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JPH0740390B2 - トラツキング制御方法 - Google Patents
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JPH0740390B2 - トラツキング制御方法 - Google Patents

トラツキング制御方法

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JPH0740390B2
JPH0740390B2 JP61267048A JP26704886A JPH0740390B2 JP H0740390 B2 JPH0740390 B2 JP H0740390B2 JP 61267048 A JP61267048 A JP 61267048A JP 26704886 A JP26704886 A JP 26704886A JP H0740390 B2 JPH0740390 B2 JP H0740390B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトラツキング制御方法に係り、特に記録媒体上
に並列する多数のトラツクに対して情報信号の記録再生
を行うシステムに於けるトラツキング制御方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、各種の情報信号をデイジタル化し上述の如きシス
テムに於いて記録再生することが頻繁に行われる様にな
って来た。一方デイジタル化した情報信号の帯域はアナ
ログ情報信号のそれに対して極めて広く、これに伴って
高密度磁気記録等を行う必要が生じ、例えばトラツクピ
ツチも広くはとれないものである。
他方デイジタル情報信号の再生時に於いてトラツキング
エラーが発生すると、符号誤りの発生確率が著しく増加
する。これは所謂誤り訂正符号等で訂正することも考え
られるが、誤り訂正符号の訂正能力を向上させることは
冗長度を上げることになるため好ましくない。従ってこ
の種のシステムに於いてトラツキングの精度を向上させ
ることは大きなテーマである。
これに対して従来この種のシステムに於けるトラツキン
グ制御方法としては、テープ状記録媒体の端部にトラツ
クピツチに対応した周波数のコントロール信号(CTL)
を固定ヘツドで記録し、これを再生して基準信号とを位
相比較してトラツキングエラー信号を得る方法(CTL方
式)、互いに異なる4種類の周波数を有するパイロツト
号が順次トラツク毎に情報信号と重畳して記録し、再生
時に制御目標のトラツクの両隣接トラツクより再生され
たパイロツト信号レベルを比較してトラツキングエラー
信号を得る方法(4周波方式)等が用いられてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがCTL方式にあっては記録トラツクから得られる
情報に基づいてトラツキング制御を行っている訳ではな
いので、例えばトラツクの直線性が損われている場合
や、CTLの再生ヘツドの取付け誤差等に伴い正確なトラ
ツキング制御信号が得られない場合がある。
また4周波方式にあってはCTL方式の問題点は解決でき
るが、情報信号に対して4種類ものパイロツト信号を重
畳するため、情報信号の帯域を制限することになってし
まう。特にデイジタル信号の場合には記録帯域の下端が
100KHz程度にまで延びるため4種類もの周波数を重畳す
るのは不可能である。
本発明は上述の如き問題に鑑みてなされ、1種類のパイ
ロツト信号を重畳するだけで、記録トラツクに対するト
ラツキングエラーを正確に検出し、かつトラツクのどの
位置に於いても安定して正確にトラツキングエラー信号
が得られ、これに伴って良好なトラツキング制御の行え
る新規なトラツキング制御方法を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的下に於いて本発明のトラツキング制御方法に
あっては、記録媒体上に並列する多数のトラツクに対し
て情報信号の記録再生を行うシステムに於いて、前記ト
ラツク中の第1の領域に対しては前記多数の斜めトラツ
ク中の制御目標トラツクの位相に対してその両隣接トラ
ツクの位相が互いに逆方向に同一量シフトする様単一周
波数のパイロツト信号を記録し、前記トラック中の第2
の領域には、両隣接トラックの隣接位置に同一位相以外
のパイロット信号が記録されない様に、前記パイロット
信号を記録すると共に、前記第1の領域と前記第2の領
域とが隣接トラック間で互いに隣接位置をとらないため
に充分な長さで、上記パイロット信号を記録しないガー
ド領域をこれらの間に設け、再生時に前記第1の領域よ
り再生されたパイロツト信号と前記第2の領域より再生
されたパイロツト信号との位相差に基づいてトラツキン
グ制御を行う構成を採用している。
〔作用〕
上述の如く構成することにより、前記第2の領域より再
生されたパイロツト信号を用いてパイロツト信号の基準
位相が再生信号から得られるため、記録信号の帯域を制
限せず、かつ装置間の機械的精度のバラつきに影響され
ない良好なトラツキング制御を行うことが可能となっ
た。
〔実施例〕
以下、本発明のトラツキング制御方式を適用した実施例
について説明する。以下に示す実施例は回転2ヘツドヘ
リカルスキヤンタイプのデイジタルVTRに本発明を適用
したものである。
まず、本実施例のデイジタルVTRの記録時の動作につい
て説明する。
ビデオ信号入力端子1に入力されたアナログビデオ信号
はアナログ−デイジタル(A/D)変換器2でデイジタル
化され、更に符号化回路3により誤り検出、訂正符号や
各種の付加情報等の冗長データの付加を行い、更に誤り
訂正に適したデータ配列に変換して変調回路4へ供給す
る。
変調回路4では、磁気記録に適した信号形態となる様、
例えば所謂マツピング符号化等を行い、低域成分の抑圧
された信号に変換する。
本実施例に於いてはこの変調回路4にて抑圧された帯域
に対して単一周波数のパイロツト信号を重畳しようとい
うもので、この単一周波数のパイロツト信号と変調回路
4より出力されるデイジタルビデオ信号との加算を加算
回路5にて行う。
ここで、この単一周波数のパイロツト信号の発生部につ
いて説明する。この単一周波数のパイロツト信号は本実
施例ではデイジタルビデオ信号に悪影響を及ぼすことの
ない様数10〜百数10KHz程度の正弦波とする。尚、この
周波数の規定については後述する。
この正弦波はROMテーブル14に格納されているデータを
読み出すことにより得られる。このROMテーブル14に入
力されるアドレスデータと出力データとの関係を第2図
に示す。図示の如くROMテーブル14に入力されるデータ
を0からN−1(この例では15)まで順に一定期間毎に
変化させれば図示の如き段階状の波形に対応するデータ
が発生される。このデータをデイジタル−アナログ(D/
A)変換器15でアナログ信号化し、更にLPF16にて有害な
高調波を除去することにより単一周波数の正弦波が得ら
れる。ROMテーブル14は0〜N−1のNステツプで正弦
波の一周期に対応するデータを発生するので、アドレス
データがN/2,N/4の場合は位相でいえばπ,π/2という
ことになる。従って必要なパイロツト信号の周波数をfP
とした時、1/(N×fP)秒毎にアドレスを更新すれば良
い。
第1図中11はN×fPの周波数を有するクロツク信号を発
生する発振器であり、このクロツクは最大値N−1のカ
ウンタ12(N=16の場合は4ビツトカウンタ)で計数さ
れ、このカウンタ12の出力データを加算器13を介してRO
M14にアドレスデータとして供給している。
次にパイロツト信号の位相の制御について説明する。例
えばπ/2だけROM14の出力の位相をシフトしようとすれ
ば、N/4アドレスずらせば良いのは上記説明により明ら
かである。そこで定数データ発生器17は0,N/4,N/2,3N/4
の4つのデータを並列して発生し、この4つのデータを
データセレクタにより選択的に加算器13に供給する。こ
れによってROM14よりπ/2ずつ位相のシフトした4種の
単一周波数のパイロツト信号を出力可能である。
20は記録再生用の回転ヘツドHa,Hbの位相を検出する回
転位相検出器であり、記録再生ヘツドの切換タイミング
を示す矩形波信号(以下PGと称す)を発生する。カウン
タ12はエツジ検出器21より出力されるこのPGのエツジの
タイミングを示すタイミングパルスによりリセツトされ
る、即ちヘツドHa,Hbが各記録トラツクのトレースを開
始するタイミングでリセツトされる。一方、カウンタ19
はこのタイミングパルスをカウントする2ビツトカウン
タであり、タイミングパルスが入力される毎、即ちトラ
ツクが変更される毎に出力データがシフトされ、これに
伴ってデータセレクタ18は0→N/4→N/2→3N/4→0…と
出力データを変更する。上述の構成によりヘツドHa,Hb
がトラツクのトレースを開始するタイミングに於いてス
イツチ55のH側端子を介して加算器5に供給されるパイ
ロツト信号の位相は順次π/2ずつシフトする。
ここでスイツチ55の動作のタイミングについて第3図を
用いて説明する。第3図中0,π/2,π,3π/2は各トラツ
クに記録されているパイロツト信号の位相を示す。また
図中斜線部はパイロツト信号の記録されていない部分を
示す。
第3図に於いてX1は隣接トラツク間のトラツクシフト量
を示しており、パイロツト信号を記録しない部分のトラ
ツクの長手方向への長さはこのトラツクシフト量に相当
する。またヘツドが第3図中右上に向ってトレースを行
なおうとした場合、パイロツト信号を記録しない部分に
至るまでの間のパイロツト信号記録部分の長さもまたト
ラツクシフト量に相当する。
第3図に示す如くパイロツト信号を記録するためのスイ
ツチ55の制御について第5図のタイミングチヤートを参
照して説明する。PG(第5図中iに示す)のエツジ検出
パルス(第5図ii)はモノマルチバイブレータ(MM)5
2,53に供給され、第5図(iii),(iv)に示す如き出
力を得る。第5図中τで示す期間は、MM53の安定期間を
示しており、この期間はヘツドHa,Hbがテープ10上を上
記X1分だけトレースする期間に相当している。MM52の安
定期間は2τであり、排他的論理和回路(EXOR)54から
は第5図(v)に示す如く、τの期間ハイレベルとなる
パルスが得られる。このEXOR54の出力パルス(v)がハ
イレベルの時スイツチ55はH側、ローレベルの時L側に
接続され、第3図の斜線部をヘツドHa,Hbがトレースす
るタイミングに於いて、加算器5にはパイロツト信号が
供給されないことになる。
上述の如く形成されたパイロツト信号とデイジタルビデ
オ信号とは加算器5で周波数多重され、記録アンプ6,記
録/再生切換スイツチ7の記録(R)側端子、更にはヘ
ツド切換スイツチ8を介してヘツドHa,Hbにより、磁気
テープ10上に記録されていく。尚ヘツド切換スイッチ8
は前出のPGにより制御される。
尚、前述のパイロツト信号の発生の手法によれば各トラ
ツクの初期位相がトラツク毎にシフトすることを説明し
たがトラツク全域に亘ってこの関係を保つ様、隣接トラ
ツクのシフト量X1に対して、パイロツト信号の記録波長
が整数分の1となる様、パイロツト信号の周波数、各ヘ
ツドの回転数及びテープの搬送速度が決定されているも
のとする。また、後述する再生系の動作の便宜を図るた
めパイロツト信号の周波数(fP)は1トラツクの記録に
要する期間を1/fTとすれば、fP=fT×(i+1/4)(i
は整数)となる様規定される。
次に再生時の動作について説明する。
再生時にヘツドHa,Hbより再生されたパイロツト信号及
びデイジタルビデオ信号はヘツド切換スイツチ8、スイ
ツチ7のP側(再生側)端子を介して再生アンプ31に供
給され、増幅された後ローパスフイルタ(LPF)32及び
ハイパスフイルタ(HPF)33に供給される。
HPF33ではデイジタルビデオ信号が分離され、復調回路3
4にてデイジタル復調され復号化回路35に入力される。
復号化回路35では前述の符号化回路3に対応する処理及
び誤り訂正等が行われ、再生デイジタルビデオ信号をD/
A変換器36に供給する。D/A変換器36にてアナログ化され
たビデオ信号は出力端子37より再生ビデオ信号として出
力される。
他方LPF32はパイロツト信号を分離するためのもので分
離されたパイロツト信号は位相比較器38に供給され電圧
制御発生器(VCO)60より出力される信号と位相比較さ
れる。
VCO60、位相比較器38,LPF59及びゲート回路58は再生パ
イロツト信号の位相検出の基準となる信号(以下リフア
レンスパイロツト信号と呼称する)を発生するためのPL
L回路を構成しており、以下このPLL回路の動作について
説明する。ゲート回路58は前述のMM53の出力(iii)が
ハイレベルの時のみ、位相比較器38の出力をゲートす
る。ここで、MM53の出力(iii)がハイレベルの時には
ヘツドHa,Hbは第3図に於けるパイロツト信号の未記録
部分の直前に記録されているパイロツト信号を再生して
いることになり、この再生パイロツト信号は隣接トラツ
クに記録されているパイロツト信号の影響を受けない。
そのためこの再生パイロツト信号はそのトラツクに記録
されているパイロツト信号の位相の基準を示す。従っ
て、このPLL回路ではゲート回路58でゲートされたパイ
ロツト信号に位相同期したリフアレンスパイロツト信号
を発生するものである。
ところでこのPLL回路として極めて応答の速い回路を利
用する場合は問題ないが、本実施例では前述の如くパイ
ロツト信号の周波数fPを(1/4+i)fT)とし、VCO60の
中心周波数をfPに一致させることにより、VCO60がフリ
ーランを行っても、自動的にトラツク毎にリフアレンス
パイロツト信号の位相がπ/2ずつシフトする様にした。
従ってゲート回路58でゲートされる位相エラーは装置の
機械的誤差に起因するもののみであり、PLL回路の応答
速度がある程度遅くとも充分追従可能となる。
以下このリフアレンスパイロツト信号を用いたトラツキ
ング制御について説明する。
今、VCO60より出力されるリフアレンスパイロツト信号
の位相が0→π/2→π→3π/2と変化するにつれ、制御
目標トラツクは順に0→π/2→π→3π/2の位相を有す
るパイロツト信号が記録されているトラツクということ
になる。位相比較器38ではトラツクの大部分を示す領域
からの再生パイロツト信号とリフアレンスパイロツト信
号との位相差を検出し、これをトラツキングエラー信号
としてゲート回路57を介してキヤプスタンモータ制御回
路39に供給し、キヤプスタン40の回転を制御し、トラツ
キング制御を行う。このゲート回路57は前述のエツジ検
出器21の出力パルス(ii)によってトリガするMM51の出
力(第5図viに示す)をインバータ56で反転した信号
(vii)がハイレベルの時、位相比較器38の出力をゲー
トする。MM51の安定期間は3τに設定するのでゲート回
路57からは、トラツキングエラーを示す位相エラー信号
のみがキヤプスタンモータ制御回路39に供給されること
になる。
ここで、本実施例によるトラツキング制御の様子を第4
図(a),(b),(c),(d)を用いて説明する。
今、記録されているパイロツト信号の位相が0であるト
ラツクを制御目標トラツクとすると、この制御目標トラ
ツク上に再生ヘツドがある時の再生パイロツト信号の位
相は第4図(a)のベクトルBaに示す如く、リフアレン
スパイロツト信号の位相と一致する。尚、この時のヘツ
ドのトレース位置を第3図aにて示す。
次に第3図bに示す如く再生ヘツドが制御目標トラツク
に対し図中右側に1/2トラツクピツチシフトした位置に
あるとすると、再生パイロツト信号の位相は第4図
(b)のBbに示す如く、位相0のパイロツト信号と位相
π/2のパイロツト信号との合成ベクトルとなり、リフア
レンスパイロツト信号に対してθb(π/4)の位相差
を持つことになる。テープの走行方向が第3図Yで示す
方向とすると、位相比較器38ではこのθbの大きさに応
じた頁レベルの信号をキヤプスタンモータ制御回路39に
供給し、キヤプスタン40の回転速度を低下せしめ、再生
ヘツドを制御目標トラツクに近づけ様とする。
また第3図cに示す如く再生ヘツドが制御目標トラツク
に対し図中左側に1/2トラツクピツチシフトした位置に
あると、再生パイロツト信号の位相は同様に第4図
(c)のベクトルBcに示す如くなり、位相比較器38では
位相差θcに応じた正レベルの信号を発生する。これに
応じてキヤプスタン40の回転速度は上がり再生ヘツドは
制御目標トラツクに近づこうとする。
また第3図dに示す如く再生ヘツドが制御目標トラツク
から2トラツクピツチシフトした位置をトレースする場
合には、再生パイロツト信号の位相は第4図(d)のBd
に示す如くリフアレンスパイロツト信号とπの位相差
(θd)を有することになり、位相比較器38からはレベ
ルの大きなエラー電圧が得られ、キヤプスタン40の回転
速度を速くするにしても遅くするにしても再生ヘツドを
制御目標トラツクに近づけ様とする。
次に本発明の他の実施例について説明する。第6図は本
発明の他の実施例としてのデイジタルVTRの構成を示す
ブロツク図、第7図は第6図のVTRによるテープ上の記
録パターンを示す図である。尚、図中第1図と同様の構
成要素については同一番号を付し、説明は省略する。
第7図に示す様に各トラツクの始めの部分に所定長X2
亘って位相0のパイロツト信号を記録する構成とし、こ
の位相0のパイロツト信号を記録した後に前述のX1の長
さに亘ってパイロツト信号を記録しない部分を設ける。
これによって第1図の場合に比べて、リフアレンスパイ
ロツト信号の位相基準となる再生信号を拾える期間を長
くしている。
まず、第7図の如き記録を行う構成について、第8図の
タイミングチヤートを用いて説明する。MM53′の安定期
間はヘツドHa,Hbがテープ上をX2の距離トレースするの
に要する期間T(第7図に示す)に設定されており、こ
のMM53′の出力によりデータセレクタ64が制御される。
データセレクタ64は前述の2ビツトカウンタ19の出力デ
ータと2ビツトの固定データを発生する63の出力データ
を選択するもので、MM53′の出力がハイレベルの時には
固定データを出力する。この固定データはデータセレク
タ18によって位相0のパイロツト信号に対応する定数デ
ータを加算器13に供給されるためのデータであり、これ
によってMM53′の出力がハイレベルの時LPF16からは位
相0のパイロツト信号が発生される。一方MM53′の出力
がローレベルの時、LPF16からはトラツク毎に順次位相
がπ/2ずつ変化するパイロツト信号が出力される。
MM52′の安定期間は(T+τ)に設定されており、第1
図の場合と同様に、EXOR54′の出力(v)によりスイツ
チ55′はτの期間L側に接続され、この間パイロツト信
号は記録されない。この様にして第7図に示す如き記録
パターンによる記録が行われる。
次に再生時のトラツキング制御動作について説明する。
ゲート回路58はMM53′の出力によりTの期間位相比較器
38の出力をゲートする。この期間ヘツドHa,Hbから再生
されるパイロツト信号の位相は0であり、この位相0の
パイロツト信号に位相同期したリフアレンスパイロツト
信号をVCO60により発生しようというものである。ま
た、この時データセレクタ64からはデータ発生回路63か
ら出力されている固定データがスイツチ62に供給されて
おり、位相シフタ61にて位相シフトを受けない信号が位
相比較器38に供給される。これによってVCO60からは位
相0のリフアレンスパイロツト信号が発生されることに
なる。但し、この場合も第1図の実施例と同様にPLLの
応答性を考慮してVCO60がフリーランしても位相0のリ
フアレンスパイロツト信号を出力する様パイロツト信号
の周波数fP′はjfT(jは整数)とすることが望まし
く、VCOの中心周波数もjfTとする。
そしてトラツクの残る部分より再生されるパイロツト信
号がLPF32を介して位相比較器38に供給されている時、
スイツチ62はカウンタ19の出力により制御され位相シフ
タ61により0,π/2,π,3π/2位相シフトされたリフアレ
ンスパイロツト信号を位相比較器38に供給する。これに
よってリフアレンスパイロツト信号の位相は0→π/2→
π→3π/2と変化し、第1図の実施例の場合と同様に位
相比較器38の出力はトラツキングエラーを示すことにな
る。このトラツキングエラー信号は有効部分のみがゲー
ト回路57でゲートされ、キヤプスタンモータ制御回路39
へ供給される。ゲート回路57は安定期間が(T+2τ)
のMM51′の出力(vi)の反転信号(vii)がハイレベル
の時ゲートされる。
この様な第6図の実施例に於いては、リフアレンスパイ
ロツト信号の同期引込期間Tが自由に設定でき、より安
定なリフアレンスパイロツト信号が発生可能である。
上述の2つの実施例のデイジタルVTRに於いては単一周
波数のパイロツト信号を記録信号に重畳するだけで、良
好なトラツキング制御を行うことができる様になり、デ
イジタル信号の帯域を制限することがなくなる。また再
生パイロツト信号を用いてリフアレンスパイロツト信号
の位相を決定しているので、装置間の機械的精度のバラ
つきによるトラツキング制御への悪影響を防止できる。
即ち、リフアレンスパイロツト信号を例えば回転ヘツド
の回転位相のみに基づいて形成した場合、このリフアレ
ンスパイロツト信号が制御目標トラツクのパイロツト信
号の再生信号と一致しないことも考えられ、これがトラ
ツキングエラー信号の差として現れることが憂慮される
が、上述2つの実施例の場合、この様な心配はない。
尚、本発明のトラツキング制御方式は上述の実施例に限
定されるものではなく、例えばトラツクの所定部分につ
いては1トラツク置きにパイロツト信号を記録する構成
とすることによっても、同様にリフアレンスパイロツト
信号を形成できる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、単一周波数のパイロ
ツト信号を記録するだけで、装置間の機械的精度のバラ
つきに関係なく極めて良好なトラツキング制御を行うこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのデイジタルVTRの構
成を示すブロツク図、 第2図は第1図に於けるROMテーブルの入出力データを
示す図、 第3図は第1図のデイジタルVTRの記録パターンを示す
図、 第4図(a),(b),(c),(d)は第1図のデイ
ジタルVTRに於けるトラツキング制御を説明するための
図、 第5図は第1図のVTRの動作を説明するためのタイミン
グチヤート、 第6図は本発明の他の実施例としてのデイジタルVTRの
構成を示すブロツク図、 第7図は第1図のデイジタルVTRによる記録パターンを
示す図、 第8図は第6図のデイジタルVTRの動作を説明するため
のタイミングチヤートである。 5……加算器 11……クロツク発振器 12……カウンタ 13……加算器 14……ROM 15……D/A変換器 16……ローパスフイルタ 32……ローパスフイルタ 38……位相比較器 39……キヤプスタンモータ制御回路 51,52,53,51′,52′,53′……モノマルチバイブレータ 55,55′……スイツチ 57,58……ゲート回路 60……電圧制御発振器
フロントページの続き (72)発明者 山下 伸逸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 樫田 素一 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 音川 光弘 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に並列する多数の斜めトラック
    に対して情報信号の記録再生を行うシステムにおいて、 前記トラック中の第1の領域に対しては前記多数の斜め
    トラック中の制御目標トラックの位相に対してその両隣
    接トラックの位相が互いに逆方向に同一量シフトするよ
    う単一周波数のパイロット信号を記録し、 前記トラック中の第2の領域には、両隣接トラックの隣
    接位置に同一位相以外のパイロット信号が記録されない
    様、前記パイロット信号を記録すると共に、 前記第1の領域と前記第2の領域とが隣接トラック間で
    互いに隣接位置を取らないために充分な長さで、上記パ
    イロット信号を記録しないガード領域をこれらの間に設
    け、 再生時に前記第1の領域より再生されたパイロット信号
    と前記第2の領域より再生されたパイロット信号との位
    相差に基づいてトラッキング制御を行う トラッキング制御方法。
JP61267048A 1986-11-06 1986-11-10 トラツキング制御方法 Expired - Fee Related JPH0740390B2 (ja)

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