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JPH0737438B2 - ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用 - Google Patents
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JPH0737438B2 - ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用 - Google Patents

ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用

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JPH0737438B2
JPH0737438B2 JP2132453A JP13245390A JPH0737438B2 JP H0737438 B2 JPH0737438 B2 JP H0737438B2 JP 2132453 A JP2132453 A JP 2132453A JP 13245390 A JP13245390 A JP 13245390A JP H0737438 B2 JPH0737438 B2 JP H0737438B2
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thiourea
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  • Pyrrole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリフルオロ化合物の分野に係り、その主題は
更に詳しくは特に界面活性剤又はその種の薬剤の前駆物
質として適用可能なポリフルオロアルキル窒素化合物で
ある。
弗素含有界面活性剤は多数既に知られていて、とりわけ
架橋により第四級アンモニウム基(例えばトリアルキル
アンモニウム又はピリジニウム)にペルフルオル化した
基が結合している第四級アンモニウム塩については、そ
の架橋の種類が応用性に大きな影響を有することが知ら
れている。この架橋には非常に単純な、例えばCH2若し
くはC2H4(米国特許第2,727,923号及びフランス特許第
1,588,482号)、又は更に複雑な、例えば、−C2H4SO
2(CH2−(フランス特許第2,084,888号)、−C2H4S
(CH2−OCH2CH(OH)−CH2−(欧州特許第256,980
号)等があり得る。
本発明の主題は一般式: RF−(CH2−X により表わし得るポリフルオロ化合物の新しいグループ
であって、式中Xはイソチオシアナート基−N=C=
S、カルボジイミド基−N=C=N−(CH2−RF
又はチオ尿素基−NH−CS−A(Aは場合により置換して
いてもよいアミノ基を示す)を示し、記号RF及びRF′は
同一か又は異なっていてもよく、それぞれ2〜16個、好
ましくは4〜12個の炭素原子を含む直鎖又は分枝のペル
フルオロアルキル基を示す。
記号Xがチオ尿素基−NH−CS−Aを示す場合、基Aは次
式の基(A1)〜(A6)から選択するのが有利である。
(A1) −NH2 式中mは1又は2に等しく、 Q及びQ′は同一か又は異なり、それぞれ2〜8個の炭
素原子から成るアルキレン架橋を示し、 Rは1〜4個の炭素原子を含む非置換の直鎖アルキル基
を示し、 R1は1〜18個の炭素原子を含み、かつ場合により置換し
ていてもよい直鎖若しくは分枝のアルキル基、場合によ
り置換していてもよいアリール若しくはアラルキル基、
アリル、メタリル若しくはプロパルギル基、−(CH22
RF′基又は−QNR2基を示し、 R2は水素原子、R1について定義したアルキル基、又はR1
がアルキル又はアリル基の場合はアリル基を示し、 R3はR1について定義したアルキル若しくはアラルキル
基、アリル、メタリル若しくはプロパルギル基、又は −CH2−S−(CH2−RF′基を示し、Z(-)は一価陰イ
オン又はその等価物を示す。
アルキル、アリール又はアラルキル基上に存在し得る置
換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシル、メルカプ
ト及びニトリル基及び官能基であるエステル、酸、スル
ホン酸塩、硫酸塩又はカルボン酸塩を挙げることができ
る。
Xが−N=C=S基である本発明の化合物、換言すれば
式 RF−(CH2−N=C=S (I) のポリフルオロアルキルイソチオシアナートは、対応す
るポリフルオロアルキルアジドRF(CH2−N3又はポ
リフルオロアルキルアミンRF−(CH2−NH2から似通
った収率で製造することができる。
ポリフルオロアルキルアジドからイソチオシアナート
(I)を製造する方法は単一の反応器で実施され2段階
から成る: 1) 第1段階はトリアリールホスフィン(そのアリー
ル基はハロゲン原子又は低級のアルキル若しくはアルコ
キシ基で置換し得る)、あるいは亜リン酸トリアルキル
エステル(そのアルキル基は1〜4個の炭素原子を含み
得る)とアジドRF(CH22N3を不活性雰囲気の下で反応
させて、単離しないイミノホスホラン中間体を形成する
ことから成る。この反応は場合により無水の非プロトン
性有機溶媒例えばエーテル、ハロゲン化炭化水素若しく
は芳香族炭化水素又はアセトニトリルの存在の下で、温
度10〜40℃で実施するのが有利である。
2) 第2段階はイミノトリアリールホスホラン若しく
はイミノトリアルコキシホスホラン中間体を、あらかじ
め単離せずに、硫化炭素と反応させることから成る。後
者の添加は0〜40℃の温度で行なうのが有利である。反
応時間は使用する燐中間体に応じて約2〜24時間で変化
がある。
ポリフルオロアルキルアミンからイソチオシアナート
(I)を製造することは単一の反応器中で同様に実施さ
れ2段階から成る: 1) 第1段階は1当量モルの無機又は有機塩基の存在
で、ポリフルオロアルキルアミンRF(CH22NH2を硫化
炭素と反応させ、好ましくは後者を僅か過剰(0.2〜0.5
%)に使用してポリフルオロアルキルジチオカルバメー
トを形成することから成る。この反応は約2〜5時間か
けて−10〜+30℃で実施するのが有利であり、次いで場
合により90〜100℃に加熱して完結させる。水が適当な
溶媒であるが、メタノール又は50〜60%のtert−ブタノ
ールを含む水溶液を使用することも可能である。好まし
く使用される塩基は水酸化ナトリウム又はカリウムであ
るが、別の塩基例えばアンモニア水又はトリエチルアミ
ンを使用することもでき、後者の場合溶媒としてジオキ
サン又はベンゼンを使用することができる。
2) 第2段階はポリフルオロアルキルジチオカルバメ
ートをカルボアルコキシル化又は酸化に付することから
成る。カルボアルコキシル化は−10〜40℃の温度で、1
当量モルのクロロギ酸低級アルキル(C1〜C4)エステル
を徐々に添加して実施される。ポリフルオロアルキルカ
ルボアルコキシジチオカルバメートが形成され、それは
分解して本発明のポリフルオロアルキルイソチオシアナ
ートになる。
ジチオカルバメート中間体の酸化は、0.5〜3時間塩素
含有溶媒(例えば、クロロホルム、塩化メチレン又は四
塩化炭素)の存在下に0〜8℃で次亜鉛素酸アルカリ金
属塩と反応することにより実施できる。この方法はカル
ボキシアルコキシル化方法と同じ程度の収率のポリフル
オロアルキルイソチオシアナートを生ずる。
イソチオシアナート(I)は界面活性剤の前駆物質の合
成用、特にポリフルオロカルボジイミド及びチオ尿素の
合成用に有益な中間体である。
例えばXが−N=C=N(CH2−RF′基である本発
明化合物、換言すれば式: RF(CH2−N=C=N−(CH22RF′ (II) のN,N′−ビス(ポリフルオロアルキル)カルボジイミ
ドは、ポリフルオロアルキルアジドから上記のようにし
て得られるイミノトリアリールホスホランとイソチオシ
アナート(I)を反応させて製造することができる。こ
の方法を実施するには単一の反応器中で、第1段階では
ポリフルオロアルキルアジドをイミノトリアリールホス
ホラン中間体に変換し、それを単離しないで、約6〜24
時間、60〜90℃の温度でイソチオシアナート(I)と直
接反応する。この方法により対称並び非対称のカルボジ
イミド(II)を得ることができる。
対称カルボジイミド: RF(CH2−N=C=N−(CH22RF (II a) はアジドRF(CH22N3及び炭酸ガスから別の方法によっ
ても得られる。前記のように操作して、アジドを先ずイ
ミノトリアリールホスホラン中間体に変換し、次いであ
らかじめ単離することなく同じ反応器中で、この中間体
を炭酸ガスと反応させる。
本発明のカルボジイミド(II)は界面活性剤の前駆物質
及びフルオロ尿素の合成のために有益な中間体である。
それらは天然又は合成高分子の安定剤として使用し、加
水分解抵抗性を増大することができる。更に、中間潤滑
油を製造するのに使用することができ、更になお、高度
疎水性プラスチックを生じるモノマーとして使用でき
る。
Xがチオ尿素基−NH−CS−Aである本発明の化合物、換
言すれば式 の化合物は式(I)のイソチオシアナートから製造され
る。
例えば、式 のモノ置換チオ尿素はイソチオシアナート(I)とアン
モニア水を反応して得られる。この反応は、1モルのイ
ソチオシアナートにつき3モルのアンモニア水の比率で
28〜30%のNH4OHを含有する水溶液を使用し20〜80℃の
温度で実施するのが有利である。これらの条件では、モ
ノ置換チオ尿素(III a)は充分純粋に得られるので直
接使用することができる。
のジ−又はトリ−置換チオ尿素は、対応する第一級又は
第二級アミンHNR1R2をイソチオシアナート(I)と反応
して得られる。反応は場合により、例えばエーテル、ハ
ロゲン化炭化水素又はアセトニトリルのような不活性有
機溶媒中で、0〜40℃の温度で実施するのが好ましい。
チオ尿素(III b)のうちそのR1がジアルキルアミノア
ルキル基を示し、R2が水素原子を示すものは、換言すれ
ば式: の化合物は第三級アミン官能基を有し、この基により四
級化剤に対し反応性となる。かような訳で、Aが含窒基
(A3)を示す式(III)の化合物、換言すれば式 のアンモニウム塩は、四級化剤、例えば場合により官能
基を有してもよいハロゲン化アルキルとチオ尿素(III
c)の反応により製造することができる。反応は20〜80
℃の温度で不活性の無水有機溶媒(例えばエーテル、ハ
ロゲン化炭化水素又はアセトニトリル)中に、実質的に
等モル量のチオ尿素(III c)及び選択した四級化剤を
溶解することにより実施するのが好ましい。反応時間と
生成する塩(III d)の物理的外観は選択した四級化剤
の種類に応じて変化する。しかしながら、大抵の塩(II
I d)は無色のペースト又はオイルであり吸湿性であっ
て、程度の差はあるが、それらはすべて水溶性であり中
性の溶液を生成する。
四級化剤の非限定的な例として更に詳しく挙げられるも
のは、沃化アルキル(炭素原子1〜18個)、アリルブロ
ミド、ヒドロキシエチルブロミド、ベンジルブロミド、
臭化アルキル(炭素原子4〜18個)及びポリフルオロア
ルキルチオメチルブロミドRF′(CH2−S−CH2Br
(特許FR2,592,648号記載)である。
2倍のモル比率のチオ尿素(III c)を使用する場合
は、例えば、1,2−ジブロモエタン、1,3−ジブロモプロ
パン、1,2−ジヨードエタン、1,3−ジヨードプロパン及
び1,4−ジヨードブタンのような二ハロゲン化アルキル
を四級化剤として使用することも可能でる。その場合、
Aが基(A4)を示す式(III)の化合物、換言すれば
式: の複塩(double salt)が得られる。
アンモニウム塩(III d)及び(III e)の陰イオンZ(-)
は、所望により、それ自体よく知られた方法を使用して
別の陰イオンと容易に交換することができる。陰イオン
の更に特定的な例として挙げられるものは、ハロゲン、
硝酸、p−トルエンスルホン酸、硫酸、アルキル硫酸及
びピクリン酸のイオンである。
Aが基(A5)を示す式(III)の化合物、即ち式 のN−オキシドは、60〜80℃の温度で不活性溶媒(例え
ばエーテル又はアセトニトリル)中でチオ尿素(III
c)と過酸化水素を反応させて製造することができる。
これらのオキシドはペースト状で得られすべて水溶性で
ある。
Aが基(A6)を示す式(III)の化合物、換言すれば
式: のベタインは、チオ尿素(III c)に対するクロロ酢酸
ナトリウム又はβ−プロピオラクトンの作用により製造
できる。反応は不活性有機溶媒(例えばアルコール又は
トリクロロトリフルオロエタン)中で30〜90℃の温度で
実施するのが有利である。ベタイン(III g)はペース
ト状で得られ、すべて水溶性である。
アンモニウム塩(III d)及び(III e)、N−オキシド
(III f)並びにベタイン(III g)は有益な界面活性剤
であり湿潤剤、乳化剤、分散剤又は泡立て剤のような非
常に広い種類の分野における添加剤として使用できる。
次の実施例は本発明を説明するが、それを限定するもの
ではない。
実施例1 26mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0.02モルの
トリフェニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び磁気攪拌
機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0.02モルの
2−ペルフルオロブチルエチルアジドを仕込み、次いで
トリフェニルホスフィン溶液を室温で滴下して加える。
室温で1時間撹拌した後、溶液を氷浴により0℃まで冷
却し、次いで15gの硫化炭素を滴下して加える。添加が
終ったとき、氷浴を取去って、撹拌を2時間続ける。
次いでテトラヒドロフラン及び過剰の硫化炭素を真空蒸
発して除いた後、残留物を石油エーテルで溶解して過
する。溶媒の真空蒸発の後、2−ペルフルオロブチルエ
チルイソチオシアナートC4F9−C2H4−NCS(4kPaでの沸
点48℃)を69%収率で得る。
このイソチオシアナートを次のデータにより同定した: −元素分析 C% H% F% N% S% 測定値 27.61 1.33 56.00 4.54 10.49 計算値 27.54 1.31 56.06 4.59 10.50 −赤外スペクトル νC-F=1050〜1350cm-1 νNCS=2075cm-1+肩2190cm-11H NMRスペクトル(CDCl3溶液中で記録) 化学シフト(TMS基準、ppm): 分離三重線 2.51ppm(2H積分値、 三重線 3.86ppm(2H積分値、 19F NMRスペクトル(CDCl3溶液中で記録) 化学シフト(CFCl3基準、ppm): −質量分析 M+.=305(29%);m/z 156(22%);m/z 126(16
%);m/z 110(21%);m/z 93(63.5%);m/z 72(100
%);m/z 69(20.5%) 実施例2 操作は実施例1と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアジドを同モルの量の2−ペルフルオロヘキシ
ルエチルアジドにより置換える。対応するイソチオシア
ナートC6F13−C2H4−NCSを70%収率で得る(沸点=87〜
91℃/2.67kPa)。
このイソチオシアナートを次のデータにより同定した: −元素分析 C% H% F% N% S% 測定値 26.55 1.11 60.97 3.50 7.86 計算値 26.67 0.99 60.98 3.45 7.90 −19F NMRスペクトル −質量分析 M+.=405(87%);m/z 386(2.5%);m/z 136(2
%);m/z 131(15%);m/z 119(22%);m/z 108(11.5
%);m/z 72(99%);m/z 59(100%). −赤外及び1H NMRスペクトル 実施例1のイソチオシアナートのそれらと同じ。
実施例3 操作は実施例1と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアジドを同モルの量の2−ペルフルオロオクチ
ルエチルアジドにより置換える。対応するイソチオシア
ナートC8F17−C2H4−NCSを73%収率で得る(沸点=113
〜15℃/4kPa)。
このイソチオシアナートは次の特徴を有する: −元素分析 C% H% F% N% S% 測定値 26.30 0.78 63.85 2.72 6.34 計算値 26.13 0.79 63.96 2.77 6.33 −赤外及び1H NMRスペクトル 実施例1のイソチオシアナートのそれらと同じ。
19F NMRスペクトル −質量分析 M+.=505(46.5%);m/z 119(15%);m/z 72(100
%);m/z 69(34.5%);m/z 59(57%). 実施例4 26mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0.02モルの
亜リン酸トリメチルを入れた滴下漏斗及び磁気攪拌機を
備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0.02モルの2−
ペルフルオロヘキシルエチルアジドを仕込み、次いで亜
リン酸トリメチル溶液を室温で添加する。
20時間の撹拌の後、15gの硫化炭素を室温で滴下して加
える。次いで24時間撹拌を続けた後、テトラヒドロフラ
ン及び過剰の硫化炭素を減圧蒸発して除き、残留物を蒸
留する。このようにして2−ペルフルオロヘキシルエチ
ルイソチオシアナートを55%収率で得る(沸点=87〜91
℃/2.67kPa)。
実施例5 0.66gの苛性ソーダを3.6mlの水に加え、1.258gの硫化炭
素と共に、磁気攪拌機、凝縮器及び滴下漏斗を備えた反
応器に入れる。0.0165モルの2−ペルフルオロブチルエ
チルアミンC4F9−C2H4−NH2を非常に徐々に添加する。
反応混合物はオレンジ色に変り、ペースト状となる。2.
5〜3mlの水を加えて室温で2時間撹拌を続け、次いで90
℃で15分間続ける。次いで混合物を40℃に冷却して0.01
65モルのクロロギ酸メチルを徐々に添加する。撹拌を実
温で1時間続け、次いでエーテルにより抽出し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥して蒸発させる。残留物を蒸留する
と、2−ペルフルオロベチルエチルイソチオシアナート
を65%収率で得る(沸点=48℃/4kPa)。
実施例6 操作は実施例5と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ペルフルオロヘキシ
ルエチルアミンにより置換える。2−ペルフルオロヘキ
シルエチルイソチオシアナートを76%収率で得る(沸点
=90℃/2.67kPa)。
実施例7 操作は実施例5と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ペルフルオロオクチ
ルエチルアミンにより置換える。2−ペルフルオロオク
チルエチルイソチオシアナートを67%収率で得る(沸点
=113〜15℃/4kPa)。
実施例8 0.66gの苛性ソーダを3.6mlの水に加え、1.258gの硫化炭
素と共に、磁気攪拌機、凝縮器及び滴下漏斗を備えた反
応器に入れる。0.0165モルの2−ペルフルオロブチルエ
チルアミンを滴下漏斗を通じて非常に徐々に添加する。
反応混合物はオレンジ色に変りペースト状となる。次い
で2.5〜3mlの水を加えて室温で2時間撹拌を続けた後90
℃で15分間撹拌する。次いで混合物を0℃まで冷却して
16mlの水及び10mlの塩化メチレンを添加し、続いてフラ
ンス式塩素計量度数10〜13(d=1.05)の次亜塩素酸ナ
トリウム溶液33ml(これには2.65gの苛性ソーダが添加
してある)を添加する。混合物は黄色から乳白色に変色
する。添加を終了して撹拌を1時間続け、次いでエーテ
ルによる抽出を行ない、続いて硫酸ナトリウム上で乾燥
し蒸発をする。残留物を蒸留すると、2−ペルフルオロ
ブチルエチルイソチオシアナートを62%収率で得る(沸
点=48℃/4kPa)。
実施例9 操作は実施例8と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ペルフルオロヘキシ
ルエチルアミンにより置換える。対応するイソチオシア
ナートを65%収率で得る(沸点=90℃/2.67kPa)。
実施例10 操作は実施例8と同様であるが、2−ペルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ペルフルオロオクチ
ルエチルアミンにより置換える。対応するイソチオシア
ナートを70%収率で得る(沸点=113〜15℃/4kPa;融点
=50℃)。
実施例11 26mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0.02モルの
トリフエニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び磁気攪拌
機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0.02モルの
2−ペルフルオロヘキシルエチルアジドを仕込み、次い
でトリフェニルホスフィン溶液を室温で滴下して添加す
る。
1時間撹拌の後、ドライアイスの昇華により得られ無水
CaCl2上で予備乾燥された炭酸ガスを反応混合物中に通
じて泡立てる。
1時間反応の後、溶媒を蒸発して除き、残留物を石油エ
ーテルで溶解する。これをして固体のトリフェニルホ
スフィンオキシドを除き、次いで石油エーテルを真空蒸
発して除き、残留物を窒素雰囲気下で蒸留する。
かようにしてN,N′−ビス(2−ペルフルオロヘキシル
エチル)カルボジイミド: C6F13−C2H4−N=C=N−C2H4−C6F13を70%収率で得
る(沸点=101℃/4kPa)。
蒸留後生成物中に白い固体粒子がある場合は、蒸留中に
生じたこの少量の尿素を除くためにカルボジイミドを
過せねばならない。
実施例12 操作は実施例11と同様であるが、2−ペルフルオロヘキ
シルエチルアミドを同モルの量の2−ペルフルオロブチ
ルエチルアジドにより置換える。対応するカルボジイミ
ドC4F9−C2C4−N=C=N−C2H4−C4F9を68%収率で得
る(沸点=67〜70℃/133Pa,N2中で蒸留)。
実施例13 操作は実施例11と同様であるが、2−ペルフルオロヘキ
シルエチルアミドを同モルの量の2−ペルフルオロオク
チルエチルアジドにより、かつ石油エーテルを1,1,2−
トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタンによりそれぞ
れ置換える。対応するカルボジイミドC8F17−C2H4−N
=C=N−C2H4−C8F17を65%収率で得る(球管(bulb
tube)蒸留、炉温度:120℃/10Pa)。
実施例14 13mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0.01モルの
トリフェニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び磁気攪拌
機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0.01モルの
2−ペルフルオロヘキシルエチルアジドを仕込む。次い
でトリフェニルホスフィン溶液を室温で滴下して添加す
る。
1時間撹拌の後、13mlのテトラヒドロフラン中の0.01モ
ルの2−ペルフルオロヘキシルエチルイソチオシアナー
トの溶液を滴下漏斗を通して加える。
気相クロマトグラフィーにより追跡して反応が周辺温度
で12時間撹拌後に終了しない場合は、2〜3時間70℃ま
で加熱する。
次いで真空蒸発してテトラヒドロフランを除き、残留物
を石油エーテルで溶解する。生成したトリフェニルホス
フィンスルフィドを別し、次いで石油エーテルを真空
で留去して残留物を窒素雰囲気下に蒸留する。
このようにしてN,N′−ビス(2−ペルフルオロヘキシ
ルエチル)カルボジイミドを78%収率で得る(沸点=10
1℃/4kPa)。
実施例15 操作は実施例14と同様であるが、2−ペルフルオロヘキ
シルエチルアジドを同モルの量の2−ペルフルオロブチ
ルエチルアジドにより、かつ2−ペルフルオロヘキシル
エチルイソチオシアナートを同モルの量の2−ペルフル
オロブチルエチルイソチオシアナートによりそれぞれ置
換える。
N,N′−ビス(2−ペルフルオロブチルエチル)カルボ
ジイミドを75%収率で得る(沸点=67〜70℃/133Pa、N2
中で蒸留)。
実施例16 操作は実施例14と同様であるが、2−ペルフルオロヘキ
シルエチルアジドを同モルの量の2−ペルフルオロブチ
ルエチルアジドにより置換える。
N−(2−ペルフルオロブチルエチル)−N′−(2−
ペルフルオロヘキシルエチル)カルボジイミドC4F9−C2
H4−N=C=N−C2H4−C6F13を60%収率で得る(沸点
=97℃/4kPa、N2中で蒸留)。
実施例11〜16のカルボジイミドは元素分析、赤外分光、
陽子及び弗素NMR並びに質量分析法により同定した。元
素分析及び質量分析に対応するデータを次の第1表にま
とめる。
カルボジイミドはすべての場合に、下記IRスペクトルを
示す: νC-F=1000〜1300cm-1 νN=C=N=2125cm-1 1 H NMRスペクトルはイソチオシアナートRFC2H4NCSのス
ペクトルと同じである(信号、積分値、カップリング定
数)。19 F NMRでは、対称カルボジイミド(実施例11〜15)の
スペクトルは対応するイソチオシアナートのそれと同じ
である。実施例16の非対称カルボジイミドの場合には、
2個の末端CF3基は同じ化学シフトを示して−81.5ppmで
共鳴する。従って2個のCF2α及び2個のCF2ωが同様
に、それぞれ−115.0及び−126.7ppmに同じ化学シフト
を有し、その他のCF2基は−125.1及び−122.0ppmの間で
4つのピークの系を生じ、その相対的積分値は8個の弗
素原子に対応する。
実施例17 凝縮器を備え磁気攪拌機を取付けた反応器に室温で0.01
モル2−ペルフルオロヘキシルエチルイソチオシアナー
トを仕込み、次いでNH4OHの28〜30%溶液6.6gを滴下し
て加える。次いで反応混合物を室温で1時間撹拌した
後、凝縮器を取除き、過剰のアンモニア水を蒸発して除
くため、混合物を2時間70〜80℃で加熱する。生成した
白い固体を乾燥することにより、N−(2−ペルフルオ
ロヘキシルエチル)チオ尿素C6F13−C2H4−NH−CS−NH2
が89%収率で得られ、その融点は126℃で次の分析的特
性を示す。
−元素分析 C% H% F% N% S% 測定値 25.83 1.52 58.74 6.64 7.50 計算値 25.60 1.66 58.53 6.63 7.58 −IRスペクトル νC-F=1100〜1300cm-1 νNH2=3400cm-1 νNH=3290cm-1 νC=S=1580cm-11H NMRスペクトル(アセトン−d6中で記録) 化学シフト(TMS基準、ppm): 幅広い単一線 7.37ppm(1H積分値) 低解像信号 6.75ppm(2H積分値) 多重線 2.62ppm(分離三重線−2H積分値、 四重線 3.87ppm(2H積分値、 19F NMRスペクトル(アセトン−d6中で記録) 化学シフト(CFCl3基準): −質量分析 M+.=422(42%);m/z 389(4%);m/z 362(12
%);m/z 153(5.5%);m/z 103(25%);m/z 69(33.5
%);m/z 55(100%) 2−ペルフルオロブチルエチルイソチオシアナートを用
いて同じ操作を行って、N−(2−ペルフルオロブチル
エチル)チオ尿素が90%収率で得られ、その融点は113
℃で次の特性を示す。
−元素分析 C% H% F% N% S% 測定値 25.88 2.03 53.25 8.85 10.00 計算値 26.08 2.17 53.10 8.70 9.94 −IR及び1H NMRスペクトル: 前の化合物と同じ。
19F NMRスペクトル −質量分析 M+.=322(49%);m/z 289(11%);m/z 201(11.5
%);m/z 103(15.5%);m/z 77(23%);m/z 69(68
%);m/z 60(62%);m/z 55(100%). 実施例18 式: のN,N′−ジ置換及びN,N′,N′−トリ置換のチオ尿素を
下記のように操作することによりアミンNHR1R2から製造
する。
15mlのエチルエーテルにあらかじめ溶解した0.01モルの
2−ペルフルオロアルキルエチルイソチオシアナートRF
C2H4NCSを入れた滴下漏斗及び磁気攪拌機を取付けた丸
底反応器に、15mlのエチルエーテル(又は、使用するア
ミンがジエタノールアミンの場合はエタノール)中に溶
解した0.01モルのアミンNHR1R2を仕込み、次いで室温で
撹拌しながらイソチアシアナートRFC2H4NCSを添加す
る。反応は実際上即時である。
それでも撹拌を続けイソチオシアネートを全部消費させ
る。出発するアミンの種類に応じて、生成物は反応媒質
中に沈澱するか又はしない。すべての場合、ロータリー
エバポレータで溶媒を追い出し、かようにして得られる
残留物を石油エーテルで充分に洗うことで足りる。
式(IV)のチオ尿素はこのようにして大抵白い固体の状
態で、時には半透明な油状で得られる。その融点及び反
応収率を次の第2表の第6及び5欄に示すが、最初の欄
の番号Txは各生成物を同定するために使用する。
元素分析及び質量分析から得る結果を第3及び4表にま
とめてある。
チオ尿素の全部のIRスペクトルをKBr錠として記録した
が、5つの油状生成物(T1,T4,T5,T13,T14)は例外で、
その場合のスペクトルはCHCl3の溶液中でとった。一つ
の系統をとれば、スペクトルはRF基には無関係である。
チオ尿素T1〜T3: νC-F=1100〜1350cm-1 νC=S=1580cm-1 νN-H=3300cm-1 νC-H=700〜900cm-1 νC=C=1653cm-1 チオ尿素T4〜T6: νC-F=1100〜1350cm-1 νC=S=1530cm-1 νN-H=3320cm-1 νC=C=1650cm-1 チオ尿素T7〜T12: νC-F=1100〜1350cm-1 νC=S=1580cm-1 νN-H=3200,3380cm-1 νC-H=680〜900cm-1 チオ尿素T13及びT14: νC-F=1100〜1330cm-1 νC=S=1585cm-1 νN-H=3200cm-1 νC-H=3320cm-1 チオ尿素T15及びT16: νC-F=1050〜1350cm-1 νN-H=3209,3377cm-1 νC=S=1555cm-1 νC-H=650,694,737cm-1 チオ尿素T17〜T20: νC-F=1000〜1350cm-1 νN-H=3280cm-1 νC=S=1570cm-1 νC-H=850,890cm-1 チオ尿素T21〜T24: νC-F=1000〜1350cm-1 νN-H=3380cm-1 νC=S=1637cm-1 チオ尿素T1〜T24の1H NMRスペクトルはアセトン−d6
で記録をとった。それらは全部が、2.60ppmに2H積分値
の分離三重線 及び3.90ppmに同様2H積分値の四重線 を示し、これらの2つの信号はRF基と結合したCH2及びN
H基と結合したCH2にそれぞれ対応する。それぞれの系列
の場合、RF基の種類はスペクトルに影響せず、観測した
その他の信号は次の通りである。
チオ尿素T1〜T3: 幅の広い信号7.1ppm(2H積分値) 三重線 4.17ppm(3J=6.5Hz−2H積分値) 多重線 4.91〜5.35ppm(2H) 多重線 5.62〜6.17ppm(1H) チオ尿素T4〜T6: 信 号 6.94ppm(1H積分値) 二重線 4.31ppm(4H積分値−3J=6.5Hz) 多重線 4.91〜5.35ppm(4H) 多重線 5.62〜6.17ppm(2H) チオ尿素T7〜T9: 四重線 3.51ppm(2H積分値) 信 号 7.79ppm(1H積分値) 信 号 6.98ppm(1H積分値) 単一線 2.34ppm(6H積分値) 多重線 2.31〜2.98ppm(4H積分値) チオ尿素T10〜T12: 四重線 3.48ppm(2H積分値) 信 号 7.59ppm(1H積分値) 信 号 7.96ppm(1H積分値) 単一線 2.19ppm(6H積分値) 三重線 2.34ppm(2H積分値) 五重線 1.71ppm(2H積分値) チオ尿素T13及びT14: 多重線 4.00ppm(12H積分値) チオ尿素T15及びT16: 信 号 8.98ppm(1H積分値) 多重線 7.25ppm(6H積分値) チオ尿素T17〜T20: 信 号 6.98ppm(2H積分値) 四重線 3.47ppm(2H積分値−3J=6.5Hz) 多重線 1.13〜1.9ppm(4H又は12H積分値) チオ尿素T21〜T24: 信 号 7.00ppm(1H積分値) 実施例19 最低量のクロホルム中に溶解した0.01モルのチオ尿素T8
及び0.05モルの沃化メチルを、磁気攪拌機及び凝縮器を
備えた反応器に仕込み、次いで混合物を1時間60℃で加
熱する。次いで白い沈澱を認める。次いでクロロホルム
を蒸発して除き、残留物をエーテルで充分洗った後別
する。
こうして得られる白い固体は式 の塩であって、融点97℃を示す。収率:97%。
この塩を0.1%含有する水溶液の表面張力は25℃で19.2m
N/mである。この塩を0.1%含有する水溶液の界面張力
は、シクロヘキサンとの平衡状態で、25℃で5.8mN/mで
ある。
チオ尿素T9を用い同様に操作して、次の塩 が96%収率で得られ、融点93℃を示す。
この塩を0.1%含有する水溶液の表面張力は25℃で15.5m
N/mである。この塩を0.1%を含有する水溶液の界面張力
は、シクロヘキサンとの平衡状態で、25℃で6.4mN/mで
ある。
実施例20 最低量のクロロホルム中に溶解した0.01モルのチオ尿素
T8及び後記第5表の第1欄に掲げる四級剤R−Brの1つ
の0.01モルを、磁気攪拌機及び凝縮器を備えた反応器に
仕込む。次いで混合物を2時間60℃で加熱した後、クロ
ロホルムを蒸発して除き、残留物をエチルエーテルで充
分に洗う。
これにより式: の対応する第四級塩を生じ、それは無色又は僅かにオレ
ンジ色を帯びたペーストである。これらの塩は全く水溶
性である。その収率および濃度0.1%の水溶液の25℃に
おける表面張力を第5表の第2及び3欄に示す。
実施例21 後記第6表の第2欄に挙げてある脂肪族臭化物CnH2n+1B
r及び式: (そのペルフルオロアルキル基RFは第6表の第1欄に挙
げてある)のチオ尿素を用いて出発することにより、
式: の塩を下記の操作によって製造した。
磁気攪拌機及び凝縮器を備えた反応器に、最低量のクロ
ロホルム中に溶解した0.01モルのチオ尿素(V)及び0.
01モルの脂肪族臭化物CnH2n+1Brを仕込み、次いで混合
物を加熱してクロロホルム中で96時間還流する。次いで
クロロホルムを蒸発して除き残留物を石油エーテルで充
分に洗い、不純物を除いて式(VI)のアンモニウム塩を
沈澱させる。この塩は石油エーテルを除いた後、大抵無
色のペーストの形態となる。
しかしながら、石油エーテル中の第四級塩(VI)の沈澱
が困難を呈する場合は、混合物を2〜3時間0℃まで冷
却しなければならず、次いで生じる半透明の油を傾斜法
により溶媒と分離し、この操作を1回繰返すことがあり
得る。こうして得られる目的のアンモニウム化合物は半
透明の油状である。
問題のアンモニウム塩の表面張力γs及び界面張力γi
(シクロヘキサンに対して)は0.1%の濃度の水溶液中
で25℃で測定し、第6表の第4及び5欄に示し、第3欄
には収率を示す。
実施例22 磁気攪拌機及び凝縮器を備えた反応器に、最低量のクロ
ロホルムに溶解した0.02モルのチオ尿素T8及び0.01モル
の1,2−ジブロモエタンを仕込む。混合物を24時間還流
下に加熱し、次いでクロロホルムを蒸発して除き、残留
物をエチルエーテルで溶解する。
第四級複塩が沈澱する。溶媒の除去後、式: の第四級複塩を75%収率で得る。
この塩を0.1%含有する水溶液の表面張力は25℃で15.5m
N/mである。同じ条件でシクロヘキサンに対する界面張
力は5.5mN/mである。
1,3−ジブロモプロパンを用いて出発し同様に操作する
ことにより、式: の第四級複塩を98%収率で得る。この塩を0.1%含有す
る水溶液の表面張力は25℃で16.4mN/mである。同じ条件
でシクロヘキサンに対する界面張力は7.7mN/mである。
実施例23 0.01モルのチオ尿素T8を最低量のテトラヒドロフランに
溶解し、磁気攪拌機及び凝縮器を備えた反応器に仕込
み、次いで過酸化水素水を過剰(20%)に添加する。次
いで混合物を撹拌しながら3時間40℃で加熱した後、室
温に12時間放置する。次いで水を少量(約1ml)加えて
混合物を15分間40℃まで加熱する。
次いでテトラヒドロフランを蒸発して除き、残留物をメ
タノールで溶解した後、過する。次いで液を蒸発し
て除き、ベージュ色のべたべたする固体として式: のN−オキシドを65%収率で得る。
このN−オキシド0.1%を含有する水溶液の表面張力は2
5℃で16.3mN/mである。
実施例24 磁気攪拌機及び凝縮器を備えた反応器に0.01モルのチオ
尿素T8及び25mlのイソプロパノールを仕込み、次いで25
mlのイソプロパノール中のクロロ酢酸ナトリウム1.25g
の溶液を添加する。次いで混合物を20時間90℃で加熱
し、溶媒を蒸発して除き、残留物をエチルエーテルで溶
解する。液相を除いた後、得られるべたべたする固体を
メタノールで洗って液を蒸発乾固する。このようにし
てべたべたする白い固体として式: のベタインを65%収率で得る。
このベタイン0.1%を含有する水溶液の表面張力は16.2m
N/mである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 RF(CH2−N=C=S (I) (式中、RFは2〜16個の炭素原子を含む直鎖又は分枝の
    ペルフルオロアルキル基を示す)に対応することを特徴
    とする、イソチオシアナート。
  2. 【請求項2】一般式 RF(CH2−NH−CS−A (式中、RFは2〜16個の炭素原子を含む直鎖又は分枝の
    ペルフルオロアルキル基を示す) に対応し、Aが下記式の基(A1)〜(A2)から選択され
    る化合物。 (A1) −NH2 (式中、R1は、1〜18個の炭素原子を含み、かつ場合に
    より置換していてもよい直鎖若しくは分枝のアルキル
    基、場合により置換していてもよいアリール若しくはア
    ラルキル基、アリル、メタリル若しくはプロパルギル
    基、 −(CH22RF′基、又は−QNR2基を示し、 R2は、水素原子、R1について定義したアルキル基、又は
    R1がアルキル若しくはアリル基の場合はアリル基を示
    し、 RF′は、RFと同一であっても異なっていてもよい2〜16
    個の炭素原子を含む直鎖又は分枝のペルフルオロアルキ
    ル基を示し、 Rは、1〜4個の炭素原子を含む非置換の直鎖アルキル
    を示し、 Qは、2〜8個の炭素原子から成るアルキレン架橋を示
    す。)
  3. 【請求項3】一般式 RF(CH2−NH−CS−A (式中、RFは2〜16個の炭素原子を含む直鎖又は分枝の
    ペルフルオロアルキル基を示す) に対応し、Aが下記式の基(A3)〜(A6)から選択され
    る化合物 (式中mは1又は2に等しく、 Rは、1〜4個の炭素原子を含む非置換の直鎖アルキル
    基を示し、 R3は、請求項2においてR1について定義したアルキル若
    しくはアラルキル基、アリル、メタリル若しくはプロパ
    ルギル基、又は、 −CH2−S−(CH2−RF′基を示し、 RF′は、RFと同一であっても異なっていてもよい2〜16
    個の炭素原子を含む直鎖又は分枝のペルフルオロアルキ
    ル基を示し、 Z(-)は1価陰イオン又はその等価物を示し、 Q及びQ′は、同一か又は異なりそれぞれ2〜8個の炭
    素原子から成るアルキレン架橋を示す。)
  4. 【請求項4】R1が少なくとも1つのハロゲン原子、ヒド
    ロキシル、メルカプト若しくはニトリル基、又は官能基
    であるエステル、酸、スルホン酸塩、硫酸塩若しくはカ
    ルボン酸塩によって置換したアルキル、アリール又はア
    ラルキル基である、請求項2に記載の化合物。
  5. 【請求項5】RFが4〜12個の炭素原子を含む、請求項1
    に記載の化合物。
  6. 【請求項6】RF及びRF′基がそれぞれ4〜12個の炭素原
    子を含む、請求項2〜4の1つに記載の化合物。
  7. 【請求項7】ポリフルオロアルキルアジドRF−(CH2
    −N3を、場合により置換していてもよいトリアリール
    ホスフィン又は亜リン酸トリアルキルエステルと、不活
    性雰囲気の下で反応させ、生成するイミノホスホラン中
    間体を硫化炭素と反応させることを特徴とする、式 RF(CH2−N=C=S (I) (式中RFは請求項1の定義と同じ)のイソチオシアナー
    トの製造方法。
  8. 【請求項8】ペルフルオロアルキルアミンRF−(CH2
    −NH2を塩基の存在下で硫化炭素と反応させ、これに
    より得られるポリフルオロアルキルジチオカルバメート
    をカルボアルコキシ化又は酸化に付することを特徴とす
    る、式 RF(CH2−N=C=S (I) (式中RFは請求項1の定義と同じ)のイソチオシアナー
    トの製造方法。
  9. 【請求項9】カルボアルコキシ化剤としてクロロギ酸低
    級アルキルエステルを使用する、請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】次亜塩素酸アルカリ金属塩によって酸化
    を実施する、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】アンモニア水をイソチオシアナートR
    F(CH2−N=C=Sと反応させることを特徴とす
    る、式: (式中RFは請求項1の定義と同じ)のモノ置換チオ尿素
    の製造方法。
  12. 【請求項12】第一級又は第二級アミンHNR1R2を、イソ
    チオシアナートRF(CH2−N=C=Sと反応させる
    ことを特徴とする、式: (式中RF、R1及びR2は請求項2の定義と同じ)のジ−又
    はトリ−置換チオ尿素の製造方法。
  13. 【請求項13】式: のチオ尿素を四級化剤と反応させ、場合により陰イオン
    交換を行うことを特徴とする、式: 及び (式中、記号RF、Q、Q′、R、R3及びZは請求項2及
    び3の定義と同じ)のアンモニウム塩の製造方法。
  14. 【請求項14】過酸化水素水を式: のチオ尿素と反応させることを特徴とする、式: (式中、記号RF、Q、及びRは請求項3の定義と同じ)
    のN−オキシドの製造方法。
  15. 【請求項15】クロロ酢酸ナトリウム又はβ−プロピオ
    ラクトンを、式: のチオ尿素と反応させることを特徴とする、式: (式中、記号RF、Q、R及びmは請求項3の定義と同
    じ)のベタインの製造方法。
  16. 【請求項16】式: [式中、Aは請求項3において定義される(A3)、(A
    4)、(A5)又は(A6)基を示す]の化合物を含む界面
    活性剤。
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