JPH0737658B2 - 快削鋼 - Google Patents
快削鋼Info
- Publication number
- JPH0737658B2 JPH0737658B2 JP61036229A JP3622986A JPH0737658B2 JP H0737658 B2 JPH0737658 B2 JP H0737658B2 JP 61036229 A JP61036229 A JP 61036229A JP 3622986 A JP3622986 A JP 3622986A JP H0737658 B2 JPH0737658 B2 JP H0737658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machinability
- cutting steel
- free
- steel
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は快削鋼に関するものである。
(従来の技術及び問題点) 従来、主として炭素鋼にPb、Bi、Se、Teなどの元素を添
加して被削性を改善することが知られている。このよう
な快削鋼は、添加する快削元素が高融点であることか
ら、高速加工でこれらを融体化して被削性が発揮される
ものであり、ドリル加工の如く低速加工域(例、20〜70
m/min)では上記快削元素がその機能を十分に発揮しえ
ないという問題がある。
加して被削性を改善することが知られている。このよう
な快削鋼は、添加する快削元素が高融点であることか
ら、高速加工でこれらを融体化して被削性が発揮される
ものであり、ドリル加工の如く低速加工域(例、20〜70
m/min)では上記快削元素がその機能を十分に発揮しえ
ないという問題がある。
そのため、低速加工域での被削性改善の研究がなされ、
例えば、BとOの化合物が約600℃の低い融点を有する
ことに着目して、炭素鋼にBとOを含有せしめる試みが
ある。しかし、かかる快削鋼は被削性が若干改善される
程度の効果しか得られず、実用上更に優れた被削性を有
する炭素鋼の出現が望まれていた。
例えば、BとOの化合物が約600℃の低い融点を有する
ことに着目して、炭素鋼にBとOを含有せしめる試みが
ある。しかし、かかる快削鋼は被削性が若干改善される
程度の効果しか得られず、実用上更に優れた被削性を有
する炭素鋼の出現が望まれていた。
(発明の目的) 本発明は、上記要請に応えるべくなされたものであっ
て、特に低速加工域での被削性(工具寿命、切削破砕
性)を顕著に改善し得る快削鋼を提供することを目的と
するものである。
て、特に低速加工域での被削性(工具寿命、切削破砕
性)を顕著に改善し得る快削鋼を提供することを目的と
するものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明者らは、前述のBとO
の化合物利用による被削性改善技術を更に発展させるべ
く鋭意研究を重ねた結果、BとPbを複合添加し、BとO
の低融点化合物(B2O3)に対してPbが結合した鉛−酸化物
の複合介在物を生成させることにより、その融体脆化作
用を強化し、特に低速加工域での被削性を顕著に改善で
きることを見い出した。本発明は、この知見に基づいて
完成したものである。
の化合物利用による被削性改善技術を更に発展させるべ
く鋭意研究を重ねた結果、BとPbを複合添加し、BとO
の低融点化合物(B2O3)に対してPbが結合した鉛−酸化物
の複合介在物を生成させることにより、その融体脆化作
用を強化し、特に低速加工域での被削性を顕著に改善で
きることを見い出した。本発明は、この知見に基づいて
完成したものである。
すなわち、本発明に係る快削鋼は、C≦0.60%、Si≦0.
50%、Mn≦2.0%、Pb:0.1〜0.40%、B:0.0030〜0.0200
%、N≦0.020%及びO:0.0020〜0.0300%を含み、か
つ、B/O=0.1〜1.0であり、残余が実質的にFeからなる
ことを特徴とするものである。
50%、Mn≦2.0%、Pb:0.1〜0.40%、B:0.0030〜0.0200
%、N≦0.020%及びO:0.0020〜0.0300%を含み、か
つ、B/O=0.1〜1.0であり、残余が実質的にFeからなる
ことを特徴とするものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
前述の如く、本発明鋼は、Bの酸化物とPbとの複合介在
物の生成により被削性を向上させることを基本とする
が、他の元素をも規制することにより、はじめて実用上
供し得る快削鋼とするもので、成分限定理由は次のとう
りである。
物の生成により被削性を向上させることを基本とする
が、他の元素をも規制することにより、はじめて実用上
供し得る快削鋼とするもので、成分限定理由は次のとう
りである。
C: Cは強度を上げるために添加する必要があり、0.008%
以上が望ましい。しかし、0.60%を超えて多量であると
被削性を低下させるので、上限を0.60%とするが、0.20
%以下が望ましい。
以上が望ましい。しかし、0.60%を超えて多量であると
被削性を低下させるので、上限を0.60%とするが、0.20
%以下が望ましい。
Si: Siは脱酸元素として添加するが、本発明においては酸素
量をある程度必要とするので、0.5%以下とし、0.02%
以下が望ましい。
量をある程度必要とするので、0.5%以下とし、0.02%
以下が望ましい。
Mn: Mnは脱酸・脱硫元素として添加するが、Siの場合と同
様、多量に添加できないので、2.0%以下とする。
様、多量に添加できないので、2.0%以下とする。
Pb: PbはBの酸化物と結合して複合介在物を形成して被削性
の改善を図るために0.01%以上を添加する必要がある
が、0.40%を超えると固溶せず熱間加工性を低下させる
ので、0.01〜0.40%の範囲で添加する。
の改善を図るために0.01%以上を添加する必要がある
が、0.40%を超えると固溶せず熱間加工性を低下させる
ので、0.01〜0.40%の範囲で添加する。
B: BはOと化合物をつくり被削性を改善するために0.0030
%以上必要であるが、0.0200%超えると熱間加工性を低
下させるので、0.0030〜0.0200%の範囲とする。
%以上必要であるが、0.0200%超えると熱間加工性を低
下させるので、0.0030〜0.0200%の範囲とする。
O: OはBと化合物をつくり被削性を改善する。そのために
は0.0020%以上が必要である。しかし、0.0300%を超え
ると巨大な酸化物が生成し、逆に被削性を低下させ熱間
加工性を害することになるので、0.0020〜0.0300%の範
囲とする。
は0.0020%以上が必要である。しかし、0.0300%を超え
ると巨大な酸化物が生成し、逆に被削性を低下させ熱間
加工性を害することになるので、0.0020〜0.0300%の範
囲とする。
但し、上記BとOの量は、Bの酸化物を生成し、被削性
の改善を図るので、両者の比(B/O)を規制する必要が
あり、B/O=0.1〜1.0の範囲内とする。
の改善を図るので、両者の比(B/O)を規制する必要が
あり、B/O=0.1〜1.0の範囲内とする。
N: Nが0.020%を超えるとBとNが化合物を生成して熱間
加工性の低下を招くので、上限を0.020%に規制する必
要がある。
加工性の低下を招くので、上限を0.020%に規制する必
要がある。
(実施例) 第1表に示す化学成分(wt%)を有する鋼を2tonアーク
溶解炉で溶製し、熱間圧延によって60mmφの丸棒に加工
した後、ドリル試験に供し、被削性を調べた。
溶解炉で溶製し、熱間圧延によって60mmφの丸棒に加工
した後、ドリル試験に供し、被削性を調べた。
なお、被削性は供試材No.4(比較鋼)についてのドリル
加工能率を100とし、これに対する割合で評価した。そ
れらの結果を同表に併記した。
加工能率を100とし、これに対する割合で評価した。そ
れらの結果を同表に併記した。
同表より明らかなとうり、BとPbを複合し、B/Oの比を
適正に調整した本発明鋼No.1〜3は、大幅に被削性が改
善されている。
適正に調整した本発明鋼No.1〜3は、大幅に被削性が改
善されている。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、BとPbの複合添
加を基本とした快削鋼であるので、特に低速加工域での
被削工を顕著に改善することができる。
加を基本とした快削鋼であるので、特に低速加工域での
被削工を顕著に改善することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】重量%で、C≦0.60%、Si≦0.50%、Mn≦
2.0%、Pb:0.1〜0.40%、B:0.0030〜0.0200%、N≦0.0
20%及びO:0.0020〜0.0300%を含み、かつ、B/O=0.1〜
1.0であり、残余が実質的にFeからなることを特徴とす
る快削鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61036229A JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61036229A JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62196361A JPS62196361A (ja) | 1987-08-29 |
| JPH0737658B2 true JPH0737658B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=12463942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61036229A Expired - Lifetime JPH0737658B2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | 快削鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737658B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0756060B2 (ja) * | 1988-05-25 | 1995-06-14 | 株式会社神戸製鋼所 | 切削性に優れた超快削鋼 |
| EP3309272A4 (en) * | 2015-06-10 | 2018-10-24 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Free-cutting steel |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139847A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-23 | Azuma Seikosho:Kk | 引抜き性が良好な連続鋳造製硫黄快削鋼 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP61036229A patent/JPH0737658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62196361A (ja) | 1987-08-29 |
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