JPH074141B2 - 可食容器の製造方法 - Google Patents
可食容器の製造方法Info
- Publication number
- JPH074141B2 JPH074141B2 JP2414276A JP41427690A JPH074141B2 JP H074141 B2 JPH074141 B2 JP H074141B2 JP 2414276 A JP2414276 A JP 2414276A JP 41427690 A JP41427690 A JP 41427690A JP H074141 B2 JPH074141 B2 JP H074141B2
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- JP
- Japan
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- plate
- heating
- shaped
- paper sheet
- edible container
- Prior art date
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はソフトクリームやアイ
スクリーム等の冷菓子や各種食品等を入れる浅皿形やカ
ップ状の可食容器すなわち、見掛け比重が小さく多孔質
で軽質にして口当りがいわゆるサクサクすることが喜こ
ばれる紙スリーブ付きの可食容器の製造方法に関する。
スクリーム等の冷菓子や各種食品等を入れる浅皿形やカ
ップ状の可食容器すなわち、見掛け比重が小さく多孔質
で軽質にして口当りがいわゆるサクサクすることが喜こ
ばれる紙スリーブ付きの可食容器の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にソフトクリームやアイスクリーム
等の冷菓子を店頭で盛り付けて販売する可食容器や板状
の可食素地はそれぞれの製造業者が小麦粉等の原料に水
の配合量を多くして混練したいわゆる水種と称するもの
を高温の加熱板で加熱焼成した板状のもの、またはこの
加熱焼成した板状体をコーン状に成形したワッフルコー
ンやカップ状のワッフルカップと呼ばれるものやタルト
菓子などを入れる皿状の可食容器を包装してアイスクリ
ームやタルト菓子販売現場に配送している。
等の冷菓子を店頭で盛り付けて販売する可食容器や板状
の可食素地はそれぞれの製造業者が小麦粉等の原料に水
の配合量を多くして混練したいわゆる水種と称するもの
を高温の加熱板で加熱焼成した板状のもの、またはこの
加熱焼成した板状体をコーン状に成形したワッフルコー
ンやカップ状のワッフルカップと呼ばれるものやタルト
菓子などを入れる皿状の可食容器を包装してアイスクリ
ームやタルト菓子販売現場に配送している。
【0003】ワッフルやウエハスまたはワッフルカップ
やタルト菓子用の可食皿はその口当りがサクサクするこ
とが身上であるため脆弱で少しの衝撃にも耐え難く、保
管や運搬に当り破損しやすいため焼成後の工場出荷時は
勿論のこと、出荷後アイスクリームや菓子販売現場に至
るまで取扱いに難点が多いものである。
やタルト菓子用の可食皿はその口当りがサクサクするこ
とが身上であるため脆弱で少しの衝撃にも耐え難く、保
管や運搬に当り破損しやすいため焼成後の工場出荷時は
勿論のこと、出荷後アイスクリームや菓子販売現場に至
るまで取扱いに難点が多いものである。
【0004】これら各問題点を除去するために本出願人
が先に開発した特公平2−42449号公報に示される
可食容器の製造方法が開示されている。この製造方法
は、小麦粉と水とを混練した水種を加熱板上に流下延展
する工程と、この工程で流下延展された前記加熱板上の
混練物を他の加熱板で挟んで前記混練物中の小麦澱粉が
アルファ化し、かつ前記混練物中の水分が蒸発する程度
に加熱乾燥する加熱乾燥工程と、この工程で加熱乾燥さ
れた板状形成体を乾燥状態のまま冷却する工程と、この
工程で乾燥状態のまま冷却された板状の加熱乾燥冷却済
成品をあらためて軟化する程度に加熱する仕上げ加熱工
程と、この工程で加熱軟化された加熱軟化済板状体を所
望の形状に成形する成形工程とをそれぞれ具備したこと
を特徴とする可食容器の製造方法である。
が先に開発した特公平2−42449号公報に示される
可食容器の製造方法が開示されている。この製造方法
は、小麦粉と水とを混練した水種を加熱板上に流下延展
する工程と、この工程で流下延展された前記加熱板上の
混練物を他の加熱板で挟んで前記混練物中の小麦澱粉が
アルファ化し、かつ前記混練物中の水分が蒸発する程度
に加熱乾燥する加熱乾燥工程と、この工程で加熱乾燥さ
れた板状形成体を乾燥状態のまま冷却する工程と、この
工程で乾燥状態のまま冷却された板状の加熱乾燥冷却済
成品をあらためて軟化する程度に加熱する仕上げ加熱工
程と、この工程で加熱軟化された加熱軟化済板状体を所
望の形状に成形する成形工程とをそれぞれ具備したこと
を特徴とする可食容器の製造方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では販売
しようとする可食容器の外側を紙スリーブで覆うには、
この紙スリーブを別途用意しておく必要があり、その保
管と1個ずつ取出して可食容器に被せる作業とが面倒で
あり、可食容器の底部に紙スリーブを仮付けする作業も
必要とするため、手間が掛ると共に、煩わしいといった
問題点が有る。
しようとする可食容器の外側を紙スリーブで覆うには、
この紙スリーブを別途用意しておく必要があり、その保
管と1個ずつ取出して可食容器に被せる作業とが面倒で
あり、可食容器の底部に紙スリーブを仮付けする作業も
必要とするため、手間が掛ると共に、煩わしいといった
問題点が有る。
【0006】この発明は前記した各問題点を除去するた
めに、紙葉を付着した板状形成体を出荷することでその
出荷先で板状形成体を紙葉と一緒に一枚ずつ分離し易く
すると共にあらためて加熱乾燥軟化後皿やカップ状に成
形固化することで外側に紙スリーブが付いた衛生的な可
食容器を得ることを目的とする。
めに、紙葉を付着した板状形成体を出荷することでその
出荷先で板状形成体を紙葉と一緒に一枚ずつ分離し易く
すると共にあらためて加熱乾燥軟化後皿やカップ状に成
形固化することで外側に紙スリーブが付いた衛生的な可
食容器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、小麦粉・砂糖・油脂などの原料と水とを混練した水
種を加熱板上に流下延展する工程と、この工程を経た前
記加熱板上の水種を他の加熱板で挟んで前記水種中の小
麦澱粉がアルファ化し、かつ前記水種中の水分が蒸発す
る程度に加熱乾燥する加熱乾燥工程と、この工程で加熱
乾燥した板状形成体を乾燥状態のまま前記加熱板上から
剥離した後この板状形成体の一面に紙葉を付着させる紙
葉付着工程と、この工程で紙葉を付着した紙葉付着済板
状成品をあらためて加熱乾燥すると共に軟化させる仕上
げ加熱工程と、この工程を経た加熱乾燥軟化済板状体を
その紙葉付着面を外側にして皿やカップの形状に成形後
冷却固化することで、外側を紙葉で囲んだ可食容器に成
形する成形工程とをそれぞれ具備することで達成でき
る。また紙葉に文字やパターンを印刷または印書しても
よい。
は、小麦粉・砂糖・油脂などの原料と水とを混練した水
種を加熱板上に流下延展する工程と、この工程を経た前
記加熱板上の水種を他の加熱板で挟んで前記水種中の小
麦澱粉がアルファ化し、かつ前記水種中の水分が蒸発す
る程度に加熱乾燥する加熱乾燥工程と、この工程で加熱
乾燥した板状形成体を乾燥状態のまま前記加熱板上から
剥離した後この板状形成体の一面に紙葉を付着させる紙
葉付着工程と、この工程で紙葉を付着した紙葉付着済板
状成品をあらためて加熱乾燥すると共に軟化させる仕上
げ加熱工程と、この工程を経た加熱乾燥軟化済板状体を
その紙葉付着面を外側にして皿やカップの形状に成形後
冷却固化することで、外側を紙葉で囲んだ可食容器に成
形する成形工程とをそれぞれ具備することで達成でき
る。また紙葉に文字やパターンを印刷または印書しても
よい。
【0008】
【作用】170℃〜220℃程度の加熱板により水種に
よる混練物を加熱することで加熱乾燥済の板状形成体を
作ることができ、この板状形成体を加熱板上からスクレ
ーパなどで剥離した後紙葉を付着することで紙葉付着済
板状成品を作ることができる。この紙葉付着済板状成品
は若干柔軟で曲がる程度であるので、保管、運搬等に当
り取扱い性が良好で、欠損したりヒビ割れすることがな
い。
よる混練物を加熱することで加熱乾燥済の板状形成体を
作ることができ、この板状形成体を加熱板上からスクレ
ーパなどで剥離した後紙葉を付着することで紙葉付着済
板状成品を作ることができる。この紙葉付着済板状成品
は若干柔軟で曲がる程度であるので、保管、運搬等に当
り取扱い性が良好で、欠損したりヒビ割れすることがな
い。
【0009】そして上記成品を例えば10枚単位に包装
してアイスクリーム販売業者等のユーザーに出荷し、ユ
ーザー側では運搬されて来た紙葉付着済板状成品を皿や
カップ状などに成形するためにあらためて加熱乾燥する
と共に軟化させるための仕上げ加熱を行なう。この仕上
げ加熱乾燥と共にその含有砂糖や油脂の軟化流動作用で
軟化した直後の加熱乾燥軟化済板状体をその紙葉付着面
を外側にして皿状やカップ状に成形後冷却固化すること
で、外側が紙スリーブで囲まれた衛生的な可食容器を作
り販売することができる。
してアイスクリーム販売業者等のユーザーに出荷し、ユ
ーザー側では運搬されて来た紙葉付着済板状成品を皿や
カップ状などに成形するためにあらためて加熱乾燥する
と共に軟化させるための仕上げ加熱を行なう。この仕上
げ加熱乾燥と共にその含有砂糖や油脂の軟化流動作用で
軟化した直後の加熱乾燥軟化済板状体をその紙葉付着面
を外側にして皿状やカップ状に成形後冷却固化すること
で、外側が紙スリーブで囲まれた衛生的な可食容器を作
り販売することができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。こ
の発明の可食容器の基本製造方法は、先ず小麦粉と水と
を等重量ずつ混練し、かつ適量の砂糖と油脂とを混入混
合した水種2 を図2に示すように加熱板10上に流下延展
する。
の発明の可食容器の基本製造方法は、先ず小麦粉と水と
を等重量ずつ混練し、かつ適量の砂糖と油脂とを混入混
合した水種2 を図2に示すように加熱板10上に流下延展
する。
【0011】そして前記加熱板10上の混練物2Aを他の加
熱板で図3のように挟んで前記混練物2A中の小麦澱粉が
アルファ化し、かつ前記混練物2A中の水分が充分に蒸発
する程度に180℃で約90秒加熱乾燥する。次いでこ
の加熱乾燥された板状形成体5 を乾燥状態のまま図1,
図2に示すように、前記加熱板10上からスクレーパSC
で剥離して次の紙葉付着工程までベルトコンベアBによ
り搬送する。
熱板で図3のように挟んで前記混練物2A中の小麦澱粉が
アルファ化し、かつ前記混練物2A中の水分が充分に蒸発
する程度に180℃で約90秒加熱乾燥する。次いでこ
の加熱乾燥された板状形成体5 を乾燥状態のまま図1,
図2に示すように、前記加熱板10上からスクレーパSC
で剥離して次の紙葉付着工程までベルトコンベアBによ
り搬送する。
【0012】この搬送されて来た1枚当り20グラム程
度の板状形成体5 は含水率が5〜15%程度であり、こ
の発明では上記板状形成体5 の表面に図1に示すように
周知の紙葉搬送アームで紙葉6 を鏝押し等の周知手段で
付着することで図5に示すような紙葉付着済板状成品7
を作り、これを自然またはファンFで強制冷却してその
表面がベタ付かないようにした後、図6に示すように例
えば10枚毎にパックしてアイスクリーム販売業者等の
ユーザーに向け出荷する。
度の板状形成体5 は含水率が5〜15%程度であり、こ
の発明では上記板状形成体5 の表面に図1に示すように
周知の紙葉搬送アームで紙葉6 を鏝押し等の周知手段で
付着することで図5に示すような紙葉付着済板状成品7
を作り、これを自然またはファンFで強制冷却してその
表面がベタ付かないようにした後、図6に示すように例
えば10枚毎にパックしてアイスクリーム販売業者等の
ユーザーに向け出荷する。
【0013】そしてユーザー側では送られて来た紙葉付
着済板状成品7 をあらためて加熱乾燥すると共に軟化さ
せるために、図7および図8に示すような加熱乾燥用仕
上げ焼成器Aを用いる。すなわちこの焼成器Aは中空扁
平直方体形状の下部ケース11の上板11aと下板11bと後
板12とにそれぞれ適数の通気孔13,13 をあけるととも
に、前面板14の外面に露出して設けたツマミ15aで操作
される焼成温度コントローラ16を前面板14の内面におけ
る空所17内に設ける。
着済板状成品7 をあらためて加熱乾燥すると共に軟化さ
せるために、図7および図8に示すような加熱乾燥用仕
上げ焼成器Aを用いる。すなわちこの焼成器Aは中空扁
平直方体形状の下部ケース11の上板11aと下板11bと後
板12とにそれぞれ適数の通気孔13,13 をあけるととも
に、前面板14の外面に露出して設けたツマミ15aで操作
される焼成温度コントローラ16を前面板14の内面におけ
る空所17内に設ける。
【0014】そして上記下部ケース11の上板11a上に平
設した断熱保温材18上に熱線反射シート19、ヒータ20を
中央に挟んで取付けた熱板21とを備えた焼成器本体22を
設ける。またこの焼成器本体の後部上縁に対しヒンジ23
で連結した上部ケース24の下部開口部25を塞ぐように取
付けた断熱保温材26の下面に熱線反射シート27、ヒータ
28を中央に挟んで取付けた熱板29とを備えた焼成器蓋30
とをそれぞれ具備することで、この発明における仕上げ
加熱工程に用いて好適な仕上げ焼成器Aを構成できる。
設した断熱保温材18上に熱線反射シート19、ヒータ20を
中央に挟んで取付けた熱板21とを備えた焼成器本体22を
設ける。またこの焼成器本体の後部上縁に対しヒンジ23
で連結した上部ケース24の下部開口部25を塞ぐように取
付けた断熱保温材26の下面に熱線反射シート27、ヒータ
28を中央に挟んで取付けた熱板29とを備えた焼成器蓋30
とをそれぞれ具備することで、この発明における仕上げ
加熱工程に用いて好適な仕上げ焼成器Aを構成できる。
【0015】この焼成器Aはアイスクリームやソフトク
リーム販売店の店頭に設置され、予じめヒータ20,28 を
110〜150W範囲でツマミ15aで設定制御し熱板2
1,29 の温度を制御すると共にツマミ15bで所望の焼成
経過時間を発音告知設定しておく。ヒータ20,28 が一定
温度例えば170〜230℃程度まで上昇した時点で、
図7に示すようにヒンジ23を介して焼成器蓋30を開け、
前記の紙葉付着済板状成品7 を熱板21上に乗せ、焼成器
蓋30を取っ手30aを持ってヒンジ23を中心として閉じる
と図8に示すように上記成品7 は熱板21,29 間で両熱板
21,29 により仕上焼成される。
リーム販売店の店頭に設置され、予じめヒータ20,28 を
110〜150W範囲でツマミ15aで設定制御し熱板2
1,29 の温度を制御すると共にツマミ15bで所望の焼成
経過時間を発音告知設定しておく。ヒータ20,28 が一定
温度例えば170〜230℃程度まで上昇した時点で、
図7に示すようにヒンジ23を介して焼成器蓋30を開け、
前記の紙葉付着済板状成品7 を熱板21上に乗せ、焼成器
蓋30を取っ手30aを持ってヒンジ23を中心として閉じる
と図8に示すように上記成品7 は熱板21,29 間で両熱板
21,29 により仕上焼成される。
【0016】この焼成時間は時間設定ツマミ15bで発音
セットされ、焼成温度コントローラ16の動作と共に常に
一定な状態に焼き上った加熱乾燥軟化済板状体8 を作る
ことができ、これを直ちに図9,図10に示す状態を経
て図11に示すように成形することで図12に示すよう
に外側が紙葉7 で囲まれたカップ状の可食容器Cを得る
ことができる。すなわち上記成形過程を詳述すれば図9
に示すようにカップ状の凹所31を有する雌型32の上面に
加熱乾燥軟化済板状体8 をその紙葉6 の付着面を下側に
して載置する。
セットされ、焼成温度コントローラ16の動作と共に常に
一定な状態に焼き上った加熱乾燥軟化済板状体8 を作る
ことができ、これを直ちに図9,図10に示す状態を経
て図11に示すように成形することで図12に示すよう
に外側が紙葉7 で囲まれたカップ状の可食容器Cを得る
ことができる。すなわち上記成形過程を詳述すれば図9
に示すようにカップ状の凹所31を有する雌型32の上面に
加熱乾燥軟化済板状体8 をその紙葉6 の付着面を下側に
して載置する。
【0017】次いで上記凹所31にマッチした形状の雄型
33を図10に示す状態を経て図11に示すように下動さ
せると、図12,図13に示すように外側が紙葉7 で囲
まれたこの発明による口当りがサクサクした可食容器C
を得ることができる。
33を図10に示す状態を経て図11に示すように下動さ
せると、図12,図13に示すように外側が紙葉7 で囲
まれたこの発明による口当りがサクサクした可食容器C
を得ることができる。
【0018】なおタルト菓子用の皿状容器を作るには図
14に示すような浅い凹所を有する雌型34と扁平凸面35
を有する雄型36とを用いることで図15で示すような外
側に紙葉7 が付着した皿状のサクサクした食感の可食容
器Cを得ることができる。
14に示すような浅い凹所を有する雌型34と扁平凸面35
を有する雄型36とを用いることで図15で示すような外
側に紙葉7 が付着した皿状のサクサクした食感の可食容
器Cを得ることができる。
【0019】また初期加熱焼成において、加熱板10に格
子状凹凸縞4 の彫刻を施しておけば、板状形成体5 に格
子縞模様がつくからこれにより格子凹凸縞つき可食容器
を得ることができる。
子状凹凸縞4 の彫刻を施しておけば、板状形成体5 に格
子縞模様がつくからこれにより格子凹凸縞つき可食容器
を得ることができる。
【0020】この可食容器Cは成形と同時に若干冷却さ
れて成形後は硬化された状態になり、可食容器Cの形崩
れは生じないから、この可食容器にソフトクリーム等を
盛り付けて店頭販売することができ、購入者は紙葉6 の
外側から可食容器Cを持つことができるので、可食容器
内のアイスクリームとかを食し終えた後も可食容器Cは
汚れることがなく、キレイな可食容器自体を後から衛生
的に食すことができる。
れて成形後は硬化された状態になり、可食容器Cの形崩
れは生じないから、この可食容器にソフトクリーム等を
盛り付けて店頭販売することができ、購入者は紙葉6 の
外側から可食容器Cを持つことができるので、可食容器
内のアイスクリームとかを食し終えた後も可食容器Cは
汚れることがなく、キレイな可食容器自体を後から衛生
的に食すことができる。
【0021】また板状形成体5 は予じめ加熱加工されて
いるため小麦粉澱粉はアルファ化されていて小麦粉中の
タンパク質もある程度硬化骨格化しているし、また含有
水分が10〜15%程度であるので、衝撃にも耐え欠損
したりヒビ割れしないため輸送時にも破損の心配もほと
んどなく紙葉付着済板状製品7 として配送できる。
いるため小麦粉澱粉はアルファ化されていて小麦粉中の
タンパク質もある程度硬化骨格化しているし、また含有
水分が10〜15%程度であるので、衝撃にも耐え欠損
したりヒビ割れしないため輸送時にも破損の心配もほと
んどなく紙葉付着済板状製品7 として配送できる。
【0022】さらに初期加熱時には水分を充分蒸発させ
て脱水させるため加熱乾燥済の板状形成体5 は加熱板10
から極めて剥離し易く、しかも紙葉付着済板状成品7 は
10〜15%重量分だけ湿気を帯びただけであるから、
アイスクリーム販売店頭などでの仕上げ加熱工程では脱
水のための熱量は少しでよく、加熱焼成表面の褐色変化
も販売店頭で好みに応ずる程度であればよいため、現場
での焼成時間を大幅に短縮し得るだけでなく熱気放散の
問題も解決する。
て脱水させるため加熱乾燥済の板状形成体5 は加熱板10
から極めて剥離し易く、しかも紙葉付着済板状成品7 は
10〜15%重量分だけ湿気を帯びただけであるから、
アイスクリーム販売店頭などでの仕上げ加熱工程では脱
水のための熱量は少しでよく、加熱焼成表面の褐色変化
も販売店頭で好みに応ずる程度であればよいため、現場
での焼成時間を大幅に短縮し得るだけでなく熱気放散の
問題も解決する。
【0023】次に、前記実施例をより一層具体的に説明
する。
する。
【0024】 小麦粉 100 砂 糖 40 油脂(白絞油) 15 食塩 0.2 (鶏卵,牛乳,食塩,着色剤香料等若干含む) 水 110 を充分に撹拌混和した水種2 を作る。
【0025】そしてこの水種2 を図2に示すように縦横
10ミリ間隔の格子状凹凸縞4 を彫刻した加熱板10上に流
下延展するのであるが、加熱板10は予めその表面が18
0℃〜200℃程度になるよう加熱した上に流下延展
し、他の加熱板10bをヒンジ10cを介して下の加熱板10
aの上面に押し当て双方の加熱板10a,10b間に挟まれ
た水種2 の温度が160℃〜180℃に一定時間保持さ
れるように加熱して水種2 を焼成したのち、加熱板10
a,10b双方を開けて板状形成体5 をスクレーパSCな
どで取り出し、これに紙葉6 を付着して紙葉付着済板状
成品7 を得る。 (A) 水種2 の流下延展と加熱加工の条件としては
10ミリ間隔の格子状凹凸縞4 を彫刻した加熱板10上に流
下延展するのであるが、加熱板10は予めその表面が18
0℃〜200℃程度になるよう加熱した上に流下延展
し、他の加熱板10bをヒンジ10cを介して下の加熱板10
aの上面に押し当て双方の加熱板10a,10b間に挟まれ
た水種2 の温度が160℃〜180℃に一定時間保持さ
れるように加熱して水種2 を焼成したのち、加熱板10
a,10b双方を開けて板状形成体5 をスクレーパSCな
どで取り出し、これに紙葉6 を付着して紙葉付着済板状
成品7 を得る。 (A) 水種2 の流下延展と加熱加工の条件としては
【0026】(1) 水種1回の流下量 約 25
cc (2) 加熱板(上下1組)の温度180〜200℃ (3) 加熱板相互の間隔は流下延展した水種2 の厚さを決
め、またこれが焼成品焼成素地の厚さ程度とする。 (B) 加熱加工の条件 (1) 加熱板間隔 これは焼成素地(円板状焼成品)の
厚さとなる。 (2) 焼成温度時間180℃(焼成板面)〜190℃,時
間45〜90秒 (3) 焼成素地(円板状焼成品)の状況 (4) 加熱焼成素地の残留水分(ケット社水分計使用) (5) 加熱板間隔はすべて2.5m/m とする。 (6) 焼成温度は170℃,190℃ 時間は170℃で60秒 190℃で45秒 (7) 加熱乾燥された板状形成体5 の状況と残留水分 (111) (170℃,60秒)やや桃色がかった黄,やや軟 残留水分 9.4% (121) (190℃,30秒)茶黄色,やや硬い 残留水分 7.6% いずれも両表面に高さ 1.5ミリ程度の10ミリマス目の凹
凸格子ができた若干曲がる程度の加熱乾燥済の板状形成
体5 が得られる。
cc (2) 加熱板(上下1組)の温度180〜200℃ (3) 加熱板相互の間隔は流下延展した水種2 の厚さを決
め、またこれが焼成品焼成素地の厚さ程度とする。 (B) 加熱加工の条件 (1) 加熱板間隔 これは焼成素地(円板状焼成品)の
厚さとなる。 (2) 焼成温度時間180℃(焼成板面)〜190℃,時
間45〜90秒 (3) 焼成素地(円板状焼成品)の状況 (4) 加熱焼成素地の残留水分(ケット社水分計使用) (5) 加熱板間隔はすべて2.5m/m とする。 (6) 焼成温度は170℃,190℃ 時間は170℃で60秒 190℃で45秒 (7) 加熱乾燥された板状形成体5 の状況と残留水分 (111) (170℃,60秒)やや桃色がかった黄,やや軟 残留水分 9.4% (121) (190℃,30秒)茶黄色,やや硬い 残留水分 7.6% いずれも両表面に高さ 1.5ミリ程度の10ミリマス目の凹
凸格子ができた若干曲がる程度の加熱乾燥済の板状形成
体5 が得られる。
【0027】この板状形成体5 はこのままでも小麦デン
プンがアルファ化しているので食し得るが、この発明で
は残留水分が5%〜16%程度に加熱乾燥された板状形
成体5 の一面に周知のロボットアームで吸着されて来た
紙葉6 の中心部だけを鏝押し等の手段で付着させ、かつ
表面のベタツキが減じた図5に示すような紙葉付着済板
状成品7 を作ることができる。
プンがアルファ化しているので食し得るが、この発明で
は残留水分が5%〜16%程度に加熱乾燥された板状形
成体5 の一面に周知のロボットアームで吸着されて来た
紙葉6 の中心部だけを鏝押し等の手段で付着させ、かつ
表面のベタツキが減じた図5に示すような紙葉付着済板
状成品7 を作ることができる。
【0028】そしてこれをユーザサイドに搬入してユー
ザは紙葉付着済板状成品7 を仕上げ加熱工程であらため
て加熱し、仕上げ加熱することで含有砂糖や油脂の軟化
流動作用により加熱乾燥軟化済板状体8 を作った直後、
これをその紙葉6 の付着面を外側にしてカップ状や皿状
などの形状に成形後冷却固化すれば、外側が紙葉6 で囲
まれた口当りのよいサクサクした食感の可食容器C(図
13,図15)が得られる。成形せず冷却した円板状の
仕上げ加熱乾燥軟化済板状体8 の状況は下記の如し。 ◎焼上り及び食感(口当り)状況と残留水分の関係は下
記の表1の通りである。
ザは紙葉付着済板状成品7 を仕上げ加熱工程であらため
て加熱し、仕上げ加熱することで含有砂糖や油脂の軟化
流動作用により加熱乾燥軟化済板状体8 を作った直後、
これをその紙葉6 の付着面を外側にしてカップ状や皿状
などの形状に成形後冷却固化すれば、外側が紙葉6 で囲
まれた口当りのよいサクサクした食感の可食容器C(図
13,図15)が得られる。成形せず冷却した円板状の
仕上げ加熱乾燥軟化済板状体8 の状況は下記の如し。 ◎焼上り及び食感(口当り)状況と残留水分の関係は下
記の表1の通りである。
【0029】
【表1】 いずれも口当りはサクサクして、美味であるがそれぞれ
の加熱条件の違いのある状況がいく分か食感として感じ
られる。また前記した板状形成体5 の残留水分は8.0
%±0.5%位で、初期加熱加工時の条件が仕上げ加熱
に影響を与える傾向ははっきりと見受けられ、実験番号
(121) の条件で加熱加工済素地は実験番号(221) の結果
であきらかのように仕上げ加熱温度180℃ならば45
秒で製品化し得ることがわかった。
の加熱条件の違いのある状況がいく分か食感として感じ
られる。また前記した板状形成体5 の残留水分は8.0
%±0.5%位で、初期加熱加工時の条件が仕上げ加熱
に影響を与える傾向ははっきりと見受けられ、実験番号
(121) の条件で加熱加工済素地は実験番号(221) の結果
であきらかのように仕上げ加熱温度180℃ならば45
秒で製品化し得ることがわかった。
【0030】なお可食容器Cとしてはカップ状のもの以
外に皿や丼形等の他の形状のものとしてもよい。
外に皿や丼形等の他の形状のものとしてもよい。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。
ているので、以下に記載する効果を奏する。
【0032】170℃〜220℃程度の加熱板10により
水種2 による混練物2Aを加熱することで含水率8%程度
の加熱乾燥済の板状形成体5 を作ることができ、この板
状形成体5 は含水率が3%程度と小さいので、加熱板10
上からスクレーパSCなどで容易に剥離することがで
き、次の工程に搬送し易いという第1の効果が有る。
水種2 による混練物2Aを加熱することで含水率8%程度
の加熱乾燥済の板状形成体5 を作ることができ、この板
状形成体5 は含水率が3%程度と小さいので、加熱板10
上からスクレーパSCなどで容易に剥離することがで
き、次の工程に搬送し易いという第1の効果が有る。
【0033】そしてこの剥離された板状形成体5 の一面
に紙葉6 を付着させることで、紙葉付着済板状成品7 を
作ることができ、この紙葉付着済板状成品7 は曲がる程
度であるので、保管、運搬等に当り取扱い性が良好で、
欠損したりヒビ割れすることがないという第2の効果が
有る。
に紙葉6 を付着させることで、紙葉付着済板状成品7 を
作ることができ、この紙葉付着済板状成品7 は曲がる程
度であるので、保管、運搬等に当り取扱い性が良好で、
欠損したりヒビ割れすることがないという第2の効果が
有る。
【0034】そして上記紙葉付着済板状成品7 を例えば
10枚単位に包装してアイスクリーム販売業者等のユー
ザーに出荷してユーザー側に届く流通過程で、上記成品
7,7 同志は紙葉6 が介在しているため妄りに付着するこ
とがないので、ユーザサイドでは運搬されて来た紙葉付
着済板状成品7 をカップ状などに成形するために一枚ず
つ剥離し易いといった第3の効果も有る。
10枚単位に包装してアイスクリーム販売業者等のユー
ザーに出荷してユーザー側に届く流通過程で、上記成品
7,7 同志は紙葉6 が介在しているため妄りに付着するこ
とがないので、ユーザサイドでは運搬されて来た紙葉付
着済板状成品7 をカップ状などに成形するために一枚ず
つ剥離し易いといった第3の効果も有る。
【0035】そして上記成品7 をあらためて加熱乾燥す
ると共に軟化させるための仕上げ加熱を行なう際に、紙
葉付着済板状成品7 の含有水は殆んど湿気の状態で組織
の表面に付着しているだけなので、その脱水乾燥には紙
葉付着済板状成品7 の組織の熱変化を要しないので、も
ともとの含水率が10〜15%に作成した前記板状形成
体5 に比較して上記仕上げ加熱乾燥に要する時間を著減
でき、1枚当りのヒータ電力量を3分の1程度となし得
るので、ランニングコストを低減でき、経済的である等
の第4の効果が有る。
ると共に軟化させるための仕上げ加熱を行なう際に、紙
葉付着済板状成品7 の含有水は殆んど湿気の状態で組織
の表面に付着しているだけなので、その脱水乾燥には紙
葉付着済板状成品7 の組織の熱変化を要しないので、も
ともとの含水率が10〜15%に作成した前記板状形成
体5 に比較して上記仕上げ加熱乾燥に要する時間を著減
でき、1枚当りのヒータ電力量を3分の1程度となし得
るので、ランニングコストを低減でき、経済的である等
の第4の効果が有る。
【0036】そして上記仕上げ加熱乾燥と共に軟化した
直後の加熱乾燥軟化済板状体8 をその紙葉付着面を外側
にして仕上げ焼成すれば、その含有砂糖や油脂の軟化流
動作用で素早くカップ状や皿状に成形後冷却固化するこ
とで、外側が紙スリーブで囲まれた衛生的な可食容器を
作り、迅速に販売することができるので、客の待ち時間
を可及的に短くすることができるし、購入者は可食容器
内のアイスクリームなどを食し終えた後などに紙スリー
ブ内のキレイな可食容器C自体を衛生的に食することが
できるので、この分だけゴミ公害を軽減できるといった
トレンディな第5の効果も有る。
直後の加熱乾燥軟化済板状体8 をその紙葉付着面を外側
にして仕上げ焼成すれば、その含有砂糖や油脂の軟化流
動作用で素早くカップ状や皿状に成形後冷却固化するこ
とで、外側が紙スリーブで囲まれた衛生的な可食容器を
作り、迅速に販売することができるので、客の待ち時間
を可及的に短くすることができるし、購入者は可食容器
内のアイスクリームなどを食し終えた後などに紙スリー
ブ内のキレイな可食容器C自体を衛生的に食することが
できるので、この分だけゴミ公害を軽減できるといった
トレンディな第5の効果も有る。
【0037】請求項2によれば、可食容器Cの外面を囲
んだ紙葉6 の表面にメーカ名や食品種類等を美しい模様
と共に印刷したり、製造年月日を印書したりできる実用
上の効果を付加できる。
んだ紙葉6 の表面にメーカ名や食品種類等を美しい模様
と共に印刷したり、製造年月日を印書したりできる実用
上の効果を付加できる。
【図1】この発明による紙葉付着済板状成品の作成手順
の説明図
の説明図
【図2】この発明に用いて好適な加熱焼成器の斜視図
【図3】図2に示すものの使用例を示す一部切欠断面図
【図4】板状形成体の斜視図
【図5】紙葉付着済板状成品の斜視図
【図6】図5に示すものを重合した状態の断面図
【図7】仕上げ焼成に用いる焼成器の斜視図
【図8】図7に示すものの使用例を示す断面図
【図9】成形型の分離状態を示す断面図
【図10】図9と状態を異にした断面図
【図11】図10と状態を異にした断面図
【図12】可食容器の1例を示す断面図
【図13】図12に示すものの斜視図
【図14】皿型容器の成形型の断面図
【図15】皿型可食容器の1例を示す斜視図
2 水種 5 板状形成体 6 加湿済板状成品 7 紙葉 8 乾燥整形済可食容器 9 加熱乾燥軟化済板状体 10 加熱板 C 可食容器
Claims (2)
- 【請求項1】 小麦粉・砂糖・油脂などの原料と水とを
混練した水種2 を加熱板10上に流下延展する工程と、こ
の工程を経た前記加熱板10上の水種2 を他の加熱板で挟
んで前記水種2 中の小麦澱粉がアルファ化し、かつ前記
水種2 中の水分が蒸発する程度に加熱乾燥する加熱乾燥
工程と、この工程で加熱乾燥した板状形成体5 を乾燥状
態のまま前記加熱板10上から剥離した後この板状形成体
5 の一面に紙葉6 を付着させる紙葉付着工程と、この工
程で紙葉6 を付着した紙葉付着済板状成品7 をあらため
て加熱乾燥すると共に軟化させる仕上げ加熱工程と、こ
の工程を経た加熱乾燥軟化済板状体8 をその紙葉付着面
を外側にして皿やカップの形状に成形後冷却固化するこ
とで、外側を紙葉で囲んだ可食容器に成形する成形工程
とをそれぞれ具備したことを特徴とする可食容器の製造
方法。 - 【請求項2】 紙葉6 の一面に文字や図形を印刷または
印書したことを特徴とする請求項1記載の可食容器の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414276A JPH074141B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 可食容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2414276A JPH074141B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 可食容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229129A JPH04229129A (ja) | 1992-08-18 |
| JPH074141B2 true JPH074141B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=18522772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2414276A Expired - Lifetime JPH074141B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 可食容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074141B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2414276A patent/JPH074141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04229129A (ja) | 1992-08-18 |
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