振動が与えられる。土砂層Bは水によって飽和さ
れた状態にあるから該土砂に流動化が生じ、土砂中の石
等の重い物体Cは沈下すると共に軽量物である管Aは徐
々に浮上する。
と上記板バネ状の脚部3と当接部材6を介して管Aが振
動し、これによって該管Aの周辺に形成されている土砂
層Bに振動が与えられる。土砂層Bは水によって飽和さ
れた状態にあるから該土砂に流動化が生じ、土砂中の石
等の重い物体Cは沈下すると共に軽量物である管Aは徐
々に浮上する。
なお、上記した調節アーム5の昇降調節は油圧によるジ
ャッキアップだけでなく他の適宜な手段を用いることが
できる。
ャッキアップだけでなく他の適宜な手段を用いることが
できる。
「発明の効果」 本発明の地中埋設管の移動修正工法によれば、移動修正
しようとする埋設管の内部に起振動装置を設置して該起
振動装置で管を振動させることによって管周辺の土砂に
振動を与え、水で飽和された状態になっている土砂に流
動化現象を生じさせて管を浮上修正することができる。
従って管を移動修正するために大きな開削工事をする必
要がないのは勿論、従来のグラウト工法のように大量の
凝固材を注入する必要もなく、管の移動修正工事を迅速
に行なうことができる。
しようとする埋設管の内部に起振動装置を設置して該起
振動装置で管を振動させることによって管周辺の土砂に
振動を与え、水で飽和された状態になっている土砂に流
動化現象を生じさせて管を浮上修正することができる。
従って管を移動修正するために大きな開削工事をする必
要がないのは勿論、従来のグラウト工法のように大量の
凝固材を注入する必要もなく、管の移動修正工事を迅速
に行なうことができる。
第1図は持上げ修正すべき地中埋設管の状況を示す断面
図、第2図は起振動装置を設置した状態を示す管の断面
図、第3図は起振動装置を示す斜視図である。 A:地中埋設管、B:土砂層、P:パイプ 1:起振動装置、2:フレーム、3:脚部 4:起振動機本体、5:調節アーム、6:当接部材 7:キャスター、8:油圧シリンダー、9:ロッド
図、第2図は起振動装置を設置した状態を示す管の断面
図、第3図は起振動装置を示す斜視図である。 A:地中埋設管、B:土砂層、P:パイプ 1:起振動装置、2:フレーム、3:脚部 4:起振動機本体、5:調節アーム、6:当接部材 7:キャスター、8:油圧シリンダー、9:ロッド
Claims (4)
- 【請求項1】地中に埋設された管内に起振動装置を設置
して該起振動装置で管に振動を加えることによって管周
辺の土砂に振動を与えて水で飽和された状態にある土砂
に流動化現象を発生させ、土砂中の重い物体が沈下して
軽い物体が浮上する作用を利用して管本体を移動修正す
ることを特徴とする地中埋設管の移動修正工法。 - 【請求項2】移動修正しようとする管の周辺の土砂に地
上から建て込んだパイプを介して水を注入して土砂を水
で飽和された状態にすることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の移動修正工法。 - 【請求項3】地中に埋設された管に振動を加えることに
よって管周辺の土砂に振動を与えて水で飽和された状態
にある土砂に流動化現象を発生させ、土中の重いものが
沈下して軽いものが浮上する作用を利用して管本体を移
動修正する工法に使用され、管に振動を与えるために管
内に設置される起振動装置であって、 板バネ状の脚部を備えたフレームと、該フレームに固定
された起振動機本体と、フレームから昇降調節自在に延
びていて先端部には管の天端に当接する当接部材が設け
られた調節アームとからなることを特徴とする起振動装
置。 - 【請求項4】脚部には移動用キャスターが設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の起振動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22410587A JPH0730572B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 地中埋設管の移動修正工法及びその工法に使用する起振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22410587A JPH0730572B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 地中埋設管の移動修正工法及びその工法に使用する起振動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6471929A JPS6471929A (en) | 1989-03-16 |
| JPH0730572B2 true JPH0730572B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16808619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22410587A Expired - Fee Related JPH0730572B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 地中埋設管の移動修正工法及びその工法に使用する起振動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730572B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102308916B1 (ko) * | 2019-06-05 | 2021-10-05 | 신성식 | 부등침하 암거의 인양장치 및 이를 이용한 부등침하 암거의 인양공법 |
-
1987
- 1987-09-09 JP JP22410587A patent/JPH0730572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6471929A (en) | 1989-03-16 |
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