JPH0748428B2 - コモンモード用チョークコイル - Google Patents
コモンモード用チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH0748428B2 JPH0748428B2 JP1098272A JP9827289A JPH0748428B2 JP H0748428 B2 JPH0748428 B2 JP H0748428B2 JP 1098272 A JP1098272 A JP 1098272A JP 9827289 A JP9827289 A JP 9827289A JP H0748428 B2 JPH0748428 B2 JP H0748428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- common mode
- magnetic
- choke coil
- core
- mode choke
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば電源のノイズを防止するコモンモード用
チョークコイルに関するものである。
チョークコイルに関するものである。
従来の技術 一般にコモンモード用チョークコイルはライン電流によ
り発生する磁束がリング状の閉磁路磁心39を磁気飽和さ
せないように第5図のような二つのコイル40,41が互い
にライン電流により発生する磁束を打ち消し合う方向に
巻線を施した構成となっており、従来これに使用される
閉磁路磁心は第5図のようなリング状の閉磁路磁心39が
そのほとんどで、その他に第6図に示すような口の字や
日の字のような4角形閉磁路磁心42が用いられ、この4
角形閉磁路磁心42にボビン45,46を用いて第1のコイル4
3,第2のコイル44を巻回して構成されている。
り発生する磁束がリング状の閉磁路磁心39を磁気飽和さ
せないように第5図のような二つのコイル40,41が互い
にライン電流により発生する磁束を打ち消し合う方向に
巻線を施した構成となっており、従来これに使用される
閉磁路磁心は第5図のようなリング状の閉磁路磁心39が
そのほとんどで、その他に第6図に示すような口の字や
日の字のような4角形閉磁路磁心42が用いられ、この4
角形閉磁路磁心42にボビン45,46を用いて第1のコイル4
3,第2のコイル44を巻回して構成されている。
発明が解決しようとする課題 上記の構成において、従来のようなリング状の閉磁路磁
心39を用いると磁心外径の円周と磁心内径のそれとが違
うために、コイル40,41の巻数を増やすと巻線が磁心内
径側で交差し、巻線作業が非常に困難となる。また、巻
数を増やし多層巻を行うと電位差が大きくなり分布容量
が増え、本来の役目であるコモンモードノイズの減衰量
の高周波特性を悪化させてしまう。そこで、第6図に示
すように4角形閉磁路磁心42を用いると磁路に直線部分
ができるためにボビン45,46を用いることで巻線が容易
になるが、磁路が正方形や長形の4角形であるために磁
路上に直角部分ができ、その直角部分に漏れ磁束が集中
し、周辺にインダクタンス部品があるとそれらに影響を
及ぼしてしまう恐れがある。また、分割巻を行う場合は
ボビン45,46使わなければ分割が難しく、ボビンを使わ
ずに確実に分割を行おうとすれば4辺をうまく使用して
も3分割程度しかできない。
心39を用いると磁心外径の円周と磁心内径のそれとが違
うために、コイル40,41の巻数を増やすと巻線が磁心内
径側で交差し、巻線作業が非常に困難となる。また、巻
数を増やし多層巻を行うと電位差が大きくなり分布容量
が増え、本来の役目であるコモンモードノイズの減衰量
の高周波特性を悪化させてしまう。そこで、第6図に示
すように4角形閉磁路磁心42を用いると磁路に直線部分
ができるためにボビン45,46を用いることで巻線が容易
になるが、磁路が正方形や長形の4角形であるために磁
路上に直角部分ができ、その直角部分に漏れ磁束が集中
し、周辺にインダクタンス部品があるとそれらに影響を
及ぼしてしまう恐れがある。また、分割巻を行う場合は
ボビン45,46使わなければ分割が難しく、ボビンを使わ
ずに確実に分割を行おうとすれば4辺をうまく使用して
も3分割程度しかできない。
本発明は上記課題を踏まえ、巻線作業を容易とし、分布
容量を減らし高周波特性を改善した上で、ボビンを使わ
なくても確実に多分割巻が行え、漏れ磁束の磁束分布も
比較的一様化されやすいコモンモード用チョークコイル
を提供するものである。
容量を減らし高周波特性を改善した上で、ボビンを使わ
なくても確実に多分割巻が行え、漏れ磁束の磁束分布も
比較的一様化されやすいコモンモード用チョークコイル
を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は少なくとも5角形
以上の多角形閉磁路磁心を用い、磁路の各直線部分上に
巻線を分割集中的に施して構成するものである。
以上の多角形閉磁路磁心を用い、磁路の各直線部分上に
巻線を分割集中的に施して構成するものである。
作用 上記手段によると、磁路に直線部分ができることで巻線
作業を容易とするとともに、その磁路の各直線部分上
に、ある巻数を集中して巻くことで総巻数を分割し、電
位差が小さくなることで分布容量を減らし高周波特性を
改善できる。しかも、ボビンを使用しなくても分割した
い数だけの磁路の直線部分があれば確実に分割巻が行え
るだけでなく、角が鈍角であるたにその角から漏れる磁
束の分布も分散的となり、周辺にインダクタンス部品が
配置された場合にも悪影響を及ぼしにくくなる。また、
磁路の各直線部分上に分割された巻線を組み合わすこと
で容易に結合度を変えることができるので、これにより
漏れ磁束を変化させ磁心の飽和特性を調整したりノーマ
ルモードノイズの減衰効果を調整したりすることも可能
である。
作業を容易とするとともに、その磁路の各直線部分上
に、ある巻数を集中して巻くことで総巻数を分割し、電
位差が小さくなることで分布容量を減らし高周波特性を
改善できる。しかも、ボビンを使用しなくても分割した
い数だけの磁路の直線部分があれば確実に分割巻が行え
るだけでなく、角が鈍角であるたにその角から漏れる磁
束の分布も分散的となり、周辺にインダクタンス部品が
配置された場合にも悪影響を及ぼしにくくなる。また、
磁路の各直線部分上に分割された巻線を組み合わすこと
で容易に結合度を変えることができるので、これにより
漏れ磁束を変化させ磁心の飽和特性を調整したりノーマ
ルモードノイズの減衰効果を調整したりすることも可能
である。
実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るコモンモード用チョークコイルの
一実施例を表わす上面図である。第1のコイル2の分割
巻線4,5,6,7を8角形閉磁路磁心1の磁路の直線部分12,
13,14,15に施す。次に、第2のコイル3の分割巻線8,9,
10,11を同磁心1の磁路の直線部分16,17,18,19に施す。
但し二つのコイル2,3の巻方向は互いにライン電流によ
り発生する磁束を打ち消す方向とする。
一実施例を表わす上面図である。第1のコイル2の分割
巻線4,5,6,7を8角形閉磁路磁心1の磁路の直線部分12,
13,14,15に施す。次に、第2のコイル3の分割巻線8,9,
10,11を同磁心1の磁路の直線部分16,17,18,19に施す。
但し二つのコイル2,3の巻方向は互いにライン電流によ
り発生する磁束を打ち消す方向とする。
第2図はコモンモードノイズに対するコモンモード用チ
ョークコイルの減衰量を示す図であり、図においてAの
曲線は本発明による第1図のコモンモード用チョークコ
イルによるものであり、Cの曲線は第1図のコイルの10
KHzにおけるインダクタンス値の同じものを第5図の従
来のリング状閉磁路磁心で構成したものであり、Bの曲
線は第1図のコイルの10KHzにおけるインダクタンス値
の同じものを第6図の従来の4角形閉磁路磁心で構成し
たものである。但し、3種類の閉磁路磁心はすべて同じ
材質の磁心で、同じ重量のものである。また10KHzにお
ける漏れ磁束を測定してみると、コイルのインダクタン
ス値5mHに対して本発明のコモンモード用チョークコイ
ルが62μH、従来のリング状閉磁路磁心を用いたものが
43μH、従来の4角形閉磁路磁心を用いたものが120μ
Hであった。なお、本実施例では正8角形の閉磁路磁心
1を用いたが5角形以上の多角形閉磁路磁心を用いれば
同じ効果が得られ、その角の数は所望する巻線の分割数
や磁束の漏れ分布等により決定すれば良い。
ョークコイルの減衰量を示す図であり、図においてAの
曲線は本発明による第1図のコモンモード用チョークコ
イルによるものであり、Cの曲線は第1図のコイルの10
KHzにおけるインダクタンス値の同じものを第5図の従
来のリング状閉磁路磁心で構成したものであり、Bの曲
線は第1図のコイルの10KHzにおけるインダクタンス値
の同じものを第6図の従来の4角形閉磁路磁心で構成し
たものである。但し、3種類の閉磁路磁心はすべて同じ
材質の磁心で、同じ重量のものである。また10KHzにお
ける漏れ磁束を測定してみると、コイルのインダクタン
ス値5mHに対して本発明のコモンモード用チョークコイ
ルが62μH、従来のリング状閉磁路磁心を用いたものが
43μH、従来の4角形閉磁路磁心を用いたものが120μ
Hであった。なお、本実施例では正8角形の閉磁路磁心
1を用いたが5角形以上の多角形閉磁路磁心を用いれば
同じ効果が得られ、その角の数は所望する巻線の分割数
や磁束の漏れ分布等により決定すれば良い。
次に本発明における閉磁路磁心の磁路の直線部分上に巻
かれた各々の巻線を組み合わせることで結合度を変えた
場合の実施例を図面を参照して説明する。
かれた各々の巻線を組み合わせることで結合度を変えた
場合の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は本発明に係るコモンモード用チョークコイルの
他の実施例を表わす上面図である。8角形閉磁路磁心1
の磁路の直線部分12〜19に巻線4〜11を施す。次に、こ
れら八つの巻線のうち四つを任意に選出し、それらを同
じ巻方向で接続して第1のコイル2とする。そして残り
の4巻線を同じ巻方向で接続して第2のコイル3とす
る。但し二つのコイル2,3の巻方向は互いにライン電流
により発生する磁束を打ち消す方向とする。第3図では
巻線4,6,9,11を第1のコイル2とし、巻線5,7,8,10を第
2のコイル3としている。第3図の接続によれば結合度
が上がり、10KHzにおける漏れ磁束はコイルのインダク
タンス値5mHに対して20μHであった。また、巻線の組
合を変えることにより、第3図のコモンモード用チョー
クコイルの漏れ磁束は20〜62μHの任意の値に設定でき
た。
他の実施例を表わす上面図である。8角形閉磁路磁心1
の磁路の直線部分12〜19に巻線4〜11を施す。次に、こ
れら八つの巻線のうち四つを任意に選出し、それらを同
じ巻方向で接続して第1のコイル2とする。そして残り
の4巻線を同じ巻方向で接続して第2のコイル3とす
る。但し二つのコイル2,3の巻方向は互いにライン電流
により発生する磁束を打ち消す方向とする。第3図では
巻線4,6,9,11を第1のコイル2とし、巻線5,7,8,10を第
2のコイル3としている。第3図の接続によれば結合度
が上がり、10KHzにおける漏れ磁束はコイルのインダク
タンス値5mHに対して20μHであった。また、巻線の組
合を変えることにより、第3図のコモンモード用チョー
クコイルの漏れ磁束は20〜62μHの任意の値に設定でき
た。
第4図はノーマルモードノイズに対する本発明の一実施
例のコモンモード用チョークコイルの減衰量を示す図で
あり、図においてDの曲線は漏れ磁束が20μH、Eの曲
線は漏れ磁束が40μH、Fの曲線は漏れ磁束が62μHの
ものによるものである。
例のコモンモード用チョークコイルの減衰量を示す図で
あり、図においてDの曲線は漏れ磁束が20μH、Eの曲
線は漏れ磁束が40μH、Fの曲線は漏れ磁束が62μHの
ものによるものである。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によるコモンモード用チョ
ークコイルは磁路に直線部分ができることで巻線作業を
容易とするとともに、その磁路の各直線部分上に、ある
巻数を集中して巻くことで総巻数を分割するため、分布
容量を減少させる構造となることから従来の構成のもの
と同じインダクタンスを得ながらもコモンモードノイズ
に対する高周波域での減衰量に非常に有効である。しか
も、ボビンを使用しなくても分割したい数だけの磁路の
直線部分があれば確実に分割巻が行えるだけでなく、角
が鈍角であるためにその角から漏れる磁束の分布も分散
的となり、周辺のインダクタンス部品が配置された場合
にも悪影響を及ぼしにくくなる。
ークコイルは磁路に直線部分ができることで巻線作業を
容易とするとともに、その磁路の各直線部分上に、ある
巻数を集中して巻くことで総巻数を分割するため、分布
容量を減少させる構造となることから従来の構成のもの
と同じインダクタンスを得ながらもコモンモードノイズ
に対する高周波域での減衰量に非常に有効である。しか
も、ボビンを使用しなくても分割したい数だけの磁路の
直線部分があれば確実に分割巻が行えるだけでなく、角
が鈍角であるためにその角から漏れる磁束の分布も分散
的となり、周辺のインダクタンス部品が配置された場合
にも悪影響を及ぼしにくくなる。
また、磁路の各直線部分上に分割された巻線を組み合わ
すことで容易に結合度を変え、漏れ磁束を変化させるこ
とができるので、磁心の飽和特性を調整したりノーマル
モードノイズの減衰効果を調整したりするることがで
き、本発明の工業上の効果はきわめて大とされる。
すことで容易に結合度を変え、漏れ磁束を変化させるこ
とができるので、磁心の飽和特性を調整したりノーマル
モードノイズの減衰効果を調整したりするることがで
き、本発明の工業上の効果はきわめて大とされる。
第1図及び第3図は本発明のコモンモード用チョークコ
イルの一実施例を示す上面図、第2図はコモンモードノ
イズに対する減衰量の周波数依存性を示す曲線図、第4
図はノーマルモードノイズに対する減衰量の周波数依存
性を示す曲線図、第5図は従来使用されているコモンモ
ード用チョークコイルを示す上面図、第6図は従来使用
されているコモンモード用チョークコイルの他の例を示
す上面図である。 1……正8角形閉磁路磁心、2……第1のコイル、3…
…第2のコイル、4〜11……分割巻線、12〜19……磁路
の直線部分。
イルの一実施例を示す上面図、第2図はコモンモードノ
イズに対する減衰量の周波数依存性を示す曲線図、第4
図はノーマルモードノイズに対する減衰量の周波数依存
性を示す曲線図、第5図は従来使用されているコモンモ
ード用チョークコイルを示す上面図、第6図は従来使用
されているコモンモード用チョークコイルの他の例を示
す上面図である。 1……正8角形閉磁路磁心、2……第1のコイル、3…
…第2のコイル、4〜11……分割巻線、12〜19……磁路
の直線部分。
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも5角以上の多角形閉磁路磁心を
用い、この多角形閉磁路磁心の磁路の直線部分上に巻線
を分割集中的に巻回して構成したコモンモード用チョー
クコイル。 - 【請求項2】多角形閉磁路磁心の磁路の直線部分上に巻
回した各々の巻線を組み合せることで結合度を変えて漏
れ磁束を変化させ、多角形閉磁路磁心の飽和特性やノー
マルモードノイズに対しての減衰効果を調整する請求項
1記載のコモンモード用チョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098272A JPH0748428B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | コモンモード用チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098272A JPH0748428B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | コモンモード用チョークコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277203A JPH02277203A (ja) | 1990-11-13 |
| JPH0748428B2 true JPH0748428B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=14215307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1098272A Expired - Fee Related JPH0748428B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | コモンモード用チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748428B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0499513U (ja) * | 1991-01-25 | 1992-08-27 | ||
| JPH04109518U (ja) * | 1991-03-11 | 1992-09-22 | スタンレー電気株式会社 | 障害波防止用フイルタ装置 |
| DE19848827A1 (de) * | 1998-10-22 | 2000-05-04 | Vacuumschmelze Gmbh | Vorrichtung zur Dämpfung von Störspannungen |
| US7375611B1 (en) * | 2007-04-19 | 2008-05-20 | Harris Corporation | Embedded step-up toroidal transformer |
| JP5182925B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2013-04-17 | Necトーキン株式会社 | インダクタンス素子 |
| CN102208256A (zh) * | 2011-03-09 | 2011-10-05 | 深圳三马电器有限公司 | 一种变压器 |
| JP6495807B2 (ja) * | 2015-11-11 | 2019-04-03 | 株式会社東芝 | コモンモードチョークコイル |
| DE202021104096U1 (de) * | 2020-11-20 | 2021-08-09 | Yun-Kuang Fan | Induktive Hybridvorrichtung |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1098272A patent/JPH0748428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02277203A (ja) | 1990-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |