JPH074229B2 - 藻類の培養方法 - Google Patents
藻類の培養方法Info
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- JPH074229B2 JPH074229B2 JP26861286A JP26861286A JPH074229B2 JP H074229 B2 JPH074229 B2 JP H074229B2 JP 26861286 A JP26861286 A JP 26861286A JP 26861286 A JP26861286 A JP 26861286A JP H074229 B2 JPH074229 B2 JP H074229B2
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Links
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Landscapes
- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は藻類の培養方法、さらに詳しくは増殖速度の異
る多段培養装置による藻類の培養方法に関する。
る多段培養装置による藻類の培養方法に関する。
従来藻類は広大な培養池によって天然光を用いて数日間
培養するバッチ方式のものが多かった。このため単位面
積当り、単位時間当りの生産量が低いものであった。
培養するバッチ方式のものが多かった。このため単位面
積当り、単位時間当りの生産量が低いものであった。
本発明の目的は増殖速度の異る多段培養装置を用いて、
効率のよい藻類の培養方法を提供することにある。
効率のよい藻類の培養方法を提供することにある。
本発明は増殖速度の異る藻類培養槽Ar(rは増殖速度の
小から大に向って1,2…n)をnヶ設けた多段培養装置
において、各槽の藻類の初期濃度aArを aAr>aA(r-1) になるようにした後、藻類濃度cArが cA1>aA2 になるまで培養し、次にAn槽の全量を抜き出し、該An槽
にAn-1槽よりAn槽の初期藻類の絶対量に等しい藻類を含
む培養液を移し、藻類を含まない培養液を加えてAn槽の
藻類の初期濃度と等しくし、次にAn-1槽の残りの液の一
部又は全部を抜き出し、該An-1槽にAn-2槽よりAn-1槽の
初期藻類の絶対量に等しくなるよう藻類を含む培養液を
移し、藻類を含まない培養液を加えてAn-1槽の藻類の初
期濃度に等しくし、次にAn-2槽の残りの液の一部又は全
部を抜き出し、以下同様にA2槽まで抜き出しおよび初期
濃度への調整を行い、A1槽のみは増殖した藻類を含む培
養液を抜き出すことなく藻類を含まない培養液を加えて
藻類の初期濃度と等しくし、かくして各槽の藻類の濃度
を初期濃度に等しく調整した後再びcA1>aA2になるまで
培養することをくり返し、前記抜き出した培養液からは
藻類を分離することを特徴とする藻類の培養方法であ
る。
小から大に向って1,2…n)をnヶ設けた多段培養装置
において、各槽の藻類の初期濃度aArを aAr>aA(r-1) になるようにした後、藻類濃度cArが cA1>aA2 になるまで培養し、次にAn槽の全量を抜き出し、該An槽
にAn-1槽よりAn槽の初期藻類の絶対量に等しい藻類を含
む培養液を移し、藻類を含まない培養液を加えてAn槽の
藻類の初期濃度と等しくし、次にAn-1槽の残りの液の一
部又は全部を抜き出し、該An-1槽にAn-2槽よりAn-1槽の
初期藻類の絶対量に等しくなるよう藻類を含む培養液を
移し、藻類を含まない培養液を加えてAn-1槽の藻類の初
期濃度に等しくし、次にAn-2槽の残りの液の一部又は全
部を抜き出し、以下同様にA2槽まで抜き出しおよび初期
濃度への調整を行い、A1槽のみは増殖した藻類を含む培
養液を抜き出すことなく藻類を含まない培養液を加えて
藻類の初期濃度と等しくし、かくして各槽の藻類の濃度
を初期濃度に等しく調整した後再びcA1>aA2になるまで
培養することをくり返し、前記抜き出した培養液からは
藻類を分離することを特徴とする藻類の培養方法であ
る。
本発明の培養の対象である藻類は、適当な養分を含む水
溶液中で、光の照射の下で生育できるものであればその
種類は問わない。以下藻類がスピルリナであり、天然光
下で培養を行う4段式培養槽(すなわちn=4)の場合
を実施例にとって説明する。第1図はこの実施例の説明
用模式図である。A1〜A4の4ヶの培養槽(池)はそれぞ
れ48m2、20m2、20m2、20m2の表面積を有する屋外に設け
た槽である。先ず培養液タンク6に第1表に示す栄養素
等を含む培養液を調製しポンプ7によって培養槽A1〜A4
にそれぞれ24m3、8m3、6m3、4m3を注入し、たねスピル
リナを吸光度で0.1程度になるように添加して天然光下
で培養し、さらに培養液を加えあるいは槽間の移液等に
よりA1〜A4槽のスピルリナ濃度(初期濃度aA1、aA2、a
A3、aA4)がそれぞれ吸光度で0.24、0.27、0.31、0.34
に、且つ液深がそれぞれ50cm、40cm、30cm、20cmになる
ように調整した。こゝに用いる吸光度(ODと略記)とは
560mmの波長に対する吸光度であって、スピルリナの藻
体乾物量に換算するには0.69(g/)を乗じる。なお後
記の(OD表示)とは0.69を乗じてkg単位になる数値であ
る。
溶液中で、光の照射の下で生育できるものであればその
種類は問わない。以下藻類がスピルリナであり、天然光
下で培養を行う4段式培養槽(すなわちn=4)の場合
を実施例にとって説明する。第1図はこの実施例の説明
用模式図である。A1〜A4の4ヶの培養槽(池)はそれぞ
れ48m2、20m2、20m2、20m2の表面積を有する屋外に設け
た槽である。先ず培養液タンク6に第1表に示す栄養素
等を含む培養液を調製しポンプ7によって培養槽A1〜A4
にそれぞれ24m3、8m3、6m3、4m3を注入し、たねスピル
リナを吸光度で0.1程度になるように添加して天然光下
で培養し、さらに培養液を加えあるいは槽間の移液等に
よりA1〜A4槽のスピルリナ濃度(初期濃度aA1、aA2、a
A3、aA4)がそれぞれ吸光度で0.24、0.27、0.31、0.34
に、且つ液深がそれぞれ50cm、40cm、30cm、20cmになる
ように調整した。こゝに用いる吸光度(ODと略記)とは
560mmの波長に対する吸光度であって、スピルリナの藻
体乾物量に換算するには0.69(g/)を乗じる。なお後
記の(OD表示)とは0.69を乗じてkg単位になる数値であ
る。
液深をこのように調整したのは、天然光培養では増殖速
度が液深と逆の関係にあり、液深が浅いほど増殖速度が
大になり、屋外培養の場合、増殖速度調節に好ましい方
法であるためである。
度が液深と逆の関係にあり、液深が浅いほど増殖速度が
大になり、屋外培養の場合、増殖速度調節に好ましい方
法であるためである。
このように調整した各培養槽で天日下で培養した結果培
養槽A1内のスピルリナの濃度cArはOD0.33となり、培養
槽A2の初期濃度aA2OD0.27を上回った。こゝで培養液の
抜き出しを開始した。このときの他の槽A2、A3、A4の槽
内のスピルリナの濃度cA2、cA3、cA4はそれぞれOD0.3
8、0.44、0.49であった。先ずA4槽より培養液4m3全量を
抜き出し、A3槽からA4槽に、A4槽のスピルリナの初期絶
対値(OD表示)である1.36に相当するスピルリナOD0.44
濃度の液3.1m3を移し、スピルリナを含まない培養液0.9
m3を補給して槽内液量4M3、スピルリナ濃度を初期濃度a
A4OD0.34に調整した。次にA3槽の残液2.9m3全部を抜き
出し、A3槽にはA2槽よりA3槽の初期絶対量(OD表示)で
ある1.86に相当するスピルリナOD0.33の液4.9m3を移
し、さらにスピルリナを含まない培養液1.1m3を加えて
槽内液量6M3、スピルリナ濃度OD0.31に調整した。以下A
2も同様に抜き出し調整を行い、A1槽については、抜き
出しは行わず、A2槽への移液と、調整のための培養補給
液のみを行った。上述の液量バランスとスピルリナ濃度
バランスは第2図に示した。本例では抜き出し量は、A4
槽、A3槽、A2槽より、それぞれOD0.49、0.44、0.38のス
ピルリナ濃度の液を4m3、2.9m3、3.1m3を抜き出したの
であるから平均して約OD0.44のスピルリナ濃度の液を10
M3抜き出したことになり、スピルリナ総量は4.41(OD表
示)である。これらの抜き出し液はポンプ7により静置
槽5に送られて静置されスピルリナの濃厚液は図示しな
い公知の分離装置に送られてスピルリナと培養残液とに
分離し、スピルリナはさらに乾燥、粉砕して製品とし、
培養残液は培養液タンク6に戻され、栄養素等の調整を
した上再び使用される。
養槽A1内のスピルリナの濃度cArはOD0.33となり、培養
槽A2の初期濃度aA2OD0.27を上回った。こゝで培養液の
抜き出しを開始した。このときの他の槽A2、A3、A4の槽
内のスピルリナの濃度cA2、cA3、cA4はそれぞれOD0.3
8、0.44、0.49であった。先ずA4槽より培養液4m3全量を
抜き出し、A3槽からA4槽に、A4槽のスピルリナの初期絶
対値(OD表示)である1.36に相当するスピルリナOD0.44
濃度の液3.1m3を移し、スピルリナを含まない培養液0.9
m3を補給して槽内液量4M3、スピルリナ濃度を初期濃度a
A4OD0.34に調整した。次にA3槽の残液2.9m3全部を抜き
出し、A3槽にはA2槽よりA3槽の初期絶対量(OD表示)で
ある1.86に相当するスピルリナOD0.33の液4.9m3を移
し、さらにスピルリナを含まない培養液1.1m3を加えて
槽内液量6M3、スピルリナ濃度OD0.31に調整した。以下A
2も同様に抜き出し調整を行い、A1槽については、抜き
出しは行わず、A2槽への移液と、調整のための培養補給
液のみを行った。上述の液量バランスとスピルリナ濃度
バランスは第2図に示した。本例では抜き出し量は、A4
槽、A3槽、A2槽より、それぞれOD0.49、0.44、0.38のス
ピルリナ濃度の液を4m3、2.9m3、3.1m3を抜き出したの
であるから平均して約OD0.44のスピルリナ濃度の液を10
M3抜き出したことになり、スピルリナ総量は4.41(OD表
示)である。これらの抜き出し液はポンプ7により静置
槽5に送られて静置されスピルリナの濃厚液は図示しな
い公知の分離装置に送られてスピルリナと培養残液とに
分離し、スピルリナはさらに乾燥、粉砕して製品とし、
培養残液は培養液タンク6に戻され、栄養素等の調整を
した上再び使用される。
上例に対し従来法で上例のA1〜A4槽の合計表面積に等し
い表面積108m2の単一槽(池)に20cmになるよう培養液
を入れてA4槽と同じ培養条件で培養し、抜き出し調整後
初期濃度と同一濃度になるようにすると、抜き出しスピ
ルリナ総量は3.24(OD表示)と約73%にすぎない。
い表面積108m2の単一槽(池)に20cmになるよう培養液
を入れてA4槽と同じ培養条件で培養し、抜き出し調整後
初期濃度と同一濃度になるようにすると、抜き出しスピ
ルリナ総量は3.24(OD表示)と約73%にすぎない。
またA1槽と同一培養条件では、スピルリナ総量は約10%
増加するが液中濃度が75%になり抜き出し量が約1.5倍
になって分離回収にとって好ましくない。
増加するが液中濃度が75%になり抜き出し量が約1.5倍
になって分離回収にとって好ましくない。
以上詳細に説明したように、本発明の培養方法によれ
ば、従来のように数日に1回の生産物の回収という方法
と異なりB単位にほぼ連続的に安定した高濃度の生産物
の回収が可能である。
ば、従来のように数日に1回の生産物の回収という方法
と異なりB単位にほぼ連続的に安定した高濃度の生産物
の回収が可能である。
第1図は本発明の方法を実施するための装置の概要の一
例を示す図であり、第2図は本発明の方法の一実施例の
物質収支を示す図である。 A1〜A4……培養槽、5……静置槽 6……培養液タンク、7……ポンプ
例を示す図であり、第2図は本発明の方法の一実施例の
物質収支を示す図である。 A1〜A4……培養槽、5……静置槽 6……培養液タンク、7……ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】増殖速度の異る藻類培養槽Ar(rは増殖速
度の小から大に向って1,2…n)をnヶ設けた多段培養
装置において、各槽の藻類の初期濃度aArを aAr>aA(r-1) になるようにした後、藻類濃度cArが cA1>aA2 になるまで培養し、次にAn槽の全量を抜き出し、該An槽
にAn-1槽よりAn槽の初期藻類の絶対量に等しい藻類を含
む培養液を移し、藻類を含まない培養液を加えてAn槽の
藻類の初期濃度と等しくし、次にAn-1槽の残りの液の一
部又は全部を抜き出し、該An-1槽にAn-2槽よりAn-1槽の
初期藻類の絶対量に等しくなるよう藻類を含む培養液を
移し、藻類を含まない培養液を加えてAn-1槽の藻類の初
期濃度に等しくし、次にAn-2槽の残りの液の一部又は全
部を抜き出し、以下同様にA2槽まで抜き出しおよび初期
濃度への調整を行い、A1槽のみは増殖した藻類を含む培
養液を抜き出すことなく藻類を含まない培養液を加えて
藻類の初期濃度と等しくし、かくして各槽の藻類の濃度
を初期濃度に等しく調整した後再びcA1>aA2になるまで
培養することをくり返し、前記抜き出した培養液からは
藻類を分離することを特徴とする藻類の培養方法。 - 【請求項2】藻類の培養が天然光の下で行われ、増殖速
度が培養槽の液深で調節されるものである特許請求の範
囲第1項記載の藻類の培養方法。 - 【請求項3】藻類がスピルリナである特許請求の範囲第
1項記載の藻類の培養方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26861286A JPH074229B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 藻類の培養方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26861286A JPH074229B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 藻類の培養方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123378A JPS63123378A (ja) | 1988-05-27 |
| JPH074229B2 true JPH074229B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17460960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26861286A Expired - Lifetime JPH074229B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 藻類の培養方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074229B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1052262C (zh) * | 1993-05-31 | 2000-05-10 | 国家研究发展公司 | 一种从螺旋藻属生产干燥的藻类生物量的方法 |
| JP5698158B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-04-08 | Jfeメカニカル株式会社 | 海藻類の多段式連続養殖装置 |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP26861286A patent/JPH074229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63123378A (ja) | 1988-05-27 |
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