JPH0745220B2 - プリント配線基板用のコンポジット型の積層板 - Google Patents
プリント配線基板用のコンポジット型の積層板Info
- Publication number
- JPH0745220B2 JPH0745220B2 JP61306595A JP30659586A JPH0745220B2 JP H0745220 B2 JPH0745220 B2 JP H0745220B2 JP 61306595 A JP61306595 A JP 61306595A JP 30659586 A JP30659586 A JP 30659586A JP H0745220 B2 JPH0745220 B2 JP H0745220B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven fabric
- twist
- yarns
- printed wiring
- warp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリント配線基板用のコンポジツト型の積層板
に関する。
に関する。
積層板もしくは銅張積層板は、基板に樹脂を含浸し乾燥
して得られたプリプレグを所定枚数積層し必要により表
面に銅箔を重ねて加熱加圧して製造される。銅張積層板
の主用途であるプリント配線板の分野においては、高密
度自動実装技術の進歩に伴ないプリント配線板の性能に
対する要求が一段と厳しくなり、プリント配線板の基板
である積層板について寸法安定性のよい反り及びねじれ
の少ないことが一層厳しく要求されている。
して得られたプリプレグを所定枚数積層し必要により表
面に銅箔を重ねて加熱加圧して製造される。銅張積層板
の主用途であるプリント配線板の分野においては、高密
度自動実装技術の進歩に伴ないプリント配線板の性能に
対する要求が一段と厳しくなり、プリント配線板の基板
である積層板について寸法安定性のよい反り及びねじれ
の少ないことが一層厳しく要求されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 積層板に反り・ねじれが生じる原因としては、積層板の
種類、製造方法及び材料の種類によりその程度は若干異
なるが、次の理由が考えられる。
種類、製造方法及び材料の種類によりその程度は若干異
なるが、次の理由が考えられる。
即ち (イ) 製造工程に於ける経方向、緯方向の張力差の存
在、 (ロ) プレス圧力の付与、 (ハ) マトリツクス樹脂のプレス時の流れ、及び (ニ) 温度差と線膨張計数の差とに起因して膨張ある
いは収縮量が基材とマトリツクス樹脂とで異なること、 等によつて応力・歪が主として応力担体である基材織物
あるいは織物と不織物に作用し、その結果反り・ねじれ
が生じると考えられており、従来技術による積層板では
この反り・ねじが大きいためプリント配線板を設ける自
動装置が作動中断あるいは作動不能になることがあつ
た。
在、 (ロ) プレス圧力の付与、 (ハ) マトリツクス樹脂のプレス時の流れ、及び (ニ) 温度差と線膨張計数の差とに起因して膨張ある
いは収縮量が基材とマトリツクス樹脂とで異なること、 等によつて応力・歪が主として応力担体である基材織物
あるいは織物と不織物に作用し、その結果反り・ねじれ
が生じると考えられており、従来技術による積層板では
この反り・ねじが大きいためプリント配線板を設ける自
動装置が作動中断あるいは作動不能になることがあつ
た。
本発明者は、上記従来知られていた原因に加えて次のよ
うな反り・ねじれ発生原因を見い出した。即ち積層板の
基材となる織物自体に内部応力・歪の発生要因がある
と、前記(イ)〜(ニ)の要因による外部からの応力・
歪はまとまつた形で織物自体の内部応力・歪に加わるこ
とになり、結果として大きな応力・歪となり積層板の反
り・ねじれとなつて現われるので、この反り・ねじりを
減少させるためには織物自体の内部応力・歪を少なくす
ることが必要である。
うな反り・ねじれ発生原因を見い出した。即ち積層板の
基材となる織物自体に内部応力・歪の発生要因がある
と、前記(イ)〜(ニ)の要因による外部からの応力・
歪はまとまつた形で織物自体の内部応力・歪に加わるこ
とになり、結果として大きな応力・歪となり積層板の反
り・ねじれとなつて現われるので、この反り・ねじりを
減少させるためには織物自体の内部応力・歪を少なくす
ることが必要である。
本発明の目的は従来技術の上記問題点を解消し、良好な
表面平滑性を有するとともに反り捩じりの少ないプリン
ト配線基板用のコンポジツト型の積層板を得ることであ
る。本発明の目的を達成するプリント配線基板用のコン
ポジツト型の積層板は、複数の重ね合わされた不織布の
層と、該不織布の層の両側で該不織布の層に重ね合わさ
れた織物の層と、該不織布の層及び織物の層に含浸され
且つこれらの層を一体化している化合樹脂とを有し、該
織物はガラス繊維系の経糸及び緯糸から成り、該ガラス
繊維糸の撚り数は0.5−2.0t/25mmであり、該経糸及び緯
糸のうち少なくとも経糸はS撚り糸とZ撚り糸とが交互
に配置されていることを特徴とする。
表面平滑性を有するとともに反り捩じりの少ないプリン
ト配線基板用のコンポジツト型の積層板を得ることであ
る。本発明の目的を達成するプリント配線基板用のコン
ポジツト型の積層板は、複数の重ね合わされた不織布の
層と、該不織布の層の両側で該不織布の層に重ね合わさ
れた織物の層と、該不織布の層及び織物の層に含浸され
且つこれらの層を一体化している化合樹脂とを有し、該
織物はガラス繊維系の経糸及び緯糸から成り、該ガラス
繊維糸の撚り数は0.5−2.0t/25mmであり、該経糸及び緯
糸のうち少なくとも経糸はS撚り糸とZ撚り糸とが交互
に配置されていることを特徴とする。
積層板の基材に使用されるガラス織物は以前は合撚糸織
物が主流であつたが、現在は価格の問題及び積層板製造
工程の1つであるプリプレグを作る工程での織物の樹脂
含浸性の問題により単糸織物が主流となつている。単糸
織物とは、織物を構成している糸が甘撚り(撚り数の小
さいこと)の片撚糸で構成されている織物である。この
糸の番手範囲は、Tex表示で5〜300、好ましくは20〜14
0である。糸を構成するフイラメントの形状、太さ等に
ついては特別の限定を必要とせず、樹脂との接着性を阻
害しないものならばよい。糸の撚り数は0.5−2.0t/25mm
である。ガラス繊維糸の撚数が0.5t(回)/25mm未満の
場合は糸の集束性が悪くなるため製織時に良好な作業性
が得られず且つ毛羽立ちが発生しやすい。特にガラス繊
維糸の場合はしごきや摩擦に対しフィラメントが破断
し、毛羽立ちが発生しやすい。表面に毛羽立ちのあるガ
ラス繊維を含む繊維で作られた織物に樹脂を含浸させて
積層板を作ると積層板表面の粗さが大きくなる。プリン
ト配線基板用のコンポジツト型の積層板の場合は、回路
幅が狭くなり配線密度が高くなってきているため、表面
平滑性(表面粗さ)が数μmのオーダーで問題とされ
る。従って表面に毛羽立ちのあるガラス繊維織物は表面
粗さをそれほど問題にしないFRP用の積層板としては使
用可能であるがプリント配線基板用としては使用できな
い。一方、ガラス繊維糸の撚数が2.0t(回)/25mmより
大きい場合は糸の取扱い性が悪くなり製織性に悪影響を
与える。これはプリント配線基板用のガラス繊維織物の
場合、樹脂の含浸性等の問題から片撚り糸が用いられる
(即ち片撚り糸のガラス繊維織物には樹脂が良好に含浸
される)。従って撚り数が2.0t(回)/25mmより大きく
なると走行中の糸が停止したりした場合に糸が絡み合っ
てしまい切断や毛羽立ちの原因となりやすい。
物が主流であつたが、現在は価格の問題及び積層板製造
工程の1つであるプリプレグを作る工程での織物の樹脂
含浸性の問題により単糸織物が主流となつている。単糸
織物とは、織物を構成している糸が甘撚り(撚り数の小
さいこと)の片撚糸で構成されている織物である。この
糸の番手範囲は、Tex表示で5〜300、好ましくは20〜14
0である。糸を構成するフイラメントの形状、太さ等に
ついては特別の限定を必要とせず、樹脂との接着性を阻
害しないものならばよい。糸の撚り数は0.5−2.0t/25mm
である。ガラス繊維糸の撚数が0.5t(回)/25mm未満の
場合は糸の集束性が悪くなるため製織時に良好な作業性
が得られず且つ毛羽立ちが発生しやすい。特にガラス繊
維糸の場合はしごきや摩擦に対しフィラメントが破断
し、毛羽立ちが発生しやすい。表面に毛羽立ちのあるガ
ラス繊維を含む繊維で作られた織物に樹脂を含浸させて
積層板を作ると積層板表面の粗さが大きくなる。プリン
ト配線基板用のコンポジツト型の積層板の場合は、回路
幅が狭くなり配線密度が高くなってきているため、表面
平滑性(表面粗さ)が数μmのオーダーで問題とされ
る。従って表面に毛羽立ちのあるガラス繊維織物は表面
粗さをそれほど問題にしないFRP用の積層板としては使
用可能であるがプリント配線基板用としては使用できな
い。一方、ガラス繊維糸の撚数が2.0t(回)/25mmより
大きい場合は糸の取扱い性が悪くなり製織性に悪影響を
与える。これはプリント配線基板用のガラス繊維織物の
場合、樹脂の含浸性等の問題から片撚り糸が用いられる
(即ち片撚り糸のガラス繊維織物には樹脂が良好に含浸
される)。従って撚り数が2.0t(回)/25mmより大きく
なると走行中の糸が停止したりした場合に糸が絡み合っ
てしまい切断や毛羽立ちの原因となりやすい。
織物の構成について、打ち込み密度は20〜80本/25mm、
織物の質量は30〜400g/m2好ましくは50〜350g/m2であ
り、織物の織り方は平織、朱子織、綾織等が使用でき
る。
織物の質量は30〜400g/m2好ましくは50〜350g/m2であ
り、織物の織り方は平織、朱子織、綾織等が使用でき
る。
一般に、積層板の基材として使用される織物は、マトリ
ツクス樹脂との接着を向上させる為に種々の処理剤によ
る処理が施されるが、これらの種類及び塗付量等につい
ても特に限定されない。
ツクス樹脂との接着を向上させる為に種々の処理剤によ
る処理が施されるが、これらの種類及び塗付量等につい
ても特に限定されない。
また織物の均一性及び経糸、緯糸の目曲がり等について
も本発明は特に限定されず、これらが改良されれば本発
明による効果も一層改良される。
も本発明は特に限定されず、これらが改良されれば本発
明による効果も一層改良される。
本発明の対象とする積層板の厚さは0.1〜5.0mmの場合で
あり、本発明の効果が最も顕著に現われるのは1.0〜3.0
mmの厚さの積層板である。この0.1〜5.0mmの厚さ範囲外
の積層板では、本発明の効果は理論的には考えられる
が、実際上は本発明構成の効果が生じなくなる。
あり、本発明の効果が最も顕著に現われるのは1.0〜3.0
mmの厚さの積層板である。この0.1〜5.0mmの厚さ範囲外
の積層板では、本発明の効果は理論的には考えられる
が、実際上は本発明構成の効果が生じなくなる。
積層板のマトリツクス樹脂としては、エポキシ樹脂、フ
エノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹
脂、また弗素系樹脂等の熱可塑性樹脂等が使用できる。
あるいはこれらの樹脂を複数種類混合してマトリツクス
樹脂として使用することもできる。
エノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹
脂、また弗素系樹脂等の熱可塑性樹脂等が使用できる。
あるいはこれらの樹脂を複数種類混合してマトリツクス
樹脂として使用することもできる。
本発明の積層板は、前記構成の織物を従来公知の方法に
よりマトリツクス樹脂で処理してプリプレグを形成し、
このプリプレグを複数枚積層し、必要に応じて両面ある
いは片面に金属箔を重ね、加熱・加圧することにより得
られる。
よりマトリツクス樹脂で処理してプリプレグを形成し、
このプリプレグを複数枚積層し、必要に応じて両面ある
いは片面に金属箔を重ね、加熱・加圧することにより得
られる。
更に本発明のコンポジツト型の積層板は、前記織物と不
織布とを組合せて基材として使用し、これらに前記樹脂
を含浸処理してプリプレグを形成し、このプリプレグを
複数枚積層した後、加熱・加圧して得られる。
織布とを組合せて基材として使用し、これらに前記樹脂
を含浸処理してプリプレグを形成し、このプリプレグを
複数枚積層した後、加熱・加圧して得られる。
積層板の反り・ねじれの発生要因としては前記したよう
に成形時に発生する要旨と、基材自体が有する要因とが
ある。基材自体が有する反り・ねじれ発生要因として
は、織物の緯糸の目曲りが従来考えられていた。本発明
者は、この他に織物の構成自体に反り・ねじれの要因が
存在することを知見した。例えば積層板に使用されるガ
ラス単糸織物の場合、糸が甘撚りの片撚糸であり、積層
板製造途中の脱油工程における熱セツト効果及びその後
の表面処理工程におけるセツト効果により、撚りの偏り
による歪が仮押えられているため、従来はこの織物自体
の反り・ねじれ要因として撚りの偏りに気がつかなかつ
たと考えられる。本発明者は、積層板の反り・ねじれの
問題を研究している過程でこの織物自体の反り・ねじれ
要因としての撚りの偏りに気がつき、織物の経糸及び緯
糸のうち少なくとも経糸に関し、隣接する2つの糸の撚
り方向を互いに逆方向とすることにより即ちS撚糸とZ
撚糸とを交互に配置することにより、積層板の反り・ね
じれを減少させることを見出した。また本発明者は、積
層板に使用されている単糸織物の場合に樹脂が含浸さ
れ、加熱・加圧される過程で上記の仮押えの効果が無く
なり、成形時に発生する反り・ねじれ要因との相互作用
により反り・ねじれが発生することを見出した。
に成形時に発生する要旨と、基材自体が有する要因とが
ある。基材自体が有する反り・ねじれ発生要因として
は、織物の緯糸の目曲りが従来考えられていた。本発明
者は、この他に織物の構成自体に反り・ねじれの要因が
存在することを知見した。例えば積層板に使用されるガ
ラス単糸織物の場合、糸が甘撚りの片撚糸であり、積層
板製造途中の脱油工程における熱セツト効果及びその後
の表面処理工程におけるセツト効果により、撚りの偏り
による歪が仮押えられているため、従来はこの織物自体
の反り・ねじれ要因として撚りの偏りに気がつかなかつ
たと考えられる。本発明者は、積層板の反り・ねじれの
問題を研究している過程でこの織物自体の反り・ねじれ
要因としての撚りの偏りに気がつき、織物の経糸及び緯
糸のうち少なくとも経糸に関し、隣接する2つの糸の撚
り方向を互いに逆方向とすることにより即ちS撚糸とZ
撚糸とを交互に配置することにより、積層板の反り・ね
じれを減少させることを見出した。また本発明者は、積
層板に使用されている単糸織物の場合に樹脂が含浸さ
れ、加熱・加圧される過程で上記の仮押えの効果が無く
なり、成形時に発生する反り・ねじれ要因との相互作用
により反り・ねじれが発生することを見出した。
従つて、少なくとも経糸の撚り方向を交互にS撚りとZ
撚りにすることにより、撚りの偏りによる織物全体に内
存する歪を減少させ、結果としてこの織物を基材として
使用した積層板の反り・ねじれを減少させた。
撚りにすることにより、撚りの偏りによる織物全体に内
存する歪を減少させ、結果としてこの織物を基材として
使用した積層板の反り・ねじれを減少させた。
積層板に使用されている従来の織物の場合、緯糸も撚り
が一方向に偏り、織物全体の歪の要因となつているの
で、経糸だけでなく緯糸についても撚方向を交互に逆と
した構成とすることが好ましい。最近のair jet機械で
は、緯糸を1本毎に異なる撚りの糸を使用して打ち込む
ことが可能なので、これを利用して経糸に加えて緯糸に
ついてもS撚りとZ撚りとを交互に配置することができ
る。これにより積層板の反り及びねじりを更に少なくす
ることができる。
が一方向に偏り、織物全体の歪の要因となつているの
で、経糸だけでなく緯糸についても撚方向を交互に逆と
した構成とすることが好ましい。最近のair jet機械で
は、緯糸を1本毎に異なる撚りの糸を使用して打ち込む
ことが可能なので、これを利用して経糸に加えて緯糸に
ついてもS撚りとZ撚りとを交互に配置することができ
る。これにより積層板の反り及びねじりを更に少なくす
ることができる。
−実施例1− 本発明のプリント配線基板用のコンポジット型積層板の
ガラス織物としてMIL規格の7628タイプのガラス織物を
使用した2種類(即ち本発明の構成を有するものと比較
例の2種類)を使用し、各ガラス織物の経糸についてそ
れぞれS撚りとZ撚りの糸を交互に使用して且つ0.5−
2.0t/25mmの撚り数の経糸及び緯糸を使用して製織し、
公知方法により脱油及び表面処理し第1表に示すガラス
繊維を製造した。比較例としては、同じ7628タイプのガ
ラス織物に関し従来技術に従ってZ撚りのみの糸を使用
して製織し同じように第1表に示すガラス繊維を製造し
た。
ガラス織物としてMIL規格の7628タイプのガラス織物を
使用した2種類(即ち本発明の構成を有するものと比較
例の2種類)を使用し、各ガラス織物の経糸についてそ
れぞれS撚りとZ撚りの糸を交互に使用して且つ0.5−
2.0t/25mmの撚り数の経糸及び緯糸を使用して製織し、
公知方法により脱油及び表面処理し第1表に示すガラス
繊維を製造した。比較例としては、同じ7628タイプのガ
ラス織物に関し従来技術に従ってZ撚りのみの糸を使用
して製織し同じように第1表に示すガラス繊維を製造し
た。
第1表に示された2種類のガラス繊維のそれぞれとエポ
キシ樹脂(FR−4タイプ)とを使用して公知方法により
プリプレグを作った。
キシ樹脂(FR−4タイプ)とを使用して公知方法により
プリプレグを作った。
次にこのガラス繊維のプレプレグとガラスペーパー即ち
ガラス不織布を使用したプリプレグを組み合わせて積層
板(通常はコンポジット積層板と称する)を公知方法に
より作った。その製造工程は以下のとおりであった。ガ
ラスペーパーは100g/m2のものを使用し、これとエポキ
シ樹脂(FR−4タイプ)とにより樹脂量67%でガラスペ
ーパープリプレグを作り、一方ガラス織物は211g/m2の
ものを使用し、これとエポキシ樹脂(FR−4タイプ)と
により樹脂量42%でガラス織物プリプレグを作り、ガラ
スペーパープリプレグを4枚重ね且つその最上・下面に
ガラス織物プリプレグをそれぞれ1枚ずつ配置し更にそ
の両面に厚さ18μmの銅箔を重ね、圧力30kg/cm2、温度
170℃で90分保持して2種類積層板(コンポジット積層
板)を作った。この積層板の寸法は45cm×45cmであり厚
さは1.6mmであった。
ガラス不織布を使用したプリプレグを組み合わせて積層
板(通常はコンポジット積層板と称する)を公知方法に
より作った。その製造工程は以下のとおりであった。ガ
ラスペーパーは100g/m2のものを使用し、これとエポキ
シ樹脂(FR−4タイプ)とにより樹脂量67%でガラスペ
ーパープリプレグを作り、一方ガラス織物は211g/m2の
ものを使用し、これとエポキシ樹脂(FR−4タイプ)と
により樹脂量42%でガラス織物プリプレグを作り、ガラ
スペーパープリプレグを4枚重ね且つその最上・下面に
ガラス織物プリプレグをそれぞれ1枚ずつ配置し更にそ
の両面に厚さ18μmの銅箔を重ね、圧力30kg/cm2、温度
170℃で90分保持して2種類積層板(コンポジット積層
板)を作った。この積層板の寸法は45cm×45cmであり厚
さは1.6mmであった。
本発明のこの実施例による積層板と比較例の積層板とを
JIS C 6481.5.4.3に定められた試験方法により反り・ね
じれを測定した。その結果を第2表に示す。
JIS C 6481.5.4.3に定められた試験方法により反り・ね
じれを測定した。その結果を第2表に示す。
試料寸法:450mm×450mm両面同箔付 *加熱条件:プレス成形後170℃で30分加熱 第2表から明らかなように本発明の実施例によるプリン
ト配線基板用のコンポジット型の積層板においては、比
較例である従来型プリント配線基板用のコンポジット積
層板と比較して反り・ねじれが大幅に減少することが確
認された。
ト配線基板用のコンポジット型の積層板においては、比
較例である従来型プリント配線基板用のコンポジット積
層板と比較して反り・ねじれが大幅に減少することが確
認された。
また、この実施例で使用した7628タイプのガラス織物
は、ECG 75 1/0の糸であり、モノフィラメント径が9μ
mのガラス繊維を400本集束したものである。従ってフ
ィラメントが切断した毛羽立ちした場合、このフィラメ
ントから作られたガラス織物に樹脂を含浸してプリプレ
グを製造すると毛羽立ち部分が樹脂溜まりとなってしま
い、積層板成形時にプレスしても積層板表面にブツとい
われる小さな突起状として残りプリント配線基板用のコ
ンポジツト型の積層類としては不良品となるが、、本実
施例では撚り数が0.5−2.0t/25mmであるガラス繊維糸を
使用しているので毛羽立ちが発生せず表面平滑性が良好
であると共に反り捩じりの少ないプリント配線基板用の
コンポジツト型の積層板が製造できた。
は、ECG 75 1/0の糸であり、モノフィラメント径が9μ
mのガラス繊維を400本集束したものである。従ってフ
ィラメントが切断した毛羽立ちした場合、このフィラメ
ントから作られたガラス織物に樹脂を含浸してプリプレ
グを製造すると毛羽立ち部分が樹脂溜まりとなってしま
い、積層板成形時にプレスしても積層板表面にブツとい
われる小さな突起状として残りプリント配線基板用のコ
ンポジツト型の積層類としては不良品となるが、、本実
施例では撚り数が0.5−2.0t/25mmであるガラス繊維糸を
使用しているので毛羽立ちが発生せず表面平滑性が良好
であると共に反り捩じりの少ないプリント配線基板用の
コンポジツト型の積層板が製造できた。
本発明のプリント配線基板用のコンポジット型積層板で
は、ガラス繊維糸から成る基材織物の少なくとも経糸に
関し撚り方向の偏りがなくされていることにより基材識
物自体に従来あった内部応力が減少し、この基材織物を
使用して作られた積層板は、従来技術による積層板と比
較して反り・ねじれを著しく減少させることが可能とな
った。これにより特に印刷配線板としてこの積層板をト
ラブルなしに高密度自動実装装置で処理となった。ま
た、本発明の積層板は,使用されている基材織物の構成
糸であるガラス繊維糸の撚り数が0.5−2.0t(回)/25mm
であることにより、表面平滑性の良好なプリント配線基
板用の積層板が製造できた。
は、ガラス繊維糸から成る基材織物の少なくとも経糸に
関し撚り方向の偏りがなくされていることにより基材識
物自体に従来あった内部応力が減少し、この基材織物を
使用して作られた積層板は、従来技術による積層板と比
較して反り・ねじれを著しく減少させることが可能とな
った。これにより特に印刷配線板としてこの積層板をト
ラブルなしに高密度自動実装装置で処理となった。ま
た、本発明の積層板は,使用されている基材織物の構成
糸であるガラス繊維糸の撚り数が0.5−2.0t(回)/25mm
であることにより、表面平滑性の良好なプリント配線基
板用の積層板が製造できた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/03 7011−4E
Claims (3)
- 【請求項1】複数の重ね合わされた不織布の層と、 該不織布の層の両側で該不織布の層に重ね合わされた織
物の層と、 該不織布の層及び織物の層に含浸され且つこれらの層を
一体化している合成樹脂とを有し、 該織物はガラス繊維系の経糸及び緯糸から成り、該ガラ
ス繊維糸の撚り数は0.5−2.0t/25mmであり、該経糸及び
緯糸のうち少なくとも経糸はS撚り糸とZ撚り糸とが交
互に配置されている、プリント配線基板用のコンポジツ
ト型の積層板。 - 【請求項2】織物の経糸を構成しているS撚り糸とZ撚
り糸の撚数が同じである、特許請求の範囲第1項のコン
ポジツト型の積層板。 - 【請求項3】両面または片面に銅箔が接合されている、
特許請求の範囲第1項のコンポジツト型の積層板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306595A JPH0745220B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | プリント配線基板用のコンポジット型の積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306595A JPH0745220B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | プリント配線基板用のコンポジット型の積層板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63159042A JPS63159042A (ja) | 1988-07-01 |
| JPH0745220B2 true JPH0745220B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=17958959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61306595A Expired - Lifetime JPH0745220B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | プリント配線基板用のコンポジット型の積層板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745220B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2624153B2 (ja) * | 1993-11-26 | 1997-06-25 | 日本電気株式会社 | カラー受像管の露光装置 |
| JP2005153273A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Nitto Denko Corp | 樹脂シート、液晶セル基板、液晶表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置用基板、エレクトロルミネッセンス表示装置および太陽電池用基板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6122160Y2 (ja) * | 1977-09-19 | 1986-07-02 | ||
| JPS6336060Y2 (ja) * | 1985-10-31 | 1988-09-26 |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61306595A patent/JPH0745220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63159042A (ja) | 1988-07-01 |
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