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JPH0745940B2 - 吸音・暖房パーテイシヨン - Google Patents
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JPH0745940B2 - 吸音・暖房パーテイシヨン - Google Patents

吸音・暖房パーテイシヨン

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Publication number
JPH0745940B2
JPH0745940B2 JP25542792A JP25542792A JPH0745940B2 JP H0745940 B2 JPH0745940 B2 JP H0745940B2 JP 25542792 A JP25542792 A JP 25542792A JP 25542792 A JP25542792 A JP 25542792A JP H0745940 B2 JPH0745940 B2 JP H0745940B2
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JP
Japan
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porous sintered
partition
panel heater
sintered plate
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP25542792A
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Inventor
俊輔 鈴木
Original Assignee
エヌデーシー株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の床面と天井面と
の間の簡易間仕切りや、可動式又は非可動式衝立のよう
なパーテイシヨンに関し、詳しくは吸音・暖房パーテイ
シヨンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】近年、パーテイシヨンによ
る事務室の簡易間仕切り構造が急速に普及し、これに伴
つてパーテイシヨンに対する多機能化を求める趨勢にあ
る。その1つとして、吸音機能を付与した吸音パーテイ
シヨンは、隣接する事務作業騒音を遮断することから快
適なオフイス空間を創出する1手段として好まれ、これ
に対応して、本発明者等は既に実願昭63−12800
9号において、優れた吸音性能を有するパーテイシヨン
を提案した。
【0003】この吸音パーテイシヨンによれば、高剛性
板の少なくとも一面と空間を介して連通孔を有するAl
多孔質焼結板を配した壁体を有するパーテイシヨンであ
つて、騒音は前記Al多孔質焼結板の連通孔部で空気振
動が摩擦され、熱エネルギに変わることによつて減音さ
れる作用をもつ。入力音のみならず前記高剛性板にて反
射された反射音も、同様な作用を受けて効果的に減音さ
れる。
【0004】ところで、事務室空間の有効利用を図り、
また就業者がパーテイシヨン近傍で事務作業を行うこと
から、上記のような吸音パーテイシヨンに加え、パーテ
イシヨン自体に暖房機能を兼備させたいとする要求も多
い。こうした利用者側のニーズは、室内の集中暖房によ
る画一的な暖房環境では、場所の差異による温度差、快
適温に対する個人差等もあるため、個人作業空間に近い
位置に配設されるパーテイシヨンに暖房機能を求めよう
とするものである。しかしながら、従来のパーテイシヨ
ンにあつては、吸音性能に特徴をもつものはあつても吸
音と暖房を兼備するパーテイシヨンは出現されるに至つ
ていないのが現状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、パネルヒータの放熱面に対し、所定厚さの空気層を
介在させて、連通孔を有するAl多孔質焼結板を配置
し、該パネルヒータとAl多孔質焼結板とを一体に組付
けたことを特徴とする吸音・暖房パーテイシヨンであ
る。そして、パネルヒータの背後に断熱材を配設し、か
つ断熱材の表面に鉄板を配設することができ、更に、A
l多孔質焼結板は、空孔率30〜60%のものとするこ
とができる。
【0006】
【作用】しかして、この発明によれば、吸音・暖房パー
テイシヨンを備えた室内においては、室内騒音がAl多
孔質焼結板の多数の連通孔に侵入した際、空気振動が摩
擦され、熱エネルギーに変換されて吸音される。Al多
孔質焼結板を通過した一部の空気振動は、空気層を伝播
して、パネルヒータの放熱面にて反射し、再びAl多孔
質焼結板の連通孔に侵入し、エネルギーロスを受けて吸
音される。その際、所定厚さの空気層の存在が、吸音を
促す。
【0007】一方、パネルヒータから放射される熱線、
特に遠赤外線は、Al多孔質焼結板の連通孔を容易に通
過し、室内に供給され、暖房に供される。パネルヒータ
が、遠赤外線を発生するものとすれば、暖房効果が良好
である。パネルヒータの背後に断熱材を配設すれば、パ
ネルヒータの熱効率を一層向上させることができ、断熱
材の表面に鉄板を配設すれば、パーテイシヨンの外形状
を維持することができる。
【0008】この吸音及び熱線通過の両機能を良好に発
揮させるために、Al多孔質焼結板の空孔率を、30〜
60%に設定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1中において符号1は連通孔を有するA
l多孔質焼結板であり、パネルヒータ2の放熱面2aと
の間に所定厚さLの空気層Oを介して配置する。具体的
には、パネルヒータ2の放熱面2aとAl多孔質焼結板
1との間にスペーサを兼ねる図外の支持部材を介装して
一体に連結し、又はAl多孔質焼結板1及びパネルヒー
タ2の四周を高剛性板で囲繞して、所定厚さLの空気層
Oを確保する。
【0010】Al多孔質焼結板1は、独立気泡ではなく
連通孔を有することが重要で、騒音すなわち空気振動を
この連通孔部分で熱エネルギに変換し、消音する。しか
して、空孔率は、吸音性能及び熱線通過性能に大きな影
響を与えるため、30〜60%の範囲に選定した。この
ような多孔質材は、例えば特公昭56−11375号公
報に開示される方法、すなわちAl又はAl合金の粉粒
状ベース材に対し、この粉粒状ベース材より少なくとも
融点が10℃以上低いAl合金からなる粉粒状材を混合
し、これを実質的に無加圧状態でかつ非酸化性雰囲気中
にて焼結する方法によつて、容易に得られるものであ
る。
【0011】このような構造のパーテイシヨンにおい
て、パネルヒータ2の放熱面2a及びAl多孔質焼結板
1は共に、適度の剛性を備え自由変形し難い剛体である
ため、空気層Oは比較的高精度の平行平面によつて区画
されている。そして、Al多孔質焼結板1の吸音面側か
ら入射し、連通孔を一旦通過した一部の空気振動は、パ
ネルヒータ2の放熱面2aで反射し、反射した空気振動
は再度連通孔を通過する際、熱エネルギに変換され、良
好に消音される。
【0012】また、所定厚さLの空気層Oは、とりわけ
吸音性能にとつて重要である。図2は、厚さ2.5mmの
前記Al多孔質焼結板1の残響室法吸音率特性を示し、
空気の透過を許容させない剛板(パネルヒータ2の放熱
面2aに該当する。)と前記Al多孔質焼結板1とを並
列配置させ、空気層Oの厚さLとして50mmの間隙をと
つたものがA曲線であり、B曲線は空気層Oの厚さLと
して100mmをとつたもの、C曲線及びD曲線は空気層
Oの厚さLとしてそれぞれ150mm,200mmをとつた
ものである。
【0013】かくして、Al多孔質焼結板1とパネルヒ
ータ2の放熱面2aとの間の空気層Oの厚さLを50mm
としたものが、図2のA曲線に該当し、1000〜20
00HZ の騒音は80%以上が吸収され、また500H
Z 付近の騒音は57%程度が吸収されることになる。通
常の事務所内では、人の会話音である500〜1000
Z を騒音として考慮すればよく、また印字プリンタ等
では概ね1500〜3KHZ を問題にすればよい。かく
して、一般の事務所内騒音に対し、空気層Oの厚さLが
上記の約50mmに決定される。理論的には、空気層Oの
厚さLは、発生騒音の中心周波数の波長λの約1/4に
設定し、粒子速度が大きな場所で運動エネルギーを熱エ
ネルギーに変換することが、良好な吸音効果を得る上で
望ましい。
【0014】一方、パネルヒータ2を電源に接続すれ
ば、熱線Hが放出される。この熱線Hは、Al多孔質焼
結板1の連通孔を通過して事務室空間、すなわち可動式
若しくは固定式のパーテイシヨン近傍の人間に直接作用
する。その際、Al多孔質焼結板1が熱線Hを拡散する
熱拡散板としても機能する。とりわけパネルヒータ2の
熱線Hが遠赤外線である場合には、輻射熱が人体に吸収
され易く、室内温度の不必要な上昇をもたらすことが少
ないため、効果的であり、この発明にあつては好ましく
は遠赤外線パネルヒータが採用される。パネルヒータ2
の熱線Hは、従来のパーテイシヨンにあつては、その最
表層が通常鉄板で構成されているため、遮断され、暖房
効果が得られないが、この発明にあつては、最表層がA
l多孔質焼結板1であるので、有効な室内熱線放出が可
能となるほか、Al自体の良好な熱伝導性のため、熱線
1 の伝熱による熱拡散及びウオーミングが著しく早
く、Al多孔質焼結板1の昇温が促されると共に過熱が
防止される。
【0015】図3はパネルヒータ2として900Wの遠
赤外線パネルヒータを用い、空気層Oの厚さLを50mm
に設定し、厚さ2.5mmのAl多孔質焼結板1の表面温
度すなわち吸音面温度と所要の時間との関係を直線aに
て示し、参考例として厚さ5mmの木板及び厚さ1mmの鉄
板の同様の特性を、それぞれ直線b及び直線cとして併
記した。但し、測定時の室内温度は、12℃に保持し
た。同図から知られるように、表面温度が例えば40℃
に到達するのに要する時間は、Al多孔質焼結板1にあ
つては約15秒、鉄板にあつては約20分、また木板に
あつては2時間経過しても30℃前後であつた。
【0016】更に、パネルヒータ2の背後には、必要に
応じて断熱材5を適宜に充填することができる。断熱材
5としては、グラスウール、ポリスチレン、ポリウレタ
ン等があるが、これらの充填により、パネルヒータ2の
熱効率を一層向上させることができる。
【0017】4は断熱材5の背後表面に配設され、Al
多孔質焼結板1の吸音面と反対面となるパーテイシヨン
面を構成する鉄板であり、パーテイシヨンの外形状を維
持する機能がある。この鉄板4は、カラー鋼板として見
栄えを考慮してもよく、また鉄板4の背後に繊維布6を
貼着し、外観の一層の向上を図ることもできる。
【0018】ところで、この発明は、簡易間仕切りのパ
ーテイシヨンに広く適用が可能であり、床面より天井面
にまで全面付設されるパーテイシヨン、又は床面より天
井面までの間に開口を有するパーテイシヨン、更には、
衝立式のパーテイシヨンのいずれに対しても適用が可能
である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明によって理解されるように、
本発明によれば、下記の諸効果が得られる。 (1)連通孔を有するAl多孔質焼結板の吸音性能及び
熱線通過性能を利用して、室内吸音及び室内暖房の両機
能が同時に発揮される吸音・暖房パーテイシヨンが得ら
れる。 (2)吸音板であるAl多孔質焼結板とパネルヒータと
が各々の目的機能に応じて相互に補完し合う結果、複雑
な内部構成とならず、簡素な構成で吸音性能と暖房性能
とを合わせもつパーテイシヨンが得られる。
【0020】(3)暖房手段であるパネルヒータが露出
せず、Al多孔質焼結板によつて覆われる構造のため、
表面デザイン設計の自由度が増す。 (4)暖房に際しては、吸音板としてのAl多孔質焼結
板が熱拡散板として機能するので、室内の局部的な過熱
が防止される。 (5)吸音に際しては、パネルヒータが吸音板の背後空
気層を画成する剛体として機能するので、Al多孔質焼
結板とパネルヒータとの間の背後空気層を均一かつ正確
に設定できる。 (6)連通孔を有するAl多孔質焼結板として、空孔率
30〜60%を有するAl多孔質焼結板を採用すること
により、吸音・暖房の両機能が効果的に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係る吸音・暖房パーテイ
シヨンの要部を示す断面図。
【図2】 同じく残響室法吸音率−中心周波数特性を示
す線図。
【図3】 同じく表面温度−時間特性を示す線図。
【符号の説明】
1:Al多孔質焼結板,2:パネルヒータ,2a:放熱
面,4:鉄板,5:断熱材,6:繊維布,O:空気層,
L:厚さ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルヒータの放熱面に対し、所定厚さ
    の空気層を介在させて、連通孔を有するAl多孔質焼結
    板を配置し、該パネルヒータとAl多孔質焼結板とを一
    体に組付けたことを特徴とする吸音・暖房パーテイシヨ
    ン。
  2. 【請求項2】 パネルヒータの背後に断熱材を配設し、
    かつ断熱材の表面に鉄板を配設したことを特徴とする請
    求項1の吸音・暖房パーテイシヨン。
  3. 【請求項3】 Al多孔質焼結板が、空孔率30〜60
    %を有することを特徴とする請求項1又は2の吸音・暖
    房パーテイシヨン。
JP25542792A 1992-09-01 1992-09-01 吸音・暖房パーテイシヨン Expired - Lifetime JPH0745940B2 (ja)

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KR101445055B1 (ko) * 2014-02-26 2014-09-26 (주)토텍 발열기능을 가지는 샌드위치 패널

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