JPH0744129B2 - 電気二重層コンデンサの製造方法 - Google Patents
電気二重層コンデンサの製造方法Info
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- JPH0744129B2 JPH0744129B2 JP63006272A JP627288A JPH0744129B2 JP H0744129 B2 JPH0744129 B2 JP H0744129B2 JP 63006272 A JP63006272 A JP 63006272A JP 627288 A JP627288 A JP 627288A JP H0744129 B2 JPH0744129 B2 JP H0744129B2
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- Japan
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- double layer
- layer capacitor
- electric double
- cap
- electrolytic solution
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は偏平なコイン状を呈する電気二重層コンデン
サの製造方法に関し、さらに詳しく言えば、そのシート
状電極に電解液を含浸させることに関するものである。
サの製造方法に関し、さらに詳しく言えば、そのシート
状電極に電解液を含浸させることに関するものである。
〔従来例〕 電気二重層コンデンサは、皿状のケース本体と、このケ
ース本体に対して被せられるキャップとを備え、製造に
際しては、まずケース本体とキャップの各底部に導電性
接着材を介してシート状電極がそれぞれ取付けられる。
次に、ケース本体とキャップ内に電解液が注入され、シ
ート状電極に同液が含浸されるとともに、各電極間にセ
パレータが配置される。しかるのち、ケース本体内周に
ガスケットが配置され、同ケース本体に対してキャップ
が被せられ、その周縁がかしめられて所定容量のコイン
セルがつくられる。
ース本体に対して被せられるキャップとを備え、製造に
際しては、まずケース本体とキャップの各底部に導電性
接着材を介してシート状電極がそれぞれ取付けられる。
次に、ケース本体とキャップ内に電解液が注入され、シ
ート状電極に同液が含浸されるとともに、各電極間にセ
パレータが配置される。しかるのち、ケース本体内周に
ガスケットが配置され、同ケース本体に対してキャップ
が被せられ、その周縁がかしめられて所定容量のコイン
セルがつくられる。
ところで、上記シート状電極は例えば活性炭、カーボン
およびバインダーとしてのポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)を混練し、所定の厚みに圧延してなるシートか
ら円形に打抜いたものからなる。一方、電解液としては
例えば溶媒にプロピレンカーボネート、電解質にテトラ
エチルホスホニウムフルオロボレート(TEP)が用いら
れるが、電気二重層コンデンサの特性は、シート状電極
に対する電解液の含浸量に依存する。
およびバインダーとしてのポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)を混練し、所定の厚みに圧延してなるシートか
ら円形に打抜いたものからなる。一方、電解液としては
例えば溶媒にプロピレンカーボネート、電解質にテトラ
エチルホスホニウムフルオロボレート(TEP)が用いら
れるが、電気二重層コンデンサの特性は、シート状電極
に対する電解液の含浸量に依存する。
すなわち、シート状電極に含浸される電解液(イオン濃
度)が多いほど製品寿命が長く、しかも不良率(ESR不
良)が減少する。しかしながら、電解液は粘稠であり従
来では同液を室温にて注入しているため、シート状電極
に対する含浸性が悪く、製品テストの結果不良とされる
ものが多かった。また、電解液が速やかに含浸しないた
め、かしめ等の後工程に搬送する際、ケース本体やキャ
ップから零れてしまうという欠点があった。
度)が多いほど製品寿命が長く、しかも不良率(ESR不
良)が減少する。しかしながら、電解液は粘稠であり従
来では同液を室温にて注入しているため、シート状電極
に対する含浸性が悪く、製品テストの結果不良とされる
ものが多かった。また、電解液が速やかに含浸しないた
め、かしめ等の後工程に搬送する際、ケース本体やキャ
ップから零れてしまうという欠点があった。
上記した従来の問題点を解決するため、この発明におい
ては、室温よりも高い所定の温度に加熱した電解液をケ
ース本体およびキャップ内に注入するようにしている。
ては、室温よりも高い所定の温度に加熱した電解液をケ
ース本体およびキャップ内に注入するようにしている。
加熱することにより電解液の粘度が下がるため、同液は
シート状電極に対して速やかに含浸する。
シート状電極に対して速やかに含浸する。
例えば電解液の溶媒であるプロピレンカーボネートの液
温と動粘度との関係を第3図に示すが、これによれば、
液温が高くなると、動粘度が低下することが分かる。
温と動粘度との関係を第3図に示すが、これによれば、
液温が高くなると、動粘度が低下することが分かる。
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図にはコイン状をなす電気二重層コンデンサの断面
が図解されており、まずこれに基づいて同コンデンサの
製造工程を概略的に説明する。
が図解されており、まずこれに基づいて同コンデンサの
製造工程を概略的に説明する。
すなわち、同コンデンサは皿状に形成された金属製のケ
ース本体10と、該ケース本体10に被せられるキャップ20
とを備えている。その各底部に導電性接着材11,11を介
してシート状電極12,12をそれぞれ取付ける。このシー
ト状電極12は従来と同様、例えば活性炭、カーボン、お
よびPTFEを混練し、所定の厚みに圧延したシートから所
定形状(例えば円形)に打抜かれたものからなるが、こ
の実施例においては、同電極12の表面12aにはその表面
平滑層を破壊する傷13が設けられている。この傷13は電
極12の母材シートに例えば多数の針状突起を有する金型
(ともに図示しない)を押付けることにより形成され
る。しかるのち、ケース本体10とキャップ20内に電解液
を注入し、同液をシート状電極12,12内に含浸させ、ケ
ース本体10内にガスケット16とセパレータ17とを入れ、
同ケース本体10にキャップ20を被せて、その周縁をかし
める。なお、これらの各作業は流れ作業となっていて、
上記ケース本体10およびキャップ20はベルトコンベアや
ターンテーブルにて次の工程に搬送される。
ース本体10と、該ケース本体10に被せられるキャップ20
とを備えている。その各底部に導電性接着材11,11を介
してシート状電極12,12をそれぞれ取付ける。このシー
ト状電極12は従来と同様、例えば活性炭、カーボン、お
よびPTFEを混練し、所定の厚みに圧延したシートから所
定形状(例えば円形)に打抜かれたものからなるが、こ
の実施例においては、同電極12の表面12aにはその表面
平滑層を破壊する傷13が設けられている。この傷13は電
極12の母材シートに例えば多数の針状突起を有する金型
(ともに図示しない)を押付けることにより形成され
る。しかるのち、ケース本体10とキャップ20内に電解液
を注入し、同液をシート状電極12,12内に含浸させ、ケ
ース本体10内にガスケット16とセパレータ17とを入れ、
同ケース本体10にキャップ20を被せて、その周縁をかし
める。なお、これらの各作業は流れ作業となっていて、
上記ケース本体10およびキャップ20はベルトコンベアや
ターンテーブルにて次の工程に搬送される。
上記のようにして、コイン状の電気二重層コンデンサが
製造されるのであるが、この発明においては、電解液を
ケース本体10およびキャップ20内に注入する際、同液を
加熱してその粘度を下げるようにしている。第2図には
注液手段としてのノズル15にてケース本体10内に電解液
を注入する状態が示されており、この例によるとっその
ノズル15に電解液加熱用の電気ヒーター14が設けられて
いる。なお、この実施例で使用している電解液の分解温
度は約160℃であるから、加熱温度は室温から電解液の
熱分解温度までの範囲、ここでは40℃〜150℃の範囲で
選ばれる。同様にして、キャップ20内にも加熱された電
解液が注入される。
製造されるのであるが、この発明においては、電解液を
ケース本体10およびキャップ20内に注入する際、同液を
加熱してその粘度を下げるようにしている。第2図には
注液手段としてのノズル15にてケース本体10内に電解液
を注入する状態が示されており、この例によるとっその
ノズル15に電解液加熱用の電気ヒーター14が設けられて
いる。なお、この実施例で使用している電解液の分解温
度は約160℃であるから、加熱温度は室温から電解液の
熱分解温度までの範囲、ここでは40℃〜150℃の範囲で
選ばれる。同様にして、キャップ20内にも加熱された電
解液が注入される。
このようにして得られたこの発明による製品を2枚積層
したものと、従来品を2枚積層したものとを70℃の高温
負荷条件下で試験したところの容量変化および等価直列
抵抗(ERS)変化を次表に示す。
したものと、従来品を2枚積層したものとを70℃の高温
負荷条件下で試験したところの容量変化および等価直列
抵抗(ERS)変化を次表に示す。
この試験の良否判定基準は容量変化率±30%以内、ESR1
20Ω以内であり、従来品では本発明品より容量変化率お
よびESRともにバラツキの幅が大きく、またそれらの平
均値も大きくなっている。このような従来品の特性劣化
は、シート状電極に電解液が十分に含浸されていなかっ
たことによると推測される。
20Ω以内であり、従来品では本発明品より容量変化率お
よびESRともにバラツキの幅が大きく、またそれらの平
均値も大きくなっている。このような従来品の特性劣化
は、シート状電極に電解液が十分に含浸されていなかっ
たことによると推測される。
上記実施例ではノズル15に電気ヒーター14を設けて電解
液を加熱しているが、図示されていない電解液貯溜タン
ク内で電解液を所定温度に加熱してもよく、また、これ
とともに場合によってはケース本体とキャップ側を加熱
してもよい。
液を加熱しているが、図示されていない電解液貯溜タン
ク内で電解液を所定温度に加熱してもよく、また、これ
とともに場合によってはケース本体とキャップ側を加熱
してもよい。
上述の実施例ではプロピレンカーボネートにテトラエチ
ルホスホニウムを溶解したものを電解液としたが、この
ほかに溶媒にブチレンカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、1,2−ジ
メトキシエタン、スルホラン、ニトロメタンを使用し、
また電解質に過塩素酸、6フッ化リン酸、4フッ化ホウ
酸、パーフルオロアルキルスルホン酸などの金属塩、テ
トラアルキルアンモニウム塩、テトラアルキルホスホニ
ウム塩を使用した電解液でも同様の効果が得られる。
ルホスホニウムを溶解したものを電解液としたが、この
ほかに溶媒にブチレンカーボネート、γ−ブチロラクト
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、1,2−ジ
メトキシエタン、スルホラン、ニトロメタンを使用し、
また電解質に過塩素酸、6フッ化リン酸、4フッ化ホウ
酸、パーフルオロアルキルスルホン酸などの金属塩、テ
トラアルキルアンモニウム塩、テトラアルキルホスホニ
ウム塩を使用した電解液でも同様の効果が得られる。
以上説明したようにこの発明によれば、シート状電極に
対して電解質を速やかに含浸させることができる。した
がって、電解液不足によるESR不良や特性(特に寿命特
性)不良が殆どない。また、工程間移送時におけるケー
ス本体およびキャップからの電解液漏出もないため組立
て自動機の作業スピードが高められ、生産性の大幅な向
上を図ることができる等その効果は顕著である。
対して電解質を速やかに含浸させることができる。した
がって、電解液不足によるESR不良や特性(特に寿命特
性)不良が殆どない。また、工程間移送時におけるケー
ス本体およびキャップからの電解液漏出もないため組立
て自動機の作業スピードが高められ、生産性の大幅な向
上を図ることができる等その効果は顕著である。
第1図は最終的に組立てられたこの発明による電気二重
層コンデンサを示した断面図、第2図はこの発明を説明
するためのケース本体内に電解液を注入する状態を示し
た断面図、第3図は電解液の液温に対する動粘度特性図
である。 図中、10はケース本体、11は導電性接着材、12はシート
状電極、12aはその表面、13は傷、14は電気ヒーター、1
5はノズル、16はガスケット、17はセパレータ、20はキ
ャップである。
層コンデンサを示した断面図、第2図はこの発明を説明
するためのケース本体内に電解液を注入する状態を示し
た断面図、第3図は電解液の液温に対する動粘度特性図
である。 図中、10はケース本体、11は導電性接着材、12はシート
状電極、12aはその表面、13は傷、14は電気ヒーター、1
5はノズル、16はガスケット、17はセパレータ、20はキ
ャップである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一杉 健一 神奈川県藤沢市辻堂新町2丁目2番1号 エルナー株式会社内 (72)発明者 高橋 潔 神奈川県藤沢市辻堂新町2丁目2番1号 エルナー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−9610(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】皿状に形成されたケース本体と、同ケース
本体に被せられるキャップとを含み、その各底部にそれ
ぞれシート状電極を取付け、上記ケース本体およびキャ
ップ内に注液手段より電解液を注入して同液を上記シー
ト状電極に含浸させ、そのシート状電極間にセパレータ
を介在するとともに、上記ケース本体の内周にガスケッ
トを配置したのち、同ケース本体に上記キャップを被せ
てその周縁をかしめてなる電気二重層コンデンサの製造
方法において、 室温よりも高い所定の温度に加熱した電解液を上記ケー
ス本体およびキャップ内に注入することを特徴とする電
気二重層コンデンサの製造方法。 - 【請求項2】上記注液手段には加熱装置が設けられてい
る請求項(1)記載の電気二重層コンデンサの製造方
法。 - 【請求項3】上記加熱装置は電気ヒーターである請求項
(2)記載の電気二重層コンデンサの製造方法。 - 【請求項4】上記ケース本体およびキャップ自体も加熱
してなる請求項(1)記載の電気二重層コンデンサの製
造方法。 - 【請求項5】上記電解液の加熱温度は室温から電解液の
熱分解温度までの範囲である請求項(1)記載の電気二
重層コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63006272A JPH0744129B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電気二重層コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63006272A JPH0744129B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電気二重層コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01186608A JPH01186608A (ja) | 1989-07-26 |
| JPH0744129B2 true JPH0744129B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=11633782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63006272A Expired - Lifetime JPH0744129B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電気二重層コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744129B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5820158B2 (ja) * | 2010-08-18 | 2015-11-24 | セイコーインスツル株式会社 | 電気二重層キャパシタ及びその製造方法 |
| JP2013074032A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体電解コンデンサの製造方法 |
| JP2016171169A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル、及び端子付電気化学セル |
| JP2016171168A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS649610A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Manufacture of electric double-layer capacitor |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP63006272A patent/JPH0744129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01186608A (ja) | 1989-07-26 |
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| JPH0368528B2 (ja) |
Legal Events
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