JPH0749192B2 - 紙切断装置 - Google Patents
紙切断装置Info
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- JPH0749192B2 JPH0749192B2 JP3040001A JP4000191A JPH0749192B2 JP H0749192 B2 JPH0749192 B2 JP H0749192B2 JP 3040001 A JP3040001 A JP 3040001A JP 4000191 A JP4000191 A JP 4000191A JP H0749192 B2 JPH0749192 B2 JP H0749192B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙を使用するプ
ロッタ、複写機等において、その紙を切断する紙切断装
置に関し、特に固定下刃とそれに沿って移動する上刃を
用いた紙切断装置に関する。
ロッタ、複写機等において、その紙を切断する紙切断装
置に関し、特に固定下刃とそれに沿って移動する上刃を
用いた紙切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙切断装置として、切断すべき紙
幅よりも長い刃をそれぞれ備えた固定刃と回転はを用い
たロータリーカッターが知られている(例えば、特開昭
50−114688号公報参照)。しかしこのロータリ
ーカッターでは長い回転刃を使用するため重量が大きく
なり、特に紙幅が大きくなると回転刃に必要な剛性を確
保するため、一層重量が大きくなるという欠点が生じ
る。
幅よりも長い刃をそれぞれ備えた固定刃と回転はを用い
たロータリーカッターが知られている(例えば、特開昭
50−114688号公報参照)。しかしこのロータリ
ーカッターでは長い回転刃を使用するため重量が大きく
なり、特に紙幅が大きくなると回転刃に必要な剛性を確
保するため、一層重量が大きくなるという欠点が生じ
る。
【0003】ロータリーカッターに代わるものとして、
固定下刃とそれに沿って移動する上刃を備えた紙切断装
置が知られている。その種の紙切断装置は、図8、図9
に示すように、直線状に延びる刃1aを備えた固定下刃
1と、その固定下刃1と共働する上刃である丸刃2と、
その丸刃2を回転自在に、且つその先端の側面を固定下
刃の刃1aのに押付けるように支持する丸刃支持部材3
と、丸刃固定部材4と、固定下刃1に平行に配置され、
丸刃支持部材3を移動可能に保持するガイド軸5と、丸
刃支持部材3をガイド軸5に沿って移動させる丸刃移動
手段6と、下紙ガイド7と、上紙ガイド8等を有し、丸
刃移動手段6を、モーター等(図示せず)で駆動するこ
とにより、丸刃支持部材3がガイド軸5上を左右に移動
し、それにより丸刃2が固定下刃1に押し付けられた状
態で固定下刃1に沿って左右に移動し、固定下刃1と丸
刃2の間に挿入された紙9の切断が行われていた。
固定下刃とそれに沿って移動する上刃を備えた紙切断装
置が知られている。その種の紙切断装置は、図8、図9
に示すように、直線状に延びる刃1aを備えた固定下刃
1と、その固定下刃1と共働する上刃である丸刃2と、
その丸刃2を回転自在に、且つその先端の側面を固定下
刃の刃1aのに押付けるように支持する丸刃支持部材3
と、丸刃固定部材4と、固定下刃1に平行に配置され、
丸刃支持部材3を移動可能に保持するガイド軸5と、丸
刃支持部材3をガイド軸5に沿って移動させる丸刃移動
手段6と、下紙ガイド7と、上紙ガイド8等を有し、丸
刃移動手段6を、モーター等(図示せず)で駆動するこ
とにより、丸刃支持部材3がガイド軸5上を左右に移動
し、それにより丸刃2が固定下刃1に押し付けられた状
態で固定下刃1に沿って左右に移動し、固定下刃1と丸
刃2の間に挿入された紙9の切断が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、幅の広い紙を切断する場合、中央部分の剛性が
不足し、図10に示すように固定下刃1と丸刃2の圧接
状態が外れ、丸刃2が固定下刃1の上に乗り上げ、更に
は固定下刃1と下紙ガイド7との間に入り込んだり下紙
ガイド7上まで盛り上げてしまい(以下脱線と呼ぶ)、
紙が切断できなくなるという問題があった。また、本切
断装置が、他の紙搬送部と組み合わされて使用された場
合、使用者が容易に復帰させることができず、長時間の
停止という問題があった。
よれば、幅の広い紙を切断する場合、中央部分の剛性が
不足し、図10に示すように固定下刃1と丸刃2の圧接
状態が外れ、丸刃2が固定下刃1の上に乗り上げ、更に
は固定下刃1と下紙ガイド7との間に入り込んだり下紙
ガイド7上まで盛り上げてしまい(以下脱線と呼ぶ)、
紙が切断できなくなるという問題があった。また、本切
断装置が、他の紙搬送部と組み合わされて使用された場
合、使用者が容易に復帰させることができず、長時間の
停止という問題があった。
【0005】上述の問題は以下の理由で生ずる。すなわ
ち、図11に示すように、丸刃2が固定下刃1に押付け
られた状態で矢印A方向に移動することにより、丸刃2
が矢印B方向に回転し、それによって紙9を切断する
が、その時、紙の切断反力により丸刃2には矢印F方向
の力が作用する。この切断反力は、紙厚、被切断材によ
って変わり、紙厚が厚いものや、フィルム切断時は大き
くなる。また、紙自体にしわや、折り曲げがあった場合
や、個体下刃にバリや損傷があった場合、丸刃2が回転
しながら乗り上げる状態となり、F方向への力が発生す
る。
ち、図11に示すように、丸刃2が固定下刃1に押付け
られた状態で矢印A方向に移動することにより、丸刃2
が矢印B方向に回転し、それによって紙9を切断する
が、その時、紙の切断反力により丸刃2には矢印F方向
の力が作用する。この切断反力は、紙厚、被切断材によ
って変わり、紙厚が厚いものや、フィルム切断時は大き
くなる。また、紙自体にしわや、折り曲げがあった場合
や、個体下刃にバリや損傷があった場合、丸刃2が回転
しながら乗り上げる状態となり、F方向への力が発生す
る。
【0006】F方向の力が発生した場合、本構成によれ
ば、その力をガイド軸5が支持する必要があるが、幅の
広い紙の切断の場合、ガイド軸5自体も長くなり、中央
部分の剛性が不足し、F方向の力を支持できない場合、
脱線してしまい、切断不良を生じる。
ば、その力をガイド軸5が支持する必要があるが、幅の
広い紙の切断の場合、ガイド軸5自体も長くなり、中央
部分の剛性が不足し、F方向の力を支持できない場合、
脱線してしまい、切断不良を生じる。
【0007】解決策として次の2点が考えられる。第1
に、ガイド軸5の剛性を大きくすれがよいが、装置が大
型化してしまう。第二に、図9の(b)に示すように、
固定下刃1と丸刃2のオーバーラップ量dを大きくする
ことが考えられるが、dを大きくすると切断反力も大き
くなり、また、切断面においても荒れた状態や波打った
現象が発生しやすくなってしまう。
に、ガイド軸5の剛性を大きくすれがよいが、装置が大
型化してしまう。第二に、図9の(b)に示すように、
固定下刃1と丸刃2のオーバーラップ量dを大きくする
ことが考えられるが、dを大きくすると切断反力も大き
くなり、また、切断面においても荒れた状態や波打った
現象が発生しやすくなってしまう。
【0008】また、上記2案の解決案においても、万一
脱線が生じた場合、容易に復帰できない。
脱線が生じた場合、容易に復帰できない。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、装置の大型化や切断面品質を損なうことがなく、
且つ万一脱線が生じた際でも引き続き使用できる紙切断
装置を提供することを目的とする。
ので、装置の大型化や切断面品質を損なうことがなく、
且つ万一脱線が生じた際でも引き続き使用できる紙切断
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するため、固定下刃の刃に側面を押付けた状態で固
定下刃に沿って移動する上刃の移動経路に沿って、その
上刃が前記固定下刃の刃から外れたその固定下刃の上の
乗り上げた際にその上刃の移動位置を規制するガイド部
材を設け、更に、そのガイド部材の両端部に、前記上刃
を前記固定下刃の刃の方向に押戻す戻し面を設けるとい
う構成を備えたものである。
解決するため、固定下刃の刃に側面を押付けた状態で固
定下刃に沿って移動する上刃の移動経路に沿って、その
上刃が前記固定下刃の刃から外れたその固定下刃の上の
乗り上げた際にその上刃の移動位置を規制するガイド部
材を設け、更に、そのガイド部材の両端部に、前記上刃
を前記固定下刃の刃の方向に押戻す戻し面を設けるとい
う構成を備えたものである。
【0011】また、ガイド部材の両端部に戻し面を設け
る代わりに、固定下刃の両端部に、固定下刃の上に乗り
上げた上刃を案内して前記刃の方向に戻すよう傾斜した
戻し面を設けてもよい。
る代わりに、固定下刃の両端部に、固定下刃の上に乗り
上げた上刃を案内して前記刃の方向に戻すよう傾斜した
戻し面を設けてもよい。
【0012】なお、ガイド部材に、そのガイド部材で移
動位置を規制されながら移動する上刃を検知する脱線検
知手段を設けることが好ましい。
動位置を規制されながら移動する上刃を検知する脱線検
知手段を設けることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明は上述の構成であるので、切断中に上刃
の固定下刃に対する圧接状態が外れ、固定下刃の上面に
乗り上げた場合、その上刃がガイド部材で規制され、そ
の状態で移動する。そのため、上刃が固定下刃の刃から
余り離れない位置を移動する。そして、その上刃が移動
範囲の端部に移動した時、ガイド部材の戻し面或いは固
定下刃の戻し面によって、固定下刃の刃の方向に押し戻
され、固定下刃に対する所定位置に復帰する。このた
め、次の切断が可能となる。
の固定下刃に対する圧接状態が外れ、固定下刃の上面に
乗り上げた場合、その上刃がガイド部材で規制され、そ
の状態で移動する。そのため、上刃が固定下刃の刃から
余り離れない位置を移動する。そして、その上刃が移動
範囲の端部に移動した時、ガイド部材の戻し面或いは固
定下刃の戻し面によって、固定下刃の刃の方向に押し戻
され、固定下刃に対する所定位置に復帰する。このた
め、次の切断が可能となる。
【0014】なお、ガイド部材に、そのガイド部材で移
動位置を規制されながら移動する上刃を検知する脱線検
知手段を設けておくと、その脱線検知手段によって上刃
が脱線したことを検出でき、好ましい。
動位置を規制されながら移動する上刃を検知する脱線検
知手段を設けておくと、その脱線検知手段によって上刃
が脱線したことを検出でき、好ましい。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による紙切断装
置の概略構成を示す概略斜視図、図2はその実施例の端
部の分解斜視図、図3(a)、(b)、(c)はその実
施例における動作を説明する概略断面又は側面図であ
り、従来例と同一部分には同一符号を付している。図1
〜図3において、1は直線状に延びる刃1aを備えた固
定下刃、2はその固定下刃1の刃1aに側面を圧接させ
ながら移動して紙の切断を行うための上刃を構成する丸
刃、3はその丸は2を回転自在に、且つその先端の側面
を固定下刃1の刃1aに押付けるように支持する丸刃支
持部材、4は丸刃2を丸刃支持部材に取付けるための丸
刃固定部材、5は固定下刃1に平行に配置され、丸刃支
持部材3を移動可能に保持するガイド軸、6は丸刃支持
部材3をガイド軸5に沿って移動させる丸刃移動手段、
7は下紙ガイド、8は上紙ガイド、9は紙である。10
は、丸刃2の側面に丸刃2と一体に回転するように固定
されたガイド円板であり、後述するガイド部材が直接丸
刃2に接触しないように設けている。11は上紙ガイド
8に一体に形成され、丸刃2の移動経路に沿って配置さ
れたガイド部材である。そのガイド部材11は、図3
(a)に示すように、丸刃2がその先端の側面を固定下
刃1の刃1aに押付けた状態で固定下刃1に沿って移動
する際には、その上刃2の側面に固定したガイド円板1
0からわずかに離れているが、図3(b)に示すよう
に、丸刃2が固定下刃1の刃1aから外れてその固定下
刃1の上面に乗り上げた際には、ガイド円板10に接触
し、丸刃2が刃1aからあまり離れないように丸刃2の
移動一を規制するように配置されている。
置の概略構成を示す概略斜視図、図2はその実施例の端
部の分解斜視図、図3(a)、(b)、(c)はその実
施例における動作を説明する概略断面又は側面図であ
り、従来例と同一部分には同一符号を付している。図1
〜図3において、1は直線状に延びる刃1aを備えた固
定下刃、2はその固定下刃1の刃1aに側面を圧接させ
ながら移動して紙の切断を行うための上刃を構成する丸
刃、3はその丸は2を回転自在に、且つその先端の側面
を固定下刃1の刃1aに押付けるように支持する丸刃支
持部材、4は丸刃2を丸刃支持部材に取付けるための丸
刃固定部材、5は固定下刃1に平行に配置され、丸刃支
持部材3を移動可能に保持するガイド軸、6は丸刃支持
部材3をガイド軸5に沿って移動させる丸刃移動手段、
7は下紙ガイド、8は上紙ガイド、9は紙である。10
は、丸刃2の側面に丸刃2と一体に回転するように固定
されたガイド円板であり、後述するガイド部材が直接丸
刃2に接触しないように設けている。11は上紙ガイド
8に一体に形成され、丸刃2の移動経路に沿って配置さ
れたガイド部材である。そのガイド部材11は、図3
(a)に示すように、丸刃2がその先端の側面を固定下
刃1の刃1aに押付けた状態で固定下刃1に沿って移動
する際には、その上刃2の側面に固定したガイド円板1
0からわずかに離れているが、図3(b)に示すよう
に、丸刃2が固定下刃1の刃1aから外れてその固定下
刃1の上面に乗り上げた際には、ガイド円板10に接触
し、丸刃2が刃1aからあまり離れないように丸刃2の
移動一を規制するように配置されている。
【0016】ガイド部材11は、紙切断領域の両側の外
側にまで延びており、その紙切断領域の外側に位置する
両端部は、固定下刃1の刃1aの方向に傾斜した戻し面
11aとなっている。この戻し面11aは、図3(c)
に示すように、その戻し面11aに接触したガイド円板
10を介して、丸刃2を固定下刃1の刃1aよりも右側
に戻すように定められている。なお、この戻し面11a
は紙切断領域の外側に設けられているので、丸刃2が紙
切断開始位置まで移動した時には、丸刃2の固定下刃1
に対する圧接に影響を及ぼすことはなく、従って切断に
何ら支障を与えるものではない。図1、図2において、
ガイド部材11の両端近傍には、そのガイド部材11に
接触しながら走行するガイド円板10を検出するリミッ
トスイッチ13が設けられている。このリミットスイッ
チ13は、ガイド部材で移動位置を規制されながら移動
する上刃を検知する脱線検知手段を構成する。
側にまで延びており、その紙切断領域の外側に位置する
両端部は、固定下刃1の刃1aの方向に傾斜した戻し面
11aとなっている。この戻し面11aは、図3(c)
に示すように、その戻し面11aに接触したガイド円板
10を介して、丸刃2を固定下刃1の刃1aよりも右側
に戻すように定められている。なお、この戻し面11a
は紙切断領域の外側に設けられているので、丸刃2が紙
切断開始位置まで移動した時には、丸刃2の固定下刃1
に対する圧接に影響を及ぼすことはなく、従って切断に
何ら支障を与えるものではない。図1、図2において、
ガイド部材11の両端近傍には、そのガイド部材11に
接触しながら走行するガイド円板10を検出するリミッ
トスイッチ13が設けられている。このリミットスイッ
チ13は、ガイド部材で移動位置を規制されながら移動
する上刃を検知する脱線検知手段を構成する。
【0017】以上のように構成された紙切断装置につい
て、以下その動作を説明する。通常の切断時には、図3
(a)に示すように、丸刃2がその先端側面を固定下刃
1の刃1a及びその下の側面に押付けた状態で固定下刃
1に沿って走行し、紙9(図1参照)を切断する。この
時丸刃2に取り付けたガイド円板10はガイド部材11
に対して非接触となっている。
て、以下その動作を説明する。通常の切断時には、図3
(a)に示すように、丸刃2がその先端側面を固定下刃
1の刃1a及びその下の側面に押付けた状態で固定下刃
1に沿って走行し、紙9(図1参照)を切断する。この
時丸刃2に取り付けたガイド円板10はガイド部材11
に対して非接触となっている。
【0018】切断中に脱線が生じた場合、図3(b)に
示すように、丸刃2が固定下刃1の上面に乗り上げる
が、直ちにガイド円板10がガイド部材11に接触し、
丸刃2の位置が規制される。このため、丸刃2が更に左
側に移動して、その刃先が固定下刃2と下紙ガイド7と
の間にはまり込むとか下紙ガイド7上まで移動するとい
うことがない。丸刃2がガイド部材11によって位置規
制されながら更に移動し、その移動範囲の端部に接近す
ると、ガイド円板10がガイド部材11の端部の戻し面
11aによって図3(c)に矢印Cで示す方向に押し戻
され、丸刃2の固定下刃1に対する乗り上げが解除され
る。このため、次の切断が可能となる。また、ガイド円
板10がガイド部材11に接触した状態で移動してリミ
ットスイッチ13のところを通過すると、リミットスイ
ッチ13がそれを検知し、丸刃の脱線の発生及び切断不
良を検知できる。このリミットスイッチ13の検知信号
により警報を発するように構成しておくと、オペレータ
に対して脱線の発生及び切断不良を知らせることができ
る。また、この検知信号によって、再切断動作を行うよ
うに構成しておくと、自動的に再切断を行って切断不良
を解消できる。
示すように、丸刃2が固定下刃1の上面に乗り上げる
が、直ちにガイド円板10がガイド部材11に接触し、
丸刃2の位置が規制される。このため、丸刃2が更に左
側に移動して、その刃先が固定下刃2と下紙ガイド7と
の間にはまり込むとか下紙ガイド7上まで移動するとい
うことがない。丸刃2がガイド部材11によって位置規
制されながら更に移動し、その移動範囲の端部に接近す
ると、ガイド円板10がガイド部材11の端部の戻し面
11aによって図3(c)に矢印Cで示す方向に押し戻
され、丸刃2の固定下刃1に対する乗り上げが解除され
る。このため、次の切断が可能となる。また、ガイド円
板10がガイド部材11に接触した状態で移動してリミ
ットスイッチ13のところを通過すると、リミットスイ
ッチ13がそれを検知し、丸刃の脱線の発生及び切断不
良を検知できる。このリミットスイッチ13の検知信号
により警報を発するように構成しておくと、オペレータ
に対して脱線の発生及び切断不良を知らせることができ
る。また、この検知信号によって、再切断動作を行うよ
うに構成しておくと、自動的に再切断を行って切断不良
を解消できる。
【0019】なお、上記実施例ではガイド部材11を上
紙ガイド8と一体に形成した構成としているが、ガイド
部材11を上紙ガイド8とは別部品として設けてもよい
ことは言うまでもない。また、ガイド円板10は、丸刃
2と同軸上に配置されているが、ガイド部材11と丸刃
2が直接接触しないようにされていれば、同軸上の必要
はない。更に、上記実施例では丸刃2が常にガイド部材
11の両端の案内面11aで規制される位置まで移動し
て来るものとしているが、通常の切断時には、丸刃2が
リミットスイッチ13の位置で折返し、リミットスイッ
チ13が丸刃の脱線を検知した時にのみ、丸刃2がガイ
ド部材11の両端の戻し面11aのところまで移動し、
脱線を解除する構成としてもよい。
紙ガイド8と一体に形成した構成としているが、ガイド
部材11を上紙ガイド8とは別部品として設けてもよい
ことは言うまでもない。また、ガイド円板10は、丸刃
2と同軸上に配置されているが、ガイド部材11と丸刃
2が直接接触しないようにされていれば、同軸上の必要
はない。更に、上記実施例では丸刃2が常にガイド部材
11の両端の案内面11aで規制される位置まで移動し
て来るものとしているが、通常の切断時には、丸刃2が
リミットスイッチ13の位置で折返し、リミットスイッ
チ13が丸刃の脱線を検知した時にのみ、丸刃2がガイ
ド部材11の両端の戻し面11aのところまで移動し、
脱線を解除する構成としてもよい。
【0020】次に図4は本発明の第二の実施例を示すも
のである。この実施例では、(a)に示すように、ガイ
ド部材11の両端には傾斜した戻し面が形成されておら
ず、その代わりに、固定下刃1の両端の一部を削り、傾
斜した戻し面1bを形成している。この戻し面1bは
(a)に示す形状に限らず、(b)に示す形状としても
よい。この実施例では、脱線した丸刃2がその移動範囲
の端部に来た時に、図5に示すように、その刃先が戻し
面1bに案内されることによって矢印Cで示す方向に押
し戻され、丸刃2の固定下刃1に対する乗り上げが解除
される。
のである。この実施例では、(a)に示すように、ガイ
ド部材11の両端には傾斜した戻し面が形成されておら
ず、その代わりに、固定下刃1の両端の一部を削り、傾
斜した戻し面1bを形成している。この戻し面1bは
(a)に示す形状に限らず、(b)に示す形状としても
よい。この実施例では、脱線した丸刃2がその移動範囲
の端部に来た時に、図5に示すように、その刃先が戻し
面1bに案内されることによって矢印Cで示す方向に押
し戻され、丸刃2の固定下刃1に対する乗り上げが解除
される。
【0021】図6、図7はそれぞれ、上記した実施例に
用いる脱線検知手段の変形例を示すものである。図6に
おいて、ガイド部材11と一体に形成されている上紙ガ
イド8は全体が支軸14を中心に旋回可能となってお
り、丸刃2が脱線していない時には(a)に示す位置を
占めるようになっている。また、リミットスイッチ13
はその上紙ガイド8の先端から上方に若干離れた位置に
取付けられている。丸刃2が脱線し、その丸刃2に固定
しているガイド円板10がガイド部材11に押付けられ
ると、ガイド部材11及び上紙ガイド8が回動し、リミ
ットスイッチ13を作動させ、これにより丸刃2の脱線
を検知できる。この場合リミットスイッチ13はガイド
部材11の両端に2個設ける必要はない。図7は、ガイ
ド部材と脱線検知手段とを兼用したものであり、丸刃の
移動経路に沿って、絶縁部16を一対の電極17a、1
7bではさんでなるガイド部材15が配置されており、
その一対の電極17a、17bに電源18及び電流計1
9が接続されている。図7の(a)に示すように、通常
の切断時にはガイド円板10がガイド部材15に非接触
であるので、一対の電極17a、17bは導通しない
が、丸刃の脱線によって(b)に示すようにガイド円板
10がガイド部材15に接触すると、そのガイド部材1
5を介して一対の電極17a、17bが導通し、脱線の
検知が可能となる。なお、以上に本発明を上刃として丸
刃を使用する場合を例にとって説明したが、本発明に使
用しうる上刃は丸刃に限るものではない。
用いる脱線検知手段の変形例を示すものである。図6に
おいて、ガイド部材11と一体に形成されている上紙ガ
イド8は全体が支軸14を中心に旋回可能となってお
り、丸刃2が脱線していない時には(a)に示す位置を
占めるようになっている。また、リミットスイッチ13
はその上紙ガイド8の先端から上方に若干離れた位置に
取付けられている。丸刃2が脱線し、その丸刃2に固定
しているガイド円板10がガイド部材11に押付けられ
ると、ガイド部材11及び上紙ガイド8が回動し、リミ
ットスイッチ13を作動させ、これにより丸刃2の脱線
を検知できる。この場合リミットスイッチ13はガイド
部材11の両端に2個設ける必要はない。図7は、ガイ
ド部材と脱線検知手段とを兼用したものであり、丸刃の
移動経路に沿って、絶縁部16を一対の電極17a、1
7bではさんでなるガイド部材15が配置されており、
その一対の電極17a、17bに電源18及び電流計1
9が接続されている。図7の(a)に示すように、通常
の切断時にはガイド円板10がガイド部材15に非接触
であるので、一対の電極17a、17bは導通しない
が、丸刃の脱線によって(b)に示すようにガイド円板
10がガイド部材15に接触すると、そのガイド部材1
5を介して一対の電極17a、17bが導通し、脱線の
検知が可能となる。なお、以上に本発明を上刃として丸
刃を使用する場合を例にとって説明したが、本発明に使
用しうる上刃は丸刃に限るものではない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は上刃の移動経路に沿って、その上刃が固定下刃の刃か
ら外れてその固定下刃の上に乗り上げた際にその上刃の
移動位置を規制するガイド部材を設け、更に、そのガイ
ド部材の両端部に、前記上刃を前記固定下刃の刃の方向
に押し戻す戻し面を設けるか、或いは固定下刃の両端部
に、固定下刃の上に乗り上げた上刃を案内して前記刃の
方向に戻すように傾斜した戻し面を設けることにより、
切断中に上刃が脱線しても、前記ガイド部材によって規
制され、固定下刃の刃の位置からあまり離れることがな
く、しかもその上刃が移動範囲の端部に移動した時に
は、ガイド部材の戻し面或いは固定下刃の戻し面によっ
て、固定下刃の刃の方向に押し戻され、固定下刃に対す
る所定位置に復帰させられるので、1回の切断不良は生
ずるが、次の切断からは正常な切断動作が可能となると
いう結果を有している。
は上刃の移動経路に沿って、その上刃が固定下刃の刃か
ら外れてその固定下刃の上に乗り上げた際にその上刃の
移動位置を規制するガイド部材を設け、更に、そのガイ
ド部材の両端部に、前記上刃を前記固定下刃の刃の方向
に押し戻す戻し面を設けるか、或いは固定下刃の両端部
に、固定下刃の上に乗り上げた上刃を案内して前記刃の
方向に戻すように傾斜した戻し面を設けることにより、
切断中に上刃が脱線しても、前記ガイド部材によって規
制され、固定下刃の刃の位置からあまり離れることがな
く、しかもその上刃が移動範囲の端部に移動した時に
は、ガイド部材の戻し面或いは固定下刃の戻し面によっ
て、固定下刃の刃の方向に押し戻され、固定下刃に対す
る所定位置に復帰させられるので、1回の切断不良は生
ずるが、次の切断からは正常な切断動作が可能となると
いう結果を有している。
【0023】なお、上刃の脱線を検知する脱線検知手段
を設けておき、かつ脱線検知時に再切断を自動的に行う
構成としておくと、装置としての切断不良を解消するこ
とができるという効果も得られる。
を設けておき、かつ脱線検知時に再切断を自動的に行う
構成としておくと、装置としての切断不良を解消するこ
とができるという効果も得られる。
【図1】本発明の第一の実施例を概略的に示す要部の斜
視図
視図
【図2】図1の実施例の端部の分解斜視図
【図3】図1の実施例における動作を説明するもので、 (a)は正常切断時において丸刃が固定下刃の中央部分
を移動している状態を示す概略図 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図 (c)は丸刃が固定下刃の端部を移動している状態を示
す概略図
を移動している状態を示す概略図 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図 (c)は丸刃が固定下刃の端部を移動している状態を示
す概略図
【図4】本発明の第二の実施例を概略的に示すもので、 (a)はその端部の概略斜視図 (b)は固定下刃の端部の戻し面の変形例を示す概略図
【図5】図4(a)に示す実施例において、丸刃が固定
下刃の端部を移動している状態を示す概略図
下刃の端部を移動している状態を示す概略図
【図6】上記実施例に用いる脱線検知手段の変形例を示
すもので、 (a)は正常切断時において丸刃が固定下刃の中央部分
を移動している状態を示す概略断面 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図
すもので、 (a)は正常切断時において丸刃が固定下刃の中央部分
を移動している状態を示す概略断面 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図
【図7】上記実施例に用いる脱線検知手段の他の変形例
を示すもので、 (a)は正常切断時において丸刃が固定下刃の中央部分
を移動している状態を示す概略断面図 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図
を示すもので、 (a)は正常切断時において丸刃が固定下刃の中央部分
を移動している状態を示す概略断面図 (b)は脱線した状態の丸刃が固定下刃の中央部分を移
動している状態を示す概略断面図
【図8】従来の紙切断装置を概略的に示す要部の斜視図
【図9】(a)は図8の従来例の概略側面図 (b)は図8の従来例における固定下刃と丸刃の接触部
を拡大して示す概略側面図
を拡大して示す概略側面図
【図10】図8の従来例において丸刃が脱線した状態を
示す概略側面図
示す概略側面図
【図11】図8の従来例において紙を切断する状態を示
す概略正面図
す概略正面図
1 固定下刃 1a 刃 1b 戻し面 2 丸刃 3 丸刃支持部材 4 丸刃固定部材 5 ガイド軸 6 丸刃移動手段 7 下紙ガイド 8 上紙ガイド 9 紙 10 ガイド円板 11 ガイド部材 11a 戻し面 13 リミットスイッチ 14 支軸 15 ガイド部材 16 絶縁部 17a、17b 電極
Claims (3)
- 【請求項1】 定位置に固定して設けられ、直線状に延
びる刃を備えた固定下刃と、側面を前記固定下刃の刃に
押付けた状態でその固定下刃に沿って移動する上刃と、
この上刃の移動経路に沿って配置され、前記上刃が前記
固定下刃の刃から外れてその固定下刃の上に乗り上げた
際にその上刃の移動位置を規制するガイド部材とを有
し、そのガイド部材はその両端部に、前記上刃を前記固
定下刃の刃の方向に押し戻す戻し面を有することを特徴
とする紙切断装置。 - 【請求項2】 定位置に固定して設けられ、直線状に延
びる刃を備えた個体下刃と、側面を前記固定下刃の刃に
押付けた状態でその固定下刃に沿って移動する上刃と、
その上刃の移動経路に沿って配置され、前記上刃が前記
固定下刃の刃から外れてその固定下刃の上に乗り上げた
際にその上刃の移動位置を規制するガイド部材とを有
し、前記固定下刃はその両端部に、固定下刃の上に乗り
上げた上刃を案内して前記刃の方向に戻すよう傾斜した
戻し面を有することを特徴とする紙切断装置。 - 【請求項3】 ガイド部材に、そのガイド部材で移動位
置を規制されながら移動する上刃を検知する脱線検知手
段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の紙切
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040001A JPH0749192B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040001A JPH0749192B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 紙切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283094A JPH04283094A (ja) | 1992-10-08 |
| JPH0749192B2 true JPH0749192B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12568684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3040001A Expired - Fee Related JPH0749192B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 紙切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749192B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103342250A (zh) * | 2013-06-26 | 2013-10-09 | 苏州巨康缝制机器人有限公司 | 一种剪切装置 |
| JP2018176395A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | セイコーエプソン株式会社 | 切断装置および印刷装置 |
| JP2023180138A (ja) * | 2022-06-08 | 2023-12-20 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
| JP2024005969A (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-17 | ブラザー工業株式会社 | シート切断装置 |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP3040001A patent/JPH0749192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04283094A (ja) | 1992-10-08 |
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|---|---|---|---|
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