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JPH074691B2 - サイドトリマ−刃のクリアランス及びオ−バ−ラツプの設定変更方法 - Google Patents
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JPH074691B2 - サイドトリマ−刃のクリアランス及びオ−バ−ラツプの設定変更方法 - Google Patents

サイドトリマ−刃のクリアランス及びオ−バ−ラツプの設定変更方法

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JPH074691B2
JPH074691B2 JP61058645A JP5864586A JPH074691B2 JP H074691 B2 JPH074691 B2 JP H074691B2 JP 61058645 A JP61058645 A JP 61058645A JP 5864586 A JP5864586 A JP 5864586A JP H074691 B2 JPH074691 B2 JP H074691B2
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JP
Japan
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trimming
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富夫 小松
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川崎製鉄株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、サイドトリマー刃のクリアランス及びオーバ
ーラツプの設定変更方法に係り、特に、酸洗ラインや熱
延スリツターライン等のサイドトリマー設備に採用して
好適な、サイドトリマー刃のクリアランス及びオーバー
ラツプの設定変更方法に関する。
【従来の技術】
連続鋼帯等の金属ストリツプの幅方向端縁をトリミング
するサイドトリマーは、金属ストリツプの幅方向両側に
配置され、その各々は上下1対のサイドトリマー刃から
なつている。これら上下1対のサイドトリマー刃はスト
リツプの幅方向に適宜間隔(クリアランス)離間し、且
つ上下方向にオーバーラツプして配置して構成されてい
る。このサイドトリマー刃におけるクリアランス、オー
バーラツプは耳切り品質(トリミング端面の性状品質)
に影響するため、重要視されている。特に、クリアラン
スはストリツプのトリミング部分の板厚の10%程度に維
持することが重要とされている。 又、前記サイドトリマーにあつては、サイドトリミング
代を減少させることによつて歩留り向上を目指す要請が
ある。 第4図は、基準板厚が2.8mm、板幅が1030mmのストリツ
プのプロフイールの一例を示したものであり、横軸にス
トリツプセンターからの距離を、縦軸にストリツプ幅方
向各位置の板厚とストリツプセンターの板厚との差を採
つている。このストリツプの場合には、クラウン(スト
リツプ幅方向中央位置と、ストリツプのエツジからスト
リツプ幅方向内側に25mm離間した位置との板厚差)は70
μm、エツジドロツプ(前記エツジからストリツプ幅方
向内側に25mm離間した位置と前記エツジよりストリツプ
幅方向内側に5mm離間した位置との板厚差)は50μmと
なつている。 この第4図からも明らかなように、ストリツプのサイド
トリミング部分の板厚は、ストリツプ中央の板厚に比較
して数十〜百数十μm程度薄くなつている。特に、スト
リツプのエツジ近傍では急激な板厚低下(エツジドロツ
プ)があることがわかる。 又、第5図はストリツプの長さ方向の3点における板幅
、W、Wの異なる3点の横断面のプロフイール
と、前記3点のトリミング位置における板厚偏差(板幅
中央部の板厚との差)ΔB、ΔB、ΔBとを示し
たものである。この第5図からも明らかなように、ネツ
キングやスキツドマーク等に起因した板幅の変化によつ
てストリツプのトリミング位置における板厚は、板厚偏
差がΔB、ΔB、ΔBのように変化することから
も明らかなように、急激に変化することがわかる。 従つて、前記第4図及び第5図に示されるストリツプの
ように、エツジ部分においてその板厚が急激に変化する
ストリツプのサイドトリミングにあつては、前述したよ
うに、歩留り向上の要請からトリミング代を減少させて
いつた場合には、トリミング刃のクリアランス過大によ
る耳切り性状の劣悪化、もしくは、トリミング刃のオー
バーラツプ不足に起因した耳切り失敗による耳詰まり事
故が発生するという問題点を有する。 又、ストリツプのトリミング代不足となつた場合にはオ
ペレーターはトリミング刃のクリアランスを狭くしたり
オーバーラツプを増加したりする操作を行う必要があ
り、オペレーターによる操作が増加するという問題点を
有する。 これに対して、本出願人は、先に、特開昭52−62788号
公報に開示されるような、板厚の変動をサイドトリマー
の直前で実測し、これに合せてトリマーナイフのクリア
ランス及びオーバーラツプ(ナイフギヤツプ)を自動調
整するサイドトリマーにおけるナイフ間隙自動調整方法
を提案した。 しかしながら、この方法では、板幅方向の板厚分布、特
にエツジドロツプの存在を考慮しておらず、従つて、急
激な板厚変動のある板端部に極く近傍をトリミングする
場合には、トリミング位置における板厚に対応した適正
なクリアランス及びオーバーラツプを得ることが困難
で、耳切り性状の劣悪化や耳切り失敗による耳詰まり事
故を解消することはできなかつた。 又、特開昭52−62788号公報の方法を有効に実施するた
めには、トリミング位置における板厚を、トリミング結
果に影響のある0.01〜0.1mmの精度で測定しなければな
らないが、近年、トリミングラインをより高速で運転す
るようになつていて、板エツジの波打ち及びそれによる
振動、表面状態の不均一等により、板厚計が充分高い精
度で板厚を測定することは困難であり高い精度でサイド
トリマー刃のクリアランス及びオーバーラツプを調整す
ることができなかつた。
【発明の目的】
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであつ
て、歩留り向上の要請からトリミング代を減少させると
き、板が高速で走行する場合でも、耳切り性状の劣悪化
を防止すると共に、耳切り失敗による耳詰まり事故の発
生を防止することのできるサイドトリマー刃のクリアラ
ンス及びオーバーラツプの設定変更方法を提供すること
を目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、板端部の急激な板厚低下(エツジドロツ
プ)の状況の詳細な検討に基づいて行われたものであ
り、走行する金属ストリツプのサイドトリマーによるサ
イドトリミング中に、サイドトリマー刃のクリアランス
及びオーバーラツプの設定値を変更するサイドトリマー
刃のクリアランス及びオーバーラツプの設定変更方法に
おいて、前記金属ストリツプの実測板幅とサイドトリミ
ングの設定板幅との板幅差と板厚偏差の間の関係と、こ
の板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板厚と適正クリアラン
スの間の関係と、前記板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板
厚と適正オーバーラツプの間の関係と、を予め求めてお
き、前記サイドトリマー上流側に設置した板幅検出器で
求めた実測板幅とサイドトリミング設定板幅との板幅差
を求め、この板幅差に基づき前記関係によりトリミング
位置における板厚に対応したクリアランス及びオーバー
ラツプの適正値を求め、この適正値に前記クリアランス
及びオーバーラツプの設定値を変更することにより、上
記目的を達成するものである。
【作用】
本発明において、金属ストリツプの実測板幅とサイドト
リミングの設定板幅との板幅差と板厚偏差の間の関係
と、この板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板厚と適正クリ
アランスの間の関係と、前記板厚偏差毎及び鋼種毎に、
基準板厚と適正オーバーラツプの間の関係と、を予め求
めておき、前記サイドトリマー上流側に設置した板幅検
出器で求めた実測板幅とサイドトリミング設定板幅との
板幅差を求め、この板幅差に基づき前記関係によりトリ
ミング位置における板厚に対応したクリアランス及びオ
ーバーラツプの適正値を求め、この適正値に前記クリア
ランス及びオーバーラツプの設定値を変更するようにし
ている。従つて、板を高速で移動させても、板幅は正確
に測定できるので、板幅変化に対応して変動するトリミ
ング位置における板厚に対応させて、前記トリミング刃
のクリアランス及びオーバーラツプを適正に設定するこ
とができる。これにより、トリミング端面の性状の劣悪
化を防止することができる。又、トリミング失敗による
耳詰まり事故の発生を防止することができる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 本実施例は、第1図及び第2図に示されるように、走行
する金属ストリツプ10のサイドトリマー12によるサイド
トリミング中にサイドトリマー刃14のクリアランス及び
オーバーラツプの設定値を変更するサイドトリマー刃14
のクリアランス及びオーバーラツプの設定変更方法にお
いて、前記金属ストリツプ10の実測板幅とサイドトリミ
ングの設定板幅との板幅差と板厚偏差の間の関係と、こ
の板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板厚と適正クリアラン
スの間の関係と、前記板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板
厚と適正オーバーラツプの間の関係と、を予め求めてお
き、前記サイドトリマー12上流側に設置した板幅検出器
15で求めた実測板幅とサイドトリミング設定板幅との板
幅差を求め、この板幅差に基づき前記関係によりトリミ
ング位置における板厚に対応したクリアランス及びオー
バーラツプの適正値を求め、この適正値に前記クリアラ
ンス及びオーバーラツプの設定値を変更するものであ
る。 前記サイドトリマー12は、ストリツプ10の幅方向両側に
配置され、その各々は上下1対のサイドトリマー刃14か
ら構成されている。前記上下1対のサイドトリマー刃14
はストリツプ10の幅方向に適宜間隔(クリアランス)離
間し、且つ上下方向にオーバーラツプして配置して構成
されている。 前記サイドトリマー刃14は、クリアランス変更用アクチ
ユエーター16によりクリアランスが、又、オーバーラツ
プ変更用アクチユエーター18によりオーバーラツプがそ
れぞれ設定されるようにされている。 前記クリアランス変更用アクチユエーター16及びオーバ
ーラツプ変更用アクチユエーター18は、トリマー制御装
置20により、制御されるようにされている。このトリマ
ー制御装置20は、前記板幅検出器(板幅計)15と、この
板幅計15から送られる板幅測定データに基づき板幅を演
算する板幅演算器22とから求められる実測板幅に基づ
き、前記クリアランス及びオーバーラツプを設定するよ
うにされている。 このトリマー制御装置20は、第2図に示されるように、
板幅差−板厚偏差変更演算装置24と、板厚オーバーラツ
プ変換演算器26と、板厚−クリアランス変換演算器28と
から構成されている。 前記板幅差−板厚偏差変換演算器24は、実測板幅と設定
板幅の差(板幅差)ΔBから、予めこの演算器24内に記
憶されている板幅差−板厚偏差変換マツプに基づき、板
厚変動Δhを演算するものである。 又、前記板厚−オーバーラツプ変換演算器26は、前記板
幅差−板厚偏差変換演算器24から出力された板幅変動Δ
hに基づき、この板厚変動Δhに基準板厚を加算して、
板厚を求め、この板厚により、予めこの演算器26内に記
憶されている鋼種別の板厚のオーバーラツプ変換演算マ
ツプに基づき、オーバーラツプを演算するものである。 又、前記板厚−クリアランス変換演算器28は、前記板幅
差−板厚偏差変換演算器24から出力される板厚変動Δh
に基準板厚を加算して板厚を求め、この板厚により、予
めこの演算器内に記憶されている鋼種別の板厚−クリア
ランス変換演算マツプに基づき、クリアランスを演算す
るものである。 本実施例によれば、実測板幅とサイドトリミング設定板
幅との板幅差を求め、この板幅差に基づいてトリミング
位置における板厚に対応したクリアランス及びオーバー
ラツプの適正値を求め、この適正値に前記クリアランス
及びオーバーラツプの設定値を変更することにより、ト
リミング位置の板厚に最適なオーバーラツプ及びクリア
ランスを設定することができる。従つて、サイドトリマ
ー刃14はストリツプ10のトリミング部の板厚に最適なク
リアランス及びオーバーラツプに設定されることによつ
て、クリアランス過大によるトリミング端面性状の劣悪
化を防止することができる。又、オーバーラツプ不足に
よるトリミング失敗による耳詰まり事故の発生を防止す
ることができる。 第3図は、本実施例の実施結果を従来法のものと比較し
て示す線図である。なお、ストリツプ10の基準板厚は、
2.8mmである。この第3図は、横軸にストリツプ10の片
側部分のトリミング代を、縦軸にクリアランス不適合に
よつて発生する次工程の冷間圧延における耳割れ深さを
とつたものである。図中×印で示されるドツトは従来法
の実施結果を、●印で示されるドツトは本実施例による
実施結果をそれぞれ示す。この第3図から明らかなよう
に、従来法ではトリミング代を5mm以下にした場合耳割
れが発生し始めているのに対し、本実施例の場合には耳
割れはトリミング代が3mmまでは発生しておらず、本発
明の有効性がわかる。
【発明の効果】 本発明は上記のように構成したので、歩留り向上の観点
からトリミング代を減少するときに、ストリツプを高速
で移動させる場合でも、トリング位置における板厚に対
応する最適なクリアランス及びオーバーラツプを設定す
ることができ、これにより、トリミング端面の性状劣悪
化を防止すると共に、トリミング失敗による耳詰まり事
故の発生を防止することができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るサイドトリマー刃のクリアランス
及びオーバーラツプの設定変更方法の実施例の装置構成
を示す一部ブロック線図を含む平面図、第2図は同実施
例におけるトリマー制御装置のブロツク線図、第3図は
同実施例の実施結果を従来法のものと比較して説明する
線図、第4図はストリツプの横断面の代表的なプロフイ
ールを示す線図、第5図はストリツプ長さ方向における
板幅の異なる3点の横断面のプロフイールと前記3点の
設定幅における板厚偏差を示す線図である。 10……ストリツプ、 12……サイドトリマー、 14……サイドトリマー刃、 15……板幅検出器、 16、18……アクチユエーター、 20……トリマー制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する金属ストリツプのサイドトリマー
    によるサイドトリミング中に、サイドトリマー刃のクリ
    アランス及びオーバーラツプの設定値を変更するサイド
    トリマー刃のクリアランス及びオーバーラツプの設定変
    更方法において、 前記金属ストリツプの実測板幅とサイドトリミングの設
    定板幅との板幅差と板厚偏差の間の関係と、この板厚偏
    差毎及び鋼種毎に、基準板厚と適正クリアランスの間の
    関係と、前記板厚偏差毎及び鋼種毎に、基準板厚と適正
    オーバーラツプの間の関係と、を予め求めておき、前記
    サイドトリマー上流側に設置した板幅検出器で求めた実
    測板幅とサイドトリミング設定板幅との板幅差を求め、
    この板幅差に基づき前記関係によりトリミング位置にお
    ける板厚に対応したクリアランス及びオーバーラツプの
    適正値を求め、この適正値に前記クリアランス及びオー
    バーラツプの設定値を変更することを特徴とするサイド
    トリマー刃のクリアランス及びオーバーラツプの設定変
    更方法。
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