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JPH0736082B2 - 正荷電性現像剤 - Google Patents
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JPH0736082B2 - 正荷電性現像剤 - Google Patents

正荷電性現像剤

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JPH0736082B2
JPH0736082B2 JP60192510A JP19251085A JPH0736082B2 JP H0736082 B2 JPH0736082 B2 JP H0736082B2 JP 60192510 A JP60192510 A JP 60192510A JP 19251085 A JP19251085 A JP 19251085A JP H0736082 B2 JPH0736082 B2 JP H0736082B2
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silicic acid
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positively
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    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真法、静電印刷法などに用いられる正
荷電性現像剤に関する。さらに詳しくは、正荷電性ケイ
酸微粉体及び正荷電性トナーを含む現像剤に関する。
[従来の技術] 従来、電子写真法における非磁性トナーの現像法として
は、カスケード法、パウダークラウド法等の方法も知ら
れるが、一般には、非磁性トナーを効率よく現像部へ搬
送するために、鉄粉、フェライト粉等の磁性粒子と混合
する方法がとられる。
その一つの例として、トナーと磁性粒子とを混合し、磁
気ブラシを形成して、静電荷像を摺擦現像する方法が広
く知られている。
さらに別の現像方法としてトナーとトナー塗布用磁性粒
子とを貯蔵する現像剤容器と潜像保持体にトナーを搬送
するトナー担持体と、前記現像剤容器のトナー出口の上
流側で前記トナー担持体と接触するトナー塗布用磁性粒
子による磁気ブラシを形成する磁石とを配して、前記ト
ナー担持体上にトナーの薄層を形成し、トナー層厚より
も、トナー担持体と静電像保持体との間隙を大きく設定
し、静電像を現像する方法がある。
これらの方法は、実質的に非磁性なトナーを現像部にお
いて、磁性粒子との均一混合状態、あるいは担持体上で
の均一薄層塗布状態に保たなければならないものであ
り、しかもその状態を達成する力として主に静電気的引
力及び物理的付着力が支配的である。即ち、トナーの有
する静電荷量・摩擦帯電能力が精密に制御される必要が
生じる。
しかしながら、トナーの有する電荷量を均一に制御し、
しかも、長期に渡る複写の繰り返し後や、高温高湿・低
温低湿という特殊な環境下においても、その電荷量を安
定させることはかなりの困難を伴うことである。特に正
荷電性トナーにおいては、トナーの構成要素である、樹
脂,顔料,流動化剤,研磨剤,滑剤等を均一に正帯電さ
せることは非常に困難であり、正荷電性トナーとしてそ
の帯電に関わる材料構成がどうあるべきかが判然としな
い状況である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上述の如き問題点を解決した正荷電性
現像剤を提供することにある。
即ち、本発明の目的は、正荷電性トナーとして理想的な
材料構成を有し、長期の使用後や、高温高湿・低温低湿
という特殊な環境下でも安定した摩擦帯電性を示す正荷
電性現像剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 即ち、本発明は、アミノアクリル成分を1〜15重量%含
有するスチレン−アミノアクリル系共重合体を結着樹脂
として含有する正荷電性トナー100重量部と、 正荷電性ケイ酸微粉体0.01〜3重量部とを少なくとも有
する正荷電性現像剤であり、 該正荷電性トナーの摩擦帯電量TAがTA≧+20μC/gであ
り、 該正荷電性トナーと該ケイ酸微粉体との混合物の摩擦帯
電量をTBとした場合に 1.2≦TA/TB≦3 となるように、正荷電性の摩擦帯電量が抑制され且つTB
がTAよりも3.7μC/g以上低いことを特徴とする正荷電性
現像剤に関する。
ここで言うトナーとは、原材料を混練・粉砕・分級或い
は、溶融・噴霧(分散)造粒・或いは重合造粒して得ら
れた一体化した粒子を指し、その後の流動化剤・電荷制
御剤との粒子混合により実用に付する外添剤を有する現
像剤の形態とは異なる。
本発明者らは、鋭意研究した結果、スチレン−アミノア
クリル系共重合体を結着樹脂として含有する正荷電性ト
ナーを有する正荷電性現像剤が長期に渡る複写後や、高
温高湿・低温低湿という特殊環境下において帯電能力が
変動する一つの大きな原因として、流動性向上剤あるい
は帯電制御剤としてトナー中に添加されるケイ酸微粉体
の量的変化;吸湿・乾燥による質的変化が挙げられるこ
とを確認した。更に本発明者らはトナーとケイ酸微粉体
との帯電に関する構成を検討したところ、トナーがある
程度の大きなプラスの帯電能力を有し、正荷電性ケイ酸
微粉体はむしろその電荷を押える役目を担う方が、全体
として帯電性が安定することを確認し、上記のような条
件を満足することが、後述の実施例に示す如く、正荷電
性現像剤の材料構成として極めて良好であることを見い
出したのである。
本発明において、結着樹脂としてプラスの摩擦帯電特性
に優れているアミノアクリル成分を1〜15重量%含有す
るスチレン−アミノアクリル系共重合体を使用する。特
に、結着樹脂成分中に、該スチレン−アミノアクリル系
共重合体が50重量%以上含むものが大きな摩擦帯電量を
有するため、最も好ましい。アミノアクリル単量体とし
ては、従来知られているものが使用できるが、一般に
は、下記構造式で示されるものが有効である。
R1は水素又はメチル基又はエチル基 R2は炭素数1〜4のアルキル基 R3,R4は炭素数1〜4のアルキル基 上記共重合体のアミノアクリル以外の構成成分として
は、従来知られている単量体が使用できるが、一般に、
スチレン−アクリル系共重量体を70重量%以上含むこと
が好ましい。スチレン系単量体としては、例えば、スチ
レン,ビニルトルエン,α−メチスチレン等が、アクリ
ル系単量体としてはアクリル酸,アクリル酸のメチル・
エチル・プロピル・ブチル・2−エチルヘキシル各々の
エステル,メタクリル酸,メタクリル酸のメチル・エチ
ル・プロピル・ブチル・2−ヘキシル各々のエステル等
がそれぞれ挙げられる。共重合体の重合方法としては、
従来知られている方法が使用できるが、塊状重合或いは
溶液重合という均一系が特に好ましい。
本発明に用いられる正荷電性ケイ酸微粉体としては、ト
ナーとの混合による摩擦帯電量の変動が上記条件を満足
するものが用いられるが、正荷電性トナーの帯電を乱さ
ないことが好ましいため、例えばアミノアルキルシラン
化合物によるカップリング処理、或いは側鎖にアミンを
有するシリコーンオイルで処理等を施したケイ酸微粉体
が好ましく、なかでも側鎖にアミンを有するシリコーン
オイルで処理されたケイ酸微粉体が環境安定性の面から
最も好ましい。ケイ酸微粉体の母体としては、乾式法及
び湿式法で製造したケイ酸微粉体が使用できる。
ここで言う乾式法とは、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相
酸化により生成するシリカ微粉体の製造方法である。例
えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における熱分解酸
化反応を利用する方法で、基礎となる反応式は次の様な
ものである。
SiCl4+2H2+O2→SiO2+4HCl また、この製造工程において例えば、塩化アルミニウム
又は、塩化チタンなど他の金属ハロゲン化合物をケイ素
ハロゲン化合物と共に用いることによって、シリカと他
の金属酸化物の複合微粉体を得ることも可能であり、そ
れらも包含する。
本発明に用いられるケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化
により生成された市販のシリカ微粉体としては、例え
ば、以下の様な商品名で市販されているものがある。
AEROSIL 130 (日本エアロジル社) 200 300 380 OX50 TT600 MOX80 MOX170 COK84 Ca−O−SiL M−5 (CABOT Co.社) MS−7 MS−75 HS−5 EH−5 Wacker HDK N 20 V15 (WACKER−CHEMIE GMBH社) N20E T30 T40 D−C Fine Silica (ダウコーニングCo.社) Fransol (Fransil社) 一方、本発明に用いられるケイ酸微粉体を湿式法で製造
する方法は、従来公知である種々の方法が適用できる。
たとえば、ケイ酸ナトリウムの酸による分解、一般反応
式で示せば(以下反応式は略す)、 Na2O・XSiO2+HCl+H2O→SiO2・nH2O+NaCl その他、ケイ酸ナトリウムのアンモニウム塩類またはア
ルカリ塩類による分解、ケイ酸ナトリウムよりアルカリ
土類金属ケイ酸塩を生成せしめた後、酸で分解しケイ酸
とする方法、ケイ酸ナトリウム溶液をイオン交換樹脂に
よりケイ酸とする方法、天然ケイ酸またはケイ酸塩を利
用する方法などがある。
ここでいうケイ酸微粉体には、無水二酸化ケイ素(シリ
カ)、その他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウ
ム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛
などのケイ酸塩をいずれも適用できる。
湿式法で合成された市販のケイ酸微粉体としては、例え
ば、以下のような商品名で市販されているものがある。
カープレックス 塩野義製薬 ニープシール 日本シリカ トクシール、ファインシール 徳山曹達 ビタシール 多木製肥 シルトン、シルネックス 水沢化学 スターシル 神島化学 ヒメジール 愛媛薬品 サイロイド 富士デビソン化学 Hi−Sil(ハイシール) Pittsburgh Plate Glass.Co. (ピッツバーグ プレート グラス) Durosil(ドウロシール) Ultorasil(ウルトラシール) Fiillstoff−Gesellschaft Marquart (フュールストッフ・ゲーゼルシャフト マルクオル
ト) Manosil(マノシール) Hardman and Holden (ハードマン アンド ホールデン) Hoesch(ヘッシュ) Chemische Fabrik Hoesch K−G (ヒェミッシュ ファブリーク ヘッシュ) Sil−Stone(シルーストーン) Stoner Rubber Co. (ストーナー ラバー) Nalco(ナルコ) Nalco Chem.Co. (ナルコ ケミカル) Quso(クソ) Philadelphia Quartz Co. (フィラデルフィア クォーツ) Santocell(サントセル) Monsanto.Chemical Co. (モンサントケミカル) Imsil(イムシル) Illinois Minerals Co. (イリノイス ミネラル) Calcium Silikat(カルシウム ジリカート) Chemische Fabrik Hoesch.K−G (ヒェミッシェ ファブリーク ヘッシュ) Calsil(カルジル) Fiillstoff−Gesellschaft Marquart (フュールストッフ−ゲゼルシャフト マルクォルト) Fortafil(フォルタフィル) Imperial Chemical Industries.Ltd. (インペリアル ケミカル、インダストリーズ) Microcal(ミクロカル) Joseph Crosfiels&Sons.Ltd. (ジョセフ クロスフィールド アンド サンズ) Manosil(マノシール) Hardman and Holden (ハードマン アンド ホールデン) Vultasil(ブルカジール) Farbenfabriken Bryer,A.−G. (ファルベンファブリーケン バーヤー) Tufknit(タフニット) Durham Chemicals.Ltd. (ドウルハム ケミカルズ) シルモス 白石工業 スターレックス 神島化学 フリコシル 多木製肥 上記ケイ酸微粉体のうちで、BET法で測定した窒素吸着
による比較面積が30m2/g以上(特に50〜400m2/g)の範
囲のものが良好な結果を与える。
上記ケイ酸微粉体の処理に用いる側鎖にアミンを有する
シリコーンオイルとしては、一般に(I)式で表わせる
構成単位を含むシリコーンオイルが使用できる。
(ここで、R1は水素、アルキル基、アリール基、又はア
ルコキシ基を表わし、R2はアルキレン基、フェニレン基
を表わし、R3,R4は水素、アルキル基或いはアリール基
を表わす。ただし、上記アルキル基、アリール基、アル
キレン基、フェニレン基はアミンを含有していても良い
し、また帯電性を損ねない範囲でハロゲン等の置換基を
有していても良い。) 市販の側鎖にアミンを有するシリコーンオイルとして
は、例えば次の構造式で表わされるアミノ変性シリコー
ンオイルがあり好ましい。それは (ここで、R1,R5はアルキル基、アリール基を表わし、R
2はアルキレン基又はフェニレン基或いはアミンを含む
アルキル基を表わし、R3は水素、アルキル基、アリール
基を表わす。m,nは1以上の数である。) で表わされるシリコーンオイルであり、具体的には次の
ものが好ましく、これらは1種又は2種以上の混合系で
用いてもよい。
なお、アミン当量とは、アミン1個あたりの当量(g/eq
iv)で、分子量を1分子あたりのアミンの数で割った値
である。
本発明における側鎖にアミンを有するシリコーンオイル
の処理量は、処理されたケイ酸微粉体全量の0.2〜70重
量%、現像剤中に0.0001〜10重量%となるようにするの
が良い。さらに、側鎖にアミンを有するシリコーンオイ
ルの適正な処理量は、上記シリコーンオイルで処理する
前のケイ酸微粉体100重量部に対して、このシリコーン
オイルの使用重量部をxとし、用いるケイ酸微粉体の比
表面積をbm2/gとし、側鎖にアミンを有するシリコーン
オイルのアミン当量をaとすると、(II)式の関係を満
たした場合、特に良好な結果を与える。
上式で、 の場合、側鎖にアミンを有するシリコーンオイルがケイ
酸微粉体に対して大過剰となり、側鎖にアミンを有する
シリコーンオイルのケイ酸微粉体からの浸み出し等の問
題を生じる可能性がある。また、 の場合、荷電性が不充分で本発明の目的を達成すること
が困難となる。
一方、側鎖にアミンを有するシリコーンオイルの25℃で
の粘度は5000cPs以下が好ましく、特に、3000cPs以下が
好ましい。粘度が5000cPsを超えると、側鎖にアミンを
有するシリコーンオイルのケイ酸微粉体への分散が不充
分となり、カブリ等の不良画像の原因となり易い。
上記、ケイ酸微粉体の側鎖にアミンを有するシリコーン
オイルによる処理は、例えば、次のようにして行ない得
る。必要に応じて加熱しながらケイ酸微粉体を激しく撹
乱しておき、これに上記側鎖にアミンを有するシリコー
ンオイル或いはその溶液をスプレーもしくは気化して吹
きつけるか、又は、ケイ酸微粉体をスラリー状にしてお
き、これを撹拌しつつ側鎖にアミンを有するシリコーン
オイル或いはその溶液を添加することによって容易に処
理することができる。
本発明では、上述した側鎖にアミンを有するシリコーン
オイルのうちから1種或いは2種類以上を混合して使用
しても良い。
また、これらの処理されたケイ酸微粉体の適用量は、正
荷電性トナーの摩擦帯電量を3.7μC/g以上下げ且つ摩擦
帯電量の比TA/TBが前記条件を満足するように設定すれ
ば良いが、一般には正荷電性トナー100重量部に対し
て、0.01〜3重量部のときに効果を発揮し、特に好まし
くは0.03〜1.5重量部添加した際に優れた安定性を有す
る正の帯電性を示す。
また、本発明に用いられる正荷電性ケイ酸微粉体に、必
要に応じて従来公知の疎水化処理剤でさらに処理しても
よく、その方法も公知の方法が用いられ、ケイ酸微粉体
と反応あるいは物理吸着する有機ケイ素化合物などで化
学的に処理することによって付与される。
その様な有機ケイ素化合物の例は、ヘキサメチルジシラ
ザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、ト
リメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラン、メ
チルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、
アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロ
ルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−ク
ロルエチルトリクロルシラン、β−クロルエチルトリク
ロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、トリ
オルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリルメルカ
プタン、トルオルガノシリルアクリレート、ビニルジメ
チルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、ジメ
チルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、
ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテトラメチ
ルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチルジシロ
キサン、および1分子当り2から12個のシロキサン単位
を有し末端に位置する単位にそれぞれ1個宛のSiに結合
した水酸基を含有するジメチルポリシロキサン等があ
る。これらは1種あるいは2種以上の混合物で用いられ
る。
本発明においては上記共重合体以外にも他の樹脂・重合
体等をトナーに加えることが可能である。その例として
は、ポリスチレン,ポリスチレン・ブタジェン共重合
体,スチレン・アクリル共重合体等のスチレン系共重合
体;ポリエチレン,ポリエチレン・酢酸ビニル共重合
体,ポリエチレン・ビニルアルコール共重合体のような
エチレン系共重合体;フェノール系樹脂,エポキシ系樹
脂,アリルフタレート樹脂,ポリアミド樹脂,ポリエス
テル樹脂,マレイン酸系樹脂等である。またいずれの樹
脂もその製造法等は特に制約されるものではない。
正荷電性トナーに用いる着色材料としては、従来公知の
カーボンブラック,染料,顔料などの色材が使用でき
る。
また、正荷電性トナーに他の滑剤・研磨剤等を添加する
ことも可能である。
また、上記構成をマイクロカプセルトナーにおいて、そ
の芯材あるいは殻材或いはその両方で実施することも可
能である。
次に、本発明における摩擦帯電量の測定方法を述べる。
第3図は、摩擦帯電量測定装置の説明図である。
底に400メッシュ(磁性粒子の通過しない大きさに適宜
変更可能)の導電性スクリーン13のある金属製の測定容
器12に、摩擦帯電量を測定しようとするトナー又はトナ
ー構成微粒体と、200〜300メッシュ間の粒径の不定形鉄
粉(日本鉄粉製EFV200/300,表面は未処理でトナー担持
体と同時に、自らの摩擦帯電性は実質上ない)の重量比
1:9の混合物(現像剤)約4gを入れ金属製のフタ14をす
る。このときの測定容器2全体の重量を秤りW1(g)と
する。次に吸引機11(測定容器2と接する部分は少なく
とも絶縁体)において、吸引口17から吸引し風量調節弁
16を調整して真空計15の圧力を70mmHgとする。この状態
で充分(約1分間)吸引を行ないトナー又はトナーとケ
イ酸微粉体との混合物を吸引除去する。このときの電位
計19の電位をV(ボルト)とする。ここで18はコンデン
サーであり容量をC(μF)とする。また、吸引後の測
定容器全体の重量を秤りW2(g)とする。この摩擦帯電
量T(μC/g)は下式の如く計算される。
但し、測定条件は23℃,50%RHとする。
[実施例] 以下に具体的実施例を述べる。尚、部数,%はすべて重
量である。
実施例1 スチレン−ブチルメタクリレート−ジエチルアミノエチ
ルメタクリレート共重合体 95部 (共重比80:17:3) フタロシアニン顔料 5部 上記材料を混練・粉砕・分級して平均粒径7μmの正荷
電性トナーを得た。正荷電性トナーの摩擦帯電量TAは、
+35.3μC/gであった。
一方、乾式法で合成されたケイ酸微粉体(商品名アエロ
ジル130、比表面積およそ130m2/g、アエロジル社製)
100部を撹拌しながら温度をおよそ250℃に保持して、側
鎖にアミンを有するシリコーンオイル(25℃における粘
度70cPs、アミン当量830)20部を噴霧し、10分間で処理
した。
前記青色の正荷電性トナー100部と、上記の側鎖にアミ
ンを有するシリコーンオイルで処理した正荷電性ケイ酸
微粉体0.8部とを外添混合した。得られた混合物の摩擦
帯電量TBは+22.6μC/gであり、TBはTAより12.7μC/g低
く、TA/TBは1.6であった。
この正荷電性トナーと正荷電性ケイ酸微粉体との混合物
6部と、粒径300〜400メッシュの不定形鉄粉100部とを
混合し、二成分系現像剤を得、負潜像を形成できるよう
に改造したキヤノン社製NP−5000複写機に投入し、画像
を出したところ、カブリのない鮮明な画像が得られ、画
像反射濃度は、1.41であった。さらに、現像剤の耐久性
を調べるために1万枚の耐久を行なったところ、初期と
同様なカブリのない鮮明な画像(画像濃度1.38)が得ら
れた。一方、高温高湿の環境(30℃,90%RH)下で同様
に画出しを行なったところ、画像反射濃度は1.28で、カ
ブリ等の問題のない画像が得られた。また、低温低湿の
環境(10℃,10%)下でも鮮明でカブリのない画像が得
られた。
比較例1 実施例1の正荷電性トナーに実施例1のケイ酸微粉体を
3.5%外添混合したところ、混合物のTBは9.3μC/gとな
り、TA/TBは3.8であって本発明における条件を満足して
いなかった。
このトナーを用いて、実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、複写枚数が増すにつれ、カブリのひどい画像となっ
た。また、低温低湿環境下では濃度のうすい画となっ
た。
比較例2 スチレン−ブチルアクリレート共重合体 95部 (共重合比80:20) フタロシアニン顔料 5部 ニグロシン(正荷電性制御剤) 2部 上記材料を使用して、実施例1と同様にして正荷電性ト
ナーを得た。得られた正荷電性トナーの摩擦帯電量TA
+11μC/gであった。次いで、正荷電性トナー100重量部
と、実施例1で調製した正荷電性ケイ酸微粉体0.8重量
部とを外添混合した。
得られた混合物の摩擦帯電量TBは+15μC/gであり、TB
はTAより4μC/g高く、TA/TBは約0.73であった。
該混合物を使用して、実施例1と同様に画出し試験をお
こなったところ、初期には画像反射濃度1.33が得られた
が、1万枚の耐久をおこなったところ画像反射濃度1.07
に低下した。また、高温高湿の環境下での画出し試験で
は、画像反射濃度は1.16であり、低温低湿の環境下では
非画像部にカブリ現像が発生した。
実施例2 第1図は実施態様の別の一例である。同図において1は
静電像保持体、2はトナー担持体、5は一成分現像剤、
43は現像器、48は磁気ローラで、49はその非磁性スリー
ブ、50は磁石、52は磁気ブラシ、53は一成分現像剤又は
現像剤と磁性粒子との混合物を示す。非磁性スリーブ49
上に磁性キャリアを磁力で保持してブラシ化しスリーブ
49を回転させることにより、トナーあるいは現像剤53を
上記キャリアブラシで汲み上げてこのトナー担持体2上
に接触塗布することにより、均一な一成分現像剤層5を
形成する。その際、磁性粒子は磁力により磁気ローラ48
上に保持されているためトナー担持体2上に移ることは
ない。次いでトナー担持体2上から静電像保持体1上へ
飛翔現像する。磁気ローラ48とトナー担持体2の間隙
は、トナー担持体2上の一成分現像剤層厚が5〜100μ
m程度になるように調整する。トナー担持体2と静電像
保持体1との間隙は一成分現像剤層厚より大きくなるよ
うにし、トナー担持体2に現像バイアス電圧を印加して
もよい。
スチレン−ジメチルアミノエチルアクリレート共重合体
93部 (共重合比99:1) ローダミン顔料 7部 上記材料を使用して、実施例1と同様にして平均粒径12
μmの正荷電性トナーを得た。正荷電性トナーのTAは+
22.0μC/gであった。
この正荷電性トナー100部と、実施例1で調製した正荷
電性ケイ酸微粉体1.0部とを混合した。混合物のTBは+1
8.3μC/gであり、TAより3.7μC/g低く、TA/TBは1.2であ
った。
この正荷電性トナーと正荷電性ケイ酸微粉体との混合物
10部と実施例1の鉄粉キャリア100部とを混合し、トナ
ー担持体2と磁気ローラ48との間隙が約2mm、磁気ブラ
シ52の最高厚約3mmとなるように設定した第1図に示す
現像装置に投入し、現像ローラと静電像保持体との間隙
を300μmに保ち、約80μmのトナー層を現像ローラ上
に形成させ、交流波形として、周波数200Hz,電圧のピー
ク値±450Vに直流成分−250Vを加えて、電圧のピーク値
−700V及び+200Vを与えてキヤノン社製複写機PC−20で
現像したところ、実施例1と同様の良好な結果が得られ
た。
実施例3 第2図は実施態様の別の一例を示す図である。同図にお
いて1は静電像保持体、2はトナー担持体、3はホッパ
ー、6は現像用バイアス電源、5は一成分現像剤、50は
固定磁石、52は磁性粒子と、正荷電性トナーと正荷電性
ケイ酸微粉体との混合物(シリカ外添トナー)による磁
気ブラシ、58はトナー厚規制用ブレードを示す。トナー
担持体2上に形成された磁気ブラシ52をトナー担持体2
を回転させるとで循環させ、ホッパー3中のシリカ外添
トナーをとり込んでトナー担持体2上に均一に薄層コー
トさせる。次いでトナー担持体2と静電像保持体1とを
トナー層厚より大きな間隙で対局させ、トナー担持体2
上のトナー5を静電保持体1上の静電荷像上へと飛翔現
像させる。トナー層の厚さ磁気ブラシ52の大きさ、即ち
キャリア量及び規制ブレード58で制御する。静電像保持
体1とトナー担持体2との間隙はトナー層厚より大きめ
にとり、バイアス電源6から現像バイアスを印加しても
良い。
ここで、実施例1の正荷電性トナーと正荷電性ケイ酸微
粉体との混合物20gを予め鉄粉粒子20gと混合し、その混
合物を規制ブレード58とトナー担持体2との間隙が約25
0μmとなるように設定した第2図の現像器に投入し、
現像ローラと静電像保持体との間隙を300μmに保ち、
約80μmのトナー層を現像ローラ上に形成させ交流波形
として、周波数200Hz,電圧のピーク値±450Vに直流成分
250Vを加えて、電圧のピーク値−700V及び+200Vを与え
て現像したところ、良好な結果が得られた。
比較例3 スチレン−ブチルメタクリレート共重合体 96部 (共重合比85:15) ニグロシン染料 2部 カーボンブラック 4部 上記材料を使用して実施例と同様にして平均粒径10μm
の正荷電性トナーを得た。正荷電性トナーのTAは+17.5
μC/gであった。正荷電性トナー100部に、湿式法で合成
された比表面積が約90m2/gの負荷電性ケイ酸微粉体0.4
部を外添混合したところ、混合物のTBは+12.1μC/gで
あり、TA/TBは1.4であった。この混合物を用いて、実施
例3と同様にして画出し試験を行なったところ、数10枚
の複写でひどくうすい画となり、この傾向は高温高湿の
環境下での画出しで顕著だった。
[発明の効果] 本発明の材料構造に基づく正荷電性トナー及び正荷電性
ケイ酸微粉体を用いることにより、長期の複写の繰り返
しによっても現像剤の電荷が低下し、画像が悪化するこ
とはなくなり、常に良好な画像を提供することが可能と
なった。また、該トナーは高温高湿・低温低湿という特
殊環境下でも安定した帯電能力を示すため、種々の環境
変動に対しても安定した画像を示すことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明に係る現像方法の実施例に
用いる現像装置の異る形態を示す断面図である。 第3図は、本発明に係る摩擦帯電量の測定装置の説明図
である。 1……静電像保持体、2……トナー担持体 3……ホッパー 5……トナー又は一成分現像剤 6……現像バイアス電源、11……吸引器 12……測定容器、13……導電性スクリーン 14……金属性のフタ、15……真空計 16……風量調節弁、17……吸引口 18……コンデンサー、19……電位計 48……磁気ローラ、49……非磁性スリーブ 50……永久磁石、52……磁気ブラシ 53……トナー又はそれと磁性粒子とが混合した二成分現
像剤 58……規制ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 375 321 325

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アミノアクリル成分を1〜15重量%含有す
    るスチレン−アミノアクリル系共重合体を結着樹脂とし
    て含有する正荷電性トナー100重量部と、 正荷電性ケイ酸微粉体0.01〜3重量部とを少なくとも有
    する正荷電性現像剤であり、 該正荷電性トナーの摩擦帯電量TAがTA≧+20μC/gであ
    り、 該正荷電性トナーと該ケイ酸微粉体との混合物の摩擦帯
    電量をTBとした場合に 1.2≦TA/TB≦3 となるように、正荷電性の摩擦帯電量が抑制され且つTB
    がTAよりも3.7μC/g以上低いことを特徴とする正荷電性
    現像剤。
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JPS5983171A (ja) * 1982-11-02 1984-05-14 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電荷像現像剤

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