JPH0735161B2 - 味付け汁含浸の被包装物用の真空包装装置 - Google Patents
味付け汁含浸の被包装物用の真空包装装置Info
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- JPH0735161B2 JPH0735161B2 JP4118573A JP11857392A JPH0735161B2 JP H0735161 B2 JPH0735161 B2 JP H0735161B2 JP 4118573 A JP4118573 A JP 4118573A JP 11857392 A JP11857392 A JP 11857392A JP H0735161 B2 JPH0735161 B2 JP H0735161B2
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Description
味付け油揚のように味付け汁が含浸された状態にして製
品とされる被包装物を真空包装するのに好適な真空包装
装置に関する。
工処理は以下のようにして行なわれている。すなわち、
先ず油で揚げられた油揚から湯洗で油を落とし、次いで
湯洗で付いた水分を除去し、それから味付け汁を含浸さ
せて真空包装処理を行ない製品とする。このような加工
処理における各工程についてはそれぞれ種々の工夫が施
されているが、特に味付け汁の含浸と真空包装処理につ
いて課題が多い。
は、味付け汁の含浸工程と真空包装処理工程とを分離さ
せ、真空包装装置では味付け汁含浸済みの油揚を所定枚
数ずつ処理するというものである。
十分に且つ均一に行なえるという長所があるものの、油
揚の味付け汁は糖分濃度が高いどろどろとした粘っこい
汁であるため、含浸済みの油揚の扱いが非常に面倒であ
るという問題があった。つまり、真空包装工程では含浸
済みの油揚を所定枚数ずつ容器に移す必要があるが、こ
の容器へ移す際に粘っこい汁が付着したりしてその作業
が煩わしいものとなると言うことである。
け汁が未含浸の油揚を味付け汁と共に真空包装処理にか
ける処理方法も採られている。この処理方法は、深絞り
タイプの真空包装処理、つまり下フィルムを深絞り成形
した容器に油揚と共に味付け汁を入れて真空包装するよ
うにした真空包装処理の特徴を活かしたもので、真空包
装処理工程及びその後の加熱殺菌工程における容器内で
の自然含浸で味付け汁の含浸を行なうようにしたもので
ある。
十分になされないし、また均一になされない。この結
果、味付け油揚の味を左右することになる糖分濃度値を
所定値に維持するために、味付け汁の糖分濃度をより高
くする必要があってコストアップを招くことになる。ま
た、最終包装製品中に味付け汁の残留分が多くなってし
まうが、この残留味付け汁が特に大量消費を行なう業者
にとってその処理という問題をもたらし、また資源の浪
費や排水の汚染につながることになる。
きこぼれとの関係で、真空包装の脱気率を上げ難いので
残留気泡の量が多くなって製品の品質感を低下させてし
まうという欠点、及び真空包装処理における脱気時間が
長くなって全体の処理効率を低下させるという欠点もあ
る。
け汁の含浸と真空包装処理の他に、開口性という問題も
ある。すなわち、油揚は厚肉であるほど出来上がったい
なり鮨は美味くなるが、鮨米を詰めるために油揚を開く
際の開口性は厚肉である方が悪く、したがって作業性に
劣るという関係である。これは前述した湯洗の後の水分
除去とも関係するもので、水分除去のためにプレスを掛
けるが、このプレスにより押し潰されることにより開口
性の低下がもたらされる。
では、深絞りタイプの真空包装の長所を活かしつつ、味
付け汁の含浸を効率よく且つ均一に行なえると共に、十
分な脱気率で高速処理が可能であり、しかも被包装物が
油揚の場合であればその開口性も改善できるような真空
包装装置の提供を目的とする。
装置は、下フィルムを成形して下フィルム容器を形成す
る一方で、被包装物が充填された下フィルム容器に上フ
ィルムを被せて下フィルム容器内の脱気を行なうと共
に、上下両フィルムのシールを行なうようにしてなるも
ので、真空包装処理の前に被包装物に味付け汁の含浸を
行なう汁含浸部が設けられている。
気密処理室に上下動可能な押圧手段を有する汁含浸機構
を備えており、そして所定量の味付け汁及び所定量の被
包装物が充填された下フィルム容器を気密処理室に位置
決めさせ、この状態で気密処理室を所定の減圧状態にま
で脱気しつつ被包装物に自由膨張を行なわせた後、押圧
手段にて被包装物を押圧して全体が味付け汁に浸かる状
態まで圧縮し、さらに気密処理室内に大気ブローを行な
って被包装物への味付け汁の含浸を促進させた後に押圧
を解除し、それから下フィルム容器を気密処理室より取
り出すようにしてなる。
能な押圧手段を有すると共に下方に突合せ開口が形成さ
れた上チャンバと、上方に突合せ開口が形成され上下動
可能にして設けられた下チャンバとよりなり、そして所
定量の味付け汁及び所定量の被包装物を充填した下フィ
ルム容器が下チャンバの上側に位置決めされた状態にお
いて下チャンバを上昇させることにより、下チャンバと
上チャンバとを互いの突合せ開口の押接により密着せし
めて気密処理室を形成するように構成される。
この汁含浸部において被包装物の脱気を行なうと同時
に、この脱気跡に効率よく味付け汁を含浸させるように
しているもので、この味付け汁による脱気跡の置換によ
り、次の真空包装処理工程に至る間について、前記の脱
気状態を維持させるようにしている。このような汁含浸
部における処理は以下のようにしてなされる。
る場合には、先ず、所定量の味付け汁及び所定量の被包
装物を充填した下フィルム容器が下チャンバの上側に位
置決めされた状態において下チャンバを上昇させるもの
であるが、これは所定の深さを持つ下フィルム容器を下
チャンバ内に納めるためのもので、一定の搬送レベルを
保って搬送される下フィルム容器の深さに応じて下チャ
ンバの上昇・下降が行なわれる。
理室を所定の減圧状態とすることにより、被包装物が含
んでいる空気を脱気させる。この処理は、例えば油揚の
ような被包装物の場合であれば内部の空気により膨張し
ようとするが、この膨張を自由に行なわせる状態でなさ
れる。このように自由膨張を許容させるようにしたの
は、一つには、脱気効率を上げて脱気時間の短縮を図る
ためであり、一つには、被包装物が味付け汁に浸かって
いる体積を少なくすることにより、空気の排出に伴う味
付け汁の噴きこぼれを防止するためである。
を行なうについては、この味付け汁の含浸処理が全体の
処理速度の低下を招くことのないようにする必要がある
が、前記のようにして脱気時間の短縮を図ることによ
り、この要請に応えることができることになるものであ
る。
場合にその開口性の改善にとって大きな意味がある。す
なわち、湯洗の水分除去のためのプレス工程で一旦潰さ
れた油揚を減圧により促進された自由膨張で回復させる
ことができるので、開口性が大きく改善される。
うにすれば、急速な脱気を行なっても味付け汁の噴きこ
ぼれを生じることはないが、しかしそのようにすると最
終の包装状態に多くのシワを生じたり、被包装物の整列
が崩れてしまう等で製品の見栄えを大きく低下させるこ
とになってしまうという関係があり、したがって前記の
ような自由膨張による噴きこぼれ防止が有意に働くこと
になる。
を押圧手段にて押圧して所定厚みに圧縮し、この圧縮に
より被包装物を味付け汁に十分浸けると同時に空気の抜
けた跡に味付け汁を含浸させる。この含浸については被
包装物が味付け汁に十分浸かった状態で気密処理室の大
気ブローを行なって味付け汁に大気圧を加えることによ
りその促進が図られる。
させることにより、より効率のよい含浸を行なえるのは
もとより、被包装物内に空気が再び入り込みにくい状態
が得られ、次の真空包装処理において処理スピード及び
脱気率を上げることができる。すなわち、真空包装処理
においては、沸騰状態の発生による味付け汁の噴きこぼ
れとの関係で、被包装物の気泡含有状態に応じて脱気ス
ピードが制限され、また可能な減圧レベルが限定される
ものであるが、汁含浸部における脱気により被包装物内
の空気を排出しておくことで、脱気スピードを上げるこ
とができ、また減圧レベルを上げることができる。特
に、味付け汁の含浸により空気の再取り込みが防止され
ており、汁含浸部から真空包装処理部に至る間について
事前の脱気状態を十分に維持できるようにしたことによ
り、真空包装処理における脱気スピードの高速化及び脱
気率の向上を図れることになるものである。
圧が行なわれるが、この押圧は被包装物を味付け汁に十
分浸ける程度のものであり、味付け汁が含浸するための
空隙を十分に残した状態でなされるものであるから、前
記開口性の確保に影響することはない。
施例による真空包装装置1は、いなり鮨用の味付け油揚
の包装に用いられるもので、図5〜図7に示すように、
下フィルム供給部2、成形部3、充填部4、汁含浸部
5、上フィルム供給部6、及び真空包装部7を備えてい
る。
される下フィルムを図8に示すような下フィルム容器C
に成形するもので、この例では4個(図8ではその内の
2個だけが示されている)の下フィルム容器C、C、…
…が一体の状態となるように処理するようにされてい
る。
るが、搬送されて行く下フィルム容器Cに油揚の充填を
行なうためのスペースとして設けられたもので、ここに
おいて作業員が下フィルム容器Cへ、例えば半割りの油
揚Mの5枚重ねを一つのブロックB(図1)として8ブ
ロック40枚となるように油揚Mの充填を行なう。
に味付け汁の含浸を行なうためのもので、4個の汁充填
手段10、10、……を備えると共に汁含浸機構11を
備えており、先ず汁充填手段10、10、……にて一体
状態の4個の下フィルム容器C、C、……それぞれに所
定量の味付け汁を充填した後、汁含浸機構11において
油揚への味付け汁の含浸を行なうようになっている。
4に示すように、下方に突合せ開口12が形成された上
チャンバ13と、上方に突合せ開口14が形成された下
チャンバ15とよりなっており、上チャンバ13には、
押圧手段である押圧板16が押圧シリンダ17のロッド
18の先端に取り付けられて設けられ、また下チャンバ
15が下フィルム容器Cの深さDに応じた高さ分だけ上
下動するようにされている。
共に汁充填手段10で味付け汁が充填された下フィルム
容器Cが下降状態の下チャンバ15の上側に位置決めし
た状態において(図1)、下チャンバ15が上昇し、下
フィルム容器Cのシール予定部縁Csを下チャンバ15
の突合せ開口14の縁部14eと上チャンバ13の突合
せ開口12の縁部12eとで挟持しつつ、下チャンバ1
5と上チャンバ13とが密着することにより気密処理室
20が形成される。
状態、具体的には味付け汁に沸騰が生じる直前の減圧状
態にまで脱気ポート13p及び15pを介して脱気する
ことにより油揚Mに含まれる空気の脱気が行なわれる。
この際、油揚Mは、空気の排出に先立つような状態で、
そのブロックBの一部が上チャンバ13内まで入り込む
状態にまで自由膨張しその内部空気の排出がなされ易い
状態、つまりより短時間で脱気を行なえる状態となる。
また、この膨張により、油揚ブロックBが味付け汁に浸
かっている体積が少なくなるので、空気の排出に伴う味
付け汁の噴きこぼれの防止も図られ、さらに固く潰れた
状態であった油揚Mの肉を弛めることで、鮨米を詰める
際の開口性の改善も図られることになる(図2)。
16が下降して油揚ブロックBを押圧して所定状態、つ
まり所定の厚みになる状態に圧縮する(図3)。そし
て、この圧縮により油揚Mが味付け汁に十分浸かると同
時に空気の抜けた油揚Mに味付け汁が含浸する。
上チャンバ13を大気ブローとして味付け汁に大気圧を
加えてその油揚Mへの含浸を促進させる処理を所定時間
行なう。これにより油揚Mへの味付け汁の含浸が十分に
なされた、つまり油揚Mの脱気跡が十分に味付け汁で置
換された後、押圧板16を上昇させ、次いで下チャンバ
15も大気ブローする(図4)。そして、最後に上下両
チャンバ13、15を開き、下フィルム容器Cを次の真
空包装部7に送る。これにより、油揚Mは再び空気に曝
されることになるが、味付け汁の含浸により空気の抜け
跡が味付け汁で置換され、空気が再び入り込みにくい状
態になっているので、汁含浸部5でなされた油揚Mの脱
気状態が真空包装部7に至る間について十分に維持され
ることになる。尚、図1〜図4では汁含浸機構11は、
判り易くするために、1個の下フィルム容器Cを処理す
る状態に簡略化されて示されている。
供給される上フィルムFuを下フィルム容器Cに被せて
上下両フィルムのシールを行なうと共に、下フィルム容
器C内の脱気を行なって真空包装を処理を行なうもの
で、インパルス方式のシールを行なう前後一対のシール
手段21、21、第1真空チャンバ22、及び第2真空
チャンバ23を備えてなっている。
フィルム容器Cの前後のシール予定部縁Csについて上
フィルムFuとのシールを行い、次いで4個一体の下フ
ィルム容器C、C、……の内の後方の2個について第1
真空チャンバ22で処理し、前方の2個について第2真
空チャンバ23で処理するようになっているもので、各
真空チャンバ22、23内では、真空処理に平行して下
フィルム容器Cの残りのシール予定部縁Cs、つまり左
右両側のシール予定部縁Csのシールが行なわれるよう
になっている。尚、図5〜図7中の24は操作盤であ
り、25は制御ボックスであり、26は仕上げのフィル
ムカットを行なうカット部である。
明したように、自由膨張を許容する状態で脱気を行なっ
た後に被包装物に味付け汁の含浸を行なうようにし、ま
たこの含浸に際して大気による加圧力を利用するように
しているので、味付け汁の含浸を高速且つ均一に行な
え、しかもこの含浸により脱気状態が維持されることに
なるので、後の真空包装処理において処理スピード及び
脱気率の向上を図ることができ、さらに被包装物が油揚
の場合であればその開口性の改善も図れる。
ける汁含浸機構を簡略化して示す断面図。
包装物が膨張する状態を示す断面図。
り被包装物を押圧した状態を示す断面図。
圧を解除した状態を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 下フィルムを成形して下フィルム容器を
形成する一方で、被包装物が充填された下フィルム容器
に上フィルムを被せて下フィルム容器内の脱気を行なう
と共に、上下両フィルムのシールを行なうようにしてな
る真空包装装置において、 気密処理が可能な気密処理室に上下動可能な押圧手段を
有する汁含浸機構を備えており、そして所定量の味付け
汁及び所定量の被包装物が充填された下フィルム容器を
気密処理室に位置決めさせ、この状態で気密処理室を所
定の減圧状態にまで脱気しつつ被包装物に自由膨張を行
なわせた後、押圧手段にて被包装物を押圧して全体が味
付け汁に浸かる状態まで圧縮し、さらに気密処理室内に
大気ブローを行なって被包装物への味付け汁の含浸を促
進させた後に押圧を解除し、それから下フィルム容器を
気密処理室より取り出すようにした汁含浸部が設けられ
ていることを特徴とする味付け汁含浸の被包装物用の真
空包装装置。 - 【請求項2】 汁含浸機構は、上下動可能な押圧手段を
有すると共に下方に突合せ開口が形成された上チャンバ
と、上方に突合せ開口が形成され上下動可能にして設け
られた下チャンバとよりなり、そして所定量の味付け汁
及び所定量の被包装物を充填した下フィルム容器が下チ
ャンバの上側に位置決めされた状態において下チャンバ
を上昇させることにより、下チャンバと上チャンバとを
互いの突合せ開口の押接により密着せしめて気密処理室
を形成されるようになっている請求項1に記載の味付け
汁含浸の被包装物用の真空包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118573A JPH0735161B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 味付け汁含浸の被包装物用の真空包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118573A JPH0735161B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 味付け汁含浸の被包装物用の真空包装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294320A JPH05294320A (ja) | 1993-11-09 |
| JPH0735161B2 true JPH0735161B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14739945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4118573A Expired - Fee Related JPH0735161B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 味付け汁含浸の被包装物用の真空包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735161B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101036023B1 (ko) * | 2011-01-05 | 2011-05-19 | 황창성 | 방사성폐기물 수거장치 및 방법 |
| KR101703848B1 (ko) * | 2016-02-22 | 2017-02-08 | (주) 인셀 | 충전폼의 충전방법 및 충전폼 압착 포장장치 |
| CN115892586B (zh) * | 2022-11-17 | 2024-07-26 | 深圳市金奥博科技股份有限公司 | 一种硝化类药柱自动注药结构以及使用方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5635581B2 (ja) | 2012-11-02 | 2014-12-03 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機の磁石温度推定装置及び磁石温度推定方法 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4118573A patent/JPH0735161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5635581B2 (ja) | 2012-11-02 | 2014-12-03 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機の磁石温度推定装置及び磁石温度推定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05294320A (ja) | 1993-11-09 |
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