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JPH073342B2 - 光学式エンコーダ - Google Patents
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JPH073342B2 - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JPH073342B2
JPH073342B2 JP62279834A JP27983487A JPH073342B2 JP H073342 B2 JPH073342 B2 JP H073342B2 JP 62279834 A JP62279834 A JP 62279834A JP 27983487 A JP27983487 A JP 27983487A JP H073342 B2 JPH073342 B2 JP H073342B2
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scale
transmitting portion
shaped groove
light receiving
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被測定物体の移動量や回転量等の変位を測定す
る光学式スケールを用いた光学式エンコーダに関し、特
に被測定物体の変位方向も同時に検出することのできる
簡易な構成の光学式エンコーダに関するものである。
(従来の技術) 従来より被測定物体の移動量や回転量の検出を光学式ス
ケールを利用して行う。所謂光学式エンコーダが例えば
特開昭59−63517号公報、特公昭57−12104号公報、特開
昭60−140119号公報等で提案されている。
例えば特公昭57−12104号公報では光透過性部材より成
る3角形状の溝断面を有する溝付格子より成る光学式ス
ケールを用いた光学式エンコーダを提案している。同公
報によれば3角形状の溝の傾斜面で2方向に射出した光
束を2個の受光素子で各々検出することにより、出力信
号として180度の電気的位相差を持つ2相出力信号(プ
ッシュプル出力関係の2相信号)を取出している。
しかしながら同公報の光学式エンコーダでは90度の位相
差を有する2相出力信号を得るには2相の出力信号の強
度関係を等しくする為の調整手段等を有しあまり好まし
い方法ではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はプラスチックモールド等の製造方法により容易
に製作することができる所定形状のV型溝と平面光透過
部を有した光学式スケールと該光学スケールから所定位
置に配置した2つの受光素子を用いることにより、0度
〜180度の範囲内で任意の位相差を有する2つの出力信
号、特に90度の位相差を有する出力信号が容易に得ら
れ、被測定物の変位方向も同時に容易に求めることので
きる簡易な構成の光学式エンコーダの提供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 光源からの光束を格子上の光透過部を設けた第1スケー
ルに入射させ、該光透過部からの光束を、被測定物の変
位方向に対して垂直方向に設けたV型溝と平面光透過部
とが該変位方向に対して水平方向に周期的に設けられた
第2スケールを介して、該第2スケールのV型溝の各傾
斜面に対して設けた2つの受光素子で受光する際、 該V型溝とその隣接するV型溝ピッチをPとしたとき、
該V型溝の傾斜面の幅をP/4とすることにより、前記2
つの受光素子より90度の位相差を有する2相出力信号を
出力させ、該2相出力信号より前記被測定物の変位方向
及び変位量を検出することである。
(実施例) 第1図は本発明の光学式エンコーダの概略図、第2図は
第1図の一部分の光束の進行状態を示す概略図である。
図中1は発光素子であり、集光作用をするレンズ部1aを
有している。2は第1スケールとしての固定スケールで
あり、格子状の光透過部と光遮光部とを等間隔で周期的
にピッチPで設けている。3は第2スケールとしての可
動スケールであり、固定スケール2と対向配置すると共
に不図示の被測定物に取り付けられている。4a,4b,4cは
各々受光素子であり、後述する可動スケール3の各領域
からの光束を各々受光している。5は増幅回路、6は波
形整形回路であり、増幅回路5からの出力信号を波形整
形している。7は方向判別カウンタであり、波形整形回
路6からの2つの所定の位相差を有した出力信号を用い
て可動スケール3の移動方向を判別している。
第3図(A),(B)は第1図に示す可動スケール3の
斜視図と光束の進行方向の断面図である。可動スケール
3はガラス若しくはプラスチック成形より成る平行平板
状の透明材料から成り、同図に示す如く発光素子1から
の光束の入射面上に、該可動スケールの可動方向Dに対
して垂直方向に固定スケール2の格子ピッチPと等しい
間隔で設けたV型溝31と可動方向Dに対して水平方向に
ピッチPと等しい間隔で設けた平面光透過部32とから構
成されている。
V型溝32を形成する2つの傾斜面3a,3cの裏面である平
面3dに対する角度θは各々45度、平面光透過部3bは平面
3dと平行となっている。
本実施例では発光素子1からの平行光束のうち固定スケ
ール2の透過部を通過した光束を可動スケール3に入射
させている。そして可動スケール3のV型溝31と平面光
透過部32を通過した光束を、第4図に示すように各々屈
折及び単に通過させて各々の受光素子4a,4b,4c面上に入
射させている。
尚、本実施例において受光素子4bは特に設けなくても受
光素子4a,4cからの出力信号を用いれば、可動スケール
の変位状態を求めることができるが受光素子4a,4cから
の出力信号の位相関係を理解しやすくする為に以下必要
に応じて説明している。
このとき本実施例では受光素子4a,4cからの出力信号に9
0度の位相差がつくように第3図に示すようにV型溝31
をピッチPの1/2の幅で、かつ2つの傾斜面3a,3cの幅が
等しく各々P/4となるようにし、又、平面光透過部32を
ピッチPの1/2の幅となるように設定している。
本実施例では可動スケール3に空間的に強度分布が一様
な平行光束を垂直に入射させ、入射光束を可動スケール
3の3つの領域3a,3b,3cで3方向に分割している。この
うち傾斜面3a,3cの傾きによって決定される方向に射出
した光束を各々受光素子4a,4cに入射させ、又、平面光
透過部3bに垂直入射した光束を受光素子4bに入射させて
いる。そして受光素子4a,4cからの所定の位相差を有し
た2つの出力信号を用いて可動スケール3の移動量及び
移動方向等の変位状態を検出している。
尚、受光素子4bからの出力信号を利用して発光素子1か
らの出力光を監視するようにしても良い。
次に本実施例において、可動スケール3と固定スケール
2との相対的位置の違いにより、発光素子1から射出し
た光束の各受光素子4a,4b,4cへの入射状態について第5
図〜第8図に代表的な4つの状態を例にとり説明する。
第5図は固定スケール2の光透過部2aが可動スケール3
の平面光透過部3bと重なった場合である。固定スケール
2の光透過部2aを通過した平行光束は全て可動スケール
3の平面光透過部3bを通過し受光素子4bに入射する。こ
のとき受光素子4a,4cには光束は入射しない。
第6図は固定スケール2の光透過部2aが可動スケール3
の平面光透過部3bの半分の領域と傾斜面3aに重なった場
合である。固定スケール2の光透過部2aを通過した光束
は、その1/2が平面光透過部3bに入射し、残りの1/2が傾
斜面3aに入射する。その結果、可動スケール3からの射
出光束は受光素子4a,4bに入射する。このとき受光素子4
cには光束は入射しない。
第7図は固定スケール2の光透過部2aが可動スケール3
のV型溝の両傾斜面3a,3cに重なった場合である。固定
スケール2の光透過部2aを通過した光束は、その1/2が
傾斜面3aに入射し、残りの1/2が傾斜面3cに入射し、こ
の結果、2つの受光素子4a,4cに各々等しく光束が入射
する。このとき受光素子4bには光束は入射しない。
第8図は固定スケール2の光透過部2aが可動スケール3
の平面光透過部3bの半分の領域と傾斜面3cに重なった場
合である。固定スケール2の光透過部2aを通過した光束
はその1/2が平面光透過部3bに入射し、残りの1/2が傾斜
面3cに入射し、この結果、受光素子4b,4cに光束が入射
する。このとき受光素子4aには光束は入射しない。
次に第5図〜第8図に示した固定スケール2と可動スケ
ール3との相対的位置を連続的に変化させたときの各受
光素子4a,4b,4cで受光される光量変化を第9図(A),
(B)に示す。
同図(A)は第5図〜第8図に相当する概略図、同図
(B)はそのときの各受光素子で受光される光量変化を
横軸を可動スケールの変化量をとり示している。9A,9C
は受光素子4a,4cで受光される光量の相対的変位を示し
ており、両方の位相関係は90度ずれたものとなってい
る。
第10図(A)は本実施例において固定スケール2と可動
スケール3の相対的位置を連続的に変位させたときの各
受光素子からの出力信号Sを第9図(B)と同様に示し
たものである。
同図においては発光素子1からの出射光が平行光束であ
り、固定スケールの透過部からの出射光が回折されな
く、又、可動スケールの各入射面と射出面で光量損失が
ないものと仮定した場合の出力信号Sを示している。
又、第10図(B)は同図(A)において前述の各仮定が
成り立たない実際に組立た場合の各受光素子4a,4b,4cか
らの出力信号の波形を示している。
第10図(A),(B)に示すように、いずれの場合も受
光素子4a,4cからの出力信号は互いに90度の位相差を有
している。
本実施例における可動スケール3のV型溝の傾斜面3a,3
cは第3図に示す45度の傾斜角度に限定されるものでは
なく、傾斜面3a,3cに入射した光束が容易に2方向に分
離し、2つの受光素子に入射する角度であれば何度であ
っても良い。
但し、あまり傾斜角度θが小さいと光束の分離角度が小
さくなり受光素子を可動スケールから遠く離した位置に
配置しなければならなくなり、装置全体が大型してくる
ので良くない。又、傾斜角度θが大きすぎると傾斜面3
a,3cで屈折した光束が底面である面dにおいて全反射し
てくるので、全反射しない程度の角度に設定する必要が
ある。
この他、全反射しなくても傾斜角度が大きいと面dでの
光量損失が増加するので好ましくは傾斜角度θを 30<θ<60 の範囲内に設定するのが良い。
本実施例においては、第3図(B)に示すように可動ス
ケール3の光入射面を前述のピッチを有するV型溝31
(傾斜面3a,3cの幅を1/4P)と平面光透過部32(その幅
を1/2P)で構成し、2つの受光素子4a,4cからの出力信
号に90度の位相差を付与した場合を示したが、V型溝と
平面光透過部を1ピッチ内に任意の幅で設けることによ
り、0度から180度の範囲内で任意の位相差を付与する
ことができる。
第11図は(A)はV型溝の幅を2/3P、平面光透過部の幅
を1/3Pとし、2つの受光素子からの出力信号に120度の
位相差を付与する場合の一実施例の概略図である。この
ときV型溝の2つの傾斜面の幅は1/3P、又、固定スケー
ルの光透過部と光遮光部の幅は各々1/2Pである。
第11図(B),(C)はこのとき得られる各受光素子か
らの出力信号を第10図(A),(B)と同様に示したも
のであり、同図に示すように2つの受光素子からは互い
に120度の位相差を有した出力信号11A,11Cが得られる。
一般に第3図(B)に示す形状においてピッチPにおけ
るV型溝の幅をaと平面光透過部の幅bに対する2つの
受光素子からの出力信号の位相差δとの関係は となる。
尚、このとき固定スケールの光透過部と光遮光部の幅は
いずれも各々1/2Pである。
以上の各実施例において可動スケールと固定スケールと
の配置を交換し、発光素子1側に可動スケールを配置
し、受光素子側に固定スケールを配置しても本発明の目
的を同様に達成することができる。
第12図は本発明をロータリーエンコーダに適用したとき
の一実施例の概略図、第13図は本発明をリニアエンコー
ダに適用したときの一実施例の概略図である。
第12図,第13図において1は発光素子、2は固定スケー
ル、3は可動スケールであり、例えば第3図(A),
(B)に示す形成より構成されている。4a,4b,4cは各々
受光素子である。
可動スケール3は被測定物体に各々取り付けられてい
る。固定スケール2の透過部と可動スケール3のV型溝
を通過した光束を受光素子4a,4cで所定の位相差を付与
した状態で受光することにより、被測定物体の変位方向
及び変位量等を検出している。
(発明の効果) 本発明によれば1ピッチ内に所定形状のV型溝と平面光
透過部を形成した光学式スケールを用い、光学式スケー
ルを通過した光束を2つの受光素子に各々入射させるこ
とにより、任意の位相差を有した2つの出力信号を容易
に得ることが出来る光学式エンコーダを達成することが
できる。
特に従来の検出方法で問題となっていた光源の指向性、
固定スケールと可動スケールとのアジマス角のズレ、そ
して固定スケールと可動スケールとの空隙間の変動等に
よる位相差付与の誤差を改善した安定した出力信号が得
られる光学式エンコーダを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学式エンコーダの概略斜視図、第2
図は第1図の一部分の光束の進行状態を示す概略図、第
3図(A),(B)は第1図の可動スケールの説明図、
第4図は第1図の可動スケールを通過する光束の説明
図、第5図〜第8図は各々第1図の固定スケールと可動
スケールが特定位置にある場合、双方のスケールを通過
する光束の説明図、第9図(A),(B)、第10図
(A),(B)は各々第1図の固定スケールと可動スケ
ールとを連続的に変位させたときの説明図、第11図
(A),(B),(C)は本発明に係る可動スケールの
V型溝と平面光透過部の幅を変化させたときの一実施例
の説明図、第12図は本発明をロータリーエンコーダに適
用したときの一実施例の概略図、第13図は本発明をリニ
アエンコーダーに適用したときの一実施例の概略図であ
る。 図中、1は発光素子、2は固定スケール、3は可動スケ
ール、4a,4b,4cは受光素子、5は増幅器、6は波形整形
回路、7は方向判別カウンタ、31はV型溝、32は平面光
透過部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光束を格子上の光透過部を設け
    た第1スケールに入射させ、該光透過部からの光束を、
    被測定物の変位方向に対して垂直方向に設けたV型溝と
    平面光透過部とが該変位方向に対して水平方向に周期的
    に設けられた第2スケールを介して、該第2スケールの
    V型溝の各傾斜面に対して設けた2つの受光素子で受光
    する際、 該V型溝とその隣接するV型溝ピッチをPとしたとき、
    該V型溝の傾斜面の幅をP/4とすることにより、前記2
    つの受光素子より90度の位相差を有する2相出力信号を
    出力させ、該2相出力信号より前記被測定物の変位方向
    及び変位量を検出することを特徴とする光学式エンコー
    ダ。
JP62279834A 1987-11-05 1987-11-05 光学式エンコーダ Expired - Lifetime JPH073342B2 (ja)

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JPS618669A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 速度検出用回転円板

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