JPH073259B2 - 繊維補強ゴム製品 - Google Patents
繊維補強ゴム製品Info
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- JPH073259B2 JPH073259B2 JP2039224A JP3922490A JPH073259B2 JP H073259 B2 JPH073259 B2 JP H073259B2 JP 2039224 A JP2039224 A JP 2039224A JP 3922490 A JP3922490 A JP 3922490A JP H073259 B2 JPH073259 B2 JP H073259B2
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- braid
- utilization rate
- belt
- hollow portion
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- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/44—Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
- D02G3/48—Tyre cords
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
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- B29C70/06—Fibrous reinforcements only
- B29C70/10—Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres
- B29C70/16—Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres using fibres of substantial or continuous length
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
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- D—TEXTILES; PAPER
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G1/00—Driving-belts
- F16G1/28—Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2021/00—Use of unspecified rubbers as moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29L2031/709—Articles shaped in a closed loop, e.g. conveyor belts
- B29L2031/7092—Conveyor belts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維補強ゴム製品に係り、特に製品本体に埋
設された補強体の改良に関する。
設された補強体の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、例えばベルト、タイヤおよびホース等のゴム
製品には、高強力、高弾性率、高寸法安定性および高接
着性等の特性が要求されることから、これらの特性を満
たすべくゴム製の製品本体に繊維からなる補強用コード
および布状物等の補強体が埋設されている。この補強体
としては、一般的には、複数本の糸条を撚ってなる撚り
糸が用いられ、その種類は、撚り方によって諸撚り糸、
片撚り糸およびランク撚り糸等に分けることができる。
製品には、高強力、高弾性率、高寸法安定性および高接
着性等の特性が要求されることから、これらの特性を満
たすべくゴム製の製品本体に繊維からなる補強用コード
および布状物等の補強体が埋設されている。この補強体
としては、一般的には、複数本の糸条を撚ってなる撚り
糸が用いられ、その種類は、撚り方によって諸撚り糸、
片撚り糸およびランク撚り糸等に分けることができる。
ところが、撚り糸で補強体を構成したゴム製品、例えば
伝動ベルトや運搬ベルト等の工業用ベルトでは、一般に
撚り回数の多い撚り糸が用いられていることから、補強
体の強力利用率および弾性率利用率が低下する嫌いがあ
った。すなわち、強力利用率および弾性率利用率には、
撚り糸の撚り回数が多くなり、ある値を越えると低下す
るという傾向がある。
伝動ベルトや運搬ベルト等の工業用ベルトでは、一般に
撚り回数の多い撚り糸が用いられていることから、補強
体の強力利用率および弾性率利用率が低下する嫌いがあ
った。すなわち、強力利用率および弾性率利用率には、
撚り糸の撚り回数が多くなり、ある値を越えると低下す
るという傾向がある。
そこで、上述の如き問題点(強力利用率および弾性率利
用率)を改善した繊維補強ゴム製品として、無撚り糸で
補強体を構成したものが知られている。一方、撚り糸の
撚り回数が多くなると強力利用率および弾性率利用率が
低下するとはいっても、実際には、撚り回数の少ないい
わゆる甘撚り段階では高い強力利用率および弾性率利用
率を示し、甘撚り段階を過ぎると低下する傾向にあるこ
とから、強力利用率および弾性率利用率が最高値のとき
の甘撚り段階の撚り糸を用いることも考えられる。
用率)を改善した繊維補強ゴム製品として、無撚り糸で
補強体を構成したものが知られている。一方、撚り糸の
撚り回数が多くなると強力利用率および弾性率利用率が
低下するとはいっても、実際には、撚り回数の少ないい
わゆる甘撚り段階では高い強力利用率および弾性率利用
率を示し、甘撚り段階を過ぎると低下する傾向にあるこ
とから、強力利用率および弾性率利用率が最高値のとき
の甘撚り段階の撚り糸を用いることも考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述の如く無撚り糸や甘撚り糸で補強体を構成
したゴム製品では、その構造上、形状安定性が悪く、外
部応力に対して糸の断面形状が容易に変化することか
ら、マトリックスゴムとの界面でのフィラメント破壊が
起こり易くなるという不具合がある。
したゴム製品では、その構造上、形状安定性が悪く、外
部応力に対して糸の断面形状が容易に変化することか
ら、マトリックスゴムとの界面でのフィラメント破壊が
起こり易くなるという不具合がある。
ところで、古来から組紐なるものが用いられている。こ
の組紐のうち丸打ち組紐は、その構造特性より寸法安定
性が特に良いことから、これをゴム製品の補強体として
上記無撚り糸や甘撚り糸等と共に用いれば、ゴム製品の
寸法安定性を改質でき、かつ補強体の強力利用率および
弾性率利用率も高く確保し得て好ましい。
の組紐のうち丸打ち組紐は、その構造特性より寸法安定
性が特に良いことから、これをゴム製品の補強体として
上記無撚り糸や甘撚り糸等と共に用いれば、ゴム製品の
寸法安定性を改質でき、かつ補強体の強力利用率および
弾性率利用率も高く確保し得て好ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、無撚り糸や甘撚り糸等を丸打ち組紐
の中空部内に挿入配置することにより、ゴム製品の補強
体の強力利用率および弾性率利用率の向上に加えて、ゴ
ム製品の寸法安定性の向上をも図らんとすることにあ
る。
的とするところは、無撚り糸や甘撚り糸等を丸打ち組紐
の中空部内に挿入配置することにより、ゴム製品の補強
体の強力利用率および弾性率利用率の向上に加えて、ゴ
ム製品の寸法安定性の向上をも図らんとすることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、ゴム製の製品本
体に繊維からなる補強体が埋設されたゴム製品を対象と
し、次のような解決手段を講じた。
体に繊維からなる補強体が埋設されたゴム製品を対象と
し、次のような解決手段を講じた。
すなわち、本発明の解決手段は、上記補強体を、4本以
上の偶数本数の糸条にて円筒状に組まれたシンメトリッ
クな中空部を有する丸打ち組紐と、該丸打ち組紐の上記
中空部内に設けられた無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
る心糸とでもって構成し、かつ該心糸の撚り係数をK=
350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定したことを特徴とする。
上の偶数本数の糸条にて円筒状に組まれたシンメトリッ
クな中空部を有する丸打ち組紐と、該丸打ち組紐の上記
中空部内に設けられた無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
る心糸とでもって構成し、かつ該心糸の撚り係数をK=
350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定したことを特徴とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、ゴム製の製品本体に埋
設された繊維からなる補強体は、4本以上の偶数本数の
糸条にて円筒状に組まれたシンメトリックな中空部を有
する丸打ち組紐の上記中空部内に心糸が設けられて構成
され、かつ該心糸は、撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
っていることから、ゴム製品の補強体の強力利用率およ
び弾性率利用率が撚り糸の撚り特性により向上せしめら
れ、さらには丸打ち組紐の構造特性により撚り糸の外部
応力に対する変形がカバーされてゴム製品の寸法安定性
をも向上せしめられることとなる。
設された繊維からなる補強体は、4本以上の偶数本数の
糸条にて円筒状に組まれたシンメトリックな中空部を有
する丸打ち組紐の上記中空部内に心糸が設けられて構成
され、かつ該心糸は、撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
っていることから、ゴム製品の補強体の強力利用率およ
び弾性率利用率が撚り糸の撚り特性により向上せしめら
れ、さらには丸打ち組紐の構造特性により撚り糸の外部
応力に対する変形がカバーされてゴム製品の寸法安定性
をも向上せしめられることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の実施例に係る繊維補強ゴム製品として
の歯付ベルトAを示す。該歯付ベルトAは、伸長部ゴム
層1と、該伸長部ゴム層1に埋設された繊維からなる補
強体2と、上記伸長部ゴム層1の片側(第3図下側)に
伸長部ゴム層1と同一材質のゴムにて一体に形成された
複数(第3図では2つのみ表われる)の歯部3,3,…とか
らなる製品本体としてのベルト本体4を備えてなり、該
ベルト本体4の歯部3表面側には、歯布5が一体的に被
着せしめられている。
の歯付ベルトAを示す。該歯付ベルトAは、伸長部ゴム
層1と、該伸長部ゴム層1に埋設された繊維からなる補
強体2と、上記伸長部ゴム層1の片側(第3図下側)に
伸長部ゴム層1と同一材質のゴムにて一体に形成された
複数(第3図では2つのみ表われる)の歯部3,3,…とか
らなる製品本体としてのベルト本体4を備えてなり、該
ベルト本体4の歯部3表面側には、歯布5が一体的に被
着せしめられている。
上記補強体2は、第1図および第2図に拡大詳示するよ
うに、4本以上の偶数本数(本実施例では4本)の糸条
6,6,…にて円筒状に組まれたシンメトリックな中空部8
を有する複数本の丸打ち組紐7,7,…と、該各丸打ち組紐
7の上記中空部8内に挿入配置された心糸9とでもって
構成されている。そして、本発明の特徴として、該心糸
9は、撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸でもっ
て構成されている。
うに、4本以上の偶数本数(本実施例では4本)の糸条
6,6,…にて円筒状に組まれたシンメトリックな中空部8
を有する複数本の丸打ち組紐7,7,…と、該各丸打ち組紐
7の上記中空部8内に挿入配置された心糸9とでもって
構成されている。そして、本発明の特徴として、該心糸
9は、撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸でもっ
て構成されている。
上記糸条6の種類としては、無機繊維、有機繊維および
金属繊維等が用いられ、さらには、長繊維および短繊維
からなる紡績糸あるいはこれらの混合糸等何れであって
もよく、要は歯付ベルトAの要求性能に応じて適宜選定
すればよいが、強力および弾性率の優れた長繊維を用い
るのが好ましい。また、異種混合糸を用いる場合は、少
なくともそのうちの一種が高い強力および弾性率のもの
であればよい。
金属繊維等が用いられ、さらには、長繊維および短繊維
からなる紡績糸あるいはこれらの混合糸等何れであって
もよく、要は歯付ベルトAの要求性能に応じて適宜選定
すればよいが、強力および弾性率の優れた長繊維を用い
るのが好ましい。また、異種混合糸を用いる場合は、少
なくともそのうちの一種が高い強力および弾性率のもの
であればよい。
また、丸打ち組紐7を構成する糸条6の打込み本数とし
ては、4本以上の偶数本数であればその本数は問わな
い。このように、打込み本数を4本以上の偶数本数とす
るのは、組紐内部に円筒状の中空部8を形成する必要が
あるためであり、一般に、奇数本数ではシンメトリック
な中空部8ができないからである。さらに、糸条6のト
ータルデニール数およびモノフィラメントデニール数等
も歯付ベルトAの要求性能に応じて適宜選定すればよ
い。また、上記心糸9の種類は、上記糸条6と同種ある
いは異種の繊維が用途および目的に応じて用いられる。
ては、4本以上の偶数本数であればその本数は問わな
い。このように、打込み本数を4本以上の偶数本数とす
るのは、組紐内部に円筒状の中空部8を形成する必要が
あるためであり、一般に、奇数本数ではシンメトリック
な中空部8ができないからである。さらに、糸条6のト
ータルデニール数およびモノフィラメントデニール数等
も歯付ベルトAの要求性能に応じて適宜選定すればよ
い。また、上記心糸9の種類は、上記糸条6と同種ある
いは異種の繊維が用途および目的に応じて用いられる。
さらに、上記心糸9の撚り係数をK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定したのは、第4図に示すデータから明ら
かなように、撚り係数がK=0〜350の範囲で強力利用
率および弾性率利用率が共に高くなるからである。な
お、心糸9の撚り方向や多段撚りで行う場合の撚り方
(諸撚り糸、片撚り糸およびラング撚り糸等)は限定し
ない。
ール数)に設定したのは、第4図に示すデータから明ら
かなように、撚り係数がK=0〜350の範囲で強力利用
率および弾性率利用率が共に高くなるからである。な
お、心糸9の撚り方向や多段撚りで行う場合の撚り方
(諸撚り糸、片撚り糸およびラング撚り糸等)は限定し
ない。
また、上述の如くして組まれた丸打ち組紐7は、伸長部
ゴム層1に埋設される前段階で、例えばエポキシ樹脂、
イソシアネート化合物、エチレン尿素化合物およびレゾ
ルシン・ホルマリン・ラテックス(RFL)等からなる接
着剤の組合わせによる接着剤処理や延伸処理が施され
る。なお、接着剤処理方法としては、接着剤を補強体2
を構成する丸打ち組紐7の表面から内部に亘って均一に
含浸させる必要上、浸漬法が望ましい。
ゴム層1に埋設される前段階で、例えばエポキシ樹脂、
イソシアネート化合物、エチレン尿素化合物およびレゾ
ルシン・ホルマリン・ラテックス(RFL)等からなる接
着剤の組合わせによる接着剤処理や延伸処理が施され
る。なお、接着剤処理方法としては、接着剤を補強体2
を構成する丸打ち組紐7の表面から内部に亘って均一に
含浸させる必要上、浸漬法が望ましい。
次に、上述の如く構成された本実施例に係る歯付ベルト
Aのベルト伸び量のテストを比較例と共に下記の条件お
よび要領にて行った。
Aのベルト伸び量のテストを比較例と共に下記の条件お
よび要領にて行った。
[本実施例の歯付ベルトAの構成] 補強体2を構成する丸打ち組紐7として、ケブラー(商
品名 デュポン社製)1500deの3本引き揃え糸(トータ
ルデニール数:4500de)にナイロン製の330de4本打ちの
組紐でブレーディングしたものを用いた。この丸打ち組
紐7を、まず、イソシアネート化合物の接着剤に浸漬し
てサブコート層を形成し、次いで、レゾルシン・ホルマ
リン・ラテックス(RFL)接着剤混合ディップ液に浸漬
してセカンドコート層を形成し、その後、CR糊ゴム中に
浸漬してトップコート層を形成し、しかる後、心糸9に
対して1g/deのテンションをかけて延伸処理を施した。
この延伸処理済の複数本の丸打ち組紐7,7,…をCRゴム製
の伸長部ゴム層1の上にスパイラルに並べ、その上に上
記丸打ち組紐7を埋設するようにCRゴム製の歯部3を形
成した後、該歯部3表面にナイロン製の歯布5を被着
し、成形加硫することにより、上記複数本の丸打ち組紐
7,7,…の各中空部8内に心糸9が挿入配置された補強体
2をベルト本体4に埋設せしめた歯付ベルトAを得た。
なお、上記接着剤処理に際しては、丸打ち組紐7の表面
から内部に亘って接着剤が均一に含浸するようにする。
品名 デュポン社製)1500deの3本引き揃え糸(トータ
ルデニール数:4500de)にナイロン製の330de4本打ちの
組紐でブレーディングしたものを用いた。この丸打ち組
紐7を、まず、イソシアネート化合物の接着剤に浸漬し
てサブコート層を形成し、次いで、レゾルシン・ホルマ
リン・ラテックス(RFL)接着剤混合ディップ液に浸漬
してセカンドコート層を形成し、その後、CR糊ゴム中に
浸漬してトップコート層を形成し、しかる後、心糸9に
対して1g/deのテンションをかけて延伸処理を施した。
この延伸処理済の複数本の丸打ち組紐7,7,…をCRゴム製
の伸長部ゴム層1の上にスパイラルに並べ、その上に上
記丸打ち組紐7を埋設するようにCRゴム製の歯部3を形
成した後、該歯部3表面にナイロン製の歯布5を被着
し、成形加硫することにより、上記複数本の丸打ち組紐
7,7,…の各中空部8内に心糸9が挿入配置された補強体
2をベルト本体4に埋設せしめた歯付ベルトAを得た。
なお、上記接着剤処理に際しては、丸打ち組紐7の表面
から内部に亘って接着剤が均一に含浸するようにする。
[比較例の歯付ベルトの構成] 補強体2として、ケブラー(商品名 デュポン社製)15
00deの3本打ちの諸撚り糸(トータルデニール数:4500d
e)を用いたほかは、本実施例の場合と同様である。
00deの3本打ちの諸撚り糸(トータルデニール数:4500d
e)を用いたほかは、本実施例の場合と同様である。
[ベルト伸び量のテストの要領] 第5図に示すように、直径50mmの2つのプーリ10,10を
備えた二軸走行試験機を用意し、歯付ベルトを該二軸走
行試験機のプーリ10,10に掛け渡してウエイト11にて歯
付ベルトに所定のテンションをかけた状態で走行させ
た。
備えた二軸走行試験機を用意し、歯付ベルトを該二軸走
行試験機のプーリ10,10に掛け渡してウエイト11にて歯
付ベルトに所定のテンションをかけた状態で走行させ
た。
そのテスト結果を第6図に示す。このテストデータから
明らかなように、ベルト伸び量が、本実施例ではウエイ
ト荷重300kgfで約0.015mmと少なかったが、比較例では
ウエイト荷重300kgfで約0.035mmと多く、本実施例の2
倍以上の伸び量を示し、本実施例の方が寸法安定性が優
れていた。このことは、丸打ち組紐7の中空部8内に挿
入配置されている心糸9が、本実施例では3本引き揃え
糸であるのに対し、比較例では3本打ちの諸撚り糸であ
ることの相違に基づくものである。
明らかなように、ベルト伸び量が、本実施例ではウエイ
ト荷重300kgfで約0.015mmと少なかったが、比較例では
ウエイト荷重300kgfで約0.035mmと多く、本実施例の2
倍以上の伸び量を示し、本実施例の方が寸法安定性が優
れていた。このことは、丸打ち組紐7の中空部8内に挿
入配置されている心糸9が、本実施例では3本引き揃え
糸であるのに対し、比較例では3本打ちの諸撚り糸であ
ることの相違に基づくものである。
このように、本実施例では、ベルト本体4に埋設された
補強体2を、4本以上の偶数本数の糸条6,6,…にて円筒
状に組まれたシンメトリックな中空部8を有する丸打ち
組紐7の上記中空部8内に撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
る心糸9を挿入配置して構成していることから、該心糸
9の撚り特性により補強体2の強力利用率および弾性率
利用率を向上させることができ、さらには丸打ち組紐7
の構造特性により撚り糸の外部応力に対する変形をカバ
ーして歯付ベルトAの寸法安定性の向上をも図ることが
できる。
補強体2を、4本以上の偶数本数の糸条6,6,…にて円筒
状に組まれたシンメトリックな中空部8を有する丸打ち
組紐7の上記中空部8内に撚り係数がK=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
る心糸9を挿入配置して構成していることから、該心糸
9の撚り特性により補強体2の強力利用率および弾性率
利用率を向上させることができ、さらには丸打ち組紐7
の構造特性により撚り糸の外部応力に対する変形をカバ
ーして歯付ベルトAの寸法安定性の向上をも図ることが
できる。
なお、上記実施例において、心糸9の材質および太さ等
を選定することにより、歯付ベルトA(丸打ち組紐7)
の曲げ剛性を目的および用途に応じて自在に調節するこ
とができるというメリットがある。
を選定することにより、歯付ベルトA(丸打ち組紐7)
の曲げ剛性を目的および用途に応じて自在に調節するこ
とができるというメリットがある。
また、上記実施例では、ゴム製品として歯付ベルトAを
示したが、これに限らず、例えばVベルト、平ベルトお
よびリブ付ベルト等の伝動ベルトや搬送ベルト等の工業
用ベルトであってもよく、さらに、ベルト以外の例えば
タイヤやホース等のゴム製品にも適用可能なことはいう
までもない。
示したが、これに限らず、例えばVベルト、平ベルトお
よびリブ付ベルト等の伝動ベルトや搬送ベルト等の工業
用ベルトであってもよく、さらに、ベルト以外の例えば
タイヤやホース等のゴム製品にも適用可能なことはいう
までもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、補強体を、4本
以上の偶数本数の糸条にて円筒状に組まれたシンメトリ
ックな中空部を有する丸打ち組紐の上記中空部内に心糸
を設けて構成し、かつ該心糸として、撚り係数がK=35
0以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸を採用
したので、補強体の強力利用率および弾性率利用率の向
上に加えてゴム製品の寸法安定性の向上をも図ることが
できる。
以上の偶数本数の糸条にて円筒状に組まれたシンメトリ
ックな中空部を有する丸打ち組紐の上記中空部内に心糸
を設けて構成し、かつ該心糸として、撚り係数がK=35
0以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸を採用
したので、補強体の強力利用率および弾性率利用率の向
上に加えてゴム製品の寸法安定性の向上をも図ることが
できる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は丸打ち組紐の縦
断拡大側面図、第2図は同拡大正面図、第3図は歯付ベ
ルトの縦断正面図、第4図は心糸の撚り係数と強力利用
率および弾性率利用率との関係を示すデータ図、第5図
は二軸走行試験機の概略構成図、第6図はウエイト荷重
とベルト伸び量との関係を示すデータ図である。 2……補強体、4……ベルト本体(製品本体)、6……
糸条、7……丸打ち組紐、8……中空部、9……心糸、
A……歯付ベルト(繊維補強ゴム製品)。
断拡大側面図、第2図は同拡大正面図、第3図は歯付ベ
ルトの縦断正面図、第4図は心糸の撚り係数と強力利用
率および弾性率利用率との関係を示すデータ図、第5図
は二軸走行試験機の概略構成図、第6図はウエイト荷重
とベルト伸び量との関係を示すデータ図である。 2……補強体、4……ベルト本体(製品本体)、6……
糸条、7……丸打ち組紐、8……中空部、9……心糸、
A……歯付ベルト(繊維補強ゴム製品)。
Claims (1)
- 【請求項1】ゴム製の製品本体に繊維からなる補強体が
埋設されたゴム製品であって、上記補強体は、4本以上
の偶数本数の糸条にて円筒状に組まれたシンメトリック
な中空部を有する丸打ち組紐と、 該丸打ち組紐の上記中空部内に設けられ、撚り係数がK
=350以下 K:撚り係数、T:10cm当たりの撚り回数、D:トータルデニ
ール数)に設定された無撚り糸もしくは甘撚り糸からな
る心糸とでもって構成されていることを特徴とする繊維
補強ゴム製品。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039224A JPH073259B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 繊維補強ゴム製品 |
| DE69113078T DE69113078T2 (de) | 1990-02-19 | 1991-02-15 | Faserverstärkter Gummi. |
| EP91102189A EP0443458B1 (en) | 1990-02-19 | 1991-02-15 | Fiber reinforced rubber |
| KR1019910002633A KR940003181B1 (ko) | 1990-02-19 | 1991-02-19 | 섬유보강 고무제품 |
| US07/656,825 US5259822A (en) | 1990-02-19 | 1991-02-19 | Rubber article reinforced with fibers embedded therein |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2039224A JPH073259B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 繊維補強ゴム製品 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03244848A JPH03244848A (ja) | 1991-10-31 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JPH073259B2 (ja) |
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| US4652252A (en) * | 1983-11-21 | 1987-03-24 | The Gates Rubber Company | Toothed belt and method with reinforcement cord |
| JPS60172041A (ja) * | 1984-02-18 | 1985-09-05 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光材料 |
| JPS60143951U (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-24 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルト |
| JPS60172041U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-14 | 北辰工業株式会社 | 歯付ベルト |
| JPS6175855A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-18 | 旭化成株式会社 | ゴム補強用組紐状炭素繊維コ−ド |
| DD244606A1 (de) * | 1985-12-19 | 1987-04-08 | Werkzeugmasch Forschzent | Zahnriemen |
-
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- 1990-02-19 JP JP2039224A patent/JPH073259B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-15 DE DE69113078T patent/DE69113078T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-15 EP EP91102189A patent/EP0443458B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-19 US US07/656,825 patent/US5259822A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-19 KR KR1019910002633A patent/KR940003181B1/ko not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0443458A3 (en) | 1993-06-23 |
| JPH03244848A (ja) | 1991-10-31 |
| EP0443458A2 (en) | 1991-08-28 |
| KR940003181B1 (ko) | 1994-04-15 |
| DE69113078D1 (de) | 1995-10-26 |
| US5259822A (en) | 1993-11-09 |
| DE69113078T2 (de) | 1996-05-02 |
| EP0443458B1 (en) | 1995-09-20 |
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