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JPH0741766B2 - 不整地走行用タイヤ - Google Patents
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JPH0741766B2 - 不整地走行用タイヤ - Google Patents

不整地走行用タイヤ

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JPH0741766B2
JPH0741766B2 JP63299289A JP29928988A JPH0741766B2 JP H0741766 B2 JPH0741766 B2 JP H0741766B2 JP 63299289 A JP63299289 A JP 63299289A JP 29928988 A JP29928988 A JP 29928988A JP H0741766 B2 JPH0741766 B2 JP H0741766B2
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JP
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tire
groove bottom
carcass
outer end
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗心地性、ショック吸収性、スライド性、姿
性安定性をバランスよく充足でき、いかも耐久性を高め
うる不整地走行用タイヤに関する。
〔従来の技術〕
不整地走行用のタイヤに関しては、凹凸の多い悪路を走
行する場合であってもコントロール性、ショック吸収
性、スライド性を保持するため、0.1〜0.5kg/cm2の低内
圧かつコードをタイヤ赤道に対して60゜以上の高角度に
傾けたカーカスプライを2層重ね合わせたカーカスによ
って形成していた。しかしこのようなカーカス構成では
車の姿勢安定性及び乗心地が低下するという問題があ
る。
他方、カーカスプライにコードを用いないコードレスの
タイヤも存在するが、コードレスのタイヤにおいては乗
心地は改善される一方、コントロール性、ショック吸収
性、スライド性に劣る。
又タイヤの構造をベルトレスモノプライのラジアル構造
にすることによって乗心地は向上するがコントロール
性、ショック吸収性に劣る。
ここで前記カーカス構造とタイヤの性能を比較すると第
1表に示す評価が得られる。なお表中の評価は、試供タ
イヤを実車に装備しドライバーのフィーリングによる5
段階によって示している。
このように従来のタイヤにおいては、不整地を走行する
ためのタイヤ特性をすべて満しうるものは存在しなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし全地形走行車の普及とともに、前記諸特性をバラ
ンスよく充足させうるタイヤの要請が高まりつつある。
発明者は前記要請に対応すべく鋭意研究の結果、カーカ
スの構成、ベルト層の構成に加えてタイヤの断面方向の
各位置におけるゴム厚さを規制することにより、これ等
のタイヤ諸特性をバランスよく満足させうることを見出
したのである。
本発明は、カーカス、ベルト層の構成に加えてタイヤの
ゴム厚さを規制することによって、乗心地性、ショック
吸収性、スライド性、コントロール性を均等に向上でき
かつ耐久性を高めうる不整地走行用タイヤの提供を目的
としている。
〔問題を解決するための課題〕
前記問題点を解決するため、本発明の不整地走行用タイ
ヤにあっては、トレッド部からサイドウォール部をへて
ビード部のビードコアの回りを折返しかつタイヤ赤道に
対して70゜〜90゜の範囲でカーカスコードが傾斜する1
〜2層のカーカスプライを設けるカーカスと、タイヤ赤
道(A)に対して20゜〜50゜の範囲でベルトコードを傾
けた2層のベルトプライからなるベルト層とを具えると
ともに、前記トレッド表面にブロックを隆起させる一
方、前記カーカスの外向き面と、溝底ライン、サイドウ
ォール表面との間の溝底ゴム厚さを、タイヤ赤道(A)
における赤道溝底ゴム厚さ(TA)と、タイヤ赤道(A)
からタイヤ接地面のタイヤ軸方向外端点(C)までの間
の距離(S)の1/2を前記タイヤ赤道(A)から隔てる
4分点(B)における4分点溝底ゴム厚さ(TB)との比
である(TB/TA)が1.0以上かつ1.3以下であり、外端点
(C)の外端溝底ゴム厚さ(TC)と前記4分点溝底ゴム
厚さ(TB)との比である(TC/TB)は1.0以上かつ2.5以
下であるとともに、前記サイドウォール部においてタイ
ヤ最大巾(WS)の90%の巾となる90%巾ゴム厚さ(TD)
と前記外端溝底ゴム厚さ(TC)との比(TD/TC)が1.2以
上かつ3.5以下であり、サイドウォール部においてタイ
ヤ最大巾(WS)の95%となるゴム厚さ(TE)と前記外端
溝底ゴム厚さ(TC)との比(TE/TC)が0.5以上かつ0.8
以下であって、しかもタイヤ最大巾(WS)点における最
大巾ゴム厚さ(TF)と前記95%巾ゴム厚さ(TE)との比
(TF/TE)が0.8以上かつ1.5以下としている。
〔作用〕
カーカスのカーカスコードを70゜〜90゜傾けいわゆるラ
ジアル配列とすることによって、コントロール性、ショ
ック吸収性、スライド性を高めうる。
又2層のベルトプライによってベルト層を形成するとと
もにトレッド部においてゴム厚さを赤道溝底ゴム厚さT
A、4分点溝底ゴム厚さTB、外端溝底ゴム厚さTCの順に
厚く、従ってタイヤ軸方向に向かって外側が漸増するよ
うに規制したため、トレッド部の剛性を乗心地を低下さ
せることなく高めうる。
又90%ゴム厚さTDを前記外端溝底ゴム厚さTCよりも厚く
することによってサイドウォール部の曲げ剛性を高め耐
久性が向上する。
さらに95%ゴム厚さTEを外端溝底ゴム厚さTCよりも薄く
することにより乗心地性向上させうる。このように本願
発明は前記した構成が有機的かつ一体化され、乗心地
性、ショック吸収性、スライド性、コントロール性を均
等に向上しかつ耐久性を高めうることができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本発明の不整地走行用タイヤは、ビードコア2が通る両
側のビード部3、3と、該ビード部3からタイヤの半径
方向外向きにのびるサイドウォール部4とその上端を継
ぐトレッド部5とを有し、又前記トレッド部5からサイ
ドウォール部4を通りビード部3の前記ビードコア2の
周りを折返すカーカス6を具え、又カーカス6の半径方
向外側にベルト層10がトレッド部5内方に位置して配さ
れる。前記ビード部3にはビードコア2から半径方向外
側に向かってビードエーペックス8を立上げる。又前記
トレッド部5のトレッド表面14にブロック12を隆起させ
ている。
前記カーカス6は本実施例では単層のカーカスプライ7
からなり、カーカスプライ7はスチール又はナイロン、
ポリエステル等の有機繊維からなるコードを70゜〜90゜
の角度で配列したラジアル方向配列体をなす。カーカス
コードの傾きを70゜以下にすると乗心地性が低下する。
なおカーカス6は2枚のカーカスプライをそのカーカス
コードを互いに逆の向きる配して2層重ね合わせて形成
することもできる。
ベルト層9は、前記カーカス6の外側からトレッド表面
14に向かって内のベルトプライB1、外のベルトプライB0
の順に配してなる2層のベルトプライ11、11からなり、
これ等のベルトプライ11、11は高い弾性率を有するスチ
ール又は有機繊維コードをタイヤ赤道Aに対して20゜〜
50゜の範囲でかつ各ベルトプライ11、11のベルトコード
の傾きを逆に配される。
このようにコードの向きを逆にすることにより両ベルト
プライのベルトコードの間で三角状のトラス構成が形成
され、ベルトプライ間の拘束力を高めることができる。
又ベルトコードの傾斜が20゜以下になれば乗心地性が低
下する一方、50゜以上にすればスライド性、姿勢安定性
が劣る。
トレッド部5は、そのトレッド表面10から複数個のブロ
ック12……を隆起している。ブロック12は、本実施例で
は第2図に示す如くL字状をなし、該ブロック12をタイ
ヤ赤道Aを中心としてS字状に配される中央ブロック群
と、その両側に配されるショルダ部にのびるコ字状配列
の側部ブロック群とを形成している。又ブロック12の表
面にはブロック高さに比べて浅い溝深さを有する切込溝
21が設けられる。本実施例ではブロック12の表面積の総
和はトレッド表面の面積に比べて小、即ち陸面積が海面
積よりも小に形成されている。
又本願ではタイヤ赤道Aにおける溝底ゴム厚さを基準と
してタイヤ軸方向断面における溝底ゴム厚さを規定して
いる。溝底ゴム厚さとは、カーカスの外向き面13と、溝
底を結ぶ線である溝底ライン又はサイドウォール表面15
との間のゴムの厚さをいう。
ここでトレッド部5におけるゴム厚さを規制するため次
の如く基準点を定める。前記ブロック12の表面によって
形成されるタイヤの接地面16のタイヤ軸方向外端を外端
点Cとし、かつタイヤ赤道Aから前記外端点Cまでの距
離Sの1/2を前記タイヤ赤道Aから隔てる位置を4分点
Bとする。
タイヤ赤道Aにおける赤道溝底ゴム厚さTAと、前記4分
点Bにおける4分点溝底ゴム厚さTBとの比TB/TAが1.0以
上かつ1.3以下と定め、かつ4分点のゴム厚さTBと外端
点Cにおける溝底ゴム厚さTCとの比TC/TBを1.0以上かつ
2.5以下に設定する。
従ってトレッド部5における溝底ゴム厚さはタイヤ赤道
Aからタイヤ接地面の外端部Cに向かって漸次ゴム厚さ
が増す如く形成される。タイヤ赤道Aから外端部Cに向
かってゴム厚さが漸減することによって乗心地性は低下
する一方、前記範囲をこえて外端部Cのゴム厚さを急増
した場合にはトレッド部5のタイヤ赤道A近傍の変形が
大となり姿勢安定性が低下する。
又サイドウォール部4においてもそのサイドウォール表
面15上においてもゴム厚さの基準点を定める。タイヤ最
大巾WSの90%の寸度をタイヤ赤道Aを中心として両側に
振分けた両端のサイドウォール表面15上の位置90%巾点
Dとしかつタイヤ最大巾WS寸法の95%巾点Eとするとと
もに、タイヤ外向き面上のタイヤ最大巾Wの位置を最大
巾点Fとする。
前記外端点Cにおける外端ゴム厚さTCと、90%巾点Dに
於ける90%巾ゴム厚さTDとの比TD/TCを1.2以上かつ3.5
以下とする一方、前記外端ゴム厚さTCと95%巾点Eにお
ける95%巾ゴム厚さTEとの比TE/TCを0.5以上かつ0.8以
下としている。
このように90%巾ゴム厚さTDを外端ゴム知 れTCに比べて大かつ95%巾ゴム厚さTEを外端ゴム厚さTC
に比べて小とすることによりサイドウォール部の剛性配
分が適正となり、前記タイヤ諸特性が改善される。
さらに最大巾点Fの最大巾ゴム厚さTFの前記95%巾ゴム
厚さTEに対する比TF/TEを0.8以上かつ1.5以下に、即ち
両ゴム厚さTE、TFを近接させて設定することにより、タ
イヤの弾性を保持し、乗心地性を高めている。
〔具体例〕
タイヤサイズ24×13−9のタイヤについて第2表の実施
例1〜4に示す仕様のタイヤを試作するとともに、該タ
イヤを標準リムに装着し内圧0.2kgf/cm2のもとに実車に
よる走行テストを行った。なお比較のため従来の仕様の
タイヤ(比較例1〜8)についても試作し併せてテスト
を行った。
試験結果を第2表に示す。
実施例のものは何れも乗心地性、ショック吸収性、スラ
イド性、姿勢安定性がバランスよく良好であり、又耐久
性も比較例のものより優れていることが判明した。
〔発明の効果〕
叙上の如く本発明の不整地走行用タイヤは、前記したカ
ーカスとプレーベルト層とを具え、タイヤ軸方向断面の
ゴム厚さを複数位置で規制したため、乗心地性、ショッ
ク吸収性、スライド性、姿勢安定性の諸特性をバランス
よく向上でき、しかも耐久性を高めうる結果、不整地走
行用として好適きいに採用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はトレ
ッド部面のブロックを例示する展開平面図である。 2……ビードコア、3……ビード部、 4……サイドウォール部、5……トレッド部、 6……カーカス、7……カーカスプライ、 9……ベルト層、12……ブロック、 13……カーカスの外向き面、 14……溝底ライン、 15……サイドウォール表面、 16……タイヤ接地面、A……タイヤ赤道、 B……4分点、C……外端点、S……距離、 TA……赤道溝底ゴム厚さ、 TB……4分点溝底ゴム厚さ、 TC……外端溝底ゴム厚さ、 TD……90%巾ゴム厚さ TE……95%巾ゴム厚さ、 TF……最大巾ゴム厚さ、WS……タイヤ最大巾。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアの回りを折返しかつタイヤ赤道に対
    して70゜〜90゜の範囲でカーカスコードが傾斜する1〜
    2層のカーカスプライを設けるカーカスと、タイヤ赤道
    (A)に対して20゜〜50゜の範囲でベルトコードを傾け
    た2層のベルトプライからなるベルト層とを具えるとと
    もに、前記トレッド表面にブロックを隆起させる一方、
    前記カーカスの外向き面と、溝底ライン、サイドウォー
    ル表面との間のゴム厚さを、タイヤ赤道(A)における
    赤道溝底ゴム厚さ(TA)とタイヤ赤道(A)からタイヤ
    接地面のタイヤ軸方向外端点(C)までの間の距離
    (S)の1/2を前記タイヤ赤道(A)から隔てる4分点
    (B)における4分点溝底ゴム厚さ(TB)との比である
    (TB/TA)が1.0以上かつ1.3以下であり、外端点(C)
    の外端溝底ゴム厚さ(TC)と前記4分点溝底ゴム厚さ
    (TB)との比である(TC/TB)は1.0以上かつ2.5以下で
    あるとともに、前記サイドウォール部においてタイヤ最
    大巾(WS)の90%の巾となる90%巾ゴム厚さ(TD)と前
    記外端溝底ゴム厚さ(TC)との比(TD/TC)が1.2以上か
    つ3.5以下であり、サイドウォール部においてタイヤ最
    大巾(WS)の95%となる95%巾ゴム厚さ(TE)と前記外
    端溝底ゴム厚さ(TC)との比(TE/TC)が0.5以上かつ0.
    8以下であって、しかもタイヤ最大巾(WS)点における
    最大巾ゴム厚さ(TF)と前記95%巾ゴム厚さ(TE)との
    比(TF/TE)が0.8以上かつ1.5以下とした不整地走行用
    タイヤ。
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