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JPH0742493B2 - 冶金容器にランスを設置し除去するための装置とその方法 - Google Patents
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JPH0742493B2 - 冶金容器にランスを設置し除去するための装置とその方法 - Google Patents

冶金容器にランスを設置し除去するための装置とその方法

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JPH0742493B2
JPH0742493B2 JP3010707A JP1070791A JPH0742493B2 JP H0742493 B2 JPH0742493 B2 JP H0742493B2 JP 3010707 A JP3010707 A JP 3010707A JP 1070791 A JP1070791 A JP 1070791A JP H0742493 B2 JPH0742493 B2 JP H0742493B2
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JP
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lance
drive
housing
axis
metallurgical
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ノルベルト・ラーマゼーダー
フーベルト・エールリンガー
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Primetals Technologies Austria GmbH
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Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
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    • C21METALLURGY OF IRON
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    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
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    • C21C5/42Constructional features of converters
    • C21C5/46Details or accessories
    • C21C5/4606Lances or injectors
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冶金容器(特に鉄鋼工
場の転炉)にランス(特に測定ランス及び/又はサンプ
リングランス)を設置し除去するための装置とその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ランスの装入および除去のための装置
は、ドイツ特許第DE−C−27 38291号と欧州
特許第EP−A−0 079 290号から知られてい
る。これらの2つの公知の装置において、ランスは、冶
金容器の壁にこのために特に設けられた開口を通って冶
金容器に挿入可能であり、ランスは、その上端で、転炉
のそばに配置されるレールにそって移動可能なランスカ
ートリッジに取り付けられる。ここにレールの長さは、
ランスの長さに対応する。
【0003】冶金容器の側壁における開口とランスの整
列のために、ランスカートリッジの案内部は、冶金容器
に対して変位可能であるか又は傾動可能である。このこ
とは、複雑な手段を必要とする。なぜなら、ランスカー
トリッジのための案内部が、その大きな長さのために重
く従ってランスの振動を避けるために安定に建造されね
ばならないためである。ランスカートリッジのための案
内部と、鉄鋼工場の支持構造でのその支持とは、転炉の
横にかなりの空間を必要とし、このことは、ランスへの
プローブの装着や取り外しのような他の操作の実行を困
難にする。
【0004】この公知のランスカートリッジのその案内
部にそっての移動は、ロープウインチやチェーンホイス
トによって行われる。従って、ロープまたはチェーンの
破損によりランスや冶金容器に破損を起こさせる危険が
ある。
【0005】ランス(特に測定ランスおよび/またはサ
ンプリングランス)が案内可能に設計され、ランス駆動
部によって案内され、ランス駆動部は、ランスの軸方向
に固定して取り付けられ、ランス軸方向に移動可能であ
り、揺動可能なように取り付けられる、冶金容器(特に
鉄鋼工場の転炉)にランスを設置し除去するための装置
は、米国特許第4,637,592号に開示されてい
る。この装置において、スラグを保持する装置が転炉の
中に揺動可能であり、転炉の内部から出銑口に装着可能
である。この装置は、ランスの端に固定され、ランス
は、駆動部を備えたスリーブの中に変位可能に挿入され
る。スリーブは、次に、静止した支持構造に揺動可能に
取り付けられる。
【0006】この公知の装置において、たとえば歯車フ
ランクの遊びや、冶金容器を傾動するための歯車を備え
た傾動駆動部の疲労のために起こるように、冶金容器の
出銑口が容器の傾動の後で常に同じ位置をとらないと、
問題が生じることがある。
【0007】本発明は、これらの欠点と問題を解消せん
とし、その目的は、ランス(特に測定ランスおよび/ま
たはサンプリングランス)が案内可能に設計され、ラン
ス駆動部によって案内され、ランス駆動部は、ランスの
軸方向に固定して取り付けられ、ランス軸方向に移動可
能であり、揺動可能なように取り付けられる、冶金容器
(特に鉄鋼工場の転炉)にランスを設置し除去するため
の装置において、少ない空間のみを必要とし、操作が非
常に安全な装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る傾動可能な
冶金容器へのランスの挿入除去装置は、案内可能な形状
を有するランスと、ランスをランスの軸方向に移動可能
であり、ランスの軸方向にランスを案内するランス駆動
部を備え、静止した支持構造上に設けた水平方向のレー
ル、このレールにそって変位可能に案内される搬送板、
および、支持構造に対して搬送板を移動する移動部材を
設け、搬送板に直交する第1軸の回りに揺動可能に搬送
板に取り付けられる底板、搬送板に対して底板を揺動す
る揺動部材、底板の上に、案内レールに平行な第2軸の
回りに揺動可能に取り付けられた、上記のランス駆動部
を収容する少なくとも1個のハウジング、および、底板
に対してハウジングを揺動する揺動部材を備えることを
特徴とし、これにより、上記のランス駆動部は、交差す
る第1軸と第2軸の回りに揺動可能に、かつ、ランスの
軸にほぼ垂直な方向にほぼ水平に移動可能に、取り付け
られる。
【0009】
【作用】本発明に係るランス挿入除去装置においては、
ランス自体が、ランス案内部により案内可能な形状を備
える。これに対し、従来の装置においては、ランスは、
たとえば、静止した支持キャリッジに配置され、この支
持キャリッジが鉄鋼工場の支持構造に静止して設置され
たレールにローラにより案内される。本発明の装置によ
れば、いわばランスそれ自身がレールを形成するので、
従来の支持構造に静止して設置されたレールは不必要で
ある。ランス駆動部による駆動により、ランスの位置は
変化される。さらに、ランス駆動部は、相互に交差する
第1軸と第2軸の回りで揺動可能である。この2本の軸
は、ランスの軸とは平行でないが、両者は、必ずしも重
なる必要はなく相互に斜めであってもよい。水平に位置
するレールが静止した支持構造に備えられ、この支持構
造にそって、支持板が変位可能に案内され、底板が、支
持板に直交する軸の回りに揺動可能であるように支持板
に取り付けられる。この底板に、ランス駆動部を収容す
る少なくとも1個のハウジング、または、第2の装置が
存在する場合には、第2の装置のための第2の駆動部
が、案内レールに平行な方向の軸の回りに揺動可能に取
り付けられる。支持構造に対して搬送板を移動する移動
部材、搬送板に対して底板を揺動する第1揺動部材、お
よび、底板に対してハウジングを揺動する第2揺動部材
を用いることにより、静止した支持構造に対して第1軸
と第2軸の回りでランスを揺動することにより、ランス
の位置は冶金容器に対して位置付けられる。
【0010】本発明の好ましい実施例においては、上記
のランス駆動部が摩擦ホイール駆動部である。これは、
軸方向でのランスの問題のない移動を保証する。ランス
が汚染されている場合でもそうである。例えばスラグの
堆積により失敗が生じたとしても、1種の安全滑動クラ
ッチを構成する摩擦ホイール駆動部は、良くない方へは
作動されず、駆動ホイールの摩擦的係合の解除の後で、
ランスは、例えばクレーンによって冶金容器から引き出
し可能である。ランスのクリーニングの後で、装置は直
ちに使用可能になる。
【0011】本発明の別の実施例においては、上記のラ
ンス駆動部が、好ましくはランスの軸に垂直な方向に、
ほぼ水平方向に移動可能であることを特徴とする。この
移動可能性は、また、ランス軸の位置を冶金容器の炉口
に適合するのに用いられる。さらに、この装置は、冶金
容器の炉口に並べられた第2のサンプリングまたは第2
の測定のために、測定ランスの側に配置されたもう1本
のランスを運ぶのに用いられる。また、この装置は、測
定またはサンプリングの実行の前にクリアリング装置を
冶金容器の炉口を通って押すために役立ち、これによ
り、開口をスラグや他の付着物から清浄にする。このた
め、測定またはサンプリングを行うときに、ランスの自
由端に滑らかに動くプローブにおいて破損は起こり得な
い。駆動部の変位可能性は、また、同じ冶金容器の別に
配置された開口に、または異なった冶金容器にランスを
導入するときに好ましい。
【0012】好ましくは、この目的のためのランス駆動
部の他に、冶金容器の中に挿入可能な第2の装置(クリ
ーニング装置など)が備えられる。
【0013】鉄鋼工場のあらい操業においてランスの完
全な操作を確実にするために、駆動部は、好ましくは、
上記のランス駆動部が、ハウジングによって囲まれ、ハ
ウジングの通路開口は、冶金容器に面し、または、もし
第2の装置が存在する場合には、さらにこの第2の装置
のためにランスを清浄にするためのスクレープ手段すな
わち第2の装置が備えられる。
【0014】
【0015】駆動の失敗の場合にランスの落下を避ける
ために、好ましくは、ブレーキ手段が、ランスをブレー
キし固定するために、または、第2の装置が存在する場
合には、ハウジングに対して第2の装置をブレーキし固
定するために、ハウジングの中に備えられる。
【0016】好ましくは、上記のランスが、中空であ
り、ランスのキャビティがガス供給ダクトに結合され、
フラッシュ可能になる。
【0017】好ましい実施例によれば、上記の中空のラ
ンスの内部に、ランスの内部に配置された測定ケーブル
のための保護管が備えられる。好ましくは、上記の保護
管が、ガス供給ダクトに結合され、フラッシュ可能にな
る。
【0018】本発明の好ましい構造は、摩擦ホイール駆
動部が、2対の摩擦ホイールによって形成され、各摩擦
ホイール対は、対向する2つの側部でランスを支持し、
1対の摩擦ホイールの少なくとも1個の摩擦ホイールが
駆動可能であり、この摩擦ホイールおよび/またはこの
摩擦ホイール対の対向する摩擦ホイールをランスに押し
付けることが可能であることを特徴とする。
【0019】好ましくは、上記の摩擦ホイール駆動部
が、少なくとも3個の摩擦ホイールによって形成され、
この摩擦ホイールのなかの少なくとも1個が駆動可能で
あり、少なくとも1個がランスに対して押し付け可能で
ある。
【0020】本発明の実施例に係る方法は、上に説明し
た装置を用いて、傾動可能な冶金容器の開口に対してラ
ンスの位置を定める方法であって、冶金容器の実際の位
置が、容器に配置された位置トランスミッタを用いて検
出され、ランス駆動部が、検出された実際の位置に依存
してランスの位置を定めるために起動されることを特徴
とする。
【0021】好ましくは、ランスの位置が、3個のセン
サ、すなわち、支持板の位置を決定する間隔センサ、支
持板の角度位置を決定する第1角度センサ、および、底
板の角度位置を支持板に対して決定する第2角度センサ
により決定され、冶金容器の位置トランスミッタの値
が、計算機に供給され、ランスに割り当てられた位置セ
ンサがランスの位置と冶金容器の開口の位置との一致を
示すまで、ランスの駆動手段、すなわち、変位手段、第
1揺動手段、および第2揺動手段を計算機が駆動する。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて説明する。これらの図において、鉄鋼工場の転炉
1は、断面で示され、断面の面は、転炉の縦軸と傾斜軸
を通っている。転炉の炉口は、参照番号2で示される。
転炉1の傾動の間に、転炉1は円弧にそって、図の面に
垂直に移動できる。
【0023】測定プローブ5および/またはサンプリン
グプローブ6を備えたランス7を導入するための通路開
口4は、転炉1の壁3において、炉口2の近くに設けら
れる。ランス7は、また、添加物を装入するための供給
手段としても設計できる。装置9は、ランスを転炉1に
装入し、除去するために用いられ、静止した支持構造、
たとえばホール(hall)構造8の上に設置される。
装置9は、以下のように設計される。
【0024】支持構造8の上に、静止した、ほぼ水平に
存在するレール10が設けられる。このレール10は、
図示した実施例では、あり継ぎ状の溝として設計され
る。これらの溝10は、支持板11に設けられ、支持板
11は、下部構造12を介してホール構造に取り付けら
れる。搬送板14は、その後ろ側にあり継ぎ状の案内レ
ッジ13を備え、溝10にそって変位可能である。ここ
に、案内レッジ13は、溝10の中に突出する。一方で
搬送板14に、他方で下部構造12に取り付けられた圧
力媒体シリンダ15は、装置9のレール10にそった変
位のために用いられる。
【0025】搬送板14上には、それに垂直に向いたピ
ボットピン16が設けられる。このピボットピン16
に、搬送板14に平行に配置された底板17が揺動可能
に取り付けられる。圧力媒体シリンダ18は、ピボット
駆動部として備えられ、一方では、底板17の突起19
に、他方では搬送板14にヒンジ結合される。底板17
は、底板17にほぼ垂直に前面の方に存在する2個の間
隔をあけた平行なブラケット20に装備される。これら
のブラケット20の間に、ハウジング21が挿入され、
ピボットピン22を介してブラケット20に揺動可能に
取り付けられる。ここに、また、圧力媒体シリンダ23
が、ハウジング21のためのピボット駆動部として備え
られる。この圧力媒体シリンダ23は、一方では底板1
7に、他方ではハウジング21に、ヒンジ結合される。
ピボットピン22の軸とピボットピン16の軸とは、交
わる必要がない。それらは、また、相互に間隔をあけて
交差してもよく、すなわち、相互に斜めであってもよ
い。
【0026】図示した実施例において、ハウジング21
は、2つの部分からなり、各部分には、2対のホイール
26を備える。ホイール対26は、ランス7の縦軸4の
方向に間を隔てて配置され、ハウジング21の各部分に
備えられた摩擦ホイール25により形成される。摩擦ホ
イール25は、横案内ビード28を備える。ハウジング
21の第1部分の摩擦ホイール25は、ランス7と摩擦
して係合し、ハウジング21の他の部分に設けられた摩
擦ホイール25は、サンプリングまたは測定が行われる
前に転炉1の通路開口4を清浄にするためのクリアリン
グ装置29と摩擦して係合する。このため、ランス7に
設けられたサンプリングプローブ6または測定プローブ
7は、転炉1に導入する間に損失を受けない。
【0027】摩擦ホイールの各対26、27は、モータ
30によって駆動可能な摩擦ホイール25と、たとえば
ばね手段によってこの摩擦ホイール25に対して押し付
け可能な摩擦ホイール25とを有する。これにより、ラ
ンス7とクリアリング装置29は、摩擦ホイール25の
各対26、27によって確実に保持され動かされる。
【0028】図1からわかるように、摩擦ホイールを駆
動するためのモータ30は、ハウジング21の重量がで
きるだけ釣り合うようにハウジング21の中心に関して
配置される。ハウジング21の内部に、操作停止の場合
に、ランスとクリアリング装置とを固定するためのブレ
ーキングジョー31がある。ハウジング21と摩擦ホイ
ールまたはブレーキを駆動するためのモータとを移動し
揺動するためのすべての駆動部は、電気−機械的にある
いは圧力媒体シリンダによって作動を開始させることが
できる。
【0029】図3からわかるように、上記の2対の摩擦
ホイールの代わりに、3個の摩擦ホイール25’を備え
てもよい。しかし、駆動部は、また、ランス7の側面に
設けられたラックに係合する歯車によっても作動でき
る。
【0030】ハウジング21の下側前面に、スラグスク
レープ手段32が設けられる。このスラグスクレープ手
段32は、少なくともランス7とクリアリング装置29
の運動を損なわずに摩擦ホイール25との完全な摩擦的
係合を安全に保護できる程度に摩擦ホイール25と接触
するランス7とクリアリング装置29の側面33をクリ
ーンにする。
【0031】ランス7それ自身は、鋼鉄の中空で四角、
多角または円の管によって形成される。ランス7の先端
には、測定プローブ5またはサンプリングプローブ6の
ための受容付属物がある。付属物の数は、希望の操作の
種類に依存し、また複数の測定またはサンプリングが同
時に可能である。
【0032】ランス7の中心には、測定ケーブル35の
ための保護管34が備えられる。保護管34とランス7
それ自身との両者は、窒素などのフラッシュガスによっ
てフラッシュされてもよく、この目的のためにランス7
の上端に設けられたガス供給ダクト36,37が用いら
れる。保護管34をフラッシュすることにより、測定ケ
ーブル35とプローブの間の接点が、清浄に維持でき
る。ランス7それ自身は、ランス7を冷却するために、
転炉への移動の間だけ大量のガスでフラッシュされる。
【0033】ハウジング21が移動可能で揺動可能であ
るために、ランス7またはクリアリング装置29の導入
または除去が、それぞれ、問題なしに行えるように、ラ
ンス7の軸24の通路開口4の軸38への正確な適合が
可能である。本実施例のように冶金容器1が傾動可能で
あるならば、このことは特に重要である。歯車を備えた
傾動用の駆動部のために、測定を実行しようとする冶金
容器1の位置は、正確には決定できない。これは、歯車
フランクの遊びのためであり、また、歯車の疲労のため
である。さらに、この装置は、ランス7の先端またはク
リアリング装置29の先端のある範囲内の任意の希望の
点に達することを可能にする。
【0034】ランス軸24の通路開口4の軸38への正
確な適合に加え、本発明の装置は、1本の同じランス7
で、冶金容器1での種々の通路開口4に到達するために
使用でき、また、1本の同じランス7で、隣接して配置
された複数個の冶金容器での測定を実行できる。
【0035】従来は、ランスの長さにわたって存在する
別のランス案内部が必要であった。このような別の案内
部が不要な軽くてコンパクトな構造は、本発明の装置の
特別な長所である。本発明の装置は、ロープが裂けたり
緩んだりすることがあり得ず、チェーンが裂けることが
あり得ないため、高い操作の安全性を提供する。さら
に、短い適合経路のみが必要であり、従来技術に比べて
わずかな質量だけを動かせばよいので、ランスの適合
は、短時間で実行できる。
【0036】本発明の装置は、以下のように操作され
る。ランス7は、待機位置、交換位置、および、測定位
置に移動できる。待機位置は、交換位置と測定位置に達
するための出発位置である。交換位置では、プローブ
5,6は、自動的にまたは手動で交換される。この3つ
の位置は、駆動手段15,18,23を制御するための
コントロールパネル(図示しない)でボタンを押すこと
により到達できる。
【0037】コントロールパネルは、測定を開始するた
めのボタンを備える。もしこのボタンが押されると、ま
ずクリアリング装置29が通路開口4の中へ下げられ、
通路開口4をスラグ残留物から清浄にする。次に、クリ
アリング装置29は、最初の位置に戻され、搬送板14
は、ランス7が通路開口4を通って転炉1内へ下げられ
るまで、移動される。測定が行われたとき、ランス7
は、待機位置に戻る。
【0038】図4は、図1と図2に示された装置を示す
が、しかし、この装置は、転炉1の通路開口4に関して
ランス7の位置を自動的に適合することを可能にするた
めの追加の設備を備える。この目的のために、転炉1
は、転炉駆動部の歯車フランクの遊びに無関係に、転炉
1の傾動位置の正確な決定を可能にする位置トランスミ
ッタ39を備える。この位置トランスミッタ39は、た
とえば、転炉1のトラニオン40に固定して取り付けで
きる。位置トランスミッタ39の値は、計算機41に供
給される。角度センサとして設計されたこの位置トラン
スミッタを用いて、転炉1の壁3を通る通路開口4の軸
38の位置を決定することも可能である。
【0039】図4は、転炉1の実際の位置Aの垂直セッ
ト位置Bからのずれを図式的で非常に誇張して示した図
である。このずれは、転炉駆動部の歯車フランクの遊び
によって起こされる。図4により、さらに、ランス7の
位置を決定する位置センサ42,43,44、すなわ
ち、搬送板14の位置を決定する間隔センサ42、搬送
板14に対する底板17の角度位置を決定する第1角度
センサ43、および、底板17に対するハウジング21
の角度位置を決定する第2角度センサ44が備えられ
る。これらの位置センサ42,43,44は、好ましく
は、ランス7の位置を定めるために備えられる駆動手段
15,18,23に配置される。これらの位置センサ4
2,43,44によって検出された値は、また、計算機
41に入力される。この計算機41は、それらのセット
値を決定する。セット値は、ランス7の位置が通路開口
4の位置に対して、すなわち、転炉1の実際の位置Aを
検出する位置トランスミッタ39によって決定される値
に基づいて、最もよく適合されるために位置センサ4
2,43,44が示さねばならない値である。位置セン
サが示さなければならないこの計算されたセット値に基
づいて、計算機41は、これらのセンサ値に達するま
で、駆動手段15,18,23にコントロール信号を伝
える。次に、測定ランス6又はサンプリングランス7の
通路開口4への挿入が開始できる。もし幾何学的結合
が、通路開口4の軸38のランス7の軸4との整列を妨
げるならば、計算機41を用いて、ランス7の軸4を通
路開口4の入口断面の中心45に向けることで十分であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る装置
は、簡単な構成にもかかわらず、特に安定である。特
に、この装置は、簡単で安価な構成を用いて、冶金容器
が傾動の後で常には同じ位置をとらない場合でさえ、冶
金容器に対してランスの位置の正確な適合を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ランスが退避位置にある状態での本発明の一
実施例の装置の側面図である。
【図2】 図1の矢印II方向での部分断面図である。
【図3】 ランス駆動部の変形例の図式的な図である。
【図4】 ランスの位置を定める方法の図式的な図であ
る。
【符号の説明】
1…冶金容器、 4…開口、 7…ランス、8…支持構
造、 10…ガイドレール、 14…支持板、15…変
位手段、 16…軸、 17…底板、 18…ピボット
手段、21…ハウジング、 22…軸、 23…ピボッ
ト手段、 24…軸、25…摩擦ホイール、 26,2
7,30…摩擦ホイール駆動部、29…第2装置、 3
2…スクレープ手段、 33…側部、34…保護管、
35…測定ケーブル、 37…ガス供給ダクト、39…
位置トランスミッタ、 41…計算機、 42…距離セ
ンサ、43…第1角度センサ、 44…第2角度セン
サ、 A…位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーベルト・エールリンガー オーストリア、アー−4173ザンクト・ヴァ イト、グルーブドルフジードルング20番 (56)参考文献 特開 昭63−176413(JP,A) 実開 昭61−108350(JP,U) 実開 昭57−96955(JP,U) 実公 昭52−37605(JP,Y2) 実公 昭51−18324(JP,Y2) 実公 昭61−19440(JP,Y2)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動可能な冶金容器にランスを挿入し除
    去する装置において、案内可能な形状を有するランス
    と、ランスをランスの軸方向に移動可能であり、ランス
    の軸方向にランスを案内するランス駆動部とを備え、静
    止した支持構造上に設けた水平方向のレール、このレー
    ルにそって変位可能に案内される搬送板、および、支持
    構造に対して搬送板を移動する移動部材を設け、搬送板
    に直交する第1軸の回りに揺動可能に搬送板に取り付け
    られる底板、搬送板に対して底板を揺動する揺動部材、
    底板の上に、案内レールに平行な第2軸の回りに揺動可
    能に取り付けられた、上記のランス駆動部を収容する少
    なくとも1個のハウジング、および、底板に対してハウ
    ジングを揺動する揺動部材を備えることを特徴とし、こ
    れにより、上記のランス駆動部は、交差する第1軸と第
    2軸のまわりに揺動可能に、かつ、ランスの軸にほぼ垂
    直な方向にほぼ水平に移動可能に、取り付けられる装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置において、上
    記のハウジングが、さらに、冶金容器の中に導入可能な
    第2の装置を備えたことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された装置において、上
    記のハウジングは、冶金容器に面する通路開口におい
    て、ランスのためのスクレープ手段を備えることを特徴
    とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された装置において、上
    記のハウジングの冶金容器に面する第2装置の通路開口
    において、第2の装置が、ランスまたは第2の装置を清
    浄にする清浄手段を備えることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれかに
    記載された装置において、上記のランス駆動部がランス
    の駆動のために用いる摩擦ホイールを備えることを特徴
    とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれかに
    記載された装置において、ランスをブレーキし固定する
    ブレーキ手段が、または、第2の装置が備えられる場合
    には、ハウジングに対して第2の装置をブレーキし固定
    するブレーキ手段が、ハウジングの中に備えられること
    を特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれかに
    記載された装置において、上記のランスが、中空であ
    り、ランスのキャビティがガス供給ダクトに結合される
    ことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6までのいずれかに
    記載された装置において、上記の中空のランスの内部
    に、ランスの内部に配置された測定ケーブルのための保
    護管が備えられることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された装置において、上
    記の保護管が、ガス供給ダクトに結合されることを特徴
    とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項5から請求項9までのいずれか
    に記載された装置において、摩擦ホイール駆動部が、2
    対の摩擦ホイールによって形成され、各摩擦ホイール対
    は、対向する2つの側部でランスを支持し、1対の摩擦
    ホイール少なくとも1個の摩擦ホイールが駆動可能であ
    り、この摩擦ホイールおよび/またはこの摩擦ホイール
    対の対向する摩擦ホイールがランスを押し付けることが
    可能であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項5から請求項9までのいずれか
    に記載された装置において、上記の摩擦ホイール駆動部
    が、少なくとも3個の摩擦ホイールによって形成され、
    この摩擦ホイールのなかの少なくとも1個が駆動可能で
    あり、少なくとも1個がランスに対して押し付け可能で
    あることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載された装置を用いて、
    傾動可能な冶金容器の開口に対してランスを位置させる
    方法であって、冶金容器の実際の位置が、容器に配置さ
    れた位置トランスミッタを用いて検出され、ランス駆動
    部が、検出された実際の位置に依存してランスの位置を
    定めるために起動されることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載された方法におい
    て、ランスの位置が、3個のセンサ、すなわち、支持板
    の位置を決定する間隔センサ、支持板の角度位置を決定
    する第1角度センサ、および、底板の角度位置を支持板
    に対して決定する第2角度センサにより決定され、冶金
    容器の位置トランスミッタの値が、計算機に供給され、
    ランスに割り当てられた位置センサがランスの位置と冶
    金容器の開口の位置との一致を示すまで、ランスを位置
    付けるための駆動手段、すなわち、移動手段、第1揺動
    手段、および第2揺動手段を制御部が駆動することを特
    徴とする方法。
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