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JPH0747646B2 - 艶消し熱収縮フイルム - Google Patents
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JPH0747646B2 - 艶消し熱収縮フイルム - Google Patents

艶消し熱収縮フイルム

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Publication number
JPH0747646B2
JPH0747646B2 JP1210401A JP21040189A JPH0747646B2 JP H0747646 B2 JPH0747646 B2 JP H0747646B2 JP 1210401 A JP1210401 A JP 1210401A JP 21040189 A JP21040189 A JP 21040189A JP H0747646 B2 JPH0747646 B2 JP H0747646B2
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JP
Japan
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vinyl chloride
component
film
heat
matte
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JP1210401A
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JPH0374438A (ja
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武二 柳沢
逸俊 想田
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、艶消し熱収縮フィルム、とくには各種容器の
ラベル、キャップシール、集積物の包装材等として有用
な塩化ビニル系樹脂の艶消しされた熱収縮フィルムに関
するものである。
(従来の技術) 従来、熱収縮塩化ビニル系樹脂の「フィルムまたはチュ
ーブ」(本文中の実施例を除く他の箇所において単に
「フィルム」とあるのは、すべてこの意味である。)
は、他の樹脂材料からなるものと比べて、透明性や光沢
度に優れ、耐薬品性、耐水性、印刷性などもよく、ヒー
トシールも可能であることから、食品から機械部品に至
るまでの各種包装材料として広く使用されているほか、
ラベル、キャップシール等にも応用されてきている。
(発明が解決しようとする課題) 最近になって、商品のイメージを高級化し、他の同種の
商品と比べて外観のより優れた風合いのものにしたいと
する要求より、艶消しされた熱収縮フィルムの商品化が
望まれている。
従来、熱収縮フィルムの表面を艶消しする手段として、 1)サンドブラスト、サンドマット等により研摩する方
法; 2)平均粒子径1.0〜4.0μm、最大粒子径10μm以下の
無機フィラーを添加する方法; 3)延伸前のシートを押出し成形またはカレンダー成形
する段階で、エンボスロールで加工する方法; などが知られている。
しかし、1)の方法はフィルムに機械的に傷を与えて艶
消しにするものであるため、フィルム自体の物理的性質
を損なうおそれがあるほか、研摩工程が追加されるため
製造コストの上昇が避けられない。2)の方法で十分な
艶消し効果を得るには、多量の無機フィラーの添加が必
要となり、その結果としてフィルムの印刷、製袋等の加
工時におけるフィルム切れや、印刷時におけるピンホー
ル(印刷抜け)の発生をもたらす。3)の方法は梨地絞
りロールでエンボスされたシートを後工程において延伸
するため、きめの細かい風合いの艶消しフィルムを得る
のが困難であるほか、熱収縮フィルムの艶消しの程度を
用途に応じて調整したいとき、それぞれに適合した複数
のエンボスロールを予め準備しておかなければならない
ため、コストの上昇が避けられず経済的に不利である。
これらの不利を克服するために、部分的に架橋された塩
化ビニル系樹脂を主体とした組成物を、成形、延伸して
なる表面の艶消しされた熱収縮フィルムが提案されてい
る(特開昭61−118226号公報)が、これには押出し加工
性が悪い、ロングラン性に劣るなどの欠点があるほか、
延伸時の倍率の限度が2.2倍であるために、100℃におけ
る熱収縮率を50%以上にすることができず、用途が制約
されるという問題があった。
したがって、本発明の目的は、機械的な手段や非フィル
ム性材料の添加によってフィルムとしての物性を損なっ
たり、設備費の増加を招いたり、さらにまた成形加工性
に制約を受けることのない、艶消し表面の粗さが均一で
印刷性に優れた熱収縮フィルムを得ようとするにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、この艶消しされた熱収縮フィルムとして、
(A)成分としての部分的に架橋化された塩化ビニル系
樹脂と(B)成分としての架橋化されていない塩化ビニ
ル系樹脂について、それぞれのTHF可溶分の平均重合度
が、(B)成分の平均重合度−(A)成分の平均重合度
≧100の関係にあって、両成分の混合割合が、重量比で
(A)/(B)=15/85〜80/20である塩化ビニル系樹脂
の混合割合が、重量比で(A)/(B)=15/85〜80/20
なる塩化ビニル系樹脂組成物を成形、延伸加工してなる
ものとしたことを要旨とするものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明において(A)成分として用いられる部分
的に架橋化された塩化ビニル系樹脂は、例えば特公昭62
−15564号公報、特開昭54−134793号公報等に開示され
ているように、塩化ビニル単量体あるいは塩化ビニルを
主体とするこれと他の単量体との混合物を懸濁重合法等
により重合する際に、所望する架橋度に応じた量の多官
能性モノマーを、この重合系に存在させることによって
製造することのできるものである。
この多官能性モノマーは、エチレン性二重結合も分子内
に2個以上有するモノマーであって、これには例えば、
シリアルフタレートなどのフタル酸のジアリルエステル
類;ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、ジアリ
ルイタコネートなどのエチレン性不飽和二塩基酸のジア
リルエステル類;ジアリルエーテル、トリアリルシアヌ
レート、エチレングリコールジビニルエーテル、n−ブ
タンジオールジビニルエーテルなどのジビニルエーテル
類;エチレングリコールジアクリレート、エチレングリ
コールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジア
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート
などの多価アルコールのジアクリルまたはジメタクリル
エステル類;などが挙げられる。
これら多官能性モノマーの使用量は、表面の艶消し性の
優れた熱収縮フィルムを得る本発明の目的達成のため、
塩化ビニル単量体または塩化ビニルを主体とする、これ
と他の単量体との混合物100重量部当り、0.01〜10重量
部とすることが望ましい。
なお、塩化ビニルと共重合される他のビニル系単量体と
しては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニル
エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなど
のアクリル酸エステル類;メタアクリル酸メチル、メタ
アクリル酸エチルなどのメタアクリル酸エステル類;エ
チレン、プロピレンなどのオレフィン類;無水マレイン
酸、アクリロニトリル、スチレン、塩化ビニリデンなど
が例示される。
このようにして得られる(A)成分としての部分的に架
橋化された塩化ビニル系樹脂は、テトラヒドロフランに
不溶なゲル分が5〜50重量%であるものが好ましく、さ
らには10〜35重量%、とくには15〜25重量%であるもの
が好ましい。これが5重量%未満では良好な艶消し効果
が得られず、また50重量%を超えるとフィルムの加工成
形が困難になるほか、フィルム延伸時におけるフィッシ
ュアイが多くなり、印刷の際のピンホール発生の原因と
なるので好ましくない。
また、上記テトラヒドロフランに溶解した部分の平均重
合度は、400〜1000、好ましくは500〜800であることが
よく、これが400未満では熱収縮フィルムの物性が低下
し、印刷、スリット、製袋等の後加工に際してフィルム
切れの原因となり、また1000を超えると押出し加工性、
延伸性が著しく悪化するので好ましくない。
他方、本発明において(B)成分として用いられる架橋
化されていない塩化ビニル系樹脂は、テトラヒドロフラ
ンに完全に溶解する特性を持つもので、懸濁重合法など
の通常の方法によって得ることができる。
これには塩化ビニルの単独重合体のほか、塩化ビニルを
主体とする塩化ビニルと共重合可能な他の単量体との共
重合体をも包含される。
なお、塩化ビニルと共重合可能な他の単量体としては、
例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニル
エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなど
のアクリル酸エステル類;メタアクリル酸メチル、メタ
アクリル酸エチルなどのメタアクリル酸エステル類;エ
チレン、プロピレンなどのオレフィン類;無水マレイン
酸、アクリロニトリル、スチレン、塩化ビニリデンなど
が挙げられる。
この架橋化されていない塩化ビニル系樹脂の平均重合度
は600〜1,100、好ましくは700〜900のものがよく、これ
が600未満のものでは、得られる熱収縮フィルムの物性
の低下により、加工時のフィルムれが起こり易くなり、
またこれが1,100を超えるものでは押出し加工性、延伸
性などが低下して好ましくない。
本発明による艶消し熱収縮フィルムは、上記(A)成分
としての部分的に架橋化された塩化ビニル系樹脂と、
(B)成分としての架橋化されていない塩化ビニル系樹
脂とからなる塩化ビニル系樹脂組成物を主原料とするも
のであるが、この組成物中における両樹脂成分の配合割
合は重量比で(A)/(B)=15/85〜80/20、好ましく
は30/70〜60/40とすることが必要である。これが15/85
未満では良好な艶消し効果が得られないほか、表面の粗
さの均一性に乏しくなり、また80/20を超えると押出し
加工性が悪化し延伸倍率を高められなくなる。
この樹脂組成物はまた、そのTHF不溶ゲル分が(A)、
(B)両成分の合計重量に対し3〜18重量%、より好ま
しくは7〜15重量%であることが望ましい。これが3重
量%未満では良好な艶消し効果が得られず、また18重量
%を超えるとフィルムのフィッシュアイが多くなって印
刷時のピンホールを増加させることになる。
上記(A)、(B)両塩化ビニル系樹脂成分におけるTH
F可溶分の平均重合度には:(B)成分の平均重合度−
(A)成分の平均重合度≧100の関係にあることが必要
で、この範囲内にあることにより、得られる本発明の熱
収縮性フィルムは表面の粗さがより一層均一になり、印
刷時における印刷ムラの発生を防ぐことができる。
この樹脂組成物にはまた、樹脂100重量部当り0〜20重
量部のDOA、DOP、TPPなどの可塑剤を添加することがで
きる。これが20重量部を超えると得られる熱収縮フィル
ムが軟らかくなりすぎてラベルなどにした場合に容器や
ボトルへの装着が困難になり生産性が低下するので好ま
しくない。
さらに必要に応じて、上記樹脂組成物には、MBS、EVA、
ABSなどの衝撃改質剤、MMAなどの加工助剤、ジブチルす
ずマレートエステル、ジオクチルすずマレートポリマ
ー、ジオクチルすずメルカプチドなどの錫系安定剤、Ca
−Zn系などの金属石鹸系安定剤、ブチルステアレート、
モノステアリルグリセライド、エチレンビスアマイド、
ポリエチレンワックスなどの滑剤、紫外線吸収剤、着色
剤、帯電防止剤等を適宜添加することができる。
この樹脂組成物は、押出し成形、カレンダー成形などの
公知の成形方法によりフィルム状に成形した後、その使
用目的に応じて、横一軸延伸、縦一軸延伸、または縦横
二軸延伸などの手段により、その少なくとも一軸方向で
の延伸倍率が2.3〜4.0倍で延伸すると、100℃における
熱収縮率が50%以上の、本発明による艶消しされた熱収
縮フィルムとすることができる。
以下、本発明の具体的態様を実施例により説明するが、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲において、実施例の
記載に限定されるものではない。なお、実施例中、実験
No.7および8が本発明、No.1〜6が比較例である。
(実施例) 次表に示す8種の配合物(実験No.1〜8)を高速ミキサ
ーを用いて混合し、140℃まで昇温した後、冷却して、
それぞれのコンパウンドを作成した。
なお、この配合に用いられた各成分の詳細は次の通りで
ある。
・(A)成分としての部分的に架橋化された塩化ビニル
系樹脂 GR−800S:信越化学工業(株)製、ゲル分20.0%、THF可
溶分の平均重合度780。
GR−600S:信越化学工業(株)製、ゲル分21.0%、THF可
溶分の平均重合度580。
・(B)成分としての架橋化されていない塩化ビニル系
樹脂 TK−800:信越化学工業(株)製、ゲル分0%、THF可溶
分の平均重合度800。
・衝撃改質剤 カネエースB−22:鐘淵化学(株)製、MBS樹脂。
・加工助剤 PA−20:鐘淵化学(株)製、MMA系樹脂。
・安定剤 TS−209S:昭島化学(株)製、有機錫系安定剤。
・滑 剤 カルコール86:花王石鹸(株)製。
アルフローH−100S:日本油脂(株)製。
〔押出し加工性の評価〕
この8種のコンパウンドについて、50mmφシングル押出
機を用いて、シリンダー温度C1:145℃、同C2:175℃、ア
ダプター温度A:150℃、ダイス温度D:190℃、スクリュー
圧縮比CR:3.0、同L/D:22、同回転数:20rpmの押出し条件
で、厚さ0.2mm、幅500mmのTダイシートを押出し、その
ときのモーター負荷電流、押出し量、およびロングラン
性を測定することにより、各試料の押出し加工性を評価
した。
なお、ロングラン性は、ヤケFE(黄色〜赤褐色)の発生
時間が12時間以内のときを×、12〜24時間を△、24時間
以上を○として評価した。
〔延伸性の評価〕
上記の押出し実験において得られた厚さ0.2mm、幅500mm
の各Tダイシートについて、小型延伸機を用いて、予熱
温度100℃、延伸温度90℃、熱固定温度90℃、ラインス
ピード15m/分で2.5倍延伸し、熱収縮フィルムを得た。
この延伸の際、2.5倍の延伸ができたものを○、できな
かったものを×としてシートの延伸性を評価した。
〔熱収縮フィルムの評価〕
上記の延伸によって得られた、各熱収縮フィルム(実験
No.1のみ2.2倍延伸)について、下記の方法により、フ
ィルム濁度(ヘーズ)、表面の艶消し性、艶消し表面の
粗さの均一性、および収縮率を測定すると共に、さら
に、この各熱収縮フィルムに印刷インクが厚さ約1〜2
μm程度になるように熱収縮フィルムのシート押出し時
における冷却面に金色で全面(ベタ印刷)にグラビア印
刷し、艶消し表面の外観状態とピンホール数(個数/
m2)の測定を行なうことによって、熱収縮フィルムを評
価した。
・フィルム濁度(ヘース): JIS K−7105に準ずる方法で、濁度計(日本電色(株)
製)により測定。
・表面の艶消し性(評価基準): 表面が艶消しされていて深い渋みのある風合いがする…
…◎ 艶消しされている ……○ 表面に若干光沢がある ……△ 表面の全面に光沢がある ……× ・艶消し表面の粗さの均一性(評価基準): 表面の粗さがきめ細かく均一である ……◎ 表面の粗さが均一である ……○ 表面の粗さが不均一でムラムラが観察される ……△ 表面が滑らかである ……× ・艶消し表面の外観(評価基準): 印刷インクが均一にムラなく印刷されている ……◎ 印刷インクのムラが若干ある ……○ 印刷インクのムラが目立つ ……△ (発明の効果) 本発明による艶消し熱収縮フィルムは、成分中に部分的
に架橋化された塩化ビニル系樹脂を含有しているにも拘
らず、従来のものに比べて押出し加工性が良好で、ロン
グラン性も改善され、2.5倍以上の延伸倍率が確保され
るので、100℃における熱収縮が50%以上のものとな
る。また、艶消し表面の粗さが均一で印刷時における印
刷ムラの発生を防ぐことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)成分としての部分的に架橋化された
    塩化ビニル系樹脂と(B)成分としての架橋化されてい
    ない塩化ビニル系樹脂について、それぞれのTHF可溶分
    の平均重合度が、(B)成分の平均重合度−(A)成分
    の平均重合度≧100の関係にあって、両成分の混合割合
    が、重量比で(A)/(B)=15/85〜80/20である塩化
    ビニル系樹脂組成物を、成形、延伸加工してなる艶消し
    熱収縮フィルム。
JP1210401A 1989-08-15 1989-08-15 艶消し熱収縮フイルム Expired - Lifetime JPH0747646B2 (ja)

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CN105518061B (zh) * 2013-09-09 2018-12-14 理研科技株式会社 聚氯乙烯系树脂组合物膜

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