JPH0747142B2 - 反射性成形体への模様作成方法 - Google Patents
反射性成形体への模様作成方法Info
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- JPH0747142B2 JPH0747142B2 JP10117986A JP10117986A JPH0747142B2 JP H0747142 B2 JPH0747142 B2 JP H0747142B2 JP 10117986 A JP10117986 A JP 10117986A JP 10117986 A JP10117986 A JP 10117986A JP H0747142 B2 JPH0747142 B2 JP H0747142B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 プラスチツク,ガラス等の透明成形体の片面に反射性薄
膜を形成してなる反射性成形体への文字,図形等の模様
作成方法に関するものである。
膜を形成してなる反射性成形体への文字,図形等の模様
作成方法に関するものである。
プラスチツク,ガラス等の透明板状体等の成形体の片面
に反射性薄膜を形成して化粧用等の鏡などとして使用さ
れており、この鏡の隅などに商品に関連した簡単な文字
や意匠的な図形の表示をすることを要望されることが多
い。
に反射性薄膜を形成して化粧用等の鏡などとして使用さ
れており、この鏡の隅などに商品に関連した簡単な文字
や意匠的な図形の表示をすることを要望されることが多
い。
一般に、反射性成形体にエツチング様の文字等の模様を
施すには、プラスチツク等の透明成形体の片面に必要に
応じてアンダーコーテイングを行ない、この上にマスキ
ング印刷を行なつて現出させたい文字等の模様と反射の
模様(陰の部分の模様)のマスクを形成し、次に全面に
わたつて金属蒸着等の乾式メツキを施した後、マスクを
剥離して文字等の模様を現出させ、全面に着色トツプコ
ート等を施すマスキング法が知られている。
施すには、プラスチツク等の透明成形体の片面に必要に
応じてアンダーコーテイングを行ない、この上にマスキ
ング印刷を行なつて現出させたい文字等の模様と反射の
模様(陰の部分の模様)のマスクを形成し、次に全面に
わたつて金属蒸着等の乾式メツキを施した後、マスクを
剥離して文字等の模様を現出させ、全面に着色トツプコ
ート等を施すマスキング法が知られている。
このほか、反射性成形体の反射性薄膜を形成していない
面(鏡面)に直接、文字等の模様を印刷する印刷法や弗
化水素水などの薬品を使用してガラス等の透明成形体に
模様を現出させるように浸蝕する浸蝕法が知られてい
る。
面(鏡面)に直接、文字等の模様を印刷する印刷法や弗
化水素水などの薬品を使用してガラス等の透明成形体に
模様を現出させるように浸蝕する浸蝕法が知られてい
る。
しかしながら、マスキング法の場合には、インキの汚れ
やインキの硬化乾燥の時間、マスク等の剥離性などの印
刷技術に関する要素が完成品としての鏡の出来ばえに非
常に影響することとなり、鏡面の部分に印刷時における
不良要因の汚れ,インキのはね,ゴミ,印刷ミス,印刷
不良等の要素がわずかでも入ると、もはや真の鏡面では
なくなり、鏡としての本質的な価値がなくなつてしまう
こととなる。これは印刷という工程が入る以上、避けて
通れない問題である。また、印刷の乾燥,剥離等の工程
も入るので、時間がかかり、製造コストが高くなるなど
の欠点があつた。
やインキの硬化乾燥の時間、マスク等の剥離性などの印
刷技術に関する要素が完成品としての鏡の出来ばえに非
常に影響することとなり、鏡面の部分に印刷時における
不良要因の汚れ,インキのはね,ゴミ,印刷ミス,印刷
不良等の要素がわずかでも入ると、もはや真の鏡面では
なくなり、鏡としての本質的な価値がなくなつてしまう
こととなる。これは印刷という工程が入る以上、避けて
通れない問題である。また、印刷の乾燥,剥離等の工程
も入るので、時間がかかり、製造コストが高くなるなど
の欠点があつた。
次に、印刷法の場合には、マスキング法における印刷工
程に起因する欠点と同様の欠点があるほか、使用時にお
いてさえ、インキの汚れが生ずるなどの重大な欠点があ
つた。
程に起因する欠点と同様の欠点があるほか、使用時にお
いてさえ、インキの汚れが生ずるなどの重大な欠点があ
つた。
さらに、浸蝕法の場合には、弗化水素水等の特別の劇薬
を使用するので、安全管理などに非常な注意を要するほ
か、作業精度が本質的に良くないので、文字等の微細な
模様を形成するには多大の労力と時間を要することとな
り、製造コストも高くなる欠点があつた。
を使用するので、安全管理などに非常な注意を要するほ
か、作業精度が本質的に良くないので、文字等の微細な
模様を形成するには多大の労力と時間を要することとな
り、製造コストも高くなる欠点があつた。
本発明は、かかる現状に鑑み、プラスチツク,ガラス等
の透明成形体の片面に反射性薄膜を形成してなる反射性
成形体の反射性薄膜を形成していない面に反射防止膜を
積層またはレーザー加工前に架設し、該反射防止膜を透
過して波長700〜30,000NMの赤外レーザー光線を文字,
図形等の模様を形成する位置に照射して反射性薄膜を模
様状に除去することにより、文字,図形等の微細な模様
を鏡面の品質を全く損うことなく正確かつ高能率で安価
に形成することを可能とする反射性成形体への模様作成
方法を提供するものにして、以下本発明を詳細に説明す
ることとする。
の透明成形体の片面に反射性薄膜を形成してなる反射性
成形体の反射性薄膜を形成していない面に反射防止膜を
積層またはレーザー加工前に架設し、該反射防止膜を透
過して波長700〜30,000NMの赤外レーザー光線を文字,
図形等の模様を形成する位置に照射して反射性薄膜を模
様状に除去することにより、文字,図形等の微細な模様
を鏡面の品質を全く損うことなく正確かつ高能率で安価
に形成することを可能とする反射性成形体への模様作成
方法を提供するものにして、以下本発明を詳細に説明す
ることとする。
本発明に用いる反射性成形体は、透明板状体等の透明成
形体の片面に反射性薄膜を形成してなるものである。透
明成形体は透明なプラスチツク板,ガラス板等の平板状
のもののほか、凸面,凹面等の各種の形状を有するもの
であつて、プラスチツク製成形体としてはメタクリル樹
脂,ポリカーボネート樹脂,塩化ビニル樹脂,AS(アク
リルニトリル−スチロール共重合体)樹脂,PS(ポリス
チレン)樹脂,ポリエステル樹脂,その他各種の透明に
成形することのできる樹脂よりなる成形体が使用され、
ガラス製成形体としてはナトリウムガラス,カリガラス
等の各種のガラスよりなる成形体が使用される。また、
透明成形体の片面に形成する反射性薄膜としては、透明
成形体がプラスチツク製成形体の場合には、真空蒸着,
イオンプレーテイング,スパツタリング等の乾式メツキ
(気相メツキ)による金属薄膜が望ましい。
形体の片面に反射性薄膜を形成してなるものである。透
明成形体は透明なプラスチツク板,ガラス板等の平板状
のもののほか、凸面,凹面等の各種の形状を有するもの
であつて、プラスチツク製成形体としてはメタクリル樹
脂,ポリカーボネート樹脂,塩化ビニル樹脂,AS(アク
リルニトリル−スチロール共重合体)樹脂,PS(ポリス
チレン)樹脂,ポリエステル樹脂,その他各種の透明に
成形することのできる樹脂よりなる成形体が使用され、
ガラス製成形体としてはナトリウムガラス,カリガラス
等の各種のガラスよりなる成形体が使用される。また、
透明成形体の片面に形成する反射性薄膜としては、透明
成形体がプラスチツク製成形体の場合には、真空蒸着,
イオンプレーテイング,スパツタリング等の乾式メツキ
(気相メツキ)による金属薄膜が望ましい。
次に、プラスチツク製成形体に金属薄膜を形成する場合
について詳細に説明するに、先ずプラスチツク製成形体
の片面または両面をフツ素溶剤で油脂,ホコリ,ゴミ等
を除去し、有機系のアンダーコートを施す。ただし、プ
ラスチツク製成形体の表面が平滑であつて、油脂類の付
着がなく、そのまゝの状態で直接、乾式メツキを施して
も充分に鏡面ができる場合や乾式メツキ層がプラスチツ
ク製成形体に密着する場合にはアンダーコートを施す必
要はない。アンダーコートを施す場合は、例えばプラス
チツク製成形体が平滑でない場合や乾式メツキ層が直
接、プラスチツク製成形体に密着しにくい場合などであ
る。この有機系アンダーコートとしては、アクリル系,
ウレタン系,エポキシ系,ビニル系,ポリエステル系の
各樹脂やアルキツド樹脂等の中より選択された樹脂また
はこれらの変性樹脂よりなる塗料が適当である。塗装方
法としてはスプレー塗装,浸漬塗装,フローコーター塗
装等があり、鏡面等の品質等の面を考慮すると、浸漬塗
装,フローコーター塗装等が望ましい。また、塗装厚さ
は5〜20μ程度が良く、塗装硬化の形態は蒸発乾燥型,
反応硬化型,紫外線硬化型等を状況に応じて適宜に使用
することができる。次に上記の塗装が施されたプラスチ
ツク製成形体には真空蒸着,イオンプレーテイング,ス
パツタリング等の乾式メツキを施し、このメツキによる
金属薄膜を保護するためにトツプコートを施す。有機系
トツプコートとしてはビニル系,ウレタン系,アクリル
系,エポキシ系,ポリエステル系の塗料等が使用され
る。特に、後述するレーザー照射により金属薄膜のみを
破壊,溶融,蒸発させる場合には、プラスチツク製成形
体の鏡面側からトップコートの色が模様状に明瞭に見え
るように現出させようとする色の顔料のほかに不透明顔
料や体質顔料などが添加された塗料を用いることが望ま
しい。トツプコートの塗装方法としては、スプレー塗装
が望ましく、また塗装厚さは不透明性,耐蝕性を出すた
めに充分な厚みを出さなければならない。トツプコート
を乾燥硬化することにより、プラスチツク製成形体上に
アンダーコート,金属薄膜,トツプコートの各層が形成
され、非コーテイング面が鏡面となるプラスチツク鏡が
得られる。
について詳細に説明するに、先ずプラスチツク製成形体
の片面または両面をフツ素溶剤で油脂,ホコリ,ゴミ等
を除去し、有機系のアンダーコートを施す。ただし、プ
ラスチツク製成形体の表面が平滑であつて、油脂類の付
着がなく、そのまゝの状態で直接、乾式メツキを施して
も充分に鏡面ができる場合や乾式メツキ層がプラスチツ
ク製成形体に密着する場合にはアンダーコートを施す必
要はない。アンダーコートを施す場合は、例えばプラス
チツク製成形体が平滑でない場合や乾式メツキ層が直
接、プラスチツク製成形体に密着しにくい場合などであ
る。この有機系アンダーコートとしては、アクリル系,
ウレタン系,エポキシ系,ビニル系,ポリエステル系の
各樹脂やアルキツド樹脂等の中より選択された樹脂また
はこれらの変性樹脂よりなる塗料が適当である。塗装方
法としてはスプレー塗装,浸漬塗装,フローコーター塗
装等があり、鏡面等の品質等の面を考慮すると、浸漬塗
装,フローコーター塗装等が望ましい。また、塗装厚さ
は5〜20μ程度が良く、塗装硬化の形態は蒸発乾燥型,
反応硬化型,紫外線硬化型等を状況に応じて適宜に使用
することができる。次に上記の塗装が施されたプラスチ
ツク製成形体には真空蒸着,イオンプレーテイング,ス
パツタリング等の乾式メツキを施し、このメツキによる
金属薄膜を保護するためにトツプコートを施す。有機系
トツプコートとしてはビニル系,ウレタン系,アクリル
系,エポキシ系,ポリエステル系の塗料等が使用され
る。特に、後述するレーザー照射により金属薄膜のみを
破壊,溶融,蒸発させる場合には、プラスチツク製成形
体の鏡面側からトップコートの色が模様状に明瞭に見え
るように現出させようとする色の顔料のほかに不透明顔
料や体質顔料などが添加された塗料を用いることが望ま
しい。トツプコートの塗装方法としては、スプレー塗装
が望ましく、また塗装厚さは不透明性,耐蝕性を出すた
めに充分な厚みを出さなければならない。トツプコート
を乾燥硬化することにより、プラスチツク製成形体上に
アンダーコート,金属薄膜,トツプコートの各層が形成
され、非コーテイング面が鏡面となるプラスチツク鏡が
得られる。
透明成形体がガラス製成形体の場合には、ガラス製成形
体の片面に硝酸銀等の水溶性銀化合物とホルマリンやヒ
ドラジンなどの還元剤とを用いる銀鏡反応を利用した金
属薄膜を形成することが望ましいが、これに限らず適宜
の方法が使用できる。
体の片面に硝酸銀等の水溶性銀化合物とホルマリンやヒ
ドラジンなどの還元剤とを用いる銀鏡反応を利用した金
属薄膜を形成することが望ましいが、これに限らず適宜
の方法が使用できる。
このようにして得られたプラスチツク,ガラス等の反射
性成形体の非コーテイング面(鏡面)に反射防止膜を貼
付けるなどにより積層するか、レーザー加工前にレーザ
ーと加工板間に架設する。反射防止膜としてはポリエチ
レン等の各種樹脂からなる半透明フイルムが望ましい
が、700〜30,000NMの波長領域内において使用する赤外
レーザー光線に対して反射防止効果を有するものであれ
ば良く、可視光線ではやゝ透明度が劣るが透明に近く見
える樹脂フイルムも使用可能な場合がある。反射防止膜
はレーザー光線が反射性成形体により反射されて器機の
損傷や使用者のけがなどが発生することを防止するもの
である。
性成形体の非コーテイング面(鏡面)に反射防止膜を貼
付けるなどにより積層するか、レーザー加工前にレーザ
ーと加工板間に架設する。反射防止膜としてはポリエチ
レン等の各種樹脂からなる半透明フイルムが望ましい
が、700〜30,000NMの波長領域内において使用する赤外
レーザー光線に対して反射防止効果を有するものであれ
ば良く、可視光線ではやゝ透明度が劣るが透明に近く見
える樹脂フイルムも使用可能な場合がある。反射防止膜
はレーザー光線が反射性成形体により反射されて器機の
損傷や使用者のけがなどが発生することを防止するもの
である。
次に、レーザー発生部より発生させた波長700〜30,000N
Mの赤外レーザー光線を自由に回転することのできる偏
光鏡を用いて方向設定し、レンズにより焦点合せをして
反射性成形体の反射防止膜面より文字,図形等の模様を
形成する位置に照射し、反射防止膜および透明成形体を
透過させて照射位置における反射性薄膜のみを破壊,溶
融,蒸発させる。使用するレーザー光線としては各種の
レーザー光線が使用しうるが、YAGレーザー(波長1,060
NM)や炭酸ガスレーザー(波長10,600NM)等が好適であ
る。
Mの赤外レーザー光線を自由に回転することのできる偏
光鏡を用いて方向設定し、レンズにより焦点合せをして
反射性成形体の反射防止膜面より文字,図形等の模様を
形成する位置に照射し、反射防止膜および透明成形体を
透過させて照射位置における反射性薄膜のみを破壊,溶
融,蒸発させる。使用するレーザー光線としては各種の
レーザー光線が使用しうるが、YAGレーザー(波長1,060
NM)や炭酸ガスレーザー(波長10,600NM)等が好適であ
る。
赤外レーザー光線の集点を合わせを厳格に行なえば、例
えば反射性薄膜におけるアンダーコート,金属薄膜,ト
ツプコートのうち、アンダーコート,トツプコートを損
傷することなく金属薄膜のみを蒸発させれば、反射性成
形体の鏡面側から見た場合にトツプコートの色が文字,
図形等の微細な模様状に浮き上がつて見えることとな
る。
えば反射性薄膜におけるアンダーコート,金属薄膜,ト
ツプコートのうち、アンダーコート,トツプコートを損
傷することなく金属薄膜のみを蒸発させれば、反射性成
形体の鏡面側から見た場合にトツプコートの色が文字,
図形等の微細な模様状に浮き上がつて見えることとな
る。
実施例1 ポリメチルメタクリレート(PMMA)〔メタクリル樹脂〕
で成形された透明板(厚さ1mm)に浸漬法で紫外線硬化
塗料により膜厚10μ程度にコーテイングし、硬化させた
後、片面に0.1mm厚さの半透明ポリエチレンシートを傷
等からの保護および赤外レーザー光線の反射防止の目的
で被覆し、他の片面には真空蒸着により1×10-4Torrの
真空中でアルミニウム薄膜を700〜10000Å程度に付着さ
せた。さらに、このアルミニウム蒸着面上にアルミニウ
ム薄膜の保護,腐蝕防止およびエツチング模様の色現出
のために次の組成の塗料による有機系トツプコートを施
した。
で成形された透明板(厚さ1mm)に浸漬法で紫外線硬化
塗料により膜厚10μ程度にコーテイングし、硬化させた
後、片面に0.1mm厚さの半透明ポリエチレンシートを傷
等からの保護および赤外レーザー光線の反射防止の目的
で被覆し、他の片面には真空蒸着により1×10-4Torrの
真空中でアルミニウム薄膜を700〜10000Å程度に付着さ
せた。さらに、このアルミニウム蒸着面上にアルミニウ
ム薄膜の保護,腐蝕防止およびエツチング模様の色現出
のために次の組成の塗料による有機系トツプコートを施
した。
ポリブタジエン系樹脂 18重量% エポキシ系樹脂 2 〃 フエノール系樹脂 4 〃 体質顔料等 21 〃 炭化水素系溶剤 55 〃 トツプコートの塗装はスプレー法により20〜30μ程度の
厚みとし、60〜70℃で30分の乾燥を行なつた。得られた
反射性板状体をポリエチレンフイルム側を上に、アルミ
ニウム薄膜側を下にして化粧品容器のコンパクト内に貼
付け、Nd:YAGロツドより10〜20Wの出力で発生させた赤
外レーザー光線を上方より照射した。赤外レーザー光線
のレンズによる焦点合わせは反射性板状体のアルミニウ
ム薄膜の位置としたので、レーザー光線はポリエチレン
フイルム,透明板を透過してアルミニウム薄膜のみを微
細な模様状に破壊,溶融,蒸発させた。このアルミニウ
ム薄膜の除去の程度により保護膜である有機系トツプコ
ートの一部が除去,壊される部分もあつたが、トツプコ
ート全部が除去されることはなく、ポリエチレンフイル
ム側から見た場合、トツプコートの色が微細な模様状に
浮き上がつて見えた。最後に、ポリエチレンフイルムを
剥離して化粧品容器であるフアンデーシヨンを入れるコ
ンパクトの鏡として使用した。
厚みとし、60〜70℃で30分の乾燥を行なつた。得られた
反射性板状体をポリエチレンフイルム側を上に、アルミ
ニウム薄膜側を下にして化粧品容器のコンパクト内に貼
付け、Nd:YAGロツドより10〜20Wの出力で発生させた赤
外レーザー光線を上方より照射した。赤外レーザー光線
のレンズによる焦点合わせは反射性板状体のアルミニウ
ム薄膜の位置としたので、レーザー光線はポリエチレン
フイルム,透明板を透過してアルミニウム薄膜のみを微
細な模様状に破壊,溶融,蒸発させた。このアルミニウ
ム薄膜の除去の程度により保護膜である有機系トツプコ
ートの一部が除去,壊される部分もあつたが、トツプコ
ート全部が除去されることはなく、ポリエチレンフイル
ム側から見た場合、トツプコートの色が微細な模様状に
浮き上がつて見えた。最後に、ポリエチレンフイルムを
剥離して化粧品容器であるフアンデーシヨンを入れるコ
ンパクトの鏡として使用した。
実施例2 実施例1において反射性板状体を、透明ガラス板の片面
に硝酸銀水溶液6.7g/を主とするA液とホルマリン65m
l/を主とするB液との9:1混合液で処理して銀薄膜を
形成することにより製造する以外はほゞ同様にして行な
つたところ、反射防止膜を微細な模様状に除去した鏡が
得られた。
に硝酸銀水溶液6.7g/を主とするA液とホルマリン65m
l/を主とするB液との9:1混合液で処理して銀薄膜を
形成することにより製造する以外はほゞ同様にして行な
つたところ、反射防止膜を微細な模様状に除去した鏡が
得られた。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば赤外レ
ーザー光線の使用によりプラスチツクやガラス製成形体
より得られる反射性成形体にその鏡面を汚すことなく文
字,図形等の微細な模様を簡単かつ短時間に形成するこ
とができ、しかも鏡面側からの照射により一連の製造工
程中の最後の工程として行なうことができるほか、反転
のない観察しうる通りの模様の形成が可能であり、さら
に反射防止膜の使用により鏡面を保護しうると共に、レ
ーザー光線による機器の損傷や作業者の不測のけがの発
生を防止することができるなどの実用上における優れた
作用効果を奏することができる。
ーザー光線の使用によりプラスチツクやガラス製成形体
より得られる反射性成形体にその鏡面を汚すことなく文
字,図形等の微細な模様を簡単かつ短時間に形成するこ
とができ、しかも鏡面側からの照射により一連の製造工
程中の最後の工程として行なうことができるほか、反転
のない観察しうる通りの模様の形成が可能であり、さら
に反射防止膜の使用により鏡面を保護しうると共に、レ
ーザー光線による機器の損傷や作業者の不測のけがの発
生を防止することができるなどの実用上における優れた
作用効果を奏することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 俊男 埼玉県比企郡滑川町大字都25番地の35 津 田工業株式会社内 (72)発明者 岡戸 晴男 埼玉県比企郡滑川町大字都25番地の35 津 田工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチツク,ガラス等の透明成形体の片
面に反射性薄膜を形成してなる反射性成形体の反射性薄
膜を形成していない面に反射防止膜を積層またはレーザ
ー加工前に架設し、該反射防止膜を透過して波長700〜3
0,000NMの赤外レーザー光線を文字,図形等の模様を形
成する位置に照射して反射性薄膜を模様状に除去するこ
とを特徴とする反射性成形体への模様作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117986A JPH0747142B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 反射性成形体への模様作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10117986A JPH0747142B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 反射性成形体への模様作成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62258778A JPS62258778A (ja) | 1987-11-11 |
| JPH0747142B2 true JPH0747142B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=14293766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10117986A Expired - Lifetime JPH0747142B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 反射性成形体への模様作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747142B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7838134B2 (en) | 2004-11-23 | 2010-11-23 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Durable silver mirror with ultra-violet thru far infra-red reflection |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01270974A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-30 | Takeshiba Seiko Kk | 着色透光表示体の製造方法 |
| JPH02237682A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-20 | Dainippon Toryo Co Ltd | 多彩模様被膜の形成方法 |
| FR2848286B1 (fr) * | 2002-12-05 | 2006-02-10 | Valeo Vision | Procede de realisation d'un motif decoratif sur un composant d'un dispositif d'eclairage ou de signalisation automobile |
| KR100832219B1 (ko) * | 2005-04-14 | 2008-05-23 | 노조무 무라타 | 정교한 장식 문양을 갖는 수지 시트 및 그의 제조 방법 |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP10117986A patent/JPH0747142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7838134B2 (en) | 2004-11-23 | 2010-11-23 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Durable silver mirror with ultra-violet thru far infra-red reflection |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62258778A (ja) | 1987-11-11 |
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