JPH0746069B2 - 静電溶量型圧力センサ - Google Patents
静電溶量型圧力センサInfo
- Publication number
- JPH0746069B2 JPH0746069B2 JP17323787A JP17323787A JPH0746069B2 JP H0746069 B2 JPH0746069 B2 JP H0746069B2 JP 17323787 A JP17323787 A JP 17323787A JP 17323787 A JP17323787 A JP 17323787A JP H0746069 B2 JPH0746069 B2 JP H0746069B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitance
- electrode
- pressure sensor
- type pressure
- sensitivity
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2枚の平行平板により形成される静電容量
が、加えられた圧力に応じて変化する静電容量型圧力セ
ンサに関する。
が、加えられた圧力に応じて変化する静電容量型圧力セ
ンサに関する。
従来の技術 2枚の平行平板により形成された静電容量が、加えられ
た圧力により変化することを利用した静電容量型圧力セ
ンサにおいて、電極の径を特定の値に選択する先行技術
としては、特開昭58−198739号公報に記載の静電容量型
圧力センサがある。これはダイアフラムの中心部に感圧
容量電極を、周辺部に基準容量電極を形成し、両者の容
量の比を計測して温度依存性を取り除く方式において、
基準容量電極と絶縁層(ガラス層)との距離を一定範囲
(4〜15%)に設定することで、基準電極の絶縁層との
浮遊容量を抑えようとするものである。
た圧力により変化することを利用した静電容量型圧力セ
ンサにおいて、電極の径を特定の値に選択する先行技術
としては、特開昭58−198739号公報に記載の静電容量型
圧力センサがある。これはダイアフラムの中心部に感圧
容量電極を、周辺部に基準容量電極を形成し、両者の容
量の比を計測して温度依存性を取り除く方式において、
基準容量電極と絶縁層(ガラス層)との距離を一定範囲
(4〜15%)に設定することで、基準電極の絶縁層との
浮遊容量を抑えようとするものである。
発明が解決しようとする問題点 ところがこのような従来の構成では、温度依存性を取り
除くことはできても、感圧容量の感度(荷重−静電容量
特性)を改善することはできない。つまり上記公報に示
す従来例は、自動車用に搭載するものであり、厳しい温
度特性の要求のみを改善することに苦心しており、セン
サの感度そのものについては何ら考慮が加えられていな
い。
除くことはできても、感圧容量の感度(荷重−静電容量
特性)を改善することはできない。つまり上記公報に示
す従来例は、自動車用に搭載するものであり、厳しい温
度特性の要求のみを改善することに苦心しており、セン
サの感度そのものについては何ら考慮が加えられていな
い。
本発明は、従来例に示された電極の設計に制約を加える
という着想を参考にし、センサの感度を高めることをめ
ざすものである。
という着想を参考にし、センサの感度を高めることをめ
ざすものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、感圧容量電極
の径rと、絶縁層の径Rとの比r/Rを33%〜75%の間に
選択するものである。
の径rと、絶縁層の径Rとの比r/Rを33%〜75%の間に
選択するものである。
作用 本発明の静電容量型圧力センサは、感圧容量電極の径r
と、絶縁層の径Rとの比r/Rを33%〜75%の間に選択す
ることにより、感圧容量として寄与していない電極周辺
部を削ぎ落とし、無荷重時の初期容量を低減させること
で、感圧容量の感度(荷重−静電容量特性)を改善する
ことができる。
と、絶縁層の径Rとの比r/Rを33%〜75%の間に選択す
ることにより、感圧容量として寄与していない電極周辺
部を削ぎ落とし、無荷重時の初期容量を低減させること
で、感圧容量の感度(荷重−静電容量特性)を改善する
ことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の静電容量型圧力センサを図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す静電容量型圧力センサ
の分解斜視図、第2図は同断面模式図である。
の分解斜視図、第2図は同断面模式図である。
両図において、ダイアフラム1はその内面に電極2を備
えており、絶縁層3を介してある距離をもってダイアフ
ラム4と対向している。一方、ダイアフラム4にも電極
5が設けられており、このわずかな距離をもって対向す
る電極2と電極5との間に静電容量が形成される。
えており、絶縁層3を介してある距離をもってダイアフ
ラム4と対向している。一方、ダイアフラム4にも電極
5が設けられており、このわずかな距離をもって対向す
る電極2と電極5との間に静電容量が形成される。
さてダイアフラム1および4は、アルミナ焼結体によつ
て構成され、内面の電極2および電極5は金ペーストを
アルミナ焼結体に印刷後、焼成により形成される。電極
2および5からは引き出し部6、7を経て半田づけ電極
8、9に接続される。
て構成され、内面の電極2および電極5は金ペーストを
アルミナ焼結体に印刷後、焼成により形成される。電極
2および5からは引き出し部6、7を経て半田づけ電極
8、9に接続される。
絶縁層3はビーズ入りガラスによって構成され、ビーズ
の粒径によってギャップが決定される。ビーズ径は、例
えば45ミクロン程度が選択され、電極が焼成された後、
電極の上に重ねて印刷される。次いで2枚のダイアフラ
ムは重ねられ、荷重を加えながら焼成されて完成する。
の粒径によってギャップが決定される。ビーズ径は、例
えば45ミクロン程度が選択され、電極が焼成された後、
電極の上に重ねて印刷される。次いで2枚のダイアフラ
ムは重ねられ、荷重を加えながら焼成されて完成する。
半田電極8、9は、電極2、5の引き出し部6、7上に
構成され、銀パラジウムを塗布して形成される。静電容
量の変化は、この半田電極8、9を経て、リード線等で
検知回路に入力される。
構成され、銀パラジウムを塗布して形成される。静電容
量の変化は、この半田電極8、9を経て、リード線等で
検知回路に入力される。
さて第3図はダイアフラム1の中央に荷重Pを加えた時
のダイアフラム1のたわみ方をコンピュータでシミュレ
ーションした結果を示す線図である。
のダイアフラム1のたわみ方をコンピュータでシミュレ
ーションした結果を示す線図である。
図中のA、B、C、Dは第2図に示す通り、絶縁層3と
ダイアフラム1および4が接する固定点であり、本デー
タを算出したサンプルの条件は、ギャップ(粒径)が45
μm、アルミナ焼結体より成るダイアフラム1の厚みが
0.5mmである。
ダイアフラム1および4が接する固定点であり、本デー
タを算出したサンプルの条件は、ギャップ(粒径)が45
μm、アルミナ焼結体より成るダイアフラム1の厚みが
0.5mmである。
第3図を見れば、実際に大きくたわんでいるのはダイア
フラムの中央部に限られ、周辺は動きが少ない。つまり
電極の周辺部は、感度にはほとんど寄与していない。と
ころが無荷重時の静電容量Coは Co=εS/d ただし ε:誘電率 S:電極面積 d:ギャップ で表され、当然周辺部の電極も無荷重時の初期容量Coに
は大きな影響を与える。
フラムの中央部に限られ、周辺は動きが少ない。つまり
電極の周辺部は、感度にはほとんど寄与していない。と
ころが無荷重時の静電容量Coは Co=εS/d ただし ε:誘電率 S:電極面積 d:ギャップ で表され、当然周辺部の電極も無荷重時の初期容量Coに
は大きな影響を与える。
つまり周辺部の電極は、初期容量を増大させるが、感圧
容量としては寄与度が低い。そこで周辺の電極を削り取
れば、感度を向上させることができる。
容量としては寄与度が低い。そこで周辺の電極を削り取
れば、感度を向上させることができる。
第4図は検知回路の一実施例として、静電容量型圧力セ
ンサを、発振回路に取り付けた状態を示す。発振回路は
オペアンプ10を2回路用いた三角波・方形波発振器であ
り、圧力センサCsが三角波回路に接続され、出力端Vout
にCsに応じた周波数の方形波を出力する。
ンサを、発振回路に取り付けた状態を示す。発振回路は
オペアンプ10を2回路用いた三角波・方形波発振器であ
り、圧力センサCsが三角波回路に接続され、出力端Vout
にCsに応じた周波数の方形波を出力する。
第5図はかかる回路における圧力センサの初期容量と回
路感度の関係を示したものである。図より、初期容量を
減らせば回路感度は向上することがわかる。すなわち電
極の周辺部は感圧容量としてはほとんど寄与しないばか
りか、初期容量を増大させ、容量変化量を相対的に低下
せしめているという形で感度を低下させる悪い働きがあ
ることが、図より明らかである。
路感度の関係を示したものである。図より、初期容量を
減らせば回路感度は向上することがわかる。すなわち電
極の周辺部は感圧容量としてはほとんど寄与しないばか
りか、初期容量を増大させ、容量変化量を相対的に低下
せしめているという形で感度を低下させる悪い働きがあ
ることが、図より明らかである。
さて従来の静電容量型センサとして、ギャップ45μm、
電極径Φ18mm、絶縁層径Φ24mmなるものが実用化され、
電子レンジを中心に搭載されている。
電極径Φ18mm、絶縁層径Φ24mmなるものが実用化され、
電子レンジを中心に搭載されている。
これは初期容量が40〜50pF、回路感度が1.5Hz/gであ
り、第5図より感度面では決して良好なものとは言えな
い。
り、第5図より感度面では決して良好なものとは言えな
い。
本発明では、この従来例r/R=75%よりも電極径rを相
対的に小さくすることで、感度の向上を図る。
対的に小さくすることで、感度の向上を図る。
一方、r/R値をどんどん小さくしていくと、第5図の斜
線部分に示すように、出力がフラフラと定まらずに、見
かけ上、回路感度が不安定になる。これは電極径が小さ
くなりすぎて、回路の浮遊容量が無視できなくなり、出
力が影響を受けてフラつくためである。このような浮遊
容量としては、通常数pF〜十数pF程度が考えられるの
で、初期容量はこの値よりも大きくとる必要がある。本
発明において、r/R比の下限を33%としたのは、この浮
遊容量に起因する感度の不安定さを避けるためである。
線部分に示すように、出力がフラフラと定まらずに、見
かけ上、回路感度が不安定になる。これは電極径が小さ
くなりすぎて、回路の浮遊容量が無視できなくなり、出
力が影響を受けてフラつくためである。このような浮遊
容量としては、通常数pF〜十数pF程度が考えられるの
で、初期容量はこの値よりも大きくとる必要がある。本
発明において、r/R比の下限を33%としたのは、この浮
遊容量に起因する感度の不安定さを避けるためである。
さて以上の構成により、感圧容量の感度を高くしかも安
定にすることが可能となる。
定にすることが可能となる。
発明の効果 以上のように本発明の静電容量型圧力センサは、感圧容
量電極の径rが絶縁層の径Rに対して、ある特定の値に
選択されるので、無荷重時の初期容量を安定に低減させ
ることができ、荷重時の感圧容量の変化量を相対的に大
きくすることができる。
量電極の径rが絶縁層の径Rに対して、ある特定の値に
選択されるので、無荷重時の初期容量を安定に低減させ
ることができ、荷重時の感圧容量の変化量を相対的に大
きくすることができる。
さらにこのような電極は金ペーストを印刷・焼成するこ
とで形成されるので、電極径を小さく構成することでコ
ストを大幅に低減できる。また金ペースト印刷時の塗り
ムラなど、工程上の問題発生件数も減らすことができ
る。
とで形成されるので、電極径を小さく構成することでコ
ストを大幅に低減できる。また金ペースト印刷時の塗り
ムラなど、工程上の問題発生件数も減らすことができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す静電容量型圧力センサ
の分解斜視図、第2図は同断面模式図、第3図は同ダイ
アフラムの変位をシミュレートした結果を示す線図、第
4図は同検知回路の一実施例を示す発振回路、第5図は
同回路による静電容量型圧力センサの初期容量と回路感
度の関係を示す特性図である。 1……ダイアフラム、2……電極、3……絶縁層、4…
…ダイアフラム、5……電極、r……電極径、R……絶
縁層径。
の分解斜視図、第2図は同断面模式図、第3図は同ダイ
アフラムの変位をシミュレートした結果を示す線図、第
4図は同検知回路の一実施例を示す発振回路、第5図は
同回路による静電容量型圧力センサの初期容量と回路感
度の関係を示す特性図である。 1……ダイアフラム、2……電極、3……絶縁層、4…
…ダイアフラム、5……電極、r……電極径、R……絶
縁層径。
Claims (1)
- 【請求項1】一対のダイアフラムと、これらダイアフラ
ムの内面に設けられた電極と、前記ダイアフラムの外周
部において両者を結合する絶縁層とより成り、前記電極
の径rと前記絶縁層の径Rとの比r/Rを33%〜75%の間
に選択したことを特徴とする静電容量型圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323787A JPH0746069B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 静電溶量型圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323787A JPH0746069B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 静電溶量型圧力センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6416943A JPS6416943A (en) | 1989-01-20 |
| JPH0746069B2 true JPH0746069B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15956695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17323787A Expired - Lifetime JPH0746069B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 静電溶量型圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746069B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4843129A (en) * | 1985-12-27 | 1989-06-27 | Exxon Research & Engineering Company | Elastomer-plastic blends |
| JPH03239939A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-25 | Toyoda Mach Works Ltd | 容量型圧力センサ |
| JP2002323393A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Kyocera Corp | 圧力検出装置用パッケージ |
| JP4863569B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2012-01-25 | 京セラ株式会社 | 圧力検出装置用パッケージ |
| JP4797829B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2011-10-19 | ヤマハ株式会社 | コンデンサマイクロホン及びコンデンサマイクロホンの製造方法 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP17323787A patent/JPH0746069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6416943A (en) | 1989-01-20 |
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