JPH0736217B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0736217B2 JPH0736217B2 JP60194425A JP19442585A JPH0736217B2 JP H0736217 B2 JPH0736217 B2 JP H0736217B2 JP 60194425 A JP60194425 A JP 60194425A JP 19442585 A JP19442585 A JP 19442585A JP H0736217 B2 JPH0736217 B2 JP H0736217B2
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- Japan
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- magnetic recording
- film
- recording medium
- layer
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する強磁性金属薄膜を磁気
記録層とする磁気記録媒体に関する。
記録層とする磁気記録媒体に関する。
従来の技術 近年、磁気記録の高密度化の進歩は著しく、強磁性金属
薄膜を磁気記録層とする金属薄膜型磁気記録媒体が、磁
化モードのタイプに無関係に、リング型磁気ヘッドを用
いて電磁変換系を構成しても、0.2μm程度の極めて短
い波形まで記録,再生できることが知られ注目されてい
る。
薄膜を磁気記録層とする金属薄膜型磁気記録媒体が、磁
化モードのタイプに無関係に、リング型磁気ヘッドを用
いて電磁変換系を構成しても、0.2μm程度の極めて短
い波形まで記録,再生できることが知られ注目されてい
る。
短波長記録は再生出力の面からは十分有望なことがわか
るが、重要なのは信号対雑音(以下、S/Nと記す)で,
特にビデオ信号のように広い帯域を用いる場合、媒体側
からノイズに対して改良を加える必要がある。
るが、重要なのは信号対雑音(以下、S/Nと記す)で,
特にビデオ信号のように広い帯域を用いる場合、媒体側
からノイズに対して改良を加える必要がある。
第3図は、従来の金属薄膜型磁気記録媒体の拡大断面図
である。第3図において、1は高分子フィルム、2は強
磁性金属薄膜からなる磁気記録層、3は滑剤層、4はバ
ックコート層である。
である。第3図において、1は高分子フィルム、2は強
磁性金属薄膜からなる磁気記録層、3は滑剤層、4はバ
ックコート層である。
かかる構成の磁気記録媒体は、短波長域でのS/Nを大き
くするため,平滑な高分子フィルムを用い、走行性を改
良するためにカーボ,CaCO3等のフイラーを含んだ,樹脂
を塗布して得られるバックコート層を配しているが、平
均粗さは,磁気記録層を1とすると,バックコート層は
3〜5倍の範囲に入るようにして,S/Nの劣化をおさえて
いる。
くするため,平滑な高分子フィルムを用い、走行性を改
良するためにカーボ,CaCO3等のフイラーを含んだ,樹脂
を塗布して得られるバックコート層を配しているが、平
均粗さは,磁気記録層を1とすると,バックコート層は
3〜5倍の範囲に入るようにして,S/Nの劣化をおさえて
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記した構成では,高分子フィルムを薄く
して長時間記録を行えるようにすると、特に10μmm下で
は、磁気記録層と高分子フィルムの熱膨張率が大きく違
うため,高温環境ではテープが変形し,記録再生に不都
合が生じる。
して長時間記録を行えるようにすると、特に10μmm下で
は、磁気記録層と高分子フィルムの熱膨張率が大きく違
うため,高温環境ではテープが変形し,記録再生に不都
合が生じる。
また、変形し走行が悪くなる点,薄くなって走行が悪く
なる点をカバーするには、バックコート層を粗くする必
要が生じ,これを行うと,S/Nが形状転写により低下する
という問題があった。
なる点をカバーするには、バックコート層を粗くする必
要が生じ,これを行うと,S/Nが形状転写により低下する
という問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので,環境条件に
よらず,良好なS/Nを得ることができる磁気記録媒体を
提供することにある。
よらず,良好なS/Nを得ることができる磁気記録媒体を
提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録媒体は、
高分子基板の一方の面に強磁性金属と保護膜を配し,他
方の面に亀裂を有する蒸着膜を配したものである。
高分子基板の一方の面に強磁性金属と保護膜を配し,他
方の面に亀裂を有する蒸着膜を配したものである。
作用 本発明の磁気記録媒体は,上記した構成により,亀裂に
転写した滑剤が含まれるのと,亀裂の形状効果により,
平均粗さは小さいにもかかわらず,走行性が良好であ
り,両面に蒸着層があるので,高温でも変形が無視でき
ることから,良好なヘッドタッチが得られるので、短波
長域でも良好なS/Nが得られるのである。
転写した滑剤が含まれるのと,亀裂の形状効果により,
平均粗さは小さいにもかかわらず,走行性が良好であ
り,両面に蒸着層があるので,高温でも変形が無視でき
ることから,良好なヘッドタッチが得られるので、短波
長域でも良好なS/Nが得られるのである。
実 施 例 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図は本発明の磁気記録媒体の一実施例の拡大断面図
である。
である。
第1図において、5は厚みが9.5μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムからなる高分子フィルム、6,7は
ポリビニルアルコールからなる不連続皮膜で,6は平均粗
さが100Å,7は平均粗さが360Åである。8は強磁性金属
薄膜であり、これは直径が1mの円筒状キャンに沿って移
動させながら,5×10-5(Torr)の酸素中で,最小入射角
44度でCoを電子ビーム蒸着して得た0.15μmの斜め蒸着
膜で,保磁力は1050(Oe)である。9は真空蒸着法にて
形成したパーフロロオタタン酸から成る厚みが約60Åの
滑剤層である。
レフタレートフィルムからなる高分子フィルム、6,7は
ポリビニルアルコールからなる不連続皮膜で,6は平均粗
さが100Å,7は平均粗さが360Åである。8は強磁性金属
薄膜であり、これは直径が1mの円筒状キャンに沿って移
動させながら,5×10-5(Torr)の酸素中で,最小入射角
44度でCoを電子ビーム蒸着して得た0.15μmの斜め蒸着
膜で,保磁力は1050(Oe)である。9は真空蒸着法にて
形成したパーフロロオタタン酸から成る厚みが約60Åの
滑剤層である。
10は、電子ビーム蒸着法にて形成した厚みが0.1μmの
チタンの部分酸化膜で,テープの長手方向とほぼ直角に
100〜300本/cmの亀裂が入った蒸着層である。
チタンの部分酸化膜で,テープの長手方向とほぼ直角に
100〜300本/cmの亀裂が入った蒸着層である。
上記亀裂の制御は、円筒キャンの温度と,酸素の導入条
件で行うことができる。
件で行うことができる。
第2図は,磁気テープの長手方向の破断面で,亀裂の入
った蒸着層の部分略図である。同図において、11は高分
子フィルム、12は蒸着層、13は亀裂部である。亀裂部13
の蒸着層は若干そり上ったようになるが、この形状効果
と磁気テープとして巻きとった時に,第1図に示した滑
剤層9の一部分は転写により,この亀裂部に移るため、
走行性能は,表面粗さから予測されるよりはるかに良い
結果をもたらすものである。
った蒸着層の部分略図である。同図において、11は高分
子フィルム、12は蒸着層、13は亀裂部である。亀裂部13
の蒸着層は若干そり上ったようになるが、この形状効果
と磁気テープとして巻きとった時に,第1図に示した滑
剤層9の一部分は転写により,この亀裂部に移るため、
走行性能は,表面粗さから予測されるよりはるかに良い
結果をもたらすものである。
比較例として亀裂のない蒸着層をMgの酸素中電子ビーム
蒸着で0.1μm厚形成したものと,ポリエステル樹脂100
重量部,CaCO350重量部,カーボン50重量部をメチルエチ
ルケトンに溶かして,塗布,乾燥して得た厚みが0.6μ
m,平均粗さ600Åのバックコート層を配したものとを準
備した。
蒸着で0.1μm厚形成したものと,ポリエステル樹脂100
重量部,CaCO350重量部,カーボン50重量部をメチルエチ
ルケトンに溶かして,塗布,乾燥して得た厚みが0.6μ
m,平均粗さ600Åのバックコート層を配したものとを準
備した。
以上の3種類の磁気テープについて,市販の8mmビデオ
テープレコーダ(CCD−V8)にて輝度のS/Nと色信号のS/
Nを相対比較した。その結果を次表に示す。
テープレコーダ(CCD−V8)にて輝度のS/Nと色信号のS/
Nを相対比較した。その結果を次表に示す。
上表より明らかなように本発明品は,S/Nが初期値も100
回目の記録再生でも良好な値が保たれていることがわか
る。
回目の記録再生でも良好な値が保たれていることがわか
る。
なお、以上の実施例では、ポリエチレンテレフタレート
フィルムを用いたが,他にポリエチレンナフタレートフ
ィルム,ポリカーボネートフィルム,ポリフエニレンサ
ルファイドフィルム,ポリイミドフィルム等でもよい。
フィルムを用いたが,他にポリエチレンナフタレートフ
ィルム,ポリカーボネートフィルム,ポリフエニレンサ
ルファイドフィルム,ポリイミドフィルム等でもよい。
磁気記録層は,磁化容易軸の方向に無関係に,Co−Cr,Co
−Cu,Co−Cd,Co−Ge,Co−Sm,Co−Fe,Co−Ni,Co−Ru,Co
−Rh,Co−Mo,Co−Mg,Co−V,Co−W,Co−Ti,Co−Sn,Co−N
b,Co−Cr−Nb,Co−Ni−O,Co−Ni−P等でもよい。
−Cu,Co−Cd,Co−Ge,Co−Sm,Co−Fe,Co−Ni,Co−Ru,Co
−Rh,Co−Mo,Co−Mg,Co−V,Co−W,Co−Ti,Co−Sn,Co−N
b,Co−Cr−Nb,Co−Ni−O,Co−Ni−P等でもよい。
亀裂を有する蒸着層は、部分酸化膜,部分窒化膜,部分
炭化膜などであればよく,材質は自由に選択でき,亀裂
は磁気テープ状での使用においては,長手方向とほぼ直
角方向に入っていて密度は50〜500本/cmの範囲が好まし
い。50本/cm以下では走行改善効果が不十分となり、500
本/cm以上になると高温での補強効果が弱まりヘッドタ
ッチが悪化するからである。
炭化膜などであればよく,材質は自由に選択でき,亀裂
は磁気テープ状での使用においては,長手方向とほぼ直
角方向に入っていて密度は50〜500本/cmの範囲が好まし
い。50本/cm以下では走行改善効果が不十分となり、500
本/cm以上になると高温での補強効果が弱まりヘッドタ
ッチが悪化するからである。
滑剤層は,プラズマ重合膜との併用を含め,多くの潤滑
剤,防錆剤等から任意に選択できるものである。
剤,防錆剤等から任意に選択できるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば,高温環境で用いても十分
良好なS/Nを持続できるといったすぐれた効果がある。
良好なS/Nを持続できるといったすぐれた効果がある。
第1図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の拡大断面
図、第2図は亀裂を有する蒸着層の部分拡大断面図、第
3図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 5……高分子フィルム、8……強磁性金属薄膜、9……
滑剤層、10……亀裂を有する蒸着層、13……亀裂部。
図、第2図は亀裂を有する蒸着層の部分拡大断面図、第
3図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 5……高分子フィルム、8……強磁性金属薄膜、9……
滑剤層、10……亀裂を有する蒸着層、13……亀裂部。
Claims (1)
- 【請求項1】高分子基板の一方の面に強磁性金属薄膜と
保護膜を配し、他方の面にテープ長手方向と直交方向に
50〜500本/cmの亀裂を有する蒸着膜を配したことを特徴
とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60194425A JPH0736217B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60194425A JPH0736217B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254826A JPS6254826A (ja) | 1987-03-10 |
| JPH0736217B2 true JPH0736217B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=16324389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60194425A Expired - Fee Related JPH0736217B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736217B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2664897B1 (fr) * | 1990-07-19 | 1994-07-29 | Rhone Poulenc Chimie | Compositions organopolysiloxanes vulcanisables a chaud, utilisables notamment pour le revetement de cables electriques. |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP60194425A patent/JPH0736217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254826A (ja) | 1987-03-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |