JPH0739412B2 - 新規なスルホキシド - Google Patents
新規なスルホキシドInfo
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- JPH0739412B2 JPH0739412B2 JP5268822A JP26882293A JPH0739412B2 JP H0739412 B2 JPH0739412 B2 JP H0739412B2 JP 5268822 A JP5268822 A JP 5268822A JP 26882293 A JP26882293 A JP 26882293A JP H0739412 B2 JPH0739412 B2 JP H0739412B2
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- Japan
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- carbon atoms
- alkyl
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/04—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D513/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
- C07D513/12—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains three hetero rings
- C07D513/14—Ortho-condensed systems
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【0001】
【発明の目的】本発明は、ヒトを含む哺乳動物におい
て、特に胃酸分泌の抑制および胃腸細胞を保護する作用
をもたらすことにおいて重要な治療特性を有するスルフ
ェンアミド塩を製造する際の出発物質として有用である
新規なスルホキシドに関する。
て、特に胃酸分泌の抑制および胃腸細胞を保護する作用
をもたらすことにおいて重要な治療特性を有するスルフ
ェンアミド塩を製造する際の出発物質として有用である
新規なスルホキシドに関する。
【0002】すなわち、本発明は次の一般式Ia
【化2】 (式中、R1a、R2a、R3aおよびR4aは同一または異な
り、水素、弗素もしくは塩素によって任意的に完全にま
たは支配的に置換されたアルキルまたはアルコキシ基、
ハロゲン、−CN、−CF3、−NO2、−COR、−C
OOR、アリール基、アリーロキシ基またはアリールア
ルコキシ基であり、あるいは隣接するR1a、R2a、R3a
およびR4aの基がベンズイミダゾール環中の隣接する炭
素原子と一緒になって単環式の5−、6−もしくは7−
員環または二環式の9−、10−もしくは11−員環を
形成しており、これらの環は飽和または不飽和であって
よく、かつNおよびOから選ばれる異種原子を0〜3個
含有することができ、またこれらの環は1〜3個の炭素
原子を有するアルキル基、ハロゲン好ましくはFまたは
Cl、スピロ化合物を形成する4〜5個の炭素原子を含
有するアルキレン基から選ばれる1〜4個の置換基によ
って任意的に置換されていてよく、または2もしくは4
個のこれらの置換基が一緒になって1もしくは2個のオ
キシ基(−C=O−)を形成しており、そしてもしもR
1a、R2a、R3aおよびR4aがベンズイミダゾール環中の
隣接する炭素原子と一緒になって2個の環を形成してい
るときは、それらは互いに縮合していてよく、R5aおよ
びR6aは3個の炭素原子を有するアルケニレン鎖の形成
により結合しており、R7aは水素、アルキル、アルコキ
シ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシ基であ
り、R8aは水素またはアルキル基であり、またはR7aと
R8aとがピリジニウム環中の隣接する炭素原子と一緒に
なって環を結合しており、その環において、R7aおよび
R8aによって構成された部分は−CH=CH−CH=C
H−、−O−(CH2)p−、−CH2(CH2)p−、−O−
CH=CH−、−NH−CH=CH−、−N(CH3)−
CH=CH−または−S−(CH2)p−であり、そしてp
は2、3または4であり、O、SおよびN原子は常に化
合物Iaの位置3に結合しており、Rはアルキル、シク
ロアルキル、アリールまたはアリールアルキル基であ
る)で表される化合物である。
り、水素、弗素もしくは塩素によって任意的に完全にま
たは支配的に置換されたアルキルまたはアルコキシ基、
ハロゲン、−CN、−CF3、−NO2、−COR、−C
OOR、アリール基、アリーロキシ基またはアリールア
ルコキシ基であり、あるいは隣接するR1a、R2a、R3a
およびR4aの基がベンズイミダゾール環中の隣接する炭
素原子と一緒になって単環式の5−、6−もしくは7−
員環または二環式の9−、10−もしくは11−員環を
形成しており、これらの環は飽和または不飽和であって
よく、かつNおよびOから選ばれる異種原子を0〜3個
含有することができ、またこれらの環は1〜3個の炭素
原子を有するアルキル基、ハロゲン好ましくはFまたは
Cl、スピロ化合物を形成する4〜5個の炭素原子を含
有するアルキレン基から選ばれる1〜4個の置換基によ
って任意的に置換されていてよく、または2もしくは4
個のこれらの置換基が一緒になって1もしくは2個のオ
キシ基(−C=O−)を形成しており、そしてもしもR
1a、R2a、R3aおよびR4aがベンズイミダゾール環中の
隣接する炭素原子と一緒になって2個の環を形成してい
るときは、それらは互いに縮合していてよく、R5aおよ
びR6aは3個の炭素原子を有するアルケニレン鎖の形成
により結合しており、R7aは水素、アルキル、アルコキ
シ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシ基であ
り、R8aは水素またはアルキル基であり、またはR7aと
R8aとがピリジニウム環中の隣接する炭素原子と一緒に
なって環を結合しており、その環において、R7aおよび
R8aによって構成された部分は−CH=CH−CH=C
H−、−O−(CH2)p−、−CH2(CH2)p−、−O−
CH=CH−、−NH−CH=CH−、−N(CH3)−
CH=CH−または−S−(CH2)p−であり、そしてp
は2、3または4であり、O、SおよびN原子は常に化
合物Iaの位置3に結合しており、Rはアルキル、シク
ロアルキル、アリールまたはアリールアルキル基であ
る)で表される化合物である。
【0003】
【従来の技術】例えばヨーロッパ特許出願EP−A1−
0 005 129号に記載されているように、一般式I
0 005 129号に記載されているように、一般式I
【化3】 (式中、R1およびR2は同一または異なり、いずれの位
置にあってもよい水素、アルキル、ハロゲン、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、アルコキシまたはア
ルカノイルであり、R6は水素、メチルまたはエチルで
あり、R3、R4およびR5は同一または異なり、各々水
素、メチル、メトキシ、エトキシ、メトキシエトキシま
たはエトキシエトキシであるが、R3、R4およびR5は
全ての水素であることはなく、R3、R4およびR5の2
個が水素であるときには3個目のR3、R4およびR5は
メチルではない)を有するベンズイミダゾール型のスル
ホキシドおよびこれらの製薬的に許容しうる塩は公知で
ある。これらの一般式Iを有する化合物は、胃腸疾患の
治療に使用することができる。
置にあってもよい水素、アルキル、ハロゲン、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、アルコキシまたはア
ルカノイルであり、R6は水素、メチルまたはエチルで
あり、R3、R4およびR5は同一または異なり、各々水
素、メチル、メトキシ、エトキシ、メトキシエトキシま
たはエトキシエトキシであるが、R3、R4およびR5は
全ての水素であることはなく、R3、R4およびR5の2
個が水素であるときには3個目のR3、R4およびR5は
メチルではない)を有するベンズイミダゾール型のスル
ホキシドおよびこれらの製薬的に許容しうる塩は公知で
ある。これらの一般式Iを有する化合物は、胃腸疾患の
治療に使用することができる。
【0004】これらの化合物は、胃酸分泌を抑制し、更
に胃細胞の保護作用をも有することが知られている。こ
れらはその抗分泌作用を有することから、消化性潰瘍の
治療に使用することができる。
に胃細胞の保護作用をも有することが知られている。こ
れらはその抗分泌作用を有することから、消化性潰瘍の
治療に使用することができる。
【0005】一般式Iを有する置換されたベンズイミダ
ゾールの抗分泌活性は、胃のH+、K+−ATPアーゼ、
即ち胃の中へ陽子を放出する働きをする酵素の抑制を介
して発現されることが見出されている。この酵素は胃粘
膜の壁細胞中に局在している。
ゾールの抗分泌活性は、胃のH+、K+−ATPアーゼ、
即ち胃の中へ陽子を放出する働きをする酵素の抑制を介
して発現されることが見出されている。この酵素は胃粘
膜の壁細胞中に局在している。
【0006】しかしながら、一般式Iを有する化合物の
この生体内抑制作用は、これらの化合物そのものによっ
てではなく、1以上の減成生成物によってもたらされて
いる。
この生体内抑制作用は、これらの化合物そのものによっ
てではなく、1以上の減成生成物によってもたらされて
いる。
【0007】本発明により、驚くべきことに、一般式I
を有するスルホキシドの上記の減成反応は、一般式III
を有するスルホキシドの上記の減成反応は、一般式III
【化4】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は上記と同
様であり、X-は製薬的に許容しうるアニオンである)
を有する、新規なスルフェンアミドへの複雑な変換反応
であることが見出された。
様であり、X-は製薬的に許容しうるアニオンである)
を有する、新規なスルフェンアミドへの複雑な変換反応
であることが見出された。
【0008】本発明の式Iaの化合物から製造される化
合物は一般式IIIa
合物は一般式IIIa
【化5】 (式中、R1a、R2a、R3aおよびR4aは同種または異種
であって、水素、弗素もしくは塩素によって任意的に完
全にまたは優勢に置換されたアルキルまたはアルコキシ
基、ハロゲン、−CN、−CF3、−NO2、−COR、
−COOR、アリール基、アリーロキシ基またはアリー
ルアルコキシ基であり、あるいは隣接するR1a、R2a、
R3aおよびR4aの基がベンズイミダゾール環中の隣接す
る炭素原子と一緒になって単環式の5−、6−もしくは
7−員環または二環式の9−、10−もしくは11−員
環を形成しており、これらの環は飽和または不飽和であ
ってよく、またNおよびOから選ばれる異種原子を0〜
3個含有することができ、またこれらの環は1〜3個の
炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン好ましくはFま
たはCl、スピロ化合物を形成する4〜5個の炭素原子
を含有するアルキレン基から選ばれる1〜4個の置換基
によって任意的に置換されていてよく、または2もしく
は4個のこれらの置換基が一緒になって1もしくは2個
のオキシ基(−C=O−)を形成しており、そしてもし
もR1a、R2a、R3aおよびR4aがベンズイミダゾール環
中の隣接する炭素原子と一緒になって2個の環を形成し
ているときは、それらは互いに縮合していてよく、R5a
は水素またはアルキル基であり、R6aは水素またはアル
キル基であり、またはR5aとR6aとが互いに結合してア
ルキレン鎖を形成しており、R7aは水素、アルキルアル
コキシ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシ基で
あり、R8aは水素またはアルキル基であり、またはR6a
とR7aとがまたはR7aとR8aとがピリジニウム環中の隣
接する炭素原子と一緒になって環を形成しており、その
環において、R6aおよびR7aまたはR7aおよびR8aによ
って構成された部分は−CH=CH−CH=CH−、−
O−(CH2)p−、−CH2(CH2)p−、−O−CH=C
H−、−NH−CH=CH−、−N(CH3)−CH=C
H−または−S−(CH2)p−であり、そしてpは2、3
または4であり、O、SおよびN原子は常に化合物III
aの位置3に結合しており、Rはアルキル、シクロアル
キル、アリールまたはアリールアルキル基であり、X-
は製薬的に許容しうるアニオンである)を有する化合物
である。
であって、水素、弗素もしくは塩素によって任意的に完
全にまたは優勢に置換されたアルキルまたはアルコキシ
基、ハロゲン、−CN、−CF3、−NO2、−COR、
−COOR、アリール基、アリーロキシ基またはアリー
ルアルコキシ基であり、あるいは隣接するR1a、R2a、
R3aおよびR4aの基がベンズイミダゾール環中の隣接す
る炭素原子と一緒になって単環式の5−、6−もしくは
7−員環または二環式の9−、10−もしくは11−員
環を形成しており、これらの環は飽和または不飽和であ
ってよく、またNおよびOから選ばれる異種原子を0〜
3個含有することができ、またこれらの環は1〜3個の
炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン好ましくはFま
たはCl、スピロ化合物を形成する4〜5個の炭素原子
を含有するアルキレン基から選ばれる1〜4個の置換基
によって任意的に置換されていてよく、または2もしく
は4個のこれらの置換基が一緒になって1もしくは2個
のオキシ基(−C=O−)を形成しており、そしてもし
もR1a、R2a、R3aおよびR4aがベンズイミダゾール環
中の隣接する炭素原子と一緒になって2個の環を形成し
ているときは、それらは互いに縮合していてよく、R5a
は水素またはアルキル基であり、R6aは水素またはアル
キル基であり、またはR5aとR6aとが互いに結合してア
ルキレン鎖を形成しており、R7aは水素、アルキルアル
コキシ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシ基で
あり、R8aは水素またはアルキル基であり、またはR6a
とR7aとがまたはR7aとR8aとがピリジニウム環中の隣
接する炭素原子と一緒になって環を形成しており、その
環において、R6aおよびR7aまたはR7aおよびR8aによ
って構成された部分は−CH=CH−CH=CH−、−
O−(CH2)p−、−CH2(CH2)p−、−O−CH=C
H−、−NH−CH=CH−、−N(CH3)−CH=C
H−または−S−(CH2)p−であり、そしてpは2、3
または4であり、O、SおよびN原子は常に化合物III
aの位置3に結合しており、Rはアルキル、シクロアル
キル、アリールまたはアリールアルキル基であり、X-
は製薬的に許容しうるアニオンである)を有する化合物
である。
【0009】R1a、R2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R
7a、R8aおよびRがアルキル基を表わす場合、好ましく
は1〜7個の炭素原子、特に好ましくは1〜4個の炭素
原子を有する低級アルキル基、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチルまたはイソブ
チルである。
7a、R8aおよびRがアルキル基を表わす場合、好ましく
は1〜7個の炭素原子、特に好ましくは1〜4個の炭素
原子を有する低級アルキル基、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチルまたはイソブ
チルである。
【0010】R1a、R2a、R3a、R4aおよびR7aがアル
コキシ基を表わす場合、好ましくは1〜7個の炭素原
子、特に好ましくは1〜3個の炭素原子を有する、低級
アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシまたはイソプロポキシである。
コキシ基を表わす場合、好ましくは1〜7個の炭素原
子、特に好ましくは1〜3個の炭素原子を有する、低級
アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシまたはイソプロポキシである。
【0011】R1a、R2a、R3aおよびR4aがハロゲンを
表わす場合、クロロ、ブロモ、フルオロまたはヨードで
ある。
表わす場合、クロロ、ブロモ、フルオロまたはヨードで
ある。
【0012】R1a、R2a、R3a、R4aおよびRがアリー
ル基を表わす場合、好ましくは10個以下の炭素原子、
特に好ましくは6個以下の炭素原子を有するフェニル等
である。
ル基を表わす場合、好ましくは10個以下の炭素原子、
特に好ましくは6個以下の炭素原子を有するフェニル等
である。
【0013】R1a、R2a、R3aおよびR4aがアリーロキ
シ基を表わす場合、好ましくは10個以下の炭素原子、
特に好ましくは6個以下の炭素原子を有するフェノキシ
等である。
シ基を表わす場合、好ましくは10個以下の炭素原子、
特に好ましくは6個以下の炭素原子を有するフェノキシ
等である。
【0014】R1a、R2a、R3aおよびR4aがアリールア
ルコキシ基を表わし、かつRがアリールアルキル基を表
わす場合、好ましくは、各々アリール基中に10個以下
の炭素原子を有し、アルコキシ基またはアルキル基中に
1〜7個の炭素原子を有し、特に好ましくは、各々アリ
ール基中に6個以下の炭素原子を有し、アルコキシ基ま
たはアルキル基中に1〜3個の炭素原子を有する基であ
り、例えばフェニルメトキシおよびフェニルメチルであ
る。
ルコキシ基を表わし、かつRがアリールアルキル基を表
わす場合、好ましくは、各々アリール基中に10個以下
の炭素原子を有し、アルコキシ基またはアルキル基中に
1〜7個の炭素原子を有し、特に好ましくは、各々アリ
ール基中に6個以下の炭素原子を有し、アルコキシ基ま
たはアルキル基中に1〜3個の炭素原子を有する基であ
り、例えばフェニルメトキシおよびフェニルメチルであ
る。
【0015】R5aおよびR6aが3個の炭素原子を有する
アルケニレン鎖を表わし、キノリン環を形成しているこ
とが特に好ましい。
アルケニレン鎖を表わし、キノリン環を形成しているこ
とが特に好ましい。
【0016】R7aがアルケニルオキシまたはアルキニル
オキシ基を表わす場合、好ましくは2〜5個の炭素原
子、特に好ましくは3個の炭素原子を有する。
オキシ基を表わす場合、好ましくは2〜5個の炭素原
子、特に好ましくは3個の炭素原子を有する。
【0017】Rがシクロアルキル基を表わす場合、好ま
しくは3〜10個の炭素原子、特に好ましくは3個の炭
素原子を有する。
しくは3〜10個の炭素原子、特に好ましくは3個の炭
素原子を有する。
【0018】一般式IIIaを有する化合物の中でも好ま
しいものはR1a、R2a、R3aおよびR4aの少なくとも2
個が水素であり、残る1または2個がメチル基であり、
R5aが水素であり、R6aおよびR8aの少なくとも1個が
メチル基であり、R7aが水素またはメトキシ基であるも
のである。
しいものはR1a、R2a、R3aおよびR4aの少なくとも2
個が水素であり、残る1または2個がメチル基であり、
R5aが水素であり、R6aおよびR8aの少なくとも1個が
メチル基であり、R7aが水素またはメトキシ基であるも
のである。
【0019】式IIIaの特に好ましい化合物は、2,4−
ジメチル−3,9−ジメトキシ−5H−ピリド〔1′,
2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,3−a〕
ベンズイミダゾール−13−イウムテトラフルオロボレ
ートおよび2,4−ジメチル−3,10−ジメトキシ−5
H−ピリド〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジア
ジノ〔2,3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウム
テトラフルオロボレートの異性体混合物である。
ジメチル−3,9−ジメトキシ−5H−ピリド〔1′,
2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,3−a〕
ベンズイミダゾール−13−イウムテトラフルオロボレ
ートおよび2,4−ジメチル−3,10−ジメトキシ−5
H−ピリド〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジア
ジノ〔2,3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウム
テトラフルオロボレートの異性体混合物である。
【0020】一般式IIIaを有する化合物は強力な酵素
抑制物質であり、主としてH+、K+−ATPアーゼ酵素
を抑制する物質である。更に、該化合物は、胃腸の細胞
保護作用を有する。該化合物は、適当な医薬品組成物の
形態として治療に使用することができ、主として、胃障
害、例えば、胃炎、胃および十二指腸潰瘍等を含む胃腸
の炎症性疾患などの治療に用いることができる。これら
化合物は、更に、胃腸の細胞保護剤として使用すること
もできる。
抑制物質であり、主としてH+、K+−ATPアーゼ酵素
を抑制する物質である。更に、該化合物は、胃腸の細胞
保護作用を有する。該化合物は、適当な医薬品組成物の
形態として治療に使用することができ、主として、胃障
害、例えば、胃炎、胃および十二指腸潰瘍等を含む胃腸
の炎症性疾患などの治療に用いることができる。これら
化合物は、更に、胃腸の細胞保護剤として使用すること
もできる。
【0021】上記の一般式IIIaを有する化合物は、下
記の方法によって製造することができる。
記の方法によって製造することができる。
【化6】
【0022】一般式Iaを有するスルホキシドを投与し
た場合、それ自体も生体内抑制物質であるスルフェン酸
IIaを経て変換反応が進行するものと思われる。しかし
ながら、このスルフェン酸は単離することができない化
合物であると思われる。スルホキシドからスルフェンア
ミドへの変換は、2つの異なる経路、即ち、 a) 酸触媒下経路および b) 非−酸触媒下経路 を経て進行する。しかし、どちらの経路を経ても、同一
のスルフェンアミドIIIaが得られる。
た場合、それ自体も生体内抑制物質であるスルフェン酸
IIaを経て変換反応が進行するものと思われる。しかし
ながら、このスルフェン酸は単離することができない化
合物であると思われる。スルホキシドからスルフェンア
ミドへの変換は、2つの異なる経路、即ち、 a) 酸触媒下経路および b) 非−酸触媒下経路 を経て進行する。しかし、どちらの経路を経ても、同一
のスルフェンアミドIIIaが得られる。
【0023】一般式IIIaを有する化合物の製造に特に
好ましい酸は、HPF6、HBF4、HAuCl4および
HClである。
好ましい酸は、HPF6、HBF4、HAuCl4および
HClである。
【0024】一般式IIaを有する化合物は新規な化合物
であり、本発明に含まれる。
であり、本発明に含まれる。
【0025】方法a)一般式Iaを有するスルホキシド
0.005モルを37℃においてCH3OH中の0.2M
HCl 50ml(HCl 1mlおよびCH3OH 49ml)
に溶解せしめ、7分間撹拌する。HPF6、HBF4また
はHAuCl4の酸1mlを加え、得られる溶液を10℃
に冷却する。一般式IIIaを有するスルフェンアミドの
結晶が沈殿し、それを濾別し乾燥する。
0.005モルを37℃においてCH3OH中の0.2M
HCl 50ml(HCl 1mlおよびCH3OH 49ml)
に溶解せしめ、7分間撹拌する。HPF6、HBF4また
はHAuCl4の酸1mlを加え、得られる溶液を10℃
に冷却する。一般式IIIaを有するスルフェンアミドの
結晶が沈殿し、それを濾別し乾燥する。
【0026】方法b)一般式Iaを有するスルホキシド
0.005モルをCH3OH中の0.2M HCl 50ml
(HCl 1mlおよびCH3OH 49ml)に37℃にお
いて溶解せしめ、7分間撹拌する。得られる溶液を冷却
することにより、一般式IIIaを有するスルフェンアミ
ドがCl-−塩として沈殿する。この沈殿物を濾別し乾
燥する。
0.005モルをCH3OH中の0.2M HCl 50ml
(HCl 1mlおよびCH3OH 49ml)に37℃にお
いて溶解せしめ、7分間撹拌する。得られる溶液を冷却
することにより、一般式IIIaを有するスルフェンアミ
ドがCl-−塩として沈殿する。この沈殿物を濾別し乾
燥する。
【0027】方法c)一般式Iaを有するスルホキシド
0.01モルを0.2Mのメタノール性HBF 4 100ml
(50%HBF4 2.5mlおよびCH3OH 97.5ml)
中に37℃において溶解せしめ、2分間撹拌する。Me
OH 50mlを加え、次いでその混合物を37℃におい
て更に3分間撹拌する。その混合物を5℃に冷却する。
一般式IIIaを有するスルフェンアミドの結晶が沈殿
し、それを濾別し乾燥する。
0.01モルを0.2Mのメタノール性HBF 4 100ml
(50%HBF4 2.5mlおよびCH3OH 97.5ml)
中に37℃において溶解せしめ、2分間撹拌する。Me
OH 50mlを加え、次いでその混合物を37℃におい
て更に3分間撹拌する。その混合物を5℃に冷却する。
一般式IIIaを有するスルフェンアミドの結晶が沈殿
し、それを濾別し乾燥する。
【0028】更に、式IIIaのスルフェンアミドを活性
成分として含有する医薬品組成物;該スルフェンアミド
の療法における使用、特に哺乳動物およびヒトにおいて
胃腸細胞の保護作用をもたらすための使用;該スルフェ
ンアミドの哺乳動物およびヒトにおける胃腸の炎症性疾
患の予防および治療における使用;式IIIaの化合物を
投与することにより、哺乳動物およびヒトにおける胃酸
分泌を抑制するための方法;式IIIaの化合物を投与す
ることにより、哺乳動物およびヒトにおける胃腸の炎症
性疾患を治療するための方法;および式IIIaの化合物
を投与することにより、哺乳動物およびヒトにおいて胃
腸細胞の保護作用をもたらすための方法も提供された。
成分として含有する医薬品組成物;該スルフェンアミド
の療法における使用、特に哺乳動物およびヒトにおいて
胃腸細胞の保護作用をもたらすための使用;該スルフェ
ンアミドの哺乳動物およびヒトにおける胃腸の炎症性疾
患の予防および治療における使用;式IIIaの化合物を
投与することにより、哺乳動物およびヒトにおける胃酸
分泌を抑制するための方法;式IIIaの化合物を投与す
ることにより、哺乳動物およびヒトにおける胃腸の炎症
性疾患を治療するための方法;および式IIIaの化合物
を投与することにより、哺乳動物およびヒトにおいて胃
腸細胞の保護作用をもたらすための方法も提供された。
【0029】臨床用には、式IIIaの化合物を経口、直
腸、非経口またはその他の形式の投与のための医薬品製
剤に調製して用いる。該医薬品製剤は、式IIIaの化合
物を製薬的に許容しうる担体と組み合わせて含有する。
担体は固体、半個体もしくは液体希釈剤、またはカプセ
ルの形態であることができる。これらの医薬品製剤もま
た本発明の対象である。通常、活性化合物の量は製剤の
0.1〜95重量%である。
腸、非経口またはその他の形式の投与のための医薬品製
剤に調製して用いる。該医薬品製剤は、式IIIaの化合
物を製薬的に許容しうる担体と組み合わせて含有する。
担体は固体、半個体もしくは液体希釈剤、またはカプセ
ルの形態であることができる。これらの医薬品製剤もま
た本発明の対象である。通常、活性化合物の量は製剤の
0.1〜95重量%である。
【0030】式IIIaの化合物を含有する医薬品製剤を
経口投与用の投与単位の形態に調製する場合、各化合物
を固体、粒状担体、例えばリン酸カルシウム、ラクトー
ス、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、澱
粉、アミロペクチン、セルロース誘導体またはゼラチ
ン、ならびに潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナト
リウムおよびポリエチレングリコールワックスなどと混
合することができる。次いでこの混合物を処理して顆粒
とし、または圧縮して錠剤とする。錠剤は適当な被膜形
成物質で塗膜することができる。
経口投与用の投与単位の形態に調製する場合、各化合物
を固体、粒状担体、例えばリン酸カルシウム、ラクトー
ス、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、澱
粉、アミロペクチン、セルロース誘導体またはゼラチ
ン、ならびに潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナト
リウムおよびポリエチレングリコールワックスなどと混
合することができる。次いでこの混合物を処理して顆粒
とし、または圧縮して錠剤とする。錠剤は適当な被膜形
成物質で塗膜することができる。
【0031】一種または一種以上の式IIIaの活性化合
物と適当なソフトゼラチンカプセル用賦形剤との混合物
を含有するカプセルを用い、ソフトゼラチンカプセルを
製造することができる。また、活性化合物を固形粒状担
体、例えばラクトース、サッカロース、ソルビトール、
マンニトール、ジャガイモ澱粉、コーンスターチ、アミ
ロペクチン、セルロース誘導体またはゼラチンと組み合
わせて含有するハードゼラチンカプセルとすることもで
きる。
物と適当なソフトゼラチンカプセル用賦形剤との混合物
を含有するカプセルを用い、ソフトゼラチンカプセルを
製造することができる。また、活性化合物を固形粒状担
体、例えばラクトース、サッカロース、ソルビトール、
マンニトール、ジャガイモ澱粉、コーンスターチ、アミ
ロペクチン、セルロース誘導体またはゼラチンと組み合
わせて含有するハードゼラチンカプセルとすることもで
きる。
【0032】経口投与形態とする場合、腸溶被覆剤の形
(enteric coated)とすることができる。この腸溶被覆剤
は、製薬的に許容しうる腸溶被覆物質例えばミツロウ、
セラックまたはアニオンフィルム形成ポリマー、例えば
フタル酸酢酸セルロース、フタル酸ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、部分的にメチルエステル化されたメ
タクリル酸ポリマー等から選ばれたものであり、好まし
くは適当な可塑剤と組み合わせて用いる。活性化合物を
含有する錠剤または顆粒を、含有する化合物の種類別
に、または活性化合物の含有量別に区別するため、上記
の被覆に種々の色素を加えることができる。
(enteric coated)とすることができる。この腸溶被覆剤
は、製薬的に許容しうる腸溶被覆物質例えばミツロウ、
セラックまたはアニオンフィルム形成ポリマー、例えば
フタル酸酢酸セルロース、フタル酸ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、部分的にメチルエステル化されたメ
タクリル酸ポリマー等から選ばれたものであり、好まし
くは適当な可塑剤と組み合わせて用いる。活性化合物を
含有する錠剤または顆粒を、含有する化合物の種類別
に、または活性化合物の含有量別に区別するため、上記
の被覆に種々の色素を加えることができる。
【0033】活性物質の典型的な投与量は、種々の要
因、例えば各患者毎の必要量、投与の方法および疾患の
違いに応じ、広範囲に変化する。通常、経口および非経
口投与量は活性物質1〜400mg/日の範囲で変化す
る。
因、例えば各患者毎の必要量、投与の方法および疾患の
違いに応じ、広範囲に変化する。通常、経口および非経
口投与量は活性物質1〜400mg/日の範囲で変化す
る。
【0034】
【実施例】本発明化合物は下記の方法に従って製造し
た。
た。
【0035】i) 2−〔8−キノリニル〕−チオ−1
H−ベンズイミダゾールの製造 エタノール(250ml)中の塩酸8−メルカプトキノリ
ン(5.00g、0.025モルに濃HCl(2.25m
l)および2−クロロベンズイミダゾール(3.86g、
0.025モル)を添加した。この混合物を一晩還流し
た。2M NaOHを添加してpHを13.0に調整した。
溶媒成分を蒸発させて除去した。得られた混合物を氷水
上に注いだ。濾過およびCH3CNからの再結晶によ
り、目的とする生成物(4.50g、65%)を得た。
融点215℃。
H−ベンズイミダゾールの製造 エタノール(250ml)中の塩酸8−メルカプトキノリ
ン(5.00g、0.025モルに濃HCl(2.25m
l)および2−クロロベンズイミダゾール(3.86g、
0.025モル)を添加した。この混合物を一晩還流し
た。2M NaOHを添加してpHを13.0に調整した。
溶媒成分を蒸発させて除去した。得られた混合物を氷水
上に注いだ。濾過およびCH3CNからの再結晶によ
り、目的とする生成物(4.50g、65%)を得た。
融点215℃。
【0036】ii) 2−〔8−キノリニル〕−スルフィ
ニル−1H−ベンズイミダゾールの製造 CH2Cl2(100ml)中に溶解し、−10℃に冷却し
た82%m−クロロ過安息香酸(3.42g、0.016
モル)を、CH2Cl2(150ml)中に溶解した2−
〔8−キノリニル〕−チオ−1H−ベンズイミダゾール
(4.50g、0.016モル)に、温度を−5℃に維持
しながら、撹拌下で添加した。−5℃で10分間撹拌を
続けた。このCH2Cl2−溶液を、水(100ml)に溶
解した。NaHCO3(2.69g、0.032モル)で
洗浄した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、次
いで溶媒を蒸発させて除去した。CH3CNを残留物に
添加し、得られた混合物を撹拌下で熱した。沈殿を濾別
し、熱したCH3CNで洗浄し、目的とする生成物(2.
40g、51%)(融点、205℃)を得た。
ニル−1H−ベンズイミダゾールの製造 CH2Cl2(100ml)中に溶解し、−10℃に冷却し
た82%m−クロロ過安息香酸(3.42g、0.016
モル)を、CH2Cl2(150ml)中に溶解した2−
〔8−キノリニル〕−チオ−1H−ベンズイミダゾール
(4.50g、0.016モル)に、温度を−5℃に維持
しながら、撹拌下で添加した。−5℃で10分間撹拌を
続けた。このCH2Cl2−溶液を、水(100ml)に溶
解した。NaHCO3(2.69g、0.032モル)で
洗浄した。有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、次
いで溶媒を蒸発させて除去した。CH3CNを残留物に
添加し、得られた混合物を撹拌下で熱した。沈殿を濾別
し、熱したCH3CNで洗浄し、目的とする生成物(2.
40g、51%)(融点、205℃)を得た。
【0037】参考例1A+1B 2,4−ジメチル−3,9−ジメトキシ−5H−ピリド
〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,
3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウムテトラフル
オロボレート(1A)および2,4−ジメチル−3,10
−ジメトキシ−5H−ピリド〔1′,2′:4,5〕
〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,3−a〕ベンズイミダ
ゾール−13−イウムテトラフルオロボレート(1B)
(異性体混合物) 方法a 5−メトキシ−2−〔〔(4−メトキシ−3,5−ジメ
チル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニル〕−1H
−ベンズイミダゾール(1.72g、0.005モル)を
0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃HCl 1ml
およびCH3OH 49ml)中に溶解し、37℃で7分間
撹拌した。濃HBF4(1ml)を添加し、得られた溶液
を10℃に冷却した。目的とする異性体スルフェンアミ
ド生成物の混合物を結晶性物質として濾別し、乾燥し
た。収量:1.25g(60%)、NMRによる分析の
結果を表2に表わす。
〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,
3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウムテトラフル
オロボレート(1A)および2,4−ジメチル−3,10
−ジメトキシ−5H−ピリド〔1′,2′:4,5〕
〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,3−a〕ベンズイミダ
ゾール−13−イウムテトラフルオロボレート(1B)
(異性体混合物) 方法a 5−メトキシ−2−〔〔(4−メトキシ−3,5−ジメ
チル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニル〕−1H
−ベンズイミダゾール(1.72g、0.005モル)を
0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃HCl 1ml
およびCH3OH 49ml)中に溶解し、37℃で7分間
撹拌した。濃HBF4(1ml)を添加し、得られた溶液
を10℃に冷却した。目的とする異性体スルフェンアミ
ド生成物の混合物を結晶性物質として濾別し、乾燥し
た。収量:1.25g(60%)、NMRによる分析の
結果を表2に表わす。
【0038】方法b 5−メトキシ−2−〔〔(4−メトキシ−3,5−ジメ
チル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニル〕−1H
−ベンズイミダゾール(3.45g、0.01モル)を
0.2Mメタノール性HBF4(100ml)(50%HB
F4 2.5mlおよびCH3OH 97.5ml)中に溶解し、
37℃で2分間撹拌した。更にメタノール(50ml)を
添加し、得られた混合物を37℃で更に3分間撹拌し
た。得られた混合物を5℃に冷却したところ、目的とす
る異性体スルフェンアミド生成物の混合物(1A+1
B)が沈殿した。異性体混合物の形態の生成物を濾別
し、乾燥した。収量は3.3g(79%)であった。N
MRによる分析の結果は表2に表わす。
チル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニル〕−1H
−ベンズイミダゾール(3.45g、0.01モル)を
0.2Mメタノール性HBF4(100ml)(50%HB
F4 2.5mlおよびCH3OH 97.5ml)中に溶解し、
37℃で2分間撹拌した。更にメタノール(50ml)を
添加し、得られた混合物を37℃で更に3分間撹拌し
た。得られた混合物を5℃に冷却したところ、目的とす
る異性体スルフェンアミド生成物の混合物(1A+1
B)が沈殿した。異性体混合物の形態の生成物を濾別
し、乾燥した。収量は3.3g(79%)であった。N
MRによる分析の結果は表2に表わす。
【0039】参考例11 3−メトキシ−4,9,10−トリメチル−5H−ピリド
〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,
3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウムクロライド
(11) (方法b)5,6−ジメチル−2−〔〔(4−メトキシ
−3−メチル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニ
ル〕−1H−ベンズイミダゾール(1.60g、0.00
5モル)を0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃
HCl 1mlおよびCH3OH49ml)中に溶解し、37
℃で7分間撹拌した。得られた溶液を冷却し、目的のス
ルフェンアミド塩を沈殿させた。生成物を濾別し乾燥し
た。収量は0.3g(17%)であった。NMRによる
分析結果を表2に表わした。
〔1′,2′:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ〔2,
3−a〕ベンズイミダゾール−13−イウムクロライド
(11) (方法b)5,6−ジメチル−2−〔〔(4−メトキシ
−3−メチル−2−ピリジニル)メチル〕スルフィニ
ル〕−1H−ベンズイミダゾール(1.60g、0.00
5モル)を0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃
HCl 1mlおよびCH3OH49ml)中に溶解し、37
℃で7分間撹拌した。得られた溶液を冷却し、目的のス
ルフェンアミド塩を沈殿させた。生成物を濾別し乾燥し
た。収量は0.3g(17%)であった。NMRによる
分析結果を表2に表わした。
【0040】参考例12 ベンズイミダゾ〔1,2−b〕ピリド〔1,2,3−d
e〕〔1,2,4〕ベンゾチアジアジン−14−イウム,
ヘキサフルオロホスフェート(12) (方法a)2−〔8−キノリニル〕−スルフィニル−1
Hベンズイミダゾール(1.50g、0.005モル)を
0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃HCl 1ml
およびCH3OH 49ml)中に溶解し、得られた溶液を
37°で7分間撹拌した。濃HPF6(1ml)を添加
し、得られた溶液を10℃に冷却した。目的とするスル
フェンアミド塩を結晶性物質として濾別し、乾燥した。
融点199℃。
e〕〔1,2,4〕ベンゾチアジアジン−14−イウム,
ヘキサフルオロホスフェート(12) (方法a)2−〔8−キノリニル〕−スルフィニル−1
Hベンズイミダゾール(1.50g、0.005モル)を
0.2Mメタノール性HCl(50ml)(濃HCl 1ml
およびCH3OH 49ml)中に溶解し、得られた溶液を
37°で7分間撹拌した。濃HPF6(1ml)を添加
し、得られた溶液を10℃に冷却した。目的とするスル
フェンアミド塩を結晶性物質として濾別し、乾燥した。
融点199℃。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】参考例1〜5、7、8、10、11および
13による化合物の同定データを、下記の表2に示す。
13による化合物の同定データを、下記の表2に示す。
【0050】
【表9】
【0051】式IIIaのスルフェンアミドを医薬品製剤
中にとりこむ場合の具体例を、下記の例によって示す。
中にとりこむ場合の具体例を、下記の例によって示す。
【0052】例 錠剤 3−メトキト−4,9,10−トリメチル−5−H−ピリ
ド〔1′,2′,:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ−
〔2,3−a〕−ベンズイミダゾール−13−イウムク
ロライド(250g)を、ミキサー中で、 無水ラクトース 500g 微結晶セルロース 500g 架橋したポリビニルピロリドン 100g と混合した。ステアリン酸マグネシウム5gを添加し、
得られた混合物を圧縮し、各重量が275mgの錠剤とし
た。
ド〔1′,2′,:4,5〕〔1,2,4〕チアジアジノ−
〔2,3−a〕−ベンズイミダゾール−13−イウムク
ロライド(250g)を、ミキサー中で、 無水ラクトース 500g 微結晶セルロース 500g 架橋したポリビニルピロリドン 100g と混合した。ステアリン酸マグネシウム5gを添加し、
得られた混合物を圧縮し、各重量が275mgの錠剤とし
た。
【0053】生物学的試験 I.生体内における胃のH+、K+−ATPアーゼの抑制 豚の胃のH+,K+−ATPアーゼを、Biochim. Biophys,
第465巻、311〜330頁、1977年に記載さ
れたサツコマニ等による方法に従い、精製した。膜蛋白
10μg(上記の引例に記載されている胃腸の断片)
を、2mmol/リットルのピペラジン−N,N−ビス−
(2−エタンスルホン酸)緩衝液(pH7.4)および最
終容量1ml中の濃度10-7〜10-4Mの試験化合物と共
に培養した。(試験化合物はメタノール中に溶解した。
これらのストック溶液の一定部分を1%未満の最終メタ
ノール濃度に希釈した。この溶液自体は酵素活性に影響
をおよぼさない)30分間培養した後、Biochim. Bioph
ys, 第728巻、31〜38頁、1983年に記載され
たウォールマーク等による方法に従い、残存するH+、
K+−ATPアーゼ活性を測定した。投与量−感応曲線
を作成することにより、半−最大値抑制(IC50)におけ
る濃度を測定することができた。参考例1Aおよび1B
による異性体混合物を試験した結果、IC50=6.10
-7Mが得られた。
第465巻、311〜330頁、1977年に記載さ
れたサツコマニ等による方法に従い、精製した。膜蛋白
10μg(上記の引例に記載されている胃腸の断片)
を、2mmol/リットルのピペラジン−N,N−ビス−
(2−エタンスルホン酸)緩衝液(pH7.4)および最
終容量1ml中の濃度10-7〜10-4Mの試験化合物と共
に培養した。(試験化合物はメタノール中に溶解した。
これらのストック溶液の一定部分を1%未満の最終メタ
ノール濃度に希釈した。この溶液自体は酵素活性に影響
をおよぼさない)30分間培養した後、Biochim. Bioph
ys, 第728巻、31〜38頁、1983年に記載され
たウォールマーク等による方法に従い、残存するH+、
K+−ATPアーゼ活性を測定した。投与量−感応曲線
を作成することにより、半−最大値抑制(IC50)におけ
る濃度を測定することができた。参考例1Aおよび1B
による異性体混合物を試験した結果、IC50=6.10
-7Mが得られた。
【0054】II.意識のある犬の胃酸分泌に対する生体
内抑制作用試験方法 慢性胃フィステルの疾患を有する犬を用いた。それらの
犬に外科手術を施し、胃に胃カニューレを挿入し、試験
化合物を十二指腸へ直接投与するための十二指腸フィス
テルをつくった。手術後4週間の回復期を経た後、一週
間に一度、各犬に試験を行った。各試験の前18時間
は、食物および水を与えなかった。
内抑制作用試験方法 慢性胃フィステルの疾患を有する犬を用いた。それらの
犬に外科手術を施し、胃に胃カニューレを挿入し、試験
化合物を十二指腸へ直接投与するための十二指腸フィス
テルをつくった。手術後4週間の回復期を経た後、一週
間に一度、各犬に試験を行った。各試験の前18時間
は、食物および水を与えなかった。
【0055】試験化合物を0.5%メトセルR(90H
G、15,000、ダウ・ケミカル社製)中に懸濁さ
せ、直ちに塩酸を加えてpHを約4に調整し、胃チューブ
を用いてこの懸濁液を経口投与した。1時間後、ヒスタ
ミンを1時間に400〜600nmol/kgの投与量で連続
的に注入することにより胃酸分泌を誘発し、胃酸分泌を
最大値の約90%とした。胃酸を、胃カニューレからの
自由流出により、2時間、連続30分間試料に収集し
た。線量計自動滴定機を用い、これらの試料を0.1M
NaOHでpH7.0に滴定し、酸の産出量を算出した。
それぞれの犬において、試験中の酸の産出量と、媒体の
みを与えた場合の対照試験における酸の産出量とを比較
することにより、酸分泌の抑制割合を算出した。各化合
物について、最大抑制作用を測定した。参考例1A+1
Bによる異性体混合物を4μmol/kgの濃度で用いた試
験の結果、40%の抑制が得られた。
G、15,000、ダウ・ケミカル社製)中に懸濁さ
せ、直ちに塩酸を加えてpHを約4に調整し、胃チューブ
を用いてこの懸濁液を経口投与した。1時間後、ヒスタ
ミンを1時間に400〜600nmol/kgの投与量で連続
的に注入することにより胃酸分泌を誘発し、胃酸分泌を
最大値の約90%とした。胃酸を、胃カニューレからの
自由流出により、2時間、連続30分間試料に収集し
た。線量計自動滴定機を用い、これらの試料を0.1M
NaOHでpH7.0に滴定し、酸の産出量を算出した。
それぞれの犬において、試験中の酸の産出量と、媒体の
みを与えた場合の対照試験における酸の産出量とを比較
することにより、酸分泌の抑制割合を算出した。各化合
物について、最大抑制作用を測定した。参考例1A+1
Bによる異性体混合物を4μmol/kgの濃度で用いた試
験の結果、40%の抑制が得られた。
【0056】III.生体内細胞保護作用:ラットにおけ
るエタノールによって誘発された胃の損傷に対する作用 2グループのメスのスプラクード−レイラット(190
〜220g)を用い、一方には試験化合物による試験
を、他方には対照試験を行った。試験前24時間は水の
みを与え、食物は与えなかった。試験グループの動物に
は、試験の直前に0.01M HCl中に溶解した試験化
合物を経口的に投与し、対照グループの動物には、媒代
(0.01M HCl)を1ml/kgの投与量で与えた。5
または30分後、ラットに純粋エタノール(胃粘膜の損
傷を誘発するための標準試験)1mlを経口的に与えた。
るエタノールによって誘発された胃の損傷に対する作用 2グループのメスのスプラクード−レイラット(190
〜220g)を用い、一方には試験化合物による試験
を、他方には対照試験を行った。試験前24時間は水の
みを与え、食物は与えなかった。試験グループの動物に
は、試験の直前に0.01M HCl中に溶解した試験化
合物を経口的に投与し、対照グループの動物には、媒代
(0.01M HCl)を1ml/kgの投与量で与えた。5
または30分後、ラットに純粋エタノール(胃粘膜の損
傷を誘発するための標準試験)1mlを経口的に与えた。
【0057】30分後、ラットを二酸化炭素で窒息死さ
せ、それらの胃を解剖により摘出し、胃粘膜における死
損傷の存在を観察した。胃の損傷の長さの合計を試験グ
ループおよび対照グループについて測定したが、それに
先立ち、いずれのグループも5および30分前にエタノ
ールで処置した。
せ、それらの胃を解剖により摘出し、胃粘膜における死
損傷の存在を観察した。胃の損傷の長さの合計を試験グ
ループおよび対照グループについて測定したが、それに
先立ち、いずれのグループも5および30分前にエタノ
ールで処置した。
【0058】参考例1Aおよび1Bによる異性体混合物
を20μmol/kgで試験した場合、損傷の全長は対照試
験における全長が11.4cm(5分)および10.4cm
(30分)であったのに比較して、5.3cm(5分)お
よび4.4cm(30分)に減少した。このことはED50
−値が20μmol/kgであることを示す。
を20μmol/kgで試験した場合、損傷の全長は対照試
験における全長が11.4cm(5分)および10.4cm
(30分)であったのに比較して、5.3cm(5分)お
よび4.4cm(30分)に減少した。このことはED50
−値が20μmol/kgであることを示す。
【0059】上記の生物学的試験により、一般式IIIa
を有する化合物は、胃酸分泌を抑制し、また胃腸粘膜の
保護作用をも有することがわかる。
を有する化合物は、胃酸分泌を抑制し、また胃腸粘膜の
保護作用をも有することがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 491/04 7019−4C 491/048 7019−4C 491/052 7019−4C 495/04 105 A 111 116 // A61K 31/54 ACJ 9454−4C C07D 513/14 513/16 513/22 (C07D 401/12 213:00 235:00) (C07D 401/12 215:00 235:00) (C07D 401/12 217:00 235:00) (C07D 401/12 221:00 235:00) (72)発明者 ビヨルン・ヴアルマーク スウェーデン国エス−435 00ミヨルンリ ツケ.ローダポルタル97
Claims (1)
- 【請求項1】 次の一般式Ia 【化1】 (式中、R1a、R2a、R3aおよびR4aは同一または異な
り、水素、弗素もしくは塩素によって任意的に完全にま
たは支配的に置換されたアルキルまたはアルコキシ基、
ハロゲン、−CN、−CF3、−NO2、−COR、−C
OOR、アリール基、アリーロキシ基またはアリールア
ルコキシ基であり、あるいは隣接するR1a、R2a、R3a
およびR4aの基がベンズイミダゾール環中の隣接する炭
素原子と一緒になって単環式の5−、6−もしくは7−
員環または二環式の9−、10−もしくは11−員環を
形成しており、これらの環は飽和または不飽和であって
よく、かつNおよびOから選ばれる異種原子を0〜3個
含有することができ、またこれらの環は1〜3個の炭素
原子を有するアルキル基、ハロゲン好ましくはFまたは
Cl、スピロ化合物を形成する4〜5個の炭素原子を含
有するアルキレン基から選ばれる1〜4個の置換基によ
って任意的に置換されていてよく、または2もしくは4
個のこれらの置換基が一緒になって1もしくは2個のオ
キシ基(−C=O−)を形成しており、そしてもしもR
1a、R2a、R3aおよびR4aがベンズイミダゾール環中の
隣接する炭素原子と一緒になって2個の環を形成してい
るときは、それらは互いに縮合していてよく、R5aおよ
びR6aは3個の炭素原子を有するアルケニレン鎖の形成
により結合しており、R7aは水素、アルキル、アルコキ
シ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシ基であ
り、R8aは水素またはアルキル基であり、またはR7aと
R8aとがピリジニウム環中の隣接する炭素原子と一緒に
なって環を形成しており、その環において、R7aおよび
R8aによって構成された部分は−CH=CH−CH=C
H−、−O−(CH2)p−、−CH(CH2)p−、−O−C
H=CH−、−NH−CH=CH−、−N(CH3)−C
H=CH−または−S−(CH2)p−であり、そしてpは
2、3または4であり、O、SおよびN原子は常に化合
物Iaの位置3に結合しており、Rはアルキル、シクロ
アルキル、アリールまたはアリールアルキル基である)
で表される化合物。
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| JPH0739412B2 true JPH0739412B2 (ja) | 1995-05-01 |
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