JPH0744646B2 - 高圧発生回路 - Google Patents
高圧発生回路Info
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- JPH0744646B2 JPH0744646B2 JP63323958A JP32395888A JPH0744646B2 JP H0744646 B2 JPH0744646 B2 JP H0744646B2 JP 63323958 A JP63323958 A JP 63323958A JP 32395888 A JP32395888 A JP 32395888A JP H0744646 B2 JPH0744646 B2 JP H0744646B2
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フライバックトランスの高圧コイルに発生す
るレアショートの防止手段を備えた高圧発生回路に関す
るものである。
るレアショートの防止手段を備えた高圧発生回路に関す
るものである。
〔従来の技術〕 テレビジョン受像機やCRTデイスプレイ装置の高圧発生
回路には、フライバックパルスを昇圧するフライバック
トランスを含んでいる。このフライバックトランスに
は、通常、約30Kvもの高圧が掛かっており、例えば製造
上のミス等に起因してフライバックトランスの高圧コイ
ルにレアショートが発生し、これが進行すると、フライ
バックトランスが発煙・発火し、火災等の大事故につな
がることとなる。
回路には、フライバックパルスを昇圧するフライバック
トランスを含んでいる。このフライバックトランスに
は、通常、約30Kvもの高圧が掛かっており、例えば製造
上のミス等に起因してフライバックトランスの高圧コイ
ルにレアショートが発生し、これが進行すると、フライ
バックトランスが発煙・発火し、火災等の大事故につな
がることとなる。
そこで、このようなレアショートが生じないように高圧
コイルに対して充分な品質管理がされているのである
が、微細な不良部分が看過されて良品として使用される
場合が予想され、このような不良製品が使用されると前
記のごとく、火災等の大事故を引き起こすこととなる。
コイルに対して充分な品質管理がされているのである
が、微細な不良部分が看過されて良品として使用される
場合が予想され、このような不良製品が使用されると前
記のごとく、火災等の大事故を引き起こすこととなる。
近年においては、レアショートに起因する火災等の事故
を防止するために、レアショートの検出回路を設け、こ
の回路によりレアショートが検出された場合には直ちに
回路動作を停止するような工夫が施されている。
を防止するために、レアショートの検出回路を設け、こ
の回路によりレアショートが検出された場合には直ちに
回路動作を停止するような工夫が施されている。
第2図には従来の高圧発生回路に組み込まれているレア
ショートの検出とその保護動作を行う回路が示されてい
る。この回路はフライバックトランスの高圧コイルにレ
アショートが発生した場合に、そのレアショートに起因
して増加する一次側電流を検出し、図示されていない水
平発振回路を停止するものである。すなわち、レアショ
ートが発生していない正常時には、フライバックトラン
スの一次側電流はほぼ1A以下であり、この時は、第2図
の回路の抵抗器1の電圧降下が小さく、トランジスタ2
はオフしたままとなっている。これに対し、レアショー
トが発生して異常状態となったときには、一次側電流が
ほぼ2A程度に増大し、これに伴い抵抗器1の電圧降下が
大きくなり、トランジスタ2がオンする。この結果、コ
ンデンサ3の電圧が上昇し、ツェナーダイオード4がオ
ンし、同時にトランジスタ5もオンする。これにより、
フォトカプラ6の内部にある発光ダイオードが駆動さ
れ、非充電部のトランジスタ7がオンし、コンデンサ8
に蓄えられていた電荷がコンデンサ9に充電され、フォ
トカプラ10のX線保護端子11を駆動し、水平発振回路の
発振を停止させるものである。この水平発振回路の停止
によりフライバックトランスの動作も停止し、これによ
りレアショートに起因する火災等の発生を未然に防止す
るものである。
ショートの検出とその保護動作を行う回路が示されてい
る。この回路はフライバックトランスの高圧コイルにレ
アショートが発生した場合に、そのレアショートに起因
して増加する一次側電流を検出し、図示されていない水
平発振回路を停止するものである。すなわち、レアショ
ートが発生していない正常時には、フライバックトラン
スの一次側電流はほぼ1A以下であり、この時は、第2図
の回路の抵抗器1の電圧降下が小さく、トランジスタ2
はオフしたままとなっている。これに対し、レアショー
トが発生して異常状態となったときには、一次側電流が
ほぼ2A程度に増大し、これに伴い抵抗器1の電圧降下が
大きくなり、トランジスタ2がオンする。この結果、コ
ンデンサ3の電圧が上昇し、ツェナーダイオード4がオ
ンし、同時にトランジスタ5もオンする。これにより、
フォトカプラ6の内部にある発光ダイオードが駆動さ
れ、非充電部のトランジスタ7がオンし、コンデンサ8
に蓄えられていた電荷がコンデンサ9に充電され、フォ
トカプラ10のX線保護端子11を駆動し、水平発振回路の
発振を停止させるものである。この水平発振回路の停止
によりフライバックトランスの動作も停止し、これによ
りレアショートに起因する火災等の発生を未然に防止す
るものである。
しかしながら、この種の従来の回路は、第2図に示すご
とく、使用されている回路部品の部品点数が多く、回路
が複雑となっているので、回路の製造が煩雑となり、こ
れに伴い、装置コストが高価になるという問題がある。
とく、使用されている回路部品の部品点数が多く、回路
が複雑となっているので、回路の製造が煩雑となり、こ
れに伴い、装置コストが高価になるという問題がある。
また、第2図に示す回路は、確かに、高圧コイルにレア
ショートが発生した場合に、水平発振回路を停止する
が、この回路停止のラッチ機能を有しておらず、誤って
水平発振回路を再びオン動作すると、フライバックトラ
ンスが動作し、レアショートがさらに進行するという危
険がある。
ショートが発生した場合に、水平発振回路を停止する
が、この回路停止のラッチ機能を有しておらず、誤って
水平発振回路を再びオン動作すると、フライバックトラ
ンスが動作し、レアショートがさらに進行するという危
険がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
のであり、その目的は、簡単な回路構成でレアショート
の異常を高感度のもとで検出することができるととも
に、一旦レアショートが検出された場合にはフライバッ
クトランスをラッチ機能を持たせてその回路動作の停止
状態を保持し得ることができる高圧回路を提供すること
にある。
のであり、その目的は、簡単な回路構成でレアショート
の異常を高感度のもとで検出することができるととも
に、一旦レアショートが検出された場合にはフライバッ
クトランスをラッチ機能を持たせてその回路動作の停止
状態を保持し得ることができる高圧回路を提供すること
にある。
本発明は上記目的を達成するために、次のように構成さ
れている。すなわち、本発明は、フライバックパルスを
発生出力する水平偏向出力回路と、この水平偏向出力回
路で発生したフライバックパルスを昇圧して、その昇圧
出力をブラウン管のアノードへ加えるフライバックトラ
ンスとを備えた高圧発生回路において、フライバックト
ランスを構成する低圧コイルの低圧端側に直列に接続さ
れる保護ヒューズと、この保護ヒューズに接続される入
力電源と、第1の電圧印加部と第2の電圧印加部とを備
えこの第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間の電
圧がトリガ電圧を越えた時にゲートを開き保護ヒューズ
に溶断電流を供給するゲート回路と、前記低圧コイルを
流れる一次側電流を検出し、その電流検出値に対応する
電圧を前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧
印加部間に加える一次側電流検出回路と、入力電源から
の電流を前記一次側電流検出回路に向かう電流と分岐さ
せる電流分岐回路と、この電流分岐回路を流れる電流を
利用して感度調整電圧を発生させ、この感度調整電圧を
前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部
との間の電圧を減少する方向に加える感度アップ回路
と、前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印
加部との間に加わる急峻なノイズ変動電圧を除去してゲ
ート回路の誤動作を防止する電圧平滑回路とを有してい
ることを特徴として構成されている。
れている。すなわち、本発明は、フライバックパルスを
発生出力する水平偏向出力回路と、この水平偏向出力回
路で発生したフライバックパルスを昇圧して、その昇圧
出力をブラウン管のアノードへ加えるフライバックトラ
ンスとを備えた高圧発生回路において、フライバックト
ランスを構成する低圧コイルの低圧端側に直列に接続さ
れる保護ヒューズと、この保護ヒューズに接続される入
力電源と、第1の電圧印加部と第2の電圧印加部とを備
えこの第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間の電
圧がトリガ電圧を越えた時にゲートを開き保護ヒューズ
に溶断電流を供給するゲート回路と、前記低圧コイルを
流れる一次側電流を検出し、その電流検出値に対応する
電圧を前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧
印加部間に加える一次側電流検出回路と、入力電源から
の電流を前記一次側電流検出回路に向かう電流と分岐さ
せる電流分岐回路と、この電流分岐回路を流れる電流を
利用して感度調整電圧を発生させ、この感度調整電圧を
前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部
との間の電圧を減少する方向に加える感度アップ回路
と、前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印
加部との間に加わる急峻なノイズ変動電圧を除去してゲ
ート回路の誤動作を防止する電圧平滑回路とを有してい
ることを特徴として構成されている。
上記のように構成されている本発明において、高圧発生
回路の入力電源からの電流は一次側電流検出回路に向か
う経路と、電流分岐回路に向かう電流とに分岐する。そ
して一次側電流検出回路に向かう電流は同検出回路によ
って電圧値に変換されて検出され、この検出電圧がゲー
ト回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間に
加えられる。
回路の入力電源からの電流は一次側電流検出回路に向か
う経路と、電流分岐回路に向かう電流とに分岐する。そ
して一次側電流検出回路に向かう電流は同検出回路によ
って電圧値に変換されて検出され、この検出電圧がゲー
ト回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間に
加えられる。
一方、電流分岐回路に向かう電流は感度アップ回路の例
えば抵抗器によって感度調整電圧が作り出され、この感
度調整電圧は、前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第
2の電圧印加部との間の電圧を減少する方向に加えられ
る。
えば抵抗器によって感度調整電圧が作り出され、この感
度調整電圧は、前記ゲート回路の第1の電圧印加部と第
2の電圧印加部との間の電圧を減少する方向に加えられ
る。
フライバックトランスの高圧コイルにレアショートがな
い正常動作時には、前記ゲート回路の第1の電圧印加部
と第2の電圧印加部との間の電圧は感度調整電圧が加え
られることにより減少する方向となるので、この第1の
電圧印加部と第2の電圧印加部との間の電圧が許容範囲
内で変動してもトリガ電圧を越えることはなく、ゲート
回路はオフ状態を維持している。
い正常動作時には、前記ゲート回路の第1の電圧印加部
と第2の電圧印加部との間の電圧は感度調整電圧が加え
られることにより減少する方向となるので、この第1の
電圧印加部と第2の電圧印加部との間の電圧が許容範囲
内で変動してもトリガ電圧を越えることはなく、ゲート
回路はオフ状態を維持している。
これに対し、高圧コイルにレアショートが発生すると、
低圧コイルを流れる一次側電流が急激に増加する。この
一次側電流の急激な増加によって一次側電流検出回路か
ら出力される検出電圧が増大する結果、ゲート回路の第
1の電圧印加部と第2の電圧印加部間の電圧がトリガ電
圧を速やかに越える。そして、このトリガ電圧を越えた
ところでゲート回路がオン動作してゲートを開き、保護
ヒューズに溶断電流が加えられる。この溶断電流により
保護ヒューズの溶断が行われ、これに伴いフライバック
トランスの動作は速やかに停止するのである。
低圧コイルを流れる一次側電流が急激に増加する。この
一次側電流の急激な増加によって一次側電流検出回路か
ら出力される検出電圧が増大する結果、ゲート回路の第
1の電圧印加部と第2の電圧印加部間の電圧がトリガ電
圧を速やかに越える。そして、このトリガ電圧を越えた
ところでゲート回路がオン動作してゲートを開き、保護
ヒューズに溶断電流が加えられる。この溶断電流により
保護ヒューズの溶断が行われ、これに伴いフライバック
トランスの動作は速やかに停止するのである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には本発明の一実施例を示す高圧発生回路の回路
構成が示されている。同図において、高圧発生回路は水
平偏向出力回路12と、高圧回路13と、レアショート検出
・保護回路14とからなる。このうち、レアショート検出
・保護回路14以外の回路は公知であるので、それらの公
知回路の説明は簡単化する。
構成が示されている。同図において、高圧発生回路は水
平偏向出力回路12と、高圧回路13と、レアショート検出
・保護回路14とからなる。このうち、レアショート検出
・保護回路14以外の回路は公知であるので、それらの公
知回路の説明は簡単化する。
前記水平偏向出力回路12は、水平出力トランジスタ19
と、ダンパーダイオード15と、共振コンデンサ16と、水
平偏向コイル17と、S字補正コンデンサ18とからなる。
水平出力トランジスタ19は図示されていない水平ドライ
ブ回路から送られてくる電圧パルスを受けてスイッチン
グ作用を行い、ダンパーダイオード15との協同によって
水平偏向コイル17に鋸歯状波電流を加える。その一方に
おいて、共振コンデンサ16と水平偏向コイル17はその共
振作用によってフライバックパルスを発生させ、これを
高圧回路13に加える。
と、ダンパーダイオード15と、共振コンデンサ16と、水
平偏向コイル17と、S字補正コンデンサ18とからなる。
水平出力トランジスタ19は図示されていない水平ドライ
ブ回路から送られてくる電圧パルスを受けてスイッチン
グ作用を行い、ダンパーダイオード15との協同によって
水平偏向コイル17に鋸歯状波電流を加える。その一方に
おいて、共振コンデンサ16と水平偏向コイル17はその共
振作用によってフライバックパルスを発生させ、これを
高圧回路13に加える。
高圧回路13はフライバックトランス20と、高圧整流ダイ
オード21とからなる。前記フライバックトランス20の低
圧コイル(一次コイル)22の高圧側端子23は水平偏向コ
イル17および共振コンデンサ16の共通端子に接続されて
おり、また、低圧コイル22の低圧側端子24と中間タップ
25との間にはレアショート検出・保護回路14が接続され
ている。
オード21とからなる。前記フライバックトランス20の低
圧コイル(一次コイル)22の高圧側端子23は水平偏向コ
イル17および共振コンデンサ16の共通端子に接続されて
おり、また、低圧コイル22の低圧側端子24と中間タップ
25との間にはレアショート検出・保護回路14が接続され
ている。
一方、フライバックトランス20の高圧コイル(二次コイ
ル)26の高圧側端子は前記高圧整流ダイオード21を介し
てブラウン管27のアノード28に接続されている。そして
本実施例の回路では、高圧整流ダイオード21のカソード
側にはフォーカスパック30の回路の一端側が接続されて
いる。このフォーカスパック30の回路は抵抗体31と、フ
ォーカス電圧調整用の可変抵抗体VRFと、スクリーン電
圧調整用の可変抵抗体VRSとからなり、これら各抵抗体3
1,VRF,VRSの直列接続体の抵抗体31側の端部は前記高圧
整流ダイオード21のカソード側に接続され、また可変抵
抗体VRS側の端部はアース側に接続されている。また、
高圧コイル26の低圧側はABL(Automatic Brightness Li
miter)に通じている。かかる構成において、高圧回路1
3は前記水平偏向出力回路12から加えられるフライバッ
クパルスをフライバックトランス20によって昇圧し、さ
らに高圧整流ダイオード21によって信号整流を行い、そ
の整流出力をアノード28に加えるのである。
ル)26の高圧側端子は前記高圧整流ダイオード21を介し
てブラウン管27のアノード28に接続されている。そして
本実施例の回路では、高圧整流ダイオード21のカソード
側にはフォーカスパック30の回路の一端側が接続されて
いる。このフォーカスパック30の回路は抵抗体31と、フ
ォーカス電圧調整用の可変抵抗体VRFと、スクリーン電
圧調整用の可変抵抗体VRSとからなり、これら各抵抗体3
1,VRF,VRSの直列接続体の抵抗体31側の端部は前記高圧
整流ダイオード21のカソード側に接続され、また可変抵
抗体VRS側の端部はアース側に接続されている。また、
高圧コイル26の低圧側はABL(Automatic Brightness Li
miter)に通じている。かかる構成において、高圧回路1
3は前記水平偏向出力回路12から加えられるフライバッ
クパルスをフライバックトランス20によって昇圧し、さ
らに高圧整流ダイオード21によって信号整流を行い、そ
の整流出力をアノード28に加えるのである。
レアショート検出・保護回路14は前記フライバックトラ
ンス20の高圧コイル26に発生するレアショートを確実に
検出して、その安全動作を行うもので、本実施例の特徴
的な回路である。このレアショート検出・保護回路14
は、保護ヒューズ32と、一次側電流検出回路としての検
出抵抗器33と、入力電源36と、ゲート回路としてのサイ
リスタ34と、電圧平滑回路としての平滑コンデンサ35
と、抵抗器37,38,39と、感度抵抗器40と、コンデンサ41
と、ダイオード42とからなる。
ンス20の高圧コイル26に発生するレアショートを確実に
検出して、その安全動作を行うもので、本実施例の特徴
的な回路である。このレアショート検出・保護回路14
は、保護ヒューズ32と、一次側電流検出回路としての検
出抵抗器33と、入力電源36と、ゲート回路としてのサイ
リスタ34と、電圧平滑回路としての平滑コンデンサ35
と、抵抗器37,38,39と、感度抵抗器40と、コンデンサ41
と、ダイオード42とからなる。
前記保護ヒューズ32の一端側は低圧コイル22の低圧側端
子24に接続されており、同ヒューズ32の他端側は検出抵
抗器33の一端側に接続されている。そしてこの検出抵抗
器33の他端側は入力電源36の陽極に接続されている。な
お入力電源36の陰極はアースに接続されている。この入
力電源36には図示されていない電源ヒューズが設けられ
ている。
子24に接続されており、同ヒューズ32の他端側は検出抵
抗器33の一端側に接続されている。そしてこの検出抵抗
器33の他端側は入力電源36の陽極に接続されている。な
お入力電源36の陰極はアースに接続されている。この入
力電源36には図示されていない電源ヒューズが設けられ
ている。
前記サイリスタ34はそのアノード側が低圧コイル22の中
間タップ25に接続されている。サイリスタ34の第1の電
圧印加部としてのカソード側は保護ヒューズ32と検出抵
抗器33との接続部に接続されている。また、サイリスタ
34の第2の電圧印加部としてのゲート側は抵抗器37の一
端側が接続されており、同抵抗器37の他端側には抵抗器
38の一端側と感度抵抗器40の一端側が共通接続され、感
度抵抗器40の他端側は入力電源36の陽極に接続されてい
る。また、抵抗器38の他端側には抵抗器39を介してダイ
オード42のアノードに接続され、同ダイオード42のカソ
ード側は低圧コイル22の中間タップ25に接続されてい
る。また、抵抗器38の他端側と感度抵抗器40の他端側と
の間にはコンデンサ41が接続されている。前記入力電源
36から感度抵抗器40、抵抗器38、抵抗器39、ダイオード
42をそれぞれ経て低圧コイル22の中間タップ25に向かう
経路は電流分岐回路を構成するものであり、また、前記
感度抵抗器40の出力端から抵抗器37を経てサイリスタ34
のゲートに到る回路は感度アップ回路を構成する。
間タップ25に接続されている。サイリスタ34の第1の電
圧印加部としてのカソード側は保護ヒューズ32と検出抵
抗器33との接続部に接続されている。また、サイリスタ
34の第2の電圧印加部としてのゲート側は抵抗器37の一
端側が接続されており、同抵抗器37の他端側には抵抗器
38の一端側と感度抵抗器40の一端側が共通接続され、感
度抵抗器40の他端側は入力電源36の陽極に接続されてい
る。また、抵抗器38の他端側には抵抗器39を介してダイ
オード42のアノードに接続され、同ダイオード42のカソ
ード側は低圧コイル22の中間タップ25に接続されてい
る。また、抵抗器38の他端側と感度抵抗器40の他端側と
の間にはコンデンサ41が接続されている。前記入力電源
36から感度抵抗器40、抵抗器38、抵抗器39、ダイオード
42をそれぞれ経て低圧コイル22の中間タップ25に向かう
経路は電流分岐回路を構成するものであり、また、前記
感度抵抗器40の出力端から抵抗器37を経てサイリスタ34
のゲートに到る回路は感度アップ回路を構成する。
上記のように構成されている本実施例において、回路の
稼働時には入力電源36からの電流は検出抵抗器33から保
護ヒューズ32を経て低圧コイル22の低圧側端子24に向か
う電流IBと、電流分岐回路を経て低圧コイル22の中間タ
ップ25に向かう電流i2とに分岐する。そして、一次側を
流れる電流容量は検出抵抗器33によりIBR1の電圧値に変
換されて検出され(R1は検出抵抗器33の抵抗値)、この
検出電圧IBR1が平滑コンデンサ35によりノイズ成分や急
峻な電圧変動成分が除去された状態でサイリスタ34のゲ
ート・カソード間に加えられる。一方、電圧分岐回路を
流れる電流i2が感度抵抗器40を通ることによってi2R2の
感度調整電圧が発生する(R2は感度抵抗器40の抵抗
値)。この感度調整電圧はコンデンサ41によって平滑さ
れてサイリスタ34のゲート・カソード間電圧を減少する
方向、本実施例ではサイリスタ34のゲートに加えられ
る。この結果、サイリスタ34のゲート・カソード間電圧
VGKは、 VGK=IBR1−i2R2 となる。
稼働時には入力電源36からの電流は検出抵抗器33から保
護ヒューズ32を経て低圧コイル22の低圧側端子24に向か
う電流IBと、電流分岐回路を経て低圧コイル22の中間タ
ップ25に向かう電流i2とに分岐する。そして、一次側を
流れる電流容量は検出抵抗器33によりIBR1の電圧値に変
換されて検出され(R1は検出抵抗器33の抵抗値)、この
検出電圧IBR1が平滑コンデンサ35によりノイズ成分や急
峻な電圧変動成分が除去された状態でサイリスタ34のゲ
ート・カソード間に加えられる。一方、電圧分岐回路を
流れる電流i2が感度抵抗器40を通ることによってi2R2の
感度調整電圧が発生する(R2は感度抵抗器40の抵抗
値)。この感度調整電圧はコンデンサ41によって平滑さ
れてサイリスタ34のゲート・カソード間電圧を減少する
方向、本実施例ではサイリスタ34のゲートに加えられ
る。この結果、サイリスタ34のゲート・カソード間電圧
VGKは、 VGK=IBR1−i2R2 となる。
高圧コイル26にレアショート等の異常がない正常動作時
には、サイリスタ34のゲート・カソード間電圧VGKはサ
イリスタ34のトリガ電圧よりも小さく、したがって、サ
イリスタ34はオフ動作となり、ゲートを閉じている。こ
の場合、前記感度調整電圧i2R2がサイリスタ34のゲート
・カソード間電圧VGKを減少する方向に加えられるか
ら、サイリスタ34のゲート側に加えられる電圧変動が多
少生じてもVGKがトリガ電圧を越えることがなく、サイ
リスタ34はオフ状態を安定に維持する。
には、サイリスタ34のゲート・カソード間電圧VGKはサ
イリスタ34のトリガ電圧よりも小さく、したがって、サ
イリスタ34はオフ動作となり、ゲートを閉じている。こ
の場合、前記感度調整電圧i2R2がサイリスタ34のゲート
・カソード間電圧VGKを減少する方向に加えられるか
ら、サイリスタ34のゲート側に加えられる電圧変動が多
少生じてもVGKがトリガ電圧を越えることがなく、サイ
リスタ34はオフ状態を安定に維持する。
これに対し、高圧コイル26にレアショートが発生する
と、一次側電流IBが増加する。
と、一次側電流IBが増加する。
すなわち、高圧コイル26にレアショートが発生すると、
そのショート部分において消費エネルギが増大する。い
ま、レアショート1ターン当たりで消費されるショート
エネルギをqとすると、レアショートがnターンに拡大
するとその部分から消費されるエネルギPは、P=nqと
なる。このショートエネルギPは入力電源36から供給さ
れるので、レアショートが生じると入力電源36から検出
抵抗器33側に流れる一次側の電流IBが△IBだけ増加す
る。つまり、レアショートがない正常時の一次側の電流
をIBOとすると、このレアショート時の一次側の電流IB
は次のように表される。
そのショート部分において消費エネルギが増大する。い
ま、レアショート1ターン当たりで消費されるショート
エネルギをqとすると、レアショートがnターンに拡大
するとその部分から消費されるエネルギPは、P=nqと
なる。このショートエネルギPは入力電源36から供給さ
れるので、レアショートが生じると入力電源36から検出
抵抗器33側に流れる一次側の電流IBが△IBだけ増加す
る。つまり、レアショートがない正常時の一次側の電流
をIBOとすると、このレアショート時の一次側の電流IB
は次のように表される。
IB=IBO+△IB したがって、フライバックトランスの高圧コイル26にレ
アショートが発生すると、そのときのサイリスタ34のゲ
ート・カソード間電圧VGKは VGK=IBR1−i2R2 =(IBO+ΔIB)R1−i2R2 となる。この場合、レアショートが生じると電流分岐回
路を流れる電流i2も多少増加するが、このi2の増加分は
IBの増加分に較べれば十分に小さく、したがって、i2の
増加分はほとんど無視できる。つまりレアショートが生
じると、検出電圧の急激な増加分の電圧ΔIBR1がサイリ
スタ34のゲート・カソード間の電圧を増加させる方向に
加わり、VGKがサイリスタ34のトリガ電圧を速やかに越
えてサイリスタ34をオンさせて、ゲートを開く。このよ
うにサイリスタ34が一旦オンしてゲートが開かれると、
低圧コイル22の高圧側端子23と中間タップ25との巻線部
N11間に発生しているパルスがショートされることにな
り、低圧コイル22における端子24,25間のコイル巻線部
分N12と、サイリスタ34と、保護ヒューズ32とによって
形成される閉回路のルートで大きな溶断電流が流れ、保
護ヒューズ32が溶断する。この結果、入力電源36から水
平偏向出力回路12に供給される一次側電流IBの供給が止
まり、フライバックトランス20の動作が停止する。これ
によって、高圧コイル26のレアショート部へのエネルギ
供給が遮断されショート部での発熱が止まり、フライバ
ックトランス20からの発煙・発火は未然に防止されるの
である。
アショートが発生すると、そのときのサイリスタ34のゲ
ート・カソード間電圧VGKは VGK=IBR1−i2R2 =(IBO+ΔIB)R1−i2R2 となる。この場合、レアショートが生じると電流分岐回
路を流れる電流i2も多少増加するが、このi2の増加分は
IBの増加分に較べれば十分に小さく、したがって、i2の
増加分はほとんど無視できる。つまりレアショートが生
じると、検出電圧の急激な増加分の電圧ΔIBR1がサイリ
スタ34のゲート・カソード間の電圧を増加させる方向に
加わり、VGKがサイリスタ34のトリガ電圧を速やかに越
えてサイリスタ34をオンさせて、ゲートを開く。このよ
うにサイリスタ34が一旦オンしてゲートが開かれると、
低圧コイル22の高圧側端子23と中間タップ25との巻線部
N11間に発生しているパルスがショートされることにな
り、低圧コイル22における端子24,25間のコイル巻線部
分N12と、サイリスタ34と、保護ヒューズ32とによって
形成される閉回路のルートで大きな溶断電流が流れ、保
護ヒューズ32が溶断する。この結果、入力電源36から水
平偏向出力回路12に供給される一次側電流IBの供給が止
まり、フライバックトランス20の動作が停止する。これ
によって、高圧コイル26のレアショート部へのエネルギ
供給が遮断されショート部での発熱が止まり、フライバ
ックトランス20からの発煙・発火は未然に防止されるの
である。
上記本実施例においては、感度アップ回路によって発生
した感度調整電圧i2R2をサイリスタ34のゲート側に加
え、該サイリスタ34のゲート・カソード間の電圧を減少
するように構成しているから、サイリスタ34のゲート・
カソード間の電圧を減少する分だけ検出抵抗器R1の抵抗
値を大きくできることになる。このように、検出抵抗器
33の抵抗値を大きくすれば、レアショートに伴う一次側
電流IBの増加に対応する電圧を大きい電圧として検出す
ることが可能となり、レアショートの検出感度を効果的
に高めることが可能になる。また、レアショートが発生
していない正常動作時には、この感度抵抗器40によって
作り出された感度調整電圧がサイリスタ34のゲート・カ
ソード間電圧を小さくする方向に作用するから、サイリ
スタ34のゲート側に多少の電圧変動が生じても、ゲート
・カソード間電圧がトリガ電圧を越えてゲートが開かれ
ることがなく、サイリスタ34の誤動作の問題は生じな
い。
した感度調整電圧i2R2をサイリスタ34のゲート側に加
え、該サイリスタ34のゲート・カソード間の電圧を減少
するように構成しているから、サイリスタ34のゲート・
カソード間の電圧を減少する分だけ検出抵抗器R1の抵抗
値を大きくできることになる。このように、検出抵抗器
33の抵抗値を大きくすれば、レアショートに伴う一次側
電流IBの増加に対応する電圧を大きい電圧として検出す
ることが可能となり、レアショートの検出感度を効果的
に高めることが可能になる。また、レアショートが発生
していない正常動作時には、この感度抵抗器40によって
作り出された感度調整電圧がサイリスタ34のゲート・カ
ソード間電圧を小さくする方向に作用するから、サイリ
スタ34のゲート側に多少の電圧変動が生じても、ゲート
・カソード間電圧がトリガ電圧を越えてゲートが開かれ
ることがなく、サイリスタ34の誤動作の問題は生じな
い。
ところで、サイリスタ34のオン動作の基準となるトリガ
電圧は温度が上がるにつれてほぼ直線的に減少する。こ
のトリガ電圧が低下すると、レアショートが発生しなく
ても、正常動作時のゲート・カソード間電圧VGKが許容
範囲内で多少増加すると、このVGKがサイリスタ34のト
リガ電圧を越えて同サイリスタ34のゲートが開かれると
いう誤動作の問題が生じる。本実施例においては、感度
アップ回路が前記のようにVGKを減少させる方向に作用
して誤動作を避ける方向に働くが、さらに確実に誤動作
を防止するには抵抗器38を正特性サーミスタや感温抵抗
体等、温度が上がると抵抗値が大きくなる素子で構成す
ることにより、サイリスタ34に対するほぼ完全な温度補
償を達成することが可能となる。
電圧は温度が上がるにつれてほぼ直線的に減少する。こ
のトリガ電圧が低下すると、レアショートが発生しなく
ても、正常動作時のゲート・カソード間電圧VGKが許容
範囲内で多少増加すると、このVGKがサイリスタ34のト
リガ電圧を越えて同サイリスタ34のゲートが開かれると
いう誤動作の問題が生じる。本実施例においては、感度
アップ回路が前記のようにVGKを減少させる方向に作用
して誤動作を避ける方向に働くが、さらに確実に誤動作
を防止するには抵抗器38を正特性サーミスタや感温抵抗
体等、温度が上がると抵抗値が大きくなる素子で構成す
ることにより、サイリスタ34に対するほぼ完全な温度補
償を達成することが可能となる。
本実施例の第1図に示す回路では、電流分岐回路が設け
られているから、サイリスタ34がゲートを開いて保護ヒ
ューズ32が溶断した後にも、入力電源36から電流分岐回
路を通って低圧コイル22の中間タップ25側に電流i2が流
れる。しかし、この電流i2は、感度抵抗器40と抵抗器38
の抵抗値が十分に大きいので僅かしか流れず、フライバ
ックトランス20がこのi2によって動作するという問題は
生じない。
られているから、サイリスタ34がゲートを開いて保護ヒ
ューズ32が溶断した後にも、入力電源36から電流分岐回
路を通って低圧コイル22の中間タップ25側に電流i2が流
れる。しかし、この電流i2は、感度抵抗器40と抵抗器38
の抵抗値が十分に大きいので僅かしか流れず、フライバ
ックトランス20がこのi2によって動作するという問題は
生じない。
上記本実施例によれば、高圧コイル26にレアショートが
発生した場合には保護ヒューズ32が溶断されるので、フ
ライバックトランス20の回路動作を停止状態にラッチす
ることとなる。したがって、フライバックトランス20を
正常なものと交換し、保護ヒューズ32を付け換えなけれ
ば回路が再動作しないこととなり、レアショートに起因
する発煙・発火事故をより安全に防止することができ
る。
発生した場合には保護ヒューズ32が溶断されるので、フ
ライバックトランス20の回路動作を停止状態にラッチす
ることとなる。したがって、フライバックトランス20を
正常なものと交換し、保護ヒューズ32を付け換えなけれ
ば回路が再動作しないこととなり、レアショートに起因
する発煙・発火事故をより安全に防止することができ
る。
また、第1図の回路では、高圧コイル26側にフォーカス
パック30を設けているが、このフォーカスパック30のケ
ースに穴があく等して絶縁不良をおこし、例えば、その
近傍位置にある金属シャーシ等とフォーカスパック30の
回路が放電を起こしたような場合にも一次側の電流IBが
増加し、サイリスタ34のオン動作によりゲートが開か
れ、同様に、保護ヒューズ32が溶断される。したがっ
て、本実施例の回路構成においては、高圧コイル26のレ
アショートばかりでなくフォーカスパック30からの放電
等の高圧側の異常が一次側電流の電流増加によって検出
され、直ちにサイリスタのゲートが開かれて保護ヒュー
ズの溶断が行われることから、高圧側の回路異常による
安全は、より一層効果的に図れることとなる。
パック30を設けているが、このフォーカスパック30のケ
ースに穴があく等して絶縁不良をおこし、例えば、その
近傍位置にある金属シャーシ等とフォーカスパック30の
回路が放電を起こしたような場合にも一次側の電流IBが
増加し、サイリスタ34のオン動作によりゲートが開か
れ、同様に、保護ヒューズ32が溶断される。したがっ
て、本実施例の回路構成においては、高圧コイル26のレ
アショートばかりでなくフォーカスパック30からの放電
等の高圧側の異常が一次側電流の電流増加によって検出
され、直ちにサイリスタのゲートが開かれて保護ヒュー
ズの溶断が行われることから、高圧側の回路異常による
安全は、より一層効果的に図れることとなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく様々
な実施の態様を採り得るものである。例えば、上記実施
例では、高圧出力回路と水平偏向出力回路とを分離しな
い回路構成を示したが、これを分離する場合は水平偏向
コイル17とS字補正コンデンサ18は不要となる。しかし
この場合においても水平偏向コイル17だけをダミーイン
ダクタンスに変更することもできる。
な実施の態様を採り得るものである。例えば、上記実施
例では、高圧出力回路と水平偏向出力回路とを分離しな
い回路構成を示したが、これを分離する場合は水平偏向
コイル17とS字補正コンデンサ18は不要となる。しかし
この場合においても水平偏向コイル17だけをダミーイン
ダクタンスに変更することもできる。
また、上記実施例ではゲート回路をサイリスタ34によっ
て構成しているが、このゲート回路は必ずしもサイリス
タ34を用いて構成する必要はなく、他の適宜の回路素
子、例えば、トランジスタ回路を組み合わせる等により
構成してもよい。
て構成しているが、このゲート回路は必ずしもサイリス
タ34を用いて構成する必要はなく、他の適宜の回路素
子、例えば、トランジスタ回路を組み合わせる等により
構成してもよい。
さらに、上記実施例では、入力電源36から分岐された電
流i2を電流分岐回路により低圧コイル22の中間タップ25
に流しているが、電流分岐回路の出力端を必ずしも低圧
コイル22の中間タップ25に接続する必要はなく、この電
流分岐回路の出力端をフライバックトランス20の一次側
の他の箇所に接続してもよい。
流i2を電流分岐回路により低圧コイル22の中間タップ25
に流しているが、電流分岐回路の出力端を必ずしも低圧
コイル22の中間タップ25に接続する必要はなく、この電
流分岐回路の出力端をフライバックトランス20の一次側
の他の箇所に接続してもよい。
本発明は以上説明したように、フライバックトランスの
高圧コイルにレアショートが発生した場合には、一次側
の電流の増加を一次側電流検出回路によって電圧に変換
して検出し、この検出電圧に基づいてゲート回路のゲー
トを開いて溶断電流を保護ヒューズに加え、保護ヒュー
ズの溶断によってフライバックトランスの動作を停止す
るように構成したものであるから、前記レアショートの
異常の検出と、その安全動作を確実に行うことが可能と
なる。しかも、このレアショートの検出に際し、本発明
では感度アップ回路を設けているから、レアショートの
検出制度は飛躍的に高められ、レアショートが発生した
場合にはこれを迅速に検出してその安全対策を早めに行
うことができるという優れた効果が得られる。しかも、
感度アップ回路は、電流分岐回路を流れる電流を利用し
て感度調整電圧を発生させ、この感度調整電圧をゲート
回路の第1と第2の電圧印加部間の電圧を減少する方向
に加えるので、レアショートのない正常動作時に、ゲー
ト回路のゲート側に多少の電圧変動が生じてもゲート回
路のトリガ電圧を越えることがなく、これにより、ゲー
ト回路が誤動作してゲートが開けられ、保護ヒューズが
溶断されるという問題を解消でき、回路動作の安定化を
図ることができる。
高圧コイルにレアショートが発生した場合には、一次側
の電流の増加を一次側電流検出回路によって電圧に変換
して検出し、この検出電圧に基づいてゲート回路のゲー
トを開いて溶断電流を保護ヒューズに加え、保護ヒュー
ズの溶断によってフライバックトランスの動作を停止す
るように構成したものであるから、前記レアショートの
異常の検出と、その安全動作を確実に行うことが可能と
なる。しかも、このレアショートの検出に際し、本発明
では感度アップ回路を設けているから、レアショートの
検出制度は飛躍的に高められ、レアショートが発生した
場合にはこれを迅速に検出してその安全対策を早めに行
うことができるという優れた効果が得られる。しかも、
感度アップ回路は、電流分岐回路を流れる電流を利用し
て感度調整電圧を発生させ、この感度調整電圧をゲート
回路の第1と第2の電圧印加部間の電圧を減少する方向
に加えるので、レアショートのない正常動作時に、ゲー
ト回路のゲート側に多少の電圧変動が生じてもゲート回
路のトリガ電圧を越えることがなく、これにより、ゲー
ト回路が誤動作してゲートが開けられ、保護ヒューズが
溶断されるという問題を解消でき、回路動作の安定化を
図ることができる。
また、本発明は回路素子の部品点数が少ないことで、回
路構成が極めて簡易化され、装置製造の容易化と装置コ
ストの低減化をともに図ることができるとともに、回路
動作の信頼性を高めることが可能である。また、本発明
では、電圧平滑回路によって鋸歯状成分や急峻な電圧変
動成分を取り除いているから、ゲート回路の動作が正確
なものとなり、レアショート等に対する安全をより確実
に図ることができ、回路動作の信頼性もより高いものと
なる。
路構成が極めて簡易化され、装置製造の容易化と装置コ
ストの低減化をともに図ることができるとともに、回路
動作の信頼性を高めることが可能である。また、本発明
では、電圧平滑回路によって鋸歯状成分や急峻な電圧変
動成分を取り除いているから、ゲート回路の動作が正確
なものとなり、レアショート等に対する安全をより確実
に図ることができ、回路動作の信頼性もより高いものと
なる。
さらに、本発明では一旦レアショートが検出された場合
には、保護ヒューズが溶断されるので、回路動作が停止
状態にラッチされることとなり、これにより、レアショ
ートに対する安全動作をより確実なものにできる。
には、保護ヒューズが溶断されるので、回路動作が停止
状態にラッチされることとなり、これにより、レアショ
ートに対する安全動作をより確実なものにできる。
さらに、本発明は二次側の異常を一次側の電流増加によ
って検出する構成であるから、レアショート以外の例え
ば電圧コイルに接続されるフォーカスパック回路からの
放電等の異常も検出して、その安全動作を行い得る。
って検出する構成であるから、レアショート以外の例え
ば電圧コイルに接続されるフォーカスパック回路からの
放電等の異常も検出して、その安全動作を行い得る。
さらに、高圧コイルのレアショートとその保護を図る本
発明の回路がフライバックトランスと一体型に形成でき
るので、回路のコンパクト化が図れるとともにその取り
扱いも容易となる。その上、前記レアショートの検出と
その保護を図る回路はフライバックトランスの一次側、
すなわち低圧コイル側の結線だけで構成できるから、フ
ライバックトランスに新たな端子を増設する面倒がな
く、その上、高圧発生回路のAC絶縁を図ることが容易と
なる。
発明の回路がフライバックトランスと一体型に形成でき
るので、回路のコンパクト化が図れるとともにその取り
扱いも容易となる。その上、前記レアショートの検出と
その保護を図る回路はフライバックトランスの一次側、
すなわち低圧コイル側の結線だけで構成できるから、フ
ライバックトランスに新たな端子を増設する面倒がな
く、その上、高圧発生回路のAC絶縁を図ることが容易と
なる。
第1図は本発明に係る高圧発生回路の一実施例を示す回
路図、第2図は従来の高圧発生回路に組み込まれている
レアショートの検出保護用の回路図である。 1……抵抗器、2……トランジスタ、3……コンデン
サ、4……ツェナーダイオード、5……トランジスタ、
6……フォトカプラ、7……トランジスタ、8,9……コ
ンデンサ、10……フォトカプラ、11……X線保護端子、
12……水平偏向出力回路、13……高圧回路、14……レア
ショート検出・保護回路、15……ダンパーダイオード、
16……共振コンデンサ、17……水平偏向コイル、18……
S字補正コンデンサ、19……水平出力トランジスタ、20
……フライバックトランス、21……高圧整流ダイオー
ド、22……低圧コイル、23……高圧側端子、24……低圧
側端子、25……中間タップ、26……高圧コイル、27……
ブラウン管、28……アノード、30……フォーカスパッ
ク、31……抵抗体、32……保護ヒューズ、33……検出抵
抗器、34……サイリスタ、35……平滑コンデンサ、36…
…入力電源、37,38,39……抵抗器、40……感度抵抗器、
41……コンデンサ、42……ダイオード。
路図、第2図は従来の高圧発生回路に組み込まれている
レアショートの検出保護用の回路図である。 1……抵抗器、2……トランジスタ、3……コンデン
サ、4……ツェナーダイオード、5……トランジスタ、
6……フォトカプラ、7……トランジスタ、8,9……コ
ンデンサ、10……フォトカプラ、11……X線保護端子、
12……水平偏向出力回路、13……高圧回路、14……レア
ショート検出・保護回路、15……ダンパーダイオード、
16……共振コンデンサ、17……水平偏向コイル、18……
S字補正コンデンサ、19……水平出力トランジスタ、20
……フライバックトランス、21……高圧整流ダイオー
ド、22……低圧コイル、23……高圧側端子、24……低圧
側端子、25……中間タップ、26……高圧コイル、27……
ブラウン管、28……アノード、30……フォーカスパッ
ク、31……抵抗体、32……保護ヒューズ、33……検出抵
抗器、34……サイリスタ、35……平滑コンデンサ、36…
…入力電源、37,38,39……抵抗器、40……感度抵抗器、
41……コンデンサ、42……ダイオード。
Claims (1)
- 【請求項1】フライバックパルスを発生出力する水平偏
向出力回路と、この水平偏向出力回路で発生したフライ
バックパルスを昇圧して、その昇圧出力をブラウン管の
アノードへ加えるフライバックトランスとを備えた高圧
発生回路において、フライバックトランスを構成する低
圧コイルの低圧端側に直列に接続される保護ヒューズ
と、この保護ヒューズに接続される入力電源と、第1の
電圧印加部と第2の電圧印加部とを備えこの第1の電圧
印加部と第2の電圧印加部との間の電圧がトリガ電圧を
越えた時にゲートを開き保護ヒューズに溶断電流を供給
するゲート回路と、前記低圧コイルを流れる一次側電流
を検出し、その電流検出値に対応する電圧を前記ゲート
回路の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部間に加える
一次側電流検出回路と、入力電源からの電流を前記一次
側電流検出回路に向かう電流と分岐させる電流分岐回路
と、この電流分岐回路を流れる電流を利用して感度調整
電圧を発生させ、この感度調整電圧を前記ゲート回路の
第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間の電圧を減
少する方向に加える感度アップ回路と、前記ゲート回路
の第1の電圧印加部と第2の電圧印加部との間に加わる
急峻なノイズ変動電圧を除去してゲート回路の誤動作を
防止する電圧平滑回路とを有していることを特徴とする
高圧発生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63323958A JPH0744646B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 高圧発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63323958A JPH0744646B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 高圧発生回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02170676A JPH02170676A (ja) | 1990-07-02 |
| JPH0744646B2 true JPH0744646B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=18160529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63323958A Expired - Fee Related JPH0744646B2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | 高圧発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744646B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63272281A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-09 | Murata Mfg Co Ltd | 高電圧発生装置 |
| JPS63309068A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Murata Mfg Co Ltd | 偏向装置 |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP63323958A patent/JPH0744646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02170676A (ja) | 1990-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |